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【大ちゃん大分析】前半を1敗で乗り切った正代 ひとまず目標はかど番脱出

明生(手前)を攻める正代(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲夏場所>◇4日目◇12日◇東京・両国国技館

かど番の正代が前半の5日間を1敗で乗り切った。

明生は簡単な相手ではないが、左を入れるとその左からすくって起こし、最後は右も入れて圧力をかけた。終始、体幹を生かし前に出るという、正代らしい攻めの姿勢が見て取れた。あのすくい投げも、相手が大きかったら呼び込んで劣勢を招くこともあるが、そこは正代も考えていたと思う。体調は決して万全ではないだろう。優勝して大関昇進を決めた去年の秋場所のような、相手をはじき飛ばす立ち合いはまだない。ただ場所は、まだ3分の1を終えただけだ。今場所のひとまずの目標は、かど番脱出の8勝。その最低目標を中盤戦で早々にクリアして、精神的にも楽になればエンジンもかかるだろう。対戦相手も後半は関脇以上だから、気持ちもグッと盛り上がるはず。1差でついて行けば、乗った時の正代は強い。(元大関朝潮・日刊スポーツ評論家)

正代(手前)は明生を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)

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北勝富士が顔面流血の熱闘、業師宇良鮮やか足取り/夏場所5日目写真特集

<大相撲夏場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館

大関に復帰した照ノ富士が、勢いに乗る東前頭筆頭の若隆景を下して、ただ1人の5連勝を飾った。

4大関は2日連続でそろっての白星となった。かど番の正代は明生を破り、貴景勝は霧馬山を圧倒した。 朝乃山は翔猿と微妙な勝負となったが、3勝2敗と白星を先行させた。

5日目の取組を写真で振り返ります。

幕内

天空海突き落とし炎鵬

天空海(左)を突き落としで破る炎鵬(撮影・滝沢徹郎)


石浦送り出し千代大龍

千代大龍(右)を送り出しで破る石浦(撮影・滝沢徹郎)

☆石浦 左が入ったんで。一発でもっていかれないようにしっかり当たっていきました。


千代丸押し出し大奄美

千代丸(左)の足が先に出て大奄美が押し出しで勝利した。行司差し違いで大奄美が勝利した(撮影・柴田隆二)

☆大奄美 (土俵際の攻防で行司軍配差し違えで勝利)勝てて良かった。ラッキーですね。勝ち越さないといけないので頑張ります。

★千代丸 (最後の勝負は)微妙な感じだったと思う。ここまで3勝2敗で白星先行してるんで、体は動けていると思う。


明瀬山突き落とし魁聖

明瀬山(下)を突き落としで破る魁聖(撮影・滝沢徹郎)

☆魁聖 先場所はもろ差しになられて負けている。今場所はもろ差しにならないようにという立ち合いだった。最後は突き落とせて良かった。


琴恵光押し出し隠岐の海

隠岐の海(左)を押し出しで破る琴恵光(撮影・滝沢徹郎)

☆琴恵光 まわしを取られず、自分から攻めることができてよかったです。


玉鷲押し出し千代翔馬

千代翔馬(右)を攻める玉鷲(撮影・滝沢徹郎)


志摩ノ海引き落とし琴ノ若

志摩ノ海(左)を攻める琴ノ若(撮影・滝沢徹郎)

☆琴ノ若 下からあてがわれても落ち着いて取れた。苦しい体勢になっても慌てずに対応できるというか、そういうのもできるようになってきた。


照強押し出し遠藤

照強(手前)を押し出しで破る遠藤(撮影・滝沢徹郎)


剣翔引き落とし

輝(左)は剣翔を引き落としで破る(撮影・柴田隆二)

☆輝 しっかりと落ち着いて冷静に相撲が取れた。内容自体はそれほど悪くはないと思う。この調子で明日からも頑張るだけです。(兄弟子の勝武士さんが亡くなって1年)もう1年たってしまったのかという気持ちと、それだけに今日は負けたくない気持ちだった。(勝武士さんは)兄のような存在でした。

★剣翔 立ち合いは悪くなかったが、足が流れてしまった。あとは気持ちの問題ですね。切り替えていきたい。


英乃海引き落とし宝富士

宝富士(右)を引き落としで破る英乃海(撮影・滝沢徹郎)

☆英乃海 けんか四つなんで立ち合い迷った。体は動いていると思います。


栃ノ心引き落とし阿武咲

阿武咲(上)は栃ノ心を引き落としで破る(撮影・柴田隆二)


豊昇龍寄り切り逸ノ城

逸ノ城(奥)を寄り切りで破った豊昇龍(撮影・滝沢徹郎)

☆豊昇龍 怖がらずに真っすぐ当たることが出来て良かった。(明日の照ノ富士戦は)楽しみ。勝ち負けはどうでもいいので、胸を借りて勉強と思ってぶつかりたい。


妙義龍小手投げ北勝富士

妙義龍(左)は北勝富士を小手投げで破る(撮影・柴田隆二)

妙義龍との取り組みで流血した北勝富士(撮影・滝沢徹郎)

☆妙義龍 今日はなんやかんやで勝ったので自分らしさは出ていない。明日は大関戦を組んでもらったので、切り替えて、集中して頑張ります。


御嶽海押し出し隆の勝

隆の勝(奥)を押し出しで破る御嶽海(撮影・滝沢徹郎)


高安押し倒し大栄翔

高安(右)は大栄翔を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)

☆高安 今日は前向きな相撲を取ろうと思った。昨日はふがいない相撲を取ったけど、明日につなげたい。(今場所は)家族に癒やされながらメリハリつけて臨めている。明日からも励みに頑張りたい。


若隆景寄り切り照ノ富士

若隆景(手前)を攻める照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

☆照ノ富士 土俵に上がってから迷いが出てしまったので、相撲もじっくり見ていこうと思っていました。(若隆景は)何でもしてくる相手ですから、いろいろ考えちゃった。


正代寄り倒し明生

明生(右)を寄り倒しで破った正代は勢い余って転ぶ(撮影・滝沢徹郎)


霧馬山はたき込み貴景勝

霧馬山(左)を攻める貴景勝(撮影・滝沢徹郎)

☆貴景勝 (2日連続の4大関安泰)自分が集中しきることがそういうことにつながる。とにかく一番一番に集中して明日もやっていく。場所中は夢中でやるしかない。とにかく明日の相撲に集中してやるだけです。


朝乃山上手投げ翔猿

朝乃山(奥)は翔猿を上手投げで破る(撮影・柴田隆二)

朝乃山(左)は上手投げで翔猿を破る(撮影・小沢裕)

翔猿(下)は朝乃山に上手投げで敗れる(撮影・滝沢徹郎)

翔猿(右)は朝乃山に上手投げで敗れる(撮影・滝沢徹郎)

5日目の幕内土俵入り(撮影・柴田隆二)

十両

白鷹山足取り宇良

宇良(右)は白鷹山を足取りで破る(撮影・柴田隆二)

宇良(右)は白鷹山を足取りで破る(撮影・柴田隆二)

宇良(右)は白鷹山を足取りで破る(撮影・柴田隆二)

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照ノ富士無傷5連勝 競泳池江の疾患と闘う姿に「相当な努力」刺激受けた

若隆景を破り懸賞金を受け取る照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

大関に返り咲いた照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、東前頭筆頭若隆景を寄り切って無傷の5連勝を飾った。4日目までに2大関を破った相手に攻めあぐねる場面こそあったが、最後は右で抱えて主導権を握った。初日から連勝で単独首位と、最高の形で序盤5日間を終えた。2日連続、今場所3度目の4大関安泰も演出。大関貴景勝、かど番の正代、関脇高安ら8人の1敗勢が照ノ富士についていく。

   ◇   ◇   ◇

快勝を重ねる照ノ富士も珍しく「何でもしてくる相手だからいろいろ考えちゃった」と警戒心を明かすほど、集中力がみなぎっていた。若隆景に両はずにあてがわれ、なかなか引っ張り込めない展開。ようやく右で抱えて小手に振りまわすと、休まず体を寄せた。

相手の若隆景は先場所から今場所にかけて大関を4回撃破するなど、最も勢いのある若手の1人。「土俵に上がってから迷いが出てしまったので、相撲もじっくり見ていこうと思った」と、慎重な攻めで序盤5日間を締めくくった。

前日浮上した単独トップの座を守り、早くも2場所連続優勝が期待される。横綱白鵬を除けば現役最多の3度の優勝回数を誇るが、大関としての優勝はまだない。場所前には「できるものならやってみたいですし。それこそ本当に1日の積み重ねだと思う」と地に足をつけていた。大関優勝の先は綱とり。今場所を起点に、4大関の出世レースから抜け出す。

場所前には白血病から復帰して東京オリンピック(五輪)代表に内定した競泳女子の池江璃花子から刺激を受けていたことを明かしていた。「けがしているより病気の方が怖いこと。相当な努力をしたんだなと思います」。自身も両膝のけがだけでなく、糖尿病などの内臓疾患とも戦って土俵に戻ってきた。5連勝発進にも「まだ始まったばかり」と淡々。どん底からはい上がった29歳は、一番一番を全力で努める。【佐藤礼征】

▽幕内後半戦の伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士) 照ノ富士は落ち着いていた。出来れば前に持っていって欲しかったけど、若隆景は土俵際が強いから自分で考えていったと思う。(序盤戦を終えて)これからも大関陣に頑張って欲しい。下の力士も上に勝てるよう頑張ってもらえれば。

若隆景(手前)を攻める照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

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若隆景3大関撃破ならず「やっぱり強い」照ノ富士を押し込めず寄り切られる

照ノ富士(奥)は若隆景を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

<大相撲夏場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭若隆景(26=荒汐)が、大関照ノ富士に寄り切りで負けて、3大関撃破とはいかなかった。

立ち合いすぐに、はず押しで攻めたが押し込めず。1度距離を取って再度、はず押しから中に潜り込もうと試みた。低い姿勢で中に入り込んで右を差したが、差した右腕を抱えられて振られた。思わず体勢を崩して寄り切られ「先に攻めるつもりでいきましたけど、やっぱり強いですね」と脱帽した。

序盤戦を終えて朝乃山、正代と2大関を撃破し、関脇高安からも白星を挙げるなど、3勝2敗ながらも存在感を示している。新三役への期待が高まるが「1日一番、自分の相撲を取りきることだけを意識したい」と話すなど、今は目の前の一番に集中する。

照ノ富士(左)は若隆景を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

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八角理事長は好調大関陣解説 照ノ富士に「安定感」、貴景勝「まだ様子見」

若隆景(手前)を攻める照ノ富士(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲夏場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館

3大関の先場所は11、12日目の2回しかなかった大関白星そろい踏みが、4大関で迎えた今場所、早くも前半5日目を終え3回目の安泰となった。無傷の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)を1差で貴景勝(24=常盤山)と正代(29=時津風)が追う展開で、久しぶりの大関優勝の期待がかかる。

   ◇   ◇   ◇

日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、2大関を撃破している若隆景(26=荒汐)の挑戦をアッサリ退けた照ノ富士の好調ぶりを「今日にしても攻めている相撲に安定感がある。相手を正面に置いて冷静に取っている」と評した。霧馬山(25=陸奥)に完勝した貴景勝の前半5日間は「まずまずじゃないでしょうか。まだまだ様子見という感じでは」とエンジン全開と言わないまでも、無難な前半戦を評価。やはり1差につける、かど番の正代についても「(前半戦を)何とか乗り切ったという感じでは。突き落としは危なかったが、左の差し手が効いていた」とし「初優勝した時のような腰は高くても(相手を)いっぺんに持っていく相撲を目指してほしい」と馬力不足ながら今後に期待。最後は尻もちをつくような格好で3勝目を挙げた朝乃山(27=高砂)については「慌ててはいなかった。思い切り大きい相撲を取るのも1つ(大事なこと)」と、最後の4番を締めた大関陣を、それぞれの切り口で解説した。

霧馬山(左)を攻める貴景勝(撮影・滝沢徹郎)

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正代3連勝、かど番脱出に前進「体は動いている方、このまま取り切れたら」

明生(手前)を攻める正代(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲夏場所>◇5日目◇13日◇東京・両国国技館

正代が3連勝で4勝1敗とし、かど番脱出に前進した。

「立ち遅れたかな。左がささってくれたんで、我慢して攻められたのがよかった」。先場所は黒星を喫した明生が相手だった。落ち着いて取り切った白星に「先場所に比べたら状態はいいのかな」。まずは勝ち越して2度目のかど番を脱したい。「体は動いている方だと思うんで、このまま取り切れたらと思います」と手応えを口にした。

正代(右)は明生を寄り倒しで破る(撮影・小沢裕)
正代(手前)は明生を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)

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照ノ富士ただ1人の5連勝 かど番の正代ら4大関2日連続そろって白星

若隆景(手前)を攻める照ノ富(撮影・滝沢徹郎)

<大相撲夏場所>◇4日日◇12日◇東京・両国国技館

大関に復帰した照ノ富士が、勢いに乗る東前頭筆頭の若隆景を下して、ただ1人の5連勝を飾った。

4大関は2日連続でそろっての白星となった。かど番の正代は明生を破り、貴景勝は霧馬山を圧倒した。

朝乃山は翔猿と微妙な勝負となったが、3勝2敗と白星を先行させた。

関脇高安、小結御嶽海と実力者が4勝目をあげた。

明生(手前)を寄り倒しで破る正代(撮影・滝沢徹郎)

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照ノ富士4連勝 天空海は取り直しで大銀杏ほどける熱戦/4日目写真特集

<大相撲夏場所>◇4日目◇12日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭の若隆景が勢いに乗って、初日から3連勝だった高安も撃破した。低い立ち合いで右からおっつけ、最後は両はずで前に出て押し出した。大関連破に続き、大関経験の実力者にも完勝し、2日目から3連勝と今場所の主役候補に躍り出た。

4大関は初日以来のそろっての白星となった。照ノ富士は御嶽海との“全勝対決”。立ち合いで左上手を引いた照ノ富士が、一気に圧力をかけて、相手に何もさせずに寄り切った。 

連敗中だった朝乃山は、北勝富士に攻め込まれながら、差した右からすくって体勢を逆転して寄り切り、星を五分に戻した。かど番の大関正代は、翔猿を寄り切った。貴景勝は明生を立ち合いから圧倒して、ともに3勝1敗とした。

4日目の取組を写真で振り返ります。

幕内

魁聖寄り切り千代大龍

千代大龍(右)を寄り切りで破る魁聖(撮影・鈴木正人)

☆魁聖 お客さんがいるのは全然違う。拍手があるだけでうれしい。土俵入りの時に(観客席に)知り合いがいるのが見えると気合が入る。今日はいませんでしたけど。

明瀬山下手投げ石浦

明瀬山(手前)を下手投げで破る石浦(撮影・河田真司)

天空海肩透かし大奄美

大奄美(左)と天空海の取り組みは同体となり取り直しとなる(撮影・滝沢徹郎) 

天空海(右)を肩透かしで破る大奄美(撮影・滝沢徹郎) 

大奄美に敗れた天空海(撮影・滝沢徹郎) 

取り直しの一番で大奄美に肩すかしで敗れ、大銀杏が崩れた状態で引き揚げる天空海(撮影・河田真司)

琴恵光突き落とし千代丸

琴恵光(右)を突き落としで破る千代丸(撮影・鈴木正人)

千代丸(右)に突き落としで敗れる琴恵光(撮影・河田真司)

☆千代丸 立ち合いから攻めきれなかったが、右がいいところに入った。お客さん入った方が気合入ります。調子いい感じです。

隠岐の海上手投げ千代翔馬

隠岐の海(右)を上手投げで破る千代翔馬(撮影・滝沢徹郎) 

☆千代翔馬 立ち合いは一番ダメ。当たれなかった。

玉鷲押し出し琴ノ若

玉鷲(右)を押し出しで破る琴ノ若(撮影・滝沢徹郎) 

☆琴ノ若 昨日1つ勝ったが内容はよくなかった。お客さんが入ってくれて、そこを自分の流れになればと思います。

照強突き落とし

照強(下)を突き落としで破る輝(撮影・鈴木正人)

☆輝 しっかり我慢できて、いい流れになったと思う。体がちゃんと動いてくれた。

剣翔突き落とし志摩ノ海

剣翔(右)を突き落としで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)

☆志摩ノ海 張り差しにいって(相手の)右が入ったんで、反応で突き落としにいったと思う。体は反応できている。もっと前に出る相撲がとれれば。

遠藤寄り切り宝富士

遠藤(手前)に寄り切りで敗れる宝富士(撮影・滝沢徹郎) 

英乃海寄り切り栃ノ心

栃ノ心(右)を寄り切りで破る英乃海(撮影・河田真司)

逸ノ城はたき込み阿武咲

阿武咲(左)をはたき込みで破る逸ノ城(撮影・鈴木正人)

霧馬山上手出し投げ豊昇龍

豊昇龍(左)を上手出し投げで破る霧馬山(撮影・河田真司)

千代の国不戦大栄翔

千代の国が欠場のため大栄翔の不戦勝となる(撮影・滝沢徹郎) 

高安押し出し若隆景

高安(左)を押し出しで破る若隆景(撮影・滝沢徹郎) 

☆若隆景 下から前に出られたのが良かった。下から差されないように攻められた。

妙義龍寄り切り隆の勝

妙義龍(左)を寄り切りで破る隆の勝(撮影・滝沢徹郎) 

☆隆の勝 落ち着いて相手を見ながら前に出られたので良かった。とにかく右を差されないように意識して相撲を取れたのかなと思う。

正代押し出し翔猿

翔猿(手前)を押し出しで破る正代(撮影・滝沢徹郎) 

明生押し倒し貴景勝

明生(手前)を押し倒しで破る貴景勝(撮影・滝沢徹郎) 

☆貴景勝 (この日から観客が入る)お客さんがいる方が盛り上がる。どっちにしろ力を出すことを最初にやっていかないといけない。拍手いただけるのはありがたいこと。プラスにして明日もやっていきたい。

朝乃山寄り切り北勝富士

北勝富士(手前)の攻めを土俵際で耐える朝乃山(撮影・滝沢徹郎) 

北勝富士(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・河田真司)

御嶽海寄り切り照ノ富士

御嶽海(左)を攻める照ノ富士(撮影・河田真司)

御嶽海(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

御嶽海(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

御嶽海を寄り切りで破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる照ノ富士(撮影・河田真司)

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大関連破の若隆景、好調高安も撃破 4大関はそろって白星 夏場所

高安(左)を押し出しで破る若隆景(撮影・滝沢徹郎) 

<大相撲夏場所>◇4日日◇12日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭の若隆景が勢いに乗って、初日から3連勝だった高安も撃破した。低い立ち合いで右からおっつけ、最後は両はずで前に出て押し出した。大関連破に続き、大関経験の実力者にも完勝し、2日目から3連勝と今場所の主役候補に躍り出た。

4大関は初日以来のそろっての白星となった。照ノ富士は御嶽海との“全勝対決”。立ち合いで左上手を引いた照ノ富士が、一気に圧力をかけて、相手に何もさせずに寄り切った。

連敗中だった朝乃山は、北勝富士に攻め込まれながら、差した右からすくって体勢を逆転して寄り切り、星を五分に戻した。かど番の大関正代は、翔猿を寄り切った。貴景勝は明生を立ち合いから圧倒して、ともに3勝1敗とした。

高安(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・鈴木正人)

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若隆景流血も朝乃山に勝利 宇良肩すかしで3連勝/3日目写真特集

<大相撲夏場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭の若隆景が大関に連勝した。朝乃山と対戦。立ち合い変化を見せて大関得意の右四つを許しながら、土俵際で粘って、左上手を引きつけて寄り切った。若隆景は鼻の付近から出血する激闘だった。朝乃山は連敗となった。大関陣では照ノ富士がただ1人、3連勝とした。

三役以上では高安と御嶽海が力強い相撲で初日から3連勝を飾った。

3日目の取組を写真で振り返ります。

十両

宇良(3勝0敗)肩すかし千代ノ皇(1勝2敗)

千代ノ皇(左)を肩すかしで破る宇良(撮影・鈴木正人)

宇良(左)は肩すかしで千代ノ皇を破る(撮影・小沢裕)

千代ノ皇(左)を肩すかしで破り、ひっくり返る宇良(撮影・河田真司)


炎鵬(0勝3敗)押し出し徳勝龍(3勝0敗)

徳勝龍(右)に足で攻める炎鵬(撮影・鈴木正人)

徳勝龍(右)に足で攻める炎鵬(撮影・鈴木正人)

徳勝龍(手前)に押し出しで敗れる炎鵬(撮影・鈴木正人)

幕内

石浦(1勝2敗)押し出し天空海(1勝2敗)

石浦(左)を押し出しで破る天空海(撮影・河田真司)


魁聖(1勝2敗)送り倒し千代丸(2勝1敗)

★魁聖 立ち合い、まわしが取れなかった。足が滑ってダメでした。

魁聖(右)を送り倒しで破る千代丸(撮影・河田真司)


明瀬山(1勝2敗)寄り切り千代大龍(3勝0敗)

千代大龍(左)は寄り切りで明瀬山を破る(撮影・小沢裕)

明瀬山(下)を寄り切りで破った千代大龍(撮影・鈴木正人)


大奄美(1勝2敗)寄り切り隠岐の海(1勝2敗)

大奄美(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・河田真司)


琴ノ若(1勝2敗)小手投げ千代翔馬(1勝2敗)

☆琴ノ若 内容は悪かったけど、(初日が出て)気持ちの面でも変わってくると思う。バタバタせず、冷静に対応できた。いい内容で勝ちたい。

千代翔馬(右)を小手投げで破る琴ノ若(撮影・鈴木正人)


琴恵光(2勝1敗)はたき込み照強(1勝2敗)

琴恵光は照強(手前)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)


志摩ノ海(1勝2敗)突き落とし輝(0勝3敗)

☆志摩ノ海 起こされたけどしっかり我慢して、土俵際で踏ん張れた。思い切りやっていたが硬さもあった。気負わないでやろうと思った結果。

志摩ノ海(右)は輝を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


玉鷲(3勝0敗)小手投げ遠藤(2勝1敗)

遠藤(左)を小手投げで破る玉鷲(撮影・河田真司)


栃ノ心(1勝2敗)押し出し宝富士(2勝1敗)

☆宝富士 (この日まで無観客開催)静かだと集中できている気がする。明日からお客さんも入るので集中していきたい。自分らしい相撲を取れるように精いっぱい取りたい。

栃ノ心(奥)を押し出しで破る宝富士(撮影・河田真司)


剣翔(1勝2敗)寄り切り逸ノ城(2勝1敗)

☆剣翔 待ったがあってびっくりしたが、もろ手でいくのは決めていたので、うまくいってよかった。

逸ノ城(右)を寄り切りで破る剣翔(撮影・河田真司)


豊昇龍(1勝2敗)寄り切り阿武咲(3勝0敗)

豊昇龍(左)を寄り切りで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)


英乃海(2勝1敗)寄り倒し妙義龍(0勝3敗)

☆英乃海 妙義龍関が早く前みつを取ってきたのでチャンスと思ってまわしを取った。(4日目から有観客開催となることいについて)僕は無観客よりお客さんが入った方が力が出る。

妙義龍(左)を寄り倒しで破る英乃海(撮影・鈴木正人)


御嶽海(3勝0敗)押し出し千代の国(0勝3敗)

☆御嶽海 前に出ることだけを意識したので、うまく中に入れたなと思います。(3連勝は)気持ちいいですね。この気持ちいいまま残りもいきたいですね。

千代の国(右)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)


霧馬山(0勝3敗)押し倒し隆の勝(2勝1敗)

霧馬山(右)を押し倒しで破る隆の勝(撮影・河田真司)


高安(3勝0敗)押し倒し明生(1勝2敗)

明生(手前)を押し倒しで破る高安(撮影・鈴木正人)


北勝富士(0勝3敗)押し出し貴景勝(2勝1敗)

貴景勝(手前)に押し出しで敗れる北勝富士(撮影・河田真司)


朝乃山(1勝2敗)寄り倒し若隆景(2勝1敗)

1分相撲の末

朝乃山(左)を寄り倒しで破る若隆景(撮影・河田真司)

若隆景(左)は寄り倒しで朝乃山を破る。右奥は正代(撮影・小沢裕)

朝乃山を寄り倒しで破り、鼻から流血させる若隆景(撮影・河田真司)

流血した顔で懸賞金を手にする若隆景(撮影・小沢裕)


翔猿(1勝2敗)上手投げ照ノ富士(3勝0敗)

翔猿(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)


正代(2勝1敗)突き落とし大栄翔(1勝2敗)

物言いがつくも協議の末軍配どおり

土俵際で堪える大栄翔(手前)と正代(撮影・河田真司)

大栄翔との結びの一番で物言いがつき、協議結果を待つ正代(後方右)(撮影・河田真司)

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若隆景、朝乃山寄り倒し 前日正代に続き2場所連続2大関撃破

朝乃山(手前)を攻める若隆景(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭若隆景(26=荒汐)が、2場所連続で2大関を撃破した。

大関朝乃山を寄り倒して2勝1敗。前日2日目には正代を破っており、連日の大関戦勝利となった。

立ち合いは左に変化すると、懐に潜り込んでもろ差しに。巻き替えられて相手得意の右四つとなったが、左上手を命綱に体勢を立て直して頭をつけると、出し投げで崩して休まず攻めた。

「我慢して攻められたのが良かった」。一度は右四つに組まれたが、左上手は最後まで許さず「左上手は先場所取られて相撲にならなかったので(左上手を取らせない)そういう意識はありました」と振り返った。

先場所は10勝5敗で技能賞も獲得。新三役が期待される26歳は4日目以降に向けて「いい相撲を取っていきたい」と意気込んだ。

朝乃山(左)を寄り倒しで破る若隆景(撮影・鈴木正人)
朝乃山(左)を寄り倒しで破る若隆景(撮影・鈴木正人)
朝乃山(左下)を寄り倒しで破った若隆景(撮影・鈴木正人)
流血した顔で懸賞金を手にする若隆景(撮影・小沢裕)
朝乃山を寄り倒しで破り、鼻から流血させる若隆景(撮影・河田真司)

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大栄翔2敗目「自分は分からなかった」きわどい一番敗れる

正代(右)は逆転の突き落としで大栄翔を破る(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

小結大栄翔(27=追手風)はきわどい一番に敗れ、2敗目を喫した。

大関正代に立ち合いこそ押し込まれたものの、突き返して逆襲。土俵際まで押し込んだがのど輪が外れ、正代とほぼ同時に土俵外へ飛び出した。

「(どちらが先に出たか)全く見えなかったので、自分は分からなかった」と大栄翔。軍配は正代に上がり、同体ではないかと物言いがついたが、協議の結果は行司軍配通り。「もういっちょできればやりたいという考えだったけど、負けは負けなのでしっかり切り替える」と悔しさをにじませた。

大栄翔(右)の攻めを耐える正代(撮影・鈴木正人)

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高安3連勝「番付上げたい覚悟できた」愛娘との新生活で大関復帰思い高まる

懸賞金を手にする高安(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

小結高安(31=田子ノ浦)が、一家の大黒柱としての自覚を示した。東前頭2枚目明生を押し倒しで下して3連勝。18年九州場所以来の初日から3連勝と好発進した。3月の春場所後には、2月に北海道に里帰り出産した演歌歌手の杜このみ夫人と第1子となる長女と対面。新生活が始まり、大関復帰への気持ちが高まった。4大関陣は貴景勝、正代、照ノ富士が白星を挙げ、朝乃山は連敗した。

   ◇   ◇   ◇

土俵上には力士としても、人間としても強くなった高安がいた。先場所敗れた明生に、立ち合いで中に入られた。ヒヤリとしたが、力強く踏み込んで構わず前へ。圧力勝ちして明生を引かせて、冷静に見て押し倒した。「厳しい相撲で隙がないように。イメージ通り」と納得の一番だった。

無観客開催でも家族の存在が背中を押してくれている。2月に里帰り出産したこのみ夫人と長女との新生活が、春場所後から始まった。テレビ電話でしか顔を合わせることができなかった愛娘を、ようやく抱くことができ「出産に立ち会えなかったので感動した」としみじみ。そして「もう1回、番付を上げたい覚悟ができた」と、あらためて大関復帰への思いが高まった。本場所中も「出来ることは妻と相談して手伝っている」と家事をこなす。父親としての自覚が土俵上での奮起につながっている。

先場所は優勝争いを演じるも、終盤戦で失速して賜杯には届かなかった。それでも「いい経験になったのでつなげていく」と前向きだ。場所前は、関取衆が集まる合同稽古には参加せず、部屋付き親方の荒磯親方(元横綱稀勢の里)との三番稽古で汗を流した。「充実した稽古でした」と力を蓄え、先場所の苦い経験を糧に結果を出している。

4日目から有観客開催となる夏場所。2大関撃破と勢いに乗る若隆景との一番が組まれた。「一番一番に集中するだけ」。期待の若手を下し、強くなったパパが初の賜杯に向けて歩みを進める。【佐々木隆史】

明生(右)を攻める高安(撮影・河田真司)

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かど番正代“かえるジャンプ”、大栄翔の体の流れ見て 物言いも白星

正代(右)は逆転の突き落としで大栄翔を破る(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇3日日◇11日◇東京・両国国技館

かど番の大関正代(29=時津風)が“かえるジャンプ”で大きな白星を手にした。

先場所まで3連敗と苦手の大栄翔と対戦。攻め込まれた土俵際で突き落とし。正代は大栄翔の体の流れを見るようにしながら、最後は両足をそろえてのかえる跳びのように土俵外へ。大栄翔の体が出るタイミングと微妙で物言いがついたが、軍配通りで正代の勝ちとなった。

「自分としてもタイミングがどうだったか、あまり自信はなかった」。立ち合いは踏み込めたが、その後の流れで主導権を奪われただけに相撲内容としては満足できない。一方で、その中で拾った大きな白星となる。「こういうのを地道に積み重ねて、早い段階でかど番を脱出できたら」。勝ち負けで白星先行か、黒星先行か、厳しい分け目となっていただけに結果は喜びしかなかった。

ただ、相撲内容には満足できない。「反省してまた明日に生かしていきたい」と誓った。

土俵際へ追い込まれた正代(右)は逆転の突き落としで大栄翔を破る(撮影・小沢裕)
大栄翔との結びの一番で物言いがつき、協議結果を待つ正代(後方右)(撮影・河田真司)
大栄翔(右)の攻めを耐える正代(撮影・鈴木正人)
大栄翔を突き落としで破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる正代(撮影・河田真司)

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照ノ富士、高安、御嶽海が3連勝 若隆景は鼻血流す激闘制し朝乃山を破る

翔猿(右)を上手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭の若隆景が大関に連勝した。朝乃山と対戦。立ち合い変化を見せて大関得意の右四つを許しながら、土俵際で粘って、左上手を引きつけて寄り切った。若隆景は鼻の付近から出血する激闘だった。朝乃山は連敗となった。

大関陣では照ノ富士がただ1人、3連勝とした。2日目に黒星の貴景勝は北勝富士を押し出して2勝目。かど番の正代は物言いがつくきわどい勝負を制し、2勝1敗とした。

三役以上では高安と御嶽海が力強い相撲で初日から3連勝を飾った。

流血した顔で懸賞金を手にする若隆景(撮影・小沢裕)

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炎鵬の右肘が…“業師対決”は宇良が極め出し/2日目写真特集

<大相撲夏場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館

初日はそろって白星を飾った4大関が、2日目にして早くも崩れた。 朝乃山は明生押し出され、かど番の大関正代も、若隆景の低い攻めに防戦一方で寄り切られた。 結びで貴景勝も、幕内優勝2回の実力者、小結御嶽海に押し倒された。3大関に土がついた。 大関に復帰した照ノ富士だけが北勝富士を送り出し、初日から2連勝を飾った。 十両で注目の「業師対決」は宇良が炎鵬をきめ出し、初日から2連勝とした。

2日目の取組を写真で振り返ります。

十両

炎鵬(0勝2敗)極め出し宇良(2勝0敗)

宇良(左)はきめ出しで炎鵬を破る(撮影・小沢裕)

宇良(右)に右肘をきめられる炎鵬(撮影・河野匠)

宇良にきめ出しで敗れ腕を押さえ土俵を引き揚げる炎鵬(撮影・鈴木正人)

幕内

石浦(1勝1敗)送り出し千代丸(1勝1敗)

千代丸(右)を送り出しで破る石浦(撮影・鈴木正人)


天空海(0勝2敗)叩き込み千代大龍(2勝0敗)

天空海(手前)をはたき込む千代大龍(撮影・河野匠)


魁聖(1勝1敗)送り出し大奄美(1勝1敗)

☆大奄美 勝ててよかったッス。胸を合わせたらおしまいと思っていたんで。まずは勝ち越しが目標です。

魁聖(左)を送り出しで破る大奄美(撮影・鈴木正人)


琴恵光(1勝1敗)寄り切り明瀬山(1勝1敗)

☆明瀬山 (0勝2敗の琴恵光を寄り切り)変な突き落としとかあるが、我慢できたのがよかった。攻められたけど、残って1番とれたことはよかった。

琴恵光(左)を寄り切る明瀬山(撮影・河野匠)


琴ノ若(0勝2敗)上手投げ隠岐の海(2勝0敗)

琴ノ若(右)を上手投げで破る隠岐の海(撮影・河野匠)


千代翔馬(1勝1敗)押し出し照強(1勝1敗)

照強(左)を押し出しで破る千代翔馬(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海(0勝2敗)押し出し玉鷲(2勝0敗)

志摩ノ海(右)を押し出しで破る玉鷲(撮影・鈴木正人)


輝(0勝2敗)叩き込み遠藤(2勝0敗)

輝(左)をはたき込みで破る遠藤(撮影・鈴木正人)

輝(左)をはたき込みで破る遠藤(撮影・鈴木正人)


栃ノ心(1勝1敗)寄り切り剣翔(0勝2敗)

剣翔(手前)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・鈴木正人)


宝富士(1勝1敗)下手出し投げ逸ノ城(2勝0敗)

☆逸ノ城 我慢しようと思っていた。我慢できてよかったです。自分の形ではなくて残すことしかできなかったが、最後にうまく決まった。

宝富士(下)を下手出し投げで破った逸ノ城(撮影・河野匠)


豊昇龍(1勝1敗)押し出し英乃海(1勝1敗)

☆英乃海 今日は良かったと思う。勝っても負けても自分の形になれるように取れればなと思います。

豊昇龍(左)を押し出しで破る英乃海(撮影・鈴木正人)


阿武咲(2勝0敗)引き落とし妙義龍(0勝2敗)

妙義龍(手前)を引き落とす阿武咲(撮影・河野匠)


霧馬山(0勝2敗)寄り倒し大栄翔(1勝1敗)

☆大栄翔 (四つに組む展開となり)内容は本当に悪いので、修正していかないとダメ。突き押し相撲なので、しっかり突いていかないといけない。(初土俵から連続700回出場)知らなかった。そう聞くとそんなに長い回数なんだなと思いますし、これからもケガなく取っていきたい。

大栄翔(手前)に寄り倒される霧馬山(撮影・河野匠)


高安(2勝0敗)突き倒し千代の国(0勝2敗)

☆高安 押したり引いたりだったので内容はボチボチ。いい相撲内容を目指して明日からも取り組みたい。内容にこだわれば結果もついてくると思うので。

千代の国(左)を突き倒す高安(撮影・河野匠)

千代の国(左)を突き倒す高安(撮影・河野匠)


翔猿(1勝1敗)押し出し隆の勝(1勝1敗)

隆の勝(右)を押し出しで破る翔猿(撮影・鈴木正人)

隆の勝(手前)を押し出す翔猿(撮影・河野匠)


朝乃山(1勝1敗)押し出し明生(1勝1敗)

★朝乃山 踏み込んでいったんだけど押した時に両脇が空いて、体が伸びきったので投げを食らってしまった。明日から切り替えて、今日みたいな前に出る相撲で土俵際をしっかり決めたい。

明生(左)に押し出される朝乃山(撮影・河野匠)

明生(左)に押し出される朝乃山(撮影・河野匠)

明生に敗れがっくりと引き揚げる朝乃山(撮影・河野匠)


北勝富士(0勝2敗)送り出し照ノ富士(2勝0敗)

北勝富士(手前)を送り出す照ノ富士(撮影・河野匠)


正代(1勝1敗)寄り切り若隆景(1勝1敗)

☆若隆景 (大関正代を先場所に続いて破り)下から攻めようと思っていた。よかったと思う。連合(稽古)でも稽古をつけてもらった。そういう感触は持っていた。

若隆景(右)に寄り切られる正代(撮影・河野匠)


御嶽海(2勝0敗)押し倒し貴景勝(1勝1敗)

★貴景勝 (相撲内容は)あまり覚えていないが、明日から集中してやります。気持ちだと思うんで、(体調面は)どっちにしろやるしかないんで。一生懸命やるだけです。

貴景勝(左)を押し倒しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

御嶽海(左)に敗れぼうぜんとする貴景勝(撮影・河野匠)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる御嶽海(撮影・鈴木正人)

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127キロ若隆景168キロ正代を圧倒し初日 祖父は元小結、受け継ぐ技術

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる若隆景(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭の若隆景(26=荒汐)が、新三役候補の存在感を示した。かど番の大関正代を一方的に寄り切り、初日を出した。

祖父は元小結、父は元幕下、そして3兄弟が現役力士という相撲一家に育った。127キロと小柄ながら、脈々と受け継ぐ相撲の技術が光った。初日はそろって白星の4大関は照ノ富士だけが勝ち、朝乃山、貴景勝、正代に早くも土がついた。

   ◇   ◇   ◇

体重127キロの若隆景が、168キロの大関正代を圧倒した。低い立ち合いから前に出て攻め込む。「差されないように、下から押し上げることを意識した。よく体も動いたし、よかったと思う」。大関にほぼ何もさせない。下から下からの攻めで、正代の上体を浮き上がらせて寄り切った。

再入幕6場所目、自己最高位で迎えた。今年初場所は新型コロナウイルスの影響で部屋全体が休場となったが、昨年九州場所(7勝8敗)を除き、3場所で2桁勝利を挙げている。西前頭2枚目の先場所も10勝5敗の好成績ながら、前頭筆頭に据え置かれた。それでも「一番一番、やるだけです」と言った。

相撲は「必然」だった。祖父は元小結若葉山で、父は元幕下の若信夫。長兄の若隆元は西幕下38枚目、次男は東十両9枚目の若元春の現役力士3兄弟の末弟で小学1年から相撲を始めた。体は大きくならなくても、相撲の技術を磨く環境は十分にあった。低い姿勢から攻め上げる相撲は、親方衆も高く評価している。

場所前の合同稽古でも、正代の胸を借りた。「稽古をつけてもらった、そういう感触は持っていた」。腰高とされる正代の特徴を逆につかみきっていた。「自分の形になればある程度、相撲はとれる。自分の相撲を信じていきたい」。その言葉を土俵で示した。

福島市出身。学法福島高在学時に11年の東日本大震災を経験した。その時から復興に励む故郷を勇気づける思いも強く持った。震災から10年を迎えた後の先場所後も、故郷を勇気づける活躍を誓い、技能賞を獲得した。

横綱不在で大関陣も不安定と混戦の場所が続く。若隆景にとっては、そんな状況はチャンスになる。「勝ち越しを目指して、しっかりやりたい」。堅実な言葉に意欲がにじんだ。【実藤健一】

▽八角理事長(元横綱北勝海) 若隆景は、おっつけなど右からの攻めが良くうまい相撲を取った。小兵でも跳んだり跳ねたりせず実力でいい相撲を取る。当たりがいいから流れがいい。照ノ富士は押し込んでいるから余裕がある。冷静に相撲を取れている。

正代(右)を寄り切りで破る若隆景(撮影・小沢裕)
正代は若隆景(左)に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)
正代(左)を攻める若隆景(撮影・鈴木正人)

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初日安泰4大関で2連勝は照ノ富士のみ、早くも1敗の貴景勝「やるしか」

北勝富士(手前)を送り出す照ノ富士(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館

初日にそろって安泰だった4大関の中で、2連勝したのは返り咲きの照ノ富士だけだった。北勝富士のおっつけに苦戦したが引かず、右を差して送り出した。集中力を高めるかのように、報道陣の取材には応じずに会場を後にした。

4大関で先陣を切った朝乃山は、明生にもろ差しを許して押し出された。照ノ富士の後に上がったかど番正代は、若隆景の得意のおっつけに屈した。おっつけは警戒していたが「動きの中で差せるかなと思っていたけど厳しかった」と想定外の強さだった。結びの一番に臨んだ貴景勝は、御嶽海を土俵際まで追い込むも押し切れなかった。早くも1敗を喫し「どっちにしろやるしかない。気持ちだと思う。一生懸命やるだけ」と自分に言い聞かせるように言った。

貴景勝(左)を押し倒しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

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北勝富士「悔しい」連敗 試練大関3連戦、正代に続き照ノ富士に粘り負け 

北勝富士(手前)を送り出す照ノ富士(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の北勝富士(28=八角)が、大関照ノ富士に送り出され、初日から2連敗となった。立ち合い低くぶつかり、下からの低いおっつけですぐにはまわしを与えなかった。その後も、時折いなしながらの下からのおっつけで攻めたが決定打に欠け、粘り負けして右差しを許して送り出された。

足もよく動き、見応えのある一番となり「ガムシャラにやるだけだったので悔しい」と振り返った。初日は大関正代、2日目は大関照ノ富士、3日目には大関貴景勝との一番が組まれるなど、初日から試練の大関3連戦に。「早い段階で白星が欲しいけど大関戦が続くのはこの地位のさだめ。1日一番、しっかりやった結果が勝ち越しにつながってくると思う」と意気込んだ。

北勝富士(右)を送り出しで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)
照ノ富士(右)は北勝富士を送り出しで破る(撮影・小沢裕)
照ノ富士(右)は北勝富士を送り出しで破る(撮影・小沢裕)

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かど番大関正代寄り切られ黒星 若隆景のおっつけにバタバタ「厳しかった」

若隆景(右)に寄り切られる正代(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館

かど番の大関正代(29=時津風)が、東前頭筆頭若隆景に寄り切られ、連勝発進を逃した。若隆景の低い当たりを受け、相手得意の右おっつけを攻略することができずに後手に回った。後退した土俵際で右差しを許し、寄り切られた。物言いがついたが、軍配通りとなった。

立ち合いの踏み込みについては「押し込むことができた」と感触があった。しかし、「その後に自分の形になることができなかった。いろいろとバタバタしてしまった」と攻めきれなかったことを反省した。若隆景のおっつけは警戒していたが「動きの中で差せると思ったけど厳しかった」と想定外の強さだった。

正代(左)を攻める若隆景(撮影・鈴木正人)

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