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尾川堅一「半歩くらい進めた」ダウン危機も判定勝ち

尾川堅一(2019年2月2日)

<スーパーフェザー級10回戦>◇2日◇東京・後楽園ホール

IBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(32=帝拳)が競技人生初ダウンの危機を乗り越え、世界再挑戦へ「半歩」前進した。

IBF同級7位西谷和宏(33=VADY)との世界ランカー対決、昨年12月以来の試合で3年ぶりの日本人対決は、3回にダウンを奪われる展開。ダッキングしたところにパンチを合わされた。「普通に耳の後ろ、後頭部にもらって、気付いたら手をついてました」とリングで初の経験だった。

起き上がったが、直後は足元がふらつく中で、なんとかラウンドを終えると、非凡さを見せたのは直後4回。セコンドからは回復優先でポイントを捨てる作戦も提示されたが、「『このやろー』って思ってました。でも、足元は力が入りながらもふらついてましたけど、その中で奪い返したのは良かった。常に戦う気持ちですね」。仕留めに前進してくる相手を迎撃し、逆に右でダウンを奪い返した。

以降はボディーを効かせ、セコンドの指示による外からかぶせる右ストレートも効果的で、ポイントで大幅リード。97-91の判定勝ちで勝利を挙げた。

17年の世界挑戦では勝利を挙げたが、ドーピング違反で無効となった。昨年の再起後は「消化不良」という試合が続いてきた。この日も「半歩くらいは進めたかな。アピールにはなってない」と自己採点は辛口だったが、窮地を乗り越えた経験はまた1つプラスになったはずだ。

「もっと一杯指導してもらい、怒られて、練習していきたい。もっともっと厳しい試合も乗り越えて勝負していくしかない。どんな国でも行くので、勝負していく気持ちですね」と、再びIBFの赤いベルトを目指す。【阿部健吾】

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尾川堅一「根性で勝てた」世界再挑戦へ半歩近づく

<プロボクシング:IBFスーパーフェザー級10回戦>◇2日◇東京・後楽園ホール

ボクシングのIBFスーパーフェザー級3位尾川堅一(32=帝拳)が、世界再挑戦へ「半歩」近づいた。

同7位西谷和宏(33=VADY)に3回にダウンを奪われたが、直後の4回に右でダウンを奪い返す。終盤は右ストレートがうなり、3-0の判定勝ち。「自分の力不足ですが、最後は根性で勝てた。半歩進めたかな」とした。17年の世界挑戦はドーピング違反で無効となった。再びIBFの赤いベルトを目指す。

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尾川堅一「再び世界アピール」西谷とともに計量パス

PCR検査キットを手にする尾川堅一(帝拳ジム提供)

ボクシングの世界挑戦へ正念場の世界ランカー対決が、2日に東京・後楽園ホールで行われる。前日計量が1日に都内であり、IBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(32=帝拳)が58・8キロ、IBF同級7位西谷和宏(33=VADY)が58・6キロと、ともに58・9キロのリミット以下でクリアした。

尾川は昨年12月以来の試合で、3年ぶりの日本人相手となった。「元日本王者で実績はあるが、ここで競っていてはダメ」と上を見る。17年の世界挑戦はドーピング違反で無効となり、昨年再起も10回判定、相手棄権の4回TKO、負傷引き分けと「消化不良」も続く。「一発バチッと決めて、再び世界をアピールしたい」と意気込みを見せた。

何度も試合が延び、この試合も当初は9月5日がジムで感染者が出て1カ月延びた。ジムが一時閉館中には自宅で練習したが、梓夫人がミットを持ってくれた。試合が延期になると、長男豹君には「次がある」と励まされた。計量はホテルに分離されるが、食事は夫人が届けてくれるという。家族の支えにも応えたい。

この3戦を振り返り、躍動感をテーマに練習してきた。「相手に合わせてゆっくりし、リズムが遅かった。どんどん行く姿勢で早い段階に倒したい。さすが尾川と思わせたい」とKO宣言した。

西谷も昨年12月以来となるが「いつも間隔が開いているので気にならない。コンディションはいい感じ」と笑みを見せた。17年に日本ライト級王者となり、6連勝中で世界ランク入りも果たした。鳥取県から初の世界王者を目標にする。

試合が1カ月延びたが「かなりプラス。対策はバッチリ練った。積極的に自分から攻めて、ポイントをとっていきたい」。上位ランカーの尾川と対戦が決まると「うれしかった。前からやりたかった」という。「世界に近づくためにこの試合にかけている。すべてを出し切る」と意欲満々だ。

計量をクリアした西谷和宏(左)と尾川堅一(帝拳ジム提供)

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世界ランカー対決・尾川VS西谷、10月2日に延期

尾川堅一(2019年7月6日撮影)

ボクシングの世界ランカー対決が、9月5日から10月2日に延期された。主催する帝拳ジムが13日に発表した。東京・後楽園ホールで、メインにはスーパーフェザー級でIBF3位、WBA7位、WBO9位と世界3団体で1ケタランク入りの尾川堅一(32)が出場。IBF世界同級8位西谷和宏(33=VADY)と対戦する。同ジムでは元世界3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(34)が新型コロナウイルスに感染し、他の選手らは全員陰性だったがジムを休館したため。セミでは日本ライトフライ級13位岩田翔吉(24=帝拳)が成塚亮(29=ワタナベ)と対戦する。

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尾川堅一と西谷和宏が世界ランカー対決 帝拳興行

尾川堅一(2019年2月2日撮影)

ボクシングの帝拳ジムが31日、9月5日に東京・後楽園ホールでの興行開催を発表した。メインはスーパーフェザー級でIBF3位、WBA7位、WBO9位と、世界3団体で1ケタランク入りしている尾川堅一(32)。IBF世界同級8位西谷和宏(33=VADY)との世界ランカー対決となった。

尾川は8月21日のWBO世界フライ級3位中谷潤人(22=M・T)の世界初挑戦で、セミファイナルに出場予定だったが延期となっていた。セミでは日本ライトフライ級13位岩田翔吉(24=帝拳)が、成塚亮(29=ワタナベ)と対戦する。岩田は18年に米国でプロデビュー後、19年に帝拳ジム入りして通算4連勝中(3KO)。

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尾川堅一、西谷和宏が日本王座返上 世界挑戦見据え

 日本ボクシングコミッションは31日、日本スーパーフェザー級王者の尾川堅一(帝拳)、日本ライト級王者の西谷和宏(VADY)がそれぞれ王座を返上したと発表した。

 尾川は世界挑戦を見据えており、西谷は世界挑戦を含むステップアップのため。

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西谷和宏、劣勢から王座奪取 王者土屋にTKO勝ち

ベルトを巻く西谷

 ボクシングの日本ライト級タイトルマッチが4日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位西谷和宏(29=VADY)が初防衛戦の王者土屋修平(30=角海老宝石)を8回2分52秒TKOで下し、2度目の挑戦で悲願の戴冠となった。昨年末にIBF世界スーパーバンタム級王者を獲得した小国以載(28)の同期が日本一になった。

 劣勢だった8回、西谷の左アッパーが土屋のアゴをとらえた。5回にカウンターでダウンを喫していたが「諦めずにやった」と、起死回生の一撃で逆にマットにはわせ、立ってきたところを連打。左、左と当てて審判のストップを呼び込んだ。鳥取から22歳で兵庫県に移り、プロ人生がスタート。VADYジムの同期に小国がいた。「2人でした。デビュー戦の日も同じ」。昨年末に盟友は世界王者に。ゴミ収集車の運転の仕事を終え、テレビで快挙を見た。「うれしかったし、刺激でした」。2カ月後、自らもベルトを巻いた。

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チャンピオンカーニバルの日程発表 2・4開幕

ポーズを取るチャンピオンカーニバルの出場選手(撮影・阿部健吾)

 プロボクシングのチャンピオンカーニバル日程が13日、都内で発表された。2月4日から5月1日まで13階級で日本王座戦が実施される。

 各階級の王者、ランク上位者と対戦者のコメントは以下のとおり。

 【ミニマム級】

 同級1位小西伶弥(23=真正) (対戦する)谷口選手は地元(兵庫県神戸市)も年齢も一緒で共通点が多いですが、どんなボクシングをしても勝ちます。

 同級2位谷口将隆(22=ワタナベ) プロ2年目の4月にタイトルに挑めるのはめったにないチャンス。ステップアップしていく。

 【ライトフライ級】

 王者拳四朗(25=BMB) こんなところでは負けられない。世界戦も待っていると思うので、KOで勝ってつなげたい。

 同級1位久田哲也(32=ハラダ) 相手が誰であろうと僕が勝つ。自分のボクシングを貫く。

 【フライ級】

 同級1位ユータ松尾(27=ワールド) 初の日本タイトル挑戦。いつも通りにしっかり集中して良い試合をしたい。

 同級2位黒田雅之(30=川崎新田) 歴史も長い大会。これに勝って上のランクにいきたい。

 【スーパーフライ級】

 王者中川健太(31=レイスポーツ) 初防衛戦が高校の同級生になりましたが、さらに上に行きます。

 同級1位船井龍一(31=ワタナベ) こんな舞台で戦えるのは光栄。しっかり体つくって勝ちます。

 【バンタム級】

 同級1位赤穂亮(30=横浜光) 世界戦からここまで落ちたかという気持ちがある。勝って当たり前。

 同級2位田中裕士(25=畑中) ベストな状態ですべてぶつけてベルトを取りたい。

 【スーパーバンタム級】

 王者石本康隆(35=帝拳) 相手有利の声もチラホラありますが、良いモチベーションです。1発目(2月4日開催)なので熱い試合をして盛り上げたい。

 同級1位久我勇作(26=ワタナベ) 1年前に負けているが、石本選手を倒すためにやってきた。世界ランクもベルトも僕がもらいます。

 【フェザー級】

 王者林翔太(29=畑中) 2度目の防衛戦。相手は勢いとパワーがありますがベルトは大事なもの。必ず防衛する。

 同級1位坂晃典(24=仲里) とても楽しみにしてきました。大切なベルトというのは僕も同じ。

 【スーパーフェザー級】

 王者尾川堅一(28=帝拳) 欠席のためコメントなし

 同級1位杉田聖(27=奈良) 尾川選手とは2度目ですが、良い試合をしようとは思わない。ただ勝つことしか考えていない。

 【ライト級】

 王者土屋修平(30=角海老宝石) 初めての防衛戦です。3月4日、倒します。以上です。

 同級1位西谷和宏(29=VADY) 強いチャンピオンとやれて光栄。勝ったら自分の価値を見いだせる。必ず勝ちます。

 【スーパーライト級】

 同級1位麻生興一(30=三迫) 3度目の挑戦ですので、チャンスに感謝して試合頑張ります。

 同級2位松山和樹(30=FUREA山上) 初のタイトル挑戦なので、このチャンスをものにしたい。

 【ウエルター級】

 王者有川稔男(32=川島) 去年より強くなった姿をみせて勝ちます。

 同級1位坂本大輔(35=角海老宝石) 習志野高でボクシングを始めて20年、プロになって10年目の節目。必ずチャンピオンになります。

 【スーパーウエルター級】

 王者野中悠樹(39=井岡弘樹) (相手の斉藤も37歳で)ボクサー定年を越えた2人の戦いは数年前には考えられなかった奇跡的。まだまだ満足せずに上のステージを見据えて、世界にいける勝ち方をしたい。

 同級1位斉藤幸伸丸(37=輪島) 欠席のためコメントなし。

 【ミドル級】

 王者西田光(29=川崎新田) チャンピオンになってからろくに働いてないので、良い試合をしたい。

 暫定王者胡朋宏(28=横浜光) 暫定なので自分のベルトは2月に返さないといけない。もう1度、5月(の試合で)勝って手にしたい。

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徳永幸大、判定勝ち2度目防衛も内容不満「悔しい」

2度目の防衛に成功した日本ライト級王者徳永幸大(撮影・木村有三)

<プロボクシング:日本ライト級タイトルマッチ>◇16日◇島津アリーナ京都

 王者徳永幸大(26=ウォズ)が、2度目の防衛に成功した。同級5位西谷和宏(28=VADY)を10回3-0の判定で下した。

 ジャッジ3人のポイントは96-95、97-94、97-94と小差での勝利に、徳永は「前半から行こうと思ったけど、西谷さんの戦術がやりにくくて、ペースをつかみづらかった」と苦笑い。「思った通りの試合ができなくて悔しいです」と反省の言葉を口にした。今後については「東洋太平洋に挑戦するか、日本タイトルを防衛するかは分からない。いいファイトをしたい」と話した。徳永の戦績は17勝(11KO)2敗となった。

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