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K1復帰の藤本京太郎「出たら芸能人と結婚できる」

K-1復帰会見に臨んだ京太郎(撮影・吉池彰)

プロボクシング前日本ヘビー級王者の藤本京太郎(34)の、10年ぶりのK-1復帰が決まった。リングネームは京太郎で、対戦相手は未定だが、来年1月24日、東京・代々木第1体育館で開催の「ケイズフェスタ4」に参戦する。K-1実行委員会が17日、都内で発表した。

京太郎は新型コロナウイルス感染拡大の影響でボクシングの試合ができない状況に陥り、12日に日本ボクシングコミッション(JBC)へ引退届を提出した。K-1では09年に日本人初のヘビー級王者となっており、ゆかりの深いリング。この日、ド派手な服装で会見した京太郎は「K-1に遊びに来たが、遊びも真剣にやらないと勝てない」と言うと「K-1に出たら、芸能人と結婚できるというので楽しみにしている」と取材陣を煙に巻いた。

そして、自身のコロナ対策について質問がおよぶと「人付き合いが苦手なので、1人で家に居てテレビの情報を見ている」とする一方、今回のK-1復帰の真意について「10年後に格闘技のプロを目指す子どもたちの選択肢を広げたい」とボクシングで現在認められていない総合格闘技との二刀流解禁に向け、先駆者となる覚悟も見せていた。

K-1のリングに復帰する京太郎(撮影・吉池彰)

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藤本京太郎10年ぶりK1復帰 来年1月の祭典出場

藤本京太郎(2018年9月25日撮影)

プロボクシングを引退した元ヘビー級3冠王者藤本京太郎(34=角海老宝石)がK-1に復帰することが17日、発表された。10年12月以来、10年ぶりのキックボクシング復帰となる。17日、都内のホテルで開催された会見に出席し、正式発表された。

21年1月24日、東京・代々木第1体育館で開催される年間最大の祭典となるケイズフェスタ4大会に出場する。対戦相手は未定だ。リングネームはK-1時代の京太郎に戻すという。

日本人初のK-1ヘビー級王者となった藤本は旧K-1の経営難を受け、10年大みそかのDynamite!!でのゲガール・ムサシ戦を最後に格闘技界を離れた。プロレスを経て、11年10月に角海老宝石ジムに入門し、同12月にはプロテスト(B級)に合格。ヘビー級で日本、東洋太平洋、WBOアジア太平洋王座を獲得した。しかしコロナ禍で海外遠征や外国人招請が難しく、国内も選手不足で試合ができず、国内ルールでは他のプロスポーツとの両立は禁止されているため、ボクシングコミッションに引退届を提出していた。

なお情勢が変われば、ライセンスを再取得して復帰する意向を持っている。

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藤本京太郎がボクサー引退 総合格闘技に復帰

藤本京太郎(17年11月撮影)

ボクシング前日本ヘビー級王者藤本京太郎(34=角海老宝石)がボクサーを引退し、K-1などの総合格闘技に復帰する。11月12日付でライセンスを返上したと、日本ボクシングコミッションが12日に発表した。将来のボクサー復帰の可能性は残している。

藤本は「新型コロナウイルス感染症の昨今の情勢により、海外遠征や外国人選手招へいは現実難しく、国内における試合ではヘビー級選手も不足し、試合が成立しない状況。また、日本プロボクシング業界での現行ルールでは二刀流で競技を続けることが不可能な状況。これらを鑑み、1度ライセンス返上とし、再び総合格闘技(K-1など)へ挑戦することとなった」とコメントした。

「後に国内外問わずプロボクシング業界で試合となった際には、改めてライセンスを取得し、プロボクサー復帰とする」とし、今後に情勢が改善された場合はボクサーに復帰するとした。国内ルールでは現在、他のプロスポーツに関与もしくは従事を禁止している。「今回の決断・行動によりルール改定がなされ、選手不足で試合開催に影響が出ている階級(軽量級・中重量級)およびプロボクシング業界のさらなる活性化につながれば幸いです」ともコメントした。業界では昨年から藤本の考え同様に二刀流に門戸を開く方向性を示したが、進展はしていない。

藤本は09年にK-1で日本人初となる重量級の世界王者となった。11年にボクシングに転向してプロデビュー。13年に復活した日本ヘビー級王座の2代目王者となった。17年には東洋太平洋、WBOアジア太平洋王座も獲得した。通算21勝(13KO)2敗。

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但馬ミツロがプロテスト合格 ヘビー級にホープ誕生

プロテストに合格した但馬ミツロ

ボクシングアマ5冠のヘビー級ホープが誕生した。日系ブラジル人の但馬ミツロ(25=緑)が21日、都内のジムでB級プロテストを受験。体重120キロもスパーではスピードと技術を見せて合格した。

中大時代からライトヘビー級で国体などに優勝。リオ、東京五輪はケガや日本国籍取得が間に合わず断念。「プロで世界王者が目標だった」と転向し、クルーザー級が適正も国内唯一の重量級まで上げた。松尾会長は「デビュー戦で藤本京太郎とやらせたい」に「誰でもいい。ゴールは米国」と言い切った。

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藤本京太郎は2回KO負け 念願の大舞台も完敗

ダウンを喫した藤本京太郎(ロイター)

<プロボクシング:WBOインターナショナルヘビー級タイトルマッチ、WBC同級シルバー王座決定戦12回戦>◇21日◇ロンドン

ボクシングWBA世界ヘビー級12位でWBOアジア・パシフィック同級王者藤本京太郎(33=角海老宝石)が世界同級6位でWBOインターナショナル王者のダニエル・デュボア(22=英国)に挑戦し、2回2分10秒でKO負けした。2度ダウンを奪われた後、カウンターの右をくらい、マットに沈んだ。

両タイトルとも日本非公認だが、勝てば日本人ヘビー級選手として初の世界挑戦が近づく一戦だった。元K-1ヘビー級王者の藤本は11年に転向。プロ23戦目でやっと念願の大舞台に立ったが、英国のホープに完敗した。

パンチを浴びる藤本京太郎(左=ロイター)

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藤本京太郎「勝つ」頭に日の丸、日本人初挑戦へ出発

藤本京太郎は後頭部の髪を日の丸にして、ロンドンへ出発

ボクシングWBA世界ヘビー級12位でWBOアジア・パシフィック同級王者藤本京太郎(33=角海老宝石)が14日、21日に英国ロンドンで行われるWBO世界同級6位ダニエル・デュボア(22=英国)とのWBOインターナショナルタイトルマッチ、WBC同級シルバー王座決定戦に向け、羽田空港から出発した。

両タイトルとも日本では非公認だが、日本人のヘビー級選手が挑戦するのは史上初。この一戦に勝てば世界挑戦が近づく。「日本人としてあの舞台に立てるのはすごくありがたいこと。自信もっていきたい」と語った。

国内ではスパーリングの相手に困るため、10日までの約3週間米国に滞在し、米国ジム所属の強敵らと約60回のスパーリングをこなした。「強い人ばっかりで大変でしたけど、一つ乗り越えられた」。相手のデュボアはアマ69勝6敗、プロ13戦全勝12KOの英国期待のホープ。しかも身長は183センチの藤本より13センチ高い。厳しい戦いが予想されるが、「僕が粘り強く後半にもっていければ勝機が見いだせる」。足を止めずに出入りし、相手のいら立ちを誘う作戦だ。

出発前の13日夜には、後頭部の髪に日の丸を刈り込んだ。「日本背負ってるタイプじゃないんですけど、一応日本人として…。こういう髪形とか派手な格好であっけなく負けるのは恥ずかしいので、しっかり勝たないと」と自分にプレッシャーをかけた。

藤本京太郎が、いつも通りの派手な格好で羽田空港からロンドンへと出発した

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藤本京太郎が英ホープと対戦「ロッキーの気持ちで」

WBOインターナショナルとWBCシルバー・ヘビー級タイトル戦の会見を行った藤本京太郎。強敵デュボアをイメージしたパンダにパンチ

ボクシングWBA世界ヘビー級12位でWBOアジア・パシフィック同級王者藤本京太郎(33=角海老宝石)が、12月21日に英国でWBO世界同級6位のダニエル・デュボア(22=英国)とWBOインターナショナル、WBCシルバータイトル(ともに日本非公認)をかけて戦うことが決まった。

13日、東京・後楽園ホールで会見した藤本は「ほんとに長かった。暗闇の中、トンネルを歩いてきた」。今回のファイトマネーは1億円。元K-1王者から11年に転向して以来、やっと巡ってきたビッグマッチを喜んだ。

事実上の世界タイトル戦挑戦者決定戦で、勝てば念願の日本人初ヘビー級世界戦の道もひらける。だが、相手デュボアはアマ69勝6敗、プロ13戦全勝12KOの英国期待のホープ。しかも、身長は183センチの藤本より13センチ高い198センチ。技術もパワーもあり、厳しい戦いが予想される。対戦決定後に相手のビデオを見たという藤本は「ビビっているところ。12回したくない」。この日の会見のためにパンダを呼び、「あと1カ月、動物とやるぐらいの感じ」でと、パンダに拳を打ち込み、イメージを膨らませた。

番狂わせのチャンスはある。担当の阿部トレーナーは「昨日たまたま見た」と10年のK-1で藤本がピーター・アーツを2回KOで倒した試合を例に出し、「すごいスピードだった」と称賛。今回もスピード重視で調整を進め、「スピードで上回り、足を動かす。出入りで何とか倒して勝ちたい」と作戦を明かした。

今週末からは米ロサンゼルスに移動し、ヘビー級の選手らとスパーリングを重ねる予定だ。藤本は「ロッキーのような気持ちで戦いたい。ボクシングは何があるか分からない。強い気持ちをもってリングに上がりたい」と自らを鼓舞した。

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藤本京太郎が6回TKO勝利、特例二刀流にも意欲

約1年ぶりの試合で勝利したWBOアジア・パシフィック・ヘビー級王者藤本京太郎

<ボクシング:ノンタイトル8回戦>◇21日◇東京・後楽園ホール

WBOアジア太平洋ヘビー級王者藤本京太郎(33=角海老宝石)が、13カ月ぶりの試合にTKO勝ちした。昨年9月のV3戦に続いてスタット・カラレック(24=タイ)と再戦。3度ダウンを奪って6回2分8秒TKO勝ちした。

藤本は初回から左ジャブを突いてのボディー攻撃で相手を弱らせていった。6回のゴングにも相手がファイティングポーズをとらず。レフェリーがダウンを宣告するとヒザをついた。立ち上がって試合再開したが左フックで2度目。さらに右ボディーで3度目のダウンでレフェリーストップ。前回同様に6回TKO勝ちとなった。

ヘビー級だけにマッチメークが難しく「内部紛争もあって。引きこもっていた」とブランクがあった。2カ月前に試合が決まり、80回のスパーリングもこなした。「前よりは動けた。初めてバッティングを受け、こんな痛いと思わなかった」と明るく話した。

日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッション(JBC)は先ごろ、ヘビー級と女子に限って他競技選手へ門戸開放し、二刀流OKの方針を打ち出した。藤本は「世界挑戦の夢が第一だが、JBCがOKするならやってみたい。ボクシングは年3試合。プラスになるなら、海外でもいいし、活性化になれば」と新たな意欲を示した。

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藤本京太郎1年1カ月ぶり試合「気楽に戦いたい」

約1年ぶりの試合を迎えるWBOアジアパシフィックヘビー級王者藤本京太郎

プロボクシングWBOアジアパシフィックヘビー級王者藤本京太郎(33=角海老宝石)がスタット・カラレック(24=タイ)との同級ノンタイトル8回戦(21日、東京・後楽園ホール)に向け、20日都内で前日計量に臨んだ。

藤本は104・5キロ、スタットは97・5キロだった。約1年1カ月ぶりの試合となる藤本は「2カ月前に決まり、それまで引きこもりだったけど急ピッチで仕上げてきた。やるしかない。とりあえず勝たないと」と自分を鼓舞した。

今年7月には、3度防衛中のWBOアジアパシフィック王座を保持したまま、日本、東洋太平洋の両王座を返上。その後、夢である世界挑戦の話は何度か舞い込んだが、実現には至らなかった。「何回もやめようと思った。夢があるからここまでやってこられた」。今回の試合に向けやる気は「ウルトラ低い」と笑ったが、久しぶりの実戦とあって約80回のスパーリングをこなしてきた。「メインじゃないので、気楽に戦いたい」と圧倒的な力を示すつもりだ。

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藤本京太郎が日本と東洋太平洋王座返上 世界挑戦へ

藤本京太郎

ボクシングのヘビー級3冠王者藤本京太郎(33=角海老宝石)が、20日付で日本と東洋太平洋の両王座を返上した。

日本ボクシングコミッションが29日に発表した。今後は3度防衛中のWBOアジア太平洋王座は保持しながら、悲願の世界挑戦に向けて専念していくという。WBAでは世界11位にランク入りしている。

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ヘビー級藤本京太郎が防衛「あと一勝負」世界戦意欲

東洋太平洋、WBOアジア太平洋ヘビー級王座の防衛に笑顔をみせる藤本京太郎(右)

<プロボクシング:東洋太平洋、WB0アジア太平洋ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇25日◇東京・後楽園ホール

王者藤本京太郎(32=角海老宝石)が6回終了TKO勝ちで東洋太平洋4度目、WBOアジア太平洋4度目の防衛に成功した。

挑戦者となる東洋太平洋10位、WBOアジア太平洋9位スタット・カラレット(23=タイ)に的確な左ボディーブローを打ち込んで相手体力を削った。カウンターの左フックを何度か被弾したものの、余裕を持ちながら右ストレート、左フックなどで圧倒。6回に右カウンターでダウンを奪うと同回終了後、相手陣営の棄権によりTKO勝ちとなった。藤本は「陣営とも話して年末、年明けにかけて世界に関わる試合がしたい」と意欲を示した。

現在、ヘビー級は3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一王者アンソニー・ジョシュア(28=英国)とWBC王者デオンテイ・ワイルダー(32=米国)が統一戦に臨む展開になりつつある。またWBA正規王者マヌエル・チャー(33=ドイツ)はドーピング違反が判明したばかりで不透明な状況。それでも藤本は「自分のボクシングができるようになった。あと一勝負したい」と強調していた。

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藤本京太郎3連続TKO防衛、世界挑戦プラン明かす

2冠防衛に成功した藤本京太郎

<ボクシング:東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇東京・後楽園ホール

 ボクシング東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ヘビー級王者藤本京太郎(31=角海老宝石)が、3連続TKO防衛に成功した。

 7日に東京・後楽園ホールでオーストラリア・クルーザー級王者ラッセルと対戦。初回から積極的に攻め、7回に右を打ち込むとタオル投入のTKO勝ちで、東洋太平洋は3度目、WBOは2度目の防衛となった。今回は米国で1カ月スパーを経験を積んだ。「打ち合ってはいけたがまだまだ。難しい」と反省。それでも陣営はWBOかWBAで世界挑戦を狙っていくプランを明かした。

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藤本京太郎が3連続KO防衛 試合後に世界戦を予告

2冠防衛に成功した藤本京太郎

<ボクシング:東洋太平洋&WBOアジア太平洋ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇東京・後楽園ホール

 日本を含め3冠王者藤本京太郎(31=角海老宝石)が、3連続KO防衛に成功した。

 オーストラリア・クルーザー級王者アーロン・ラッセル(29)との対戦で、初回から積極的に攻めた。7回に右を打ち込むと相手陣営がタオルを投入し、7回28秒TKO勝ち。節目の20戦目で東洋太平洋は3度目、WBOは2度目の防衛となった。

 普段はまずは足を使って様子見も、今回は初回から前に出ていった。ジャブを突き、右を打ち込み、ボディーも攻める。何度も何度もロープ際へ追い込んだ。今回は米国で1カ月スパーを積んだ。「米国の選手は日本と違ってみんな打ち合っていく」と、肌で感じたその成果で積極的に攻めた。

 試合前には6回までのKOを宣言していた。「打ち合いにはいけたがまだまだ。中に入ってもう少し打ちたかった。距離があったし、体が思ったように動かなかった。7回までいったのは反省。ボクシングは難しい。コンディションも絶好調で上がらないといけない」と反省しきりだった。

 リングからは「30歳までやると言ってもう31歳。世界やるまで、もう少しボクの人生にお付き合い下さい」と観客にお願いした。WBOでは6位につける。この階級はWBC王者ワイルダー(米国)とWBAスーパー&IBF&WBO王者ジョシュア(英国)の統一戦が期待されている。そこで陣営はWBA正規王者チャー(ドイツ)か、4団体統一後に返上の可能性が高いWBOのどちらかに挑戦するプランを明かした。

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藤本京太郎、世界戦へ熱い訴え 問題は「資金」

5回、レイモントをKOで倒し、WBOアジアパシフィック・ヘビー級王座を防衛した藤本京太郎(撮影・酒井清司)

<プロボクシング:東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇4日◇東京・後楽園ホール

 ボクシングの東洋太平洋とWBOアジアパシフィックのヘビー級王者藤本京太郎(31=角海老宝石)が、KO防衛で世界挑戦をアピールした。

 4日に東京・後楽園ホールで、挑戦者レイモント(オーストラリア)に右ストレート連発で5回KO勝ちした。東洋太平洋は2度目、WBOは初防衛。WBO王者パーカー(ニュージーランド)に挑戦が浮上しているが「やるべきことはやった。人生の目標と決めた世界戦のリングに上がりたい」と熱い訴え。萩森マネジャーは「向こうは日本でやりたがっている。問題は資金」と話した。

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藤本京太郎KO防衛で世界挑戦へ「人生の目標」

5回、レイモントをKOで倒し、WBOアジアパシフィック・ヘビー級王座を防衛した藤本京太郎(撮影・酒井清司)

<ボクシング:東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ヘビー級タイトル12回戦>◇4日◇東京・後楽園ホール

 王者藤本京太郎(31=角海老宝石)がKO防衛で世界挑戦をアピールした。

 挑戦者のランドール・レイモント(22=オーストラリア)に対し、初回から足を使いながら、ボディー攻撃などでペースをつかんだ。5回に右ストレートで鼻血を出させ、さらに右ストレートでぐらつかせた。そこへ再び右ストレートをアゴに見舞い、5回2分50秒KO勝ちを収めた。東洋太平洋は2度目、WBOは初防衛となった。

 計量で予告していた6回KOを上回る快勝だった。相手は9戦目で総合格闘技の経験者。「調子が悪く、体が動かず、やりづらい相手だった。パンチも思った以上にあったが、カウンターがよく、最後を締められてよかった」と振り返った。

 あとは世界挑戦への思いを熱く訴えた。ここまでにもWBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)に挑戦が浮上している。「やるべきことはやった。まだまだ弱いかもしれないが、人生の目標と決めた世界戦のリングに上がりたい。30歳までとK-1から転向して、1年半伸びているのも世界戦のため」と話した。

 鈴木会長は10月のWBO総会にも出席したが「みんな日本でやると思っていた。びっくりした」と、周囲の機運は上がっているようだ。萩森マネジャーは「向こうは日本でやりたがっている。次は20戦目の節目にもなる。来年3月ごろにできれば。問題は理解と資金。ファイトマネーは最低100万ドルは必要では」と、周囲の協力、支援を期待した。

5回、レイモントに右フックを浴びせるチャンピオン藤本(右)(撮影・酒井清司)

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ヘビー級藤本京太郎101キロでパス「6回で倒す」

 ボクシングの東洋太平洋とWBOアジアパシフィックのヘビー級2冠戦の前日計量が3日に都内で行われた。王者藤本京太郎(31=角海老宝石)は101キロ、挑戦者のランドール・レイモント(オーストラリア)は106キロでパスした。

 藤本は計量前にうどんを食べ、洋服を着たまま計量した。「今回は1度100キロを切った。いい練習ができて体重がうまく落ち、動きがいい。最後は右ストレートで6回に倒したい」とKOラウンドまで予告した。陣営では以前からWBO王者パーカー(ニュージーランド)に挑戦へ交渉を続けている。「世界へのステップになるようにしたい」と自信を口にした。

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藤本京太郎「情けない」初防衛も夏に世界初挑戦意向

藤本京太郎(2016年4月27日撮影)

<プロボクシング:東洋太平洋ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール

 王者藤本京太郎(30=角海老宝石)が初防衛に成功し、陣営は8月にも世界初挑戦をぶち上げた。同級1位ヘルマン・パーセル(22=オーストラリア)と対戦。中盤からワンツーで攻勢になると、相手セコンドがタオルを振って棄権を申し出て、9回1分22秒TKO勝ちとなった。

 序盤は慎重な戦いで手数が少なく、4回の公開採点では1-0だった。さらに5回には大振りの左フックをもらって腰を大きく落とした。6回からは積極的に攻勢に出て、ワンツーで的確に相手の顔面をとらえる。相手は空振りが目立って守勢となり、藤本が9回にクリーンヒットさせると、セコンドがエプロンに上がってタオルを振ってストップとなった。

 アジア太平洋王座決定戦も兼ねたダブルタイトル戦だったため、藤本はこれで日本とベルト3本保持となった。ダウンも奪えずに、5回にはクリンチでしのぐ冷や汗もかいた。「ベルトを三つ持っても情けない試合。世界も見えてきたのでKOしたかった。相手のリズムに合わせてしまった。しくった」と平謝り。報道陣には「記事は甘めでお願いします」と頭を下げた。

 それでも陣営は次戦で世界挑戦にゴーサインを出した。萩森マネジャーは「8月か9月に挑戦させたい」とリング上でも宣言した。今回は6日にWBO王者ジョセ・パーカー(25=ニュージーランド)と対戦寸前までいった。結局パーカーはスパーリング・パートナーと対戦で初防衛した。

 萩森マネジャーは「王者は東京に乗り込んで1回KOだと言っている。今イチの内容だったので、可能性も高くなったのでは」と真顔で言った。藤本は「いい感じでは来ている。メンタルを強くしていきたい」と話した。

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藤本京太郎、アジア初の東洋太平洋ヘビー級王者

王者となった藤本(左)は阿部トレーナー(中央)、小国(右)と勝利の笑顔

<ボクシング:東洋太平洋ヘビー級王座決定戦>◇12回戦◇14日◇東京・後楽園ホール

 同級1位藤本京太郎(30=角海老宝石)が2度目の挑戦でアジア人初の王座に就いた。同級2位ウィリー・ナッシオ(30=オーストラリア)に対し、2回に右カウンターでダウン。軽快に足を使って的確にパンチを当て、3-0の判定勝ちを引き出した。ヘビー級王者となったK-1から転向して約6年、17戦目。4年前に唯一の黒星を喫したタイトル戦で雪辱し、快挙を遂げた。

 12回終了のゴングとともに、藤本はキャンバスに両膝をついた。「しんどいわ~」。心の底から声が出た。約16キロ重いオーストラリア国内王者の豪打を、足を使ってさばききったピンク髪の三十路(みそじ)男は、「30歳で取れて幸せ。僕はホンマに臆病。そこが持ち味」と胸を張った。

 2回には右カウンターでダウンを奪ったが、「1回ずつと決めていた」と作戦は変えず。時には駆け足で大振りのパンチをかわし、的確にパンチを上下に打ち分けるスタイルは、冷静な自己分析ゆえ。小学校では同級生より2回りも大きくても、リレーの選手。マンション2階から転落して腕を骨折しても、「痛いな~」と泣かずに軽やかな足取りでその場を去ったこともあった。軽快な足さばきは、最大の長所だった。

 年末に同門で後輩の小国が世界王者になったことも、「すごい力になった」。ボクシング転向後の1つの目標だった国際的なベルトを獲得し、今後はクルーザー級転向も視野に入れる。

 ◆藤本京太郎(ふじもと・きょうたろう)1986年(昭61)6月23日、大阪市生まれ。キックボクサーとなり、07年にK-1トライアウト合格。09年に第2代ヘビー級トーナメントを制し、日本初の重量級王者に。アーツにKO勝ちで防衛1回。11年にプロボクサーに。16勝(8KO)1敗。183センチの右ボクサー。

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30歳藤本京太郎「幸せ」日本人初のヘビー級王座

王者となった藤本(左)は阿部トレーナー(中央)、小国と勝利の笑顔

<プロボクシング:東洋太平洋ヘビー級王座決定戦12回戦>◇14日◇東京・後楽園ホール

 同級1位で日本王者の藤本京太郎(30=角海老宝石)が同級2位のウィリー・ナッシオ(オーストラリア)に3-0で判定勝ちし、日本人初の同級王座を獲得した。

 藤本は2回に右を合わせてダウンを奪い、フットワークをうまく使って有効打を重ねた。「しんどかった。ヘビー級に風穴をあけられてうれしい。30歳という年でここまでこられて幸せ」と話した。

 格闘技のK-1で元王者の藤本は2011年12月にデビュー。12年の東洋太平洋ヘビー級王座決定戦で敗れたが、13年に日本ヘビー級で56年ぶりの新王者となった。戦績は17戦16勝(8KO)1敗。

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藤本京太郎警戒 対戦相手はケンカ200戦無敗

計量を終えて万歳するナッシオ(右)を横にしかめっ面の藤本

 今日14日に東京・後楽園ホールで開催される東洋太平洋ヘビー級王座決定戦の前日計量が13日に都内であり、4年ぶり2度目の挑戦となる同級1位藤本京太郎(30=角海老宝石)が103・0キロでパスした。

 対戦相手の同級2位ウィリー・ナッシオ(30=オーストラリア)がストリートファイト200戦無敗と主張していると聞くと「オレ、けんかしたことないからな。でも、粗いボクシングをするので注意ですね」と警戒した。4年前が戦歴唯一の黒星。「時間が止まっているので、取り戻す気持ちが大きい」とした。

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