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比嘉から金星の西田凌佑「記録は狙いたい」日本選手最速世界奪取へ色気

元世界王者比嘉から金星の報奨金で100万円を手にした西田(右)と武市トレーナー

プロ4戦目でWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を奪取した西田凌佑(24=六島)が26日、大阪市内のジムでオンラインでの凱旋(がいせん)会見を行った。24日に沖縄コンベンションセンターで行われた試合で、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(25=Ambition)を判定で下した。

西田は「うれしい気持ちでいっぱいです。比嘉選手は元世界王者でしんどい試合でした。実感はまだありません」。指導する武市トレーナーは圧倒的不利の戦前予想に対し、「みなさんが思っている以上にあっと言わせる」と話していたが、「想定した中で12ラウンドを終えられた」と宣言通りの番狂わせを誇った。

この勝利で世界ランク入りも確実にした。陣営は「チャンスがあればいつでも、どこでもやります」とし、世界ランクに入った段階で各団体の王者に対戦オファーを出す意向。次の5戦目で世界王座奪取となれば、3階級を制した田中恒成(畑中)に並ぶ日本選手最速となる。近大時代の恩師、名城信男監督は8戦目での世界奪取。西田は「記録は狙いたいです」と色気を見せた。

西田と武市トレーナーにそれぞれ、ジムから100万円の報奨金が贈られた。それだけの価値がある金星。西田は「(世界王者は)最終的な目標だが、決まった試合を1つずつクリアしていきたい」と謙虚に話した。新型コロナウイルスの影響もあり、今後の予定は未定となっている。

◆西田凌佑(にしだ・りょうすけ)1996年(平8)8月7日、奈良県香芝市出身。香芝中では陸上部、王寺工からボクシングを始める。同校3年時、国体フライ級少年の部で優勝。近大をへて19年10月にプロデビュー。戦績は4勝(1KO)無敗。身長170センチの左ボクサー。

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元世界王者比嘉大吾が故郷マッチで王座陥落 プロ4戦目の挑戦者に敗れる

比嘉大吾(2018年2月4日撮影)

<ボクシング:WBOアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇沖縄コンベンションセンター

WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者比嘉大吾(25=Ambition)が凱旋(がいせん)試合で初防衛に失敗した。

プロ4戦目でタイトル初挑戦となった挑戦者の同級5位西田凌佑(24=六島)に0-3(111-117×2、110-118)の判定負けを喫し、王座陥落した。

身長差9センチも上の長身サウスポー西田に対し、比嘉は重心を低くしながら強打を狙った。しかしテクニックある挑戦者の左ストレートなどを被弾。何度も前に出て右ストレートを打ち込んで激しく攻めたものの、終盤に疲労で動きが落ちて逆に西田に攻め込まれるシーンもあり、まさかの判定負けとなった。

比嘉は昨年の大みそかに同王座を奪取。WBC世界フライ級王者時代の18年2月以来、約3年2カ月ぶりとなる故郷沖縄での防衛戦だった。

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ボクシング比嘉大吾、故郷沖縄の防衛戦でKO宣言 WBOアジア太平洋王者

計量パス後、オンラインで取材に答える王者WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者比嘉大吾(右)と挑戦者の同級5位西田凌佑

ボクシングのWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者比嘉大吾(25=Ambition)が約3年2カ月ぶりの凱旋(がいせん)試合でKO防衛を誓った。

24日、沖縄コンベンションセンターで同級5位西田凌佑(24=六島)との初防衛戦を控え、23日には沖縄県内で前日計量に臨んだ。西田と顔を合わせ、両者ともにリミットの53・5キロでクリアした。

故郷沖縄での試合はWBC世界フライ級王者時代の18年2月の2度目の防衛戦(沖縄県立武道館)以来となる。21日に沖縄に入り、22日にも沖縄で調整したという比嘉は「しっかり今までやってきたことを全部出せば、自然とKOにつながると思う。倒す姿を見せたいと思うので、全力を出して倒しきれたらと思います」と決意を新たにした。

世界バンタム級戦線は5月29日に米国でWBC世界同級タイトル戦(王者ノルディーヌ・ウバーリ-挑戦者ノニト・ドネア)、6月19日にも米国でWBAスーパー・IBF世界同級タイトル戦(王者井上尚弥-挑戦者マイケル・ダスマリナス)と防衛戦が組まれている。比嘉は「やっぱり世界王者のバンタム級は名前のある強い選手が多いので、そこに食い込めたら。自分は目の前の試合をクリアして、目指していけたら」と西田戦に集中していた。

一方、プロ4戦目で王座初挑戦となる西田は「予想では自分が不利な状況で比嘉選手がKOで勝つと思われているが、練習したことを出して勝ちたい」と下馬評を覆す覚悟を示した。もともとスーパーバンタム級を主戦場とし、今回は1階級下でのタイトル挑戦。身長も161センチの比嘉に対し、170センチのサウスポーというテクニシャンの西田は「身長差はだいぶあるなと感じたので、それを生かした戦い方で。リーチと距離を生かして勝ちたい」と静かに闘志を燃やした。

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比嘉に挑む西田凌佑が会見「ベルト持って帰りたい」

4戦目で元世界王者比嘉に挑む西田(撮影・実藤健一)

元WBC世界フライ級王者で、WBPアジアパシフィック・バンタム級王者比嘉大吾に挑む日本スーパーバンタム級6位の西田凌佑(24=六島)が29日、大阪市内の所属ジムで会見した。

近大ボクシング部出身の西田はプロで3戦無敗(1KO)。4戦目でビッグマッチに挑む。「4戦目でもらえたチャンス。しかも相手は比嘉選手でモチベーションは上がっている。しっかり練習してベルトを持って帰りたい」と意気込みを示した。

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比嘉大吾4・24故郷沖縄でWBOアジア王座防衛戦

地元凱旋となるWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座の初防衛戦に向けてオンラインで会見した元WBC世界フライ級王者比嘉

ボクシングの元WBC世界フライ級王者で現WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の比嘉大吾(25=Ambition)が4月24日、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで日本スーパーバンタム級6位西田凌佑(24=六島)との初防衛戦に臨むと26日、発表された。

18年2月の世界戦以来約3年2カ月ぶりの故郷沖縄での凱旋(がいせん)試合となる。比嘉は「試合できることを感謝しつつ、自分の仕事をして喜んでもらえたら。前回は世界タイトルで、今回も地域タイトルで試合ができてうれしい」と声をはずませた。

対戦相手となる西田は身長170センチの左ボクサーファイター。プロ3勝(1KO)ながらも昨年12月には元日本バンタム級王者大森将平(ウォズ)を完勝で判定勝ちするなど勢いに乗っている。自身よりも9センチ身長の高い相手でもあるため「いつもの中に入っていくボクシングをやっていきたいと思います」と接近戦からの強打で仕留める構えをみせた。

今年2月にはスパーリング大会LEGENDで現WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)と実戦形式で対戦。「いい経験できたかなと思う。なかなかできることじゃないので」と刺激を受けていた様子だった。

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狩俣綾汰が宮古島出身初の新人王「前にいく事しか」

4回、木村(左)に右パンチを放つ狩俣(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇21日◇東京・後楽園ホール◇ライトフライ級◇無観客開催

ライトフライ級で、東軍の狩俣綾汰(25=三迫)が判定勝ちを収め、沖縄・宮古島初となる全日本新人王に輝いた。

西軍の木村彪吾(20=グリーンツダ)との決勝では、ぐいぐいとプレッシャーをかけて攻め続け、ロープを背負いながらも反撃してきた木村と真っ向勝負を展開。ジャッジ1人がドロー、2人が1ポイント差という2-0で判定勝利を収めた。

宮古総合実業高時代は、当時、宮古工ボクシング部に在籍した元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25=Ambition)との合同練習で汗を流した。芦屋大卒業後は大手ホテルに就職したものの、比嘉らの活躍に触発され、プロボクサーへの道を選択していた。狩俣は「前にいくことしか考えず、スタミナ配分も考えていなかった。自分としては、やっとスタートラインに立てた」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

プロボクシング全日本新人王決勝戦のライトフライ級を制した狩俣(撮影・小沢裕)

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比嘉大吾、将来の世界戦に意欲「準備」でリベンジだ

チャリティーボクシングイベント「LEGEND」 3回、井上尚にパンチを浴びせる比嘉(左)(撮影・野上伸悟)

<チャリティーボクシング:LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館◇スパーリング形式3分3回

元WBC世界フライ級王者比嘉大吾は、スパーリングした井上尚弥との将来的な対戦に向け意気込みを示した。

現在WBOアジア・パシフィック王者で世界ランク入りしている。世界2階級制覇を目指しており「今、バンタム級でいる。世界ランクに入っているし、(井上と)世界戦になったらもっと準備するし、もっと良い2人の試合になる」と思いをはせた。

試合後、笑顔で記念撮影する出場選手(撮影・浅見桂子)

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井上尚弥が比嘉に連打浴びせた/LEGEND詳細

<LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)らがエキシビション戦に参戦する。スパーリング形式の3分3回で開催。

出場予定だった東京五輪ライト級日本代表の成松大介(31=自衛隊体育学校)が発熱で欠場することが11日、主催者から発表された。PCR検査を受ける前に発熱したため、自宅で静養しているという。成松の代役としてアマチュアから秋山佑汰(26)が出場し、IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)と対戦した。

【第1試合】

木村翔   
  
 武居由樹

1回

元WBO世界フライ級王者の木村とK-1のスーパーバンタム級王者の武居は、ヘッドギアをつけずにグローブを交えた。開始から距離をとってお互い様子を見ていたが、サウスポーの武居が左アッパーで先制攻撃。その後も武居が左アッパーを軸に連打を畳みかける。木村も1分半すぎに右フックで反撃。残り30秒すぎから武居がコンビネーションで左フックを当てた。

日刊採点10-9(武居)

2回

開始から木村が前進して右パンチを繰り出すが空転。武居が冷静に左パンチをヒット。その後も木村が前進して連打を出すが、武居になかなか当たらない。残り40秒、ようやく木村の右ストレートがヒットするが、ダメージを与えるまでには至らず。ほぼイーブンも、この回は前に出て、手数が多かった木村ややリードか。

日刊採点10-9(木村)

3回、積極的に木村(手前)にパンチを浴びせる武居(撮影・浅見桂子)

3回

開始から木村が前に出てプレッシャーをかけるが、武居は冷静にパンチを見切って、右ジャブ、左のショート、アッパーと的中させる。中盤も武居は打ち合いを避け、距離を取ってジャブやアッパーをヒットさせる。終盤に木村は右ボディーブローを何度かヒットさせたが、武居のペースを崩し切れず。

日刊採点10-9(武居)

3回を終えて、笑顔で手を上げる武居(左)と木村翔(撮影・浅見桂子)

【第2試合】

京口紘人   
  
 八重樫東

1回

現役の世界2階級制覇王者の京口、引退している元3階級制覇王者の八重樫のスパーリングは、両者ヘッドギアを着用してグローブを交えた。開始から京口が前進して左から右アッパーをヒット。八重樫は高いガードからボディーブローを繰り出す。1分半すぎに京口の左右ボディー連打がヒット。八重樫も打ち返すが、京口はしっかりとガード。

日刊採点10-9(京口)

2回

現役の世界2階級制覇王者の京口、引退している元3階級制覇王者の八重樫のスパーリングは、両者ヘッドギアを着用してグローブを交えた。開始から京口が前進して左から右アッパーをヒット。八重樫は高いガードからボディーブローを繰り出す。1分半すぎに京口の左右ボディー連打がヒット。八重樫も打ち返すが、京口はしっかりとガード。

日刊採点10-9(京口)

3回

開始から連打の応酬も、京口のボディーブローが有効にヒットする。八重樫も下がらずに応戦し左右アッパーをヒット。1分すぎから京口の強烈な左ボディーブローがヒットするが、八重樫も前に出て応戦。残り1分から両者と近距離で打ち合い。終盤に京口の強烈な右ストレートがヒットした。

日刊採点10-9(京口)

3回、八重樫(手前)と気迫の打ち合いをする京口(撮影・浅見桂子)

3回を終えて手を上げる八重樫(左)と京口(撮影・浅見桂子)

【第3試合】

森脇唯人   
  
 井上岳志

1回

全日本選手権3連覇中の東京五輪ミドル級日本代表の森脇と、プロで世界挑戦の経験もあるWBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級王者の井上のアマチュアとプロのスパーリングは、ヘッドギアなしでグローブを交えた。

開始から長身でリーチに勝る森脇の速い左ジャブがヒット。井上はガードを固めて前に出るが、パンチを当てることができない。1分半すぎに森脇の強烈な左ストレートをカウンターで浴びた井上が、左まゆをカット。スパーリングが再開されると、井上は強引に前に出るが、出血が激しくなった。

日刊採点10-9(森脇)

2回

開始から森脇が遠い距離からの速いジャブでペースを握る。井上は相手の左が邪魔でなかなか前に出ることができなかったが、1分すぎに右フックをヒットさせると、一瞬、森脇の動きが止まった。中盤以降は井上がぐいぐい前に出て、体をつけて重いパンチを連打して、乱打戦に持ち込む。

日刊採点10-9(井上)

3回

井上が高いガードでじわじわと前進。森脇が長い左ジャブで距離を取る。1分すぎに井上が相手の胸に頭をつけて右アッパーをヒット。ロープにつけて右フックを浴びせる。残り30秒を切ると、井上が接近戦に持ち込んでパンチをヒットさせた。

日刊採点10-9(井上)

3回、井上(手前)と気迫の打ち合いをする森脇(撮影・浅見桂子)

3回を終えて健闘を称えて手を上げる森脇(左)と井上(撮影・浅見桂子)

【第4試合】

秋山佑汰   
  
 平岡アンディ

1回

出場を予定していた東京五輪ライト級日本代表の成松が発熱で欠場したため、国体優勝3回などアマ5冠を誇る秋山が代役出場した。

IBF世界スーパーライト級12位の平岡とのアマチュアとプロのスパーリングは、アマの秋山がヘッドギアを着用、プロの平岡はヘッドギアなしでグローブを交えた。サウスポー同士で開始からお互い右ジャブを出して距離をはかる展開が続いた。中盤から秋山がジャブを出して前進するが、平岡にヒットすることができない。2分すぎに平岡のオーバーハンドレフトがヒットし、終盤にはロープにつめて連打。お互い決定打はなかったが、やや平岡が優位か。

日刊採点10-9(平岡)

1回、秋山(左)に気迫の表情で打ち込む平岡(撮影・浅見桂子)

2回

ジャブの付き合いでスタート。その後、秋山が前進してパンチを繰り出すが、動きの速い平岡をとらえることができない。1分半すぎから平岡は足を使ってアウトボクシング。2分40秒、平岡の左右フックが秋山の頭をヒットするが、両者ともなかなかかみ合わず。

日刊採点10-9(平岡)

3回

前半は平岡がフットワークを使ってアウトボクシング。50秒すぎに平岡が秋山をコーナーにつめて連打をまとめる。1分すぎから秋山のボディーブローが当たりはじめる。2分すぎに平岡が連打から左ストレートをヒット。秋山もアッパーで応戦するが、最後は平岡の右アッパーが決まったところでゴング。

日刊採点10-9(平岡)

1回、レフェリーを務める渡嘉敷氏(手前下)が倒れ、思わず苦笑する平岡(左)と秋山(撮影・浅見桂子)

【第5試合】

岡沢セオン   
  
 佐々木尽

1回

東京五輪ウエルター級日本代表のアマチュアの岡沢と、プロの日本スーパーライト級ユース王者で10戦全勝(9KO)の19歳の強打者佐々木のスパーリングは、ヘッドギアなしでグローブを交えた。サウスポーの岡沢が開始からワンツーをヒット。1分すぎにも岡沢が長距離からワンツーを決める。佐々木も打ち返すが、速い岡沢をとらえることができない。その後も佐々木が前に出ようとするが、岡沢は速い左で中に入れなかった。

2回

始から佐々木が前へ突進。岡沢は足を使って距離を取る。1分20秒すぎに岡沢のワンツーがヒットするが、佐々木は効いていないとアピール。2分すぎには岡沢が佐々木をコーナーにつめて連打。佐々木はパンチを繰り出すが速い岡沢に当てることができない。ラウンドを通じて岡沢が支配した。

日刊採点10-9(岡沢)

3回

開始からトリッキーな動きで佐々木が打ち合いを誘うが、岡沢は距離を取ってペースを崩そうとはしなかった。1分すぎに佐々木の挑発に、岡沢は両手を腰の後ろにもっていき、ノーガードで戦う余裕を見せる。しかし、残り1分から展開が一変する。突然、両者足を止めて打ち合い。岡沢が左ストレートから右フックを決めると、佐々木も右ストレートをヒットさせて応戦。終了ゴングまで手を緩めずに打ち合った。

日刊採点10-9(岡沢)

3回、佐々木(右)を笑顔で挑発する岡沢(撮影・浅見桂子)

3回、佐々木(手前)と笑顔で打ち合う岡沢(撮影・浅見桂子)

【第6試合】

内山高志   
  
 坂晃典

1回

一時代を築いた元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座を11度防衛の内山と、現役の日本スーパーフェザー級王者で日本王座2階級を制した坂のスパーリングは、現役の坂がヘッドギアを着用、内山はヘッドギアなしでグローブを交えた。開始1分は両者警戒して手数が少なかった。1分20秒すぎに内山の左ジャブからワンツーが坂の顔面をとらえた。2分すぎにも右フックから左ボディーブローがヒット。坂は前に出るが、内山がたくみにサイドに回る。残り30秒すぎに内山の左ボディーブローが再びヒットした。

日刊採点10-9(内山)

2回

開始から坂が左ジャブをついてじりじりと前に出る。30秒すぎに内山の右ストレートが坂のボディーにさく裂。1分半すぎに坂が内山をロープにつめて右フックをヒット。1分50秒、内山の右ストレートが、2分には内山の左ボディーブローがまともに坂に決まる。終了20秒前から坂が連打でラッシュもダメージは与えられず。

日刊採点10-9(内山)

3回

坂がヘッドギアを外して登場。左ジャブをついて内山をロープにつめて連打。内山は体力を消耗したのか手数が減る。2分すぎに内山の右ストレートが坂の顔面にヒット。左ボディーブローも決めたが、坂もジャブから右ストレートで応戦した。坂が手数でやや上回ったか。

日刊採点10-9(坂)

3回、内山(右)と坂は気迫のこもったと打ち合いを披露(撮影・浅見桂子)

3回、内山(手前)と打ち合う坂(撮影・浅見桂子)

3回、内山(手前)がよろめき、笑みを浮かべる坂(撮影・浅見桂子)

【第7試合】

井上尚弥   
  
 比嘉大吾

1回

世界3階級制覇王者で現役最強と言われる井上と、元WBC世界フライ級王者で2階級制覇を目指す比嘉のスパーリングは、ヘッドギアを着用してグローブを交えた。50秒すぎに井上の右ストレートがヒット。その後は鋭いジャブで井上がペースを掌握。1分半すぎに比嘉が井上をロープにつめて連打をたたきこんだところに、井上が右アッパーから左ボディーを決める。その後も井上が比嘉をロープに誘い、カウンターを狙う。「ガチでやりたい」という井上の試合前の宣言通り、スパーリングとは思えない迫力のある攻防が繰り広げられた。

日刊採点10-9(井上)

2回

開始から速く鋭い左ジャブで井上がペースを握る。比嘉は前へ出てパンチを繰り出すが井上はしっかりとガード。1分すぎから井上はノーガードで打ち合う余裕も。1分半すぎから左ボディーブローから右ストレートで比嘉をのけぞらせる。2分すぎには右ストレートで比嘉を何度ものけぞされる。比嘉は必死に前に出て手を出すも、井上のカウンターの連打を浴びる。

日刊採点10-9(井上)

3回

両者ヘッドギアをはずして登場。30秒すぎに井上が連打から左ボディーブローを決める。1分すぎに比嘉の右フックもヒット。1分半すぎに比嘉がロープにつめてラッシュするも、井上はクルクルとパンチを外してみせる。1分すぎにロープに詰めて比嘉が右ストレートを決めるが、井上が右アッパー3連発で比嘉のあごをはね上げる。井上はロープに下がって、比嘉にパンチを出させる余裕を見せた。

日刊採点10-9(井上)

3回、ヘッドギアを取って気迫の打ち合いをする井上(左)と比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取っての打ち合いを終え、笑顔で健闘を称え合う井上(右)と比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取っての戦いで比嘉(左)にパンチを放つ井上(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取って気迫の表情で井上(手前)に打ち込む比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、佐々木(手前)と笑顔で打ち合う岡沢(撮影・浅見桂子)

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井上尚弥「しっかりガチで」比嘉大吾の顔赤く染まる

3回、比嘉(左)と打ちあう井上(撮影・野上伸悟)

<LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館

WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)がスパーリングで魅了した。メインイベントで現WBOアジア・パシフィック同級王者で元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25=Ambition)と拳を交え、最終3回にはヘッドギアを外して接近戦の打ち合いも披露。鋭い右ストレートや連打で技術、スピードで格の違いをみせ、約2500人が集まった観客をわかせた。

  ◇   ◇   ◇

予告していた通りの「ガチ対決」だった。最終3回。井上が装着したヘッドギアを外すと大きな拍手が響いた。緊張感が漂う空気の中、左フック、強烈なワンツーで比嘉を後退させた。ロープを背にしても余裕の表情、相手パンチを見極め、左右のアッパーを連打し、あごに右フックを打ち抜いた。「しっかりガチで。真剣度は100%でした。足を運んでくださる方のイベントなので責任もあるし、満足して帰ってほしかった」。スパーリング途中から比嘉の顔は赤く染まった。

スーパーフライ級時代の17年に比嘉とスパーリングした経験がある。自ら指名し、約4年ぶりのスパーリング対決となったものの「あの時と印象は変わらない。正直、このスパーにメリットはないし、レベルの差をみせないといけない。互角なら自分の評価は保てないと。良い緊張感がありました」と振り返る。構えを左右スイッチし、1、2回は距離を保ちながらワンツーや左ボディーをねじ込むなど自身の技術を駆使する余裕もあった。

昨年10月、米ラスベガスでモロニー(オーストラリア)に7回KO勝ちした井上は、次戦でIBF世界同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との指名試合が濃厚となっている。ダスマリナスが左構えのため「サウスポーに(練習相手を)切り替えていく」とキッパリ。着実に準備を進める姿勢を示した。【藤中栄二】

チャリティーボクシングイベント「LEGEND」 3回、比嘉(左)のパンチを浴びる井上尚(撮影・野上伸悟)
試合を終え井上(背中)と抱きあう比嘉(撮影・野上伸悟)
3回を終えて、健闘を称え手を上げる井上(右)と比嘉(撮影・浅見桂子)

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比嘉大吾、井上尚弥の呼び掛け呼応「フルスイング」

井上尚弥(左)と比嘉大吾

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)がエキシビション戦に臨むチャリティーイベント「LEGEND」は、11日午後4時から東京・代々木第1体育館で開催される。井上は元WBC世界フライ級王者で現WBOアジア・パシフィックバンタム級王者の比嘉大吾(25=Ambition)とのスパーリング形式3分3回に臨む。全7試合が組まれ、同カードはメインとなる。

井上が「ガチ対決」を宣言したのに対し、比嘉も呼応。10日夜にライブ配信された大会前日トークショーに出演。「(パンチを)振り回していきますよ。ガチでないとこっちがやられると思う」「バンタム級にいたら、いずれやらなくてはいけない相手」。スパーリングとはいえ、井上から「生ぬるい試合はしたくない」との言葉を受け取り、真っ向勝負を約束した。

比嘉のウエートは61キロ前後だという。通常の世界戦ならば、減量の苦しみも味わうことないコンディションとなる。さらに12回ではなく、3回というラウンド数という短期勝負。試合とはひと味違う、迫力あるスパーリングにもなりそうだ。数年前に1度、井上とのスパーリング経験があるという比嘉は「だいぶ前にやりましたが、その時からスピードがあった。俺もフルスイングしかない。目をつぶってフルスイングでいくしかない」とパワフルなファイトをイメージした。

また、イベントはド派手な演出も用意されているようだ。比嘉とともに前日イベントに出演した元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)が明かす。「会場を見に行きましたが、めちゃめちゃすごくて。世界戦以上の会場でテンションが上がってしまった。自分でああいう舞台で戦ったことがない、日本で。火とかバーバーと出たりして」と気持ちを高揚させていた。木村は、昨年12月にK-1スーパーバンタム級王座を返上し、3月にボクシングデビューを控える武居由樹(24=大橋)と第1試合で対戦する。

★LEGEND試合順

◇第1試合=元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)-元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(24=大橋)

◇第2試合=WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)-元世界3階級制覇王者八重樫東氏(38)

◇第3試合=東京五輪ミドル級日本代表森脇唯人(24=自衛隊体育学校)-WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者井上岳志(31=ワールドスポーツ)

◇第4試合=東京五輪ライト級日本代表成松大介(31=自衛隊体育学校)-IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)

◇第5試合=東京五輪ウエルター級日本代表岡沢セオン(25=鹿児島体協)-日本スーパーライト級ユース王者佐々木尽(19=八王子中屋)

◇第6試合=元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏(41)-日本同級王者坂晃典(28=仲里)

◇第7試合=WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)-WBOアジア・パシフィック同級王者比嘉大吾(25=Ambition)

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井上尚弥「ガチ対決」約束、11日16時レジェンド

井上尚弥(左)と比嘉大吾

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)がエキシビション(3分3回)に臨むチャリティーイベント、11日のLEGEND(東京・代々木第1体育館)に向け「ガチ対決」を約束した。

元WBC世界フライ級王者で現WBOアジア・パシフィック同級王者の比嘉大吾(25=Ambition)とのスパーリング形式3分3回に臨む井上は10日、自らのSNSを更新。

「手を抜いた公開スパーリングなんて誰が見たい?お金を払って来てくれるのだからそれなりのものを見せないとね。。みんな集まってくれよな!笑」と投稿した。

一方の比嘉もLEGEND公式サイトの動画を通じ「攻めるしかないんで、自分の場合は。試合だと思っているので、試合みたいな感じで」と本番さながらの実戦を意識している。

同イベントは最大5000人の有観客で開催。当日はU-NEXTとABEMAで有料ライブ配信され、得られた収益の1部が医療従事者、患者らの支援にあてられる。

また、選手ら関係者、観客、報道陣も全員が1時間程度で判定の出るPCR検査を受けた上で、イベントを開く。全7試合が組まれ、井上-比嘉はメインイベントで組まれた。

◇第1試合=元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)-元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(24=大橋)

◇第2試合=WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)-元世界3階級制覇王者八重樫東氏(38)

◇第3試合=東京五輪ミドル級日本代表森脇唯人(24=自衛隊体育学校)-WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者井上岳志(31=ワールドスポーツ)

◇第4試合=東京五輪ライト級日本代表成松大介(31=自衛隊体育学校)-IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)

◇第5試合=東京五輪ウエルター級日本代表岡沢セオン(25=鹿児島体協)-日本スーパーライト級ユース王者佐々木尽(19=八王子中屋)

◇第6試合=元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏(41)-日本同級王者坂晃典(28=仲里)

◇第7試合=WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)-WBOアジア・パシフィック同級王者比嘉大吾(25=Ambition)

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第7試合に井上尚弥-比嘉大吾/LEGEND試合順

11日に東京・代々木第1体育館で開催されるボクシングのチャリティーイベントLEGENDのキービジュアル

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)らがエキシビション戦に臨む11日のチャリティーイベント、LEGEND(東京・代々木第1体育館)の試合順とキービジュアルが発表された。

同イベントは最大5000人の有観客で開催。当日はU-NEXTとABEMAで有料ライブ配信され、得られた収益の一部が医療従事者、患者らの支援にあてられる。また選手ら関係者、観客、報道陣も全員が1時間程度で判定の出るPCR検査を受けた上で、イベントを開く。エキシビションはスパーリング形式3分3回は、全7試合が組まれた。カードと試合順は次の通り。

◇第1試合=元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)-元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(24=大橋)

◇第2試合=WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)-元世界3階級制覇王者八重樫東氏(38)

◇第3試合=東京オリンピック(五輪)ミドル級日本代表森脇唯人(24=自衛隊体育学校)-WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者井上岳志(31=ワールドスポーツ)

◇第4試合=東京五輪ライト級日本代表成松大介(31=自衛隊体育学校)-IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)

◇第5試合=東京五輪ウエルター級日本代表岡沢セオン(25=鹿児島体協)-日本スーパーライト級ユース王者佐々木尽(19=八王子中屋)

◇第6試合=元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏(41)-日本同級王者坂晃典(28=仲里)

◇第7試合=WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)-WBOアジア・パシフィック同級王者比嘉大吾(25=Ambition)

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前哨戦?井上尚弥と比嘉大吾がエキシビションで対戦

井上尚弥(左)と比嘉大吾

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)がチャリティーイベント、LEGEND(11日、東京・代々木第1体育館)で元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25=Ambition)とエキシビション3分3回に臨むと5日、発表された。

現在はWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者となる比嘉は「バンタム級にいる以上、避けては通れない相手、いつかは倒す相手として世界前哨戦として戦います」などとコメントした。

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比嘉大吾KO勝ち新王者「良い形」右アッパー2連発

1回、比嘉(右)は、ストロング小林佑樹の顔面に右フックをヒットさせる(撮影・菅敏)

<プロボクシング:WBOアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

WBOアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、挑戦者の元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25=Ambition)が新王者となった。王者ストロング小林佑樹(29=六島)を5回45秒、KOで撃破。1回から積極的に左右のボディー、右アッパーなどで攻め込み、5回に右アッパー2連発で沈めた。

鼻から流血し、立ち上がれないストロング小林を見届けた比嘉はコーナーによじ登って雄たけびをあげた。「接近戦の打ち合いが多くなると思っていた。アッパーは狙っていなかったが、体(の自然な動き)に任せた。良い形で倒せて良かった」とほっとした表情を浮かべた。

激動の1年だった。18年4月の世界戦の前日計量で体重超過し、無期限停止となったボクサーライセンスが19年10月に解除。20年2月の再起戦を飾ると、6月には白井・具志堅ジムを離れた。移籍初戦となった10月の堤聖也戦は手数が減る展開で不完全燃焼の引き分け。復帰3戦目で納得の勝利を挙げ「良い状態で試合ができた。(KOで)いい気持ち。良い年が越せます」と笑みをこぼした。

世界前哨戦と設定した王座挑戦で快勝し、21年は世界王座返り咲きの期待がかかる。「この2年ぐらいボクシングに身が入ったり入らなかったりダメだなと。簡単な世界ではない。これから仕上げ、もう1度、世界王者に。違う階級で王者になります」。世界2階級制覇を見据え、比嘉が復活を証明した。

WBОアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ 5回、比嘉は、KОでストロング小林佑樹(右から2人目)を破り、ガッツポーズを見せる(撮影・菅敏)
5回、比嘉は、ストロング小林にKОで破り、雄たけびを上げる(撮影・菅敏)

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比嘉5回KO勝利!ストロング小林佑樹大の字/詳細

<プロボクシング:WBOアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25=Ambition)が、王者ストロング小林佑樹(31=六島)に5回KO勝ち。比嘉は処分明け3戦目、現ジム移籍後では2戦目の試合だった。

1回、比嘉(右)は、ストロング小林佑樹の顔面に右フックをヒットさせる(撮影・菅敏)

WBОアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ 5回、比嘉は、KОでストロング小林佑樹(右から2人目)を破り、ガッツポーズを見せる(撮影・菅敏)

5回、比嘉は、ストロング小林佑樹をKОで破り、雄たけびを上げる(撮影・菅敏)

◆WBOアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦】】

ストロング小林佑樹×5回KO比嘉大吾

【5回】

開始して間もなく比嘉の右アッパーのダブルが決まり、小林がダウン。そのままテンカウントが入った。小林はしばらく立ち上がれなかった。

【4回】

開始から比嘉が左ジャブと左フックをヒット。1分すぎに比嘉の右フックがクリーンヒット。1分すぎから小林も前進して手を出すが、なかなかヒットせず。残り2分、比嘉の右ストレートで小林がグラリとする。終盤に比嘉の左ボディーブローが何度もヒット

日刊採点10-9(比嘉)

【3回】

小林が前進してワンツー。比嘉はやや手数が減るも50秒すぎに左ボディーアッパーから右フックが顔面にヒット。

1分半すぎに比嘉の左フックと小林の右が相打ち。2分40秒すぎに比嘉の左フックからの右アッパーで小林のアゴが上がる。残り10秒に比嘉の左ボディーブローがクリーンヒット。

日刊採点10-9(比嘉)

【2回】

比嘉が左ジャブからワンツー、左フックで先制。さらに左のボディーブローから顔面へのフックの連打を決める。小林はガードをかためて前進するが、比嘉の連打を浴びる。1分半すぎに比嘉の打ち終わりに小林のワンツーがヒット。残り1分は比嘉が手数を出すが、小林いガードで防御。終盤に比嘉の右アッパーがクリーンヒット。

日刊採点10-9(比嘉)

【1回】

「覚悟」の文字の入ったTシャツで入場した小林は2度目の防衛へ気合十分。口ひげをはやして精悍(せいかん)な顔の比嘉は、軽快なフットワークでリングを舞った。ゴングと同時に比嘉が左フックを2発ヒット。その後も積極的な連打で顔面とボディーに打ち分ける。小林は高いガードで防御しながらじわじわと前進。左ボディーをヒットさせた。2分すぎに小林のワンツーがヒット。比嘉も強い左連打で応戦。

日刊採点10-9(比嘉)

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再起3戦目の比嘉大吾が計量パス、世界ランクも復帰

ストロング小林佑樹(左)と比嘉大吾

大みそかのボクシング世界戦の前日計量が、30日に都内で行われた。V2戦となるWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)、同級1位田中恒成(25=畑中)とも、リミットの52・1キロでクリアした。

   ◇   ◇   ◇

セミファイナルに出場する元世界王者比嘉大吾は、リミット53・5キロで計量をクリアした。再起3戦目で、WBOアジア太平洋バンタム級王者ストロング小林佑樹に挑戦する。計量失敗で処分後、2月にKOで再起。心機一転して移籍初戦の10月は、プロ初の引き分けに終わった。すでにWBC10位と世界ランクにも復帰したが、世界王者返り咲きへ正念場となる。

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井岡一翔、前日計量パス「誰が王者か証明する」

前日計量をクリアした王者井岡(左)と挑戦者田中(c)Ambitinジム

大みそかのボクシング世界戦の前日計量が、30日に都内で行われた。V2戦となるWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)、同級1位田中恒成(25=畑中)とも、リミットの52・1キロでクリアした。

計量後にオンラインで会見し、「いつもと違って簡単ではなかったが、家族や陣営のサポートもあって無事終えた。いいコンディションで試合ができてよかった」と満足げ。終始笑顔を見せて、仕上がりのよさをうかがわせた。

フェースオフはなかったが、前日の予備検診に続いて田中と対面となった。「見下した気持ちはないが、存在は気にしてない」。世界戦発表時から圧倒勝利を宣言してきたが「誰が王者か証明する。ボクシングのレベルの差を見せられれば」と自信満々だった。

前日からホテルに自主隔離となっている。食事は夫人が手料理を届けてくれる。「いつも炭水化物でカーボアップでエネルギー補給できるよう頼んでいる」と、米を中心のメニュー。「どんな状況でもやるべきことは変わらないが、今まで以上に支えてもらった。期待、支援に対して、いつも以上に結果で返したい」と誓った。

セミファイナルのWBOアジア太平洋バンタム級王座戦は、同級王者ストロング小林佑樹(29=六島)が53・3キロ、元世界王者の挑戦者比嘉大吾(25=Ambition)がリミットの53・5キロでパスした。

前日計量をクリアした王者井岡(左)と挑戦者田中(c)Ambitinジム
前日計量をクリアした挑戦者田中(c)Ambitinジム
前日計量をクリアした王者井岡(c)Ambitinジム

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比嘉の所属ジム会長に戒告処分「適切な環境」に違反

復帰戦を白星で飾りラウンドガールに囲まれ記念撮影を行う比嘉大吾(2020年2月13日撮影)

東日本ボクシング協会理事会が17日にあり、Ambitionジムの木谷卓也会長に戒告処分を下した。

所属の元世界王者比嘉大吾が、フィットネスジムでスパーリングする場面がテレビ番組で放映された。同ジムは現在EBISU K’s BOXを間借りして運営しているが「適切な練習環境を整える」という会則違反として処分した。また、新日本木村ジムの木村七郎会長が勇退し、息子の英之氏が後継会長就任での入会を承認した。

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井岡-田中戦 大みそかTBS午後6時から生中継

井岡一翔(2019年12月29日撮影)

大みそかに東京・大田区総合体育館で開催される4階級制覇王者井岡一翔(Ambition)-元3階級制覇王者田中恒成(畑中)によるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチのテレビ中継時間が5日、TBSから発表された。

井岡-田中戦が同局系列で午後6時から全国生中継。アンダーカードのWBOアジア・パシフィック・バンタム級タイトルマッチとなる王者ストロング小林佑樹(六島)-元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(Ambition)戦は午後5時から関東ローカルで中継される。

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比嘉大吾がタイトル戦、井岡-田中戦と同日同会場

野木トレーナー(右)とともに、大みそかに臨むWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座挑戦を発表した元WBC世界フライ級王者比嘉

ボクシング元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25=Ambition)が12月31日、東京・大田区総合体育館で、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者ストロング小林佑樹(29=六島)に挑戦すると4日、発表された。

井岡一翔(31=Ambition)-田中恒成(25=畑中)によるWBO世界スーパーフライ級タイトル戦と同日同会場で開催される。大みそか初出陣でタイトル戦に臨む比嘉はオンラインで会見し「勝てば良い年、負ければ地獄ということしかない。倒す試合を見てもらいたい」とKO勝利にこだわる姿勢を示した。

白井・具志堅スポーツジムからAmbitionジムへの移籍初戦となった今年10月の堤聖也(角海老宝石)戦は10回引き分け。約2カ月という短い試合間隔での王座挑戦となるが、試合1週間後には練習再開したという。野木丈司トレーナー(60)は「(堤戦で)思うほど打たれていない。少しあざがあり、鼓膜が緩んだ程度。体重もシェイプされている」と強調。さらに「次の試合でボクの合格点が出ればいい。まさに比嘉大吾という試合、体を作っていきたい」と自信をのぞかせた。

世界4団体でランク入りするストロング小林を下せば、WBA、WBCに続き、WBO、IBFにも世界ランク入りすることは確実。比嘉は「世界は取りたいのはもちろんですけど、前の段階で勝たないと決まらないと思う。倒し方にもよる。KOで勝って、また次につながると思う。きっちり倒して勝ちたい」とうなずいていた。【藤中栄二】

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