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Sウエルター級王者松永宏信がV3戦へ計量パス「トータルで上回りたい」

日本スーパーウエルター級タイトル戦に向けた計量にパスした王者松永(左)と挑戦者の中島(写真提供:横浜光ジム)

ボクシングの日本スーパーウエルター級タイトルマッチ10回戦は21日、東京・後楽園ホールで開催される。

同級王者松永宏信(33=横浜光)、挑戦者の同級5位中島玲(22=寝屋川石田)は20日、そろって都内の病院で開かれた前日計量に臨み、両者とも100グラム少ない69・7キロで計量クリアした。

3度目の防衛戦を控える王者松永は6連続KO中の左ボクサーファイター。アマチュア経験豊富でプロ5戦目で王座挑戦する中島を警戒しつつも「KOでも判定でも、試合に勝ちたい。自分の長所、動き回るボクシングをする場面もあると思う。トータルで上回りたい。リングで強い方が上にいくと思う」と勢いある強敵を倒す意気込みを示した。

一方、挑戦者中島は昨年10月に元東洋太平洋ミドル級王者細川チャーリー忍(金子)を判定で下してランキング入り。これまで4勝はすべて判定勝ちだったこともあり「初タイトル挑戦で初KO勝ちが1番良い形かなと。KOで倒したい。テクニック、スピード、パワーと上回っているところをみせたい」と完勝を狙う。所属ジムの元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者石田順裕会長(45)も巻いた日本同級ベルトを意識し「会長からは『任せたぞ』と言われた。自分が持って(大阪に)帰りたいと思います」と気持ちを高揚させていた。

3度目の防衛戦に向け、計量バスした日本スーパーウエルター級王者松永(写真提供:横浜光ジム)

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村田諒太の優位性 ミドルに挑んだ男たちの目/連載

10年、東洋太平洋ミドル級タイトルを防衛した佐藤

<世界の頂から頂へ2>

 ボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦に臨むロンドン五輪金メダリスト村田諒太(31=帝拳)の連載「世界の頂から頂へ」の第2回は、日本人でミドル級のベルトに迫った男たちの証言。全階級で最も層が厚い人気階級の現実とは-。ともにWBAタイトルに挑んだ佐藤幸治(36)石田順裕(41)両氏に聞いた。

 もう50歳を目前にしたジャマイカ人指導者の動きがまねできない。佐藤は強烈な先制パンチを浴びていた。04年、米国ラスベガス。ミドル級含む元3階級制覇王者マッカラムが、パンチングボールをリズム良く打つ動きが、どうしてもできない。「速く、軽やか。日本でいう軽量級の動きを重量級がやっていた。衝撃で」。

 日本ではアマチュアで敵無しだった。日大進学後は全日本選手権5連覇(03年大会決勝では村田に勝利)を含む13冠。プロ転向し、帝拳ジムに求めたのが半年間の米国武者修行だった。世界各国から猛者が集う中、マッカラムとの最初の練習から過酷さは予想できた。「スパーが終わると、腹が痛い。寝られない時も。『起きたら日本なら』と何度も思った」。その現実が世界の壁だった。

 それでも心は折れなかった。たどり着いた世界初挑戦は15戦目。09年に敵地ドイツでWBA王者シュトルムに向かった。そこでさらに高い壁を知る。構えようとすると左ジャブをもらう、の連続。佐藤もジャブの名手だったが「僕のジャブは偽者だった。世界王者は住む世界が違った」。ほぼ左ジャブだけで圧倒され、7回TKOで完敗。2度目のチャンスはこなかった。

 佐藤から約4年後、モナコで同じWBAのベルトに挑んだのが石田だ。現在3団体統一王者としてミドル級に君臨するゴロフキン(カザフスタン)と拳を交えた。「モナコ大公も見にきていた」と、その注目度を振り返る。

 06年から合宿で米国に渡り、スパーリング相手を探し求めた。本場で脚光を浴びたのは11年。WBO世界ミドル級4位で27戦全勝(24KO)カークランド(米国)に1回TKOで勝った。番狂わせに会場は沸騰。「その後にメインの試合を見に行ったら、会場中からすごい喝采を浴びた。試合から2年後でも、まだカークランド戦のことを言われたり」。米国で1番人気の階級のすごみを肌で感じた。その後、海外を転戦し、日本人の開拓者として中量級戦線で活躍。ファイトマネーは「日本の金額に0が1つ(1桁)ついたくらい違かった」と言う。

 2人は村田の世界戦をどう見るか。佐藤は「海外では試合直前の細かな部分で気を取られる。日本でやれるのは大きい」とみる。石田は「アマ時代から世界中の選手と試合をしている。だから黒人だからパンチあって強い、とかじゃないって分かっている。人種じゃないと。だから自信をもっている。それが一番大きいんじゃないか」と精神面に優位性を見いだした。

(敬称略)【阿部健吾、益田一弘】

 ◆佐藤幸治(さとう・こうじ)1980年(昭55)12月11日、千葉・野田市生まれ。中3から競技を始め、5連覇した全日本選手権ではライトミドル、ウエルター、ミドルと3階級制覇。04年にプロ転向し、07、09年に東洋太平洋ミドル級王座。12年に引退。戦績は20勝(18KO)2敗。現在は日本シークレット・サービスに勤務している。

 ◆石田順裕(いしだ・のぶひろ)1975年(昭50)8月18日、熊本県長洲町生まれ。98年全日本社会人ライトミドル級優勝。00年5月プロデビュー。スーパーウエルター級の日本、東洋太平洋王座を獲得し、09年にWBA世界同級暫定王者。ミドル級の世界王座には12年にWBOで挑戦(判定負け)、13年にWBAで挑戦(3回TKO負け)。15年に引退。戦績は27勝(11KO)11敗2分け。大阪寝屋川石田ボクシングクラブ会長。

13年にWBA王者ゴロフキンに挑戦した石田順裕会長(撮影・益田一弘)

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現役では三浦隆司/米国のリングで活躍した日本人

井上尚弥(2016年9月4日撮影)

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(23=大橋)の5度目の防衛戦が4日、都内で発表された。同級2位リカルド・ロドリゲス(米国)との一戦に先立ち、9月に米国での試合要請が届いたことが判明。本場へ渡るため必勝を期した。

 ◆米国のリングで活躍した日本人 現役では元WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司が注目を集める。15年11月にラスベガスでバルガスに敗れて王座陥落したが、壮絶な打ち合いで年間最高試合に選ばれた。今年1月にカリフォルニアでの挑戦者決定戦では12回KO勝ち。豪快なファイトがファンの心をとらえる。過去には、WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃が11年10月にラスベガスで日本人で初めて米国での防衛を達成。重量級が主戦だった石田順裕は、11年にラスベガスでWBO世界ミドル級4位だったカークランドに1回TKO勝利。番狂わせで名を挙げ、その後も海外で試合を重ねた。

三浦隆司

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V11内山高志が初MVP、女子は藤岡奈穂子

11度目の防衛に成功した内山高志はベルトを手に記念撮影(写真は2015年12月31日)

 日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、東京都内で2015年の表彰選手選考会を開き、最優秀選手に日本歴代単独2位の11度目の防衛に成功した世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)を初選出した。内山は世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)とともにKO賞も獲得。

 3階級制覇したWBAフライ級王者の井岡一翔(井岡)は殊勲賞、防衛回数を9に伸ばした世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の山中慎介(帝拳)は技能賞に選ばれた。

 年間最高世界戦は、WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ(米ラスベガス)で王者の三浦隆司(帝拳)がフランシスコ・バルガス(メキシコ)にTKO負けした一戦だった。女子の最優秀選手は、JBC公認後初の3階級制覇を果たした藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)が受賞した。2月12日に表彰式が行われる。

 表彰選手は次の通り。

 ▽最優秀選手賞 内山高志▽技能賞 山中慎介▽殊勲賞 井岡一翔▽敢闘賞 八重樫東(大橋)三浦隆司▽努力賞 河野公平、田口良一(以上ワタナベ)木村悠(帝拳)田中恒成(畑中)▽KO賞 井上尚弥、内山高志▽新鋭賞 井上拓真(大橋)尾川堅一(帝拳)▽年間最高試合(世界戦) 三浦隆司-フランシスコ・バルガス▽年間最高試合(東洋太平洋、日本タイトル戦)日本ライトフライ級タイトルマッチ 拳四朗(BMB)-堀川謙一(SFマキ)▽女子最優秀選手賞 藤岡奈穂子▽女子年間最高試合 小関桃(青木)-宮尾綾香(大橋)▽特別賞 石田順裕(グリーンツダ=引退)故久末聖治(元JBC北海道地区事務局長)故桑田和昌(元JBCレフェリー)故遠山甲(元JBCレフェリー)故織田秀樹(元中日本協会会長)

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村田諒太「第2のデビュー戦」11・7初の米国マッチ

練習を公開した村田(撮影・奥山将志)

 ボクシングのWBC世界ミドル級5位村田諒太(29=帝拳)が、11月7日(日本時間8日)に米国デビューすることが正式決定し、21日に都内の所属ジムで会見した。ラスベガスのトーマス&マックセンターで、元世界ランカーのガナー・ジャクソン(ニュージーランド)と対戦する。試合は世界的に注目度の高い大型興行に組み込まれ、世界挑戦に向けた重要なアピールマッチとなる。村田はKOの意味をかみしめるように強い決意を語った。

 村田はプロ8戦目の意味を「第2のデビュー戦」と表現した。世界挑戦を目指す上で、ここから先に求められるのは、存在をアピールしていくことに尽きる。米国デビュー戦で対戦するジャクソンは31戦のキャリアでKO負けは1度もない。「タフだと思うが、KOを狙う意味があると思う」と言い切った。

 最高の舞台が用意された。会場は多くのビッグマッチが行われてきた約2万人収容のトーマス&マックセンター。メーンはWBOウエルター級王者ブラッドリーに人気者リオス(ともに米国)が挑む激闘必至の一戦で、村田と同じロンドン五輪金メダリストのWBOフェザー級王者ロマチェンコ(ウクライナ)も名を連ねた。村田も「歴史のある会場で、そういうメンバーと同じ舞台に立てるのはうれしい」と高まる思いを口にした。

 早期の世界戦実現を期待されるが、目線はしっかりと足もとを見ている。ミドル級で最強と称される3団体統一王者ゴロフキン(カザフスタン)でさえ、世界王者になるのに4年以上を要した激戦階級。「焦らないことが必要。僕は僕の進むステージを見極めてやっていきたい」。オーバーワークで右肩を痛めた7月からはハンマー投げの室伏広治に師事し、効率的な体の使い方を習得。高いモチベーションで準備を進めてきた。

 公開したスパーリングでは米国で有効とされる遠い距離からのジャブを効果的に使い、ペースを握った。得意の右ストレート、左ボディーも健在で、メリハリの利いた攻撃で仕上がりの良さを印象づけた。本場へ殴り込みをかける一戦で、世界挑戦の礎を築くつもりだ。【奥山将志】

 ◆日本選手とミドル級 世界初挑戦は95年12月にWBA王者カストロ(アルゼンチン)を破って王座を獲得した竹原慎二。竹原は半年後の初防衛戦で9回TKO負けし王座陥落した。その後は、02年に保住直考、09年に佐藤幸治がともにWBA王者に挑戦したが王座獲得ならず。12年5月には石田順裕がWBO王者に、淵上誠もWBA王者に挑んだが敗れた。石田は13年に現3団体統一王者ゴロフキンに2度目の挑戦も、王座獲得はならなかった。

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JBCが村田諒太、長谷川穂積ら15人をランク外に

 日本ボクシングコミッション(JBC)は26日、東京都内でランキング委員会を開き、ロンドン五輪金メダリストでミドル級2位の村田諒太(帝拳)や元世界2階級王者でフェザー級1位の長谷川穂積(真正)ら日本タイトルに挑む意思がない選手ら15人をランクから外し、新設の「保留選手リスト」に入れた。

 また選手不足で存続が危ぶまれ、取り扱いを審議しているヘビー級は1位の石田順裕が引退し、王者の藤本京太郎(角海老宝石)一人となった。

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元世界王者石田順裕氏「泣きません」引退セレモニー

引退セレモニーを行った石田順裕氏。写真右はグリーンツダジムの本石昌也会長

 6月に現役引退を表明した元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕氏(39)が2日、大阪府立体育会館で引退セレモニーを行った。

 現役時代にライバルだった元東洋太平洋3階級王者のクレイジー・キム(40)と2分3回の特別スパーで、最後の勇姿を見せた。「最後のリングで目標だったキムさんとグローブを合わせられて良かった。6歳からボクシングを始めて30年以上やって、何回もやめようかなと思ったときもあったけど、たくさんの人に応援してもらってここまで頑張ってこれたと思う。長い間、応援ありがとうございました」と笑顔であいさつ。「泣くかなと思ったけど、第2の人生に踏み出す方が楽しみなので、泣きません。また、いろんなことにチャレンジしたい」と話した。親交のあるお笑いコンビ・サバンナの八木真澄らから花束も受け取り、さわやかな笑顔でリングを下りた。

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ボクシングヘビー級危機 結論は先送り

 日本ボクシングコミッションは30日、都内でランキング委員会を開き、選手不足により消滅危機にあるヘビー級に関して、結論を先送りにすることを決めた。存続要請を受けている日本プロボクシング協会に対し、選手数を増やす具体策を求める方針。

 同階級は、今月14日にランク2位の竹原虎辰が37歳の年齢制限によりライセンスを失効。残るは王者藤本京太郎と引退を表明している1位石田順裕の2人となった。浦谷事務局長は「協会からの案を待ち、来月の委員会で審議したい。残したい気持ちは同じだが、現実的には厳しいのではないか」と話した。

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ヘビー級守れ 日本プロ協会がJBCに対し要望

 日本プロボクシング協会は29日、都内で理事会を開き、日本ボクシングコミッション(JBC)に対し、消滅危機のヘビー級ランキングを存続するよう要望したことを明らかにした。

 ランキング入りの条件を満たしていないものの、ヘビー級を主戦場とする現役選手がいることなどを理由に挙げた。同階級は王者藤本京太郎に続くランカーが2人しかおらず、1位の石田順裕が引退を表明し、2位の竹原虎辰は、今月14日に37歳の「定年」となり、ライセンスが失効していた。竹原は特例での現役続行を求めていたが、JBCはこれを認めない姿勢を示していた。同階級の扱いは、今日30日のランキング委員会で議論される。

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王者藤本だけのヘビー級…日本プロ協会が存続要請

 日本プロボクシング協会は29日、東京都内で理事会を開き、選手不足で消滅の危機にあり、30日のランキング委員会で取り扱いが話し合われる日本ヘビー級の存続を、日本ボクシングコミッション(JBC)に要請することを決めた。

 同級では1位の石田順裕が引退を表明し、2位の竹原虎辰は37歳の年齢制限によりライセンスが失効した。選手は王者の藤本京太郎(角海老宝石)ただ一人となる。

 また理事会は、元世界王者や世界挑戦を目指して日本王座に挑む意思がない選手らを日本ランクから外すJBCの案を承認した。当該選手は新設の「保留選手リスト」に編入され、再度ランク入りを希望する場合はJBCに申請する。

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日本ヘビー級王座、復活に56年もたった2年で消滅

<プロボクシング:ヘビー級8回戦>◇9日◇東京・後楽園ホール

 ボクシングの日本ヘビー級王座が再び消滅する。同級2位竹原虎辰(36=緑)が、韓国クルーザー級1位金起男に4回33秒KO勝ちした。37歳定年の国内ルールにより、14日の誕生日でライセンス失効となる。1位石田順裕(グリーンツダ)は引退表明し、ランカーは王者藤本京太郎(角海老宝石)1人となり、ベルトは日本ボクシングコミッション預かりの見込みとなった。

 竹原は2回にダウンを奪い、4回にワンツーで仕留めた。リング上からマイクで「もう少しやりたい」と定年延長をアピールも、特例は現役王者などに限られる。「結果が伴っていないのでまだまだとはいえない。海外でもう1試合ぐらい」と話した。消滅には「人数集まらないからどうしようもない」。13年に56年ぶりで王座が復活も、2年でまた消えることになった。藤本も日本にこだわりなく、ステップアップを希望している。

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井岡、母校興国高の「3階級制覇を祝う会」に出席

興国高主催の「3階級制覇を祝う会」であいさつする井岡一翔(撮影・木村有三)

 ボクシングのWBA世界フライ級王者井岡一翔(26=井岡)が7日、大阪市内で開かれた母校興国高主催の「3階級制覇を祝う会」に出席した。

 井岡は4月の世界戦でWBA、WBCミニマム、WBAライトフライに続いて同王座を獲得。この日は同校OBで元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕氏や、高校時代の同級生で元WBA世界ミニマム級王者宮崎亮ら関係者350人から祝福され「素直にうれしい」と感激。「興国に入学したことは、自分の人生で大きな経験だった」と振り返った。高校時代の印象深い思い出については、3年時のインターハイを挙げ「地元大阪で何としても優勝したかった大会で勝てた。みんなで声を出し合って頑張ったから。濃い思い出です」と笑顔で話した。

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石田順裕氏がジム開設

 6月に引退した元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者石田順裕氏(39)が2日、故郷の大阪・寝屋川市で8月から正式オープンするアマチュアの「寝屋川石田ボクシングジム」をお披露目した。

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石田順裕氏、8月にボクシングジムオープン

石田順裕氏は、8月に正式オープンする「寝屋川石田ボクシングジム」をお披露目した

 6月に引退を表明した元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者石田順裕氏(39)が2日、故郷の大阪・寝屋川市で8月から正式オープンする「寝屋川石田ボクシングジム」をお披露目した。

 フィットネス施設の7階を利用したアマチュアジムで会長人生を始める。ジムは約900平方メートルの広さで、サンドバッグ17本を用意。モナコでのWBAミドル級王者ゴロフキンへの挑戦、ヘビー級でのチャレンジマッチなど、波瀾(はらん)万丈のプロ人生を歩んだ石田会長は「将来的にアマで五輪チャンピオンを育てたい」と抱負を述べた。

 「寝屋川石田ボクシングジム」の住所は、大阪府寝屋川市桜木町5の3、フィットネスクラブ「マーシャルワールドジムズ」7階、問い合わせは072・801・6850。会員は男女問わず、募集している。会費はキッズが4115円、中学生が5143円、女性・高校生が8229円、一般が10286円となっている。

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ボクシング日本ヘビー級消滅危機 ランカー王者だけ

 13年に56年ぶりに復活したボクシングの日本ヘビー級王座が再び消滅の危機を迎えた。29日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われたランキング委員会で審議された。

 現在、同階級でランキング入りしているのは王者藤本京太郎(角海老宝石)、1位石田順裕(グリーンツダ)と2位竹原虎辰(緑)の3人。石田は4月のタイトルマッチで藤本に敗れ引退を表明した。竹原は7月14日にJBCが規定する37歳の「定年」となり、ライセンスが失効する。次回のランキング委員会が開催される7月末までに石田の引退届がJBCに提出されれば、王者藤本以外のランカーが不在という異例の状況になり、王座はJBC預かりとなる可能性が高い。

 日本ヘビー級タイトル戦は、1957年(昭32)5月に初めて行われ、初代王者は片岡昇。13年7月に行われた1位藤本-2位オケロ・ピーター(緑)戦が56年ぶりだった。藤本は竹原に2度、石田に1度勝利し、3度防衛。浦谷信彰事務局長は「他競技からの参入も期待したが、うまくいかなかったと言わざるを得ない」と話した。【奥山将志】

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ボクシング日本ヘビー級消滅危機 王者藤本以外不在

藤本京太郎(写真は2014年4月30日)

 13年に56年ぶりに復活したボクシングの日本ヘビー級王座が再び消滅の危機を迎えた。29日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われたランキング委員会で審議された。

 現在、同階級でランキング入りしているのは王者藤本京太郎(角海老宝石)、1位石田順裕(グリーンツダ)と2位竹原虎辰(緑)の3人。石田は4月のタイトルマッチで藤本に敗れ引退を表明した。

 竹原は7月14日にJBCが規定する37歳の「定年」となり、ライセンスが失効する。次回のランキング委員会が開催される7月末までに石田の引退届がJBCに提出されれば、王者藤本以外のランカーが不在という異例の状況になり、王座はJBC預かりとなる可能性が高い。

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石田順裕が引退「15年間チャレンジでき楽しかった」

 ボクシングの元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(39=グリーンツダ)が19日、大阪市内で現役引退を表明した。「15年の現役生活でチャレンジできて楽しかった」と、すっきりした表情で話した。

 石田は00年にプロデビュー。11年には米ラスベガスでKO劇も演じた。4月の日本ヘビー級戦で王者藤本京太郎に判定負けし「引退を決意した」という。通算成績は27勝(11KO)11敗2分け。今後は8月2日に大阪府立体育会館で引退エキシビションを行い、大阪・寝屋川市にアマチュアジムもオープンする。

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バンタム級王者川口裕、山本隆寛と8・2初防衛戦

左から本石昌也会長、東洋太平洋バンタム級王者の川口裕、田中一樹(撮影・木村有三)

 ボクシングの東洋太平洋バンタム級王者・川口裕(28=グリーンツダ)が19日、同級4位山本隆寛(24=井岡)と8月2日に大阪府立体育会館で初防衛戦を行うことを発表した。4月の同級王座決定戦で拳を交えた者同士の再戦となる。

 川口は「向こうは後がないと思ってくるだろうし、僕も挑戦者のつもりでやる。どんどん防衛していきたいので、しっかり頑張る」と意気込みを語った。

 知人の紹介によって、上新電機(本社・大阪市)のイメージキャラクターに抜てきされることも決まった。

 同日は、ジムの後輩で2戦2勝(2KO)の田中一樹(22)もバンタム級8回戦を行う(相手未定)。この日、引退を表明した元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕の引退エキシビションも行われる。

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元世界王者石田順裕が引退表明 重量級で活躍

グリーンツダジムの本石昌也会長(左)からねぎらいの花束をもらう石田順裕(撮影・木村有三)

 ボクシングの元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(39=グリーンツダ)が19日、大阪市内のジムで会見を開き、現役引退を表明した。4月30日の日本ヘビー級タイトルマッチで王者藤本京太郎に1ー2で判定負けを喫し「引退を決めました」と話した。

 石田は近大を経て、00年にプロデビュー。6戦目で東洋太平洋スーパーウエルター級王座を獲得。06年には日本同級王座も獲得。09年にマルコ・アベンダーニョ(ベネズエラ)とのWBA世界スーパーウエルター級暫定王座決定戦に判定勝ちし、世界王者となった。同級王座決定戦に敗れて正規王座獲得はならなかったが、11年4月には米ラスベガスで当時27戦無敗だった強敵ジェームス・カークランド(米国)を1回TKOで下す大番狂わせを演じた。14年から20キロ体重を増やしてヘビー級に転級するなど、日本人では数少ない重量級で記憶に残る活躍を続けてきた。

 思い出の一戦には、やはりカークランド戦を挙げ「ラスベガスのMGMでやって、ニューヨーク・タイムズにも載った。誰もやってないことができた」と振り返った。

 印象に残る相手には、プロ40戦で唯一のKO負けを喫したミドル級世界最強のゲンナジー・ゴロフキン戦(13年3月)を挙げ「どうしょうもなく強かった。何もできなかった。あいつに勝とうと思って、1回からガンガン出て行ったのは誇りに思う」と語った。

 「普通のボクサーではできない経験ができた。第2の人生でもチャレンジしていきたい」。今後は、大阪・寝屋川市内にアマチュアジムを近日中にもオープンする。「スポーツトレーナーの資格も取りたいし、いろんな選手のサポートもしたい」と、次の夢を明かした。

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39歳石田が引退示唆、王座に届かず「決めてる」

勝者の日本ヘビー級王者藤本京太郎(左)と抱き合う石田順裕(撮影・木村有三)

<プロボクシング:日本ヘビー級タイトルマッチ10回戦>◇30日◇東京・後楽園ホール

 挑戦者の同級1位石田順裕(39=グリーンツダ)が、王座獲得に失敗した。

 王者藤本京太郎(28=角海老宝石)に1-2の判定で敗れた。昨年同日のノンタイトル8回戦で敗れた相手にリベンジを狙ったが、接戦の末に敗退。「悔しいですね。これが今の僕の実力なので…」と肩を落とした。

 5回終了時はジャッジ1人がイーブン、残り2人が石田に1点リードをつけていたが、6回から藤本の逆襲を食らいポイントを奪われたのが響いた。ミドル級から2年で約20キロ増量して挑んだヘビー級チャレンジは失敗。

 今後については「自分の中で決めてる」と引退を示唆しつつ「いろんな人と話し合って決めたい」と話した。石田の戦績は27勝(11KO)11敗2分けとなった。

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