上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

那須川の右ジャブ世界ランカークラス 帝拳ジム元トレーナー葛西裕一氏分析

那須川(左)葛西裕一氏(2018年2月17日撮影)

那須川天心にボクシング技術を指導している東京・用賀のジム「グローブス」代表で帝拳ジムの元トレーナー、葛西裕一氏(51)は、既に那須川の右ジャブが世界ランカークラスに到達していると強調した。月2回のペースで那須川にパンチ技術を教えている同氏は「技術は日本王者と普通に戦えるレベル」と前置きした上で「サウスポースタイルから天才的な右ジャブを打っている。あれは世界ランカーレベルのタイミングですよ」と断言。また勝負勘の良さ、天性の勝負運の強さにも舌を巻いている。

97年から20年間、帝拳ジムでトレーナーを務めた葛西氏は、西岡利晃ら計4人の世界王者を育てた。那須川が中学3年時、同ジムに出稽古に訪れ、当時のWBC世界ライトフライ級王者木村悠とスパーリングしていたエピソードも披露。「階級は(那須川の体格が大きく)違うが、当時の世界王者木村と互角にやっていた」とも明かしていた。

関連するニュースを読む

日本スーパーライト級王者、永田大士V2戦決定 6・10に5位鈴木雅弘と

ボクシング日本スーパーライト級王者永田大士(31=三迫)のV2戦が決まった。6月10日に東京・後楽園ホールで、同級5位鈴木雅弘(25=角海老宝石)と対戦する。三迫ジムが9日に発表した。

自衛隊出身の永田は、昨年7月に2度目のタイトル挑戦で王座を奪取。12月のV1戦は引き分け防衛だった。東農大出身の鈴木は6戦目でタイトル初挑戦となる。

前座では東洋大出身の木村蓮太朗(23=駿河男児)が、デビュー4連勝をかけて出場する。上限700人の有観客での開催となる。

関連するニュースを読む

峰崎部屋閉鎖を承認 力士全5人は芝田山部屋に転属

日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開き、1日付で峰崎部屋所属員の転属および峰崎部屋閉鎖を承認した。

峰崎親方(元前頭三杉磯)が5月で日本相撲協会の定年となる65歳を迎えるため、春場所限りで峰崎部屋が閉鎖される方向で調整されていた。

転属先は同じ二所ノ関一門の3部屋。春場所限りで引退した光源治と大勇人をのぞく力士全5人は、芝田山部屋に転属することになった。

峰崎部屋所属員の転属先は以下の通り。

芝田山部屋:峰崎親方、幕下泉川、三段目満津田、若肥前、序二段都島、峻峰、木村銀治郎(幕内行司)

高田川部屋:花籠親方(元関脇太寿山)、木村光之助(十枚目行司)

西岩部屋:木村一馬(幕下行司)、弘行(十枚目呼び出し)、正男(十枚目呼び出し)、床明(四等床山)

関連するニュースを読む

アマ10冠藤田健児TKOデビュー格闘一家の最終兵器

5回、木村(左)にパンチを浴びせる藤田(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:フェザー級6回戦>◇25日◇東京・後楽園ホール

アマ10冠ボクサー藤田健児(27=帝拳)が鮮やかな6回TKOでプロデビューを飾った。

木村元祐(34=JM加古川)とフェザー級6回戦で拳を交え、6回2分38秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。左右にスイッチし、ディフェンシブな木村に対し、サウスポースタイルから的確な左ボディーストレートをヒット。3回には強烈な左ストレートを打ち込むと、相手の左目下は内出血で大きく腫れた。4回には右フックでダウンも奪取。最終6回にコーナーへと追い込み、連打を続けてレフェリーストップ勝ちとなった。

高校総体3連覇、全日本選手権3度Vなどアマ10冠、海外でもアジア選手権銅メダルと実績十分の藤田は19年に東京オリンピック(五輪)出場の目標が断たれ、昨年9月、プロテストに合格した。所属ジムでは高校6冠で元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナー(36)との指導でレベルアップを図ってきた。

格闘一家で育った。ボクシングでアマ5冠の次兄大和は格闘家に転身し、現在は総合格闘技団体DEEPのフライ級暫定王者に就く。RIZINにも参戦し、キックボクシング界の「神童」那須川天心とも対戦している。次姉翔子はDEEPに参戦し、今月初勝利を挙げたばかり。長兄和典氏は元東洋太平洋フェザー級暫定王者で故郷岡山県内でジムを経営し、長姉典子さんは極真空手世界3位の実績を持つスポーツインストラクターだ。その兄姉たちから藤田は「藤田家の最終兵器」と呼ばれている。会場に駆けつけた大和、翔子の目前で白星プロデビューを挙げた。

プロデビュー戦で6回TKO勝ちし、喜ぶ藤田(撮影・野上伸悟
6回、木村(左)にパンチを浴びせる藤田(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

アマ10冠藤田健児 兄姉推薦減量法で「明日爆発」

プロデビュー戦に向けて計量パスしたアマ10冠の藤田(左)。右は対戦相手の木村(帝拳ジム提供)

格闘技一家の末っ子でアマ10冠ボクサーの藤田健児(27=帝拳)が兄姉推薦の減量方法によるベスト調整で待望のプロデビュー戦に備えた。25日に東京・後楽園ホールで木村元祐(34=JM加古川)とのフェザー級6回戦でプロ初陣を控え、24日には都内で前日計量に臨み、100グラム少ない57・0キロでパス。木村は56・8キロでクリアした。

現DEEPフライ級暫定王者次兄大和と次姉翔子の総合格闘家2人から推薦されたというコンディショニングトレーナーのもとで減量し「初めてにしては、うまくいったと思う。最後は水抜きして、明日しっかり爆発した力を出せるように一気に落とす減量をやりました」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。その兄姉2人が試合会場に応援に駆けつけることもあり「やっぱり一番期待してくれている。格闘一家の『最終兵器』と言われているので、その期待にも応えられるようにしたいです」と強い決意を口にした。

試合会場となる後楽園ホールは大学リーグ戦でファイトしたリングでもある。「後楽園ホールは4年間やっていますし、あそこでやれるのはうれしいですね」とリラックスした表情の藤田は高校総体3連覇、全日本選手権3度V、アジア選手権銅と実績十分。さらに指導を受ける高校6冠で元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーとのコンビも息ピッタリだ。昨年9月のプロテストから待望のデビューとなる藤田は「自分を知っている人はもちろん、知らなかった方にどういうヤツなんだという期待感も多いと思う。プレッシャーは多いが、最低限は勝つこと。あとは自分のやりたいことを心掛ける」と自らに言い聞かせていた。

関連するニュースを読む

アマ10冠の藤田健児「結果出す」25日プロデビュー

世界2階級制覇王者粟生トレーナー(左)とのコンビでプロデビューする藤田健児

格闘技一家の末っ子でアマ10冠ボクサーの藤田健児(27=帝拳)がプロデビューする。

25日に東京・後楽園ホールで木村元祐(34=JM加古川)とのフェザー級6回戦でプロ初戦を迎える。23日も体重調整した藤田は「倒せるボクシングをしたい」と気合を入れた。

ボクシングでアマ5冠の次兄大和は格闘家に転身しした現DEEPフライ級暫定王者。RIZINで那須川天心と対戦している。次姉翔子もDEEPに参戦し、今月初勝利を挙げた。長兄和典氏は元東洋太平洋フェザー級暫定王者、長姉典子さんは極真空手世界3位の実績を持つ。その兄姉たちから藤田は「藤田家の最終兵器」と呼ばれる。

藤田自らも高校総体3連覇、全日本選手権3度V、アジア選手権銅と実績十分だ。19年に東京五輪の夢が断たれ、昨年9月にプロテストに合格。元世界2階級制覇王者粟生トレーナーとのタッグで世界を狙う。「27歳なので遠回りしたくない。1つ1つの試合で結果を出す」と意気込んだ。

関連するニュースを読む

感染禍の相撲協会 春場所休場の協会員を発表/一覧

両国国技館の外観(2020年5月4日撮影)

日本相撲協会は13日、春場所(14日初日、東京・両国国技館)を休場する協会員を発表した。

15日間を全休する協会員は以下の通り。

山響部屋:力士全員(13人)、山響親方(元前頭巌雄)、小野川親方(元前頭北太樹)、床朝(床山)、大将(呼び出し)

尾上部屋:力士全員(15人)、尾上親方(元小結浜ノ嶋)、佐ノ山親方(元前頭里山)、音羽山親方(元前頭天鎧鵬)、床浜(床山)

富士ケ根親方(元小結大善)、武隈親方(元大関豪栄道)

11日に新型コロナウイルス感染が判明した山響部屋付きの小野川親方、尾上部屋付きの音羽山親方に加えて、濃厚接触の可能性があるそれぞれの部屋の協会員が15日間を休場することになった。山響部屋、尾上部屋の協会員の他には、協会の公式ユーチューブチャンネルで小野川親方や音羽山親方と共演した富士ケ根親方、武隈親方も濃厚接触の可能性があるとして休場することが決まった。

また、小野川親方と音羽山親方と同じく協会の社会貢献部に所属する以下の親方衆は、経過観察期間として4日目まで休場する。

竹縄親方(元関脇栃乃洋)、高崎親方(元前頭金開山)、三保ケ関親方(元前頭栃栄)、岩友親方(元前頭木村山)、不知火親方(元小結若荒雄)、阿武松親方(元前頭大道)、熊ケ谷親方(元前頭玉飛鳥)、押尾川親方(元関脇豪風)、秀ノ山親方(元大関琴奨菊)、楯山親方(元前頭誉富士)、荒汐親方(元前頭蒼国来)、清見潟親方(元関脇栃煌山)、春日山親方(元前頭武州山)、北陣親方(元前頭翔天狼)、井筒親方(元関脇豊ノ島)

報道陣の電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、濃厚接触の可能性がある上記の親方衆は13日にPCR検査を受け、全員が陰性だった。

関連するニュースを読む

平岡アンディ初メインで圧巻TKO「ベルト欲しい」

3回、木村(右)を攻める平岡(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:65・2キロ契約体重8回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)が圧巻のTKO勝ちで自身初のメインイベントを飾った。

日本同級15位木村文祐(33=JM加古川)と拳を交え、3回2分15秒、TKO勝ち。通算戦績は17勝(12KO)無敗となった。

18年2月に判定勝ちして以来の再戦となる木村に対し、序盤から左右アッパーで圧倒。コーナーやロープ際に追い込み、何度も連打を浴びせた。ほぼ一方的な展開で猛攻撃し、3回2分15秒、レフェリーストップによるTKO勝利を挙げた。2年前に米プロモート大手トップランク社と契約を結び、ラスベガスで2戦連続KO勝ち中と好調をキープしている。米連戦でKOを狙う意識も高まっていた。約1年8カ月ぶりの国内リングで木村をTKO撃破で返り討ちし、成長をみせつけた平岡は「1年8カ月ぶりの日本リングで気合が入っていた。結果が出てうれしい」と笑顔を見せた。

今回は日本や東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック王座への挑戦がかなわなかった。既に世界ランキング入りしているものの、ベルトへのこだわりは強い。平岡は「大橋ジムのレジェンドたちは両肩、腰だけでなく首にもベルトを1個巻いている。ボクもそろそろベルトが欲しい」とメインを快勝で締めた自信を胸に、王座挑戦を希望していた。

3回、木村(左)を攻める平岡(撮影・鈴木みどり)
木村に3回TKO勝ちした平岡(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

平岡初メインで進化見せる!父特製ガーナ料理も力に

1年8カ月ぶりの国内マッチに臨むIBF世界スーパーライト級12位平岡(左)。右は対戦相手の木村(大橋ジム提供)

ボクシングの聖地、米ラスベガスで2連勝中のIBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)が初メインを勝利で締めくくる覚悟を示した。

11日、後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル76大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、日本同級15位木村文祐(33=加古川拳)との65・2キロ契約8回戦を控える。10日には都内で前日計量に臨み、65・0キロでパス。木村も64・4キロでクリアした。

木村とは18年2月に判定勝ちして以来の再戦となる。2年前には米プロモート大手トップランク社と契約を結び、ラスベガスで2戦連続KO勝ち中と好調をキープ。米連戦でKOを狙う意識も高まっており「やっぱり米国は評価が厳しい国であり、そういうところで意識し、KOをみせたい気持ちが出てきた。KOへの思いは強いです。メインイベントが本当に楽しみ。1年8カ月ぶりの(国内)リングも楽しみです」と気持ちを高揚させた。

計量後には自身のトレーナーで父のジャスティス・コジョ氏(58)による特製ガーナ料理で減量で疲れた体を回復させるといい、「スパイシーで闘志もわく」と二人三脚でメインイベントで勝利を狙う姿勢を示していた。

関連するニュースを読む

木村ミノルがケイズフェスタ欠場、練習中に右手負傷

木村“フィリップ”ミノル(2020年3月21日撮影)

K-1スーパーウエルター級王者木村“フィリップ”ミノル(27)が28日に東京・日本武道館で開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)を負傷欠場すると5日、発表された。練習中に右手中指の伸筋腱(けん)脱臼を負傷し、全治2カ月と診断されたという。対戦相手だった第4代ビッグバン同級王者MIKE JOE(33)は、代わりにEITO(25)と73キロ契約3分3回で対戦することも合わせて発表された。

K-1を通じ、JOEは「(対戦相手が変わって)自分も直近の試合ではけがしている状態でも試合を戦ったことがあるし、あの会見のあとで、この結果になったことはとても残念です。(対戦相手は)アグレッシブな試合をする良いファイターだと思います。自分は相手が代わろうとも仕事は抜かりなくこなします」と意気込んでいた。

関連するニュースを読む

平岡アンディ「強さを証明したい」木村戦へKO意識

トレーナーの父ジャスティス氏(右奥)の指導のもと、トレーニングに励むIBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ

ボクシングの聖地、米ラスベガスで2連勝中のIBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)が11日、後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル76大会(日刊スポーツ新聞社後援)で約1年8カ月ぶりに国内リングに立つ。

日本同級15位木村文祐(33=加古川拳)との65・2キロ契約8回戦で初のメインイベンターも務める。約1週間後に迫ったリングに向け、3日に所属ジムで最終調整した平岡は「(メインの)責任がありますね。プレッシャーはないですし、自分もお客さんも楽しめる試合ができたら」と気合を入れた。

2年前に米プロモート大手トップランク社と契約し、ラスベガスで2戦連続KO勝ちを収めている。同社のボブ・アラムCEOからは試合内容を評価された上で「また呼びたいから練習してくれ」と激励されたこともあり、昨年10月のエドワード戦での2回KO勝ち以来の試合に気合十分だ。

木村とは18年2月以来の再戦となる。初対決では判定勝ちを収めている平岡は「今回は倒したい。やりにくい相手ですが、ストップ勝ちの方が(自らの成長が)わかりやすい」とKO撃破を意識。同じ興行のセミファイナルにはK-1スーパーバンタム級王座を返上し、ボクシングに転向した武居由樹(大橋)のデビュー戦も控える。試合チケットは3月1日の一般販売開始から数十分で完売した。平岡は「ボクシングを見たことのないお客さんもいると思うので、ボクシングの面白さが分かる試合がしたい」と圧勝でメインを締めくくる構えだ。

スーパーライト級では、日本1位、東洋太平洋3位、WBOアジア・パシフィック2位と王座挑戦チャンスも近いため「国内で王座を取って世界ランキングを上げていきたい。そのために大事な試合。強さを証明したい」と気持ちを高揚させていた。

初メインにバンターとなる1年8カ月ぶりの国内マッチに向けて調整順調なIBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ

関連するニュースを読む

K1初参戦MIKE JOE公開トレ「上を目指す」

3月28日、東京・日本武道館で開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)で、K-1に初参戦するMIKE JOE(33)が、ノンタイトル戦でK-1王者と激突する。

20年の年間最優秀選手に輝いた現スーパーウエルター級王者木村“フィリップ”ミノル(27)との同級3分3回(延長1回)を控え、22日には千葉県内で練習を公開。10連続KO勝利中という絶好調の木村との大舞台でのノンタイトル戦は注目度も高い。

ビッグバンでスーパーウエルター級王座を獲得し、昨年8月にはKrush後楽園大会で藤村大輔を下している。確実に実績を積んできたJOEは「ここがゴールというわけじゃない。大事なでかい試合だけれど、その先をもっともっと見据えて、上を目指しています。今、僕は他団体のベルトを保持しているのですけど、2本目のベルトもほしいので、お話をいただいた時はチャンスだと思ったし、取るつもりでK-1に入ってきた。そのベルトをたまたま持っているのが木村選手というだけで、何よりベルトがほしいです」と木村撃破で王座挑戦をアピールする腹づもりだ。

2月5日の対戦カード発表会見では、木村と並ぶと一触即発ムードとなった。さらに王者から「しっかり対策をしたほうがいい」との忠告を受けたJOEは「今まであまりプランとか組み立てるタイプじゃなかったんですけど、会見でああ言われましたし、大一番ということで、今回は初めてプランを組んで準備しています。あとは試合当日、リングに上がっていろいろ変化していくと思います」と不敵に笑っていた。

関連するニュースを読む

狩俣綾汰が宮古島出身初の新人王「前にいく事しか」

4回、木村(左)に右パンチを放つ狩俣(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇21日◇東京・後楽園ホール◇ライトフライ級◇無観客開催

ライトフライ級で、東軍の狩俣綾汰(25=三迫)が判定勝ちを収め、沖縄・宮古島初となる全日本新人王に輝いた。

西軍の木村彪吾(20=グリーンツダ)との決勝では、ぐいぐいとプレッシャーをかけて攻め続け、ロープを背負いながらも反撃してきた木村と真っ向勝負を展開。ジャッジ1人がドロー、2人が1ポイント差という2-0で判定勝利を収めた。

宮古総合実業高時代は、当時、宮古工ボクシング部に在籍した元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25=Ambition)との合同練習で汗を流した。芦屋大卒業後は大手ホテルに就職したものの、比嘉らの活躍に触発され、プロボクサーへの道を選択していた。狩俣は「前にいくことしか考えず、スタミナ配分も考えていなかった。自分としては、やっとスタートラインに立てた」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

プロボクシング全日本新人王決勝戦のライトフライ級を制した狩俣(撮影・小沢裕)

関連するニュースを読む

井上尚弥が比嘉に連打浴びせた/LEGEND詳細

<LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)らがエキシビション戦に参戦する。スパーリング形式の3分3回で開催。

出場予定だった東京五輪ライト級日本代表の成松大介(31=自衛隊体育学校)が発熱で欠場することが11日、主催者から発表された。PCR検査を受ける前に発熱したため、自宅で静養しているという。成松の代役としてアマチュアから秋山佑汰(26)が出場し、IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)と対戦した。

【第1試合】

木村翔   
  
 武居由樹

1回

元WBO世界フライ級王者の木村とK-1のスーパーバンタム級王者の武居は、ヘッドギアをつけずにグローブを交えた。開始から距離をとってお互い様子を見ていたが、サウスポーの武居が左アッパーで先制攻撃。その後も武居が左アッパーを軸に連打を畳みかける。木村も1分半すぎに右フックで反撃。残り30秒すぎから武居がコンビネーションで左フックを当てた。

日刊採点10-9(武居)

2回

開始から木村が前進して右パンチを繰り出すが空転。武居が冷静に左パンチをヒット。その後も木村が前進して連打を出すが、武居になかなか当たらない。残り40秒、ようやく木村の右ストレートがヒットするが、ダメージを与えるまでには至らず。ほぼイーブンも、この回は前に出て、手数が多かった木村ややリードか。

日刊採点10-9(木村)

3回、積極的に木村(手前)にパンチを浴びせる武居(撮影・浅見桂子)

3回

開始から木村が前に出てプレッシャーをかけるが、武居は冷静にパンチを見切って、右ジャブ、左のショート、アッパーと的中させる。中盤も武居は打ち合いを避け、距離を取ってジャブやアッパーをヒットさせる。終盤に木村は右ボディーブローを何度かヒットさせたが、武居のペースを崩し切れず。

日刊採点10-9(武居)

3回を終えて、笑顔で手を上げる武居(左)と木村翔(撮影・浅見桂子)

【第2試合】

京口紘人   
  
 八重樫東

1回

現役の世界2階級制覇王者の京口、引退している元3階級制覇王者の八重樫のスパーリングは、両者ヘッドギアを着用してグローブを交えた。開始から京口が前進して左から右アッパーをヒット。八重樫は高いガードからボディーブローを繰り出す。1分半すぎに京口の左右ボディー連打がヒット。八重樫も打ち返すが、京口はしっかりとガード。

日刊採点10-9(京口)

2回

現役の世界2階級制覇王者の京口、引退している元3階級制覇王者の八重樫のスパーリングは、両者ヘッドギアを着用してグローブを交えた。開始から京口が前進して左から右アッパーをヒット。八重樫は高いガードからボディーブローを繰り出す。1分半すぎに京口の左右ボディー連打がヒット。八重樫も打ち返すが、京口はしっかりとガード。

日刊採点10-9(京口)

3回

開始から連打の応酬も、京口のボディーブローが有効にヒットする。八重樫も下がらずに応戦し左右アッパーをヒット。1分すぎから京口の強烈な左ボディーブローがヒットするが、八重樫も前に出て応戦。残り1分から両者と近距離で打ち合い。終盤に京口の強烈な右ストレートがヒットした。

日刊採点10-9(京口)

3回、八重樫(手前)と気迫の打ち合いをする京口(撮影・浅見桂子)

3回を終えて手を上げる八重樫(左)と京口(撮影・浅見桂子)

【第3試合】

森脇唯人   
  
 井上岳志

1回

全日本選手権3連覇中の東京五輪ミドル級日本代表の森脇と、プロで世界挑戦の経験もあるWBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級王者の井上のアマチュアとプロのスパーリングは、ヘッドギアなしでグローブを交えた。

開始から長身でリーチに勝る森脇の速い左ジャブがヒット。井上はガードを固めて前に出るが、パンチを当てることができない。1分半すぎに森脇の強烈な左ストレートをカウンターで浴びた井上が、左まゆをカット。スパーリングが再開されると、井上は強引に前に出るが、出血が激しくなった。

日刊採点10-9(森脇)

2回

開始から森脇が遠い距離からの速いジャブでペースを握る。井上は相手の左が邪魔でなかなか前に出ることができなかったが、1分すぎに右フックをヒットさせると、一瞬、森脇の動きが止まった。中盤以降は井上がぐいぐい前に出て、体をつけて重いパンチを連打して、乱打戦に持ち込む。

日刊採点10-9(井上)

3回

井上が高いガードでじわじわと前進。森脇が長い左ジャブで距離を取る。1分すぎに井上が相手の胸に頭をつけて右アッパーをヒット。ロープにつけて右フックを浴びせる。残り30秒を切ると、井上が接近戦に持ち込んでパンチをヒットさせた。

日刊採点10-9(井上)

3回、井上(手前)と気迫の打ち合いをする森脇(撮影・浅見桂子)

3回を終えて健闘を称えて手を上げる森脇(左)と井上(撮影・浅見桂子)

【第4試合】

秋山佑汰   
  
 平岡アンディ

1回

出場を予定していた東京五輪ライト級日本代表の成松が発熱で欠場したため、国体優勝3回などアマ5冠を誇る秋山が代役出場した。

IBF世界スーパーライト級12位の平岡とのアマチュアとプロのスパーリングは、アマの秋山がヘッドギアを着用、プロの平岡はヘッドギアなしでグローブを交えた。サウスポー同士で開始からお互い右ジャブを出して距離をはかる展開が続いた。中盤から秋山がジャブを出して前進するが、平岡にヒットすることができない。2分すぎに平岡のオーバーハンドレフトがヒットし、終盤にはロープにつめて連打。お互い決定打はなかったが、やや平岡が優位か。

日刊採点10-9(平岡)

1回、秋山(左)に気迫の表情で打ち込む平岡(撮影・浅見桂子)

2回

ジャブの付き合いでスタート。その後、秋山が前進してパンチを繰り出すが、動きの速い平岡をとらえることができない。1分半すぎから平岡は足を使ってアウトボクシング。2分40秒、平岡の左右フックが秋山の頭をヒットするが、両者ともなかなかかみ合わず。

日刊採点10-9(平岡)

3回

前半は平岡がフットワークを使ってアウトボクシング。50秒すぎに平岡が秋山をコーナーにつめて連打をまとめる。1分すぎから秋山のボディーブローが当たりはじめる。2分すぎに平岡が連打から左ストレートをヒット。秋山もアッパーで応戦するが、最後は平岡の右アッパーが決まったところでゴング。

日刊採点10-9(平岡)

1回、レフェリーを務める渡嘉敷氏(手前下)が倒れ、思わず苦笑する平岡(左)と秋山(撮影・浅見桂子)

【第5試合】

岡沢セオン   
  
 佐々木尽

1回

東京五輪ウエルター級日本代表のアマチュアの岡沢と、プロの日本スーパーライト級ユース王者で10戦全勝(9KO)の19歳の強打者佐々木のスパーリングは、ヘッドギアなしでグローブを交えた。サウスポーの岡沢が開始からワンツーをヒット。1分すぎにも岡沢が長距離からワンツーを決める。佐々木も打ち返すが、速い岡沢をとらえることができない。その後も佐々木が前に出ようとするが、岡沢は速い左で中に入れなかった。

2回

始から佐々木が前へ突進。岡沢は足を使って距離を取る。1分20秒すぎに岡沢のワンツーがヒットするが、佐々木は効いていないとアピール。2分すぎには岡沢が佐々木をコーナーにつめて連打。佐々木はパンチを繰り出すが速い岡沢に当てることができない。ラウンドを通じて岡沢が支配した。

日刊採点10-9(岡沢)

3回

開始からトリッキーな動きで佐々木が打ち合いを誘うが、岡沢は距離を取ってペースを崩そうとはしなかった。1分すぎに佐々木の挑発に、岡沢は両手を腰の後ろにもっていき、ノーガードで戦う余裕を見せる。しかし、残り1分から展開が一変する。突然、両者足を止めて打ち合い。岡沢が左ストレートから右フックを決めると、佐々木も右ストレートをヒットさせて応戦。終了ゴングまで手を緩めずに打ち合った。

日刊採点10-9(岡沢)

3回、佐々木(右)を笑顔で挑発する岡沢(撮影・浅見桂子)

3回、佐々木(手前)と笑顔で打ち合う岡沢(撮影・浅見桂子)

【第6試合】

内山高志   
  
 坂晃典

1回

一時代を築いた元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座を11度防衛の内山と、現役の日本スーパーフェザー級王者で日本王座2階級を制した坂のスパーリングは、現役の坂がヘッドギアを着用、内山はヘッドギアなしでグローブを交えた。開始1分は両者警戒して手数が少なかった。1分20秒すぎに内山の左ジャブからワンツーが坂の顔面をとらえた。2分すぎにも右フックから左ボディーブローがヒット。坂は前に出るが、内山がたくみにサイドに回る。残り30秒すぎに内山の左ボディーブローが再びヒットした。

日刊採点10-9(内山)

2回

開始から坂が左ジャブをついてじりじりと前に出る。30秒すぎに内山の右ストレートが坂のボディーにさく裂。1分半すぎに坂が内山をロープにつめて右フックをヒット。1分50秒、内山の右ストレートが、2分には内山の左ボディーブローがまともに坂に決まる。終了20秒前から坂が連打でラッシュもダメージは与えられず。

日刊採点10-9(内山)

3回

坂がヘッドギアを外して登場。左ジャブをついて内山をロープにつめて連打。内山は体力を消耗したのか手数が減る。2分すぎに内山の右ストレートが坂の顔面にヒット。左ボディーブローも決めたが、坂もジャブから右ストレートで応戦した。坂が手数でやや上回ったか。

日刊採点10-9(坂)

3回、内山(右)と坂は気迫のこもったと打ち合いを披露(撮影・浅見桂子)

3回、内山(手前)と打ち合う坂(撮影・浅見桂子)

3回、内山(手前)がよろめき、笑みを浮かべる坂(撮影・浅見桂子)

【第7試合】

井上尚弥   
  
 比嘉大吾

1回

世界3階級制覇王者で現役最強と言われる井上と、元WBC世界フライ級王者で2階級制覇を目指す比嘉のスパーリングは、ヘッドギアを着用してグローブを交えた。50秒すぎに井上の右ストレートがヒット。その後は鋭いジャブで井上がペースを掌握。1分半すぎに比嘉が井上をロープにつめて連打をたたきこんだところに、井上が右アッパーから左ボディーを決める。その後も井上が比嘉をロープに誘い、カウンターを狙う。「ガチでやりたい」という井上の試合前の宣言通り、スパーリングとは思えない迫力のある攻防が繰り広げられた。

日刊採点10-9(井上)

2回

開始から速く鋭い左ジャブで井上がペースを握る。比嘉は前へ出てパンチを繰り出すが井上はしっかりとガード。1分すぎから井上はノーガードで打ち合う余裕も。1分半すぎから左ボディーブローから右ストレートで比嘉をのけぞらせる。2分すぎには右ストレートで比嘉を何度ものけぞされる。比嘉は必死に前に出て手を出すも、井上のカウンターの連打を浴びる。

日刊採点10-9(井上)

3回

両者ヘッドギアをはずして登場。30秒すぎに井上が連打から左ボディーブローを決める。1分すぎに比嘉の右フックもヒット。1分半すぎに比嘉がロープにつめてラッシュするも、井上はクルクルとパンチを外してみせる。1分すぎにロープに詰めて比嘉が右ストレートを決めるが、井上が右アッパー3連発で比嘉のあごをはね上げる。井上はロープに下がって、比嘉にパンチを出させる余裕を見せた。

日刊採点10-9(井上)

3回、ヘッドギアを取って気迫の打ち合いをする井上(左)と比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取っての打ち合いを終え、笑顔で健闘を称え合う井上(右)と比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取っての戦いで比嘉(左)にパンチを放つ井上(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取って気迫の表情で井上(手前)に打ち込む比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、佐々木(手前)と笑顔で打ち合う岡沢(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

八重樫氏「激闘王」の片りんみせた!現役復帰は否定

3回、打ちあう八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)

<ボクシング:エキシビション戦LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館◇スパーリング形式3分3回◇第2試合

昨年9月に引退した元世界3階級制覇王者八重樫東(38=敬称略)は現役時代の愛称「激闘王」らしく、激しく殴りあった。

ヘッドギアありで、WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)と最終3回、接近戦から激しい打ち合いを展開。お互いに引かないパンチの応酬となった。

八重樫は「京口君はフレッシュでした。年寄りは引退だと思う」と苦笑い。現役世界王者との真っ向勝負をみせたことで、現役復帰の可能性を問われたが「ニーズがないと思う。必要とされる選手ではないし、後輩の方が光輝くと思う」とキッパリと否定。自身が指導する元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(大橋)が臨んだ元WBO世界フライ級王者木村翔(花形)とのスパーリング内容について「ポテンシャルはすごくあるし、まだまだあんなものではない。大舞台にも慣れている」と指導者の顔に戻って評価していた。

1回、打ちあう八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)
戦いを終えた八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

木村翔が元K1王者武居戦を自己評価「判定負け」

3回、打ちあう木村(左)と武居由樹(撮影・野上伸悟)

<ボクシング:エキシビション戦LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館◇スパーリング形式3分3回◇第1試合

元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)は、元K-1スーパーバンタム級王者で、3月にボクシングデビューを控える武居由樹(24=大橋)とのファイトを「判定負け」と自己評価した。バンタム級でプロデビューを予定している武居とは2階級下となるが、サウスポースタイルの武居と真っ向勝負。左フックや右ストレートを果敢に打った。ヘッドギアなし、14オンスのグローブで第1試合から迫力ある打ち合いをみせた。

木村は「判定は負けていると思う。思った以上に(武居)が強かった。距離というかパンチが当たらない距離の取り方があり、さすがK-1王者だなと思った」と振り返っていた。

1回、打ちあう武居(左)と木村(撮影・野上伸悟)
3回を終えて、笑顔で手を上げる武居(左)と木村翔(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

武居由樹が元王者木村戦で収穫「ジャブは当たるな」

1回、打ちあう武居(左)と木村(撮影・野上伸悟)

<ボクシング:エキシビション戦LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館◇スパーリング形式3分3回◇第1試合

昨年12月にK-1スーパーバンタム級王座を返上し、3月にボクシングデビューを控える武居由樹(24=大橋)にとって最高の予行演習となった。

元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)と好ファイトをみせた。バンタム級でプロデビューを予定している武居はサウスポースタイルからK-1時代もみせていた左アッパーの連打などを披露。リーチの長さも生かし、2階級下の木村に的確なジャブも繰り出した。

K-1時代、興行メインイベントも務めてきた大舞台の経験もあり、ボクシングのリングでも堂々としたファイトだった。K-1ルールと同じ3分3回だったこともあり、武居は「ボクの土俵だったのかなと。ジャブは当たるなと感じた」と収穫があった様子。3月11日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル76大会(日刊スポーツ新聞社後援)での高井一憲(34=中日)とのデビュー戦に向け「ボクシングでのリングや緊張感を味わうことができたと思う」と手応えも口にしていた。

3回、打ちあう木村(左)と武居由樹(撮影・野上伸悟)
3回を終えて、笑顔で手を上げる武居(左)と木村翔(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

比嘉大吾、井上尚弥の呼び掛け呼応「フルスイング」

井上尚弥(左)と比嘉大吾

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)がエキシビション戦に臨むチャリティーイベント「LEGEND」は、11日午後4時から東京・代々木第1体育館で開催される。井上は元WBC世界フライ級王者で現WBOアジア・パシフィックバンタム級王者の比嘉大吾(25=Ambition)とのスパーリング形式3分3回に臨む。全7試合が組まれ、同カードはメインとなる。

井上が「ガチ対決」を宣言したのに対し、比嘉も呼応。10日夜にライブ配信された大会前日トークショーに出演。「(パンチを)振り回していきますよ。ガチでないとこっちがやられると思う」「バンタム級にいたら、いずれやらなくてはいけない相手」。スパーリングとはいえ、井上から「生ぬるい試合はしたくない」との言葉を受け取り、真っ向勝負を約束した。

比嘉のウエートは61キロ前後だという。通常の世界戦ならば、減量の苦しみも味わうことないコンディションとなる。さらに12回ではなく、3回というラウンド数という短期勝負。試合とはひと味違う、迫力あるスパーリングにもなりそうだ。数年前に1度、井上とのスパーリング経験があるという比嘉は「だいぶ前にやりましたが、その時からスピードがあった。俺もフルスイングしかない。目をつぶってフルスイングでいくしかない」とパワフルなファイトをイメージした。

また、イベントはド派手な演出も用意されているようだ。比嘉とともに前日イベントに出演した元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)が明かす。「会場を見に行きましたが、めちゃめちゃすごくて。世界戦以上の会場でテンションが上がってしまった。自分でああいう舞台で戦ったことがない、日本で。火とかバーバーと出たりして」と気持ちを高揚させていた。木村は、昨年12月にK-1スーパーバンタム級王座を返上し、3月にボクシングデビューを控える武居由樹(24=大橋)と第1試合で対戦する。

★LEGEND試合順

◇第1試合=元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)-元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(24=大橋)

◇第2試合=WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)-元世界3階級制覇王者八重樫東氏(38)

◇第3試合=東京五輪ミドル級日本代表森脇唯人(24=自衛隊体育学校)-WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者井上岳志(31=ワールドスポーツ)

◇第4試合=東京五輪ライト級日本代表成松大介(31=自衛隊体育学校)-IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)

◇第5試合=東京五輪ウエルター級日本代表岡沢セオン(25=鹿児島体協)-日本スーパーライト級ユース王者佐々木尽(19=八王子中屋)

◇第6試合=元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏(41)-日本同級王者坂晃典(28=仲里)

◇第7試合=WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)-WBOアジア・パシフィック同級王者比嘉大吾(25=Ambition)

関連するニュースを読む

王者木村”フィリップ”ミノルが年間最優秀選手賞

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)

今回で4回目となる「K-1 AWARDS 2020」が10日、都内のホテルで開かれ、スーパー・ウエルター級現王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が年間最優秀選手賞を初受賞した。

木村は一昨年3月10日の「ケイズフェスタ2」の68キロ契約戦で和島大海(25)にKO勝ちすると、昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。とくに昨年は、3月22日の「ケイズフェスタ3」(さいたまスーパーアリーナ)で、同級王座決定トーナメントを制し、悲願のK-1ベルトを巻いた。しかも、1日3試合でいずれも1回KO勝ち。圧倒的な力を見せつけた。

来月28日には、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、長身184センチのムエタイ系ファイター、MIKE・JOE(33=フィリピン)と対戦する。狙いは、もちろん11連続KO勝ち。MVPに気を良くした木村は「この競技を追求して、格闘技のおもしろさを広めていきたい」と舌も滑らかだった。

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)。左はプレゼンターの魔裟斗(撮影・浅見桂子)
K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗から笑顔でトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

MVPは木村ミノル/K-1 AWARDS各賞一覧

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)

K-1実行委員会は10日、都内で年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」を行い、最優秀選手賞の木村“フィリップ”ミノル(27)など全15部門を発表した。

木村は一昨年3月から昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。昨年は、3月22日の「ケイズフェスタ3」(さいたまスーパーアリーナ)での第3代スーパー・ウエルター級王座決定トーナメントの1日3試合で、いずれも1回KO勝ちしてベルトを獲得した。

年間最高試合賞は安保瑠輝也(25)-山崎秀晃(34)戦(9月22日、エディオンアリーナ大阪=スーパー・ライト級タイトル戦で山崎がKO勝ち)、新人賞は菅原美優(22)に決まった。

武尊(29)はベストKO賞を獲得した。3月22日にさいたまスーパーアリーナで、ペッダム・ペットギャットペット(25=タイ)を2回49秒、左右のフックでマットに沈めた試合が評価された。

その他各賞は次の通り。

◆殊勲賞 椿原龍矢、寿美

◆敢闘賞 K-Jee

◆技能賞 ゴンナパー・ウィラサクレック

◆功労賞 水町浩

◆アマチュア最優秀選手賞 黒川瑛斗、長崎紗依茄

◆ベストGYM賞(プロ部門) 月心会チーム侍

◆ベストGYM賞(アマチュア部門) K-1ジム大宮

◆ベストトレーナー賞 矢口哲雄

◆ベストスマイル賞(ファンが選ぶ賞) 朝久泰央

◆ベストガールズ賞 小島みゆ

◆AbemaTV賞 芦沢竜誠

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はプレゼンターの久松郁実からトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む