上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

「一代年寄」に物言い「白鵬」襲名へ厳しい見解、存在意義を見いだせず

「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の山内委員長(左から2人目)から提言書を受け取った後、会見する八角理事長(右端)ら(代表撮影)

大相撲の「一代年寄」に物言いがついた。

日本相撲協会に設置された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第11回会合が19日、東京・両国国技館で行われ、山内昌之委員長(東大名誉教授)が、協会の八角理事長(元横綱北勝海)に提言書を提出。功績顕著な横綱に対し一代限りで襲名を認めていた「一代年寄」について、存在意義を示すものを見いだされないなどと問題提起した。史上最多44度の優勝を誇る横綱白鵬(36=宮城野)にとって、一代年寄「白鵬」襲名へ厳しい見解が示された。

    ◇    ◇    ◇

一代年寄の親方は今後、誕生しないかもしれない。約2年間にわたって開催されてきた有識者会議の会合が最終回を迎え、山内委員長から八角理事長に約50ページに及ぶ提言書が提出された。多国籍化した角界が目指す方向性などについて指摘される中、一代年寄について問題提起された。

提言書は「一代年寄は当該横綱一代限りの特例のため、その部屋の弟子らによる継承襲名は認められない。その横綱の力と技の相撲ぶりが名乗りの部屋名とともには後世に継承されないことを意味する」と論じた。過去に一代年寄を襲名したのは、大鵬、北の湖、貴乃花の3横綱のみ。3人とも部屋を興したが、死去や退職などにより3部屋とも消滅している。所属していた力士らは他の部屋への転籍を余儀なくされた。

また、現在の協会の定款に根拠となる規定はないなどとして、存在意義を示すものは見いだされないとも論じた。山内委員長は「(一代年寄を)『廃止』と理解されては困る。廃止ではなく、制度そのものが本来なかった。協会のどこにも規定がない」と説明。提言書によると一代年寄は、1969年に現役だった横綱大鵬に、内弟子集めを例外的に認めて「横綱大鵬」と「年寄大鵬」を並立させる工夫として生み出されたものだという。加えて、弟子への継承が認められていないこともあり、提言書では「大相撲の師資相承の伝統から外れたいわば『異形』の資格」と論じた。

一代年寄について進言を受けた八角理事長は「そういう場面があれば理事会で審議していく」と話した。提言書に強制力はないが、協会が今後、一代年寄を認めない可能性が出てきた。認められなければ、横綱白鵬は引退後、一代年寄「白鵬親方」として協会に残ることができず、親方名跡取得の道を模索しなければならない。横綱は引退後5年間、力士名の親方として協会に残れるが、白鵬は年寄「間垣」を取得する方向で調整中。一代年寄取得に興味を示していた時期もあったが、厳しい見解が示される形となった。

◆一代年寄 日本相撲協会に以前から登録された105の年寄名跡のほかに、著しい貢献のあった横綱の功績をたたえて贈られる名跡。幕内優勝20回が目安とされ、個人一代限りにおいて年寄として待遇される。過去の権利取得者は4人。

▽大鵬 69年9月に一代年寄「大鵬」を贈られた。71年5月に引退し、同年12月に二所ノ関部屋から独立。史上初の一代年寄。2013年に72歳で死去。

▽北の湖 85年1月に引退して一代年寄「北の湖」となり、同年12月に三保ケ関部屋から独立。2015年に62歳で死去。

▽千代の富士(辞退) 89年9月に理事会で提案されたが本人が辞退。91年夏場所限りで引退し年寄「陣幕」を経て「九重」を継承。2016年に61歳で死去。

▽貴乃花 03年初場所中に引退して一代年寄「貴乃花」を襲名。04年2月に二子山部屋を継承し、部屋名を変更。2018年に退職。

<横綱比較>

▽大鵬 第48代横綱。優勝32回。通算872勝182敗136休

▽北の湖 第55代横綱。優勝24回。通算951勝350敗107休

▽千代の富士 第58代横綱。優勝31回。1045勝437敗159休

▽貴乃花 第65代横綱。優勝22回。通算794勝262敗201休

▽白鵬 第69代横綱。優勝44回。1172勝247敗223休

◆大相撲の継承発展を考える有識者会議 八角理事長(元横綱北勝海)の諮問機関。17年に起きた元横綱日馬富士による傷害事件など不祥事が続き、暴力問題再発防止検討委員会から外国出身力士に対する指導方法などについて外部有識者による協議を要請され、19年に創設された。委員はプロ野球ソフトバンクホークスの王貞治会長や俳優の紺野美沙子ら8人で構成。19年6月から議論を重ねてきた。

「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の山内委員長(右)から提言書を受け取る八角理事長(代表撮影)

関連するニュースを読む

白鵬の一代年寄襲名は厳しく、横綱大鵬への特例で定款に規定なしと説明

「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の山内委員長(右)から提言書を受け取る八角理事長(代表撮影)

日本相撲協会は19日、東京・両国国技館で「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第11回会合を開いた。

同会の山内昌之委員長が、協会の八角理事長(元横綱北勝海)に提言書を提出した。

約50ページに及ぶ提言書は、外国出身力士に大相撲の伝統文化を理解させるため、師匠の指導力や協会のガバナンス(統治)の重要性を指摘した。外国出身力士が多く活躍している現状を踏まえ、外国出身力士に対し「日本文化になじむ『入日本化』を促す」ことなどを進言。協会ガバナンスの向上を目指し、女性の外部理事登用も提言した。

また、功績顕著な横綱に対し一代限りで襲名を認めていた「一代年寄」についても言及した。提言書では「一代年寄は当該横綱一代限りの特例のため、その部屋の弟子らによる継承襲名は認められない。つまり、その横綱の力と技の相撲ぶりが名乗りの部屋名とともには後世に継承されないことを意味する。これは他の芸能・芸道には類例がなく、大相撲の師質相承の伝統からも外れたいわば異形の『資格』である」(一部抜粋)と論じた。

さらに一代年寄については、現在の協会の定款に根拠となる規定はないなどとして、一代年寄の存在意義を示すものは見いだされないとも論じた。山内委員長は「『廃止』と理解されては困る。廃止ではなく、制度そのものが本来なかった。協会のどこにも規定がない。横綱大鵬に対して工夫されたもので、それがある種の制度として考えられた」などと説明。提言書によると、一代年寄は1969年(昭44)に現役だった横綱大鵬に、内弟子集めを例外的に認めて「横綱大鵬」と「年寄大鵬」を並立させる工夫として生み出されたという。

一代年寄について進言を受けた八角理事長は「そういう場面があれば理事会で審議していきたいと思います」と話した。協会が提言書を受け、今後は一代年寄を認めないとなれば、横綱白鵬は「白鵬親方」として5年を超えて協会に残ることはできず、年寄名跡取得の道を模索することとなる。

同会議は八角理事長の諮問機関。元横綱日馬富士による傷害事件など不祥事が続き、暴力問題再発防止検討委員会から外国出身力士に対する指導法などについて外部有識者による協議を要請され、19年に創設した。委員にはプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長ら8人で構成。19年6月から議論を重ねてきた。

◆一代年寄 日本相撲協会に以前から登録された105の年寄名跡のほかに、著しい貢献のあった横綱の功績をたたえて贈られる名跡。幕内優勝20回が目安とされ、個人一代限りにおいて年寄として待遇される。過去の権利取得者は4人。

▽大鵬 69年9月に一代年寄「大鵬」を贈られた。71年5月に引退し、同年12月に二所ノ関部屋から独立。史上初の一代年寄。2013年に72歳で死去。

▽北の湖 85年1月に引退して一代年寄「北の湖」となり、同年12月に三保ケ関部屋から独立。2015年に62歳で死去。

▽千代の富士(辞退) 89年9月に理事会で提案されたが本人が辞退。91年夏場所限りで引退し年寄「陣幕」を経て「九重」を継承。2016年に61歳で死去。

▽貴乃花 03年初場所中に引退して一代年寄「貴乃花」を襲名。04年2月に二子山部屋を継承し、部屋名を変更。2018年に退職。

◆大相撲の継承発展を考える有識者会議 八角理事長(元横綱北勝海)の諮問機関。17年に起きた元横綱日馬富士による傷害事件など不祥事が続き、暴力問題再発防止検討委員会から外国出身力士に対する指導方法などについて外部有識者による協議を要請され、19年に創設された。委員はプロ野球ソフトバンクホークスの王貞治会長や俳優の紺野美沙子さんら8人で構成。19年6月から議論を重ねてきた。

「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の山内委員長(左から2人目)から提言書を受け取った後、会見する八角理事長(右端)ら(代表撮影)

関連するニュースを読む

スダリオ剛デビュー2連勝「1人ずつつぶしていく」

ミノワマンに勝利し勝ち名乗りを受けるスダリオ剛(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN26>◇第1試合◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

暴力問題などで昨年10月に引退した大相撲の元十両貴ノ富士のスダリオ剛(23)が、「超人」ミノワマン(44)を破ってデビューから2連勝とした。

破壊力のある右のキックで、ミノワマンを圧倒した。相手の左足に3、4発食らわせると、ミノワマンがふらつきながら倒れ、1RKO勝ち。試合後のインタビューでは「来年は日本のヘビー級の人たちを1人ずつつぶしていくので、応援よろしくお願いします」と宣言した。

力士時代は弟の貴源治とともに双子関取として将来を嘱望されていたが、付け人に対する暴力などで昨年10月に引退。その後は格闘家に転身して50キロの減量に成功し、シャープな肉体に変貌を遂げて今年9月のRIZIN24ではプロレスラーのディラン・ジェイムスをTKO勝利でデビュー戦を白星で飾っていた。

1回、ミノワマン(左)に蹴りを見舞うスダリオ剛(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

浜崎朱加-山本美憂ほかRIZIN追加カード発表

RIZIN26大会カード

大みそかに行われる総合格闘技RIZIN26(31日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見が2日、都内で行われ、開催概要と追加カードが発表された。

登壇した榊原信行CEO(57)は「5年間やってきた中で今年コロナ禍で最大のピンチだったが、多くの方に支えていただいて大みそかまで進むことができた。日本の格闘技界の歴史を変えていくつもりで皆さんと作り上げていきたい。5年間で最高のマッチメークがお届けできる」と意気込んだ。

新たに発表された対戦カードは以下の通り。

暴力問題などで昨年10月に引退した、大相撲の元十両貴ノ富士のスダリオ剛はミノワマンと対戦する。

萩原京平(24=SMOKER GYM)-平本蓮(22=K-RIVER・AXジム)

佐々木憂流迦(31=Serra Longo Fight Team)-滝沢謙太(26=フリー)

浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)-あい(31=フリー)

ミノワマン(44=フリー)-スダリオ剛(23=フリー)

元谷友貴(31=フリー)-井上直樹(23=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)

浜崎朱加(38=AACC)-山本美憂(46=KRAZY BEE/SPIKE22)

残りのカードは来週以降発表する。

すでにメインカードは発表されており、バンタム級王者朝倉海(27)が、元2冠王者堀口恭司(30)と初防衛戦を行う。

またレスリング男子で16年リオ五輪グレコローマンスタイル59キロ級銀メダルの太田忍(26)と、所英男(43)の対戦も決定している。

チケットは4日12時からファンクラブ向けの先行発売が行われ、一般発売は13日午前10時からとなる。

RIZIN26の記者会見で記念撮影する選手ら。前列左から浅倉、太田、井上、RIZIN CEOの榊原伸行氏、浜崎、元谷、所、あい、後列左から平本、佐々木、スダリオ剛、ミノワマン、滝沢、萩原(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26で対戦する太田(左)と所はポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26で対戦する平本(左)と萩原は向かい合いスタッフが止めに入る(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26 記者会見であいさつする太田(前列中央)(撮影・滝沢徹郎)
RIZIN26 記者会見であいさつする太田忍(前列左から2人目)(撮影・滝沢徹郎)
山本美憂(2019年12月30日撮影)

関連するニュースを読む

元貴ノ富士、土俵とリングでも「相手を殺す気持ち」

ジェイムス(下)を攻めるスダリオ(撮影・中島郁夫)

<RIZIN24>◇27日◇さいたまスーパーアリーナ

暴力問題などで昨年10月に引退した、大相撲の元十両貴ノ富士のスダリオ剛(23)が、全日本、ゼロワンで活躍してきたプロレスラーのディラン・ジェイムス(29=ニュージーランド)との総合デビュー戦に臨み、1回終了時ドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

▼試合後の公式会見での主なやりとりは以下の通り。

-試合を終えた感想は

ほっとしています。もっとやりたかった。今日は1ラウンド3分の試合だったので、あと2分ほしかった。

-相手の印象

苦しくなるとタックルでくるんだろうと想定していた。

-今後の展望は

技術面もフィジカルも、基本的なところがまだまだ100%身につけられていない。次の試合までにレベルアップできるように、練習を頑張りたい。

-(指導を受ける)エンセン井上からは

「良い経験だね」と言われた。(支えてくれている妻に対しては)やっとこの舞台に立てたので、良い結果が出せたよと伝えたい。

-「まだ100%ではない」のはどこの部分か

まだ自分のスタイルがわかりきっていない。練習の中でどの距離で戦うのが得意なのかとか。相撲で接近戦の勝負だったので、そこを生かしつつ、いろんなことに対応していこうとやってきたが、これからの練習で自分に何が合っているのかを、きつい練習をしながら探っていきたい

-今後の目標

まずは自分自身をレベルアップさせたいという気持ちしかない。

-練習してきたことどの程度出せたか

1番は気持ちで引かないこと。序盤に組み合ったりして、相手も力が強く、多少は息があがったが、引かなかったのは良かった。

-土俵とリングの違い

力士の時も、相手を殺すという気持ちでいっていたが、格闘技の場合はさらにその気持ちが強くなった。

MMA初戦で勝利したスダリオ(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

元貴ノ富士のスダリオ剛、総合格闘技デビュー戦白星

MMA初戦で勝利したスダリオ(撮影・中島郁夫)

<RIZIN24>◇27日◇さいたまスーパーアリーナ

暴力問題などで昨年10月に引退した、大相撲の元十両貴ノ富士のスダリオ剛(23)が、総合格闘技デビュー戦を白星で飾った。

全日本、ゼロワンで活躍してきたプロレスラーのディラン・ジェイムス(29=ニュージーランド)と120キロ契約3分3回で対戦。

スダリオは、ゴングから一気に距離を詰めると、積極的にパンチ、ローキックを放った。グラウンドに持ち込むと、膝蹴りをジェイムスの頭部に浴びせ、ペースをにぎった。同回終了時にドクターストップによるTKOで勝利をつかんだ。

スダリオはリング上で「MMAデビュー戦で緊張したが、練習でやってきたことが出せてよかった」とコメント。「つらいときを支えてくれた妻、悲しませたお母さん」などへの感謝を丁寧に述べた。

今後については「少しずつ、ヘビー級にスポットライトが戻るように、僕が頑張りますので、よろしくお願いします」とファンにアピールした。

スダリオは、父が日本人、母がフィリピン人の双子として生まれ、幼少期からサッカー、空手、バスケットボールなど、さまざまなスポーツを経験。13年に弟の貴源治とともに貴乃花部屋に入門すると、18年3月場所で十両昇進を決め、史上初の双子関取として注目を集めた。

抜群の運動神経が魅力で、将来を期待する角界関係者も多かったが、昨年9月に付け人への2度目の暴力行為が発覚し、引退。その後、総合格闘技への転向を発表し、元格闘家のエンセン井上のもとで約50キロ肉体を絞り、腕を磨いてきた。

ジェイムス(下)を攻めるスダリオ(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む

元貴ノ富士がRIZIN参戦 暴力問題で昨秋引退

RIZINデビューが決まったスダリオ剛(右)と対戦相手のディラン・ジェイムス(RIZIN提供)

総合格闘技RIZINは13日、オンラインで会見し、9月27日の「RIZIN 24」(さいたまスーパーアリーナ)に、暴力問題などで昨年10月に引退した、大相撲の元十両貴ノ富士のスダリオ剛(23)が参戦すると発表した。

リングネームはフィリピン出身の母の名前から付けられた。全日本、ゼロワンで活躍してきたプロレスラーのディラン・ジェイムス(29=ニュージーランド)と対戦する。

スダリオは、昨年9月に付け人への2度目の暴力行為が発覚し、引退。現在は、元格闘家のエンセン井上のもとで腕を磨いている。白いジーンズ姿で登壇すると「(エンセンの)大和魂を引き継ぎ、僕が死ぬか相手を殺すかの気持ちでリングに上がります。ヘビー級の激しいファイトを日本人に届けたい」と意気込みを語った。ジェイムスは「おれは日本にいる最高のプロレスラーだ。すぐにノックアウトしてやるから覚悟しておけ」と挑発した。

元貴ノ富士(2019年9月27日撮影)

関連するニュースを読む

中川親方は審判部外れ指導普及部 協会の職務分掌

中川親方

日本相撲協会は18日までに、新たな職務分掌を決めた。暴力問題により「委員」から「年寄」に2階級降格となった中川親方(元幕内旭里)は審判部を外れ、指導普及部に配属された。同じ時津風一門で、巡業部・指導普及部の枝川親方(元幕内蒼樹山)が審判部も兼ねることになった。

また、15日に引退した元関脇栃煌山の清見潟親方は指導普及部に配属された。

関連するニュースを読む

不適切指導の中川親方、日常的に弟子殴り蹴っていた

中川親方

不適切な指導により日本相撲協会から処分を検討されている中川親方(54=元前頭旭里)が、弟子に暴力を振るっていたことが11日、関係者への取材で分かった。関係者によると同親方は、弟子に対して日常的に殴る、蹴るなどの暴力行為を働いていたという。さらに、人格を否定する暴言を吐くなどし、一部の弟子が録音していた。

協会のコンプライアンス委員会は、すでに親方や所属力士らを聴取。処分は13日の臨時理事会で協議されるが、中川親方は師匠の資格なしと判断され、中川部屋は閉鎖となる見通しだ。同親方は部屋関係者を通じて「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。今は何もお答えできない。またあらためてお時間を取らせて頂きます」とコメントした。

協会は17年の元横綱日馬富士の暴行問題をきっかけに、暴力問題の再発防止に向け、指導者の責任を重視する方針を示している。18年には第三者機関の暴力問題再発防止検討委員会から提言を受け、暴力決別宣言と暴力問題再発防止策の方針を発表。コンプライアンス委員会と有識者会議を設けるなど、暴力やハラスメントの根絶へ本腰を入れて取り組んできたが、またも不祥事は起こってしまった。

部屋閉鎖となれば、力士らは他の部屋への転属が必要となる。中川部屋に所属する9人の力士らは、同じ時津風一門を中心に移籍先を最終調整中。幕下旭蒼天は片男波部屋、幕下吉井は時津風部屋への転籍が有力視されている。協会が7月場所(19日初日、東京・両国国技館)開催に向けて慎重に準備を進める中、水を差す事態となった。

◆中川憲治(なかがわ・けんじ)本名・増田憲治。1965年(昭40)11月9日生まれ、大阪・池田市出身。81年春場所で大島部屋から初土俵。89年初場所で新十両に昇進し、90年春場所で新入幕。幕内在位は4場所で、最高位は前頭14枚目。98年初場所で現役を引退し、年寄「熊ケ谷」を襲名。04年8月に「中川」を襲名し、退職した元春日山親方(元幕内浜錦)が率いていた旧春日山部屋を、17年1月に継承した。現在は審判委員を務めている。

神奈川県川崎市の中川部屋(写真は一部加工)

関連するニュースを読む

師匠急逝の東関部屋の力士、八角部屋が一時預かりへ

大相撲の年寄総会に臨む八角理事長(撮影・小沢裕)

日本相撲協会は23日、都内で理事会を開き、東関親方(元前頭潮丸)の急逝で師匠不在となった、東関部屋所属の力士らを同じ高砂一門の八角部屋の一時預かりにすると発表した。

東関部屋には部屋付き親方として振分親方(元小結高見盛)がいるが、同部屋の継承者は審議中。芝田山広報部長は「どれぐらいの期間かは不明だが、一門の長である八角部屋預かりになった。何か問題があれば八角親方(元横綱北勝海)が責任を取る」と説明。東関部屋の力士らは、これまで通りに東京・葛飾区の部屋で稽古や生活を送る。また、協会のコンプライアンス委員会から「師匠に対する指導のあり方についての特別研修の実施」など、5つの暴力問題再発防止強化策を提言されたことも発表した。

元潮丸の東関親方の通夜に参列した八角理事長(2019年12月18日撮影)

関連するニュースを読む

明生145時間「通勤が大変で賞」/大相撲大賞

年6場所の通勤時間が最も多い力士

<第8回日刊スポーツ大相撲大賞(4)>

横綱稀勢の里の引退に始まり、新大関貴景勝誕生、トランプ米大統領観戦、暴力問題で十両貴ノ富士が引退など、さまざまな出来事が起きた2019年の大相撲。今年1年間、幕内を務めた全29人の力士が対象の連載「第8回日刊スポーツ大相撲大賞」は、そんな陰で生まれた好記録や珍記録を表彰する。

      ◇      ◇

本場所会場まで移動時間が最も長い「通勤が大変で賞」を獲得したのは、大方の予想通り? 前頭明生(24=立浪)だった。茨城・つくばみらい市の部屋から東京・両国国技館まで、電車で往復2時間。大阪の春場所、名古屋場所、九州場所の宿舎からは車で、マップアプリなどを駆使して計算したところ総時間は8670分=約145時間。明生は「遠いと思っていた」と、苦笑いを浮かべながら、納得した様子だった。

東京場所では、立浪部屋の関取衆は明生以外も電車を利用。他部屋の関取と違って車で移動しないのは「渋滞が怖いから」。部屋から国技館方面へ向かう夜の常磐自動車道はよく混むそう。「毎日同じ時間に着くからリズムも一定になる」と、ルーティンを崩さない意図もある。

ここ数場所の活躍で知名度が上がったためか、電車では幅広い年齢層のファンに声をかけてもらう機会が増えた。九州場所では自己最高位の西前頭2枚目。年間で最も決まり手の多い「年間彩多賞」も受賞した。三役目前のブレーク候補は「今年はまずまずだったので来年はさらに飛躍したい」と誓った。【佐藤礼征】

明生(2019年3月11日撮影)

関連するニュースを読む

暴力問題で理事辞任の伊勢ケ浜親方が役員選出馬意向

高島親方(左)、伊勢ケ浜親方

大相撲の伊勢ケ浜一門は19日、都内で一門会を開き、来年1月の初場所後に行われる、2年に1度の役員候補選挙に向けて話し合った。

所属する11人の親方衆のうち、9人が出席。出席者のうち、現職で18年から理事を務める高島親方(62=元関脇高望山)と、弟子の元横綱日馬富士の暴力問題で17年に理事を辞任した元理事の伊勢ケ浜親方(59=元横綱旭富士)が立候補の意向を示したと、複数の親方が明かした。

約100人いる親方衆のうち、理事は10人とあって、11人以上が立候補して接戦となった場合、当選には7票前後は必要になる。だが伊勢ケ浜一門内の票だけでは1人しか擁立できない情勢だ。出席したある親方は「欠席した方は、高島親方を推す意向のようです。初場所中などに話し合われると思います」と話し、この日の出席者は伊勢ケ浜親方を支持する声が多かったと明かした。立候補の意向を示した2人による話し合いか、再び一門会を開いて話し合い、候補者を一本化するか、2人とも立候補するかを決める見通しだという。

伊勢ケ浜一門から2人が立候補すると、他の4つの一門が、前回と同数の立候補者を立てたとしても(旧貴乃花一門と無所属の親方衆の大部分が移った二所ノ関一門は3人と想定)11人となり、選挙が実施されることになる。

関連するニュースを読む

快挙阿炎あっけらかん、怪挙錦木苦笑い/大相撲大賞

00年以降で年6場所勝ち越した関脇以下

<第8回日刊スポーツ大相撲大賞(3)>

横綱稀勢の里の引退に始まり、新大関貴景勝誕生、トランプ米大統領観戦、暴力問題で十両貴ノ富士が引退など、さまざまな出来事が起きた2019年の大相撲。今年1年間、幕内を務めた全29人の力士が対象の連載「第8回日刊スポーツ大相撲大賞」は、そんな陰で生まれた好記録や珍記録を表彰する。

 ◇  ◇  ◇

今年6場所全て勝ち越した小結阿炎(25=錣山)は、快挙にもあっけらかんとしていた。「全然、気にしてないっす。たまたまだと思う。勝ち越しも負け越しも紙一重だから」。幕内で関脇以下の年6場所勝ち越しは17年の御嶽海以来2年ぶり。1月の初場所時点では西前頭10枚目だったが、終わってみれば三役に定着しつつある。一方で小結として2場所連続勝ち越しながら、関脇に昇進できなかった。「番付運」に恵まれないようにも見えるが、本人は「(番付は)どこでもいい。勝っていれば、どうせいつか上がるから」と、どこ吹く風。来年は大関、初優勝を見据える。

対照的な成績だったのが錦木(29=伊勢ノ海)で、年6場所を全て負け越した。初場所では鶴竜を撃破して初金星を挙げたが「自分でもよく分からないほど、気持ちと体がかみ合わなかった」。2桁黒星を3度喫しながら最後まで幕内に残ったのは、ある意味「怪記録」かもしれないが…。十両からの再出発となる見通しの来年1月の初場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けて「まず8勝。それしか考えていないですよ」と、苦笑いを浮かべ切実に話した。【佐藤礼征】

阿炎
平成以降で年6場所負け越した幕内力士
錦木

関連するニュースを読む

松鳳山、白鵬上回る投げ技5種類14勝/大相撲大賞

「投げ手」の勝利5傑

<第8回日刊スポーツ大相撲大賞(2)>

横綱稀勢の里の引退に始まり、新大関貴景勝誕生、トランプ米大統領観戦、暴力問題で十両貴ノ富士が引退など、さまざまな出来事が起きた2019年の大相撲。今年1年間、幕内を務めた全29人の力士が対象の連載「第8回日刊スポーツ大相撲大賞」は、そんな陰で生まれた好記録や珍記録を表彰する。

 ◇  ◇  ◇

年間で最も多く投げ手で白星を挙げた「最優秀投手賞」は、松鳳山(35=二所ノ関)が受賞した。5種類14勝。投げ技で12勝した横綱白鵬を上回り「横綱を何か1つでも上回れたというのは誇らしいことですね」と、胸を張った。

176センチと小柄な体格から多彩な技を繰り出すが、投げは最も好きな技だ。中学2年のときに約1年習っていた柔道でも、投げばかり狙っていたという。「投げが決まったときは死ぬほど気持ち良かったことを覚えている」。当時から変わらず、投げで重要視する点は「体の回転」。ルーツは他競技にあるのかもしれない。

決めてみたい投げ手がある。「やぐら投げです。今までも惜しいところまでいったことはあるので、そろそろ決めたい」。両まわしで相手を引きつけ、膝を相手の内股に入れて太ももに体を乗せ吊り気味に持ち上げ、振るようにして投げ落とす大技。幕内では15年九州場所7日目に、白鵬が隠岐の海を相手に決めている。「体重が重い相手に決めたい。今(の相撲界)は全体的に巨大化しているからこそ、ひっくり返すように決めたい」。幕内で2番目の年長力士となるベテランは、好奇心たっぷりに笑みを浮かべていた。【佐藤礼征】

松鳳山

関連するニュースを読む

朝乃山の高砂部屋「ワンチーム賞」/大相撲大賞

19年部屋別各段優勝回数

<第8回日刊スポーツ大相撲大賞(1)>

横綱稀勢の里の引退に始まり、新大関貴景勝誕生、トランプ米大統領観戦、暴力問題で十両貴ノ富士が引退など、さまざまな出来事が起きた2019年の大相撲。今年1年間、幕内を務めた全29人の力士が対象の連載「第8回日刊スポーツ大相撲大賞」は、そんな陰で生まれた好記録や珍記録を表彰する。ラグビーワールドカップが盛り上がった今年の第1回は「ワンチーム賞」。ラグビー日本代表のスローガン同様、自身初の幕内優勝を筆頭に、部屋に最多5度の各段優勝をもたらす一体感を生み出した小結朝乃山(25=高砂)が受賞した。

 ◇  ◇  ◇

大関候補の朝乃山が名門高砂部屋を「ワンチーム」にまとめた。新語・流行語大賞の言葉を用いた今年ならではの賞だが、4力士で5度の各段優勝は力士数、優勝回数とも部屋別最多。朝乃山は「プロはアマチュアと違って団体戦はないので」と、個々の頑張りだと謙遜するが、周囲はそう思わない。春場所で序ノ口、名古屋場所で三段目優勝の幕下寺沢は「朝乃山関を見てああいう風になりたいと思った」と、相乗効果を口にした。

今年の朝乃山の飛躍は目覚ましかった。夏場所は12勝3敗で初優勝。新設された米大統領杯のトロフィーを、トランプ氏から受け取った。直後の名古屋場所は、初の上位総当たりで7勝8敗も、場所前には横綱白鵬のもとに出稽古。貪欲に強さを求める姿は周囲をさらに刺激し、新小結の11月九州場所で優勝次点の11勝など、結果も出した。

初の年間最多勝は、最高位が小結以下の力士としては初、関脇以下でも大鵬、貴花田に次ぐ3人目の快挙だった。初場所は三段目で朝弁慶、秋場所は序ノ口で村田が優勝。九州場所の序二段優勝決定戦で村田が敗れ、朝乃山は「勝ってれば部屋で全6場所優勝だったのに」とちゃかす。そんな和やかな雰囲気づくりができるのも「ワンチーム賞」の要因だ。【高田文太】

夏場所で優勝した朝乃山は、トランプ米大統領(中央)から「米国大統領杯」を授与された

関連するニュースを読む

相撲協会「研修内容を理解したら」SNS解禁に言及

SNSに不適切な動画を投稿した件で、役員室に向かう阿炎(左)と若元春(2019年11月9日撮影)

日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で定例の理事会を開き、7月の名古屋場所、9月の秋場所の決算報告などを行った。

今後の日程として、来年2月4~7日を「協会員研修ウイーク」と題し、親方や力士、行司、呼び出し、床山などの部門ごとに、研修を行うことが発表された。この際にSNSの研修も行う。

SNSを巡っては、今月行われた九州場所直前に、小結阿炎と十両若元春が、不適切な動画を投稿したとして、八角理事長(元横綱北勝海)らに謝罪した。これを受けて現在、相撲協会員は個人的なSNSへの投稿を禁止されている。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「研修ウイークまでは個人的なSNSへの投稿は禁止。ただ、研修を受けたからといって、すぐに(投稿が)OKというわけではない」と説明。研修を受けて、研修内容を協会員が十分に理解したと判断した段階から、再びSNSへの投稿を解禁する見通しだ。

SNSについての研修を「研修ウイーク」に先立って行う予定はない。「研修ウイーク」についても、芝田山部長は「最大の課題は暴力問題。それに取り組んでいかないといけない」ときっぱり。最近では十両貴ノ富士、呼び出し拓郎が付け人や後輩に暴力を振るって角界を去った例もあるなど、暴力決別への決意をあらためて示した。

関連するニュースを読む

拓郎の暴力問題に春日野親方「広報部が言った通り」

幕内力士らに訓示を行う春日野巡業部長(右から2番目)(2019年7月28日撮影)

呼び出し最高位となる立呼び出し拓郎の暴力問題について、巡業部長の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「広報部が言った通りです」と言及しなかった。

拓郎は8日に新潟・糸魚川市で行われた秋巡業で後輩の呼び出し2人に暴力を振るった責任を取り、退職の意向を示している。問題が発覚して一夜明けたこの日、協会による暴力根絶に関する注意喚起などは行われなかった。巡業部の入間川親方(元関脇栃司)は「(注意喚起は)重々言っていることだが重く受け止めている」と話した。

関連するニュースを読む

貴ノ富士が現役引退発表「協会とのやりとり疲れた」

貴ノ富士関(2019年9月27日撮影)

日本相撲協会は11日、付け人への暴力問題で協会から自主引退を促されていた十両貴ノ富士(22=千賀ノ浦)の引退届を受理した。

貴ノ富士は代理人弁護士を通じて協会にA4用紙8枚の意見書を提出。引退を決意した心境について「今回の協会の対応を見て、協会の将来に失望しました。仮に今回の処分の不当性が公に認められたとしても、今の協会内、相撲部屋内に私が戻るところはないでしょう。相撲を愛する者として、相撲を続けたいという気持ちに変わりはありませんが、この間の協会とのやりとりに疲れ果てましたので、引退することを決意しました」と記した。

書面では主に代理人弁護士の意見が掲載されており、近年相撲界で起きた不祥事を挙げ、再発防止策が効力を発揮していないことを主張した。付け人制度における教育的責任の所在、制度の妥当性にも言及。さらに「協会理事および千賀ノ浦親方は『なぜ弁護士をつけたのか』『記者会見をするな』などと貴ノ富士に圧力をかけた。協会は言論・表現の自由を否定しているとすら言える」と、協会や師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)による“パワハラ”を指摘した。

協会側は「退職金、功労金、養老金などの支給に関する規定」に従い、退職金などの支給を行う。今月内に臨時理事会を開き、八角理事長(元横綱北勝海)からコンプライアンス委員会に再発防止策についての検討を委嘱し、再発防止策の強化を進める方針を示した。

関連するニュースを読む

貴景勝、逸ノ城、友風ら秋巡業休場 貴ノ富士は謹慎

22日、優勝決定戦で痛めた左胸を気にする貴景勝

日本相撲協会は石川・七尾市で10月5日から始まる秋巡業を最初から休場する関取を発表した。秋場所千秋楽で左大胸筋を肉離れした関脇貴景勝のほか、平幕では逸ノ城、友風、十両力士では千代翔馬、旭秀鵬、千代の海、青狼。

暴力問題で自主引退を促された十両貴ノ富士は謹慎を通達されている。

関連するニュースを読む

貴ノ富士、引退は嫌!暴力反省も協会の対策が不十分

一連の暴行騒動に対する日本相撲協会の事実上の引退勧告に対し会見に臨む貴ノ富士(撮影・小沢裕)

大相撲の西十両5枚目の貴ノ富士(22=千賀ノ浦)が、自主引退を促す通達を受けた日本相撲協会の理事会から一夜明けた27日、東京・千代田区の文部科学省で会見を行った。

事実上の引退勧告を「受け入れられません」とし、現役続行を希望した。差別発言などについては認める一方、協会の暴力根絶への取り組みは不十分だと指摘した。法的手段については明言を避け、問題が長期化する可能性が出てきた。

   ◇   ◇   ◇

自主引退を促されても、会見を開いた理由は単純明快だった。現役続行と相撲協会の組織改善、どちらを強く求めるかという質問。貴ノ富士は「もちろん土俵に戻りたい気持ちが強い」と即答した。理事会で自主引退を促され、それを受けなければ引退勧告や懲戒解雇が濃厚。引退以外の道を模索していた。「今回の処分はあまりにも重く、受け入れられません」。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)に止められても強行した会見の冒頭で力説した。

付け人の序二段力士への暴力は認め「自分としては自覚が足りなかった。ゲンコツなら、という甘い考えでいた」と反省した。被害者力士の実家に謝罪したい意向も示した。ただし「もちろん重く、強くたたいたつもりはない」という。暴力直後に部屋のおかみさんが確認した際の言葉として「赤くなっていなければ、たんこぶもできていなかった」とし「額にこぶができ数日間痛みが残った」という協会発表に反論した。

差別的な発言も認めた。これも「言い過ぎたと思っている」としながら、兄弟子から踏襲した言葉と明かした。昨年春場所中の付け人への最初の暴力が契機でもある、研修など暴力問題対策は「正直(協会員に)伝わっていない」。さらに「手を出さない代わりに、どういう風に指導していくか教えてもらっていない」と指摘した。

法廷闘争の可能性については協会次第だとして出方を見るという。一方の相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「(自主引退を)受け入れるのか受け入れないのか、意思は本人から言うべき」と話した。問題は当面、停滞しそうな気配だ。

一連の暴行騒動に対する日本相撲協会の事実上の引退勧告に対して行った会見を終え、深々と頭を下げる貴ノ富士(撮影・小沢裕)

関連するニュースを読む