上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

中谷正義が元3団体統一王者ロマチェンコと対戦決定 6月米ラスベガスで

中谷正義(2018年7月29日撮影)

ボクシング元東洋太平洋ライト級王者でWBO世界同級5位の中谷正義(32=帝拳)が6月26日(日本時間27日)、米ネバダ州ラスベガスで、人気スター選手の元3団体統一同級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)との同級12回戦に臨むと5日(同6日)、米プロモート大手トップランク社が正式発表した。試合会場はヴァージン・ホテルズ・ラスベガスとなる。

中谷は昨年12月、米ラスベガスのMGMグランドで世界ランカーのフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に2度ダウンを許しながらも、逆転で9回に2度ダウンを奪い返してTKO勝ち。ライト級世界トップ戦線に名乗りをあげた。19年7月にロペスに敗れたのが唯一の黒星となる。

ロマチェンコは昨年10月、テオフィモ・ロペス(米国)との統一戦に敗れて王座陥落。右肩の手術を受け、中谷戦が再起戦となる。米老舗専門誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した強さ)ランキングで1位に君臨したロマチェンコは「ハイテク」と呼ばれ、世界最速で3階級制覇を成し遂げている。

関連するニュースを読む

清水聡と森武蔵の王座統一戦が5・13から5・21に変更 緊急宣言受け

清水聡(2020年7月16日撮影)

大橋ボクシングジムは29日、公式サイトで5月13日に開催するフェニックスバトル(日刊スポーツ新聞社後援)を同21日に変更すると発表した。

会場は後楽園ホールで変更なく、開始時間は未定。メインイベントでは東洋太平洋フェザー級王者清水聡(35=大橋)-WBOアジア・パシフィック同級王者森武蔵(21=薬師寺)の王座統一戦が組まれている。

東京都の緊急事態宣言発出を受け、現在、後楽園ホールのイベントは無観客開催などに制限されている。公式サイトでは「昨今の状況での延長を考慮して、日時の変更をすることといたしました」と報告。チケットの一般販売、当日販売はしないという。

3度目の防衛に成功したWBO・アジア・パシフィック・フェザー級王者森武蔵(2020年11月28日撮影)

関連するニュースを読む

ボクシング中谷正義が元3団体統一王者ロマチェンコと対戦へ 6・26

中谷正義(2014年5月7日)

ボクシングの元東洋太平洋ライト級王者中谷正義(32=帝拳)が6月26日、米ネバダ州ラスベガスで、元3団体統一同級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)と対戦すると24日(日本時間25日)、米メディアが報じた。同日の中継局となるESPNの中継の中でラスベガスのヴァージン・ホテルズで開催されると伝えた。

中谷は昨年12月、米ラスベガスのMGMグランドで世界ランカーのフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に2度ダウンを許しながらも、逆転で9回に2度ダウンを奪い返してTKO勝ち。ライト級世界トップ戦線に名乗りをあげた。19年7月にロペスに敗れたのが唯一の黒星となる。

ロマチェンコは昨年10月、テオフィモ・ロペス(米国)との統一戦に敗れて王座陥落。右肩の手術を受け、中谷戦が再起戦となる。米老舗ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した強さ)ランキングで1位に君臨し「ハイテク」と呼ばれていた世界最速の3階級制覇王者となる。

ロマチェンコ(2019年12月5日)

関連するニュースを読む

寺地拳四朗が号泣8度目防衛「負ければ人生が」1年超の空白と重圧乗り越え

試合後のインタビューで涙を見せる寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇エディオンアリーナ大阪

王者寺地拳四朗(29=BMB)が、号泣の8度目防衛を飾った。同級1位久田哲也(36=ハラダ)から2回にワンツーでダウンを奪って優位に進め、大差判定3-0で勝利した。王者が泥酔によるトラブルで試合が延期された経緯もあり、「負ければ人生が終わっていた」という重圧から解放されて涙を流した。今後は元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の連続防衛13回の更新、同級4団体統一を目標に掲げた。

   ◇   ◇   ◇

まるで子どものように泣きじゃくった。試合後の勝利者インタビュー。マイクを手にした寺地は、おえつで言葉が続かなかった。「ありがとうございます。本当、昨年は自分の不祥事で久田選手や関係者の方に本当にご心配をかけ、これからどうしたらいいんだろうという不安の中、今回勝てて。本当にうれしいです」。いつもクールを貫く王者が感情をむき出しにした。

7度目の防衛を飾った19年12月末以来、約1年4カ月ぶりの実戦は厳しい戦いだった。2回に鮮やかなワンツーでダウンを奪う。そこから「倒せるかと、力んでしまった」。ベテランの久田の粘りに苦しめられた。「流れは悪くなかったが思った以上に相手が前に出てきた」。死にものぐるいで戦いを挑んできた相手を受け止め、フルラウンドの死闘を演じた。出し切っただけに涙があふれた。

コロナ禍で自粛生活の中、昨年7月に泥酔して東京都内のマンションに不法侵入し、他人の車を破損させるトラブルをおかした。日本ボクシングコミッション(JBC)により、発覚した昨年12月1日から3カ月のライセンス停止。制裁金300万円に社会奉仕活動の厳しい処分を受けた。

それだけに「いろいろ不安があった。負けたら人生終わりますからね。負けられない。絶対に勝たないといけないと思っていた」。普段はひょうひょうとしたスタイルだが、心の底では重いものを抱えていた。その重圧に打ち勝った。

日本のジム所属選手で歴代5位タイの連続8回防衛を果たした。今後に向けて、これまでも公言している具志堅氏の13回超えに加え、「他団体も全部、ベルトはとりたい」と言った。「今回のことで、いい意味でメンタル的にも強くなれた」。1年4カ月のブランクをへて成し遂げたV8。ここから拳四朗の第2章が始まる。【実藤健一】

◆寺地拳四朗(てらじ・けんしろう) 1992年(平4)1月6日、京都府城陽市生まれ。奈良朱雀高→関大。アマ戦績は58勝(20KO・RSC)16敗。14年8月にプロデビュー。15年12月に日本ライトフライ級王者、16年8月に東洋太平洋同級王座を獲得。17年5月にWBC世界同級王座を獲得し8連続防衛。プロ戦績は18勝(10KO)無敗。身長163・8センチの右ボクサーファイター。

○…新型コロナウイルス感染症拡大防止のため25日に大阪府にも緊急事態宣言が発出される前日、ギリギリのタイミングで有観客の世界戦を実施した。プロモーターの真正ジム山下正人会長は「緊急事態宣言が発出される中で興行をできた。感染対策は万全にした。大成功だったと思う」。入場者制限で半分以下の2200人となったが、観客もルールに従って声を出さず拍手での応援に徹した。

2回、久田哲也(左)に右ストレートでダウンを奪う寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)
判定で久田哲也(左)を破り拳を握る寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

関連するニュースを読む

豊嶋亮太「むしろ強くなれる時間出来たと」王座統一戦が延期

東洋太平洋ウエルター級王者豊嶋亮太

東京・後楽園ホールで開催されるボクシングの日本ミドル級タイトルマッチ(5月1日)、東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王座統一戦(同6日)がいずれも延期されると24日、発表された。

3度目の緊急事態宣言の発出を受け、日本ミドル級タイトルマッチは5月19日、東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王座統一戦は20日にスライド延期となる。

WBOアジア・パシフィック王者別府優樹(30=久留米櫛間&別府優樹)とのウエルター級王座統一戦が2週間の延期となった東洋太平洋同級王者豊嶋亮太(25=帝拳)は所属ジムの公式サイトを通じ「延期となりましたが、もしならなくても自分のやることは同じと考えて、むしろ強くなれる時間が出来たと考えています。この2週間を有意義に使えるかどうかで勝負が決まるとも思っています」などとコメントした。

関連するニュースを読む

WBOアジア太平洋王者の重岡銀次朗「ピンチなく勝ちたい」防衛戦へ意欲

5月下旬のタイトル戦に向け、オンライン会見に臨んだワタナベジムの5選手。左から千本、谷口、重岡、谷山、湯場(ワタナベジム提供)

ボクシングのWBOアジア・パシフィック・ミニマム級王者重岡銀次朗(21=ワタナベ)が1年5カ月ぶりのリングで2度目の防衛戦に臨む。5月23日、東京・墨田区総合体育館で同級3位川満俊輝(25=三迫)の挑戦を受ける。20日夕方、2部で構成されるボクシング興行に出場する同門選手計5人でオンライン記者会見に出席した。19年大みそかの初防衛戦以来となる待望のV2戦に向け「(コロナ禍で試合延期が続き)何のために練習しているのかというのが1年続いた。くだらないパンチをもらわないように。ピンチなく勝ちたいと思います」とキッパリ。V1戦では挑戦者レイ・ロリト(大成)の左カウンターを被弾し、ピンチになった反省を踏まえながら気を引き締めた。

また日本ライト級ユース王者湯場海樹(22=ワタナベ)は日本ユースの2階級制覇を目指し、日本スーパーライト級ユース王者佐々木尽(19=八王子中屋)に挑戦する。昨年3月、2週間の予定でタイ合宿を組みながら、現地で新型コロナウイルス感染防止のロックダウン(都市封鎖)で帰国できず、実に半年間の合宿生活を過ごした。この経験でメンタル的にも強くなったと振り返る湯場は「自分のボクシング人生にとってポイントになる試合。落とさないように調整したい。勝てるようなイメージをしている」と自信をのぞかせた。

★元世界王者黒木優子(30=YuKO)と東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦に臨む元日本同級王者千本瑞規(26=ワタナベ)「コロナ期間にかなり成長できたと思うので、それを見せられるのが楽しみ。もちろん負けるつもりはない」

★日本ミニマム級1位仲島辰郎(26=平仲)との初防衛戦を控える同級王者谷口将隆(27=ワタナベ)「しっかり勝って世界ランキングもあげられるように。それ相応の実力をみせたい」

★日本女子バンタム級王座決定戦で同級3位平安山裕子(34=平仲)と対戦する同級1位谷山佳菜子(34=ワタナベ)「3度目のタイトル挑戦なので絶対に勝てるように頑張りたい」

関連するニュースを読む

Sウエルター級王者松永宏信がV3戦へ計量パス「トータルで上回りたい」

日本スーパーウエルター級タイトル戦に向けた計量にパスした王者松永(左)と挑戦者の中島(写真提供:横浜光ジム)

ボクシングの日本スーパーウエルター級タイトルマッチ10回戦は21日、東京・後楽園ホールで開催される。

同級王者松永宏信(33=横浜光)、挑戦者の同級5位中島玲(22=寝屋川石田)は20日、そろって都内の病院で開かれた前日計量に臨み、両者とも100グラム少ない69・7キロで計量クリアした。

3度目の防衛戦を控える王者松永は6連続KO中の左ボクサーファイター。アマチュア経験豊富でプロ5戦目で王座挑戦する中島を警戒しつつも「KOでも判定でも、試合に勝ちたい。自分の長所、動き回るボクシングをする場面もあると思う。トータルで上回りたい。リングで強い方が上にいくと思う」と勢いある強敵を倒す意気込みを示した。

一方、挑戦者中島は昨年10月に元東洋太平洋ミドル級王者細川チャーリー忍(金子)を判定で下してランキング入り。これまで4勝はすべて判定勝ちだったこともあり「初タイトル挑戦で初KO勝ちが1番良い形かなと。KOで倒したい。テクニック、スピード、パワーと上回っているところをみせたい」と完勝を狙う。所属ジムの元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者石田順裕会長(45)も巻いた日本同級ベルトを意識し「会長からは『任せたぞ』と言われた。自分が持って(大阪に)帰りたいと思います」と気持ちを高揚させていた。

3度目の防衛戦に向け、計量バスした日本スーパーウエルター級王者松永(写真提供:横浜光ジム)

関連するニュースを読む

長井香織が判定初防衛このままでは「上にいけない」

日本王座を初防衛した長井(右)と挑戦者の垂井(撮影・実藤健一)

<プロボクシング:日本女子タイトルマッチ>◇4日◇大阪・堺市産業振興センター◇アトム級6回戦

王者長井香織(31=真正)が初防衛に成功した。

同級5位樽井捺月(29=山木)を2-0判定で下した。長井は6勝(2KO)3分け2敗、樽井は4勝2分け7敗となった。

「本当に緊張した試合。今までで一番緊張しました」と振り返る通り、相手の動きに合わせるだけの展開が続いた。「4回から硬さがとれた」と何とか形を作るが、小差の際どい判定勝利だった。

王者本人が最も分かっている。「今日のボクシングじゃ上にはいけない。もっと練習していずれは東洋(太平洋)、世界をとれるよう頑張りたい」と逆に刺激を受けた。

関連するニュースを読む

王者天海ツナミ「調子バッチリ」緒方汐音「全力で」

4日の世界戦を前に前日計量を終えた王者の天海(右)と挑戦者・緒方(提供=関西JBC)

WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチの前日計量が3日、行われた。王者の天海ツナミ(36=山木)、挑戦者の東洋太平洋同級王者の緒方汐音(32=寝屋川石田)ともに48・7キロでパスした。4日に大阪・堺市産業振興センターで対戦する。

天海は「3度目の防衛戦。しっかり防衛したいと思います。調子はバッチリです」とコメント。対する緒方も「1年7カ月ぶりの試合ですが、全力で頑張っていきます」と意気込みを語った。

戦績は天海が17勝(12KO)1分け9敗、緒方が11勝(3KO)1分け6敗。

関連するニュースを読む

井上拓真が東洋王座返上「世界戦の準備」大橋会長

井上拓真(2021年1月14日撮影)

ボクシングの元WBC世界バンタム級暫定王者で現東洋太平洋同級王者の井上拓真(25=大橋)が同王座を返上すると27日、発表された。井上は今年1月に栗原慶太(28=一力)を9回負傷判定で下し、新王者となり東洋太平洋王座の2階級制覇に成功していた。所属ジムの大橋秀行会長(56)は「拓真の世界戦準備のための返上になります」と説明した。

また空位となった同王座は5月13日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル(日刊スポーツ新聞社後援)で同級4位中嶋一輝(27=大橋)-同級12位千葉開(28=横浜光)による決定戦が開催されることも合わせて発表された。

5月に東洋太平洋バンタム級王座決定戦に臨む同級4位中嶋一輝(提供:大橋ジム)

関連するニュースを読む

東洋大主将の豊嶋がB級プロテスト合格 大橋ジム

プロテストに合格した東洋大ボクシング部主将の豊嶋海優(提供・大橋ジム)

今年1月に大橋ボクシングジム入りした東洋大主将の豊嶋海優(22)がB級(6回戦)プロテストに合格したと26日、所属ジムから発表された。

25日に東京・後楽園ホールで開かれたプロテストでは、同門となる東洋太平洋フライ級7位桑原拓にスパーリング相手を務めてもらったという。豊嶋は自らのSNSで「今日、B級で合格しました! 『プロ』という自覚を持ってゼロからまたはい上がっていきます。拓君ありがとうございました」などと喜びの気持ちを投稿した。

豊嶋は横浜総合高時代に総体で4強入りし、東洋大へ進学。大橋ジムで中学時代からトレーニングを積んできたという。

プロテストのスパーリング相手を務めた桑原拓(左)と笑顔をみせる東洋大ボクシング部主将の豊嶋海優(提供・大橋ジム)

関連するニュースを読む

アマ10冠藤田健児TKOデビュー格闘一家の最終兵器

5回、木村(左)にパンチを浴びせる藤田(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:フェザー級6回戦>◇25日◇東京・後楽園ホール

アマ10冠ボクサー藤田健児(27=帝拳)が鮮やかな6回TKOでプロデビューを飾った。

木村元祐(34=JM加古川)とフェザー級6回戦で拳を交え、6回2分38秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。左右にスイッチし、ディフェンシブな木村に対し、サウスポースタイルから的確な左ボディーストレートをヒット。3回には強烈な左ストレートを打ち込むと、相手の左目下は内出血で大きく腫れた。4回には右フックでダウンも奪取。最終6回にコーナーへと追い込み、連打を続けてレフェリーストップ勝ちとなった。

高校総体3連覇、全日本選手権3度Vなどアマ10冠、海外でもアジア選手権銅メダルと実績十分の藤田は19年に東京オリンピック(五輪)出場の目標が断たれ、昨年9月、プロテストに合格した。所属ジムでは高校6冠で元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナー(36)との指導でレベルアップを図ってきた。

格闘一家で育った。ボクシングでアマ5冠の次兄大和は格闘家に転身し、現在は総合格闘技団体DEEPのフライ級暫定王者に就く。RIZINにも参戦し、キックボクシング界の「神童」那須川天心とも対戦している。次姉翔子はDEEPに参戦し、今月初勝利を挙げたばかり。長兄和典氏は元東洋太平洋フェザー級暫定王者で故郷岡山県内でジムを経営し、長姉典子さんは極真空手世界3位の実績を持つスポーツインストラクターだ。その兄姉たちから藤田は「藤田家の最終兵器」と呼ばれている。会場に駆けつけた大和、翔子の目前で白星プロデビューを挙げた。

プロデビュー戦で6回TKO勝ちし、喜ぶ藤田(撮影・野上伸悟
6回、木村(左)にパンチを浴びせる藤田(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

アマ10冠の藤田健児「結果出す」25日プロデビュー

世界2階級制覇王者粟生トレーナー(左)とのコンビでプロデビューする藤田健児

格闘技一家の末っ子でアマ10冠ボクサーの藤田健児(27=帝拳)がプロデビューする。

25日に東京・後楽園ホールで木村元祐(34=JM加古川)とのフェザー級6回戦でプロ初戦を迎える。23日も体重調整した藤田は「倒せるボクシングをしたい」と気合を入れた。

ボクシングでアマ5冠の次兄大和は格闘家に転身しした現DEEPフライ級暫定王者。RIZINで那須川天心と対戦している。次姉翔子もDEEPに参戦し、今月初勝利を挙げた。長兄和典氏は元東洋太平洋フェザー級暫定王者、長姉典子さんは極真空手世界3位の実績を持つ。その兄姉たちから藤田は「藤田家の最終兵器」と呼ばれる。

藤田自らも高校総体3連覇、全日本選手権3度V、アジア選手権銅と実績十分だ。19年に東京五輪の夢が断たれ、昨年9月にプロテストに合格。元世界2階級制覇王者粟生トレーナーとのタッグで世界を狙う。「27歳なので遠回りしたくない。1つ1つの試合で結果を出す」と意気込んだ。

関連するニュースを読む

花形冴美ドロー防衛で引退 今後は小学校教員の道へ

防衛成功後、夫の岡庭氏(左)と師匠花形会長とリング上で記念撮影する花形

<ボクシング:IBF女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦>◇18日◇東京・後楽園ホール

同級王者花形冴美(36=花形)が引き分けで2度目の防衛に成功し、引退試合を飾った。同級6位となる東洋太平洋同級王者松田恵里(26=TEAM10COUNT)の挑戦を受け、0-1(93-97、95-95×2)のドローで王座防衛となった。

序盤からサウスポーの松田から左アッパーやワンツーなどで攻められたものの、中盤以降から接近戦からのフック連打などで追い上げてV2防衛。花形は「悔いのない試合。5度目の世界挑戦で王座を奪い、思い返せば苦しいことが多かった。人に恵まれたボクシング人生です」と涙ながらに感謝の言葉を口にした。

引退試合日となった3月18日は母吉本知子さんの64歳の誕生日だった。ボクシングのために大学も中退していた経緯もあり、花形は「何の運命か母の誕生日。苦しい時に支えてくれた。この母に生まれて良かった。母も『やっと辞めてくれる』とほっとしているみたいです」と世界ベルトを肩に掛けて感謝の言葉を口にした。

19年11月、日本ボクシングコミッション審判員の岡庭健氏と結婚した花形は、既に引退後のプランも勧めている。「子供も欲しい。主人は(ボクシングを)辞めて欲しいと思っていて、それを押し切ってやっていたので」と説明。さらに小学校教員になるため、昨秋から通信制の大学にも通い始めている。来秋には卒業見込みで、教員試験に合格すれば23年4月から教職に就くことが可能。「(学校は)子供たちが主役なので個性を尊重していけるような教員になりたい。会長から学んだ『継続は力なり』を子供たちに教えたい」と早くも気持ちを切り替えた。

師匠となる元WBA世界フライ級王者の花形進会長(74)は「俺は(世界王者時代に)防衛できなかったから立派だった。防衛は難しいのに2回も防衛したんだから。チャンピオンのまま引退するなんて、こんな格好いいことはない」とねぎらっていた。

涙ながらにあいさつするIBF女子世界アトム級王者花形
試合後、挑戦者の秋田(右)に笑顔であいさつする王者花形

関連するニュースを読む

引退試合の女王花形「存分に」挑む松田「始まりに」

計量パスしたIBF女子世界アトム級王者花形(右)と挑戦者の松田(DANGAN提供)

ボクシングのIBF女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦は18日、東京・後楽園ホールで開催される。同級王者花形冴美(36=花形)が同級6位となる東洋太平洋王者松田恵里(26=TEAM10COUNT)との2度目の防衛戦を控え、17日には都内で前日計量に臨み、王者花形は300グラム少ない45・9キロ、松田は200グラム少ない46・0キロでクリアした。

このV2戦を最後に現役引退を表明している花形は「今回は勝敗は気にしていないです。楽しむということが今回のテーマ。自分の力も出し切れるし、苦しい思いをしたので最後ぐらいは存分に楽しもうと思います」と意気込みを示した、19年11月、日本ボクシングコミッション審判員の岡庭健氏と結婚。セカンドキャリアとして小学校教員になるため、昨秋から通信制の大学にも通い始めているという。花形は「子供も欲しい。主人は(ボクシングを)辞めて欲しいと思っていて、それを押し切ってやっていた。周りも試合すると思っていたので、区切りとなる試合をしてから辞めたかった」と集大成をみせる覚悟を示した。

一方、挑戦者となる松田はプロ5戦目で世界挑戦となる。花形とはスパーリング仲間で、プロの姿勢を学ぶことも多かったという。恩返しは勝って世界王座を奪い、世代交代を実現することだ。松田は「(勝つことで)松田に任せたと思ってほしいですね。5戦目でこのような状況で挑戦させていただくのはありがたい。私としては『始まりの日』になるように、世界王者になりたいと思います」と決意を新たにした。

計量クリアに笑顔をみせるIBF世界アトム級王者花形(DANGAN提供)
計量パスしたIBF世界アトム級1位松田(DANGAN提供)

関連するニュースを読む

35歳清水聡、5・13に21歳森武蔵と王座統一戦

清水聡(20年7月撮影)

5月13日に東京・後楽園ホールで開催されるプロボクシングのフェニックスバトル77大会(日刊スポーツ新聞社後援)のカードが発表され、13日に35歳の誕生日を迎えた東洋太平洋フェザー級王者清水聡(大橋)がWBOアジア・パシフィック同級王者森武蔵(21=薬師寺)との王座統一戦に臨むことになった。

サウスポー同士の1戦はメインイベントで予定され、清水にとっては6度目の防衛戦となる。また「モライモンスター」松本圭祐(21=大橋)がプロ3戦目で室田拡夢(25=T&T)とのフェザー級8回戦に臨む。

発表カードは次の通り。

◇東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・フェザー級タイトルマッチ

清水聡(35=大橋)-森武蔵(21=薬師寺)

◇フェザー級8回戦

松本圭佑(21=大橋)-室田拡夢(25=T&T)

◇ライト級8回戦

保田克也(28=大橋)-高田朋城(27=ワールドスポーツ)

◇スーパーフェザー級6回戦 

佐藤諄幸(23=厚木ワタナベ)-関根駿(23=ワールドスポーツ)

関連するニュースを読む

豊嶋亮太「挑戦者の気持ち持って」5・6王座統一戦

豊嶋亮太

ボクシング東洋太平洋ウエルター級王者豊嶋亮太(25=帝拳)が5月6日、東京・後楽園ホールでWBOアジア・パシフィック同級王者別府優樹(29=久留米櫛間&別府優樹)と王座統一戦に臨むことが12日、発表された。

今年1月に同王座を獲得した豊嶋にとって初防衛戦となる。所属ジムの公式サイトを通じ「王者として、挑戦者の気持ちを持ってリングに上がるつもり」と意気込みを示した。

関連するニュースを読む

平岡アンディ初メインで圧巻TKO「ベルト欲しい」

3回、木村(右)を攻める平岡(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:65・2キロ契約体重8回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)が圧巻のTKO勝ちで自身初のメインイベントを飾った。

日本同級15位木村文祐(33=JM加古川)と拳を交え、3回2分15秒、TKO勝ち。通算戦績は17勝(12KO)無敗となった。

18年2月に判定勝ちして以来の再戦となる木村に対し、序盤から左右アッパーで圧倒。コーナーやロープ際に追い込み、何度も連打を浴びせた。ほぼ一方的な展開で猛攻撃し、3回2分15秒、レフェリーストップによるTKO勝利を挙げた。2年前に米プロモート大手トップランク社と契約を結び、ラスベガスで2戦連続KO勝ち中と好調をキープしている。米連戦でKOを狙う意識も高まっていた。約1年8カ月ぶりの国内リングで木村をTKO撃破で返り討ちし、成長をみせつけた平岡は「1年8カ月ぶりの日本リングで気合が入っていた。結果が出てうれしい」と笑顔を見せた。

今回は日本や東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック王座への挑戦がかなわなかった。既に世界ランキング入りしているものの、ベルトへのこだわりは強い。平岡は「大橋ジムのレジェンドたちは両肩、腰だけでなく首にもベルトを1個巻いている。ボクもそろそろベルトが欲しい」とメインを快勝で締めた自信を胸に、王座挑戦を希望していた。

3回、木村(左)を攻める平岡(撮影・鈴木みどり)
木村に3回TKO勝ちした平岡(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

「井岡2世」桑原拓が無傷8連勝、ホープ対決制す

湊に勝利した桑原(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:スーパーフライ級8回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

東洋太平洋フライ級7位の「井岡2世」桑原拓(25=大橋)が「ホープ対決」を制し、プロデビューから無傷8連勝を飾った。

関西のホープ湊義生(22=JM加古川)と1階級上のウエートで対戦。湊の強打に対し、スピードとカウンターパンチで勝負し、6回から動きが止まってきた湊にワンツー、右ボディーなどを打ち込み、3-0の判定勝利を収めた。

当初は昨年3月に臨む試合がコロナ禍で延期となり、今年1月には自らの右拳故障で約2カ月延びた。19年12月のリカルド・スエノ(フィリピン)戦での判定勝ち以来約1年4カ月ぶりのリングで勝利し「勝てたことはほっとしているが、思い描いた試合ではない。ちょこちょこ打たれ(相手パンチを)外せなかった自分に納得いかない。今後も打たせず打つ、スピードと足で勝つボクシングしていきたい」と決意をにじませた。

世界4階級制覇王者で現WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)と同じく興国高から東京農大へと進み「井岡2世」と呼ばれる軽量級ホープとして注目される。通算戦績は8勝(4KO)無敗。年内に王座挑戦を希望している桑原は「僕はこんなもんではないことを証明していきたい」と約束していた。

8回、湊(下)を攻める桑原(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

天海ツナミ「自信を持って」4・4に3度目防衛戦

4月4日に大阪・堺での防衛戦が発表された王者天海ツナミ

WBO女子世界ライトフライ級王者・天海ツナミ(36=山木)の3度目となる防衛戦が5日、発表された。東洋太平洋同級王者の緒方汐音(32=寝屋川石田)と4月4日、大阪・堺市産業振興センターで対戦する。

両者はオンラインでの会見に臨んだ。王者の天海は2度目の防衛に成功した19年12月以来、約1年半ぶりの実戦となる。それだけに「コロナ禍の状況で試合できることがありがたい」と感謝。「試合間隔が空くのはこれまでも結構あった。気持ちを切らさず、練習してきた」と現状の仕上がりに自信を示し、「自分のやってきたことに自信を持ってやりたい」と言い切った。

挑戦者の緒方はプロ10年目で初の世界挑戦。「4回戦で(1勝)5敗。かなり遠回りしてきたが、やっとここまできたかという感じです」と感無量。その上で「挑戦者として全力でぶつかっていきたい」と意気込んだ。

戦績は天海が17勝(12KO)1分け9敗、緒方が11勝(3KO)1分け6敗。

4月4日に大阪・堺で世界初挑戦の緒方

関連するニュースを読む