上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

帝拳ジムの村田昴、藤田健児、中野幹士が米進出か プロモート契約と報道

帝拳村田昴

ボクシングの18年全日本選手権バンタム級覇者で昨年6月にプロ転向した村田昴(23)をはじめ、アマ10冠の藤田健児(27)、アマ7冠の中野幹士(25)の帝拳ジム所属3選手が米プロモートのオールスターボクシング社と複数試合契約を結んだと29日(日本時間30日)に米ボクシングサイト「ファイトニュース」が報じた。

マイアミを拠点とする同社のフェリックス“ツト”ザバラ代表(64)は「我々は帝拳ジムの新世代ボクサーを歓迎している。彼らを国際的なスターにしたい」と発表したという。5月7日に米キシミーで試合に臨む予定で、対戦相手などは発表されていない。

正式に試合決定となれば、米国でプロデビュー戦を迎えることになる村田昴は「帝拳ジムでプロのキャリアを続けられることが本当に光栄。国際レベルで自身のスキルを示すことができる。米国で試合することが待ち切れない」と同サイトでコメントしている。

今年3月にプロデビューしたアマ10冠の藤田は試合決定となればプロ2戦目が米国での試合となる。「米国で試合とトレーニングができることに興奮している。自分のプロキャリアにとって大きな経験になる」とコメント。

昨年12月以来となるプロ6戦目のリングが米国になる見通しの中野は「米国進出し、日本のボクシングスターになる準備はできている。世界に私のアイアンフィスト(鉄の拳)を見せられれば」と意気込みをコメントしていた。

関連するニュースを読む

ボクシング村田諒太「慣れたらいけるかな」 ナイキ厚底新シューズに前向き

契約するナイキ社製の新シューズをテストしたWBA世界ミドル級スーパー王者村田

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が14日、東京・新宿区の所属ジムで2度目の防衛戦に向けて新シューズの本格テストに入った。

5月下旬に国内開催でV2戦が計画される村田は、契約先のナイキ社製の新シューズ「ハイパーKO2」を試し、サンドバッグ打ちなどで感触を確認。「(長距離走用の)厚底仕様でかかとが少し上がる感じですね。慣れたらいけるかな。慣らしてみたいと思う」と前向きな姿勢を示した。

19年12月のスティーブン・バトラー戦以来、約1年5カ月ぶりとなる防衛戦計画が着実に進んでいる。プロ転向後最長ブランクとなるものの、ボグシング技術、練習メニュー、道具に至るまで貪欲に追求。先月下旬に千葉・成田市内で臨んだ走り込み合宿での持久走タイムも最速を更新した。村田は「試合が近くなっていると思いながらやっています」と口調を強めた。

スティックミットでディフェンスのトレーニングを積むWBA世界ミドル級スーパー王者村田(右)
ジムワークを消化するWBA世界ミドル級スーパー王者村田

関連するニュースを読む

村田諒太が松山偉業絶賛「歴史に名を残した」数年前対面「“ごついな”と」

WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(2021年1月12日撮影)

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が、男子ゴルフ松山英樹(29=LEXUS)のマスターズ優勝という偉業をたたえた。12日、都内の所属ジムで練習に臨んだ村田は「今まで青木(功)さんをはじめ、誰も成し遂げていないすごいこと。本当に偉業だと思います」と日本初となるメジャー制覇を喜んだ。

松山とは数年前に表彰式で対面したといい「今まで出会ったゴルファーの方とは違い『ごついな』と感じましたね。自分の身長(183センチ)と変わらないし、同席していたプロ野球選手と遜色ない体格だった。飛距離という欧米人との体格差が出る競技の最高峰で勝つというのは、歴史に名を残したなと思います」と絶賛した。

村田自らは5月下旬から6月上旬に国内で計画されている2度目の防衛戦に向けて調整中。今後の米ツアーをはじめ、今年控える東京オリンピックでも活躍が期待される松山に向け「スポーツ界を盛り上げてもらえればと思います。自分も次の試合に向けて調整していきます」とエールを送っていた。

米ゴルフのマスターズ・トーナメントで、日本男子初のメジャー制覇を果たし、トロフィーを手に笑顔の松山(AP)

関連するニュースを読む

渡辺華奈米デビュー戦白星 RIZIN女子躍進続く

渡辺華奈(19年4月撮影)

<総合格闘技:ベラトール255大会>◇2日(日本時間3日)◇米コネティカット州アンカスビル

RIZINで活躍していた女子格闘家・渡辺華奈(32)が米デビュー戦を白星で飾った。

アレハンドラ・ララ(コロンビア)と女子フライ級5分3回で対戦し、2-1(29-28X2、28-29)の判定勝ちを収めた。1回に足をかけて倒したが、上に乗られた。打撃戦では被弾も多かったが、2回にはテークダウンに成功。得意の寝技で攻め込んだ。背中に入って馬乗りになるとパウンド連打で攻め込んだ。最終3回にも足技で倒して寝技を仕掛け、主導権を握った。

通算戦績10勝1分け無敗となった渡辺は昨年12月、ベラトールと契約を結んだ。先月から選定されたベラトールのランキングでララは4位、渡辺は5位に。ランカー対決となったことで、米デビュー戦がメインカードの1つに抜てきされた。渡辺は19年末のベラトール日本大会でもジョアニ戦で3回TKO勝ちしており、ベラトールでは2連勝となった。

RIZINでは、20年7月にUFCに参戦した村田夏南子(27)が同年11月のマルコスとのUFCデビュー戦で判定勝ちを収めた。RIZIN女子格闘技の世界での躍進が続いている。

関連するニュースを読む

リナレス「問題ない」ヘイニー戦セコンドは現地調達

元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(2019年9月7日撮影)

5月29日に米ラスベガスでWBC世界ライト級王座に挑戦する元世界3階級制覇王者で同級3位のリナレス(帝拳)が日本でギリギリまで調整し、米国入りする。

22歳の同王者ヘイニー(米国)挑戦が村田のV2戦予定と日程が近いため、日本からの帯同セコンドが少ない見通し。15日まで所属ジムで仕上げ、渡米する意向のリナレスは「セコンドは米国で探せばいい。どうしてもヘイニーと対戦したいから。自分にとって15度目の世界戦だし、問題ないね」と口にした。

ボクシングWBA世界ミドル級選手権 村田諒太対スティーブン・バトラー 5回TKO勝ちし、ホルヘ・リナレス(中央左)、田中繊大(右)と記念撮影する村田諒太(2019年12月23日撮影)

関連するニュースを読む

村田諒太「試合あると想定」5月末世界戦へ調整

フィジカル強化の千葉・成田合宿を終え、所属先でジムワークを再開したWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(右)

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が5月開催予定の世界戦を見据えて本格スタートを切った。

3月26日から4月1日まで千葉・成田市でフィジカル強化の合宿に臨んでいた村田は2日、都内の所属先でジムワークを再開。陣営は5月末に2度目の防衛戦に臨む予定で調整を進めている。正式決定すれば19年12月のスティーブン・バトラー戦以来約1年5カ月ぶりのリングとなる。村田は「ここから試合はあると想定した調整をしていきます。今週はボクシング練習を思い出すようなメニューで。来週からどんどんやっていければ」と決意を示した。

4月中旬以降、同じ階級の世界ランカーを含めた外国人パートナー3人を呼ぶ見通しとなっており「5月末に世界戦があるとすれば、もう8週間ぐらいしかないですから」と気持ちを切り替えた。すでに成田合宿で、V2戦を想定した下半身強化はほぼ完了しており「1週間の長い合宿は久しぶりだった。つらさも感じず、強度のある練習も淡々と取り組むことができた。精神面も充実しているのかもしれない」と心身ともに手応えをつかんでいる様子だった。【藤中栄二】

関連するニュースを読む

高見山最後の弟子引退 東関部屋閉鎖とともに区切り

華王錦(2020年7月22日撮影)

元高見山の先々代東関親方(76)がスカウトした最後の現役力士が、土俵に別れを告げた。元十両華王錦(かおうにしき、42=東関)が春場所限りで引退。東関部屋閉鎖とともに区切りをつけ、新たな人生を歩み始めた。現在の心境などを聞いた。【取材・構成=佐々木一郎】

-引退が発表され、今の心境は

「まだ落ち着いてはいません。東関部屋は3月31日までで、4月3日に八角部屋へ引っ越します。その前には出て行かなくてはいけないので、荷物をまとめたり、役所に行って転出届を出したりしています」

-引退のきっかけは

「場所前にヘルニアを悪化させてしまいました。一時は、歩くのもしんどかった。そんな中、部屋がなくなるのもあるんで…。20年間、東関でやってきて、東関で終わりたいので」

-春場所は、最後の1番だけ出場しました

「(部屋を)移ってやるなら、しっかり治した方がいい。でも、自分は東関部屋として最後なので『1番出させてください』と言って出させてもらいました」

-決まり手は逆とったりでした

「たまたまあんな感じになっちゃって…。いろんな人に、『そんな業師だった?』とか『最後だからって必死になりすぎ』って言われました。土俵に立つ以上は一生懸命ですから。2番前に首から落ちた力士(響龍)がいて、ちょうど土俵下にいたんです。中途半端な気持ちで土俵に上がりたくないなというのがあったんで、自然と体が動きました」

-角界での一番の思い出は

「やっぱり、初めて化粧まわしをつけて土俵に上がったときはうれしかったですね。緊張もしました。初めての(土俵入りの)時はどっちに回るんだっけとか、手の上げ方とか、塩まきとか、緊張しましたね。これが関取なんだと、いい経験をさせてもらいました」

-十両2場所目で膝をケガして苦しみました

「ケガして休場してから、再出場しました。もうちょっと様子を見た方がよかったですね。とにかく出なきゃと思ったんで。当時、医師に『どうにか土俵に立ちたいので何とかお願いします』と無理を言っていろいろしてもらった。本来はよくない。焦っていた部分もあります。しっかり治さないといけなかった」

-丸20年、現役でした

「いろんな人から『20年、長かった』と言われるんですけど、力士でいられることは楽しかったですね。いろんな人から声をかけてもらったり、応援してもらうのがすごくうれしかったので、続けることができました」

-一時は協会に残るという話も聞きました

「若者頭として申請を出していたのですが、かないませんでした」

-断髪は

「東関部屋がなくなるので、部屋でできなかったんですよ。そうしたら先々代の高見山さんが『最後の弟子だから、私が責任を持って(まげを)切るよ』と言ってくれました。前の東関部屋はまだ稽古場があるので、そこでやります。本当によかったです。その言葉に、本当にこの部屋で良かったと…。高見山さんにスカウトされて、定年後もずっとかわいがってくれた。力士としてのスタートがあそこだったんで、まだ土俵があるのもありがたいです」

-いつごろになりますか

「コロナの様子を見ながら、あくまで予定なんですが、5月30日に。まだ正式に決まっていないけど、そういう方向で話が進んでいます」。

-今後はどうされますか

「まだ決まっていないんです。部屋があればその間探せるけど、部屋がなくなるし、コロナの状況もあるので…。相撲が好きなので、相撲に携わる仕事があればなと思っています」

◆華王錦武志(かおうにしき・たけし) 本名・村田武志。1978年(昭53)9月14日、秋田県生まれ。東洋大から元関脇高見山の東関部屋に入り、2001年夏場所初土俵。2011年名古屋場所新十両。最高位は西十両6枚目。通算403勝383敗49休。

20年2月 大相撲の継承発展を考える有識者会議に出席する高見山大五郎さん(左)と王貞治ソフトバンク球団会長
東関部屋の看板

関連するニュースを読む

貴健斗が来場所の新十両確実に、貴景勝助言も力に

村田(左)を押し出しで破る貴健斗(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館

西幕下筆頭の貴健斗(25=常盤山)が、来場所の新十両昇進を確実にした。

7番相撲で東幕下8枚目村田を押し出して5勝2敗とした。立ち合いから相手を突き起こし、出足に任せて一気の攻めだった。

関取の座をほぼ手中に収めた。アマチュアでは高校相撲の強豪、鳥取城北高3年時に主将を務めるなど活躍。14年初場所が初土俵で、将来の関取候補として期待を集めたが、幕下上位で停滞する期間が長かった。「だいぶ時間がかかったけど、いろんなことがあって、力をつけてこられて良かった」と大粒の汗をぬぐった。

大関貴景勝の付け人を務め、場所前はともにバーベルを扱ったトレーニングに励み、助言ももらってきた。「体の使い方とかを(貴)景勝関に教えてもらって、それも力になって本場所に生きている」とうなずいた。

来場所から関取として土俵に上がる見通し。「来場所は15日間強い相手と当たる。稽古していかないと」と、さらなる成長を誓った。

村田を押し出しで破り、勝ち名乗りを受ける貴健斗(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

プロで35歳まで…村田諒太「非常に不思議な感覚」

35歳の誕生日を迎え、バースデーケーキを前に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

ボクシングのWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)が12日、35歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルスの影響で、19年12月のスティーブン・バトラー(カナダ)との初防衛戦以降、リングから遠ざかっている。2度目の緊急事態宣言が発出され、未だに具体的に防衛戦が組めない状況にある村田が自らの誕生日に所属ジムでトレーニングを積み、現在の心境を口にした。

村田 35歳にもなると、誕生日を忘れてしまいますね。娘や周りに言われて思い出すような感じ。ただスポーツ選手なので、どうしても引退というものが一刻一刻と近づいている気がするので、普通の35歳の方よりも年齢は気にしているかなと思う。

34歳のうちに1試合もできなかった。コロナ禍で昨春の世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との統一戦は消滅した。6月、9月、12月と防衛戦が流れた。気がつけば、1年以上のブランクとなった。

村田 王者で良かったとは思う。王者でなかったら、1年間試合していないという状況で、次戦に向けた心と体の準備ができない。1年1カ月、試合ができていないとはいえ、王座を持っていれば、我慢すればタイトルマッチができるという「気持ち」があるのは大きい。21年は試合がしたい。率直に、試合がしたい。

昨年11月から外国人の練習パートナーとのスパーリングを続けている。週3回、主に6ラウンドのスパーリング。次戦が決まらない状況でも、常に試合できる準備だけは整えている。

村田 ありがたいことに練習パートナーが来てくれていて、集中力を切らさず、良いスパーリングもできている。試合ができる体を作るにはスパーリングしないと作っていけない。肉体的、精神的にも週3回のスパーリングが入っていると、しっかり気持ちも整えていかないといけなくなる。ちゃんと緊張感を保てて、練習ができているというのはやっぱり良い。総スパーリング数も100ラウンドはいっている。

試合が決まっていない今だからこそ、ボクシング技術や自らの可能性を広げる練習にもトライしているという。

村田 トライ・アンド・エラーを繰り返していい時期だと思っている。今はいろいろとトライして、エラーして、その中で修正して。最終的にシンプルなものになっていくけれど、もっと良くなりたいという気持ちが出てくる。やっぱり「これだな」と思うものがあると迷いがなくなるので。

12年ロンドン五輪で金メダル獲得後、翌13年にプロ転向した。7年以上が経過し、35歳になっても現役を続けている自分自身に不思議な感覚があるという。

村田 ロンドン五輪が終わった後に引退表明したのですが、その頃に東京五輪の招致が決まった。それを目指すという考えもあった中、東京大会の時は34歳。無理だなと思った。その僕がプロになって35歳までやっていることが不思議だなと。あっという間のようで、すごく長いようで。非常に不思議な感覚。これから先、今までよりもさらに早く感じると思う。将来を「どうする」「こうする」と深く考えず、1戦1戦、必勝のつもりでやりたい。

村田の実績ならばライセンス更新可能だが、通常のプロボクサー引退年齢は37歳となっている。

村田 欲を言えば、できるだけ長くやっていける方がいい。あと何戦とか決めるわけではなく。嫌でも引退しなければいけない時はくる。そこまでできるだけ長く、できるだけ良い試合をしていければ。自分を高められる限りやっていければ。あまりにも力が落ちてしまって続けるのも違うと思うので、自分の能力が続く限り、高められると思う限り、そういう状況でできるだけ長く続けたい。

現役を続けるには、負けるわけにはいかない。今年は4~5月あたりに2度目の防衛戦が計画されている。そして、その先には元3団体統一ミドル級王者で、現IBF同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)との王座統一戦を見据えている。

村田 スーパー王者にもなり、統一戦の状況はそろっている。あとは運が味方してくれること、そして僕が負けないこと。この状況がない限りは、作り上げることはできない。とにかく次の試合だと思っている。良い内容でなければ統一戦の話ではなくなる。全部が次の試合にかかっている。【取材・構成=藤中栄二】

特製バースデーケーキを手に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
35歳の誕生日も、所属ジムでトレーニングを積んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

関連するニュースを読む

35歳迎えた村田諒太、ゴロフキン撃破の青写真描く

35歳の誕生日を迎え、バースデーケーキを前に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)が12日、35歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルスの影響で、19年12月以来、試合から遠ざかるが、今年は2度目の防衛戦を含めて2試合を希望。元3団体統一王者でIBF同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)との統一戦を実現し、勝つことを目標に掲げた。

新年早々、スーパー王者昇格の「朗報」が届いた。他団体の最上位王者とのカードのみを統一戦と認めるIBFの王者との対戦が実現しやすい状況になり「WBAが統一戦の後押しをしてくれたと思う。格段に統一戦がやりやすくなった」と感謝した。昨春、カネロの愛称を持つ世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との統一戦が計画されながら消滅。6月、9月、12月と試合延期が続き、2度目の緊急事態宣言を受け、今年2月の試合も流れた。「試合があるかも-というのが何度も延びた。今は試合したい、というのが隠しようもない気持ち」とも吐露した。

昨年12月、ゴロフキンが約1年2カ月ぶりのリングでIBF同級1位シュメルタ(ポーランド)を7回終了TKOで下し、初防衛に成功。村田は「ゴロフキンがすごいパフォーマンスをみせたのが刺激になった。今年はゴロフキンと戦って勝つことが最高の青写真。でも次の防衛戦で負けたら終わり。良い内容で勝つことに集中したい」と神経を研ぎ澄ませた。21年初戦は4~5月ごろ。円熟期を迎え、村田は期待感を胸に動きだす。【藤中栄二】

35歳の誕生日もジムワークに取り組んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
35歳のバースデーも、所属ジムでトレーニングを積んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

関連するニュースを読む

村田諒太「名に恥じないよう精進」スーパー王者昇格

村田諒太(2019年12月23日撮影)

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が同級スーパー王者に昇格した。WBAが6日(日本時間7日)に公式サイトで、5日に開いた選手権委員会で決議されたと発表。防衛期限も9カ月から18カ月に延長される。同級スーパー王座は今月上旬、WBA・WBC世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(30=メキシコ)が返上していた。

村田は19年12月23日、スティーブン・バトラー(米国)を5回TKOで下し、初防衛に成功して以降、試合から遠ざかる。帝拳ジム公式サイトを通じ、村田は「コロナ禍の影響もあり試合が出来ない時期が続いているなかでのニュースに複雑な気持ちもありますが、他団体王者との統一戦も可能性が広がったとポジティブに捉えてうれしく思います。スーパーチャンピオンの名に恥じないようにこれからも精進します」とコメントした。

関連するニュースを読む

村田諒太WBA世界ミドル級“スーパー王者”に昇格

村田諒太(2019年12月23日撮影)

世界ボクシング協会(WBA)は6日(日本時間7日)、WBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が、同級スーパー王者に昇格したと発表した。

5日に開催された選手権委員会の決議で「村田の経歴と記録により任命に値する価値がある」と承認され、決まった。正規王者の防衛期限は9カ月となるが、スーパー王者に昇格したことで18カ月に延長される。

WBA世界ミドル級スーパー王座は今月上旬、世界4階級制覇王者でWBA、WBC世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(30=メキシコ)が返上していた。

関連するニュースを読む

朝乃山「感覚、動作取り戻したい」20番とって2敗

朝乃山(20年12月8日撮影)

来年の大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)を、初のかど番で在位4場所目を迎える大関朝乃山(26=高砂)が14日、精力的な稽古を行った。

10日に、約1カ月ぶりに土俵に入り相撲を取る稽古を行った際は、幕下4人を相手に10番取って再起へのスタートを切ったが、この日は20番。1時間半ほど基礎運動で汗を流した後、重さのある村田(26=東幕下12枚目)を連続で押し出すと、深井(23=東幕下12枚目)にも投げで連勝。5番目に対峙(たいじ)した近大同期で関取経験のある朝玉勢(27=西幕下27枚目)に寄り、押しで連敗したが、その後は寺沢(25=西幕下4枚目)を含め危なげなく14連勝。18勝2敗で終えた。

前日は稽古休みということも精力的な稽古に拍車を掛けた。この日は、右四つにこだわらない取り口も目立ったが「左を差しても前に出ていった。止まって形を作ることもあるし、自分の形が有利であれば体ごと前に持っていくこともある。(本場所では)土俵際で突き落としとかもあるので、しっかり頭に入れておかないといけない」と本場所を見据えて頭も実戦モードに入ったようだ。11月場所は、右肩三角筋挫傷で3日目から休場。回復具合は「徐々に痛みにも慣れてきて大丈夫だと思う」と話した。

11月場所は序盤からの休場とあり、相撲勘も取り戻したい。そこも「1カ月ぐらい空いていたので、1日でも早く相撲の感覚、動作を取り戻したいし、戻さないと相撲を取れない。戻していけば(相撲の)流れも体が思い出して(相撲を)取れると思う」と意識付けも明確にしているようだ。

関連するニュースを読む

朝乃山1カ月ぶり10番「運び、形を確認しながら」

若い衆を相手に相撲を取る朝乃山(右)

来年の大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)を、在位4場所目で初のかど番として迎える大関朝乃山(26=高砂)が10日、相撲を取る稽古を再開した。

11月場所は、右肩三角筋挫傷で3日目から休場。治療やリハビリで順調に回復し、8日には早ければ今週末から再開する意向を示唆。さらに前日9日に病院で診察し「明日(10日)から(稽古で相撲を)取ろうかな(と思っている)」と話していた通り、11月場所2日目(11月9日=小結照ノ富士戦)以来、約1カ月ぶりに土俵に入り相撲を取った。

稽古場に下り約1時間半は四股、すり足、てっぽうといった相撲の基礎運動のほか、ゴムチューブやダンベル、サンドバッグを使ってのトレーニング、さらに若い衆にぶつかり稽古で胸を出すなど、たっぷり汗を流した。満を持して東幕下12枚目の村田(26=東幕下12枚目)と対峙(たいじ)。実戦から遠ざかったせいか「急いでやってバタバタして滑った」と振り返ったように、いきなり足を滑らせ引き落とされた。

だが以降は村田、深井(23=東幕下12枚目)、朝玉勢(27=西幕下27枚目)、寺沢(25=西幕下4枚目)と大卒幕下勢4人に、格の違いを見せるように9連勝。合計10番取った後は、ぶつかり稽古、四股、サンドバッグを持ってのすり足などで汗を流し、約2時間の稽古を切り上げた。立ち合いで痛めた右肩付近から相手に当たるなど、ケガの不安を感じさせない取り口に、8代目を受け継いだ師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)も「肩の痛みは取れている。徐々に、1日1日と思います」と静かに見守った。

朝乃山自身も「番数は少ないけど肩とか足の運び、形とかを確認しながらやりました。そこまで(体力など)落ちていないし相手も幕下。体を作って(18日からの)合同稽古に行く感じにしたい」と冷静。肩の痛みは「ちょっと気になった。“うっ”と。“うわーっ”という激痛ではない。(右を)差した時にピリッと(という感じ)。慣れないといけないかな、と思います」と、微妙な感覚の違いを丁寧に説明した。

身上とする右四つの形についても言及。相撲を取る前は「肩をケガして、やった時の痛み、恐怖が脳にロックされている。どうなるかな…と思った」と正直に吐露。相撲を取った後の感触は「今日、取っている限り、攻めを急がず、確認しながら(取った)。出られるところは出たり、残るところは残って、引きつけ(るところ)は引きつけて」とVTRを巻き戻すように振り返った。

回復を期待するのは、フィジカル面だけでなく、まわしの取り方、差し方など技術面も同じ。それは朝乃山本人も承知しているようで、1番1番を「浅く取ったら引きつけて相手を逃さず、横に逃げないように引きつけて(相手を)正面に置いて」と確認しながらの取り口。自らの悪癖も「深く差す時は…。そこは悪い癖なんで、立ち合いから浅く取る意識でやっています」と話すなど、目的意識を明確にして臨んだ土俵だった。

今後も「相撲を取って体に覚えていかせたい」と、幕下相手の稽古を続ける。合間に診察にも行くが「痛みが出ないようにするには、稽古するしかない。肩を強くさせたいなら筋トレでカバーできるかも」と強靱(きょうじん)な肉体を作り上げていく。「もう1歩、上の番付を目指すには下の番付の関取には負けられない。一番は横綱に勝ってこそ、横綱の番付も見えてくる。勝たないと上の番付を目指せない」。休場中の両横綱との対戦も熱望した。

ぶつかり稽古を行う朝乃山(右)

関連するニュースを読む

村田夏南子UFC快勝デビュー「率直にうれしい」

村田夏南子(2018年8月12日撮影)

<総合格闘技:UFCファイトナイト・ラスベガス14大会>◇14日(日本時間15日)◇米ラスベガス

RIZINからUFCに移籍した村田夏南子(27)が白星でUFCデビューを飾った。UFCで6勝をマークするランダ・マルコス(35=カナダ)との女子ストロー級5分3回に臨み、3-0(30-27×3)のフルマークで判定勝ち。堂々のオクタゴン(金網)デビューを飾った。

入場時には尊敬するIQファイター桜庭和志の入場曲「SPEED TK RE-MIX」でオクタゴンまで歩いて気持ちを高揚させた村田は「デビュー戦で第一に勝つことができて率直にうれしいです。途中でヒジを打ち、パウンドも打ったのですが、そこで足を取られる場面があって、少し反省しないといけない」と苦笑いを浮かべながら初勝利の味をかみしめた。

試合はサウスポースタイルで前に出た村田が1回からいきなりテークダウンを奪った。柔道の足技も駆使し、相手の上に乗りながら右ひじ、右拳で顔面を殴った。2回はバックハンドブロー、左ストレートなどで打撃戦を展開した後、タックルで倒してケージ際に押し込んだ。最終3回にはマルコスの体を持ち上げてからマットに落とし、裸絞めも仕掛け、上に乗った状態から右拳を振り下ろした。「たくさん経験している選手と戦うことができて、すごい勉強になりました」と振り返るものの、打撃成功30回、テークダウン4回成功と最後まで攻め切った達成感も漂わせた。

村田はRIZINや米女子総合格闘技INVICTA FCで計7連勝を飾った後、今年3月にUFCと契約を結んだ。コロナ禍でなかなか決まらなかった初陣で快勝し「このまま、どんどんステップアップして強い選手に立ち向かっていきたい」と抱負を口にしていた。

関連するニュースを読む

村田夏南子UFCデビュー戦勝利 裸絞めに強烈右拳

村田夏南子(2018年8月12日撮影)

<総合格闘技:UFCファイトナイト・ラスベガス14大会>◇14日(日本時間15日)◇米ラスベガス

RIZINからUFCに移籍した村田夏南子(27)が白星でUFCデビューを飾った。

UFCで6勝しているランダ・マルコス(35=カナダ)との女子ストロー級5分3回に臨み、3-0(30-27×3)で判定勝利。堂々のオクタゴン(金網)デビューを飾った。

入場時には尊敬するIQファイター桜庭和志の入場曲「SPEED TK RE-MIX」でオクタゴンまで歩いて気持ちを高揚させた村田は、サウスポースタイルで前に出ると、1回からいきなりテークダウンを奪った。柔道の足技も駆使し、相手の上に乗りながら右ひじ、右拳で顔面を殴った。2回はバックハンドブロー、左ストレートなどで打撃戦を展開した後、タックルで倒してケージ際に押し込んだ。

最終3回にはマルコスの体を持ち上げてからマットに落とし、裸絞めも仕掛けた。ガードポジションから強烈な右拳を相手顔面に振り下ろした。サイドポジションにも入りながら終始、UFCでも経験豊富なベテランをコントロール。打撃成功30回、テークダウン4回成功と攻め切った村田が勝ち名乗りを受けた。

村田はRIZINや米女子総合格闘技INVICTA FCで計7連勝を飾った後、今年3月にUFCと契約を結んでいた。

関連するニュースを読む

村田夏南子UFC初戦へ計量パス「みんな驚かせる」

村田夏南子(2018年8月12日撮影)

総合格闘技団体RIZINからUFCに移籍した村田夏南子(27)が14日(日本時間15日)、米ラスベガスでUFCデビュー戦に臨む。同日開催のUFCファイトナイト・ラスベガス14大会で、ベテランのランダ・マルコス(35=カナダ)との女子ストロー級5分3回に備え、13日(同14日)には前日計量に登場。マルコスが116ポンド(約52・62キロ)に対し、村田は115ポンド(約52・16キロ)でクリアした。

UFC日本語公式サイトで、村田は「みんなを驚かせるパフォーマンスを見せますから、どうか楽しみにしてください」と予告した。なお当初、リビーニャ・ソウザ(ブラジル)とのUFC初戦が発表されていたが、ソウザの故障で対戦相手が変更された。

さらに同サイトで村田は「UFCと契約してから、私はスタートラインに立った気がする。目の前に置かれたすべての試合に集中し、これからも上に登っていきたいと思います。それは私のキャリアを通じて変わらないでしょう」とキッパリ。米国での最終調整も終え「この大変な時期に試合の準備を手伝ってくれた日本と米国のチームメートには感謝以外の言葉がありません」とコメントしている。

レスリングをバックボーンとし、全日本選手権や世界ジュニア選手権などで優勝した村田は、15年の大みそかにRIZIN参戦を表明し、16年4月に総合格闘家としてプロデビュー。19年6月から米女子総合格闘技団体Invicta FCにも参戦し、同団体ストロー級王座も獲得している。通算戦績は11勝1敗。

関連するニュースを読む

村田諒太「追い込めた」走り込みキャンプ打ち上げ

村田諒太(2019年8月1日撮影)

ボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が30日、走り込みキャンプを打ち上げた。千葉・成田市で26日から5日間、下半身強化を中心に基礎体力アップを図った。

キャンプは9月以来と、今回は最短のスパンだった。「しっかりメニューをこなし、追い込めた。しっかり走れる体を作れた」とHPでコメントし、充実感を得ていた。「早くサンドバッグが打ちたくなってきた」と、31日からは再びジムワークの日々で、レベルアップを目指す。

村田は昨年12月に初防衛を果たし、10カ月がたった。新型コロナウイルスのためにパートナーも来日できないため、スパーリングもままならず、次戦のめども立っていない。そんな状況下でもボクシングを研究。見直したり、他競技の選手らとも交流し、ヒントも得ている。研究熱心な理論派の村田らしく、有意義に過ごしているという。

関連するニュースを読む

久保隼悔し涙の勝利 介護職…村田諒太…復帰ロード

58キロ契約・久保対五十嵐 判定で勝利した久保はスピーチ中に涙ぐむ(撮影・上山淳一)

<プロボクシング:58・0キロ契約8回戦>◇26日◇神戸市立中央体育館

元WBA世界スーパーバンタム級王者の久保隼(30=真正)が、ほろ苦い復帰戦勝利に涙を流した。

3-0(78-74、79-73、79-73)の判定で、五十嵐嵩視(トコナメ)を圧倒。それでも「ボクシング人生の中で一番(準備が)良かった。そこから言うと、試合内容に結びつけられていない。自分が情けない」と厳しく自己評価した。観客の前でマイクを握り「今、こんな世の中の流れで時間もお金も割いて来ていただき、ありがとうございました」と口にすると、悔しさから涙があふれた。

17年4月にWBA世界スーパーバンタム級王座を獲得。9月に初防衛戦で敗れた。19年5月にはWBA世界フェザー級タイトルマッチで、王者の徐燦(中国)に6回TKO負け。「やめるつもりだった」という。

転機は2カ月後の7月だった。南京都高(現京都広学館)と東洋大の先輩、村田諒太(帝拳)が世界王座に返り咲いた。その戦いぶりに「やりたい気持ちが出てきた」が、30分後には「やっぱりやめよう」。その時、その時で心が揺れた。秋は介護の仕事に励み、ボクシングと無縁の世界に身を置いた。ある日、施設の職員に声をかけられた。

「久保さん、何でここにいるんですか?」

世界王者としてベルトを巻くことを夢見て、ボクシングに打ち込んでいた日々の価値に気付いた。ベルトを取り出し「犠牲を払ってなりたかったものの形が、これなんだな」と感じた。山下正人会長に思いを伝えると「来年(20年)の秋ぐらいに復帰戦をしよう」と声をかけられた。

1年4カ月ぶりの復帰戦。右のジャブでペースを握り、左のボディーやストレートを効果的に当てた。だが、久保は「もっと左ストレートを当てたかった」と振り返る。元世界3階級王者の長谷川穂積氏らを育ててきた山下会長が、隣でほほえみながら口を開いた。

「倒すと思わせて倒せへんのが、久保のええとこやな」

今後もフェザー級に身を置く久保は「まずは国内にやりたい選手がいる」と明かした。その上で「そこに勝ってからの話ですが、いずれは世界に行きたい」と青写真を描いた。

2階級制覇という目標へ、一段ずつ階段を上がっていく。【松本航】

58キロ契約・久保対五十嵐 判定で勝利した久保はスピーチ中に涙ぐみタオルで顔を覆う(撮影・上山淳一)
58キロ契約・久保対五十嵐 8回、久保(左)は五十嵐にパンチを浴びせる(撮影・上山淳一)

関連するニュースを読む

幕下宇良、勝ちっぱなし5連勝「あと2番勝ちたい」

村田(右)をはたき込みで破る宇良(撮影・中島郁夫)

<大相撲秋場所>◇9日日◇21日◇東京・両国国技館

元幕内の西幕下5枚目宇良(28=木瀬)が、勝ちっぱなしの5連勝を飾った。

同じ4戦全勝の村田(高砂)との一番。低く潜り込むような立ち合いから、相手の突進をかわすように左へ回り込み、最後は引き落とした。「落ち着いて相撲がとれた。全勝同士とか関係なく、今日の1番に頑張ろうという気持ちだった」と振り返った。

関取復帰へ、大きく前進する1勝は間違いない。宇良は「上がれる感じはしない。冷静というか、幕下上位は甘くないと十分に分かっている」と変わらない姿勢を貫きつつ、「確実に番付を上げていけるのはうれしいですね」と表情をほころばせた。

両膝の大けがで序二段まで番付を落とし、昨年九州場所で復帰を果たしてから5場所目。勝ち越しを重ねて順調に番付を戻してきた。周囲との兼ね合いも大きいがあと1勝、6勝をあげれば関取復帰の可能性がググッと近づきそう。

宇良は「ここまできたらあと2番勝ちたい。勝ちたいけど、同じ気持ちでこれている。1日1番で頑張りたい」と邪念を振り払った。

村田をはたき込みで破り土俵を引き揚げる宇良(撮影・鈴木正人)
勝ち名乗りを受ける宇良(撮影・中島郁夫)

関連するニュースを読む