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八角理事長は好調大関陣解説 照ノ富士に「安定感」、貴景勝「まだ様子見」

若隆景(手前)を攻める照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲夏場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館

3大関の先場所は11、12日目の2回しかなかった大関白星そろい踏みが、4大関で迎えた今場所、早くも前半5日目を終え3回目の安泰となった。無傷の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)を1差で貴景勝(24=常盤山)と正代(29=時津風)が追う展開で、久しぶりの大関優勝の期待がかかる。

   ◇   ◇   ◇

日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、2大関を撃破している若隆景(26=荒汐)の挑戦をアッサリ退けた照ノ富士の好調ぶりを「今日にしても攻めている相撲に安定感がある。相手を正面に置いて冷静に取っている」と評した。霧馬山(25=陸奥)に完勝した貴景勝の前半5日間は「まずまずじゃないでしょうか。まだまだ様子見という感じでは」とエンジン全開と言わないまでも、無難な前半戦を評価。やはり1差につける、かど番の正代についても「(前半戦を)何とか乗り切ったという感じでは。突き落としは危なかったが、左の差し手が効いていた」とし「初優勝した時のような腰は高くても(相手を)いっぺんに持っていく相撲を目指してほしい」と馬力不足ながら今後に期待。最後は尻もちをつくような格好で3勝目を挙げた朝乃山(27=高砂)については「慌ててはいなかった。思い切り大きい相撲を取るのも1つ(大事なこと)」と、最後の4番を締めた大関陣を、それぞれの切り口で解説した。

霧馬山(左)を攻める貴景勝(撮影・滝沢徹郎)

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勝武士さん死去から1年、高田川親方「みんな今も共にいると思っている」

勝武士さん(2017年2月11日撮影)

<大相撲夏場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館

新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため三段目力士、勝武士さん(本名・末武清孝)が死去してから1年を迎えた。

師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)が、報道陣の電話取材に対応。この日朝に部屋の力士ら全員で黙とうをささげたという。高田川親方は「いろんなことがあったので一言では言えない」とさまざまな思いを胸に黙とうをささげた。

勝武士さんが新型コロナに感染したのは、昨年の4月だった。同月には高田川親方、十両白鷹山らの感染者が判明するなど、高田川部屋で集団感染が起こり、未知のウイルスの怖さを知った。同月に政府が発令した緊急事態宣言は5月に延長が決定。夏場所が中止となり、日本相撲協会も新型コロナ対策に躍起となっていた。そんな時に、勝武士さんが28歳の若さでこの世を去り、角界が大きな悲しみに包まれた。

今もウイルスは日本全国で猛威を振るい、角界も脅かされている。昨年夏場所こそ中止となったが、翌7月場所以降は新型コロナ対策を徹底するなどして本場所を開催してきた。高田川親方は「みんな今も勝武士が共にいると思っている。恥ずかしくない相撲を」と弟子らに奮闘を期待した。

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連勝の貴景勝「自分にとってありがたい」国技館に熱気戻りファンへ感謝

明生を破り懸賞を手に引き揚げる貴景勝(撮影・滝沢徹郎) 

<大相撲夏場所>◇4日目◇12日◇東京・両国国技館

国技館に熱気が戻ってきた。この日から上限5000人で観客を入れて開催。大関貴景勝(24=常盤山)がファンの見守る中、今場所初の連勝を飾った。先場所に敗れた東前頭2枚目明生を押し出して3勝目。入場制限が緩和された昨年11月場所では、大関として初優勝を果たした。ファンへの感謝を胸に、残り11日間を戦う。勝ちっ放しは大関照ノ富士ただ1人となった。

   ◇   ◇   ◇

番付の違いを見せつけた。明生のかち上げをはじき返すと、利き手の左から強烈なおっつけを見舞う。横向きにさせて一押し。今場所初めて訪れた観客に、持ち味の突き押し相撲を存分に見せつけた。

春場所で黒星を喫した相手に何もさせなかった。「集中して明日もやりたい」と淡々と振り返る。土俵下で取組を見守った幕内後半戦の高田川審判長(元関脇安芸乃島)は「当たりがいい。だから自分のリズムで相撲が運べている」と称賛。「4大関が引っ張っていってほしい」と話す同審判長の期待に応えるように、初日以来、今場所2度目の4大関安泰に貢献した。

会場の“温度”からファンのありがたみを感じ取っている。前場所から観客の上限が2500人から5000人に緩和された昨年11月場所では、初日の取組を終えて「花道より土俵の方が温かくなる。2500人のときには感じられなかった。自分にとってありがたい」と話した。同場所では大関として初めての優勝。観客の存在が励みになった。

「拍手をいただけるのはありがたいこと」とこの日も感謝。ファンを大事にするからこそ、テレビ越しに応援するファンにも力強い相撲を届ける。「(有観客と無観客)どっちも均等に力を出さないといけない」と決意を新たにした。昨年は協会公式アプリの有料会員が選ぶ「敢闘精神あふれる力士」で、最多12回の1位を獲得。人気、実力を兼ね備える24歳は期待を力に変えていく。【佐藤礼征】

○…夏場所4日目から有観客開催となった。日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「拍手だけの応援かもしれないが力士には励みになる」と感謝した。緊急事態宣言を受け、同場所の入場券販売を4月27日で売り止めにして以降、再販売や当日券の販売はない。販売当初から1日あたりの観客数は5000人が上限。4日目から千秋楽までの12日間分で売れた入場券は約3万枚と春場所よりも少ないが「お客さんがいるのといないのでは違う」と話した。

明生(右)を押し倒しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

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国技館に観客戻る「拍手あるのとないので違う」理事長感謝 夏場所

有観客での幕内土俵入り(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇4日目◇12日◇東京・両国国技館

4日目から館内にファンが戻ってきた。新型コロナウイルスの感染防止策として、この日から緊急事態宣言が延長されたが、東京都のイベント緩和策により、集客が可能となった。

日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、あらためてファンに感謝の意を示した。報道陣の電話取材に応じ「こうやって(国技館に)来ていただけるのは、本当にありがたいです」と話した。

声援は自粛を求めるが拍手が力士の背中を後押しする。「拍手があるのと、ないのとでは違います。力士も、シーンとした中で相撲を取るのとでは全然、違います」と心情を察した上で「気合のこもった相撲を取ってほしい」と期待した。

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千代の国が左膝半月板損傷、骨挫傷により休場 3日目の御嶽海戦で負傷

千代の国(21年3月撮影)

西前頭3枚目千代の国(30=九重)が夏場所4日目の12日、日本相撲協会に「左膝半月板損傷、骨挫傷により約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。3日目の小結御嶽海戦で、取組後に土俵を下りる直前、左足を気にする様子を見せていた。付け人の肩は借りず、ゆっくりとした足取りではあったが、自力で花道を引き揚げていた。

休場は新型コロナウイルスの影響で九重部屋の力士全員が全休した初場所から3場所連続22度目。4日目の対戦相手、小結大栄翔は不戦勝となる。

今場所の十両以上の休場者は初日から休場している横綱白鵬、碧山らを含めて5人目となった。

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6場所連続休場中の白鵬言及に注目、横審定例会を夏場所千秋楽の翌日に開催

横綱白鵬(21年3月撮影)

<大相撲夏場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が11日、夏場所千秋楽翌日の24日に横綱審議委員会(横審)の定例会を開催する方針を明らかにした。

6場所連続休場中で一人横綱の白鵬への言及に注目が集まる。白鵬は途中休場した春場所後に右膝の手術を受け、7月の名古屋場所で進退を懸ける意向。横審は昨年11月場所後、白鵬に対して「引退勧告」に次ぐ重さの「注意」を決議。春場所後の定例会ではこの措置を継続し、名古屋場所の結果を見て最終判断するとの意見でまとまった。

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有観客4日目を前に「応援は力になる」八角理事長は力士の集中力アップ期待

八角理事長(元横綱北勝海)(2019年8月31日撮影)

<大相撲夏場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

東京場所では初の無観客開催も3日目まで。4日目から観客を入れての開催を前に、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「(力士も)ありがたいと思うんじゃないですか」と心情を察した。

「お客さんがいない中で緊張感を持って集中して気合を入れるのも、なかなか難しい」と、集中力を維持することの難しさを説いた。「応援は力になるでしょう」と観戦を楽しみにしているファン同様、力士たちの熱のこもった相撲にも期待した。万全の感染予防のため、入場券を売り止めにしていることにも言及。「(チケットを)買ってくれた人しか入れないのは申し訳ない」とも話した。

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新弟子検査合格者に先代時津風親方の長男、次男ら11人、3日目から前相撲

日本相撲協会は夏場所初日の9日、先代時津風親方(元前頭時津海)の長男坂本博一(18)、次男正真(16=ともに立浪)ら今場所の新弟子検査合格者11人を発表した。

3日目の11日から前相撲を取る。

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碧山は急性腰痛症で2週間安静加療、翠富士は腰椎ヘルニア手術で全治2カ月

碧山(2020年3月12日撮影)

日本相撲協会は夏場所初日の9日、東前頭3枚目碧山(34=春日野)の「急性腰痛症により約2週間の安静加療を要する見込み」、西前頭15枚目翠富士(24=伊勢ケ浜)の「腰椎椎間板ヘルニアにより手術を要する見込みで全治2カ月を要する見込み」との診断書を公表した。

翠富士(21年1月撮影)

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大関復帰の照ノ富士が白星発進「V争いの中心でしょう」八角理事長も期待

明生(手前)の腕をきめる照ノ富士(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇初日◇9日◇東京・両国国技館

大関復帰の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、力強い相撲で白星発進。組んで良し離れて良しの明生(25=立浪)に二本差されたが、慌てず両腕をきめると休まず前に出て、最後は左から振り下ろすようにきめだした。

報道陣の電話取材に対応した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、この一番を「照ノ富士からすれば差されたら(相手の肘を)きめるのは、いつものこと。(その後の攻めも)先に動いていた」と、休まず前に出たことを勝因に挙げた。

大関復帰の心情を「(緊張感は)感じられなかった。大関は2回目だから、プレッシャーよりやる気の方が大きいんじゃないかな」と察し、白星スタートを切ったことで「いい流れで行けると思う」と今後を見通した。優勝争いについても「こうゆういい相撲で安定してくる。(優勝争いの)中心でしょうね」と、出場する力士の番付最上位として期待を寄せた。

照ノ富士(左)はきめ出しで明生を破る(撮影・小沢裕)
照ノ富士(左)はきめ出しで明生を破る(撮影・小沢裕)

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夏場所休場の白鵬は約3週間の加療「右膝蓋大腿関節軟骨損傷」と診断

横綱白鵬(21年3月撮影)

日本相撲協会は夏場所初日の9日、6場所連続休場となった横綱白鵬(36=宮城野)の「右膝蓋大腿(しつがいだいたい)関節軟骨損傷にて約3週間の加療を要する見込み」との診断書を公表した。

白鵬は3月の春場所を途中休場して右膝を手術。春場所休場当時に師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)は、白鵬が7月の名古屋場所で進退を懸ける意向を示していることを明かした。

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尾車事業部長「無事に15日間、千秋楽まで」これが一番の目標

尾車事業部長(20年1月撮影)

日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)が8日、報道陣の電話取材に応じ、翌日に控えた夏場所(9日初日、東京・両国国技館)開催について「緊急事態宣言も延長になっていますし、いろんな意味でまっただ中。無事に15日間、千秋楽まで迎えることができるように、これが一番の目標として頑張っていきたい」と話した。

場所前に全協会員を対象に行ったPCR検査では、全員が陰性だった。「日頃から1人1人が自覚を持って注意して生活してくれているという結果。大変うれしく思う」。昨年5月13日に高田川部屋の三段目力士、勝武士さん(当時28)が新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全で死去して1年。尾車事業部長は「身近でああいう不幸なことが起こると遠い話じゃない、人ごとじゃないと思って危機感を持ってくれたんだと思う」とした。

土俵では朝乃山、貴景勝、正代、照ノ富士の4大関が優勝争いを引っ張る展開が期待される。「どの大関も横綱を狙える大関だと思う。横綱がいないんだから俺たちの中から優勝しなきゃダメなんだという目標を立てて、明日から臨んでもらいたい。臨むだけじゃなくて、僕らからすれば早く綱を張るような人が出てきてもらいたいと思います」と期待した。

新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反する行動があったとして、師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)からの申し出により、東前頭17枚目竜電(30=高田川)が休場することになった。尾車事業部長によると、場所後にコンプライアンス委員会が調査を行う見通し。「いろいろ話を聞いて、処分いけないようなことなら処分しないといけないだろうし。そのときは皆さんに発表することになると思う」と話した。

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土俵祭り開催 感染予防のため非公開、三役以上の力士は出席せず

大相撲夏場所の土俵祭に臨む、左から高田川審判部副部長、伊勢ケ浜審判部長、八角理事長(撮影・小沢裕)

大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)を翌日に控えた8日、同所で本場所の安全を祈願する恒例の土俵祭りが行われた。

先場所に続き、新型コロナウイルス感染予防のため非公開で行われ、三役以上の力士は出席しなかった。

土俵祭りの様子は日本相撲協会の公式ユーチューブチャンネルでライブ配信された。

大相撲夏場所の土俵祭に臨む伊勢ケ浜審判部長(左)と八角理事長・中央は行司の式守伊之助(撮影・小沢裕)
大相撲夏場所土俵祭 大相撲夏場所の土俵祭に臨む、伊勢ケ浜審判部長、八角理事長、花籠審判部長(撮影・小沢裕)

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大相撲夏場所、4日目以降は有観客 イベントの制限緩和受け決定

芝田山広報部長(2020年4月3日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は7日、3日目までの無観客開催を決めていた夏場所について、4日目からは有観客で開催することを発表した。

緊急事態宣言は延長されたが、イベントの無観客開催が緩和されたことを受けて決定。販売当初から1日の観客数を5000人以下にしていたこともあり、売り止めとしていた4日目以降の入場券の再販売はしない。芝田山広報部長は「国から補助をもらっているわけではないから、お客さんが入らないことには我々の生活がままならない。緩和してもらってありがたい」と話した。

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春日山親方が年寄「待乳山」を襲名

「待乳山」を襲名した春日山親方(2013年4月5日撮影)

日本相撲協会は7日、春日山親方(元前頭武州山)が同日付で年寄「待乳山」を継承、襲名したことを発表した。

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土俵上の応急対応措置、審判部ら「いかに早く医師に診せるか」手順学ぶ

土俵周りで行われた「土俵上の応急対応措置講習会」に参加する親方衆ら

日本相撲協会は7日、東京・両国国技館の土俵周りにて、「土俵上の応急対応措置講習会」を開催した。講習会には審判部や警備担当の親方衆ら約60人が参加。NPO法人スポーツセーフティージャパンの佐保豊代表理事を講師として招き、約1時間行われた。

電話取材に応じた春日野警備本部長(元関脇栃乃和歌)は、講習会を振り返り「みんなこわごわと搬送しないといけないんじゃないかというのがあったけど、あえて迅速に適切にやれば、早く専門の医師に任すという意味では必要なのではないかと。思い切って1分でも早く専門家に判断してもらうように迅速な対応が必要なんだなというのはありました」と、より迅速な対応が必要であることを感じたという。

講習会では「負傷者を担架に乗せて医師に渡すまでの手順を訓練した」という。「横を向いた状態、あおむけの状態、うつぶせの場合」と、倒れている患者の体勢によっての担架への乗せ方を学んだという。春日野警備本部長は「治療は医師が行う。それまでの工程を安心に迅速に行う。時間をかけてやればいいという訳ではない。いかに早く医師に診せるか。その手順を学んだ」と説明した。

4月28日に境川部屋の三段目力士、響龍の天野光稀さんが急性呼吸不全のため都内の病院で死去した。響龍さんは春場所13日目の取組で、すくい投げを食った際に頭部を強打。自力で立ち上がることができず都内の病院に救急搬送された。

負傷時は協会関係者に体のしびれにより首から下が動かないと訴えていたが、入院後は徐々にまひした体が動くようになった。しかし、容体が急変して死去。今回実施した講習会について芝田山広報部長(元横綱大乃国)は以前に、1月の初場所で脳振とうを起こした力士がおり、もともと検討していた講習会と説明していた。

土俵周りで行われた「土俵上の応急対応措置講習会」に参加する親方衆ら

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竜電がコロナ感染症ガイドライン違反で夏場所休場、内容調査中で処分可能性

竜電(2021年3月19日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は7日、東前頭14枚目竜電(30=高田川)が新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反する行動があったとして、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)を休場するとした。

報道陣の電話取材で明かした。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)から休場の申し出があったといい「コロナ感染症のガイドラインに抵触する行動があり、師匠の判断で休場することになった。内容は調査中で処分対応になる可能性がある」と話した。

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伊勢ケ浜審判部長、休場の白鵬に「ここまで休まれると期待は出来ない」

伊勢ケ浜審判部長(2017年11月12日撮影)

日本相撲協会審判部は7日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

会議後に伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が電話取材に応じ、「横綱は休場ですよね。大関みんなに頑張ってもらいたい。優勝を狙える位置で頑張ってもらいたい」と大関陣に期待した。

春場所を3日目で途中休場して右膝を手術した横綱白鵬は、休場届を提出した。夏場所は横綱不在となり、返り咲きを果たした照ノ富士を含めた4大関が、出場力士の番付最上位となる。

また、白鵬は6場所連続休場となり、7月の名古屋場所で進退を懸ける意向を示しているなど、土俵人生の終盤を迎えている。それだけに「ここまで休まれると(白鵬に)期待は出来ない。白鵬がどうこうというよりも、今の大関陣に早く横綱に上がってもらいたい。下の力士には(大関陣を)追い抜いてもらいたい。出ていない人のことを考えて番付を決める訳ではないので」と新横綱誕生や若手の台頭を期待した。

弟子でもある照ノ富士に関しては「先場所も膝をケガした。稽古はあまりできてない所もあるけど、やれる中でやっていくしかない」と話すなど、師匠から見ると稽古量は物足りないという。しかし、そんな中でも「どこまで頑張れるか分からないけど、出るからには大関としての責任を果たしてもらいたい。まずは2桁目指してもらいたい」と奮起を期待した。

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幕内返り咲き狙う炎鵬は千代ノ皇 宇良は東龍 初日十両取組

炎鵬(21年3月撮影)

日本相撲協会審判部は7日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

3月の春場所を3日目から途中休場し右膝を手術した横綱白鵬(36=宮城野)は、かねて師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が示唆していた通り、休場届を提出。6場所連続休場が決まった。年6場所制となった58年以降で、横綱として6場所連続休場は3番目の長さとなった(最長は稀勢の里の8場所連続)。これにより出場する番付最上位は、今場所から4人になった大関陣となった。

十両以上の休場は白鵬の他、平幕の碧山(34=春日野)、竜電(30=高田川)、翠富士(24=伊勢ケ浜)の4人で、28人の十両で休場力士はおらず、14番が組まれた。

その十両で注目は4場所ぶりの幕内返り咲きを狙う炎鵬(26=宮城野)。東前頭筆頭の最上位で、勝ち越せば昨年11月場所以来の幕内復帰は確実だ。初日は西筆頭の千代ノ皇(九重)と対戦する。また、こちらも17年九州場所以来の再入幕を目指す宇良(28=木瀬)も、西十両2枚目の好位置につけておりファンの期待は高まる。初日は東龍(玉ノ井)と対戦する。

初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

武将山 -王  鵬

大翔鵬 -錦  木

千代の海-錦富士 

東白龍 -貴健斗 

千代鳳 -水戸龍 

若元春 -美ノ海 

一山本 -旭大星 

常幸龍 -旭秀鵬 

松鳳山 -佐田の海

琴勝峰 -貴源治 

豊  山-大翔丸 

東  龍-宇  良

徳勝龍 -白鷹山 

炎  鵬-千代ノ皇

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貴景勝は結びで御嶽海 照ノ富士は北勝富士 2日目幕内取組

日本相撲協会審判部は7日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

3月の春場所を3日目から途中休場し右膝を手術した横綱白鵬(36=宮城野)は、かねて師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が示唆していた通り、休場届を提出。6場所連続休場が決まった。年6場所制となった58年以降で、横綱として6場所連続休場は3番目の長さとなった(最長は稀勢の里の8場所連続)。これにより出場する番付最上位は、今場所から4人になった大関陣となった。

2日目の取組で、大関返り咲きの照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は、西前頭筆頭の北勝富士(28=八角)と対戦する。2年前の夏場所で初優勝した朝乃山(27=高砂)は、東前頭2枚目の明生(25=立浪)の挑戦を受ける。貴景勝(24=常盤山)は結びの一番で小結御嶽海(28=出羽海)と、2度目のかど番となった正代(29=時津風)は東前頭筆頭の若隆景(26=荒汐)と対戦する。

十両以上の休場は白鵬の他もいずれも幕内力士で、平幕の碧山(34=春日野)、竜電(30=高田川)、翠富士(24=伊勢ケ浜)の4人。2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

千代丸 -石  浦

千代大龍-天空海 

大奄美 -魁  聖

明瀬山 -琴恵光 

隠岐の海-琴ノ若 

照  強-千代翔馬

玉  鷲-志摩ノ海

遠  藤-輝   

剣  翔-栃ノ心 

逸ノ城 -宝富士 

英乃海 -豊昇龍 

妙義龍 -阿武咲 

大栄翔 -霧馬山 

千代の国-高  安

隆の勝 -翔  猿

明  生-朝乃山 

照ノ富士-北勝富士

若隆景 -正  代

貴景勝 -御嶽海 

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