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【名古屋場所新番付】36歳「皆勤」玉鷲、通算連続出場歴代7位1346回

夏場所千秋楽で北勝富士を破った玉鷲(2021年5月23日撮影)

日本相撲協会は21日、大相撲名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。名古屋場所は2年ぶりの開催で、地方場所は昨年3月の春場所(大阪)以来の本場所となる。現役力士の今場所達成可能な歴代10傑入りなどの記録は以下の通り(在位したことで達成済みも含む)。

【通算勝利数】

3月の春場所2日目の白星を最後に休場している横綱白鵬(36=宮城野)が、1172勝で歴代トップに君臨。今場所初日に、111日ぶりの出場&白星なるか。現役2位は玉鷲(36=片男波)の680勝。歴代10位で860勝の元関脇寺尾(現錣山親方)までは、あと180勝で、歴代10傑入りは苦しいか…。ちなみに現役3位は、西序二段94枚目の51歳力士・華吹(立浪)の673勝。単純比較は出来ないが、元横綱朝青龍の669勝を4つ上回る立派な記録だ。

【幕内在位場所数】

白鵬が歴代単独2位の102場所目。歴代1位の元大関魁皇(現浅香山親方)の107場所まで、あと1年足らずの5場所で並ぶ。なお、新入幕からの幕内連続在位は先々場所、史上初の100場所となり、これも102場所に更新した。

【幕内出場回数】

白鵬が歴代8位の1267回で現役トップ。今場所、皆勤すれば9月の秋場所初日に、歴代7位の安芸乃島(元関脇=現高田川親方)の1283回に並ぶ。歴代1位は、元関脇旭天鵬(現友綱親方)の1470回。

【幕内勝利数】

白鵬が1078勝で、2位の魁皇に199勝もの差をつけ歴代トップ。現役2位は玉鷲の497勝、3位は栃ノ心(33=春日野)の493勝。

【通算連続出場】

初土俵以来、無休の「鉄人記録」。歴代7位に1346回の玉鷲が入っている。04年春場所の序ノ口デビューから足かけ18年の「皆勤賞」だ。今場所13日目に歴代6位の寺尾に並び、秋場所6日目には同5位の大竜川に並ぶ。ちなみに1位は元関脇青葉城の1630回。

【金星獲得】

現役力士で歴代10傑(10位は9個で三根山ら5人)入りは不在だが、ただ一人、現在8個で西前頭2枚目の逸ノ城(28=湊)に10傑入りのチャンスがある。番付から前半戦に当たる可能性が高く、19年名古屋場所9日目の白鵬戦以来、丸2年ぶりの金星奪取なるか。乞うご期待の一番になりそうだ。7個の北勝富士(28=八角)や遠藤(30=追手風)にも今後、10傑入りのチャンスがありそうだ。

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錦島親方も外食してた「指導者としての資質欠けている」コンプラ委断じる

朝乃山(右)と高砂親方(元大関朝潮、現錦島親方)(2017年8月28日撮影)

日本相撲協会は11日、都内で臨時理事会を開き、協会作成の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反した大関朝乃山(27=高砂)に出場停止6場所と6カ月50%の報酬減額の懲戒処分を下した。また、部屋付き親方で昨年12月まで師匠を務めた先代高砂親方の錦島親方(65=元大関朝潮)にもガイドライン違反があったとし、提出されていた退職届を10日に受理したことも発表した。

    ◇   ◇   ◇

錦島親方の事案発覚は朝乃山への聴取の際、外食をともにしていたことが判明し、尾車コンプライアンス部長(元大関琴風)が事実関係を確認して分かった。既に1日には退職願を提出。コンプライアンス委員会は「報酬減額の懲戒処分とすることが相当」と処分意見を出したが前日10日の面談で受理され協会処分はなかった。

同委員会の調査によると錦島親方は昨年7月から今年3月までの各本場所(昨年9月を除く)13日目に、知人と飲食を伴う会食を付け人同席で行い、昨年末には家族らとの会食に朝乃山も同席させた。それ以外でも週に数日、付け人を同席させ、部屋近隣の店で飲食していたという。

同委員会は外出禁止に背いたことは「あまりにも無責任かつ無自覚な言動は言語道断。指導者としての資質が欠けているといっても過言ではない」と断じた。また、師匠交代後も住居を移さなかったことも「その点においても責任重大というべきである」と踏み込んだ。錦島親方は今夏までには自宅を部屋から引き払うという。「守らなければいけない決まり事を守らなかったのは申し訳ない」と錦島親方は、関係者に謝罪した。

◆錦島末弘(にしきじま・すえひろ)本名・長岡末弘。1955年(昭30)12月9日、高知県室戸市生まれ。近大3、4年時にアマと学生の横綱2冠を獲得。78年春場所、幕下付け出し初土俵。同年名古屋場所で新十両、同年九州場所で新入幕。80年夏場所で新三役、3年後の83年夏場所で新大関に昇進した。85年春場所で初優勝。89年春場所5日目に引退した。突き、押しと左四つからの寄りを得意に通算564勝382敗33休。優勝1回、三賞は14回(殊勲賞10回、敢闘賞3回、技能賞1回)。金星は5個。年寄山響襲名後、90年3月に若松襲名で若松部屋を継承。02年2月に先代と名跡交換して高砂を襲名し現在の部屋に。00年2月から4期(8年)で日本相撲協会の理事を務めた。

◆高砂部屋 1871年(明4)3月、初代「高砂浦五郎」の山崎伊之助(元前頭高見山)が部屋を興した。師匠は代々「高砂浦五郎」を名乗る。元大関朝潮の長岡末弘は02年2月に7代目として継承。昨年12月に7代目が65歳となり協会の定年を迎えて、前錦島の元関脇朝赤龍と名跡を交換して部屋を継承した。元横綱朝青龍ら計7人の横綱、15人の大関が誕生。

元朝潮の錦島親方(左)と握手を交わす朝乃山(2019年5月27日撮影)

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元朝潮の錦島親方、ガイドライン違反で退職「無責任かつ無自覚…言語道断」

元朝潮の錦島親方(左)と握手を交わす朝乃山(2019年5月27日撮影)

角界にWで衝撃が走った。日本相撲協会は11日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、高砂部屋付きの親方で、昨年12月まで師匠を務めていた先代高砂親方の錦島親方(65=元大関朝潮)の退職を発表した。

同協会が作成した新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反したためで、錦島親方は責任を取るため既に今月1日、退職願を提出。前日10日、協会側が錦島親方本人と面談の上、退職願が受理された。コンプライアンス委員会の処分意見では「報酬減額の懲戒処分とすることが相当」と判断し、補足として「停年再雇用後の参与という立場を鑑み、退職願を受理することも検討すべき」と答申していた。退職願を受理したことで日本相撲協会としての処分はなく、角界を去ることになった。

くしくも、5月の大相撲夏場所中、高砂部屋所属の大関朝乃山(27)に、不要不急の外出が禁じられていた場所前のキャバクラ通いが発覚。その愛弟子の処分を待っているタイミングで、入門時の師匠だった錦島親方の違反が重なった。

事案を受け、八角理事長(元横綱北勝海)がコンプライアンス委員会に調査と処分意見を委嘱。同委員会の調査によると錦島親方は、昨年7月、11月、今年1月、3月の各本場所13日目に、観戦に訪れた知人らと飲食を伴う会食を、付け人同席で行っていた。昨年末には家族らとの会食に朝乃山も同席させ、それ以外でも週に数日、付け人を同席させ、部屋近隣の店で飲食していたという。

コンプライアンス委員会の意見は、師匠交代後も部屋の自宅に居住していたことから、自らの言動や生活を律することが求められるにもかかわらず、外出禁止に背いたことは「あまりにも無責任かつ無自覚な言動は言語道断。指導者としての資質が欠けているといっても過言ではない」と断じた。また、「その言動が朝乃山の不行状を生んでしまった側面もあると批判されてもやむを得ないであろう」と推察もした。

さらに現高砂親方の監督不十分の原因の1つに、師匠交代後も住居を移さなかったことにまで言及。「その点においても責任重大というべきである」と踏み込んだ。「長年にわたり相撲協会の運営に貢献してきたことを考慮しても」と評価した上で、前述の報酬減額の懲戒処分-の処分意見を答申した。4日のコンプライアンス委員会には、朝乃山、高砂親方とともに錦島親方の3人が呼び出され聴取されていた。その後、現在は錦島親方の所有となっている部屋の家主を7月中には、高砂親方に交代することも確認されたようだ。

錦島親方は65歳になる昨年12月に日本相撲協会を定年となることから、同11月26日付で年寄名跡を交換し師匠の座を、先代錦島親方の現高砂親方に譲った。自らは再雇用制度を利用し参与として協会に残り、両国国技館内にある相撲博物館の副館長も務めている。関係者によれば、持病の腰痛や股関節の手術などで約1年前から車いすの生活を強いられているが、最近はつえを使った短い距離の歩行は出来ていたという。

高知県室戸市出身の錦島親方は近大3、4年時に、学生とアマチュアの両横綱を獲得。鳴り物入りで78年春場所、高砂部屋から幕下付け出しで初土俵を踏んだ。83年名古屋場所で新大関に昇進。85年春場所では初優勝も果たした。89年春場所途中で現役を引退。年寄山響として高砂部屋で後進の指導にあたっていたが、90年3月に若松を襲名して若松部屋を継承した。

02年2月には先代と名跡交換して高砂を襲名するとともに、若松部屋の全員が高砂部屋に移籍し、現在の部屋となった。横綱朝青龍を育てたが、管理の甘さなどが指摘されることもあった。朝乃山の初優勝、そして大関昇進から約半年後に定年を迎えたが、その大学の後輩とともに、認識の甘さを露呈することになってしまった。

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違反キャバクラ厳罰 引退届出した朝乃山 1年間出場停止から再起の鍵は?

朝乃山(2021年5月19日撮影)

日本相撲協会は11日、都内で臨時理事会を開き、協会作成の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反した大関朝乃山(27=高砂)に出場停止6場所と6カ月50%の報酬減額の懲戒処分を下した。

名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)はかど番で迎えるため、大関からの陥落が決定。復帰予定の来年名古屋場所では三段目からの出直しが濃厚となった。また、部屋付き親方で昨年12月まで師匠を務めた先代高砂親方の錦島親方(65=元大関朝潮)にもガイドライン違反があったとし、提出されていた退職届を10日に受理したことも発表した。

   ◇   ◇   ◇

愚行を犯した協会の看板力士に厳罰が下った。電話取材に応じた尾車コンプライアンス部長(元大関琴風)は「大関で模範にならないといけない地位ということも大きい。虚偽の報告をしましたよね、これが一番いけないこと」と処分理由について説明した。

事実関係を調査したコンプライアンス委員会によると、朝乃山は外出禁止期間中の1月の初場所前、3月の春場所前と同場所中、5月の夏場所前に計10回キャバクラに通っていたことが明らかになった。また、20年11月場所前までの外出禁止期間中にも計3回、会食を行ったという。

5月20日発売の週刊文春でキャバクラ通いが報じられた。夏場所中に行われた同部長の聞き取り調査に対し、朝乃山は事実無根を主張。外出期間中でも例外として許されている整体治療に行くため東京・神楽坂で待ち合わせをしただけ、などと同行した記者と口裏合わせした。また、携帯電話に残っていた記者らとのやりとりのメッセージを消去するなど証拠隠蔽(いんぺい)工作を行ったという。

しかし、夏場所中に再び実施された聴取では一転して事実を認めた。師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)によって、5月21日付で自身の引退届も提出された。コンプラ委の調査に誠実に対応し、猛省しているという。同委は八角理事長(元横綱北勝海)に出場停止と報酬減額の懲戒処分を答申。これを受けて処分が正式決定した。今後協会に迷惑をかける行為を行った場合に受理すること、そのことを了承する旨の誓約書を朝乃山に提出させたことで、引退届を八角理事長預かりとした。

朝乃山は引退はせずに角界に残るが、いばらの道は続く。6場所出場停止で三段目への陥落が濃厚。将来横綱を期待された力士とはいえ、1年間本土俵を離れる影響は計り知れない。これまでの華やかな生活から一転、幕下以下は無給となり、行動も厳しく制限される。出場はしないものの地方場所には帯同し、名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)も現地に行くという。どれだけ相撲に向き合えるかが再起の鍵になる。【佐々木隆史】

◆朝乃山英樹(あさのやま・ひでき)本名・石橋広暉。1994年(平6)3月1日、富山市生まれ。相撲は小学4年から始め富山商高3年で十和田大会2位、先代高砂親方(元大関朝潮)、部屋付きの若松親方(元前頭朝乃若)と同じ近大で西日本選手権2度優勝など。16年春場所、三段目最下位格(100枚目)付け出しで初土俵。19年夏場所で初優勝し、20年春場所後に新大関に昇進。186センチ、174キロ。

◆高砂部屋 1871年(明4)3月、初代「高砂浦五郎」の山崎伊之助(元前頭高見山)が部屋を興した。師匠は代々「高砂浦五郎」を名乗る。元大関朝潮の長岡末弘は02年2月に7代目として継承。昨年12月に7代目が65歳となり協会の定年を迎えて、前錦島の元関脇朝赤龍と名跡を交換して部屋を継承した。元横綱朝青龍ら計7人の横綱、大関朝乃山ら15人の大関が誕生した。

<コロナ禍の相撲界>

▼20年3月1日 春場所の史上初となる無観客開催が決定。

▼4月25日 高田川部屋で高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▼5月4日 夏場所中止、名古屋場所の会場を東京に変更し「7月場所」として開催する方針を決定。

▼5月13日 高田川部屋の三段目力士、勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全により死去。

▼8月6日 7月場所中に不要不急のキャバクラ通いをした当時幕内の阿炎を、3場所の出場停止、減給処分とすることが理事会で決定。

▼21年1月9日 初場所前に協会員878人のPCR検査を実施。新型コロナの影響で関取15人を含む力士65人の休場が決定。

▼2月22日 初場所中にマージャン店に出入りするなど不要不急の外出をした、当時の時津風親方(元前頭時津海)の退職勧告処分が臨時理事会で決定。

○…師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)は3カ月20%の報酬減額処分が決まった。調査したコンプライアンス委員会は「朝乃山とのコミュニケーションを密にし、日々の朝乃山の様子を観察するなどしていれば、キャバクラ通いなどを繰り返していることを見抜くことも可能だったと考えられる」と反省を促した。高砂親方は協会を通じて「大関という重責を担う立場でありながら自覚のない軽率な行動をさせてしまったことは、師匠として私の不徳の致すところでございます」とコメントした。

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元朝潮の錦島親方が退職意向 ガイドライン違反朝乃山処分の引責か

錦島親方(元大関朝潮=2019年12月撮影)

大相撲の大関朝乃山(富山県出身、高砂部屋)が日本相撲協会の新型コロナウイルス対策ガイドラインに違反した問題で、先代師匠の錦島親方(元大関朝潮)が協会を退職する意向であることが10日、関係者の話で分かった。引責のためとみられる。

錦島親方は昨年11月に師匠を高砂親方(元関脇朝赤龍)と交代。同12月に定年の65歳を迎え、再雇用制度で参与として協会に残っている。関係者によると、問題の調査を進めたコンプライアンス委員会では、師匠交代後も先代が部屋に住んで高砂親方が通う部屋の在り方が議論になった。

現役時代に強烈なぶちかましを得意とした人気力士だった。引退後は親方として元横綱朝青龍を育て、不祥事の対応にも追われた。

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スダリオようやく“本物”と対決 柔術家のシビサイ戦/RIZIN見どころ

6月1日のRIZIN28大会カード発表会見に出席したスダリオ剛(右)とシビサイ頌真

格闘技イベントRIZIN28大会が13日、東京ドームで行われる。同会場での総合格闘技の大会は18年ぶり。夢の祭典がいよいよ開幕する。

日刊スポーツでは同大会の見どころを紹介する。第2回はスダリオ剛(24=フリー)-シビサイ頌真(30=パラエストラ東京/巌流島)のヘビー級対決。

   ◇   ◇   ◇

貴ノ富士として角界で将来を嘱望されながら、不祥事により22歳で格闘家に転向したスダリオ。幼いころからサッカー、空手などさまざまなスポーツを経験してきた。特に中学まで行っていたバスケットボールでは、現在米NBAウィザーズの八村塁と対戦経験もあるほどの実力派だった。

角界引退からわずか1年後の昨年9月に格闘家デビューした。これまでの相手はディラン・ジェイムス、ミノワマン、宮本和志。プロレスラー3人を相手に圧倒。いずれも1回TKOという圧勝劇に「ちゃんとしたファイターとやりたいです」とリング上で榊原氏に直訴した。

特に開始8秒で勝利した宮本戦では、レフェリーが試合を止めた後にも攻撃を加え、罰金処分に。「前回、悪い意味で話題を集めたので、ルールをしっかり守って戦う」と気持ち新たに4連勝を狙う。

心と体を鍛えるため、4月に米国に修行に出た。「自分に足りないものを強化した。ヘビー級の大きくてスピードのある選手や、UFCのトップ選手たちとスパーリングをやってきた」とさらに自信をつけた。

4戦目の相手は柔術家のシビサイだ。ようやく実現する“本物”格闘家との対戦に「経験もある選手。ヘビー級の戦いで元気を届けたい」と意気込む。

 ◇   ◇   ◇

シビサイは11年にKrushでキックボクシングデビュー。HEATやGRACHANなど、多くのリングで戦ってきた。その後は巌流島に戦場を移して活躍。18年7月に満を持してRIZINに初参戦した。

初戦こそ大相撲の元横綱朝青龍が推薦するボルドプレフに完敗したが、19年10月に再び参戦。キム・チャンヒに一本勝ちを収めた。

同12月のベラトール・ジャパンでもシベリアのシュメトフから、アキレス腱(けん)固めでタップを奪い2連勝を飾った。「格闘技は10年やっている。セーブしながら力をつけてきた」と経験を生かし、若いファイターの挑戦を受け止める。

スダリオについては「ポテンシャルが高く、一番強い選手」と力を認める。ヘビー級の試合が少ないことを懸念しており「ヘビー級は何が起こるか分からない。大きい男たちが殴り合う、迫力のある戦いを見てほしい。完全決着もあると思う」と魅力を口にした。

勢いが増し続ける伸び盛りのスダリオと、さまざまな戦場で戦ってきた経験豊富なシビサイ。大男たちの激しいぶつかり合いに注目が集まる。(つづく)【松熊洋介】

スダリオ剛は宮本和志が倒れKOした後も攻撃し両軍入り乱れ騒然(2021年3月21日撮影)

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豊昇龍が頭から落ちしばらくうつぶせ、剣翔おでこ出血/12日目写真特集

<大相撲夏場所>◇12日目◇20日◇東京・両国国技館

大関照ノ富士が過去1勝4敗だった阿武咲を寄り切り、単独トップを守った。前日11日目にまげつかみの反則で初黒星。引きずることなく、厳しい攻めで苦手を一蹴した。 追う大関貴景勝は1差の2敗を守った。逸ノ城と激しい張り合いもまじえ、最後は押し出した。 かど番の大関正代は関脇隆の勝に攻め込まれたが、土俵際のすくい投げで7勝目。勝ち越しとかど番脱出に王手をかけた。一方、4場所連続関脇の隆の勝は昨年初場所以来の負け越しとなった。 大関朝乃山の休場により、関脇高安は不戦勝で勝ち越しを決めた。 西前頭8枚目の遠藤は琴恵光に寄り切られて3敗目を喫し、1歩後退した。

12日目の取組を写真で振り返ります。

幕内

石浦(5勝7敗)押し出し徳勝龍(8勝4敗)

石浦(後方)を押し出しで破る徳勝龍(撮影・鈴木正人)

石浦(左から2人目)を押し出しで破り、勢い余って土俵から落ちる徳勝龍(撮影・狩俣裕三)


千代大龍(8勝4敗)引き落とし隠岐の海(8勝4敗)

☆千代大龍 7勝2敗から連敗してあと1番が遠かった。不細工な相撲になったけど勝てて良かった。

隠岐の海(手前)を引き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)


玉鷲(6勝6敗)押し出し魁聖(6勝6敗)

☆魁聖 立ち合いしっかり当たれて、手も足も前に出られた。よかったと思う。

玉鷲(右)を押し出しで破る魁聖(撮影・鈴木正人)


大奄美(6勝6敗)寄り切り照強(5勝7敗)

照強(右)を激しく攻める大奄美(撮影・鈴木正人)

豪快に塩をまく照強(撮影・鈴木正人)

大量の塩をまく照強(撮影・狩俣裕三)


志摩ノ海(6勝6敗)押し出し天空海(4勝8敗)

★天空海 押したかったけど、引いちゃったッスね。(負け越しが決まり)下げ幅を最小限にして終えられたら。あと3連勝、したいですよね。

天空海(右)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・狩俣裕三)


琴ノ若(7勝5敗)下手出し投げ輝(5勝7敗)

☆琴ノ若 体勢を崩したけど、落ち着いて対応していくことだけを考えていた。体が反応してよかった。

輝(手前)を下手出し投げで破る琴ノ若(撮影・狩俣裕三)


剣翔(4勝8敗)突き落とし千代丸(7勝5敗)

☆千代丸 自分の右四つになれたんで、落ち着いていけた感じです。自分の相撲で勝てているんで、調子はいい方と思う。

剣翔(右)を突き落としで破る千代丸(撮影・鈴木正人)

千代丸に突き落としで敗れ、おでこを出血する剣翔(撮影・狩俣裕三)


琴恵光(7勝5敗)寄り切り遠藤(9勝3敗)

遠藤(右)は琴恵光に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


千代翔馬(6勝6敗)押し倒し宝富士(6勝6敗)

☆宝富士 (千代翔馬は)立ち合い、いろいろやってくる相手なんで、どっしりいけば大丈夫かなと。あわてずいけたのでよかったです。

千代翔馬(左)の攻めを耐える宝富士(撮影・鈴木正人)


豊昇龍(5勝7敗)寄り倒し栃ノ心(4勝8敗)

☆栃ノ心 (豊昇龍とは)初めてだったが負けたくない気持ちはあった。若い子に負けたくないんで。おじさん(元横綱朝青龍)とも相撲とってますね。(不思議な感じか聞かれ)そうですね。

栃ノ心は寄り倒しで豊昇龍を破る(撮影・小沢裕)

豊昇龍(左)を寄り倒しで破る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

栃ノ心(右)に寄り倒しで敗れた際に頭から落ち、しばらく土俵にうつぶせになる豊昇龍(撮影・狩俣裕三)


碧山(2勝2敗8休)叩き込み妙義龍(5勝7敗)

妙義龍(下)をはたき込みで破る碧山(撮影・鈴木正人)


霧馬山(3勝9敗)送り出し翔猿(3勝9敗)

☆翔猿 (兄の英乃海に力水をつける)幕内でできることはすごくうれしいことだと思う。

霧馬山(左)を送り出しで破る翔猿(撮影・狩俣裕三)


若隆景(7勝5敗)叩き込み英乃海(5勝7敗)

☆英乃海 (弟の翔猿に力水をつけてもらう)今までもそういうことがあったので、特別なものはない。良かったなくらい。特にないっすね。

若隆景(手前)をはたき込みで破る英乃海(撮影・鈴木正人)


御嶽海(7勝5敗)寄り切り明生(6勝6敗)

激しくぶつかり合う明生(左)と御嶽海(撮影・狩俣裕三)


北勝富士(5勝7敗)叩き込み大栄翔(4勝8敗)

★大栄翔 踏み込みとか悪いので(はたきを)食ってしまう。ダメですね。(残り3日は)自分の相撲を心掛けて、来場所につながるような相撲を取りたい。

北勝富士は大栄翔(左)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


正代(7勝5敗)すくい投げ隆の勝(4勝8敗)

隆の勝(手前)をすくい投げで破る正代(撮影・狩俣裕三)


逸ノ城(8勝4敗)押し出し貴景勝(10勝2敗)

☆貴景勝 あまり良くなかったですけど、しっかり準備できたかなと思う。なかなか(毎回)思い通りにいける部分はないので、我慢して明日も一生懸命やっていきたい。(逸ノ城は)大きいし力もあるので、気持ちをしっかりやっていこうとは思っていた。

逸ノ城(左)を攻める貴景勝(撮影・鈴木正人)


朝乃山(7勝5敗)不戦勝高安(8勝4敗)

朝乃山の休場により高安の不戦勝を告げる幕が掲げられる(撮影・小沢裕)


阿武咲(6勝6敗)寄り切り照ノ富士(11勝1敗)

☆照ノ富士 (11日目の初黒星からの切り替え)1日一番で、ずっとやってますから。昨日のことは昨日で、今日は今日でという感じでした。(まげに手がかかって反則負けとなった)昨日は、そういう相撲だった自分が悪い。気持ち切り替えて頑張ろうと思っています。

阿武咲(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・狩俣裕三)

十両

千代の海(4勝8敗)押し出し宇良(9勝3敗)

千代の海(後方)を押し出しで破る宇良(撮影・狩俣裕三)

宇良(右)は押し出しで千代の海を破る(撮影・小沢裕)

照ノ富士(左)は阿武咲を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

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照ノ富士トップ守る、貴景勝は2敗目/9日目写真特集

<大相撲夏場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

大関照ノ富士が初日から9連勝とし、優勝争いのトップの座を守って後続に2差をつけた。最近の対戦で4連敗中だった関脇高安をはたき込みで下した。高安が落ちるのと、照ノ富士が土俵外に出るのとが同時ではないかと物言いがついたが協議の末、軍配通りに照ノ富士の勝ちとなった。高安は3敗目を喫し、優勝争いから後退した。 8日目まで1敗だった大関貴景勝は、小結大栄翔に押し出されて2敗目を喫した。 優勝争いは、無敗の照ノ富士を、2敗の貴景勝、御嶽海、逸ノ城、遠藤、千代大龍が追う展開となった。 元横綱朝青龍のおい、東前頭5枚目の豊昇龍は正代を外掛けで勝った。前日の朝乃山戦から、2日連続で大関を破った。

幕内

白鷹山寄り切り千代大龍

☆千代大龍 (白鷹山は)同期なんで、負けたくない気持ちはありました。土俵は円いので、回りながら勝機を見つけられる相撲を取っていきたい。

白鷹山(右)を寄り切りで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)

白鷹山(左)を寄り切りで破った千代大龍(撮影・鈴木正人)


琴恵光叩き込み天空海

琴恵光(左)をはたき込みで破る天空海(撮影・狩俣裕三)

琴恵光(右)の攻めを耐える天空海(撮影・鈴木正人)


石浦下手出し投げ千代翔馬

☆石浦 突っ張りに引かず出ていけたのがよかった。最後の投げ(下手出し投げは)強引だったので反省です。我慢していければベストだったと思う。

★千代翔馬 あまり覚えていないけど、やりにくかった。ウチの部屋は小さい人がいなくて、大きい人が多い。ちょっとやりにくかった。

千代翔馬(右)を下手出し投げで破る石浦(撮影・鈴木正人)

千代翔馬(下)を下手出し投げで破る石浦(撮影・鈴木正人)


玉鷲押し出し千代丸

仕切りで口を大きく開ける千代丸(撮影・河田真司)

玉鷲(手前)を攻める千代丸(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海寄り切り大奄美

★志摩ノ海 立ち合いから攻められていて、あそこが悪いのかな。後半はしっかり元気を出して、前に出る相撲をとっていきたい。

志摩ノ海(右)を寄り切りで破る大奄美(撮影・河田真司)

志摩ノ海(右)を寄り切りで破る大奄美(撮影・狩俣裕三)


魁聖引き落とし遠藤

魁聖(手前)を引き落としで破る遠藤(撮影・河田真司)

魁聖(右)を引き落としで破った遠藤(撮影・鈴木正人)


剣翔掛け投げ照強

★剣翔 思い切っていけなかったのが悔い残ります。気持ちの問題。切り替えて思い切って相撲をとりたい。

剣翔(手前)を掛け投げで破る照強(撮影・河田真司)

剣翔(右)を掛け投げで破る照強(撮影・鈴木正人)


琴ノ若送り出し宝富士

☆琴ノ若 ☆琴ノ若 先に動けて体も反応したんでよかったと思う。攻める相撲がとれたので続けていけたらと思う。

宝富士(右)を攻める琴ノ若(撮影・鈴木正人)

宝富士を送り出しで破り勝ち名乗りを受ける琴ノ若(撮影・鈴木正人)


隠岐の海寄り切り逸ノ城

☆逸ノ城 (相手が)もろ差しになったけど、巻き返して自分の形になったので出るしかない。自分が前に出る、体を生かした相撲を取りたいです。

隠岐の海(右)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・鈴木正人)

隠岐の海(後方)を寄り切りで破った逸ノ城(撮影・鈴木正人)


英乃海寄り切り

☆輝 しっかり落ち着いて、最後まで勝ちを急がずにやった。形がよかったかなと思います。だいぶ、四つでも前に出られるようになってきました。

★英乃海 (前日の相撲で左足小指を脱臼)足袋をはくの初めてだったんで、怖がりすぎて何もできなかったです。どんな感覚か分かったんで、明日から思い切りいきたい。

立ち会いで英乃海(左)に張り手を食らわす輝(撮影・狩俣裕三)

英乃海(後方)を寄り切りで破った輝(撮影・鈴木正人)


栃ノ心寄り切り妙義龍

妙義龍(右)に寄り切りで敗れ、右足を痛めた様子の栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

栃ノ心(左)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・狩俣裕三)


御嶽海上手投げ若隆景

若隆景(左)を上手投げで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

若隆景(手前)を上手投げで破った御嶽海(撮影・鈴木正人)


高安叩き込み照ノ富士

高安(右)をはたき込みで破る照ノ富士(撮影・狩俣裕三)

高安、照ノ富士の一番で物言いが付き、土俵に上がる親方衆(撮影・河田真司)


大栄翔押し出し貴景勝

☆大栄翔(大関貴景勝を破り)最初は攻められたけど、我慢できたかなと思う。

貴景勝(左)を押し出しで破る大栄翔(撮影・狩俣裕三)

大栄翔(右)に押し出しで敗れ、悔しがる貴景勝(撮影・狩俣裕三)


朝乃山小手投げ阿武咲

☆朝乃山 立ち合いダメで押されてしまったが、左から耐えられたので最後は思い切り投げたつもり。気持ちを切り替えて、思い切りいきました。

阿武咲(左)を小手投げで破る朝乃山(撮影・狩俣裕三)

阿武咲(右)を小手投げで破った朝乃山(撮影・河田真司)

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似てる? おじに「怒られないように」豊昇龍大関戦連勝 おじは元横綱の…

正代を外掛けで破り、土俵から引き揚げる豊昇龍(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

元横綱朝青龍のおい、東前頭5枚目の豊昇龍は正代を破り、8日目の朝乃山戦に続いて大関戦連勝とした。前日は内掛けで勝ち、9日目は外掛けを決め「体の反応が良かったです」と振り返った。おじの元横綱朝青龍について聞かれると「多分、見ていると思いますけど、怒られないようにいい相撲を取りたいです」と話していた。朝青龍は午後7時6分にツイッターで「今日また大関食ったらしいな。ダイジスト見ます。勢いに乗ってがんばれー♪」(原文まま)とつぶやいた。

正代(下)を外掛けで破る豊昇龍(撮影・河田真司)
正代(右)を外掛けで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

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朝青龍のおい豊昇龍が連日の大関撃破 得意の足技外掛けで正代を破る

正代(右)を外掛けで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

元横綱朝青龍をおじに持つ東前頭5枚目豊昇龍(21=立浪)が連日の大関撃破を果たした。

立ち合い当たってもろ差しになると、外掛けで正代を破った。前日8日目は朝乃山を内掛けであおむけにさせた。得意の足技を存分に発揮し「とりあえず当たって相手を起こせば何とかなると思っていた。集中できていて良かった」と振り返った。

朝青龍のおいとして入門時から注目を集めるホープは、今場所が幕内5場所目で初めての上位総当たり。4大関とは2勝2敗で「いい勉強になりました」と充実の表情。4勝5敗と黒星は先行しているが、存在感を示している。

おじの元横綱朝青龍については「(自身の取組を)見ていると思うけど、怒られないように頑張りたい」と話す。場所中に連絡を取る予定はなく「場所終わるまで自分の相撲しか考えない。場所終わってから報告します」と明かした。

正代(下)を外掛けで破る豊昇龍(撮影・河田真司)
正代を外掛けで破り、土俵から引き揚げる豊昇龍(撮影・河田真司)

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元朝青龍「また大関食ったらしいな。ダイジスト見ます」おい豊昇龍の活躍に

元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(2017年12月29日撮影)

<大相撲夏場所>◇9日日◇17日◇東京・両国国技館

元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が、おいの活躍を喜んだ。9日目打ち出し後の午後7時すぎ、ツイッターで「今日また大関食ったらしいな。ダイジスト見ます。勢いに乗ってがんばれー♪」(原文のまま)。その約1時間後には「今相撲見ました。いいんじゃない? がんばれ」と連投した。

おいの豊昇龍はこの日、大関正代を外掛けで破った。8日目は朝乃山に内掛けを決めており、2日続けて足技で大関を連破。NHKのインタビュールームに呼ばれて、おじの朝青龍について聞かれると「多分、見ていると思いますけど、怒られないようにいい相撲を取りたいです」と話していた。

正代を外掛けで破った豊昇龍(撮影・鈴木正人)

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大関照ノ富士9連勝 後続に2差、貴景勝2敗、高安は3敗でV争いから後退

高安(下)をはたき込みで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇9日日◇17日◇東京・両国国技館

大関照ノ富士が初日から9連勝とし、優勝争いのトップの座を守って後続に2差をつけた。

最近の対戦で4連敗中だった関脇高安をはたき込みで下した。高安が落ちるのと、照ノ富士が土俵外に出るのとが同時ではないかと物言いがついたが協議の末、軍配通りに照ノ富士の勝ちとなった。高安は3敗目を喫し、優勝争いから後退した。

8日目まで1敗だった大関貴景勝は、小結大栄翔に押し出されて2敗目を喫した。

優勝争いは、無敗の照ノ富士を、2敗の貴景勝、御嶽海、逸ノ城、遠藤、千代大龍が追う展開となった。

元横綱朝青龍のおい、東前頭5枚目の豊昇龍は正代を外掛けで勝った。前日の朝乃山戦から、2日連続で大関を破った。

大栄翔(右)に押し出しで敗れ、悔しがる貴景勝(撮影・狩俣裕三)
正代(下)を外掛けで破る豊昇龍(撮影・河田真司)

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豊昇龍、大関挑戦3戦目内掛けで初白星 おじ朝青龍に「立ち合い」教示志願

朝乃山(左)は豊昇龍に内がけで敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇8日日◇16日◇東京・両国国技館

元横綱朝青龍をおじに持つ東前頭5枚目豊昇龍(21=立浪)が、大関挑戦3戦目にして初勝利を果たした。朝乃山をのど輪で起こして先手を奪うと、右四つから内掛けで大関をあおむけにさせた。今場所が初めての上位総当たり。偉大なおじを尊敬してやまないホープが、後半戦に向けて弾みをつけた。大関復帰の照ノ富士は中日での勝ち越しを決めた。1差で大関貴景勝が追走する。

    ◇    ◇    ◇    ◇

幕内5場所目の21歳が、大関相手に立ち合いから主導権を握った。右のど輪で起こして左上手、右四つに組むと、自ら仕掛ける。「狙っていなかった」と右足を相手の左足に掛けて、朝乃山に体を預けた。鮮やかな大関戦初勝利に「体がよく動いてくれた」と声を弾ませた。

前日7日目の貴景勝戦は、立ち合いで左に変わる注文相撲を取って負けた。消極的な内容に、師匠の立浪親方(元小結旭豊)からも「大丈夫か?」と心配されるほど。「昨日までずっと勝ちたい、勝ちたいと思っていて、自分の相撲を取り切れていなかった。楽しみたいと思ってやった」。悔いのない一番が取りたかった。

朝青龍のおいっ子として、入門時から注目を集めてきた。おじは4日目の12日にSNSで「また負けか?」「明日勝て!」などと投稿。名前こそ挙げなかったが、豊昇龍の取組を気にかけている様子だ。今場所中、まだ連絡を取り合っておらず「おじさんには立ち合いのことを教えてもらいたい」と助言を求める。9日目も正代との大関戦。さらに殊勲の星を積み重ね、おじにいい報告がしたい。【佐藤礼征】

朝乃山(右)を内掛けで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

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翔猿勢い余ってマス席付近まで、宇良は久々の懸賞金に…/8日目写真特集

<大相撲夏場所>◇8日目◇16日◇東京・両国国技館

元横綱朝青龍のおい、東前頭5枚目の豊昇龍が大関戦初勝利をあげた。

朝乃山得意の右四つとなったが、引きつけながら右からの内掛けを鮮やかに決めた。朝乃山は4勝4敗の五分となった。

大関照ノ富士が大栄翔を押し出し、ストレートで勝ち越しを決めた。追いかける大関貴景勝は1敗を守った。過去12戦全勝と合口のいい妙義龍を立ち合いで押し込み、タイミングよくはたき込んだ。

かど番の大関正代は3敗目を喫した。小結御嶽海との一番で立ち合い負け。左を差し込むが上体が起き上がり、圧力をかけられて押し出された。御嶽海は2敗を守った。

8日目の取組を写真で振り返ります。

幕内

魁聖(4勝4敗)すくい投げ宇良(7勝1敗)

魁聖(右)をすくい投げで破る宇良(撮影・鈴木正人)

懸賞金を手に土俵を引き揚げる宇良(撮影・鈴木正人)


明瀬山(1勝7敗)不戦天空海(2勝6敗)

明瀬山の休場により不戦勝の勝ち名乗りを受ける天空海(撮影・小沢裕)


琴恵光(5勝3敗)寄り切り大奄美(4勝4敗)

琴恵光(右)は大奄美を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


千代丸(5勝3敗)寄り切り隠岐の海(6勝2敗)

☆隠岐の海(相撲内容は)「あまり分からないけど、勝ててよかったですね。思い切っていければと思ってやりました。」

千代丸(右)と攻め合う隠岐の海(撮影・鈴木正人)


石浦(4勝4敗)すくい投げ照強(2勝6敗)

照強はすくい投げで石浦(手前)を破る(撮影・小沢裕)

照強はすくい投げで石浦(左)を破る(撮影・小沢裕)


千代大龍(6勝2敗)突き落とし輝(3勝5敗)

千代大龍(右)は輝を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


剣翔(2勝6敗)上手出し投げ琴ノ若(4勝4敗)

☆琴ノ若「しっかり自分の流れで相撲をとることだけ考えていけた。反応もしっかりできたし、先に動けたのでよかった」

琴ノ若は剣翔(右)を上手出し投げで破る(撮影・小沢裕)


栃ノ心(2勝6敗)押し出し千代翔馬(5勝3敗)

☆千代翔馬「胸を合わせたら相手が上なんで、相手に合わせず前みつをとって頭をつけていこうと。(最後の)投げは流れです」

栃ノ心(左)を上手投げで破る千代翔馬(撮影・鈴木正人)


玉鷲(5勝3敗)押し出し宝富士(3勝5敗)

☆宝富士(連敗を4で止め)「気持ちも落ちていろいろ考えたりもしたが、自分の相撲をとるといけたのがよかった。やはり気持ちの部分じゃないですかね」

玉鷲(右)の攻めを耐える宝富士(撮影・鈴木正人)


英乃海(4勝4敗)上手出し投げ遠藤(6勝2敗)

英乃海(左)を上手出し投げで破る遠藤(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(4勝4敗)押し出し逸ノ城(6勝2敗)

志摩ノ海(左)と攻め合う逸ノ城(撮影・鈴木正人)


明生(3勝5敗)突き落とし阿武咲(6勝2敗)

☆阿武咲「自分の立ち合いができた。(相手の明生は)小学校のころからやっている相手。普段からも高めあっている相手。終始冷静にいけたので、この冷静さを保ちつつ明日からもいけたら。」

明生(手前)を突き落としで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)


翔猿(1勝7敗)押し出し北勝富士(2勝6敗)

翔猿(左)を押し出しで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)

翔猿(手前)を押し出しで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)

北勝富士に押し出しで敗れた翔猿は勢い余ってマス席付近まで達し観客を喜ばせる(撮影・小沢裕)


高安(6勝2敗)送り倒し霧馬山(2勝6敗)

☆高安「左まわしを取られたけどじっくり攻めようかなと。少し受け身になったけど残す自信はあった。(明日の照ノ富士戦に向けて)自分の相撲を心がけて気を引き締めていきたい。」

霧馬山(右下)を攻める高安(撮影・鈴木正人)


若隆景(5勝3敗)押し出し隆の勝(3勝5敗)

若隆景(右)は隆の勝を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


正代(5勝3敗)押し出し御嶽海(6勝2敗)

☆御嶽海「しっかり自分の相撲を取れた。気持ちが乗っているので、それがいいんじゃないか。押し相撲は気持ちだと思うので、その辺がいい流れではまっている。」

★正代「差して前傾姿勢で攻めたかったけどのけ反ってしまった。投げを打ちに行ってそこを寄られた。もう少し立ち合いを徹底したい。」

正代(右)を押し出しで破った御嶽海(撮影・鈴木正人)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる御嶽海(撮影・鈴木正人)


妙義龍(2勝6敗)はたき込み貴景勝(7勝1敗)

☆貴景勝「自分の相撲に集中することだけやりました。(後半戦に向けて)明日の相撲に集中して、どれだけ(白星を)積み重ねられるかだと思っている」

妙義龍(右)を攻める貴景勝(撮影・鈴木正人)


朝乃山(4勝4敗)内掛け豊昇龍(3勝5敗)

☆豊昇龍(内掛けは)「狙っていなかった。集中していたのは立ち合い。立ち合い起こせば、何とかなると思っていた。昨日(貴景勝戦)までずっと勝ちたい、勝ちたいと思っていたので、自分の相撲を取り切れていないと思っていた。楽しみたいと思ってやりました」

朝乃山(右)を攻める豊昇龍(撮影・鈴木正人)

朝乃山(右)を内掛けで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

朝乃山(左)は豊昇龍に内がけで敗れる(撮影・小沢裕)


大栄翔(3勝5敗)押し出し照ノ富士(8勝0敗)

☆照ノ富士「足がよく動いてくれた。(勝ち越しは)別に意識していないので。(前回中日での勝ち越しを決めた15年秋場所と比較して感じることはあるか)いや、分からないです。一生懸命やるだけなので」

大栄翔(右)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

照ノ富士は大栄翔(右)を押し出しで破り8日目で勝ち越しを決める。左は難を逃れた行司の式守伊之助(撮影・小沢裕)

照ノ富士は大栄翔(右)を押し出しで破り8日目で勝ち越しを決める。左は難を逃れた行司の式守伊之助(撮影・小沢裕)

大栄翔(左)を押し出しで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

大栄翔(手前)を押し出しで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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朝青龍のおい豊昇龍が朝乃山破り大関戦初勝利、照ノ富士8連勝で勝ち越し

朝乃山(右)を内掛けで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇8日日◇16日◇東京・両国国技館

元横綱朝青龍のおい、東前頭5枚目の豊昇龍が大関戦初勝利をあげた。朝乃山得意の右四つとなったが、引きつけながら右からの内掛けを鮮やかに決めた。朝乃山は4勝4敗の五分となった。

大関照ノ富士が大栄翔を押し出し、ストレートで勝ち越しを決めた。追いかける大関貴景勝は1敗を守った。過去12戦全勝と合口のいい妙義龍を立ち合いで押し込み、タイミングよくはたき込んだ。

かど番の大関正代は3敗目を喫した。小結御嶽海との一番で立ち合い負け。左を差し込むが上体が起き上がり、圧力をかけられて押し出された。御嶽海は2敗を守った。

大栄翔(左)を押し出しで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)
妙義龍(右)をはたき込みで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

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貴景勝1敗死守、元横綱朝青龍のおい豊昇龍下し「1日一番、集中するだけ」

豊昇龍(左)をはたき込みで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇7日目◇15日◇東京・両国国技館

大関の貴景勝がただ1人、1敗を守った。元横綱朝青龍のおい、豊昇龍とは初顔合わせ。「元気あるんで、自分も気持ちで負けないようにいきました」と圧力をかけ続けて、最後ははたき込んだ。

「1日一番、集中するだけ。集中することがつながっていくと思うんで。自分がどうやって、やっていくか。一生懸命やるだけです」と集中を繰り返した。

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八角理事長、館内沸かせた明生-若隆景の一番を称賛「上も狙っていける」

若隆景(左)をはたき込みで破った明生(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇7日目◇15日◇東京・両国国技館

激しい攻防で館内を沸かせた、見応えたっぷりの明生(25=立浪)-若隆景(26=荒汐)の一番を、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が褒めた。

立ち合いから押し込んだ明生を、しのいだ若隆景が得意のおっつけ、はず押しで攻め返す。最後は、やや足がそろったのか、明生が右から突くようには若隆景をたき込んで勝負は決した。

互いに力を出し切った一番に同理事長は「今後、楽しみな力士だ。こうゆう相撲を取れば三役はもちろん、その上も狙っていける。体は小さいけれど、押しが安定してくると自分の型が出来る。そうした稽古を積めば安定感が出てくる」と期待の言葉を並べた。

それだけに余計に残念に映ったのが、大関貴景勝(24=常盤山)に初挑戦した幕内最年少の豊昇龍(21=立浪)だった。立ち合い、右上手狙いで右へ変化。だが、あっさり読まれはたき込まれて土俵にバッタリ。安易な変化に同理事長は「残念だね。相撲を簡単に考えている。大関と当たる地位まで上がったのだから、必死に取るという気構えがないと。こういう負け方は将来につながらない」と苦言。おじの元横綱朝青龍との、同時期での比較でも「(幕内に)上がってきた頃と体重は変わらないでしょう。(朝青龍は)激しい相撲を取っていた」と若々しさを求めていた。

若隆景(右)をはたき込みで破る明生(撮影・江口和貴)

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照ノ富士6連勝 朝乃山は霧馬山に投げられ土俵に仰向け/6日目写真特集

<大相撲夏場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館

関脇高安が小結御嶽海との好調な“1敗対決”を制した。もろ差しを許して攻め込まれたが、うまく土俵を回り込みながら、最後は下がりながら左上手を取っての投げを決めた。際どい勝負だったが、物言いもつかず5勝1敗と優勝争いの圏内に踏みとどまった。

大関照ノ富士は初対戦の豊昇龍を相手にせず、立ち合いで左上手をつかむと、右を差す万全の形で寄り切り、6連勝とした。貴景勝は翔猿を突き出し、1敗を守った。

大関朝乃山は霧馬山と投げの打ち合いで、左からの上手投げに屈して3勝3敗の五分となった。かど番の正代も妙義龍に電車道で押し出されて2敗目を喫した。

6日目の取組を写真で振り返ります。


徳勝龍押し出し千代丸

千代丸(左)は徳勝龍を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

☆千代丸 もろ手でいって自分の間合いで相撲がとれている。まだ疲れとかもなく、いい感じできている。

魁聖押し出し天空海

魁聖(左)は天空海を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

石浦上手出し投げ大奄美

石浦(右)は上手出し投げで大奄美を破る(撮影・小沢裕)

石浦(右)は上手出し投げで大奄美を破る(撮影・小沢裕)

☆石浦  しっかり攻められたいい相撲だった。左からおっつけていこうと思っていた。(4勝2敗とし)気持ちも乗っているので明日も気持ちよく相撲を取りたい。

琴ノ若押し出し千代大龍

千代大龍は琴ノ若(左)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

☆千代大龍 (琴ノ若に)初顔から2連敗してたんで勝ちたい欲が出て頑張れました。自分でもあんなに残れるとは思っていなかった。

明瀬山はたき込み千代翔馬

明瀬山(下)をはたき込みで破る千代翔馬(撮影・滝沢徹郎)

☆千代翔馬 中に入られないようにいった。上手を取りたかったが全然取れなくて、あとは流れだった。

玉鷲押し出し琴恵光

琴恵光(手前)は玉鷲を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

隠岐の海あびせ倒し照強

隠岐の海(上)は照強を浴びせ倒しで破る(撮影・柴田隆二)

隠岐の海(上)は照強を浴びせ倒しで破る(撮影・柴田隆二)

隠岐の海(上)は照強を浴びせ倒しで破る(撮影・滝沢徹郎)

栃ノ心寄り切り

輝(左)を攻める栃ノ心(撮影・滝沢徹郎)

栃ノ心(左)は輝を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

志摩ノ海送り出し宝富士

志摩ノ海(左)は宝富士を送り出しで破る(撮影・柴田隆二)

英乃海きめ出し剣翔

剣翔(左)は英乃海をきめ出しで破る(撮影・柴田隆二)

☆剣翔 立ち合い、2本入られてやばいかと思ったが、浅かったんでうまくきめられてよかった。この6日間、元気のいい相撲がとれていないんで、元気のいい相撲をとっていきたい。

遠藤押し出し逸ノ城

逸ノ城(右)は遠藤を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

若隆景はたき込み阿武咲

若隆景(右)は阿武咲をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)

明生押し出し北勝富士

明生(左)は北勝富士を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

高安上手投げ御嶽海

高安(左)は御嶽海を上手投げで破る(撮影・柴田隆二)

高安(左)は御嶽海を上手投げで破る(撮影・柴田隆二)

☆高安 何回か中に入られたけど前向きに相撲が取れてよかった。腰を落として我慢できた。最後は際どかったけど形になってよかった。好調の相手だったので勝てたのは明日につながる。

大栄翔押し出し隆の勝

大栄翔(左)は隆の勝を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

朝乃山上手投げ霧馬山

朝乃山は霧馬山(左)に上手投げで敗れる(撮影・小沢裕)

霧馬山(右)は朝乃山を上手投げで破る(撮影・柴田隆二)

朝乃山は霧馬山(左)に上手投げで敗れる(撮影・小沢裕)

☆霧馬山 まわし取らせないように我慢して、自分から先にまわしを取ろうと思っていた。最後(千秋楽)まで今日みたいな相撲を取っていきたい。

★朝乃山 自分の形の左上手が外れて、そこから攻められた。攻めがバラバラになった。明日からまた自分の相撲を取っていきたい。

豊昇龍寄り切り照ノ富士

豊昇龍(左)を攻める照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

照ノ富士(左)豊昇龍を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

☆照ノ富士 落ち着いて(相手を)正面において、前に出ることしか考えてなかった。(全勝は)意識していない。

★豊昇龍 大関と初めて相撲を取った。自分のペースになれなくて先に手を着いてしまった。今日は左を差されないように左脇を締めて、しっかり当たっていったけどダメだった。

正代押し出し妙義龍

正代(手前)を攻める妙義龍(撮影・滝沢徹郎)

正代(左)は妙義龍に押し出しで敗れる(撮影・小沢裕)

★正代 立ち合いで踏み込まれて本来の立ち合いができなかった。連敗しないように切り替えていきたい。

翔猿突き出し貴景勝

翔猿(左)を攻める貴景勝(撮影・滝沢徹郎)

貴景勝は翔猿(左)を突き出しで破る。右は正代(撮影・小沢裕)

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八角理事長、大関初挑戦で敗れた豊昇龍に「もっと動かないといけない」

照ノ富士に敗れ悔しげな豊昇龍(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲夏場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館

元横綱朝青龍の、おいにあたる豊昇龍(21=立浪)が、大関初挑戦であっけなく黒星を喫した。

十両時代の昨年初場所、春場所で対戦し寄り倒し、上手投げで敗れている照ノ富士(29=伊勢ケ浜)と対戦。真っ向から当たり、狙い通りに右を差したが、照ノ富士に左上手を引きつけられ、右のかいなも返されながら、なすすべなく寄り切られた。

報道陣の電話取材に応じた八角理事長(元横綱北勝海)は、取組前に「豊昇龍は右は差せると思うから先に動くこと。照ノ富士が小手投げに来る前に回り込むなり動きたいところだ」と話していた。だが、全く動けずに完敗。「十枚目(十両)で2回ぐらい、当たっているでしょう? 何とか出来るんじゃないかなと(豊昇龍が)思っていたら、大きな間違い。もっと動かないといけないのにスンナリ差しに行った。立ち合いで当たって動かないと」と、なすすべなく敗れた上位初挑戦の豊昇龍の、課題を指摘していた。

豊昇龍(左)を攻める照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

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照ノ富士無傷6連勝「前に出ることしか考えず」 元朝青龍のおい豊昇龍一蹴

豊昇龍(左)を攻める照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲夏場所>◇6日目◇14日◇東京・両国国技館

大関に返り咲いた照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、東前頭5枚目豊昇龍(21=立浪)を寄り切って初日から6連勝とした。

初めて上位に挑戦する若手を一蹴した。真っすぐ当たってきた相手からすぐに左上手を取ると、右もねじ込んで寄り立てた。

「落ち着いて(相手を)正面において、前に出ることしか考えてなかった」と照ノ富士。4日目に単独先頭に立ち、2場所連続4度目の優勝に向けて突き進む。

相手の豊昇龍は元横綱朝青龍のおいっこ。モンゴルの後輩に当たるが「(特別な意識は)ないので」と話した。

照ノ富士(左)豊昇龍を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

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