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幕内返り咲き狙う炎鵬は千代ノ皇 宇良は東龍 初日十両取組

炎鵬(21年3月撮影)

日本相撲協会審判部は7日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

3月の春場所を3日目から途中休場し右膝を手術した横綱白鵬(36=宮城野)は、かねて師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が示唆していた通り、休場届を提出。6場所連続休場が決まった。年6場所制となった58年以降で、横綱として6場所連続休場は3番目の長さとなった(最長は稀勢の里の8場所連続)。これにより出場する番付最上位は、今場所から4人になった大関陣となった。

十両以上の休場は白鵬の他、平幕の碧山(34=春日野)、竜電(30=高田川)、翠富士(24=伊勢ケ浜)の4人で、28人の十両で休場力士はおらず、14番が組まれた。

その十両で注目は4場所ぶりの幕内返り咲きを狙う炎鵬(26=宮城野)。東前頭筆頭の最上位で、勝ち越せば昨年11月場所以来の幕内復帰は確実だ。初日は西筆頭の千代ノ皇(九重)と対戦する。また、こちらも17年九州場所以来の再入幕を目指す宇良(28=木瀬)も、西十両2枚目の好位置につけておりファンの期待は高まる。初日は東龍(玉ノ井)と対戦する。

初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

武将山 -王  鵬

大翔鵬 -錦  木

千代の海-錦富士 

東白龍 -貴健斗 

千代鳳 -水戸龍 

若元春 -美ノ海 

一山本 -旭大星 

常幸龍 -旭秀鵬 

松鳳山 -佐田の海

琴勝峰 -貴源治 

豊  山-大翔丸 

東  龍-宇  良

徳勝龍 -白鷹山 

炎  鵬-千代ノ皇

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照ノ富士が大関復帰、炎鵬は東十両筆頭に 幕内十両一覧/夏場所新番付

春場所を制し優勝インタビューで笑顔を見せる照ノ富士(2021年3月28日撮影)

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

<東>  <西>

 【横  綱】

白  鵬

 【大  関】

朝乃山     貴景勝

正  代    照ノ富士

 【関  脇】  

高  安    隆の勝

 【小  結】

御嶽海     大栄翔

 【前  頭】  

若隆景  <1>  北勝富士

明  生 <2>  翔  猿

碧  山 <3>  千代の国

霧馬山  <4>  妙義龍

豊昇龍  <5>  阿武咲

英乃海  <6>  逸ノ城

栃ノ心  <7>  宝富士

剣  翔 <8>  遠  藤

志摩ノ海 <9>  輝  

玉  鷲 <10>  照  強

琴ノ若  <11>  千代翔馬

琴恵光  <12>  隠岐の海

明瀬山  <13>  大奄美

竜  電 <14>  千代大龍

魁  聖 <15>  翠富士

石  浦 <16>  千代丸

天空海  <17>

 【十  両】  

炎  鵬 <1>  千代ノ皇

徳勝龍  <2>  宇  良

白鷹山  <3>  東  龍

豊  山 <4>  大翔丸

琴勝峰  <5>  貴源治

松鳳山  <6>  佐田の海

常幸龍  <7>  旭秀鵬

一山本  <8>  旭大星

若元春  <9>  美ノ海

千代鳳  <10>  水戸龍

東白龍  <11>  貴健斗

千代の海 <12>  錦富士

大翔鵬  <13>  錦  木

武将山  <14>  王  鵬

春場所8日目、宇良(右)と対戦する炎鵬(2021年3月21日撮影)

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10勝若隆景&明生は新三役ならず、先場所三役全員勝ち越し/夏場所新番付

若隆景(左)と明生

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

先場所は三役が全員、勝ち越し。西前頭2枚目で10勝した若隆景(26=荒汐)、東前頭3枚目でやはり10勝を挙げた明生(25=立浪)は番付運に泣かされる格好で、それぞれ東前頭筆頭と同2枚目にとどまった。この夏場所で新三役昇進に挑戦する。同じく東前頭2枚目で9勝を挙げた北勝富士(28=八角)も西前頭筆頭で、昨年春場所以来の三役復帰を目指す。

今場所も入幕の新顔はなく、返り入幕は3人。石浦(31=宮城野)は4場所ぶり、千代丸(30=九重)は5場所ぶり、天空海(30=立浪)は2場所ぶりの、それぞれ返り入幕を果たした。

初めて関取の座をつかむ新十両昇進も不在。大翔鵬(26=追手風)が4場所ぶり、元横綱大鵬の孫にあたる王鵬(21=大嶽)は2場所ぶりに十両復帰となった。昨年九州場所以来の幕内復帰を目指す炎鵬(26=宮城野)は東十両筆頭、17年九州場所以来の返り入幕を狙う宇良(28=木瀬)は西十両2枚目につけた。

大相撲夏場所は、5月7日予定の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。9日の初日を迎える。

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王鵬と大翔鵬が十両復帰 番付編成会議

王鵬(2021年1月21日撮影)

日本相撲協会は3月31日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士2人を発表した。ともに再十両の王鵬(21=大嶽)と大翔鵬(26=追手風)で、新たに関取の座を射止めた新十両はいなかった。

昭和の大横綱・大鵬の孫にあたる王鵬は、今年1月の初場所で待望の新十両昇進を果たしたが、5勝10敗で負け越し1場所で幕下に陥落。だが、3月の春場所は東幕下2枚目で4勝3敗と勝ち越し。1場所での十両復帰を決めた。

モンゴル出身の大翔鵬は、19年3月の春場所では新入幕も果たし、5場所連続で幕内の座にいたが、昨年初場所から十両、さらに同11月場所で幕下に陥落。陥落後、3場所目の幕下となった3月の春場所は、西幕下2枚目で5勝2敗の成績を収め、4場所ぶりに関取復帰となる再十両を決めた。

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海老ぞりに空中戦!朝乃山敗れる/14日目写真特集

<大相撲春場所>◇14日目◇27日◇東京・両国国技館

関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が2桁白星に到達し、17年秋場所以来の大関復帰に大きく前進した。大関正代を一方的に寄り切り。大関昇進目安は「三役で3場所33勝」だが、これで計34勝となり好アピールとなった。2敗で単独トップだった小結高安が敗れたため、3敗で並んだ。現行のかど番制度となった1969年名古屋場所以降では史上初となる、大関復帰と幕内優勝の同時実現に挑む。

14日目の熱戦を写真で振り返ります。

【幕内】

照ノ富士(11勝3敗)寄り切り朝乃山(9勝5敗)

朝乃山(手前)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

朝乃山(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

寄り切りで敗れた朝乃山(左)を、じっと見つめる照ノ富士(撮影・河田真司)

寄り切りで敗れた朝乃山(左)を、じっと見つめる照ノ富士(撮影・河田真司)

☆照ノ富士「冷静にやれたと思うので良かったかなと思う。必死に前に出ることしか考えていなかった。(大関復帰は確実だが)終わってからなので、とりあえず明日頑張ります。」

正代(7勝7敗)押し出し貴景勝(10勝4敗)

正代(左)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)

貴景勝は正代(左)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

正代を押し出しで破り勝ち名乗りを受ける貴景勝(撮影・鈴木正人)

☆貴景勝「内容は覚えていないタイプなんで。集中してやるだけなんで。それはできたかなと思う。(千秋楽に優勝の可能性も)明日勝たないと意味ない。一生懸命やるだけです。」

★正代「勢いで負けました。ちょっと押し込めるぐらい相手に圧力をかけたかったが、自分が受ける形になってしまった。(千秋楽は)けがしないように最後の一番取り切れたらいいかなと思う。いまさら相撲が変わる訳じゃない。最後の一番を気持ちよく締めくくれたらいいかなと思う。」

碧山(10勝4敗)小手投げ若隆景(9勝5敗)

☆碧山「中に入れないように手前に置いた。(優勝争いの意識は)何も考えていない。1番だけ相撲を取って終わって、それだけ明日。いい相撲を取れば結果がつながってくる。」

★若隆景「中途半端に差したのがよくないのと、足がついていっていなかった。あと1番、思い切ってやるだけですね。」


明瀬山(7勝7敗)寄り切り琴恵光(8勝6敗)

明瀬山(後方)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・鈴木正人)

☆琴恵光「落ち着いてとれました。イメージとしては押していって中に入る。自分から攻める流れができた。体がうまく反応してよかった。(勝ち越しは)うれしいです。」

翠富士(4勝10敗)極め出し剣翔(9勝5敗)

☆剣翔「中に入られたけど落ち着いていけた。ああしよう、こうしようと考える余裕があった。(9勝目に)いい相撲ではないが、白星が来場所につながれば。少しでも番付が上がれば思い切った相撲がとれる。」

★翠富士「(場所前に負傷した)腰は全然治らないですね。場所後に手術も考えています。まずは明日勝って来場所のことを考えたい。何をしてでも勝つぐらいの気持ちで頑張りたい。」

千代大龍(5勝9敗)寄り切り魁聖(8勝6敗)

☆魁聖「半身になったから長かった。何とか残って寄り切れてよかったです。(勝ち越しは)久しぶりなんでうれしいですね。」

照強(7勝7敗)突き落とし輝(5勝9敗)

輝(右)を突き落としで破る照強(撮影・河田真司)

輝(下)を突き落としで破る照強(撮影・河田真司)


千代翔馬(7勝7敗)寄り切り琴勝峰(1勝5敗8休)

☆千代翔馬「勝てて良かった。前半良くて後半で5連敗したけど、(連敗を止めた)昨日の白星が大きかった。明日の一番に集中して頑張りたいです。」

北勝富士(9勝5敗)寄り切り竜電(6勝8敗)

北勝富士(左)は竜電を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


宝富士(3勝11敗)寄り切り隠岐の海(3勝11敗)

志摩ノ海(4勝10敗)突き出し阿武咲(4勝10敗)

志摩ノ海(右)を突き押しで攻める阿武咲(撮影・小沢裕)

志摩ノ海(手前)を突き出しで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)

☆阿武咲「思い切っていけたんでよかったです。自分より小さくてやりづらさはあったが、いろいろ考えても勝たないと意味ないんで。」

高安(10勝4敗)首ひねり翔猿(9勝5敗)

高安(左)を首ひねりで破る翔猿(撮影・河田真司)

翔猿(右)は高安を首ひねりで破る(撮影・小沢裕)

高安(右)を首ひねりで破った翔猿(撮影・鈴木正人)

物言いが付き、土俵下で協議結果を待つ高安(左)(撮影・河田真司)

翔猿に首ひねりで敗れ、浮かない表情で引き揚げる高安(撮影・河田真司)

☆翔猿「攻めていったけど途中、相手の形になってやばいなと思った。粘れて勝ってよかったです。(最後は)覚えてないです。体が動きました。」

霧馬山(6勝8敗)上手投げ大栄翔(7勝7敗)

大栄翔(右)を上手投げで破る霧馬山(撮影・河田真司)


妙義龍(6勝8敗)押し出し御嶽海(7勝7敗)

逸ノ城(7勝7敗)寄り切り隆の勝(7勝7敗)

☆隆の勝「久しぶりにいい相撲がとれたと思います。連敗が続いていると気持ち的にも落ちる。(7勝7敗で千秋楽)ここまでもってこれたんで、自分らしい相撲をとりたいと思います。」

【序ノ口】

若藤岡(4勝3敗)上手投げ宇瑠寅(3勝4敗)

宇瑠寅(左)を上手投げで破る若藤岡(撮影・河田真司)

宇瑠寅(左)を上手投げで破る若藤岡(撮影・河田真司)

宇瑠寅(左)を上手投げで破る若藤岡(撮影・河田真司)

宇瑠寅(左)を上手投げで破る若藤岡(撮影・河田真司)

【幕下】

大鵬の孫・夢道鵬が勝ち越し

夢道鵬(4勝3敗)寄り切り隠岐の富士(3勝4敗)

隠岐の富士(手前)を攻める夢道鵬(撮影・鈴木正人)

隠岐の富士を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける夢道鵬(撮影・河田真司)

【十両】

炎鵬(8勝6敗)寄り倒し常幸龍(9勝5敗)

常幸龍(左)に寄り倒しで敗れる炎鵬(撮影・河田真司)

炎鵬(左)は常幸龍に寄り倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

常幸龍(上)に寄り倒しで敗れる炎鵬(撮影・河田真司)

常幸龍(右)に寄り倒しで敗れた炎鵬(撮影・鈴木正人)


千代丸(9勝5敗)寄り倒し貴源治(10勝4敗)

千代丸(手前)を寄り倒しで破った貴源治(撮影・鈴木正人)

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大鵬の孫夢道鵬が勝ち越し、兄王鵬との稽古に感謝

隠岐の富士(手前)を攻める夢道鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇14日目◇27日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の四男、東幕下27枚目夢道鵬(19=大嶽)が自己最高位で勝ち越した。

狙い通りの相撲だった。西幕下32枚目隠岐の富士との一番。踏み込んで右前みつを取りにいき、左上手から出し投げで体勢を崩した。得意の左四つに組むと「動きが止まったので気合を入れていくしかない」と、執念の寄り切り。「立ち合い作戦通りできた。相手が重いので自分から先に形をつくろうと思っていた」と納得の表情を見せた。

4勝3敗と勝ち越したが、1番相撲は不戦勝だっただけに「(自分の中では)3勝3敗だと思っている」と謙虚に振り返った。

稽古場では来場所の再十両を濃厚にしている兄、東幕下2枚目王鵬の圧力を日頃から感じている。「兄の王鵬が押す力が強いので、稽古場から真っ向勝負でいけば力がつく」と感謝。来場所に向けて「ひとつ自信のある武器をつけられるように稽古したい」とさらなる成長を誓った。

隠岐の富士(右)を寄り切りで破る夢道鵬(撮影・鈴木正人)
隠岐の富士を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける夢道鵬(撮影・河田真司)

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王鵬が再十両へ前進「結構気合が入っていたので」

錦富士(右)を攻める王鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫、東幕下2枚目王鵬(21=大嶽)が、西十両12枚目錦富士(24=伊勢ケ浜)を寄り切りで破って勝ち越し、再十両へ前進した。

立ち合い一気に前に出て行き土俵際まで追い込んだが、勝負を決められず。錦富士に左差し、右上手を与えてしまった。上手投げを打たれ、大きく体勢を崩したが左足一本で耐えると、もろ差しになりながら体を入れ替えて寄り切った。「組む展開になったけど落ち着けて良かった。結構気合が入っていたので」と振り返った。

新十両で臨んだ初場所は5勝10敗とはね返され、幕下上位で臨んだ今場所。1場所での十両復帰を狙っていただけに「最低限、4番勝たないといけないと思っていた。今日勝つと負けるとでは1年違う。あまりよくないけど、ケガしてでも勝つと思っていた。何もなくてよかたった」と気合が入っていた。

夏場所での再十両が近づいてきたが「それは周り(の成績)次第。番付がどこでも自分の相撲が出せればいいと思う」と引き締めた。

王鵬は錦富士(左)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

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大鵬孫の夢道鵬が2場所連続勝ち越しに王手

上戸(左)をはたき込みで破る夢道鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇8日目◇21日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の四男、東幕下27枚目夢道鵬(19=大嶽)が、2場所連続の勝ち越しに王手をかけた。

4番相撲で東幕下30枚目上戸(25=立浪)をはたき込みで下して3勝目。立ち合い右手を出してから前みつを取りにきた相手を、右からうまくいなした。「呼吸がずれた」と自身の中で立ち合いがかみ合わなかったというが「(相手の動きが)よく見えていた」と、その後の反応に手応えを感じていた。

埼玉栄高在学中の19年九州場所で初土俵を踏み、序ノ口デビューから今場所が7場所目。先場所新十両だった兄の東幕下2枚目王鵬とともに、関取候補として期待される。

今場所は自己最高位で、残り3番の結果次第では幕下15枚目以内に入る。「残り全部勝てるように、気を引き締めて頑張りたい」と意気込んだ。

上戸(手前)をはたき込みで破る夢道鵬(撮影・河田真司)

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大鵬の孫王鵬2敗「立ち合いでつかまってしまった」

大翔鵬に上手投げで敗れ、土俵から引き揚げる王鵬(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男、東幕下2枚目王鵬(21=大嶽)が2敗目を喫した。

幕内経験者の西幕下2枚目大翔鵬(26=追手風)との顔合わせとなった3番相撲。立ち合いで突き放せず右四つに組み止められ、左上手を引かれると苦しかった。まわしを切れず、蹴返しで相手の体勢を崩そうと試みたが空振り。上手投げに屈して1勝2敗となった。

「立ち合いでつかまってしまった」と敗因を振り返る王鵬。新十両だった1月の初場所は5勝10敗ではね返され、今場所は1場所での関取復帰を目指している。「(体の)調子はいいので、いい相撲を取って行ければいい」と、残り4番を見据えた。

王鵬(左)を上手投げで破る大翔鵬(撮影・中島郁夫)

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大鵬の孫王鵬が初白星 関取復帰へ「気を抜かずに」

栃丸(手前)を攻める王鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男、東幕下2枚目王鵬(21=大嶽)が2番相撲で東幕下4枚目栃丸(28=春日野)を押し出し、1勝1敗とした。

立ち合いから突っ張って圧力をかけ続け、相手の引きやいなしにも崩れなかった。押し合いを我慢して制し「慌てたら絶対ダメと思っていた。今日は特に落ち着いていた」と納得の表情を見せた。

黒星を喫した1番相撲の一山本戦も、果敢に前に攻める好内容だった。「もったいない相撲をなくせばもっと星が伸びていく」。新十両だった1月の初場所は5勝10敗ではね返された。1場所での関取復帰に向けて「気を抜かずに頑張る」と残り5番を見据えた。

栃丸(左)を押し出しで破る王鵬(撮影・鈴木正人)

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大相撲で珍事?十両以上の取組で「寄り切り」なし

大相撲春場所初日 大栄翔(奥)を寄り倒しで破る白鵬

<大相撲春場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

十両以上の取組で1度も「寄り切り」の決まり手が出なかった。

十両の初口で西十両14枚目一山本が東幕下2枚目王鵬をはたき込みで下すと、34番後の結びの一番で横綱白鵬が小結大栄翔を寄り倒すまで「寄り切り」が出なかった。

「寄り切り」は相手に体を密着させて、前か横に進んで土俵の外に出して勝つ決まり手。日本相撲協会公式ホームページによると、82手ある決まり手の中で、過去5年間で最も多く登場したのは「寄り切り」で全体の25・3%を占めている。次点が25・2%の「押し出し」で、3位に8・1%の「はたき込み」が続く。

この日、十両以上の35番の取組で最も多かったのが「押し出し」で13回、次いで「はたき込み」が5回となっている。

大相撲春場所初日 大栄翔(左)を寄り倒しで下す白鵬

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大鵬の孫王鵬は黒星「土俵際で根性が足りていない」

一山本(右)ははたき込みで王鵬を破る(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男、東幕下2枚目王鵬(21=大嶽)が1番相撲で西十両14枚目一山本に敗れた。

立ち合いから積極的に攻めていったが、土俵際で逆転のはたき込みを食らった。「足は出ていたが、土俵際ではたき込まれて根性が足りていない」と首をひねった。

新十両だった先場所は5勝10敗と跳ね返され、今場所は1場所での関取復帰を目指す。

一山本(左)にはたき込みで敗れる王鵬(撮影・河田真司)
一山本にはたき込みで敗れ、土俵から引き揚げる王鵬(撮影・河田真司)

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元横綱大鵬の孫・夢道鵬が自身初の不戦勝

嶺刃休場のため夢道鵬の不戦勝(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の四男、東幕下27枚目夢道鵬(19=大嶽)が、自身初の不戦勝となり思わぬ形で白星発進となった。

1番相撲で東幕下28枚目嶺刃(みねやいば、21=錣山)と対戦するはずだったが、相手が休場。夢道鵬は「相撲を取っていないので気が抜けたというか、気を引き締めて次の相撲を取れるように頑張りたい」と切り替えに努めた。

埼玉栄高在学中の19年九州場所で初土俵を踏み、序ノ口デビューから今場所が7場所目。先場所新十両だった兄の東幕下2枚目王鵬とともに、関取候補として期待される。「王鵬さんと部屋のみんなで稽古した。立ち合いのスピード、集中力、踏み込みを意識して稽古してきた」と、場所前の稽古を振り返る。

今場所の目標は「7戦全勝で頑張ること」。兄に続く新十両昇進に向けて全力を尽くす。

嶺刃休場のため夢道鵬の不戦勝(撮影・河田真司)

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2年ぶり十両の土俵、炎鵬に注目 初日十両取組

炎鵬

日本相撲協会は13日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を発表した。

新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の結果、山響部屋付きの小野川親方(元前頭北太樹)と、尾上部屋付きの音羽山親方(元前頭天鎧鵬)の2人に、新型コロナ陽性を確認。力士に濃厚接触の可能性もあるため、その結果を待っていたが、両親方以外に陽性は確認させず、12日に審判部が開いた取組編成会議で決めた取組をこの日、発表した。

初場所では新型コロナウイルスの影響で、幕内7人、十両9人の休場者を出したが、今場所の関取衆の休場は、左足負傷の横綱鶴竜(35=陸奥)ただ1人となった。

十両では、幕内から陥落し2年ぶりに十両の土俵に上がる東4枚目の炎鵬(26=宮城野)が注目される。2年前の夏場所の新入幕以来、幕内の座を守っていたが、昨年11月場所で3勝12敗と大負けし先場所、東十両3枚目に陥落。その先場所は、新型コロナウイルスの陽性反応が出た横綱白鵬の濃厚接触者として、部屋全員の休場措置が取られ全休。今場所は1枚、番付を下げて臨む。初日は千代ノ皇(29=九重)と対戦する。業師の宇良(28=木瀬)との好勝負も熱戦が期待される。その宇良は千代鳳(28=九重)と初日に対戦する。

新十両の貴健斗(25=常盤山)は千代の海(28=九重)と、武将山(25=藤島)は錦木(30=伊勢ノ海)と戦う。関取初陣を白星で飾れるか注目される。

初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

王  鵬-一山本 

武将山 -錦  木

常幸龍 -錦富士 

千代の海-貴健斗 

東白龍 -矢  後

貴源治 -白鷹山 

水戸龍 -松鳳山 

旭大星 -東  龍

宇  良-千代鳳 

若元春 -旭秀鵬 

美ノ海 -佐田の海

炎  鵬-千代ノ皇

千代丸 -大翔丸 

石  浦-天空海

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徳勝龍が東十両筆頭、勢は東幕下筆頭/新番付

勢(2021年1月16日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

<幕内から十両>

徳勝龍(34=木瀬)東前頭8枚目→東十両筆頭

天空海(30=立浪)東前頭13枚目→西十両筆頭

佐田の海(33=境川)東前頭17枚目→西十両4枚目 

<十両から幕下>

勢(34=伊勢ノ海)東十両13枚目→東幕下筆頭

琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)西十両9枚目→西幕下筆頭

王鵬(21=大嶽)西十両11枚目→東幕下2枚目

竜虎(22=尾上)東十両14枚目→西幕下4枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

<幕下>

伊藤→嶺刃(みねやいば=錣山)

<序二段>

黎大→黎大丸(れおんまる=式秀)

佐藤桜→二本松(にほんまつ)

葉梨→美浦ノ湖(みほのうみ=武蔵川)

谷口→隆の龍(たかのりゅう=田子ノ浦)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

朝天舞晴多→朝天舞精多(あさてんまい・せいた=高砂)

伊藤周→嶺刃常乃助(みねやいば・じょうのすけ=錣山)

大成道大志→大成道喜悌(だいせいどう・よしとも=木瀬)

【引退】

露草、己竜山(大嶽)琴隼、琴貫鐵、琴大村(佐渡ケ嶽)城雄力(山響)宗像、星飛(藤島)禧集院(木瀬)高見劉(東関)栃佐藤(春日野)剛秦龍(式秀)北東龍(玉ノ井)渉利(立浪)

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大鵬孫王鵬は稽古の虫「出来る時に納得するくらい」

王鵬(2021年1月21日撮影)

大相撲の元横綱大鵬の孫の十両王鵬(21=大嶽)が、貴重な経験を糧にする。22日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古に参加。申し合い稽古で平幕の明生や逸ノ城などと8番(2勝)取るなど連日、精力的に稽古に励んでいる。「稽古できるチャンス。出来る時に納得するくらいやっておこうかなと」と稽古の虫になっている。

新十両だった初場所は、5勝10敗とはね返された。春場所(3月14日初日、両国国技館)では、幕下への陥落が濃厚となっており「落ちてもしっかり1場所で戻りたいと」と意気込む。そのためにも、多くの関取衆が参加する合同稽古に参加した。「幕内の人たちと稽古させてもらえているので、自分の押し相撲が通用するかなとか、通用しなかったらどうしようかとか、頭を使いながら一生懸命やっています」と日々奮闘中だ。

得意の押し相撲を磨く中で、柔軟さも磨いていく。「突き放すのに徹底した方がいいと思うけど、自分の技術では組止められることが多くなった。組止められなくても何も出来ないではダメと思ってやろうとはしています」と、自ら組みにいく場面もあった。合同稽古は残り3日となり「全部出る予定ではいます」と、言葉に力を込めた。

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鶴竜が御嶽海指名し16番全勝、腰の状態は「順調」

合同稽古で御嶽海と三番稽古を行う鶴竜(右)(代表撮影)

大相撲春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)で再起を目指す横綱鶴竜(35=陸奥)が20日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古に参加して、小結御嶽海を指名して三番稽古を行い、16番を取って全勝した。進退が懸かる春場所に向けて、4場所連続休場中の横綱が存在感を示した。

頭で当たって前みつを引いて前に出る形が多く、一方的な展開が目立った。三役常連の相手を指名した理由については「なるべく(過去に)肌を合わせた相手とやりたいと思った」と説明。初場所前の前回の合同稽古では相撲を取らずに実戦を回避したが、今回は初日から調整のペースを上げた。「まず初日なのでここから順調にやっていきたい。今日の時点では悪くなかった」と振り返った。

昨年11月場所後に横綱審議委員会(横審)から「注意」の決議を下され、初場所では好成績が求められたが、持病の腰痛などを理由に4場所連続で休場した。師匠の陸奥親方(元大関霧島)は、鶴竜の休場が決まった初場所直前の電話取材で「本人しか分からないからどうこう言えないけど『次はないよ』ということ」と春場所で進退を懸ける立場にあるとの認識を示し、鶴竜自身も「来場所、引退かけて、1日でも早く稽古できる体をつくって頑張ります」と意気込んでいたことを明かしていた。

鶴竜はこの日の合同稽古後、腰の状態について「ここまで順調に来ている」とアピール。残り5日間の合同稽古も“皆勤”する予定で「前回(昨年12月)は関取衆も少なかったし、これから減ったりするとどうなるか分かりませんけど、なるべく今場所で当たる相手とやっていきたい。土俵に入って稽古していきたい」と意欲的に話した。

この日の合同稽古は鶴竜や御嶽海のほかには大関朝乃山、小結高安、前頭阿武咲、明生、霧馬山、逸ノ城、豊昇龍、十両石浦、錦木、王鵬の計12人の関取が参加した。横綱白鵬、前頭若隆景、十両若元春は途中から参加する予定。

合同稽古で御嶽海と会話を交わす鶴竜(左)(代表撮影)
合同稽古を終えて報道陣の取材に応じる鶴竜(代表撮影)

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高安、14勝1敗に好感触 第1子との初対面心待ち

合同稽古で王鵬に稽古をつける高安(右)(代表撮影)

大相撲の小結高安(30=田子ノ浦)が20日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた合同稽古の初日に参加した。平幕の明生や豊昇龍、十両王鵬や錦木らとの申し合い稽古で、15番取って14勝1敗。「自分の取りたい相撲を意識して、今日はよかったなと思う。我慢強い、粘りのある相撲。目的を持って、実行できたので満足してます」と好感触を口にした。

一家の大黒柱としての責任感が、さらに増した。このほど妻で演歌歌手の杜このみ(31)が第1子となる女児を出産。「まだまだ引退できないなという気持ちが強くなった。本当に家族のために、精いっぱいベストを尽くしたいという気持ちが強くなりました。子どもにとっても家族にとっても、自慢のお父さんだと言われるようにしっかりと頑張っている姿を見せたい」と決意した。

待望の第1子だが、「地元で里帰り出産だったので、まだ会えていない。でも電話で産声も聞けましたし、顔も見られた。今は早く会いたいなという気持ちでいっぱいです」と初対面を待ち望んでいる。三役に返り咲いた昨年11月場所から2場所連続で勝ち越すなど、大関復帰を目指す道中で、これ以上ない力の源を手にして「やはり上を目指して、辛抱して頑張りたい」と言葉に力を込めた。

合同稽古で王鵬に稽古をつける高安(右)(代表撮影)

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貴景勝は心機一転「また新しい部屋で頑張っていく」

春場所に向けて稽古をする貴景勝(日本相撲協会提供)

大関貴景勝(24=常盤山)が10日、朝稽古後に報道陣の電話取材に応じ、近況を語った。

綱とりが一転、左足首を痛め10日目から休場した初場所後は、2日から稽古を再開したが、この日も「しっかり基礎をやって、足首と並行して自分の体を焦らず作っている段階」と土台作りに専念している。土俵の中での稽古については「体が出来たらすぐにでもやりたい。早く土俵の中での稽古が出来るに越したことはない」とした。そのため20日から始まる各部屋の関取衆による合同稽古も「自分の体次第」と見通しを立てなかった。

先場所の負け越しは負傷による要因が大きかったが、そこは貴景勝らしく「負けるというのは、まだまだなのでまた稽古して強くなるしかない。(場所前は)自分の中ではやりきったけど、実力がないからああいう展開になった」と言い訳は避けた。埼玉栄高の先輩にあたる大栄翔(27=追手風)の初場所初優勝は「同じ突き押しでもタイプが違うけど、いい刺激をもらいました」とカンフル剤にはなったという。

今月中旬には常盤山部屋が、現在の東京都台東区橋場から板橋区前野町に移転する。貴乃花部屋から当時の千賀ノ浦部屋に移籍し、約2年を過ごした隅田川に程近い現在地の部屋での稽古も最後。「移籍してから、ずっとここで鍛えさせてもらったので少し寂しい気持ちもあるけど、また新しい部屋で頑張っていきたい」と心機一転にする。

うれしいこともある。長らく付け人をしていた貴健斗(25)の新十両昇進だ。「自分とずっと下の時から一緒だったので本当にうれしい。ついてもらったしサポートしてもらったので、上がってくれたことがうれしい。勝ち越してナンボなので切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」。この日、25歳の誕生日を迎えた1学年上にあたる兄弟子の朗報も味方にする。

一方、埼玉栄の後輩で、部屋は違っても付け人を務めていた元横綱大鵬の孫で、初場所新十両だった王鵬(20=大嶽)は、十両の壁にはね返されて5勝10敗で負け越し。大阪から東京開催になった大相撲春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)での幕下陥落は避けられない状況だが、後輩に対しても「関取に上がったら自分の考えでやらないといけない。(十両に)上がったら自分で乗り切るしかないのかな、と思っています」と先輩からのエールを送ることも忘れなかった。

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大鵬の孫、王鵬が幕下陥落濃厚、押し切れず10敗目

白鷹山(右)に押し倒しで敗れる王鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館

元横綱大鵬の孫で新十両の西十両11枚目王鵬(20=大嶽)が10敗目を喫し、来場所の幕下陥落が濃厚になってきた。

左はず、右のど輪を軸に攻め立てたが、腰の重い相手を押し切れなかった。思わず引いてしまい、押し倒しで敗れた。「(自身の)動きがめちゃくちゃ遅かった。(相手は)思ったよりも圧力があった」と悔しさをにじませた。

関取デビューの場所も残り1日。「最後くらい自分らしい相撲を取りたい」と意地を見せるつもりだ。来場所の幕下陥落は避けられない状況となってきたが「全然、実力が足りていなかっただけ。下でやり直す」と誓った。

王鵬(右)を押し倒しで破る白鷹山(撮影・河田真司)

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