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貴景勝「集中してやれた」先場所苦杯なめた若隆景を会心の相撲で圧倒

貴景勝(右)は若隆景を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇初日◇9日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=常盤山)が、先場所苦杯をなめた相手に会心の相撲を見せた。

東前頭筆頭若隆景を鋭い出足から圧倒。回り込む時間すら与えず、一気に押し出した。

春場所では3日目に対戦して敗れていた相手。「(内容は)あまり覚えてないですけど、集中してやれたと思う。稽古場でやっていることしかできない。あまり考えず、集中してやりました」と振り返った。

大関に返り咲いた照ノ富士を含めて、出場最高位の4大関が安泰となった。「毎日一生懸命やり切ること。実力で負けるのはしょうがないので。とにかく自分の持っている力を全部出し切りたい」と力を込めた。

若隆景(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

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貴景勝は結びで御嶽海 照ノ富士は北勝富士 2日目幕内取組

日本相撲協会審判部は7日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

3月の春場所を3日目から途中休場し右膝を手術した横綱白鵬(36=宮城野)は、かねて師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が示唆していた通り、休場届を提出。6場所連続休場が決まった。年6場所制となった58年以降で、横綱として6場所連続休場は3番目の長さとなった(最長は稀勢の里の8場所連続)。これにより出場する番付最上位は、今場所から4人になった大関陣となった。

2日目の取組で、大関返り咲きの照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は、西前頭筆頭の北勝富士(28=八角)と対戦する。2年前の夏場所で初優勝した朝乃山(27=高砂)は、東前頭2枚目の明生(25=立浪)の挑戦を受ける。貴景勝(24=常盤山)は結びの一番で小結御嶽海(28=出羽海)と、2度目のかど番となった正代(29=時津風)は東前頭筆頭の若隆景(26=荒汐)と対戦する。

十両以上の休場は白鵬の他もいずれも幕内力士で、平幕の碧山(34=春日野)、竜電(30=高田川)、翠富士(24=伊勢ケ浜)の4人。2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

千代丸 -石  浦

千代大龍-天空海 

大奄美 -魁  聖

明瀬山 -琴恵光 

隠岐の海-琴ノ若 

照  強-千代翔馬

玉  鷲-志摩ノ海

遠  藤-輝   

剣  翔-栃ノ心 

逸ノ城 -宝富士 

英乃海 -豊昇龍 

妙義龍 -阿武咲 

大栄翔 -霧馬山 

千代の国-高  安

隆の勝 -翔  猿

明  生-朝乃山 

照ノ富士-北勝富士

若隆景 -正  代

貴景勝 -御嶽海 

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白鵬6場所連続休場 照ノ富士は初日に明生 朝乃山は結びで大栄翔

照ノ富士(21年3月撮影)

日本相撲協会審判部は7日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、大相撲夏場所(9日初日、東京・両国国技館)の初日と2日目の取組を決めた。

3月の春場所を3日目から途中休場し右膝を手術した横綱白鵬(36=宮城野)は、かねて師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が示唆していた通り、休場届を提出。6場所連続休場が決まった。年6場所制となった58年以降で、横綱として6場所連続休場は3番目の長さとなった(最長は稀勢の里の8場所連続)。

これにより出場する番付最上位は、今場所から4人になった大関陣となった。返り咲きの照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は初日、東前頭2枚目の明生(25=立浪)の挑戦を受ける。2年前の夏場所で初優勝した朝乃山(27=高砂)は、結びの一番で小結大栄翔(27=追手風)と対戦する。貴景勝(24=常盤山)は東前頭筆頭の若隆景(26=荒汐)と、2度目のかど番となった正代(29=時津風)は西前頭筆頭の北勝富士(28=八角)と対戦する。

十両以上の休場は白鵬の他もいずれも幕内力士で、平幕の碧山(34=春日野)、竜電(30=高田川)、翠富士(24=伊勢ケ浜)の4人。初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

天空海 -千代丸 

魁  聖-石  浦

千代大龍-大奄美 

明瀬山 -隠岐の海

琴恵光 -千代翔馬

琴ノ若 -照  強

玉  鷲-輝   

志摩ノ海-遠  藤

剣  翔-宝富士 

栃ノ心 -逸ノ城 

英乃海 -阿武咲 

豊昇龍 -妙義龍 

御嶽海 -霧馬山 

千代の国-隆の勝 

高  安-翔  猿

明  生-照ノ富士

正  代-北勝富士

若隆景 -貴景勝 

朝乃山 -大栄翔 

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若隆景、20年以上磨いたおっつけで「勝ち越しを」兄の若元春らと20番

夏場所に向けて稽古に励む若隆景(日本相撲協会提供)

大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)に自己最高位の東前頭筆頭で臨む若隆景(26=荒汐)が28日、都内の部屋で申し合い稽古を行った。

報道陣の電話取材に応じ、兄で十両の若元春らと約20番取ったと説明。番付発表前に実施された合同稽古にも参加しており「合同稽古でもいい稽古が出来たと思う。これからもう少ししっかり体を作ってやっていきたい」と話した。

西前頭2枚目で臨んだ3月の春場所では、10勝して初の技能賞を獲得するなど奮闘した。しかし、同場所では関脇、小結陣が全員勝ち越すなど、番付運に恵まれずに新三役の座はつかめなかった。それでも「しっかりやろうという気持ち。番付発表があったので、また気が引き締まる気持ちです」と気にすることはなかった。また、春場所では貴景勝と正代の2大関を撃破。「慣れてきたかと言われたら分からないけど、緊張はせずに思い切ってやれると思う」と夏場所では春場所の経験を生かす。

春場所での技能賞獲得につながった強烈なおっつけは「相撲を小学1年生からやってますけど、その頃から下からの攻めというのは常日頃ずっと言われてきたこと」と20年以上磨いてきたものだという。原点を磨いた地元・福島には、春場所後に日帰りで帰省した。英気を養い「自分の相撲を取りきって、勝ち越しを目指したい」と宣言するように、2場所連続勝ち越しと今度こそ新三役の座をつかみ取る。

テッポウを打って汗を流す若隆景(日本相撲協会提供)

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照ノ富士が大関復帰、炎鵬は東十両筆頭に 幕内十両一覧/夏場所新番付

春場所を制し優勝インタビューで笑顔を見せる照ノ富士(2021年3月28日撮影)

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

<東>  <西>

 【横  綱】

白  鵬

 【大  関】

朝乃山     貴景勝

正  代    照ノ富士

 【関  脇】  

高  安    隆の勝

 【小  結】

御嶽海     大栄翔

 【前  頭】  

若隆景  <1>  北勝富士

明  生 <2>  翔  猿

碧  山 <3>  千代の国

霧馬山  <4>  妙義龍

豊昇龍  <5>  阿武咲

英乃海  <6>  逸ノ城

栃ノ心  <7>  宝富士

剣  翔 <8>  遠  藤

志摩ノ海 <9>  輝  

玉  鷲 <10>  照  強

琴ノ若  <11>  千代翔馬

琴恵光  <12>  隠岐の海

明瀬山  <13>  大奄美

竜  電 <14>  千代大龍

魁  聖 <15>  翠富士

石  浦 <16>  千代丸

天空海  <17>

 【十  両】  

炎  鵬 <1>  千代ノ皇

徳勝龍  <2>  宇  良

白鷹山  <3>  東  龍

豊  山 <4>  大翔丸

琴勝峰  <5>  貴源治

松鳳山  <6>  佐田の海

常幸龍  <7>  旭秀鵬

一山本  <8>  旭大星

若元春  <9>  美ノ海

千代鳳  <10>  水戸龍

東白龍  <11>  貴健斗

千代の海 <12>  錦富士

大翔鵬  <13>  錦  木

武将山  <14>  王  鵬

春場所8日目、宇良(右)と対戦する炎鵬(2021年3月21日撮影)

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10勝若隆景&明生は新三役ならず、先場所三役全員勝ち越し/夏場所新番付

若隆景(左)と明生

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

先場所は三役が全員、勝ち越し。西前頭2枚目で10勝した若隆景(26=荒汐)、東前頭3枚目でやはり10勝を挙げた明生(25=立浪)は番付運に泣かされる格好で、それぞれ東前頭筆頭と同2枚目にとどまった。この夏場所で新三役昇進に挑戦する。同じく東前頭2枚目で9勝を挙げた北勝富士(28=八角)も西前頭筆頭で、昨年春場所以来の三役復帰を目指す。

今場所も入幕の新顔はなく、返り入幕は3人。石浦(31=宮城野)は4場所ぶり、千代丸(30=九重)は5場所ぶり、天空海(30=立浪)は2場所ぶりの、それぞれ返り入幕を果たした。

初めて関取の座をつかむ新十両昇進も不在。大翔鵬(26=追手風)が4場所ぶり、元横綱大鵬の孫にあたる王鵬(21=大嶽)は2場所ぶりに十両復帰となった。昨年九州場所以来の幕内復帰を目指す炎鵬(26=宮城野)は東十両筆頭、17年九州場所以来の返り入幕を狙う宇良(28=木瀬)は西十両2枚目につけた。

大相撲夏場所は、5月7日予定の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。9日の初日を迎える。

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若隆景、正代と三番稽古「ありがたい」懐に潜り込み寄り切る好内容の一番も

夏場所に向けた合同稽古に参加し、関取衆との申し合いで逸ノ城と相撲を取る若隆景(左)(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)に向けた合同稽古の3日目が両国国技館内の相撲教習所で行われ、平幕の若隆景(26=荒汐)が精力的に相撲を取った。

関取衆との申し合いで計8番相撲を取り、大関正代の指名を受けて三番稽古も行った。計4番で1勝3敗だったが、最初の一番は相手の懐に潜り込んで一気に寄り切る好内容だった。「指名していただいてありがたい。(正代は)圧力が違うな、というのはあった。しっかり当たって思い切っていこうと思っていた」と若隆景。合同稽古3日間を振り返り「収穫ははっきりとはないけど、体の感覚的にはそんなに悪くないのかなと思う」と話した。

西前頭2枚目の春場所では10勝5敗の好成績を残して技能賞を獲得するなど、飛躍の春となった。「当たり負けしなくなってきたというのはあります」と手応え。来場所に向けて「もっともっと立ち合いの圧力を相手に伝えられるように、体をもう一回り大きくしていきたい」と意気込んだ。

夏場所に向けた合同稽古に参加し、三番稽古で若隆景を寄り切った正代(左)(撮影・佐藤礼征)

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若隆景が初技能賞「ありがたい」武器のおっつけ評価

技能賞授与式に臨む若隆景(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇千秋楽◇28日◇東京・両国国技館

西前頭2枚目の若隆景(26=荒汐)が初の三賞となる技能賞を獲得し、2桁10勝をあげた。北勝富士を力強い相撲で押し出し。「体が反応した。自分の相撲をとりきれたと思います」。

先場所は新型コロナウイルスの影響で、部屋全体が休場。不安も抱えた復帰場所だったが貴景勝と正代の2大関を撃破し、7日目から7連勝を記録。優勝争いトップだった小結高安を破るなど、盛り上げた。

しっかりした足腰を土台に、左右のおっつけを武器にする。「幼いころからおっつけは何回も練習してきた。おっつけの技能が評価してもらえたのはありがたい」。127キロの軽量だが、それを補う低い重心でのおっつけからの攻めで巨漢力士をなぎ倒した。

福島出身。10年前、学法福島高時代に東日本大震災で被災した。3・11への思い。今年は特に強く抱いていた。「震災から10年。活躍する姿を見せたかったので、よかったと思う」。最後まで勝負をあきらめない姿勢がメッセージだった。

来場所は新三役の可能性もある。「(三役昇進を)期待しています。これからも(おっつけを)磨いて、下からの攻めに徹していきたい」。次世代の大関争いに参戦する。【実藤健一】

北勝富士に押し出しで破った若隆景(撮影・鈴木正人)

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若隆景「突っ張って我慢して」高安に執念の粘り勝ち

高安は若隆景(左)に寄り倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館

西前頭2枚目若隆景(26=荒汐)が、単独首位だった小結高安に粘り勝ちした。

「下から上に押し上げる意識だった」と若隆景。右のおっつけ、左への回り込みで相手の左差しを何度も逃れる。右を深く差し込んで前に出ると、小手投げを打たれながらも執念の寄り倒し。「突っ張って我慢して、常に相手のはたきを頭に入れるようにしていた」と振り返った

7連勝で2桁白星に王手をかけた。今場所は正代、貴景勝の2大関を破るなど、存在感を示している。残り2日、自身の成績と周囲の状況次第では来場所の新三役も見えてくる。「そういう意識も持ちながら1日一番しっかり集中したい」と、控えめながら意欲を見せた。

懸賞金を手にする若隆景(撮影・小沢裕)

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首位高安に勝利の若隆景「しっかり我慢できた」

高安は若隆景(左)に寄り倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館

若隆景が単独首位の高安に粘り勝ちした。「下から上に押し上げる意識だった」と相手の差し手をはね上げ、押し込まれても何度も回り込む。最後は右差しから小手投げを打たれたものの、執念の寄り倒し。2大関撃破に続く殊勲星に「しっかり我慢できた」と、口数は少ないが確かな手応えを感じていた。

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若隆景、勝ち越して新三役前進「集中してやりたい」

大栄翔(左)をはたき込みで破った若隆景(撮影・丹羽敏通)

<大相撲春場所>◇12日目◇25日◇東京・両国国技館

大栄翔をはたき込みで破り、勝ち越して新三役に前進した若隆景(26=荒汐)は「そういう(三役の)意識もあるけど、まだ3日あるので集中してやりたい。上位で活躍できるように頑張るだけ」と話した。

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八角理事長が正代に苦言、朝乃山の“変化”読み取る

正代(左)を寄り切りで破る若隆景(撮影・中島郁夫)

<大相撲春場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館

3大関のうち正代(29=時津風)と貴景勝(24=常盤山)が敗れ、今場所はまだ3大関の白星そろい踏みがない。協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は、三者三様に期待と課題を口にした。

平幕の明生(25=立浪)を危なげなく寄り切って、3大関の中でただ一人、4勝目(1敗)を挙げた朝乃山の“変化”を、同理事長は読み取った。「今日は考えた立ち合い、相撲内容だった。右を差しに行くだけでなく、左からの攻めも良かった」。この4日間は立ち合いから相手に押し込まれる場面が多かったが、この日は左の上手も前みつ狙いで低く、いい位置で取った。「相手に押されずらくなる。自分のものにしていかないとね」と話した。

貴景勝は北勝富士(28=八角)を押し込みながら、うまく回り込まれ、押し倒された。愛弟子の相撲を「よく回り込んだ。立ち合いから踏み込めているから回り込める。自分のペースに、うまく引き込んだ」と褒める一方、大関の胸中を「相撲は悪くなかった。最後は回り込まれて焦ったかな。体を密着させられなかったから回り込まれた」と察するように話した。

正代は攻め込んで左上手も引く十分な体勢になりながら、引くような投げにでてしまい若隆景(26=荒汐)に逆襲されるすきを与えてしまった。攻め込んだ西土俵から、一気に正反対の東土俵に寄り立てられ俵を割ってしまった。安易な投げに頼った勝負どころを「楽に勝ちに行ってしまった。ちょっと残されただけで楽に投げにいったね。寄る方が苦しい。苦労して前に出ることを体に身に着けないといけない。稽古場から常に本場所を想定することが大事」と3敗目を喫した正代に激励の意味を込めるように苦言を呈していた。

危なげない相撲で明生(手前)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・中島郁夫)
明生を寄り切りで破った朝乃山(左)は懸賞金を受け取る(撮影・鈴木みどり)
貴景勝(右)を押し倒しで破る北勝富士(撮影・中島郁夫)

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若隆景「自信につながる」貴景勝破り大関戦初勝利

若隆景(右)に寄り切りで敗れる貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館

若隆景が貴景勝を寄り切り大関戦初勝利を挙げた。「下から攻められたのがよかった。自信につながる。いい流れに持っていきたい」。

先場所はコロナの影響で部屋全体が休場。「歯がゆさはあったが今は土俵に上がれるありがたみを感じている」。故郷・福島への思いもこめた。場所前に東日本大震災の被災者を勇気づける活躍を誓っていた。「福島出身力士として活躍するところを見せたい」の思いが大関撃破となった。

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる若隆景(撮影・鈴木正人)

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先場所V大栄翔がかど番貴景勝と対戦 2日目取組

貴景勝(2021年1月12日撮影)

日本相撲協会は13日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を発表した。

新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の結果、山響部屋付きの小野川親方(元前頭北太樹)と、尾上部屋付きの音羽山親方(元前頭天鎧鵬)の2人に、新型コロナ陽性を確認。力士に濃厚接触の可能性もあるため、その結果を待っていたが、両親方以外に陽性は確認させず、前日12日に審判部が開いた取組編成会議で決めた取組をこの日、発表した。

初場所では新型コロナウイルスの影響で、幕内7人、十両9人の休場者を出したが、今場所の関取衆の休場は、左足負傷の横綱鶴竜(35=陸奥)ただ1人となった。

初日に続き2日目も好カードが組まれた。かど番で臨む大関貴景勝(24=常盤山)が、先場所優勝で埼玉栄高の先輩にあたる小結大栄翔(27=追手風)と当たる。過去の対戦成績は貴景勝の7勝5敗(不戦除く)。この1年は2勝2敗の五分で、激しい突き押しの攻防は見応えがありそうだ。

そのほかの上位陣は、横綱白鵬(36=宮城野)が宝富士(34=伊勢ケ浜)、残る大関の正代(29=時津風)が阿武咲(24=阿武松)、朝乃山(27=高砂)は小結高安(30=田子ノ浦)と対戦する。大関復帰をかける関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は、小兵の若隆景(26=荒汐)との一番に臨む。

2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

天空海 -魁  聖

英乃海 -大奄美 

豊  山-琴恵光 

千代翔馬-剣  翔

照  強-明瀬山 

琴勝峰 -碧  山

千代大龍-翠富士 

豊昇龍 -竜  電

千代の国-琴ノ若 

輝   -翔  猿

栃ノ心 -玉  鷲

隠岐の海-逸ノ城 

遠  藤-霧馬山 

志摩ノ海-妙義龍 

御嶽海 -明  生

若隆景 -照ノ富士

隆の勝 -北勝富士

阿武咲 -正  代

大栄翔 -貴景勝 

朝乃山 -高  安

宝富士 -白  鵬

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白鵬-大栄翔、かど番貴景勝は阿武咲と 初日取組

合同稽古に参加した白鵬

日本相撲協会は13日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を発表した。

新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の結果、山響部屋付きの小野川親方(元前頭北太樹)と、尾上部屋付きの音羽山親方(元前頭天鎧鵬)の2人に、新型コロナ陽性を確認。力士に濃厚接触の可能性もあるため、その結果を待っていたが、両親方以外に陽性は確認させず、12日に審判部が開いた取組編成会議で決めた取組をこの日、発表した。

初場所では新型コロナウイルスの影響で、幕内7人、十両9人の休場者を出したが、今場所の関取衆の休場は、左足負傷の横綱鶴竜(35=陸奥)ただ1人。4場所連続休場(全休は3場所連続)中だった横綱白鵬(36=宮城野)は、昨年7月場所12日目以来の土俵復帰で、いきなり先場所優勝の小結大栄翔(27=追手風)の挑戦を受ける。過去の対戦成績は白鵬の6勝2敗だが、最後の対戦となった昨年7月場所11日目は押し出しで敗れ、初日からの連勝を10で止められた相手だ。

大関陣は、かど番で臨む貴景勝(24=常盤山)が、西前頭筆頭で同じ押し相撲の阿武咲(24=阿武松)と対戦。正代(29=時津風)は小結御嶽海(28=出羽海)と、朝乃山(27=高砂)は東前頭筆頭の宝富士(34=伊勢ケ浜)との一番でスタートを切る。また、大関復帰をかける場所となる関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は北勝富士(28=八角)戦と、初日から好カードが組まれた。

初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

徳勝龍 -大奄美 

魁  聖-英乃海 

豊  山-剣  翔

琴恵光 -千代翔馬

照  強-碧  山

明瀬山 -琴勝峰 

千代大龍-竜  電

翠富士 -豊昇龍 

千代の国-翔  猿

琴ノ若 -輝   

栃ノ心 -逸ノ城 

玉  鷲-隠岐の海

遠  藤-妙義龍 

霧馬山 -志摩ノ海

高  安-明  生

若隆景 -隆の勝 

照ノ富士-北勝富士

貴景勝 -阿武咲 

宝富士 -朝乃山 

正  代-御嶽海 

白  鵬-大栄翔 

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高安、御嶽海、大栄翔が小結 幕内十両一覧/新番付

高安(2020年11月9日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。十両以上の番付は以下の通り。

<東>  <西> 

 【横  綱】   

白  鵬    鶴  竜

 【大  関】

正  代    朝乃山

貴景勝

 【関  脇】   

照ノ富士    隆の勝

 【小  結】

高  安    御嶽海 

        大栄翔

 【前  頭】   

宝富士  <1>  阿武咲 

北勝富士 <2>  若隆景 

明  生 <3>  志摩ノ海

霧馬山  <4>  妙義龍 

遠  藤 <5>  隠岐の海

玉  鷲 <6>  逸ノ城 

栃ノ心  <7>  輝   

琴ノ若  <8>  翔  猿

千代の国 <9>  豊昇龍 

翠富士  <10>  竜  電

千代大龍 <11>  琴勝峰 

明瀬山  <12>  碧  山

照  強 <13>  千代翔馬

琴恵光  <14>  剣  翔

豊  山 <15>  英乃海 

魁  聖 <16>  大奄美 

 【十  両】   

徳勝龍  <1>  天空海 

石  浦 <2>  大翔丸 

千代丸  <3>  千代ノ皇

炎  鵬 <4>  佐田の海

美ノ海  <5>  旭秀鵬 

若元春  <6>  千代鳳 

宇  良 <7>  東  龍

旭大星  <8>  松鳳山 

水戸龍  <9>  白鷹山 

貴源治  <10>  矢  後

東白龍  <11>  貴健斗 

千代の海 <12>  錦富士 

常幸龍  <13>  錦  木

武将山  <14>  一山本 

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若隆景、千代の国、千代大龍ら5人据え置き/新番付

若隆景(2020年11月22日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。

1月の初場所前に新型コロナウイルスに感染、または濃厚接触者として関取衆は幕内6人、十両9人の大量15人が休場した。その番付昇降が注目されたが、結果は…。

昨年9月の秋場所を、新型コロナウイルスに集団感染したため部屋の力士28人が全休した玉ノ井部屋は、その翌場所の九州場所の番付は据え置きの“救済措置”がとられた。コロナ禍の異例の事態が考慮されたものだった。今場所の番付編成に関しては、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が、全体のバランスを考慮し、番付降下があることを示唆していた。

新番付で幕内は、番付昇降のない横綱白鵬を除く若隆景、千代の国、千代大龍、千代翔馬、魁聖の5人全員が据え置きとなった。

一方、十両は石浦、千代丸、千代ノ皇、炎鵬、旭秀鵬、若元春、千代鳳、旭大星、千代の海の9人全員が1枚、番付を下げた。出場した力士の勝ち越し、負け越しの昇降とバランスを取っての“一律降下”となったようだ。また同審判部長の話では、幕下以下については全員、据え置きとなっている。

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若隆景コロナの恐怖「息苦しさ若干」体力まだ戻らず

合同稽古で関取衆との申し合いに参加する若隆景(代表撮影)

合同稽古に合流した若隆景が新型コロナウイルスの恐怖を語った。昨年末の12月31日に感染が判明後、初めて取材に応じ「息切れ、息苦しさは若干ある」と、現在も体力が戻っていないことを明かした。

感染時は「40度くらい」の発熱に見舞われ、味覚障がいと嗅覚障がいは元日から2週間以上続いたという。後遺症はないが「すごい怖い病気だなと」。この日の霧馬山ら関取衆との申し合いは11番で5勝6敗。復帰の春場所へ「体力的に戻していきたい」と話した。

合同稽古で関取衆との申し合いに参加する若隆景(代表撮影)

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若隆景、コロナ回復合同稽古参加も「息苦しさある」

合同稽古で関取衆との申し合いに参加する若隆景(代表撮影)

20日から東京・両国国技館内の相撲教習所で始まった、大相撲の関取衆による合同稽古は23日、4日目を迎え、平幕の若隆景(26=荒汐)が初参加した。関取衆の申し合い稽古では阿武咲、霧馬山、東龍と11番取って5勝6敗だった。申し合いの後は横綱鶴竜に、押しの稽古で7回、胸を出してもらった。

部屋の11人が陽性と診断された新型コロナウイルスに若隆景も感染。本人いわく「2、3日の入院」で1月上旬に退院したが、初場所は休場した。「体力的にスタミナが回復しているか。体力的に、そんなに戻っていなかったので」と合同稽古後半からの参加意図を説明。現状では「息切れというか息苦しさというのは若干、やっぱりあるかなと思います」と話した。

感染当時の状況も振り返った。昨年末の12月30日夜に倦怠(けんたい)感があり、翌日31日に発熱。PCR検査で陽性となった。37度8分の発熱が、部屋に戻ると40度ぐらいまで上がり全身の痛み、悪寒に襲われたという。年明け早々に入院。元日から味覚障がい、嗅覚障がいにも見舞われた。発熱も上がったり下がったりの繰り返しで、発熱は3~4日ほど、味覚や嗅覚障がいは2週間以上も続いたという。

「やっぱり怖い病気だと思いました」と振り返る。初場所は「不思議だった」という感覚でテレビ観戦。「しっかり治して(次の)場所で頑張ろうという気持ちが強かった」と、なえる心を何とか奮い立たせた。2月1日の稽古再開時は、激しい運動は控え徐々に上げてきたが、それでも相撲を取る稽古を始めてからは「やっぱり、ちょっとおかしいなと。息切れというのを少し感じた」という。不安はよぎるが「後遺症がありそうという感じはない」と努めて前向きに話した。

この日は、他の部屋の力士と顔を合わせるのも昨年11月場所以来という。「思い切って当たっていただけ」と横綱の胸も借りられた。3月の春場所(14日初日、両国国技館)は、三段目最下位格付け出しで初土俵を踏んで5年目の春となる。昨年7月の再入幕から10勝、11勝と勝ち越して、自己最高位の西前頭筆頭で迎えた11月場所も、負け越しはしたが7勝8敗と、それなりの手応えはつかんだ。西前頭2枚目から、若干の番付降下の可能性はあるが、懸命に仕上げて復帰の土俵に上がる。

合同稽古で関取衆との申し合いに参加する若隆景(代表撮影)

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鶴竜が御嶽海指名し16番全勝、腰の状態は「順調」

合同稽古で御嶽海と三番稽古を行う鶴竜(右)(代表撮影)

大相撲春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)で再起を目指す横綱鶴竜(35=陸奥)が20日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古に参加して、小結御嶽海を指名して三番稽古を行い、16番を取って全勝した。進退が懸かる春場所に向けて、4場所連続休場中の横綱が存在感を示した。

頭で当たって前みつを引いて前に出る形が多く、一方的な展開が目立った。三役常連の相手を指名した理由については「なるべく(過去に)肌を合わせた相手とやりたいと思った」と説明。初場所前の前回の合同稽古では相撲を取らずに実戦を回避したが、今回は初日から調整のペースを上げた。「まず初日なのでここから順調にやっていきたい。今日の時点では悪くなかった」と振り返った。

昨年11月場所後に横綱審議委員会(横審)から「注意」の決議を下され、初場所では好成績が求められたが、持病の腰痛などを理由に4場所連続で休場した。師匠の陸奥親方(元大関霧島)は、鶴竜の休場が決まった初場所直前の電話取材で「本人しか分からないからどうこう言えないけど『次はないよ』ということ」と春場所で進退を懸ける立場にあるとの認識を示し、鶴竜自身も「来場所、引退かけて、1日でも早く稽古できる体をつくって頑張ります」と意気込んでいたことを明かしていた。

鶴竜はこの日の合同稽古後、腰の状態について「ここまで順調に来ている」とアピール。残り5日間の合同稽古も“皆勤”する予定で「前回(昨年12月)は関取衆も少なかったし、これから減ったりするとどうなるか分かりませんけど、なるべく今場所で当たる相手とやっていきたい。土俵に入って稽古していきたい」と意欲的に話した。

この日の合同稽古は鶴竜や御嶽海のほかには大関朝乃山、小結高安、前頭阿武咲、明生、霧馬山、逸ノ城、豊昇龍、十両石浦、錦木、王鵬の計12人の関取が参加した。横綱白鵬、前頭若隆景、十両若元春は途中から参加する予定。

合同稽古で御嶽海と会話を交わす鶴竜(左)(代表撮影)
合同稽古を終えて報道陣の取材に応じる鶴竜(代表撮影)

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