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幕内返り咲き狙う炎鵬は千代ノ皇 宇良は東龍 初日十両取組

炎鵬(21年3月撮影)

日本相撲協会審判部は7日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

3月の春場所を3日目から途中休場し右膝を手術した横綱白鵬(36=宮城野)は、かねて師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が示唆していた通り、休場届を提出。6場所連続休場が決まった。年6場所制となった58年以降で、横綱として6場所連続休場は3番目の長さとなった(最長は稀勢の里の8場所連続)。これにより出場する番付最上位は、今場所から4人になった大関陣となった。

十両以上の休場は白鵬の他、平幕の碧山(34=春日野)、竜電(30=高田川)、翠富士(24=伊勢ケ浜)の4人で、28人の十両で休場力士はおらず、14番が組まれた。

その十両で注目は4場所ぶりの幕内返り咲きを狙う炎鵬(26=宮城野)。東前頭筆頭の最上位で、勝ち越せば昨年11月場所以来の幕内復帰は確実だ。初日は西筆頭の千代ノ皇(九重)と対戦する。また、こちらも17年九州場所以来の再入幕を目指す宇良(28=木瀬)も、西十両2枚目の好位置につけておりファンの期待は高まる。初日は東龍(玉ノ井)と対戦する。

初日の十両取組は以下の通り(左が東)。

武将山 -王  鵬

大翔鵬 -錦  木

千代の海-錦富士 

東白龍 -貴健斗 

千代鳳 -水戸龍 

若元春 -美ノ海 

一山本 -旭大星 

常幸龍 -旭秀鵬 

松鳳山 -佐田の海

琴勝峰 -貴源治 

豊  山-大翔丸 

東  龍-宇  良

徳勝龍 -白鷹山 

炎  鵬-千代ノ皇

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朝鬼神克忠が朝鬼神閻魔、嶺刃常乃助は峰刃幾叉丸に改名/夏場所新番付

初場所の両国国技館(2021年1月10日撮影)

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

<幕内から十両>

豊山(27=時津風)東前頭15枚目→東十両4枚目

琴勝峰(21=佐渡ケ嶽)西前頭11枚目→東十両5枚目

<十両から幕下>

矢後(26=尾車)西十両10枚目→西幕下筆頭

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

<幕下>

中園→島津海(しまづうみ=二所ノ関)

津志田→時乃平(ときのひら=時津風)

大天馬→北勝丸(ほくとまる=八角)

<三段目>

琴粂→琴羽黒(ことはぐろ=佐渡ケ嶽)

嶺刃→峰刃(みねやいば=錣山)

横江→剛士丸(ごうしまる=武蔵川)

琴伊藤→琴拓也(ことたくや=佐渡ケ嶽)

佐々木→北勝栄(ほくとさかえ=八角)

琴進→琴大進(ことだいしん=佐渡ケ嶽)

若松永→透輝の里(ときのさと=西岩)

<序二段>

舛乃山→舛ノ山(ますのやま=常盤山)

中田→北勝岩(ほくといわ=八角)

琴長濱→琴大河(ことたいが=佐渡ケ嶽)

福井→北勝八雲(ほくとやぐも=八角)

札野→北勝大(ほくとひろ=八角)

秋山→北勝空(ほくとそら=八角)

松岡→北勝真(ほくとしん=八角)

青乃潮→北勝潮(ほくとしお=八角)

<序ノ口>

石坂→藤雄峰(ふじゆうほう=藤島)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

朝鬼神克忠→朝鬼神閻魔(あさきしん・えんま=高砂)

嶺刃常乃助→峰刃幾叉丸(みねやいば・きしゃまる=錣山)

横江黎→剛士丸黎明(ごうしまる・れいめい=武蔵川)

琴粂貞→琴羽黒貞晴(ことはぐろ・さだはる=佐渡ケ嶽)

琴伊藤暉→琴拓也暉紘(ことたくや・あきひろ=佐渡ケ嶽)

琴進洸希→琴大進光輝(ことだいしん・こうき)

琴長濱大河→琴大河誠哉(ことたいが・せいや)

朝玉勢一嗣磨→朝玉勢大幸(あさぎょくせい・たいこう=高砂)

若松永輝透→透輝の里大(ときのさと・だい)

【改名<3>】(年寄)

錣山矩幸→錣山瑛一(しころやま・えいいち)

【引退】

舛東欧(常盤山)光源治、大勇人(以上、峰崎)斗城丸(宮城野)華王錦(東関)綾風、宙風(以上、尾車)富栄、勇富士、八百ツ富士(以上、伊勢ケ浜)播磨灘(尾上)琴今川(佐渡ケ嶽)大翔鶴(追手風)玉の星(片男波)清水(武蔵川)太田(山響)久之虎(出羽海)霧乃龍(陸奥)煌(朝日山)東照錦(錦戸)

【退職(年寄)】

時津風正博(元前頭時津海、退職勧告処分)

千賀ノ浦靖仁(元関脇舛田山=契約満了)

【停年退職(床山)】

床淀

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照ノ富士が大関復帰、炎鵬は東十両筆頭に 幕内十両一覧/夏場所新番付

春場所を制し優勝インタビューで笑顔を見せる照ノ富士(2021年3月28日撮影)

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

<東>  <西>

 【横  綱】

白  鵬

 【大  関】

朝乃山     貴景勝

正  代    照ノ富士

 【関  脇】  

高  安    隆の勝

 【小  結】

御嶽海     大栄翔

 【前  頭】  

若隆景  <1>  北勝富士

明  生 <2>  翔  猿

碧  山 <3>  千代の国

霧馬山  <4>  妙義龍

豊昇龍  <5>  阿武咲

英乃海  <6>  逸ノ城

栃ノ心  <7>  宝富士

剣  翔 <8>  遠  藤

志摩ノ海 <9>  輝  

玉  鷲 <10>  照  強

琴ノ若  <11>  千代翔馬

琴恵光  <12>  隠岐の海

明瀬山  <13>  大奄美

竜  電 <14>  千代大龍

魁  聖 <15>  翠富士

石  浦 <16>  千代丸

天空海  <17>

 【十  両】  

炎  鵬 <1>  千代ノ皇

徳勝龍  <2>  宇  良

白鷹山  <3>  東  龍

豊  山 <4>  大翔丸

琴勝峰  <5>  貴源治

松鳳山  <6>  佐田の海

常幸龍  <7>  旭秀鵬

一山本  <8>  旭大星

若元春  <9>  美ノ海

千代鳳  <10>  水戸龍

東白龍  <11>  貴健斗

千代の海 <12>  錦富士

大翔鵬  <13>  錦  木

武将山  <14>  王  鵬

春場所8日目、宇良(右)と対戦する炎鵬(2021年3月21日撮影)

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結びで巻き添え、行司背中から落下/千秋楽写真特集

<大相撲春場所>◇千秋楽◇28日◇東京・両国国技館

関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が昨年7月場所以来の優勝を果たして、確実にしている大関復帰に花を添えた。大関貴景勝を破って12勝目。3度目の幕内優勝は関脇以下では初となる快挙を成し遂げた。

八角理事長(右)から内閣総理大臣杯を受け取る照ノ富士(撮影・河田真司)

幕内優勝を飾り師匠の伊勢ケ浜審判部長(左)から優勝旗を受け取る照ノ富士(撮影・小沢裕)

優勝力士インタビューで笑顔を見せる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

千秋楽の熱戦を写真で振り返ります。

幕内

徳勝龍(7勝8敗)とったり琴勝峰(1勝6敗8休)

琴勝峰(手前)をとったりで破る徳勝龍(撮影・鈴木正人)


英乃海(10勝5敗)すくい投げ豊昇龍(8勝7敗)

豊昇龍(右)をすくい投げで破る英乃海(撮影・河田真司)


魁聖(8勝7敗)下手投げ翔猿(10勝5敗)

魁聖(右)を下手投げで破る翔猿(撮影・河田真司)

翔猿 (兄英乃海とともに2桁白星)目の前で取っていて、良かったと思う。場所中は自分のことであれだったので(話はしていない)。


琴ノ若(6勝9敗)寄り切り大奄美(9勝6敗)

琴ノ若(右)を寄り切りで破る大奄美(撮影・河田真司)


琴恵光(8勝7敗)寄り切り輝(6勝9敗)

琴恵光(左)を寄り切りで破る輝(撮影・河田真司)


玉鷲(5勝10敗)寄り切り照強(8勝7敗)

玉鷲(右)を寄り切りで破る照強(撮影・鈴木正人)


翠富士(5勝10敗)押し出し隠岐の海(3勝12敗)

隠岐の海(右)を押し出しで破る翠富士(撮影・鈴木正人)


竜電(6勝9敗)寄り切り妙義龍(7勝8敗)

竜電(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・鈴木正人)

妙義龍 (7勝8敗の成績に)十分じゃないですか。連勝あり、連敗ありで、最後勝ちで締められたので良かったと思う。足が動いた相撲もあったし、動かなかった相撲もあった。


千代大龍(6勝9敗)はたき込み志摩ノ海(4勝11敗)

志摩ノ海(手前)をはたき込みで破る千代大龍(撮影・河田真司)


明生(10勝5敗)寄り切り剣翔(9勝6敗)

明生(手前)に寄り切りで敗れる剣翔龍(撮影・河田真司)


北勝富士(9勝6敗)押し出し若隆景(10勝5敗)

北勝富士(右)を押し出しで破る若隆景(撮影・河田真司)

若隆景 (立ち合い変化は)体が反応しました。(技能賞は)うれしいです。おっつけの技能が評価されたのはすごくありがたい。


千代翔馬(8勝7敗)上手投げ阿武咲(4勝11敗)

阿武咲(下)を上手投げで破る千代翔馬(撮影・河田真司)

阿武咲 思い切りいったが、自分が弱かっただけです。明日から切り替えて来場所、出直します。


宝富士(3勝12敗)突き落とし霧馬山(7勝8敗)

宝富士(右)を送り引き落としで破る霧馬山(撮影・鈴木正人)

宝富士(右)を送り引き落としで破った霧馬山(撮影・鈴木正人)

霧馬山 最後危なかったけど、我慢していきました。思い切りいっていい相撲をとろうと。勝って来場所につなげたかった。(部屋の横綱鶴竜が引退も)あまり考えず集中して、いつも通りいけました。


明瀬山(7勝8敗)突き出し大栄翔(8勝7敗)

明瀬山(手前)を激しく攻める大栄翔(撮影・鈴木正人)

大栄翔(左)は明瀬山を突き出しで破る(撮影・小沢裕)

大栄翔 (7勝7敗千秋楽に)ちょっと緊張したけどやることはひとつ。思い切りいきました。とりあえず勝ち越しはよかったが、内容的には悪い相撲が多かった。


逸ノ城(7勝8敗)押し出し御嶽海(8勝7敗)

逸ノ城(右)を押し出しで破る御嶽海(撮影・鈴木正人)

御嶽海 (千秋楽勝ち越しに)ホッとしてます。ようやく終わりました。自分としてはもっととりたかったが、ファンの方はハラハラドキドキ、刺激になったんじゃないでしょうか。


高安(10勝5敗)はたき込み碧山(11勝4敗)

碧山(左)にはたき込みで敗れる高安(撮影・鈴木正人)

高安(右)をはたき込みで破った碧山(撮影・河田真司)

碧山 (優勝決定戦への望みは)もちろんありました。残念です。(勝てばの条件付き敢闘賞は)知っていました。落ち着いていい相撲がとれたと思います。


栃ノ心(7勝8敗)押し出し隆の勝(8勝7敗)

栃ノ心(左)を押し出しで破る隆の勝(撮影・河田真司)

隆の勝 (千秋楽勝ち越しに)ガチガチにはならず、いい緊張感で臨めた。勝ち越しで終われたのは自信になる。来場所、もっと活躍できるように頑張りたい。


貴景勝(10勝5敗)押し出し照ノ富士(12勝3敗)

貴景勝(手前)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

貴景勝(右)を土俵際に追い込む照ノ富士(撮影・河田真司)

貴景勝(右)を押し出しで破り、幕内優勝を決める照ノ富士(撮影・河田真司)

貴景勝 本割で勝たないことには始まらないんで。一生懸命やろうと思いました。負けたのは自分が弱いから。それをしっかり考えて、来場所に向けてやっていきたい。


正代(7勝8敗)上手投げ朝乃山(10勝5敗)

朝乃山(左)に上手投げで敗れる正代にぶつかる行司の式守伊之助(右)(撮影・河田真司)

朝乃山(右)は正代を上手投げで破る。行司の式守伊之助(左)は巻き添えを食らい土俵下に頭から落ちた(撮影・小沢裕)

結びの一番で土俵下に落ちた立て行司の式守伊之助(撮影・鈴木正人)

結びの一番で土俵下に落ちた立て行司の式守伊之助(中央)。声をかける西岩親方(左)と呼び出し(撮影・鈴木正人)

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海老ぞりに空中戦!朝乃山敗れる/14日目写真特集

<大相撲春場所>◇14日目◇27日◇東京・両国国技館

関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が2桁白星に到達し、17年秋場所以来の大関復帰に大きく前進した。大関正代を一方的に寄り切り。大関昇進目安は「三役で3場所33勝」だが、これで計34勝となり好アピールとなった。2敗で単独トップだった小結高安が敗れたため、3敗で並んだ。現行のかど番制度となった1969年名古屋場所以降では史上初となる、大関復帰と幕内優勝の同時実現に挑む。

14日目の熱戦を写真で振り返ります。

【幕内】

照ノ富士(11勝3敗)寄り切り朝乃山(9勝5敗)

朝乃山(手前)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

朝乃山(左)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

寄り切りで敗れた朝乃山(左)を、じっと見つめる照ノ富士(撮影・河田真司)

寄り切りで敗れた朝乃山(左)を、じっと見つめる照ノ富士(撮影・河田真司)

☆照ノ富士「冷静にやれたと思うので良かったかなと思う。必死に前に出ることしか考えていなかった。(大関復帰は確実だが)終わってからなので、とりあえず明日頑張ります。」

正代(7勝7敗)押し出し貴景勝(10勝4敗)

正代(左)を攻める貴景勝(撮影・河田真司)

貴景勝は正代(左)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

正代を押し出しで破り勝ち名乗りを受ける貴景勝(撮影・鈴木正人)

☆貴景勝「内容は覚えていないタイプなんで。集中してやるだけなんで。それはできたかなと思う。(千秋楽に優勝の可能性も)明日勝たないと意味ない。一生懸命やるだけです。」

★正代「勢いで負けました。ちょっと押し込めるぐらい相手に圧力をかけたかったが、自分が受ける形になってしまった。(千秋楽は)けがしないように最後の一番取り切れたらいいかなと思う。いまさら相撲が変わる訳じゃない。最後の一番を気持ちよく締めくくれたらいいかなと思う。」

碧山(10勝4敗)小手投げ若隆景(9勝5敗)

☆碧山「中に入れないように手前に置いた。(優勝争いの意識は)何も考えていない。1番だけ相撲を取って終わって、それだけ明日。いい相撲を取れば結果がつながってくる。」

★若隆景「中途半端に差したのがよくないのと、足がついていっていなかった。あと1番、思い切ってやるだけですね。」


明瀬山(7勝7敗)寄り切り琴恵光(8勝6敗)

明瀬山(後方)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・鈴木正人)

☆琴恵光「落ち着いてとれました。イメージとしては押していって中に入る。自分から攻める流れができた。体がうまく反応してよかった。(勝ち越しは)うれしいです。」

翠富士(4勝10敗)極め出し剣翔(9勝5敗)

☆剣翔「中に入られたけど落ち着いていけた。ああしよう、こうしようと考える余裕があった。(9勝目に)いい相撲ではないが、白星が来場所につながれば。少しでも番付が上がれば思い切った相撲がとれる。」

★翠富士「(場所前に負傷した)腰は全然治らないですね。場所後に手術も考えています。まずは明日勝って来場所のことを考えたい。何をしてでも勝つぐらいの気持ちで頑張りたい。」

千代大龍(5勝9敗)寄り切り魁聖(8勝6敗)

☆魁聖「半身になったから長かった。何とか残って寄り切れてよかったです。(勝ち越しは)久しぶりなんでうれしいですね。」

照強(7勝7敗)突き落とし輝(5勝9敗)

輝(右)を突き落としで破る照強(撮影・河田真司)

輝(下)を突き落としで破る照強(撮影・河田真司)


千代翔馬(7勝7敗)寄り切り琴勝峰(1勝5敗8休)

☆千代翔馬「勝てて良かった。前半良くて後半で5連敗したけど、(連敗を止めた)昨日の白星が大きかった。明日の一番に集中して頑張りたいです。」

北勝富士(9勝5敗)寄り切り竜電(6勝8敗)

北勝富士(左)は竜電を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


宝富士(3勝11敗)寄り切り隠岐の海(3勝11敗)

志摩ノ海(4勝10敗)突き出し阿武咲(4勝10敗)

志摩ノ海(右)を突き押しで攻める阿武咲(撮影・小沢裕)

志摩ノ海(手前)を突き出しで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)

☆阿武咲「思い切っていけたんでよかったです。自分より小さくてやりづらさはあったが、いろいろ考えても勝たないと意味ないんで。」

高安(10勝4敗)首ひねり翔猿(9勝5敗)

高安(左)を首ひねりで破る翔猿(撮影・河田真司)

翔猿(右)は高安を首ひねりで破る(撮影・小沢裕)

高安(右)を首ひねりで破った翔猿(撮影・鈴木正人)

物言いが付き、土俵下で協議結果を待つ高安(左)(撮影・河田真司)

翔猿に首ひねりで敗れ、浮かない表情で引き揚げる高安(撮影・河田真司)

☆翔猿「攻めていったけど途中、相手の形になってやばいなと思った。粘れて勝ってよかったです。(最後は)覚えてないです。体が動きました。」

霧馬山(6勝8敗)上手投げ大栄翔(7勝7敗)

大栄翔(右)を上手投げで破る霧馬山(撮影・河田真司)


妙義龍(6勝8敗)押し出し御嶽海(7勝7敗)

逸ノ城(7勝7敗)寄り切り隆の勝(7勝7敗)

☆隆の勝「久しぶりにいい相撲がとれたと思います。連敗が続いていると気持ち的にも落ちる。(7勝7敗で千秋楽)ここまでもってこれたんで、自分らしい相撲をとりたいと思います。」

【序ノ口】

若藤岡(4勝3敗)上手投げ宇瑠寅(3勝4敗)

宇瑠寅(左)を上手投げで破る若藤岡(撮影・河田真司)

宇瑠寅(左)を上手投げで破る若藤岡(撮影・河田真司)

宇瑠寅(左)を上手投げで破る若藤岡(撮影・河田真司)

宇瑠寅(左)を上手投げで破る若藤岡(撮影・河田真司)

【幕下】

大鵬の孫・夢道鵬が勝ち越し

夢道鵬(4勝3敗)寄り切り隠岐の富士(3勝4敗)

隠岐の富士(手前)を攻める夢道鵬(撮影・鈴木正人)

隠岐の富士を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける夢道鵬(撮影・河田真司)

【十両】

炎鵬(8勝6敗)寄り倒し常幸龍(9勝5敗)

常幸龍(左)に寄り倒しで敗れる炎鵬(撮影・河田真司)

炎鵬(左)は常幸龍に寄り倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

常幸龍(上)に寄り倒しで敗れる炎鵬(撮影・河田真司)

常幸龍(右)に寄り倒しで敗れた炎鵬(撮影・鈴木正人)


千代丸(9勝5敗)寄り倒し貴源治(10勝4敗)

千代丸(手前)を寄り倒しで破った貴源治(撮影・鈴木正人)

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高安、照ノ富士3敗で並ぶ/13日目写真特集

<大相撲春場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館

優勝争いが、より混戦となった。単独トップだった小結高安が、若隆景に寄り倒されて3敗目を喫した。

関脇照ノ富士は、大関正代を寄り切り2桁10勝目。優勝争いトップに並び、三役で3場所連続の2桁勝利。直近3場所合計34勝とし、大関復帰をより確実なものにした。


琴恵光(7勝6敗)引き落とし千代丸(9勝4敗)

☆琴恵光 前に出ることだけを考えてとりました。自分から攻めればいい流れが作れる。考えすぎず、先に攻めることを意識してます。


明瀬山(7勝6敗)寄り切り豊山(4勝9敗)

☆明瀬山 今日はほんと、我慢しました。疲れてますけど、あと2日なんで頑張れそうです。


英乃海(9勝4敗)上手投げ琴勝峰(1勝4敗8休)

☆英乃海 フワッと立ってしまったが、四つに組んでからはできる限りのことをやったんでよかった。勝ち越してるんで、思い切りいければと思っている。


千代大龍(5勝8敗)寄り切り大奄美(7勝6敗)

千代翔馬(6勝7敗)寄り切り竜電(6勝7敗)

翠富士(4勝9敗)送り出し魁聖(7勝6敗)

千代の国(8勝5敗)不戦剣翔(8勝5敗)

☆剣翔 (不戦勝で勝ち越し決定)勝ち越したのでうれしい気持ちと、半分複雑な気持ちがある。取りたいか取りたくないかで言ったら取りたくないが、素直に喜べない気持ちがある。先場所も千秋楽で優勝を決める一番が不戦勝。先場所と同じで不思議な気持ち。運も実力のうちかなと。


碧山(9勝4敗)押し出し翔猿(8勝5敗) 

☆碧山 思った通りの相撲とは違う。相手、中に入って危なかったですね。あと2日間だけ。しっかり頑張ります。


琴ノ若(5勝8敗)押し出し照強(6勝7敗)

☆琴ノ若 自分の相撲をとりきることだけを意識した。体に任せて攻められたと思う。(負け越しているが)反省は場所後にできる。1日一番、やりきることだけを意識している。


豊昇龍(8勝5敗)内掛け輝(5勝8敗)

☆豊昇龍 (内掛けは)きれいに決まりましたね。しっかり当たって中に入ることだけ考えて、内掛けとかは考えていなかった。(勝ち越しは)うれしいです。


霧馬山(5勝8敗)寄り倒し栃ノ心(6勝7敗)

隠岐の海(3勝10敗)押し出し志摩ノ海(4勝9敗)

☆志摩ノ海 我慢の場所だと思って、根性で負けないように取り組んでいきました。あと2日、1日一番集中して、来場所に向けていい流れで終わったらいい。


北勝富士(8勝5敗)押し出し逸ノ城(7勝6敗)

☆北勝富士 ふわっと立って危ないと思ったけど、その後は落ち着いて対応できてよかった。これで勝ち越せたので明日から気楽にいける。3月場所は関取として初めて勝ち越せたので安心しました。


宝富士(2勝11敗)押し出し阿武咲(3勝10敗)

明生(8勝5敗)押し出し大栄翔(7勝6敗)

玉鷲(5勝8敗)押し出し御嶽海(6勝7敗)

高安(10勝3敗)寄り倒し若隆景(9勝4敗)

☆若隆景 下から上という意識を持って攻められたのは良かった。突っ張って我慢して、常に相手のはたきを頭に入れるようにしていた。

高安は若隆景(左)に寄り倒しで敗れる(撮影・小沢裕)


妙義龍(6勝7敗)叩き込み隆の勝(6勝7敗)

貴景勝(9勝4敗)叩き込み朝乃山(9勝4敗)

朝乃山(左)を激しく攻める貴景勝(撮影・鈴木正人)

貴景勝は朝乃山(左)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

朝乃山(後方)をはたき込みで破った貴景勝(撮影・鈴木正人)


正代(7勝6敗)寄り切り照ノ富士(10勝3敗)

☆照ノ富士 思い切って前に出ようと思っていた。やっぱり2桁に乗せていかないと思っていた。目標を達成できて良かった。(目の前でトップの高安が負けた)人のことは人のこと。自分のことで精いっぱい。

正代(右)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

花道を引き揚げる照ノ富士(撮影・柴田隆二)

懸賞金を受け取る照ノ富士(撮影・柴田隆二)

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千代の国が休場 右母指脱臼、左肋骨骨折の診断書

千代の国

大相撲の東前頭9枚目千代の国(30=九重)が、大相撲春場所13日目の26日、日本相撲協会に「右母指脱臼、左肋骨(ろっこつ)骨折により、約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。12日目を終えて8勝4敗としていた。

今場所の十両以上の休場は白鵬、鶴竜の両横綱、平幕の遠藤、琴勝峰、十両宇良に続いて6人目。

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琴勝峰が志願再出場で今場所初白星「出てよかった」

琴勝峰(左)は照強を送り出しで破る(撮影・柴田隆二)

<大相撲春場所>◇12日日◇25日◇東京・両国国技館

西前頭11枚目の琴勝峰(21=佐渡ケ嶽)が再出場し、照強を送り出しに破って今場所の初白星をあげた。

右足関節捻挫で3日目から休場していた。琴勝峰は「自分から言いました」と師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)に再出場を志願。完治優先の声もある中、「自分の気持ちを尊重してくれた。『無理だけはしないように』とだけ言われました」。師匠の思いも白星につなげた。

来場所の十両転落は確実な星だが、「休んで場所を終えるんじゃなく、感覚だけでもつかめたらと。出てよかったです」。将来期待のホープ。再出場を来場所につなげる。

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高安2敗守る、照ノ富士も勝った/12日目写真特集

<大相撲春場所>◇12日目◇25日◇東京・両国国技館

12日目の取組模様を写真で振り返ります。


琴恵光(6勝6敗)寄り切り魁聖(6勝6敗)

魁聖(右)を寄り切りで破った琴恵光(撮影・丹羽敏通)


千代ノ皇(6勝6敗)寄り切り剣翔(7勝5敗)

☆剣翔 立ち合い上手取ってすぐに切れてあわてる部分もあったが、その後に残せて落ち着いていけた。(5連勝に)序盤は力を出せず、思い切りのいい相撲がとれなかった。吹っ切れたと思う。

剣翔(右)は千代ノ皇を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)


大奄美(6勝6敗)押し倒し碧山(8勝4敗)

☆碧山 最後はうまくはまったと思う。(1年ぶりの勝ち越しに)長い時間だったですね。いろいろ悩んでいることもあったけど、精いっぱいやってきた。できないことはできないじゃなく、できるだけやろうと思っていました。

碧山(左)は大奄美を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)


千代大龍(5勝7敗)送り出し英乃海(8勝4敗)

☆英乃海 立ち合い、顔に入ってあまり覚えていない。(懸賞金を取り忘れそうになったが、記憶が)一瞬、飛んでたんで。(幕内7場所目で初の勝ち越し)新入幕から長い間勝ち越せなかった。本当にうれしいです。

英乃海(右)は千代大龍を送り出しで破る(撮影・柴田隆二)


照強(6勝6敗)送り出し琴勝峰(1勝3敗8休)

☆琴勝峰 (10日ぶりの再出場で白星)休んで場所を終えるのではなく、感覚だけでもつかみたかった。出てよかったです。

琴勝峰(左)は照強を送り出しで破る(撮影・柴田隆二)


豊山(4勝8敗)押し倒し竜電(6勝6敗)

★豊山 流れは良かった、つかめていたがしょうがない。肘の下からあてがわれた。もっと(突っ張りの)回転を上げないと押し込めない。(負け越し決定)でもまだ終わったわけじゃない。3日間全部出し切って終わりたい。

竜電(手前)は豊山を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)

竜電(手前)は豊山を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)


明瀬山(6勝6敗)寄り倒し豊昇龍(7勝5敗)

☆明瀬山 良かったと思う。止まったら足とかをかけられる。内掛けで負けたことがあるので、そこは早く出ないとなと思った。止まったら投げられると思っていた。

明瀬山(右)は豊昇龍を寄り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


琴ノ若(4勝8敗)上手投げ千代翔馬(5勝7敗)

☆琴ノ若 (すでに負け越しが決まっているが)体が動いてなかったわけじゃない。今までやってきたことを信じて出し切るだけ。余計なことを考えずに取れた。

琴ノ若(左)は千代翔馬を上手投げで破る(撮影・柴田隆二)

千代翔馬(左)を上手投げで破った琴ノ若(撮影・丹羽敏通)


翠富士(4勝8敗)寄り切り逸ノ城(7勝5敗)

逸ノ城(手前)は翠富士を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)


千代の国(8勝4敗)突き落とし妙義龍(5勝7敗)

☆千代の国 (勝ち越しを決め)うれしい。何とか勝てて良かった。(好調の要因は)いいときと、悪いときの差が激しいので何とも言えない。

妙義龍を突き落としで破った千代の国(撮影・丹羽敏通)


明生(8勝4敗)押し出し翔猿(8勝4敗)

☆明生 集中してやるだけだと思って土俵に上がれているので良かった。立ち合いがしっかりと踏み込めている。

翔猿(左)を押し出しで破った明生(撮影・丹羽敏通)


輝(5勝7敗)寄り切り志摩ノ海(3勝9敗)

☆輝 とりあえず中に入ってガンガン前に出ることだけを考えました。今は番数は気にしてもしょうがない。取った後の結果だと思います。

輝(手前)は志摩ノ海を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)


宝富士(2勝10敗)下手投げ栃ノ心(5勝7敗)

☆栃ノ心 自分の相撲は前みつを取っての形だが、なかなかなれない。頭の中ではいけてるけど、体はできないね。あと3日しかないんで、思い切って相撲をとりたい。

栃ノ心(右)は宝富士を下手投げで破る(撮影・柴田隆二)

栃ノ心(上)は宝富士を下手投げで破る(撮影・柴田隆二)


霧馬山(5勝7敗)掬い投げ阿武咲(2勝10敗)

★阿武咲 最後の1歩ですね。ただ単に力がなかった。切り替えて明日に集中したい。

阿武咲をすくい投げで破った霧馬山(撮影・丹羽敏通)


高安(10勝2敗)押し出し北勝富士(7勝5敗)

☆高安 立ち合いがとても良かった。二の手でしっかりと攻められた。三役で久しぶりの2桁。ただ、これで終わりじゃないので引き締めていきたい。(優勝争いに向けて)しっかり準備して、なるようにしかならないから精いっぱいやりたいです。

★北勝富士 下からいこうと思ったが、うまくずらされた。体は動いているんであまり気にする必要はないかなと。まだ3日あるんで集中して頑張りたい。

高安(左)は北勝富士を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

高安(左)は北勝富士を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

北勝富士(左)を押し出しで破った高安(撮影・丹羽敏通)


若隆景(8勝4敗)叩き込み大栄翔(6勝6敗)

☆若隆景 勝ち越したのは素直にうれしい。場所前は不安があったけど。まだ3日あるので集中してやりたい。

★大栄翔 最後までしっかり落ち着いて攻めればよかったが、ダメでしたね。明日からしっかり切り替えてやりたい。

大栄翔(左)をはたき込みで破った若隆景(撮影・丹羽敏通)


照ノ富士(9勝3敗)突き落とし玉鷲(5勝7敗)

☆照ノ富士 (大関昇進目安の三役で3場所33勝を達成し)クリアしたことで、ちょっとでも夢に1歩近づいた

照ノ富士(左)は玉鷲を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

照ノ富士(左)は玉鷲を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

照ノ富士は玉鷲を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)


御嶽海(5勝7敗)寄り切り朝乃山(9勝3敗)

☆朝乃山 何も考えず、自分の相撲をとりきることだけ考えた相撲です。(優勝争いで)1差なんで、ついていくだけ。明日からも自分の相撲をとりきりたい。

朝乃山(右)は御嶽海を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

朝乃山(右)は御嶽海を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)


正代(7勝5敗)叩き込み隆の勝(6勝6敗)

正代(手前)は隆の勝をはたき込みで破る(撮影・柴田隆二)


貴景勝(8勝4敗)押し出し隠岐の海(3勝9敗)

貴景勝(左)は隠岐の海を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

貴景勝(左)は隠岐の海を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

貴景勝は隠岐の海を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

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琴勝峰12日目から再出場 2日目に右足首痛め休場

琴勝峰(2021年3月15日撮影)

<大相撲春場所>◇11日目◇24日◇東京・両国国技館

日本相撲協会は24日、春場所12日目の取組を発表し、西前頭11枚目琴勝峰(21=佐渡ケ嶽)が再出場することを発表した。

琴勝峰は連敗発進となった2日目の碧山戦で右足首を痛め、翌3日目に「右足関節捻挫で3月場所の休場を要する」との診断書を提出して休場していた。

12日目の対戦相手は小兵の東前頭13枚目照強となった。

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休場遠藤は左下腿肉離れ 十両以上の休場者は5人目

遠藤(2021年3月21日撮影)

<大相撲春場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

東前頭5枚目遠藤(30=追手風)が春場所10日目の23日、日本相撲協会に「左下腿(かたい)肉離れにより3月場所は本日より休場、休養を要する」との診断書を提出して休場した。

遠藤の休場は昨年秋場所以来7度目。10日目の対戦相手、明生は不戦勝となる。

報道陣の電話取材に応じた師匠の追手風親方(元前頭大翔山)によると、場所前に肉離れを起こした左ふくらはぎが、前日9日目の琴ノ若戦で悪化したという。初日から患部にテーピングを施し、ここまで5勝4敗と白星を先行させていたが、無念の途中休場となった。

痛めたのは今月6日の稽古中。5日ほど安静にして急ピッチで調整し「ぶっつけ本番」で臨んだ場所だった。初日から3連敗を喫しながら、徐々に状態を上げていったものの、前日9日目の取組後は「(追手風親方がいる部屋の)3階まであいさつに上がれなかった」と、階段を上れないほど左ふくらはぎの状態が悪化していた。師匠は「4、5日じゃ(回復は)無理」と、再出場はさせない方針を示した。

今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱、平幕の琴勝峰、十両宇良に続いて5人目となった。

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遠藤休場、場所前起こした左ふくらはぎ肉離れが悪化

遠藤(2021年3月21日撮影)

<大相撲春場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

日本相撲協会は春場所10日目の23日、東前頭5枚目遠藤(30=追手風)が休場したと発表した。

報道陣の電話取材に応じた師匠の追手風親方(元前頭大翔山)によると、場所前に肉離れを起こした左ふくらはぎが、前日9日目の琴ノ若戦で悪化したという。初日から患部にテーピングを施し、ここまで5勝4敗と白星を先行させていたが、無念の途中休場となった。

痛めたのは今月6日の稽古中。5日ほど安静にして急ピッチで調整し「ぶっつけ本番」で臨んだ場所だった。初日から3連敗を喫しながら、徐々に状態を上げていったものの、前日9日目の取組後は「(追手風親方がいる部屋の)3階まであいさつに上がれなかった」と、階段を上れないほど左ふくらはぎの状態が悪化していた。師匠は「4、5日じゃ(回復は)無理」と、再出場はさせない方針を示した。

遠藤の休場は昨年秋場所以来7度目。10日目の対戦相手、明生は不戦勝となる。

今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱、平幕の琴勝峰、十両宇良に続いて5人目となった。

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宇良が休場、炎鵬に勝った一戦で「左腓腹部肉離れ」

炎鵬(右)を押し倒しで破る宇良。審判は竹縄親方(2021年3月21日撮影)

<大相撲春場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

人気力士で関取復帰3場所目の東十両7枚目宇良(28=木瀬)が春場所9日目の22日、日本相撲協会に「左腓腹部肉離れにより3月場所の休場を要する」との診断書を提出して休場した。休場は19年秋場所以来で12度目。今場所は8日目を終えて6勝2敗と好調だった。

前日8日目は東十両4枚目炎鵬との“人気小兵対決”を制したが、相手を押し倒した勢いで土俵下に転落。審判員の竹縄親方(元関脇栃乃洋)と激突する形になった。その後は何事もなく立ち上がったものの、診断書によるとこの取組で左足を負傷したという。

部屋付きの稲川親方(元小結普天王)によると、宇良は前日8日目の取組後は部屋に戻って患部を冷やして治療。稲川親方は宇良に「無理するな」と伝えたが、宇良は「様子を見て出たい気持ちがある」と、回復状況によっては再出場する意向を示しているという。

宇良はアクロバティックな取り口で注目を集め、自己最高位だった東前頭4枚目の17年名古屋場所では横綱日馬富士を破って初金星を獲得するなど活躍していたが、同年秋場所で右膝を負傷。6場所連続休場から18年秋場所に東三段目91枚目で復帰するも、19年初場所で今度は左膝を痛めて再び5場所連続の長期休場に見舞われた。

その後は不屈の精神力でリハビリを重ね、19年九州場所に西序二段106枚目で土俵に戻ってきた。昨年九州場所で16場所ぶりに関取復帰。2場所連続で勝ち越し、返り入幕が視野に入ってきたところだった。

9日目の対戦相手、白鷹山は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱、平幕の琴勝峰に続いて4人目となった。

炎鵬を押し倒しで破り、勝ち名乗りを受ける宇良(2021年3月21日撮影)

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宇良が1回転、カド番貴景勝に土/3日目写真特集

<大相撲春場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館

2連勝の横綱白鵬(36=宮城野)が休場した。

かど番の大関貴景勝は平幕の若隆景に敗れ、今場所初黒星を喫した。

勝ちっ放しは照ノ富士、平幕の妙義龍、逸ノ城の3人となった。

3日目の取組模様を写真で振り返ります。

十両

若元春はたき込み宇良

若元春(左)にはたき込みで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

若元春(左)にはたき込みで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

若元春(左)にはたき込みで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

幕内

石浦上手ひねり英乃海

★英乃海「中に入られないようにと思ったが、腰が引けていた分、上手ひねりですか、食っちゃいましたね。体は動いている。前に攻める気持ちが今日は少なかったかな」

英乃海(右)を上手ひねりで破る石浦(撮影・鈴木みどり)

英乃海(右)を上手ひねりで破る石浦(撮影・鈴木みどり)

石浦(右)は上手ひねりで英乃海を破る(撮影・小沢裕)

英乃海(下)を上手ひねりで破る石浦(撮影・鈴木正人)


豊山突き落とし大奄美

大奄美は豊山(手前)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


魁聖寄り切り剣翔

剣翔(右)を寄り切りで破る魁聖(撮影・鈴木正人)


照強押し出し琴恵光

琴恵光(左)を押し出しで破る照強(撮影・鈴木みどり)


千代翔馬すくい投げ碧山

碧山(右)をすくい投げで破る千代翔馬(撮影・鈴木みどり)


千代大龍突き落とし明瀬山

明瀬山(右)を突き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木みどり)

明瀬山(手前)を突き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)


琴勝峰不戦竜電

琴勝峰の休場で竜電の不戦勝(撮影・鈴木正人)


千代の国寄り倒し翠富士

★翠富士「立ち合いから持っていきたかったけどいけず、肩すかしにいったが残られた。うまく対応されても決まる時は決まるんで、自分の実力不足ですね」

翠富士(右)を寄り倒しで破る千代の国(撮影・鈴木みどり)

翠富士(下)を寄り倒しで破る千代の国(撮影・鈴木正人)


豊昇龍突き出し翔猿

☆翔猿「どんどん攻めていこうと思った。(今場所初日に)調子は悪くないんでここから頑張ります」

豊昇龍(奥)を突き出しで破る翔猿(撮影・鈴木みどり)


栃ノ心押し出し琴ノ若

★琴ノ若「形もしっかり入ったが、対応が遅れてしまった。落ち込んでも仕方ないんで、しっかり対応できるよう切り替えていきます」

琴ノ若(左)を押し出しで破る栃ノ心(撮影・鈴木正人)


すくい投げ逸ノ城

☆逸ノ城「体が動いたと思います。自分の相撲とりたいですね、明日から。もっとがっちり捕まえて、力強い相撲をとりたい」

輝(下)をすくい投げで破る逸ノ城(撮影・鈴木みどり)


遠藤突き出し玉鷲

遠藤(左)を突き出しで破る玉鷲(撮影・鈴木みどり)


隠岐の海寄り切り妙義龍

☆妙義龍「相手の左がささって不利だったが、うまく巻きかえた。そこが勝因じゃないですか。(3連勝に)いいと思います」

妙義龍(右)は隠岐の海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


明生寄り倒し霧馬山

霧馬山(左)を寄り倒しで破る明生(撮影・鈴木みどり)


高安押し出し志摩ノ海

★志摩ノ海「立ち合い、当たった後に押された。自分がそういう相撲をとらないといけないんで、普通に馬力負けだと思います」

志摩ノ海(左)を押し出しで破る高安(撮影・鈴木みどり)


御嶽海押し出し隆の勝

★御嶽海「(初黒星を喫する)立ち合いから起こされてしまった。一方的な相撲になってしまった。(場所は)始まったばかりだけど、もっと前に出ることを意識していきたい」

☆隆の勝「はたきに落ちることなく残せて、膝を曲げて攻められたんでよかった。(相手の)上体を起こさないと辛いんで、上体を起こしにいく相撲をとりました」

御嶽海(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木みどり)


照ノ富士寄り倒し大栄翔

☆照ノ富士「前に出ようと思ったので良かった。(大関とりへの意識は)9番勝ってそこからなので、その話ができるのは。1日一番集中するだけ」

大栄翔(左)を寄り倒しで破る照ノ富士(撮影・鈴木みどり)


北勝富士押し倒し朝乃山

☆朝乃山「(まわしを取れず)相撲はダメだったが、勝ちは勝ちなんで。こういう勝ちも拾っていきたい」

北勝富士(右)を押し倒しで破る朝乃山(撮影・鈴木みどり)


正代寄り切り宝富士

☆正代「2日間後ろに下がっていたので、前に出る相撲が出て良かった。ケンカ四つなので差し負けないようにした。(2横綱休場で出場最高位になったが)その日の相撲を取りきることだけに集中できたらと思っている。他のことは考えないようにしたい」

★宝富士「当たってから(上体が)起きたから持っていかれた。差せなくても前に出て圧力負けしないようにいったが、思うようにいかなかった」

宝富士(右)を寄り切りで破る正代(撮影・鈴木みどり)


貴景勝寄り切り若隆景

★貴景勝「(初黒星)修正していかないといけない。また明日に切り替えて、明日は明日の一番なので、それに向かっていきたい。(2横綱休場で出場最高位になったが)しっかり自分は自分の相撲に集中してやるしかない」

☆若隆景「(大関戦初勝利に)下から攻められたのがよかったと思う。(先場所は新型コロナウイルスの影響で部屋全体が休場)相撲勘とかはあまり考えていない。相撲がとれない歯がゆさはあったが、今は土俵に上がれるありがたみを感じている」

貴景勝(左)は若隆景に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)

貴景勝(左)は若隆景に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


白鵬不戦阿武咲

白鵬休場により阿武咲の不戦勝を告げる幕が掲げられる(撮影・小沢裕)

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21歳の大器琴勝峰が初の休場 右足関節の捻挫

大相撲の西前頭11枚目の琴勝峰(21=佐渡ケ嶽)が春場所3日目の16日、日本相撲協会に「右足関節捻挫で3月場所の休場を要する」との診断書を提出して休場した。2連敗となった2日目の碧山戦で右足首を痛めた。幕内最年少で期待の大器は2017年九州場所の初土俵以来初の休場。

3日目の対戦相手、竜電は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱と合わせて3人目となった。(共同)

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悔しい黒星…土俵下で拳つく朝乃山/2日目写真特集

<大相撲春場所>◇2日目◇15日◇東京・両国国技館

4場所連続休場明けの横綱白鵬が、平幕の宝富士を小手投げで下して初日から2連勝とした。

立ち合いで、左手を相手の顔の前に出してけん制。互いに右を差す形になると、土俵中央で静止した。一呼吸置き、宝富士が前に出てきた瞬間に、タイミングよく体を開いて小手投げで転がした。

昨年11月場所後に横綱審議委員会(横審)から「注意」の決議を下されたが、新型コロナウイルスに感染して1月の初場所を休場。厳しい状況に立たされながらも、史上最多44度の優勝を誇る第一人者が奮闘している。昨年春場所以来となる45度目の優勝に向けて、残り13日間土俵に上がる。

大関復帰に挑む関脇照ノ富士は、若隆景を押し出しで下して2連勝した。立ち合いは、左で張って捕まえた。まわしが取れず、若隆景に右差しを許したが慌てなかった。差された右腕を抱えると、力強く振って若隆景の体勢を崩して押し出した。大関昇進の目安となる「三役で3場所33勝」まで残り7勝とした。

かど番の大関貴景勝は、先場所優勝の小結大栄翔を突き落としで下して2連勝した。立ち合いからしつこく何度も、下から低くぶつかりながら腕を伸ばして攻めた。大栄翔に突き押しで対抗されたが力勝ちし、体勢を崩した相手を左の突き落としで土俵にはわせた。

初日黒星を喫した大関正代は、阿武咲を下して初日を出した。立ち合いこそ阿武咲の突き押しに押されて後退したが、土俵際で我慢。阿武咲の引きに反応して、きっちりと足を運んだ。

大関朝乃山は、小結高安に寄り倒しで敗れて1勝1敗とした。立ち合いから後手に回り、まわしが取れず。先に高安に左上手を取られると防戦一方となった。何とか右でまわしを取ろうとするも、取らせてもらえず。じりじりと土俵際に寄られて寄り倒された。

2日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

白鵬(2勝0敗)小手投げ宝富士(0勝2敗)

宝富士(右)を小手投げで下す白鵬(撮影・河田真司)

宝富士を小手投げで下し、勝ち名乗りを受ける白鵬(撮影・河田真司)


高安(1勝1敗)寄り倒し朝乃山(1勝1敗)

朝乃山(下)を寄り倒しで破る高安(撮影・河田真司)

高安に寄り倒しで敗れ、土俵下に拳をつく朝乃山(撮影・河田真司)


貴景勝(2勝0敗)突き落とし大栄翔(0勝2敗)

☆貴景勝(相手が先場所優勝の大栄翔)「実力があるので、自分も向かっていく気持ちでやった。(3日目以降に向けて)毎日初日だと思って明日から頑張っていく。(場所前は部屋の引っ越しもあり)新しい環境で、いい環境でできているので、感謝しながら明日からもやっていきたい」

★大栄翔「自分から先に攻めたかったが、大関の相撲をとられてしまった。立ち合いもよくないんで、しっかり切り替えてやっていかないといけない」

大栄翔(右)の攻めに耐える貴景勝(撮影・河田真司)

大栄翔に勝利した貴景勝に声援を送る子どもたち(撮影・鈴木みどり)


正代(1勝1敗)押し出し阿武咲(0勝2敗)

☆正代「とりあえず今日は初日が出て、連敗しないのが良かった。このまま落ち込んだままいくよりは、早い段階で初日を迎えて、そこから星をつなげられたらなと思っていた。まだ硬さは抜けていないけど、土俵際までしっかり寄れたんじゃないかと思う」

★阿武咲「最後まで小さくなりきれず、伸びてしまった。(調子は)悪くないと思う。意識することは、相手に集中するだけです」

阿武咲(右)の攻めに耐える正代(撮影・河田真司)

阿武咲(右)を押し出しで破る正代(撮影・鈴木みどり)


北勝富士(1勝1敗)はたき込み隆の勝(1勝1敗)

☆北勝富士「土俵際を気をつけた。(最後の場面は)相手が足そろっているのが見えた。先手先手でいって、相手が引いてきてくれた。冷静に取れた」

隆の勝(右)をはたき込みで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)


照ノ富士(2勝0敗)押し出し若隆景(0勝2敗)

☆照ノ富士(若隆景は)「小さい相手。動きがいいから、右手をつかまえる、取りたいと思っていた。(大関とりの重圧)プレッシャーとか感じていない。1日一番思い切ってやるだけと思っている」

若隆景(左)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)


明生(1勝1敗)押し出し御嶽海(2勝0敗)

☆御嶽海「前に出れば負けないと思ってやっている。(圧力が)相手にしっかり伝わっているんで、よかったと思う」

明生(手前)を攻める御嶽海(撮影・鈴木正人)


妙義龍(2勝0敗)寄り切り志摩ノ海(1勝1敗)

☆妙義龍(昨年秋場所以来の連勝発進)「いつも通りまた明日、集中して頑張ります。(目標は)15日間、けがなく乗り切ること」

★志摩ノ海「頭が浮いたんで。頭が浮くとダメなんで。頭を上げないで、自分の相撲をとりきりたい」

志摩ノ海(左)を攻める破る妙義龍(撮影・鈴木みどり)


霧馬山(1勝1敗)すくい投げ遠藤(0勝2敗)

霧馬山(右)の攻めに耐える遠藤(撮影・河田真司)


逸ノ城(2勝0敗)極め出し隠岐の海(1勝1敗)

隠岐の海(左)を極め出しで破る逸ノ城(撮影・鈴木みどり)


玉鷲(1勝1敗)叩き込み栃ノ心(0勝2敗)

玉鷲(左)の攻めに耐える栃ノ心(撮影・河田真司)

栃ノ心(奥)をはたき込みで破る玉鷲(撮影・河田真司)


翔猿(0勝2敗)送り倒し輝(2勝0敗)

☆輝「しっかり中に入れないよう、落ち着いて対処できたと思う」

翔猿(左)を送り倒しで破る輝(撮影・河田真司)


琴ノ若(1勝1敗)叩き込み千代の国(1勝1敗)

千代の国(左)を叩き込みで破る琴ノ若(撮影・鈴木みどり)


竜電(0勝2敗)浴びせ倒し豊昇龍(1勝1敗)

☆豊昇龍「自分の思った相撲はとれなかったが、今場所初の白星なんで緊張した。(相撲の)いい悪いとか考えてなかったんでよかったです」

竜電(後方)を浴びせ倒しで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)


翠富士(2勝0敗)押し出し千代大龍(1勝1敗)

千代大龍(右)を押し出しで破る翠富士(撮影・河田真司)

千代大龍と翠富士の一番で物言いがつき協議する審判団(撮影・鈴木みどり)


碧山(2勝0敗)突き出し琴勝峰(0勝2敗)

☆碧山「当たって前に出る相撲を目指している。(初日から2連勝は)久しぶりなのでいい感じです。(締め込みの色を青色から緑色に変更したことについて)もともと古くなっていた。今まで作ってくださった方に色を自分で決めてと言われて、私の字(しこ名)は「あお」とも読めるし、「みどり」とも読めるので妻と考えて決めた」

琴勝峰(左)を突き出しで破る碧山(撮影・鈴木みどり)


明瀬山(2勝0敗)送り出し照強(0勝2敗)

照強(左)を送り出しで破る明瀬山(撮影・鈴木正人)


剣翔(0勝2敗)寄り切り千代翔馬(1勝1敗)

剣翔(左)を寄り切りで破る千代翔馬(撮影・鈴木みどり)


琴恵光(2勝0敗)突き落とし豊山(1勝1敗)

☆琴恵光「中に入って攻めることだけを意識しました。先手を取ろうということで、自分の流れで相撲が取れている」

★豊山「立ち合いがすべてだった。動き自体は悪くないんで、大事なところをしっかりやりたい。とにかく勝ち越さないといけない。期待してくれている人たちを裏切り続けているんで、ピリッとした相撲をとらないといけない」

豊山(下)を突き落としで破る琴恵光(撮影・鈴木みどり)


大奄美(1勝1敗)寄り切り英乃海(2勝0敗)

☆英乃海「がっぷり組まずにとろうと思っていた。その通りにいけてよかった。(2連勝は)もちろん気分いいです。この調子で考えた相撲をとっていければ」

大奄美(右)を寄り切りで破る英乃海(撮影・河田真司)


魁聖(1勝1敗)送り出し天空海(1勝1敗)

天空海(左)を送り出しで破る魁聖(撮影・河田真司)

幕内土俵入り

幕内土俵入りする、左から照ノ富士、貴景勝、正代(撮影・河田真司)

十両

千代丸(1勝1敗)引き落とし炎鵬(2勝0敗)

千代丸(左)を攻める炎鵬(撮影・鈴木正人)

千代丸(手前)を引き落としで破った炎鵬(撮影・鈴木正人)

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琴勝峰(左)を突き落としで破った明瀬山(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

返り入幕だった1月の初場所で“ブレーク”した東前頭12枚目明瀬山(35=木瀬)が、今場所も白星発進した。

埼玉栄高の後輩でもある若手の西前頭11枚目琴勝峰(21=佐渡ケ嶽)に、初顔から3度目の対戦で初めて勝った。右差しから重い腰を生かして前に出ると、左からすかさず突き落とした。

取組後は「三度目の正直と思って…違うか」と一呼吸置いて「(過去)2番とも一気に持っていかれているので、立ち合い負けをしないようにした」と勝因を振り返った。琴勝峰とは同じ埼玉栄高OBとはいえ14歳差。「年が離れすぎているので、そこは意識してなかった」という。

新入幕だった16年春場所以来、28場所ぶりの幕内復帰を果たした先場所は初日から6連勝を飾り、9勝6敗で勝ち越した。個性的なインタビュー対応なども相まって人気急上昇中の35歳は、先場所後の反響について問われると「いっぱい新聞にも載せていただいて、来ない人からも連絡がきたりした」と明かした。

琴勝峰(左)を土俵際へ攻め込む明瀬山(撮影・小沢裕)

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行司間一髪!式守鬼一郎ひらり飛んだ/初日写真特集

<大相撲春場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

昨年7月場所以来の出場となる白鵬(36=宮城野)は、先場所優勝の小結大栄翔(27=追手風)と、かど番の大関貴景勝(24=常盤山)は、西前頭筆頭の阿武咲(24=阿武松)と対戦する。横綱鶴竜(35=陸奥)は5場所連続の休場。

春場所は本来、大阪で行われるが、新型コロナウイルス感染予防のため力士らは東京にとどまり、両国国技館で開催となった。

初日の取組を写真で振り返ります。

協会あいさつに臨む八角理事長(中央)。前列左から正代、白鵬、貴景勝、朝乃山、後列左から高安、照ノ富士、隆の勝、御嶽海、大栄翔(撮影・小沢裕)

十両

宇良はたきこみ千代鳳

千代鳳(左)をはたき込みで破る宇良(撮影・河田真司)

千代鳳(右)をはたき込みで破る宇良(撮影・鈴木正人)


炎鵬あしとり 千代ノ皇

千代ノ皇(左)の足を掴む炎鵬(撮影・河田真司)

炎鵬(手前)に足を取られる千代ノ皇を避ける行司の式守鬼一郎(撮影・河田真司)

千代ノ皇(左)を足とりで破る炎鵬(撮影・鈴木正人)

炎鵬(左)は足取りで千代ノ皇を破る(撮影・小沢裕)

幕内

徳勝龍押し出し大奄美

☆大奄美 久々の幕内で緊張したかも。今場所はとにかく勝ち越したい。8番勝って9番、10番と考えたい。


魁聖上手投げ英乃海

☆英乃海 がっぷり四つにならないようにだけ気をつけた。押し込まれたけどよかったと思います。(翔猿と兄弟幕内)別に目標にしていたわけじゃない。うれしいけど、特別な感情はないです。

★魁聖 (初場所前に同じ友綱部屋から新型コロナ感染者が出た影響で2場所ぶりの出場)久しぶりの本土俵ですから、変な感じがした。無事に終わって良かった。(場所前は)久しぶりにがっちり稽古して、あちこち痛い。けがしないように、できれば勝ち越したいです。


豊山寄り倒し剣翔

豊山(左)は寄り倒しで剣翔を破る(撮影・小沢裕)

☆豊山 (3場所連続の白星発進)勝てたのが一番良かった。場所前も大関と毎日稽古させてもらった。勝つための努力はしてきた。また明日から頑張れたらいい。けがせずに15日間乗り切れればいい。去年の3月から勝ち越してないので、とりあえず勝ち越しを目標に頑張ります。


琴恵光押し倒し千代翔馬

照強小手投げ碧山

照強(右)を小手投げで破った碧山(撮影・鈴木正人)

☆碧山 少し高かった。相手が中に入って、少し危なかった。大きい相手ならダメだったね。


明瀬山突き落とし琴勝峰

明瀬山(左)の攻めに耐える琴勝峰(撮影・河田真司)

☆明瀬山 (初顔から2連敗中の琴勝峰に勝利)三度目の正直と思って…違うか。(過去)2番とも一気に持って行かれているので、立ち合い負けをしないようにした。(埼玉栄高の後輩だが)いやいや年が離れすぎているので、そこは意識してなかった。(幕内で初めて勝ち越した先場所後の反響)いっぱい新聞にも載せていただいて、来ない人からも連絡がきたりした。


千代大龍肩透かし竜電

翠富士引き落とし豊昇龍

☆翠富士 (立ち合い変化)腰が痛いのもあった。腰は痛いけど、やっているときはテンション上がっているのであまり気にしないようにしている。場所前は全く稽古できなかったけど、自分でも怖いので1週間前くらいから無理やりやった。(白鵬の横綱土俵入りでは初めて太刀持ちを務める)緊張感があるからか(腰の)痛みは感じず、緊張の方が勝った。横綱が目の前で神聖なものを感じた。


千代の国押し出し翔猿

千代の国(左)は翔猿を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

☆千代の国 (翔猿を一方的に押し出し)落ち着いて相撲を取れた。(初場所は、場所前に同じ九重部屋から新型コロナウイルスの感染者が出た影響で休場したが)家から出られなかったので、家でやれることをやっていた。(休場による)マイナスとかはない。プラスにしたい。

★翔猿 見すぎて相手のペースにのまれた。自分から攻められていないんで、どんどん攻めていきます。(兄の英乃海との兄弟幕内は)特に意識してないです。


琴ノ若突き出し

☆輝 自分のとりたい相撲がしっかりとれた。肩の力を抜いて、相手を起こして止まらない。目標は全勝を目指します。


栃ノ心上手投げ逸ノ城

栃ノ心(手前)を上手投げで破った逸ノ城(撮影・鈴木正人)


玉鷲勇み足隠岐の海

物言いがついた一番は玉鷲(中央)の勇み足で隠岐の海が初日を飾る(撮影・小沢裕)


遠藤押し出し妙義龍

遠藤(右)を押し出しで破る妙義龍(撮影・河田真司)

☆妙義龍 稽古で体が落ちないようにやってきた。(兵庫・高砂市出身)大阪に行きたかったけど、東京でやれている。一生懸命やるだけです。


霧馬山押し出し志摩ノ海

霧馬山(後方)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)

☆志摩ノ海 (自己最高位で)師匠(木瀬親方)の言うことが「下がり方が甘い」とか、シビアになってきている。


高安掛け投げ明生

高安(右)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

高安(手前)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

高安(手前)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

☆明生 組んだのはまずかったかなと。一か八かです。勝てたからよかったです。


若隆景押し出し隆の勝

隆の勝(左)と若隆景の一番は同体で取り直しとなる(撮影・小沢裕)

☆隆の勝 押し込まれて危ない部分もあったが、押し返せたのでよかったと思う。(立ち合いは)変化もあるかなと思って突っ込めず、自分の立ち合いではなかった。


照ノ富士下手投げ北勝富士

北勝富士(右)を下手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

☆照ノ富士 落ち着いて取れて良かったと思う。上位に弱い人はいない。毎日、力を精いっぱい出そうとしている。まずは9番勝ってからという感じで、1日一番力を出し切りたい。

★北勝富士 立ち合いはよくて自分のペースでいけたが、右を差されてまわしをとられたのが反省点ですね。もう少し丁寧にいけばよかった。


貴景勝押し出し阿武咲

立ち会いから阿武咲(右)を突き押しで攻める貴景勝(撮影・小沢裕)

貴景勝は阿武咲(手前)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

★阿武咲 向こう(大関貴景勝)の方が終始よかった。先手をとられてしまった。


宝富士突き落とし朝乃山

宝富士(左)を突き落としで破る朝乃山(撮影・小沢裕)

☆朝乃山 白星発進できたのはよかったが、相撲内容は反省しないといけない。当たって上体が起きてしまった。反応よく突き落とせたが、まだ初日なんでいい方向に持って行きたい。


正代寄り倒し御嶽海

正代(左)を寄り倒しで破る御嶽海(撮影・河田真司)

☆御嶽海 (大関正代から白星に)踏み込みも反応もよかった。先手先手で前に出ていこうと思った。


白鵬寄り倒し大栄翔

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(右)を寄り倒しで破った白鵬(撮影・鈴木正人)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる白鵬(撮影・鈴木正人)

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先場所V大栄翔がかど番貴景勝と対戦 2日目取組

貴景勝(2021年1月12日撮影)

日本相撲協会は13日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を発表した。

新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の結果、山響部屋付きの小野川親方(元前頭北太樹)と、尾上部屋付きの音羽山親方(元前頭天鎧鵬)の2人に、新型コロナ陽性を確認。力士に濃厚接触の可能性もあるため、その結果を待っていたが、両親方以外に陽性は確認させず、前日12日に審判部が開いた取組編成会議で決めた取組をこの日、発表した。

初場所では新型コロナウイルスの影響で、幕内7人、十両9人の休場者を出したが、今場所の関取衆の休場は、左足負傷の横綱鶴竜(35=陸奥)ただ1人となった。

初日に続き2日目も好カードが組まれた。かど番で臨む大関貴景勝(24=常盤山)が、先場所優勝で埼玉栄高の先輩にあたる小結大栄翔(27=追手風)と当たる。過去の対戦成績は貴景勝の7勝5敗(不戦除く)。この1年は2勝2敗の五分で、激しい突き押しの攻防は見応えがありそうだ。

そのほかの上位陣は、横綱白鵬(36=宮城野)が宝富士(34=伊勢ケ浜)、残る大関の正代(29=時津風)が阿武咲(24=阿武松)、朝乃山(27=高砂)は小結高安(30=田子ノ浦)と対戦する。大関復帰をかける関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は、小兵の若隆景(26=荒汐)との一番に臨む。

2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

天空海 -魁  聖

英乃海 -大奄美 

豊  山-琴恵光 

千代翔馬-剣  翔

照  強-明瀬山 

琴勝峰 -碧  山

千代大龍-翠富士 

豊昇龍 -竜  電

千代の国-琴ノ若 

輝   -翔  猿

栃ノ心 -玉  鷲

隠岐の海-逸ノ城 

遠  藤-霧馬山 

志摩ノ海-妙義龍 

御嶽海 -明  生

若隆景 -照ノ富士

隆の勝 -北勝富士

阿武咲 -正  代

大栄翔 -貴景勝 

朝乃山 -高  安

宝富士 -白  鵬

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白鵬-大栄翔、かど番貴景勝は阿武咲と 初日取組

合同稽古に参加した白鵬

日本相撲協会は13日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を発表した。

新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の結果、山響部屋付きの小野川親方(元前頭北太樹)と、尾上部屋付きの音羽山親方(元前頭天鎧鵬)の2人に、新型コロナ陽性を確認。力士に濃厚接触の可能性もあるため、その結果を待っていたが、両親方以外に陽性は確認させず、12日に審判部が開いた取組編成会議で決めた取組をこの日、発表した。

初場所では新型コロナウイルスの影響で、幕内7人、十両9人の休場者を出したが、今場所の関取衆の休場は、左足負傷の横綱鶴竜(35=陸奥)ただ1人。4場所連続休場(全休は3場所連続)中だった横綱白鵬(36=宮城野)は、昨年7月場所12日目以来の土俵復帰で、いきなり先場所優勝の小結大栄翔(27=追手風)の挑戦を受ける。過去の対戦成績は白鵬の6勝2敗だが、最後の対戦となった昨年7月場所11日目は押し出しで敗れ、初日からの連勝を10で止められた相手だ。

大関陣は、かど番で臨む貴景勝(24=常盤山)が、西前頭筆頭で同じ押し相撲の阿武咲(24=阿武松)と対戦。正代(29=時津風)は小結御嶽海(28=出羽海)と、朝乃山(27=高砂)は東前頭筆頭の宝富士(34=伊勢ケ浜)との一番でスタートを切る。また、大関復帰をかける場所となる関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は北勝富士(28=八角)戦と、初日から好カードが組まれた。

初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

徳勝龍 -大奄美 

魁  聖-英乃海 

豊  山-剣  翔

琴恵光 -千代翔馬

照  強-碧  山

明瀬山 -琴勝峰 

千代大龍-竜  電

翠富士 -豊昇龍 

千代の国-翔  猿

琴ノ若 -輝   

栃ノ心 -逸ノ城 

玉  鷲-隠岐の海

遠  藤-妙義龍 

霧馬山 -志摩ノ海

高  安-明  生

若隆景 -隆の勝 

照ノ富士-北勝富士

貴景勝 -阿武咲 

宝富士 -朝乃山 

正  代-御嶽海 

白  鵬-大栄翔 

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