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王者井岡一翔が所属Ambitionジム→志成ジムに名称変更 場所も移転

井岡一翔(2021年5月19日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32)が所属するAmbitionジムが、志成ジムに名称変更し、ジムも東京・目黒区に移転する。7月15日付での変更が、日本ボクシングコミッションと東日本ボクシング協会へ15日までに報告された。

同ジムは木谷会長のオザキジムが昨年名称変更し、同時に井岡も移籍していた。以前のジムは焼失したため、東京・渋谷区のEBISU K’s BOXジムを間借りで活動していた。コロナ禍のために特例で間借り期間が延長されていたが、移転先を確保したことで、名前も変えての再出発となる。

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井岡一翔、謝罪ないJBCにもやもや「自分ではどうすることもできない」

昨年末の世界戦での日本ボクシングコミッション(JBC)のドーピング検査で違反の疑いをかけられたWBOスーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)が共同通信のインタビューに応じ、心境を語った。

先月19日にJBCから違反なしと認められた後、所属ジムを通してJBCの役員退任などを求めた上申書をジム会長らで組織する日本プロボクシング協会へ提出した。現在の心境について井岡は「潔白が証明できて良かった思いと、直接謝罪のないJBCの対応にずっともやもやしている。ボクシングでは肉体的、精神的なことを乗り越えてきたが、今回は自分ではどうすることもできないこと」と不安を吐露した。

今後について「プラスに考えれば、時代を切り開く、変えていくきっかけになると思うし、そこに意味を見いだしたい。井岡一翔だからこれができている、と思ってもらえることをしていきたい。常に挑戦で、貪欲さを持ってやっていくだけ。まだ強くなることを証明したい」とビジョンを語った。

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ボクサーへワクチン職域接種可能か厚労省と折衝へ コロナ対策連絡協議会

日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会は8日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開き、ワクチンの職域接種でボクサーについて実施可能か厚労省と折衝していくことにした。

接種後の対応については、医師と協議した上で次回に取り決める。協会では感染防止策の意識を高める啓発活動として、あらためて感染事例を示した注意事項の文書を作成し、各ジムに配布する。

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井岡一翔所属ジム、JBC管理体制に疑念「憂い持つことなく試合臨めない」

5月19日、記者会見するWBOスーパーフライ級王者の井岡一翔

昨年末の試合でのドーピング検査で不手際があったため違反の疑いをかけられたWBOスーパーフライ級王者井岡一翔(32)が所属するAmbitionジムは5月31日、日本ボクシングコミッション(JBC)の役員退任などを求めた上申書を、ジム会長らで組織する日本プロボクシング協会へ提出したと発表した。

同ジム(木谷卓也会長)はJBCがまだ井岡への誠意ある謝罪や名誉回復措置を講じていないと非難。管理体制に問題のある現在のJBCのもとでは「選手が疑いや憂いを持つことなく試合に臨むことができません」と主張した。役員退任のほか検査結果など個人情報がマスコミに漏れた原因の追及、国際基準に準拠したドーピング規定の整備、井岡と、対戦した田中恒成(畑中)への謝罪と名誉回復措置を要望した。

◆日本プロボクシング協会(JPBA)と日本ボクシングコミッション(JBC)とは JPBAは国内プロボクシングジムの会長らで構成する組織。JBCは日本で開催される全てのプロボクシングの試合などを統括している組織で、興行に関する選手やトレーナーらのライセンスを発行し、規則違反した場合には処分を下す立場にある。世界主要4団体(WBA、WBC、WBO、IBF)が開催する世界戦時には地域団体としてサポートする。両団体が協力関係を築かなければボクシング興行は成り立たないと言っていい。

<井岡の騒動経緯>

▼4月26日 昨年大みそかの防衛戦で採取した井岡の尿検体に大麻や違反薬物が検出されたと一部の週刊誌が報道

▼同27日 JBCが井岡の薬物に関して倫理委員会で調査、審議中と発表。井岡事務所は大麻使用や違法薬物の摂取を全面否定

▼5月1日 井岡と対戦した田中が所属する畑中ジムはJBCに質問状を送付したと発表。「井岡選手のドーピング問題に関してJBCに対して大変疑念を持っている」と質問状を内容証明書で送付

▼同15日 畑中ジムの畑中会長が会見。8日にJBC側から回答を受け取ったとし、内容は「すべて納得できないもの」と不満をあらわに

▼同19日 JBC永田理事長らが会見し、倫理委員会の審議、調査の答申を発表。検査体制の不備を踏まえ「違反はなかった」と結論。処分せず、検査体制や情報管理の不備も認め、井岡や田中に謝罪。井岡も会見し「潔白が証明できた。今の体制で続けていくのは怖い」と発言

▼同20日 JBC発表を受け、田中は「混乱を招いたことは非常に残念」、畑中会長も「JBCの関係者はしかるべき責任をとるべき」と声明発表。JBCは公式サイトで報道各社に向け、おわび文書を発表

▼同28日 JBCが公式サイトで2度目のおわび文書を掲載

▼同31日 井岡の所属先Ambitionジムが日本プロボクシング協会に上申書を提出

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【解説】井岡一翔ジム上申書 その意図は? JPBAとJBCの関係は?

5月19日、記者会見するWBOスーパーフライ級王者の井岡一翔

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔が所属するAmbitionジムが、日本プロボクシング協会(JPBA)に日本ボクシングコミッション(JBC)役員の退任などを求める上申書を提出したと31日、発表した。

JBCではなく、JPBAに提出した意図とは? JPBAとJBCの関係とは? 日本プロボクシング界に存在する2つの団体を解説する。

    ◇    ◇    ◇

日本プロボクシング協会(JPBA)は国内プロボクシングジムの会長らで構成する組織となる。WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35)が所属する帝拳ジム、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28)が所属する大橋ジムなどが加盟している団体となる。井岡が所属するAmbitionジムもJPBAに加盟しており、JBPA全体としての対応を願い出るために上申書を提出した形となる。

日本ボクシングコミッション(JBC)は日本で開催されるすべてのプロボクシングの試合などを統括している組織だ。コミッショナーは東京ドーム代表取締役社長執行役員の長岡勤氏で、理事長は東京ドーム顧問の永田有平氏が務める。プロボクシング興行に関する選手やトレーナー、マネジャーのライセンスを発行し、規則違反した場合には処分を下す立場にある。

興行時には試合役員、レフェリー、ジャッジらを派遣し、前日計量やドクターによる選手健診の補助も行う。世界主要4団体(WBA、WBC、WBO、IBF)が開催する世界戦時には地域団体としてサポート。昨年大みそかの井岡-田中恒成戦の際、不手際があったドーピング検査などプロボクシングに関するさまざまなことを管理、監督している。JPBAとJBCが協力関係を築かなければボクシング興行は成り立たないと言っていい。

今回、Ambitionジムが提出した上申書はJPBAの理事会などで審議され、JBBAとして対応する。上申書として必要があれば、JBCに見解を求める文書を出す流れとなる。なおJBC理事にはJPBA会長が兼務することのなっており、現在は花形進会長が理事を務めている。JPBAの申し入れが、JBC理事会で議論されるかどうかをチェックできる態勢となっている。

★井岡の騒動経緯★

▽4月26日 昨年大みそかの防衛戦で採取した井岡の尿検体に大麻や違反薬物が検出されたと一部の週刊誌が報道

▽同27日 JBCが井岡の薬物に関して倫理委員会で調査、審議中と発表。井岡事務所は大麻使用や違法薬物の摂取を全面否定

▽5月1日 井岡と対戦した田中が所属する畑中ジムはJBCに質問状を送付したと発表。「井岡選手のドーピング問題に関してJBCに対して大変疑念を持っている」と質問状を内容証明書で送付

▽同15日 畑中ジムの畑中会長が会見。8日にJBC側から回答を受け取ったとし、内容は「すべて納得できないもの」と不満をあらわに

▽同19日 JBC永田理事長らが会見し、倫理委員会の審議、調査の答申を発表。検査体制の不備を踏まえ「違反はなかった」と結論。処分せず、検査体制や情報管理の不備も認め、井岡や田中に謝罪。井岡も会見し「潔白が証明できた。今の体制で続けていくのは怖い」と発言

▽同20日 JBC発表を受け、田中は「混乱を招いたことは非常に残念」、畑中会長も「JBCの関係者はしかるべき責任をとるべき」と声明発表。JBCは公式サイトで報道各社に向け、おわび文書を発表

▽同28日 JBCが公式サイトで2度目のおわび文書を掲載

▽同31日 井岡の所属先Ambitionジムが日本プロボクシング協会に上申書を提出

記者の質問に回答するWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔

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井岡一翔所属ジム「JBCは誠意ある謝罪していない」協会に上申書提出

井岡一翔(2021年5月19日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔が所属するAmbitionジムが、日本プロボクシング協会に向けて日本ボクシングコミッション(JBC)役員の退任など4点を求める上申書を提出したと31日、発表した。

文書は28日付で同協会の花形進会長に宛てたもの。昨年大みそかのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(井岡-田中恒成戦)時のドーピング検査で、井岡に薬物反応が出たことが一部報道で明らかになり、JBCは倫理委員会で審議・調査を開始、今月19日にJBCが井岡の潔白とドーピング検査体制や情報管理の不備を認め、謝罪していた。

Ambitionジムが日本プロボクシング協会に提出した上申書の全文は次の通り。

  ◇   ◇   ◇

日本プロボクシング協会

会長 花形進様

Ambition GYM

会長 木谷卓也

「拝啓

立夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を承り、厚く御礼申し上げます。

さて、ご承知のことと存じますが、当ジム所属の井岡一翔に対して、ドーピング違反疑惑がかけられ、JBCの倫理委員会による調査が行われておりました。幸いにして、井岡において、尿検体から陽性反応が生じた原因がJBCによる尿検体の保管ミスに伴う尿検体の腐敗であることを証明できたたために、井岡に対して制裁が科されることはありませんでした。

JBCは、この問題について、JBCのミスを認めて、井岡に対して表面上は謝罪しております。永田委員長は、オンラインの会見で、井岡に対する謝罪の意思を示すとともに、井岡の名誉回復措置を講じると表明しました。しかしながら、JBCにおいては、未だに、井岡に対する誠意ある謝罪をしていませんし、井岡の名誉回復措置も講じていません。

尿検体の保管ミスの問題は、JBCのドーピング検査に対する認識や理解の低さを露呈するに至りました。今回、ドーピング違反疑惑がかけられたのは井岡でしたが、井上尚弥選手や村田諒太選手などの他の名だたる世界チャンピオンが嫌疑をかけられる可能性も十分にありました。

当ジムは、JBCには、尿検体の保管ミスのみならず、マスコミへのリークを含む情報の管理体制、ドーピング規定の不十分な定めなど、その他にも数々の問題があると考えております。

対戦相手の田中恒成選手の所属する畑中ジムもJBCの対応に立腹し、畑中会長は、JBCの体制や対応を批判しており、当ジムも畑中会長の発言を、理解することができます。

JBCが抱える問題は、当ジムや畑中ジムのみならず、貴協会に所属する全てのジム、全ての選手に関わる問題です。井岡は、このような嫌疑をかけられるのは井岡を最後にして欲しいと公言しましたが、当ジムも同じ意見ですし、全選手が同じ意見を持っていると思います。選手が疑いや憂いを持つことなく試合に臨むことが、現在のJBCの体制のもとではできません。

つきましては、当ジムは貴協会に対して、貴協会からJBCに対して下記の要望を提出することを求めます。現在および未来のボクサーが正々堂々と試合することが出来るようにするための要望です。是非、ご審議くださいますようお願い申し上げます。

以上、当ジムの意見を上申いたします。

       敬具

   記

<1>JBCの執行部の責任を認め、現役員が退任すること

<2>個人情報がマスコミにリークされた原因を追及し明らかにすること

<3>ドーピング規定を整備し、ドーピング検査を国際基準に準拠させること

<4>井岡・田中両選手に対して誠意ある謝罪をし、名誉回復措置を講じること」

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井岡一翔所属ジムがJBC役員退任など求める上申書提出

井岡一翔(2021年5月19日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔が所属するAMBITIONジムが、日本プロボクシング協会に日本ボクシングコミッション(JBC)役員の退任など4点を求める上申書を提出したと31日、発表した。

文書は所属ジム木谷卓也会長名で、同協会の花形進会長宛てに28日付。昨年大みそかのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(井岡-田中恒成戦)時のドーピング検査で薬物反応が出たが、今月19日にはJBCが井岡の潔白と検査体制や情報管理の不備を認め、謝罪していた。

所属ジムの文書では<1>JBC執行部の責任を認め、現役員が退任すること<2>個人情報がマスコミにリーグされた原因を追及し明らかにすること<3>ドーピング規定を整備し、ドーピング検査を国際基準に準拠させること<4>井岡・田中両選手に対して誠意ある謝罪をし、名誉回復措置を講じること、の4点を協会からJBCに対して要望提出することを願い出た。

文書でAmbitionジムは「現在および未来のボクサーが正々堂々と試合することが出来るようにするための要望です。是非、ご審議くださいますようお願い申し上げます」と記している。

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「名誉傷つけた」井岡一翔薬物疑惑騒動でJBC謝罪 検査体制など早急改善

田中恒成(手前)と井岡一翔(2020年12月31日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)はホームページに有田有平理事長名のおわびの文書を公表した。

文書は27日付で、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)が昨年12月の試合で受けたドーピング検査について、「ずさんなドーピング検査を行い、この間違った検査に基づく情報が意図せず流失してしまいました。このことにより、井岡一翔選手があたかも禁止薬物を摂取しているかのような報道がなされ、類い稀なるボクサーとしての名誉が著しく傷つく結果となり、かつ、ご家族及び関係者の皆様には多大なご心労をおかけし、大変申し訳なくお詫び申し上げます」などと記した。

全文は次の通り。

JBCは、2020年12月31日に開催された井岡一翔選手対田中恒成選手のWBOスーパー・フライ級世界タイトルマッチにおいて、ずさんなドーピング検査を行い、この間違った検査に基づく情報が意図せず流失してしまいました。このことにより、井岡一翔選手があたかも禁止薬物を摂取しているかのような報道がなされ、類い稀なるボクサーとしての名誉が著しく傷つく結果となり、かつ、ご家族及び関係者の皆様には多大なご心労をおかけし、大変申し訳なくお詫び申し上げます。

また、対戦相手の田中恒成選手と関係者の皆様、そしてボクシングファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことについてもお詫び申し上げます。

JBCといたしましては、井岡一翔選手にドーピングの事実は認められなかったとの倫理委員会の答申書の結果を、直ちにWBOへ連絡し、WBOの承認をいただきました。

また、答申書において、ドーピング検体の保存方法、ドーピング検査体制、選手の権利保障、倫理委員会の構成、情報提供のあり方、情報管理について多くのご提言をいただいております。JBCはこれらのご提言を真摯に受け止め、今回のようなことを二度と繰り返さぬよう、JBCにおけるドーピング検査体制、情報管理などを早急に改善いたします。

JBCは、スポーツマンシップに基づきフェアに真剣勝負を行っている選手を守り、公正な試合運営を守っていく組織であり続けたいと考えております。この考えに反するような今回の一連の行動につきましては心より反省し、今後改革して参ります。

皆様におかれましては、JBCの今後を見守り、倍旧のご支援とご理解を賜りますよう、お詫び旁々お願い申し上げます。

一般財団法人日本ボクシングコミッション 理事長永田有平

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減量失敗による試合キャンセルも厳罰 JBCが新規定告示

日本ボクシングコミッションが26日付で、減量失敗による試合キャンセルも厳罰を告示した。最近、計量前日や当日に救急搬送などで会場に現れない場合を含めて、公式計量をせずに直前での試合キャンセルが急増。体重超過は処分も、この場合の処分規定がなかった。「公式計量の実効性を担保する意味において、体重調整の失敗による試合キャンセル全般を、体重超過と同様のペナルティー及び処分とする」とした。

新たな規定では計量会場に現れない場合を含み公式計量を行わず、試合3日前以降に減量失敗による体調不良を含み体重超過が明らかな理由により試合が中止になった場合、ファイトマネー相当額をJBC、もしくは対戦相手・プロモーターに制裁金として払う。選手は1年間のライセンス停止処分となり、復帰後は1階級以上の転向を義務付け、マネジャーは戒告処分となる。

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田中恒成「JBCの不手際で混乱、残念」井岡薬物騒動に関し畑中会長も声明

田中恒成(右)と畑中清詞会長(2017年9月20日撮影)

4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関連し、昨年末に井岡と対戦して敗れた元世界3階級制覇王者・田中恒成(25)が所属する畑中ジムの畑中清詞会長(54)が20日、声明を発表した。

日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、井岡に対して処分なしの結論を示した。その判断を受けて「昨日のJBCの裁定は受け入れる」とした上で、「JBCの不手際がこの大混乱を招いたことは大変、遺憾に思う。(JBC)永田理事長の話を聞くことはするが、われわれが納得する説明があるかによって謝罪を受け入れるか考えたい。あの日本ボクシング史上最高峰の試合を汚した罪は重い。今後、このような事態を繰り返さないためにも、JBCの関係者はしかるべき責任をとるべき」と強く訴えた。井岡への疑念はなく、JBCの対応、あり方の改善を求めていく。

田中も「今回、JBCの不手際によって、このような混乱を招いたことは非常に残念です。井岡選手と私の試合は間違いなく素晴らしいものでした。今後は公正、公平が守られ、試合後の両選手が心から健闘をたたえあえるようにJBCは尽力してほしいです」とコメントを発表した。

◇◇コメント全文

畑中会長 昨日のJBCの裁定は受け入れる。ただし、JBCの不手際がこの大混乱を招いたことは、大変遺憾に思う。永田理事長の話を聞くことはするが、我々が納得する説明があるかどうかによって謝罪を受け入れるか考えたい。

あの日本ボクシング史上最高峰の試合を汚した罪は重い。今後、このような事態を繰り返さないためにも、この大混乱を招いたJBCの関係者は、しかるべき責任をとるべきだ。

田中恒成はここからまた世界のベルトを目指して切磋琢磨(せっさたくま)する。ファンの皆様の期待に必ず応えていく。また応援よろしくお願い申し上げます。

田中恒成 今回、JBCの不手際によって、このような混乱を招いた事は非常に残念です。大みそか、井岡選手と私の試合は間違いなく素晴らしいものでした。今後は公正、公平が守られ、試合後の両選手が心から健闘をたたえあえるようにJBCは尽力してほしいです。

大みそか、私が戦った井岡一翔選手は素晴らしいボクサーでした。現在、私はあの試合を経て、新しいボクシングスタイルを構築するために日々練習に取り組んでいます。これからの田中恒成のボクシングにご期待ください。応援よろしくお願いします。

WBО世界スーパーフライ級タイトルマッチ 1回、井岡(左)の顔面に右ストレートをヒットさせる田中(2020年12月31日撮影)

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井岡一翔の薬物疑惑問題「潔白、処分なし」JBC側の不備に理事長謝罪

会見を行うWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(撮影・関根直人)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)の薬物騒動は、違反が認められず処分なしの決着となった。日本ボクシングコミッション(JBC)が19日、都内で会見を開き、倫理委員会の答申を発表。昨年末の防衛戦のドーピング検査で採取された検体が大麻成分の陽性反応を示したことについて、検査の不備や検体の管理体制に不手際があったとして謝罪した。

   ◇   ◇   ◇

弁護士、医師ら第三者で構成された今回の倫理委員会は井岡が薬物規定に違反したと「認定することはできない」と結論づけた。18日に提出されたという答申書を受け、JBC永田有平理事長は「処分はないです。答申書は井岡選手が潔白であるという内容。違反はなかった」と説明。同日午前に開催されたJBC理事会でも了承された。

昨年大みそかに元世界3階級制覇王者田中恒成(畑中)の挑戦を受けた際のドーピング検査で、井岡の簡易検査のA検体から大麻成分、その後の精密検査のB検体の1部からエフェドリン、フェネチルアミン、チラミンの禁止薬物が検出された。残りのB検体1部は再検査のために必要だったが、警察に提供されたことで結果的に検査が不可能な状況に陥っていたという。

さらに試合直前に採取した井岡の尿検体がJBC職員の自宅冷蔵庫で保存され、5日後に常温で移送、検査された事実も明かされた。基本となる冷凍保存ではなかったことで検体が腐敗し、偽陽性になった可能性が高いという。同委員会として「重大な瑕疵(かし)が生じている」とJBCの不手際を指摘した。

今回はJBCアンチ・ドーピング規定に多くの不備があったことも明らかとなり、永田理事長はJBC内にドーピング委員会の設置を報告。週刊誌報道で騒動が始まった経緯もあり、ガバナンス委員会の立ち上げも決め「今後情報漏えいがないような態勢をつくりたい」とした。また井岡、田中と直接会い、正式謝罪する方針も示した。【藤中栄二】

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

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井岡の薬物疑惑騒動処分なしに、対戦田中所属ジムの畑中会長徹底抗戦へ

会見を行うWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(撮影・関根直人)

4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関し、日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、処分なしの結論を打ち出した。昨年末、元世界3階級制覇王者田中恒成(25)が昨年末、井岡に敗れたタイトル戦前の検査が起因となっている。

JBCの対応を受けて、所属する畑中ジムの元WBC世界スーパーバンタム級王者畑中清詞会長は電話取材に応じた。「まだ答申書も見ていないし、こちら側の弁護士と相談する。これで終わりにはできない。だれもが納得していないし、これで終わらせていたら(今後の試合の公平性においても)よくない」と収束の流れを一蹴した。

畑中会長はJBC長岡勤コミッショナー宛に4月30日付で内容証明で質問状を送付している。今月8日に回答書が届いたが、畑中会長は「ゼロ回答です」とJBCの対応に疑念を示していた。「ドーピング問題で白か黒かはっきりしないと、先には進めない」と強い姿勢を示しており、今後も何らかの行動を起こす可能性は高い。

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ボクシング選手3人コロナ陽性、西日本地区のジム 氏名など非公表

日本ボクシングコミッションは17日、今月7日から同日までの期間に西日本地区の日本プロボクシング協会加盟ジムに所属の3選手が新型コロナウイルス感染症の陽性反応を示したと発表した。

20歳代2人と10歳代選手が1人で、2人は無症状だった。いずれも保健所などの指示を受け、対処している。選手の氏名、所属ジムは公表しない。

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井岡一翔の薬物疑惑騒動巡り畑中会長が会見「白か黒か」JBCに再回答要求

オンラインで会見に臨んだ畑中会長(畑中ジム提供)

4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関連し、元世界3階級制覇王者田中恒成(25)が所属する畑中ジムの元WBC世界スーパーバンタム級王者畑中清詞会長が15日、オンラインで記者会見した。

田中は昨年末、井岡に敗れているが、その試合前のドーピング検査で井岡は、禁止薬物に陽性反応を示している。畑中会長は日本ボクシングコミッション(JBC)長岡勤コミッショナー宛てに4月30日付で内容証明で質問状を送付していた。5月8日に回答書が届いたが、畑中会長は「ゼロ回答です」とJBCの対応に疑念を示していた。

畑中会長は今後について「ドーピング問題で白か黒かはっきりしないと、先には進めない」。興行主でもある立場から、JBCのはっきりした対応と回答をあらためて求めた。

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亀田興毅会長の初興行5・22に無観客開催 メインは亀田和毅の復帰戦

亀田興毅会長(2021年3月1日撮影)

元世界3階級制覇王者・亀田興毅会長(34)の3150ファイトクラブによる初興行が、22日に大阪・豊中市の「176BOX」で行うことが13日に発表された。

当初は5日にエディオンアリーナ大阪で行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止による緊急事態宣言発出を受け、延期としていた。

試合は日本ボクシングコミッション(JBC)の要請を受けて、無観客で行われる。メインは元2階級世界王者亀田和毅(29)の復帰戦となる。

興毅会長は「今回の興行は厳しい状況になりますが、調整が大変な中でも必死に練習に取り組んできた選手たちの成果を披露させてあげたい。万全の感染症対策を実施した上で無観客試合で行うことになりました」とコメントした。

その上で、今後はABEMATVとタッグを組むことも明かした。「選手たちがより注目を集め、選手たちにより還元できるような新しいボクシングの形をABEMAさんと一緒につくりあげていきたいと考えています」。新たな興行形態を模索していく上で、ひとつの指針を示した。

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プロボクシング 緊急事態宣言期間内に予定の5興行は有観客で開催へ

日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会は11日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開いた。緊急事態宣言が31日まで延長されたが、東京・後楽園ホールなどで期間内に予定の5興行は、有観客開催することを確認した。イベント自粛が5000人を上限に定員半数以下と緩和を受けてのもの。

22、23日の3興行は、会場の墨田区総合体育館が休館のために中止となった。合計7タイトル戦が組まれて延期予定だったが、会場が確保できなかった。各試合は他の興行に振り分けられる。

PCR検査と前日計量の会場について、今後は興行ごとに会場を確保することになった。昨年から会場となっていた大田区の牧田総合病院がワクチン接種会場となり、使用できなくなったため。

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井岡一翔「絶対に許さんからな」薬物騒動で中傷SNS投稿に激怒

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ドーピングなど薬物騒動が起こっているボクシング世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(31=Ambition)が自身の家族へ心ない中傷投稿に怒りの態度を示した。

10日夜に自らのインスタグラムのストーリーズ機能で投稿。井岡の写真に「ジャブ中嫌い」、井岡の子供の写真に「イオカじゃなくて、ジャブ中の息子」とコメントされている事実を明かし「こうゆうメッセージ・コメント送ってくる奴。勘違いすんなよ、言っていい事と悪い事があるからな 絶対に許さんからな」(原文ママ)と怒りのコメントをつづった。

4月下旬に騒動が発覚後、5月3日に初めてインスタグラムを英文で投稿。「At the end of the day, no matter what anyone says,I look at my family and I feel thankful and proud of this」(結局、誰が何と言おうと、自分の家族をみて感謝と誇りを感じる)と家族への思いをつづったばかりだった。

井岡のマネジメント事務所は先月27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を全面否定するコメントを発表。日本ボクシングコミッション(JBC)が倫理委員会での聴取でも潔白を主張していく方針を示している。JBCの永田有平理事長は5月中に倫理委員会からの調査、審議報告が届く見通しを明らかにしている。

一方でドーピング検査の対象試合となった昨年大みそかのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで敗退した田中恒成の所属先となる畑中ジムがJBCに対し、質問状を送付。8日には回答書が届いたものの、同ジムの畑中清詞会長は「ゼロ回答です」と説明し、あらためて会見を行う姿勢を示している。

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女子ボクシング王者の花形冴美が王座返上 夫・岡庭健氏の誕生日に

夫の岡庭健氏(左端)と師匠花形進会長(右端)とリング上で記念撮影するIBF女子世界アトム級王者花形冴美

花形ボクシングジムは10日、所属選手となるIBF女子アトム級王者花形冴美(36)が王座返上の意思をIBFに伝えたと発表した。

3月18日、東洋太平洋同級王者松田恵里(26=TEAM10COUNT)と引き分け、2度目の防衛に成功した後、正式に現役引退を表明していた。同日の返上報告は夫で日本ボクシングコミッション審判員・岡庭健氏の誕生日に合わせたものだという。

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高山勝成「次戦につなげたい」現役続行示唆、不可解TKO負けで不完全燃焼

不可解なTKO負けを喫した高山勝成は観客に手を振る(AP)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米国テキサス州アーリントン

挑戦者の同級11位高山勝成(37=寝屋川石田)が不可解なストップ負けで2階級制覇を逃した。

同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦。9回、大きなダメージも見られない中、レフェリーが突然ストップをかけTKO負けとなった。高山は試合続行可能をアピールするようにシャドーボクシングを披露。「驚きました」と話し、今後の現役続行を示唆した。

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謎のストップだった。9回、挑戦者の高山は王者ソトと打ち合った。それまでもダウンはない。大きなダメージは見られなかったがレフェリーが突然、高山を抱きかかえて試合を止めた。「スタミナも十分残し、ダメージも少ない中、思わぬところでレフェリーストップとなり驚きました」。試合後、高山のコメントがすべてを表現していた。

確かに試合の流れは王者だった。高山は1回から強打でグラつかされたが、手数で抵抗。最後の勝負をかけるところで、予想さえしないレフェリーストップ。ダメージのなさ、まだ戦える意思表示のように激しいシャドーボクシングを披露。「ソト選手のパンチは芯を外していました。そのことを示すために行った試合終了後のシャドーボクシングに対する観客の大声援に感謝します」と言った。

ミニマム級で主要4団体を制した。日本ボクシングコミッション(JBC)を脱退し、当時非公認だったIBFの世界タイトルに挑み、アマチュアに転向。かなわなかったが、東京五輪を目指した。根底には常に反骨と改革がある。昨年、37歳の誕生日を迎えた際も「年齢の壁を越えてもやれることを証明したいとか、そういう思いはあまりない。ただ自分が成し遂げたい。あと1、2年と思っているので、たどり着けるところまでやっていきたい」と言った。限界を設けない。自分への挑戦だった。

今月12日に38歳となる。2階級制覇の目標を遂げて引退も示唆していたが、この日の試合後は「次戦につなげたい」。不完全燃焼の挑戦失敗を次の戦いへの闘志に変えた。【実藤健一】

◆高山勝成(たかやま・かつなり) 1983年(昭58)5月12日、大阪市生まれ。00年10月プロデビュー。05年4月、WBC世界ミニマム級王座獲得。06年11月、WBA世界同級暫定王座。10年9月にIBF、16年8月にWBO王座を獲得し、同級主要4団体を制す。17年4月にプロを引退し、アマチュアで東京五輪を目指す。19年8月、予選で敗れて五輪の夢が断たれる。20年3月にプロ復帰を表明し、同年12月に再起戦で勝利。身長158センチの右ボクサーファイター。32勝(12KO)9敗1無効試合。

試合を止められ、不満げな表情を見せる高山(ロイター)

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