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浅倉カンナ「今の自分を試す」浜崎朱加にリベンジだ

総合格闘技のRIZIN27大会(21日、愛知・日本ガイシホール)の前日計量が20日行われ、女子スーパーアトム級王座(49キロ)に挑戦する浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)が48・65キロで1発クリアした。

対戦相手の王者・浜崎朱加(38=AACC)とは18年大みそかに敗れて以来の対戦。「あの時は相手が強いと思い込み過ぎていた」。その後山本美憂にも敗れ、フィジカル強化に取り組んだ。現在4連勝中。「2年間いろんな試合をしてきた。その間に伸びないのは、中途半端な選手。自分はしっかりやってきた。今の自分を試すいい機会」と自信を見せる。

この試合にかけてきた。昨年大みそかの大会では、あいに3-0判定勝利も、持ち味を出せず、納得の試合ができなかった。浜崎からは「ハングリーさが違う」と挑発を受けた。「伸びてないと思われるのは仕方ない」と受け止め、自分を鼓舞した。「映像を見てチームで話し合って、浜崎さんの対策だけをやってきた。何万回イメージしたか分からない」。SNSを見ないようにし、外部の情報を一切入れず、自分の信念を貫いた。

23歳でRIZINのメインを戦う。「ワクワクしている。おもしろい試合をしたい。浜崎さんにようやくリベンジできる」。2年前から成長した姿を王者に見せ、ベルトを奪取する。【松熊洋介】

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RIZIN3・21浜崎朱加が浅倉カンナと初防衛戦

「RIZIN.27」の会見で、質問に答える浜崎朱加(左)。右は浅倉カンナ。中央は榊原CEO(撮影・浅見桂子)

3月21日、愛知・日本ガイシホールで開催されるRIZIN27大会の主要カードが12日、発表された。RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチが組まれ、王者浜崎朱加(38)は挑戦者浅倉カンナ(23)との初防衛戦に臨むことが決まった。18年大みそか以来の再戦で、初対決は浜崎が勝利した。同日に都内で調印式が開かれ、両者がサインを完了。同興行のメインイベントとなる。

昨年大みそかのRIZIN26大会で山本美憂との同王座決定戦を制して王座に返り咲いた浜崎は「また名古屋で試合できることをうれしく思う。メインらしい試合したい。スーパーアトム級世界一は私であるところを証明したい」と言えば、リベンジを狙う浅倉も「浜崎さんが持っているベルトに挑戦できてうれしく思います。みなさんがどう思っているかは分かりませんが、自分だけは絶対に勝てる思っている。ベルトを巻いて女子格闘技を引っ張っていきたい」と気合を入れていた。

また昨年9月に格闘技デビューを果たした大相撲元貴ノ富士となるスダリオ剛(23)は3戦目で、プロレスラー宮本和志(41)と120キロ級で激突する。

他カードでは、ホベルト・サトシ・ソウザ(31=ブラジル)が、RIZINデュー戦となる徳留一樹(33)と対戦。DEEPライト級王者武田光司(25)-パンクラス同級王者久米鷹介(35)との王者対決、クレベル・コイケ(31=ブラジル)-摩嶋一整(29)、関鉄矢(26)-堀江圭功(25)、渡辺修斗(31)-田丸匠(24)、祖根寿麻(33)-獅庵(33)、村元祐太郎(26)-山本聖悟(25)、杉山広平(25)-伊藤裕樹(23)が発表された。

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山本美憂「レベルが一枚上手だった」夫カイルも敗戦

試合後、浜崎(手前)と抱き合う山本(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN26>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦で山本美憂(46)は初代王者の浜崎朱加(38)に敗れた。

タックルから寝技に持ち込んだが、体勢を入れ替えられて腕をきめられた。「寝技が手を取られたところとか練習してきたけど、出せなかったのはレベルが一枚上手だったのかなと」。展開を予想しながらも、対応することができなかった。

第9試合に出場した夫カイル・アグォン(31)も、元KSWフェザー級王者で強敵のクレベル・コイケ(31=ブラジル)に敗戦。グアムでのロックダウン期間中には一緒に柔術、ボクシングトレなどを強化してきたが、勝利には届かなかった。山本は今後に向けて「また強くなるしかない。いつもと一緒」と、気持ちを切り替えた。

浜崎に敗れ肩を落とす山本(中央)(撮影・滝沢徹郎)

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浜崎朱加が王座奪還「あこがれていた」山本美憂下す

新チャンピオンになりベルトを巻きポーズを決める浜崎(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN26>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦で初代王者の浜崎朱加(38)が、山本美憂(46)を1回でタップさせて王座を戴冠した。

山本がタックルから寝技に持ち込んだが、浜崎が体を入れ替えて優位な体勢となり、最後は腕をきめた。

昨年の大みそかにハム・ソヒに僅差の判定で敗れて2度目の防衛はかなわなかったが、王座を奪還。「美憂選手は昔からあこがれていた選手なので、そういう選手と対戦できたことをうれしく思っています」と喜びを口にした。

試合後、浜崎(手前)と抱き合う山本(撮影・滝沢徹郎)

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浅倉カンナ判定勝ち「圧倒したかった」王座獲得誓う

判定であい(左)を下した浅倉カンナ(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN26>◇第4試合◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

女子格闘技の人気ファイター浅倉カンナ(23)が、あい(31)に判定勝ちを収めた。

左ストレートを軸とした打撃で攻め立てた。互いに決定打に欠けていたものの、試合終了間際にはパウンドで猛攻。3-0の判定で勝利をもぎ取った。

あいは同じレスリング出身で、レスリングの実績は相手の方が上。試合後のインタビューでは「圧倒したかったが、あい選手が強かった」と相手をたたえた。

この日の第11試合には山本美憂と浜崎朱加のRIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦が行われる。浅倉は「来年はそこに立てるようにしたい」と、王座獲得に向けて飛躍を誓った。

3回、あい(下)にパンチを見舞う浅倉カンナ(撮影・滝沢徹郎)

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浅倉カンナ「勝ち方こだわる」あい撃破で王座挑戦だ

計量クリアし、笑顔をみせる浅倉カンナ(C)RIZINFF

女子格闘技の人気ファイター浅倉カンナ(23)が来年中のRIZIN女子スーパーアトム級王座挑戦のステップとなる快勝を目指す。

大みそかのRIZIN26大会で、あい(31)との総合ルール5分3回(49キロ)で対戦する。30日には都内のホテルで前日計量に臨み、48・75キロでパスしたあいに対し、浅倉は48・95キロでクリアした。

開始から1年半が経過した本格的なフィジカルトレの成果で減量幅が2キロ増えたものの「うまく落とせて体調はいい」と自信に満ちた笑顔。対戦相手のあいは同じレスリング出身。レスリング戦績は相手が上ではあるものの「総合格闘技なので、総合ルールで勝ちたい」と自信をのぞかせた。 試合当日、同じリングでは浜崎朱加-山本美憂による王座決定戦が開催される。両者には、いずれも負けている浅倉は「今回、みんなにも強くなったところを感じてほしいし、自分も実感したい。勝ち方にこだわって、来年ベルト挑戦できるような試合がしたいと思う」と意欲満々。あい撃破で王座獲得への大きなはずみをつける構えだ。

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RIZIN 朝倉海らメイン選手が前日計量パス

大みそかのRIZIN26大会(さいたまスーパーアリーナ)に向け、メインイベントとなるRIZINバンタム級タイトルマッチ(61キロ以下)の前日計量が30日、都内で開かれた。王者朝倉海(27)は60・75キロ、挑戦者となる元2冠(RIZIN、ベラトール)王者堀口恭司(30)は60・8キロでクリアした。

セミファイナルとなるキックボクシングルール3分3回(57キロ)に出場する那須川天心(22)は56・9キロ、対戦相手のクマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)は56・5キロでそれぞれクリアした。

またRIZIN女子スーパーアトム級(49キロ以下)王座決定戦に臨む初代王者浜崎朱加(38)は48・95キロ、王座を争う山本美憂(46)は48・55キロでパスした。

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山本美憂「力の存在の大きさ感じる」夫と初王座狙う

RIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦に臨む山本美憂は夫アグォンのセコンド入りに感謝

大みそかRIZIN26大会(さいたまスーパーアリーナ)でRIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦に臨む山本美憂(46)が、夫カイル・アグォン(31)の全面サポートを受けて同王座戴冠を狙う。夫婦でグアムから帰国し、新型コロナウイルス対策のために2週間の自主隔離生活を完了させた。初代王者浜崎朱加(38)との王座を懸けたファイトに向け、山本は「(浜崎は)経験があるし、すべてにオールラウンダー。自分はスタイルを変えずに思い切り勝ちにいく。浜崎選手と対戦するのが目標だった。光栄に思っている。ベルトはあとからついてくる。まずは勝って思い切り喜びたい」と意気込んだ。

夫アグォンは第9試合に出場し、強敵となる元KSWフェザー級王者クレベル・コイケ(31=ブラジル)と対戦。その後、第11試合に控える妻のセコンドにつく意向だ。山本は「心強いのは確か。力の存在の大きさを感じますし、なので結婚しました」とのろけながら心強い援軍に感謝した。 グアムでのロックダウン期間中には、アグォンと一緒に柔術、ボクシングトレなどを強化。その成果を王座決定戦で示す構え。「もちろん寝技もロックダウン中にやってきたし、その部分がオフェンスでも、ディフェンスも出ればいいなと思う」と浜崎撃破に向けて気合を入れ直していた。

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シバター参戦 大みそかRIZIN試合順発表

12月31日のRIZIN26大会の試合順

総合格闘技団体RIZINは23日深夜、12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN26大会の試合順を発表した。カードは全15試合+オープニングマッチ。メインイベントはRIZINバンタム級タイトルマッチとなる王者朝倉海-挑戦者堀口恭司、セミファイナルには那須川天心-クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(タイ)となった。なお人気YouTuberで格闘家やプロレスラーとしても活動するシバターが参戦決定。対戦相手は「X」とされ、第3試合に組まれた。なお試合順は次の通り

◇オープニング試合 RIZINチャレンジマッチ=総合格闘技(MMA)ルール女子51キロ5分3回

さくら-竹林エル

◇第1試合=MMAルール120キロ5分3回

ミノワマンースダリオ剛

◇第2試合=MMAルール(ひじあり)63キロ5分3回

中原太陽-倉本一真

◇第3試合

「X」-シバター

◇第4試合=MMAルール女子49キロ5分3回

浅倉カンナ-あい

◇第5試合=MMAルール61キロ5分3回

佐々木憂流迦-瀧澤謙太

◇第6試合=キックルール(ひじあり)50キロ3分3回

吉成名高-ペットマライ・ペットジャルーンウィット

<休憩>

◇第7試合=MMAルール61キロ5分3回

所英男-太田忍

◇第8試合=MMAルール(ひじあり)68キロ5分3回

萩原京平-平本蓮

◇第9試合=MMAルール(ひじあり)67キロ5分3回

カイル・アグォン-クレベル・コイケ

◇第10試合=MMAルール(ひじあり)61キロ5分3回

元谷友貴-井上直樹

<休憩>

◇第11試合 RIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦=MMAルール女子49キロ5分3回

浜崎朱加-山本美憂

◇第12試合 特別エキシビション=スタンディングバウト特別ルール3分3回

五味隆典-皇治

◇第13試合=MMAルール(ひじあり)68キロ5分3回

朝倉未来-弥益ドミネーター聡志

◇第14試合=キックルール3分3回

那須川天心-クマンドーイ・ペッチジャルーンウィット

◇第15試合 RIZINバンタム級タイトルマッチ=MMAルール61キロ5分3回

朝倉海-堀口恭司

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浜崎朱加が山本美憂を警戒「寝かせられたら怖い」

大みそかのRIZIN26大会に向け、練習を公開した太田忍(左)と浜崎朱加

大みそかに行われる総合格闘技のRIZIN26(31日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する元スーパーアトム級王者の浜崎朱加(あやか、38=AACC)14日、オンラインで練習を公開した。

同大会では山本美憂と対戦。相手の試合を見て「タックルで寝かせられたら怖い」と警戒した。一緒に練習したこともあり「力が強くて2階級くらい上だと感じた。一番苦手なタイプで相性はよくないかもしれない」と明かした。これまでは動画を見返しての対策はあまりやっていなかったという浜崎。「戦略を立てるというよりかは、やりたいことをやって勝ちたい」と自分のスタイルを崩さずやっていく。

一昨年の大みそかに浅倉カンナを破り、王者に輝いたが、昨年の同大会で陥落した。「負けて悲しんでくれたファンが多かったので、次は一緒に喜びたい」。コロナ禍でジムが数カ月閉鎖し、復帰後はスタミナ回復に苦労した。今年8月の試合で勝利し、調子は上向き。「ワクワクしている。早く試合がしたい。キメの強さと経験は上だと思う。しっかり1本取りたい」と闘志を燃やす。1年ぶりのタイトルを決め、来年につなげる。【松熊洋介】

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浜崎朱加-山本美憂ほかRIZIN追加カード発表

RIZIN26大会カード

大みそかに行われる総合格闘技RIZIN26(31日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見が2日、都内で行われ、開催概要と追加カードが発表された。

登壇した榊原信行CEO(57)は「5年間やってきた中で今年コロナ禍で最大のピンチだったが、多くの方に支えていただいて大みそかまで進むことができた。日本の格闘技界の歴史を変えていくつもりで皆さんと作り上げていきたい。5年間で最高のマッチメークがお届けできる」と意気込んだ。

新たに発表された対戦カードは以下の通り。

暴力問題などで昨年10月に引退した、大相撲の元十両貴ノ富士のスダリオ剛はミノワマンと対戦する。

萩原京平(24=SMOKER GYM)-平本蓮(22=K-RIVER・AXジム)

佐々木憂流迦(31=Serra Longo Fight Team)-滝沢謙太(26=フリー)

浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)-あい(31=フリー)

ミノワマン(44=フリー)-スダリオ剛(23=フリー)

元谷友貴(31=フリー)-井上直樹(23=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)

浜崎朱加(38=AACC)-山本美憂(46=KRAZY BEE/SPIKE22)

残りのカードは来週以降発表する。

すでにメインカードは発表されており、バンタム級王者朝倉海(27)が、元2冠王者堀口恭司(30)と初防衛戦を行う。

またレスリング男子で16年リオ五輪グレコローマンスタイル59キロ級銀メダルの太田忍(26)と、所英男(43)の対戦も決定している。

チケットは4日12時からファンクラブ向けの先行発売が行われ、一般発売は13日午前10時からとなる。

RIZIN26の記者会見で記念撮影する選手ら。前列左から浅倉、太田、井上、RIZIN CEOの榊原伸行氏、浜崎、元谷、所、あい、後列左から平本、佐々木、スダリオ剛、ミノワマン、滝沢、萩原(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26で対戦する太田(左)と所はポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26で対戦する平本(左)と萩原は向かい合いスタッフが止めに入る(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26 記者会見であいさつする太田(前列中央)(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26 記者会見であいさつする太田忍(前列左から2人目)(撮影・滝沢徹郎)
山本美憂(2019年12月30日撮影)

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山本美憂4度目結婚へ、グアム拠点14歳下格闘家と

山本美憂(右)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)

総合格闘家の山本美憂(45)が、同じ米国・グアムを拠点とする総合格闘家カイル・アグォン(31)と婚約したことが22日、分かった。新型コロナウイルスの影響で休業となっているグアムの公的機関が再開した後、婚姻届を提出する予定。山本は、4度目の結婚となる。

山本は過去にJリーガー池田伸康、格闘家エンセン井上、アルペンスキー選手佐々木明の3人と結婚。池田との間に長男アーセン、佐々木との間に次男アーノン、長女ミーアと、2男1女を授かった。19年にはアーセンの長女が生まれ、初孫もできた。

16年にレスリングから総合格闘技に転向し、18年からは弟の故山本“KID”徳郁さんが胃がん治療を受けていたグアムへ移住。そこで、アグォンの指導を受けるようになり、公私のパートナーとなった。今年1月の日刊スポーツのインタビューでは「(恋愛は)生活の一部。自分が幸せであるために必要」と話していた。

米国出身のアグォンは、08年にプロデビュー。17年からはパンクラスに参戦。RIZINでは美憂、アーセン親子のセコンドを務めるほか、今年2月の浜松大会に初参戦し、判定で敗れた。

◆山本美憂(やまもと・みゆう)1974年(昭49)8月4日、横浜市生まれ。72年ミュンヘン五輪に出場した父郁栄氏の指導で、小3でレスリングを始める。91、94、95年世界選手権優勝。04年アテネ、12年ロンドン、16年リオデジャネイロと3度五輪を目指すも届かず、16年に総合格闘技に転向。42歳でプロデビューする。プロ戦績は6勝4敗。156センチ、49キロ。

山本美憂(左)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)
山本美憂(右)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)

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“青髪のおばあちゃん”山本美憂が総合10戦目圧勝

山本美憂対アム・ザ・ロケット 試合後、笑顔でポーズを決める山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

山本美憂(45)が、ムエタイと柔術の実力者アム・ザ・ロケット(23)との22歳差対決を3-0の判定で制した。18年7月からRIZINで4連勝も昨年10月にTKO負け。ボクシング元世界3階級制覇王者長谷川穂積の指導を受け、この日の復活勝利につなげた。16年9月の総合格闘家デビューから10戦目の節目を圧勝で飾り、さらなる進化を誓った。

   ◇   ◇   ◇

青髪のファンキーおばあちゃん山本が、22歳の年の差対決を制した。1回からタックルで得意なグラウンドの形に持ち込み、相手の上にのりながらパンチや肘を連打。2、3回も何度もテークダウンし、強敵ロケットに何もさせなかった。

レスリングの山本一家に生まれ、英才教育を受けた元世界女王。16年リオ五輪出場を逃したのを機に、格闘家に転向。42歳でデビューした。19年息子アーセンに娘が生まれ、おばあちゃんになったが、衰えるどころか一戦ごとに強さは増している。「試合後には(相手ロケットから)お母さんと呼ばれてほほえましかったです」と苦笑いした。

18年7月からRIZIN4連勝だったが、19年10月、韓国女子格闘技のパイオニア、ハム・ソヒとスーパーアトム級ベルト挑戦権をかけ、TKO負けした。その後、「悔しかった」とすぐに練習再開。ボクシング元世界3階級制覇王者長谷川穂積のもとを訪ね、1週間毎日長谷川からパンチ技術の細かな指導を受けた。この日はグラウンドの場面が多く、打撃の決定的な攻撃はなかったが、レベルアップした姿をみせた。

12月29日には格闘技界のヘビー級レジェンド、43歳のヒョードルが41歳のランペイジと日本ラストマッチを行った。2人とも全盛期とはほど遠い動きだったのに対し、45歳の山本は成長を続ける。2人より年上と指摘されると、「私は彼らより若くみえるってことだよね?」とおどけた。年明けに拠点のグアムに戻る予定だが「言われれば、また飛んでいきます」。20年、さらに強くなった山本がRIZINを盛り上げる。【高場泉穂】

山本美憂対アム・ザ・ロケット アム・ザ・ロケット(下)にパンチを打ち込む山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

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青髪の山本美憂「長谷川穂積流」総合10戦目圧勝 

山本美憂対アム・ザ・ロケット 勝ち名乗りを受ける山本美憂(右)(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

山本美憂(45)が、ムエタイと柔術の実力者アム・ザ・ロケット(23)に3-0で判定勝ち。16年9月の総合格闘家デビューから10戦目の節目を、圧倒的な勝利で飾った。

1回からタックルで得意なグラウンドの形に持ち込み、相手の上にのりながらパンチや肘を連打。2、3回も何度もテークダウンし、相手にまったく攻めさせなかった。

18年7月からRIZINで4連勝していたが、今年10月、韓国女子格闘技のパイオニア、ハム・ソヒとスーパーアトム級ベルト挑戦権をかけ、TKO負けした。その後「悔しかった」とすぐ練習を再開、「打撃に余裕があれば、自分のレスリングが生きる」とボクシング元世界3階級制覇王者長谷川穂積のジムに出稽古。

1週間毎日長谷川からパンチの打ち方、フットワークなど細かな指導を受けた。この日はグラウンドの場面が多かったため、打撃の決定的な攻撃はなかったものの、前の試合よりもレベルアップした姿をみせた。

山本は「前回の負けがとっても悔しくて。ボクシングの長谷川穂積さんらいろんな人にお世話になって、ここまで出来た」と感謝を述べた。

山本美憂対アム・ザ・ロケット 試合後、笑顔でポーズを決める山本美憂(撮影・滝沢徹郎)
山本美憂対アム・ザ・ロケット アム・ザ・ロケット(下)にパンチを打ち込む山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

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吉田実代「おいしいもの食べに」山本美憂と勝利約束

前日計量をパスしてポーズを決める女子世界スーパーフライ級王者の吉田。奥は挑戦者のリーピン(撮影・丹羽敏通)

ボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(31=EBISU K,S BOX)が初防衛を成功させる。31日、東京・大田区総合体育館でWBCアジア同級王者シー・リーピン(石麗萍、21=中国)の挑戦を受ける吉田は30日、都内で前日計量に臨み、100グラム少ない52・0キロでクリアした。

吉田は交流のある女子格闘家、山本美憂とのダブル勝利に意欲を示した。自らの所属ジムまで打撃トレーニングに足を運ぶ山本も、同じ大みそかのRIZIN20でロケット戦に臨む。吉田は「同じシングルマザーで交流が多い。同じ日、同じ時間帯になりそう。『お互いに勝っておいしいものを食べに行こう』と約束しました。大みそかに爪痕を残したい」と口にした。

RIZIN20の公開計量をクリアしポーズを決める山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

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青髪の山本美憂 イメージは「マーメイド」

マーメイドをイメージし髪を青に染めた山本美憂

大みそかのRIZIN20大会でムエタイと柔術の実力者アム・ザ・ロケットと対戦する山本美憂(45)が28日、都内で行われた取材会でブルーの新ヘアスタイルを披露した。イメージは「マーメイド」。また、今回の試合は初めて赤コーナーとなるため、「クールにいられるように」青色を選んだと説明した。

過去に金、ピンクなどさまざまな髪色にしてきたが、ブルーは初めて。「家族にもアニメっぽい、と好かれてます」と明かした。

18年7月からRIZINで4連勝していたが、今年10月、韓国女子格闘技のパイオニア、ハム・ソヒとスーパーアトム級ベルト挑戦権をかけ、TKO負けした。「けっこう悔しかったので、早くリングに上がりたい」と山本。ボクシング元3階級制覇王者長谷川穂積氏のジムに出稽古に行くなど、今回は打撃面を強化。成長した姿で、悔しさを晴らす。

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ハム・ソヒ勝って「心が痛い」山本美憂の心境思い涙

ハム・ソヒに敗れ金髪が流血で赤く染まる山本美憂(撮影・上田博志)

<RIZIN19>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇総合5分3回49キロ契約

韓国の“打撃女子”ハム・ソヒ(32)が山本美憂に2回4分42秒、TKOで勝ち、大みそか決戦のRIZIN20(さいたまスーパーアリーナ)のRIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加への挑戦権を獲得した。

右手を大きく前に出し、グラウンド勝負を狙いタックルに来る山本との距離を取りながら、圧力をかけた。ミドルキックをキャッチし、押しつぶし、片手でパウンドを浴びせ続け、勝負を決めた。

元レスリング世界選手権女王の山本を破り「うれしいけど、ちょっとさびしい」と複雑そうな表情を見せた。1年前に山本の弟“KID”徳郁さんが死去したこと、それを乗り越えて戦う山本の心境を思いやってか、会見場では涙を浮かべる場面があった。「山本選手のバックグラウンドも知っているし、同じ人間として、女性として、ここまで心が痛い試合は初めてでした」と話した。

浜崎とは過去2戦2敗だ。試合後、リングに登場した浜崎が「3度目もしっかり勝たせてもらいます」と“挑発”すると「2回負けたんで、3回目(の負け)はないと思います」と応戦した。極度の近視のためリング外では丸いメガネ姿で、格闘家と思えない風情を漂わせる。「リングでは(人の)形だけ見て戦ってます。私の1番の願いは、ちゃんと相手を見て戦うこと」。“戦うアラレちゃん”がRIZINの頂点を狙う。

山本美憂(右)にパンチを見舞うハム・ソヒ(撮影・上田博志)
ハム・ソヒにパンチを食らう山本美憂(撮影・上田博志)

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山本美憂「連敗中の負けとは違う」大晦日出場の訴え

ハム・ソヒに敗れ金髪が流血で赤く染まる山本美憂(撮影・上田博志)

<RIZIN19>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇総合5分3回49キロ契約

元レスリング世界女王でRIZIN4連勝中の山本美憂(45)がハム・ソヒ(32=韓国)に2回4分42秒、TKO負け。大みそかのRIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加への挑戦権獲得に失敗した。

14年に韓国人女子で初めてUFC出場を果たしたストライカーの打撃を警戒。1回に2度、片足タックルでテークダウンした。2回には胴タックルからコーナーに押し込んだ。しかし、決め手にかける展開で、途中で右耳上付近から出血。最後は左ミドルキックをつかまれ、押し倒された。“亀”の体勢で耐えたが、頭部に右手のパウンドを浴び続け、鮮血で金髪が染まる中、レフェリーに試合を止められた。

山本のRIZINの連勝は4で止まった。

山本は「悔しいです。フィジカルの差とかは感じず、むしろ上回っていると感じた。2回に1回と同じパターンでいって、読まれやすくしてしまった。焦ったのか、3回あるんだから、当初の組み立て通りにやればよかった」と話した。

一方で、敗戦で得たものの大きさを強調した。「反省点、修正点ばかりがあって“もっと強くなれる”と思える。連敗中の負けとは違う」。浜崎戦はソヒに譲ったが「出たいです」と、大みそかの出場を訴えた。

山本美憂(右)にパンチを見舞うハム・ソヒ(撮影・上田博志)

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山本美憂が血染めTKO負け、連勝4でストップ

山本美憂(右)にパンチを見舞うハム・ソヒ(撮影・上田博志)

<RIZIN19>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇総合5分3回49キロ契約

元レスリング世界女王でRIZIN4連勝中の山本美憂(45)がハム・ソヒ(32=韓国)に2回4分42秒、TKO負け。

大みそかでのRIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加への挑戦権獲得に失敗した。

14年に韓国人女子で初めてUFC出場を果たしたストライカーの打撃を警戒。1回に2度、片足タックルでテークダウンした。2回には胴タックルからコーナーに押し込んだ。しかし、決め手にかける展開で、途中で右耳上付近から出血。最後は左ミドルキックをつかまれ、押し倒された。“亀”の体勢で耐えたが、頭部に右手のパウンドを浴び続け、鮮血で金髪が染まる中、レフェリーに試合を止められた。

山本のRIZINの連勝は4で止まった。

ハム・ソヒにパンチを食らう山本美憂(撮影・上田博志)

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山本美憂、KIDさん魂胸に「気合入れてぶっ倒す」

RIZINスーパーアトム級王座挑戦権をかけたハム・ソヒ戦への抱負を語った山本美憂(撮影・加藤裕一)

格闘技イベント「RIZIN19」(12日、エディオンアリーナ大阪)の選手インタビューが10日、大阪市内のホテルであり、元レスリング世界女王でRIZIN4連勝中の山本美憂(45)が参加。浜崎朱加が持つRIZIN女子スーパーアトム級タイトル挑戦権をかけたハム・ソヒ(32=韓国)戦への意欲を語った。

「ソヒ選手は私よりランクが上で経験値もずばぬけている。今までで一番タフな試合になることは間違いないですけど、気合を入れてぶっ倒しにいきます」。

ソヒはMMA(総合格闘技)21勝8敗で世界レベルの実力者。打撃力に定評がある。レスリング出身の山本はグラップリングの優位を生かしたい。「相手が立ち技にたけているのはわかっていて、それを想定してやってきた。リングに上がれば1対1、目の前の相手を倒すだけ」と具体的な戦略の言及は避けた。

実弟の山本“KID”徳郁さんの死去から、9月18日で丸1年たった。「変わることなくトレーニング漬けの日々を送ってきました。少しでも彼に近づければいいかな、と思って頑張っていきます」。KIDさんの魂を胸に全力ファイトをするだけだ。

RIZINスーパーアトム級王座挑戦権をかけたハム・ソヒ戦への抱負を語った山本美憂(撮影・加藤裕一)

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