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18年間「皆勤賞」の玉鷲が現役2位の673勝/夏場所新番付

玉鷲(2021年3月25日撮影)

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。現役力士の今場所達成可能な歴代10傑入りなどの記録は以下の通り(在位したことで達成済みも含む)。

【通算勝利数】

先場所、3日目から休場したものの2勝を上積みした横綱白鵬(35=宮城野)が、1172勝で歴代トップに君臨。今場所は既に休場を“表明”しており、7月の名古屋場所で更新できるか。現役2位の785勝だった横綱鶴竜(現鶴竜親方)が引退したため、現在の現役2位は玉鷲(36=片男波)の673勝。歴代10位で860勝の元関脇寺尾(現錣山親方)までは、あと187勝で、歴代10傑入りは苦しいか…。ちなみに現役3位は、西序二段94枚目の50歳力士・華吹(立浪)の670勝。単純比較は出来ないが、元横綱朝青龍の669勝を1つ上回る立派な記録だ。

【幕内在位場所数】

先場所で白鵬が、旭天鵬(元関脇=現友綱親方)を抜き歴代単独2位の100場所となり、今場所が101場所目。歴代1位の元大関魁皇(現浅香山親方)の107場所まで、あと1年、現役を続ければ並ぶ。なお、新入幕からの幕内連続在位は先場所、史上初の100場所となり、これも101場所に更新した。

【幕内出場回数】

白鵬が歴代8位の1265回だが、今場所は休場する方向で上積みは来場所以降になる。7月の名古屋場所で皆勤すれば、9月の秋場所初日に、歴代7位の安芸乃島(元関脇=現高田川親方)に並ぶ。歴代1位は、元関脇旭天鵬(現友綱親方)の1470回。

【幕内勝利数】

白鵬が1078勝で、2位の魁皇に199勝もの差をつけ歴代トップ。現役2位は玉鷲の490勝、3位は栃ノ心(33=春日野)の488勝。

【通算連続出場】

初土俵以来、無休の「鉄人記録」。歴代7位に1331回の玉鷲が入っている。04年春場所の序ノ口デビューから足かけ18年の「皆勤賞」だ。歴代6位の寺尾まで、あと28回。2場所皆勤で5位に浮上する。ちなみに1位は元関脇青葉城の1630回。

【金星獲得】

現役力士で歴代10傑(9個で三根山ら5人)入りは不在だが、ただ1人、現在8個で西前頭6枚目の逸ノ城(28=湊)に10傑入りのチャンスがあった。だが、白鵬休場で横綱戦はなし。横綱がいなければ獲得できないものだが、7個の北勝富士(28=八角)や遠藤(30=追手風)にも今後、10傑入りのチャンスがありそうだ。

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千代の国が休場 右母指脱臼、左肋骨骨折の診断書

千代の国

大相撲の東前頭9枚目千代の国(30=九重)が、大相撲春場所13日目の26日、日本相撲協会に「右母指脱臼、左肋骨(ろっこつ)骨折により、約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。12日目を終えて8勝4敗としていた。

今場所の十両以上の休場は白鵬、鶴竜の両横綱、平幕の遠藤、琴勝峰、十両宇良に続いて6人目。

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鶴竜突然の引退「夏場所出る気満々」も周囲反応で決断

14年9月、秋場所5日目に土俵入りする横綱鶴竜

日本相撲協会は24日、理事会を開催し、第71代横綱鶴竜(35=陸奥)の現役引退と年寄「鶴竜」襲名を承認したことを発表した。鶴竜は5場所連続休場中で、5月の夏場所で再起を懸けるはずだったが心身共に限界を迎えた。01年九州場所で初土俵を踏んでから20年。歴代10位の横綱在位41場所、6度優勝の横綱が土俵人生に幕を下ろした。横綱の引退は19年初場所の稀勢の里以来。最高位は白鵬だけとなり、12年秋場所以来9年ぶりに一人横綱となる。

   ◇   ◇   ◇

大相撲春場所11日目。午後1時の開門に合わせて観客が会場入りし始めた頃、協会が鶴竜の現役引退を発表した。昨年11月場所後に横綱審議委員会(横審)から「注意」の決議を下されるも、1月の初場所を腰痛で休場。春場所では進退を懸けるはずが、初日直前の稽古中に左足を負傷して一転、休場。当初は現役続行の意思を強く示していたが、師匠の陸奥親方(元大関霧島)は「思うように治らなかった。気持ちは切れていなかったけど、体が駄目だった。本人が決めたこと」と引退理由を明かした。

実際は気持ちも切れていた。白鵬が3日目に途中休場した際、横審の山内昌之委員が「横綱の番付が下がらないのは長期休場や成績不振と関係なく、無期限に地位にとどまれることを意味しない。2日勝って休場したのだから、余力を持って今場所中に進退を決してほしいというのが個人的な意見」などと発言。白鵬に対してのコメントが、自身の胸にも刺さった。

部屋関係者は「夏場所に出る気満々だった。最後は土俵に上がって終わりたがっていたけど、周囲から厳しい声があったのも事実。最後は横綱が決めたことだけど…」と話した。鶴竜は、この日も稽古場に姿を現したが、体が思うようには動かなかった。周囲からの厳しい声も重なり、突然の引退を決心したようだ。

最後の取組は、昨年7月場所初日の東前頭筆頭の遠藤戦となった。右裾払いをかわされ、体勢を崩して尻もちをつく「腰砕け」で負けた。再び土俵に立つことはかなわず、無念の引退。横綱は引退後5年間、自身のしこ名で年寄を名乗れることから、鶴竜親方として協会に残って、年寄名跡取得を目指す。後進の指導にあたる前に、まずは25日に行われる引退会見で20年分の土俵人生を語る。

◆鶴竜力三郎(かくりゅう・りきさぶろう)本名・マンガラジャラブ・アナンダ。1985年(昭60)8月10日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。バスケットボール、レスリングなどを経験して01年9月に来日し、同年九州場所で初土俵。06年九州場所で新入幕、12年春場所後に大関昇進。初優勝した14年春場所後に横綱昇進。19年9月に師匠の先代井筒親方(元関脇逆鉾)が死去し陸奥部屋に移籍。優勝6回。三賞は殊勲賞が2回、技能賞が7回。得意は右四つ、下手投げ。186センチ、154キロ。家族は妻と1男2女。血液型A。

笑顔で優勝パレードに出発する鶴竜(2019年7月21日撮影)

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高安が初V前進、照ノ富士敗れる/10日目写真特集

<大相撲春場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

小結高安が悲願の初優勝に大前進した。過去6勝6敗だった大関貴景勝との一番は激しい突き合いの後、互いに頭をつけて膠着(こうちゃく)状態。2分を超える大相撲となったが、貴景勝が蹴返しにいったタイミングで左を差して組み止めた高安が、最後は上手投げで勝利し、9勝1敗とした。

2敗で追っていた関脇照ノ富士、平幕の千代の国がともに敗れて、高安は2差をつけて終盤戦に臨む優位な流れとなった。

波乱の波は収まらず、10日目にして2敗勢も消えた。高安を追う3敗勢は大関朝乃山、照ノ富士、翔猿、千代の国の4人に絞られた。

10日目の取組模様を写真で振り返ります。

十両

炎鵬押し倒し千代の海

千代の海(右)に押し倒しで敗れた炎鵬(撮影・河田真司)

幕内

豊山引き落とし石浦

★豊山「攻めてたんで、最後もっと詰めたかった。流れはよかったんで、明日につながると思う。相撲内容はよくなってきたんであと5日、全部出し切って終わりたい」

豊山(右)を引き落としで破った石浦(撮影・丹羽敏通)


照強きめ出し大奄美

大奄美は照強(左)をきめ出しで破る(撮影・小沢裕)


琴恵光押し出し碧山

碧山は琴恵光(左)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


翠富士押し倒し英乃海

翠富士(右)を押し倒しで破る英乃海(撮影・河田真司)


剣翔小手投げ竜電

☆剣翔「立ち合いしっかり当たれてよかったが、腰が上がってしまった。思い切り振ったら、かかってくれてよかった。集中してあと5日、全勝するつもりで頑張ります」

剣翔(左)は小手投げで竜電を破る(撮影・小沢裕)


魁聖下手投げ豊昇龍

魁聖(左)を下手投げで破る豊昇龍(撮影・河田真司)


千代翔馬小股すくい翔猿

千代翔馬(左)の左足を掴む翔猿(撮影・河田真司)

千代翔馬(左)を小股すくいで破る翔猿(撮影・河田真司)

千代翔馬(左)を小股すくいで破る翔猿(撮影・河田真司)


栃ノ心下手投げ明瀬山

栃ノ心(左)を下手投げで破る明瀬山(撮影・河田真司)


千代大龍はたき込み

☆千代大龍「星から見たらお互い元気のない同士だったんで。1発当たって横から攻めようと、いい相撲じゃなかったけど勝てたんで。懸賞も7本ついたし」

輝(右)をはたき込みで破る千代大龍(撮影・河田真司)


琴ノ若はたき込み逸ノ城

★琴ノ若「前に攻めて反応できたけど、最後に足が出なかった。修正してまた明日から。攻めている相撲もあるんで、残りで出し切れればと思っている」

琴ノ若(奥)をはたき込みで破る逸ノ城(撮影・河田真司)


千代の国押し倒し隠岐の海

千代の国を押し倒しで破った隠岐の海(撮影・丹羽敏通)


霧馬山外がけ玉鷲

霧馬山は玉鷲(下)を外がけで破る(撮影・小沢裕)


明生不戦勝遠藤

遠藤休場のため、明生の不戦勝(撮影・河田真司)

遠藤休場のため、明生の不戦勝(撮影・河田真司)


宝富士寄り倒し若隆景

☆若隆景「下から前に出られたのでよかった。先に攻める意識がいい方向につながっている」

宝富士(左)を寄り倒しで破る若隆景(撮影・河田真司)


北勝富士押し出し大栄翔

北勝富士(右)を押し出しで破った大栄翔(撮影・丹羽敏通)


阿武咲寄り切り御嶽海

阿武咲(右)を寄り切りで破った御嶽海(撮影・丹羽敏通)


照ノ富士突き落とし志摩ノ海

☆志摩ノ海「今日は(照ノ富士が)右を差してくるイメージだったので、左を固めて、それだけに集中した。我慢だったと思う。頭を下げて、脇を締めて我慢できたのがよかった」

志摩ノ海(左)は照ノ富士を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

志摩ノ海(手前)に突き落としで敗れた照ノ富士(撮影・丹羽敏通)

志摩ノ海に突き落としで敗れ、しばらく土俵に座り込む照ノ富士(撮影・河田真司)


貴景勝上手投げ高安

★貴景勝「しっかり勝たなきゃダメなので、負けたってことはだめなところがあったから負けた。明日に向けて準備していくしかない」

貴景勝(左)を両手で張る高安(撮影・河田真司)

貴景勝(左)を上手投げで破る高安(撮影・河田真司)

1敗を死守し懸賞金を手にする高安(撮影・小沢裕)


隆の勝すくい投げ朝乃山

★隆の勝「手が伸びて良かったけど、次の動きが遅かった。差しても勝てないと思っていたので、思い切りいこうと思った」

隆の勝(手前)をすくい投げで破る朝乃山(撮影・河田真司)


正代肩すかし妙義龍

☆正代「土俵際ちょっと押し切れなかった。切り替えて、肩すかしにいきました。ちょっと星が伸びていないので、ここから終盤戦最後まで集中を切らさないように落ち着いていけたら」

妙義龍(左)を肩すかしで破る正代(撮影・河田真司)

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休場遠藤は左下腿肉離れ 十両以上の休場者は5人目

遠藤(2021年3月21日撮影)

<大相撲春場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

東前頭5枚目遠藤(30=追手風)が春場所10日目の23日、日本相撲協会に「左下腿(かたい)肉離れにより3月場所は本日より休場、休養を要する」との診断書を提出して休場した。

遠藤の休場は昨年秋場所以来7度目。10日目の対戦相手、明生は不戦勝となる。

報道陣の電話取材に応じた師匠の追手風親方(元前頭大翔山)によると、場所前に肉離れを起こした左ふくらはぎが、前日9日目の琴ノ若戦で悪化したという。初日から患部にテーピングを施し、ここまで5勝4敗と白星を先行させていたが、無念の途中休場となった。

痛めたのは今月6日の稽古中。5日ほど安静にして急ピッチで調整し「ぶっつけ本番」で臨んだ場所だった。初日から3連敗を喫しながら、徐々に状態を上げていったものの、前日9日目の取組後は「(追手風親方がいる部屋の)3階まであいさつに上がれなかった」と、階段を上れないほど左ふくらはぎの状態が悪化していた。師匠は「4、5日じゃ(回復は)無理」と、再出場はさせない方針を示した。

今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱、平幕の琴勝峰、十両宇良に続いて5人目となった。

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遠藤休場、場所前起こした左ふくらはぎ肉離れが悪化

遠藤(2021年3月21日撮影)

<大相撲春場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

日本相撲協会は春場所10日目の23日、東前頭5枚目遠藤(30=追手風)が休場したと発表した。

報道陣の電話取材に応じた師匠の追手風親方(元前頭大翔山)によると、場所前に肉離れを起こした左ふくらはぎが、前日9日目の琴ノ若戦で悪化したという。初日から患部にテーピングを施し、ここまで5勝4敗と白星を先行させていたが、無念の途中休場となった。

痛めたのは今月6日の稽古中。5日ほど安静にして急ピッチで調整し「ぶっつけ本番」で臨んだ場所だった。初日から3連敗を喫しながら、徐々に状態を上げていったものの、前日9日目の取組後は「(追手風親方がいる部屋の)3階まであいさつに上がれなかった」と、階段を上れないほど左ふくらはぎの状態が悪化していた。師匠は「4、5日じゃ(回復は)無理」と、再出場はさせない方針を示した。

遠藤の休場は昨年秋場所以来7度目。10日目の対戦相手、明生は不戦勝となる。

今場所の十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱、平幕の琴勝峰、十両宇良に続いて5人目となった。

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高安首位1差で照ノ富士と千代の国/9日目写真特集

<大相撲春場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

大関復帰に挑戦する関脇照ノ富士が、平幕の妙義龍を下して大関昇進目安の「三役で3場所33勝」まで残り2勝とした。

中に入られてもろ差しを許したが、両腕を抱えてきめ出し。7勝2敗として勝ち越しに王手をかけた。前日8日目は小結高安との1敗対決に敗れて優勝争いから1歩後退。連敗は許さず、大関復帰へ再加速する。

1敗で単独先頭を走っている高安は、平幕の阿武咲を下して勝ち越し第1号となった。左差しは果たせなかったが、右のいなしから崩してはたき込み。悲願の初優勝に向けて、1敗を守った。

3大関はこの日も明暗が分かれた。

朝乃山は志摩ノ海を寄り切って6勝目を挙げたが、続いて土俵に上がった正代が先場所優勝の小結大栄翔に押し出されて5敗目を喫した。結びでかど番の貴景勝が小結御嶽海を下して締めたが、初日から9日間連続で3大関安泰とはならなかった。

平幕で唯一2敗を守っていた千代の国は、関脇経験者の玉鷲を破って勝ち越しに王手をかけた。1差でトップを追走する。

優勝争いは高安が1敗でトップを維持。2敗の照ノ富士、千代の国が1差でつき、朝乃山、貴景勝ら6人の3敗勢が追走する。

9日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕下

天王山押し出し阿炎

天王山(手前)を攻める阿炎(撮影・河田真司)

十両

炎鵬吊り落とし天空海

天空海(右)を吊り落としで破る炎鵬(撮影・河田真司)

天空海(右)を吊り落としで破る炎鵬(撮影・河田真司)

天空海(右)を吊り落としで破る炎鵬(撮影・河田真司)

幕内

大翔丸寄り切り英乃海

☆英乃海「(体は)動いていると思います。気分はもちろん、いいです。(疲れは)いつも疲れてるんで大丈夫です」

大翔丸(右)を寄り切りで破る英乃海(撮影・野上伸悟)


琴恵光はたき込み剣翔

☆剣翔「立ち合い当たって押し込めた。悪くないです」

琴恵光(左)をはたき込みで破る剣翔(撮影・河田真司)


照強肩透かし千代翔馬

千代翔馬(右)を肩すかしで破る照強(撮影・河田真司)


明瀬山寄り切り碧山

☆碧山「まわしは取らない方がいいけど、前に出てたからよかった。連敗が続いて落ち込んでいたから、今日で気持ち切り替えられると思う」

明瀬山(右)を寄り切りで破る碧山(撮影・鈴木正人)


千代大龍突き出し豊山

☆豊山「立ち合い、当たり負けしないで踏み込めたからよかったと思う。引いたらやられる。向こうが仕掛けてくる前に出し切りたいと思っていった」

千代大龍(右)を突き出しで破る豊山(撮影・河田真司)


翠富士かいなひねり大奄美

☆翠富士「全然勝った感覚がなかった。ちょっとラッキーな勝ち。内容的にはあまり良くなかった。(ここまで4勝5敗)本当はもっと勝ちたかったけど、思ったより勝てている。できる限り勝てるように努力している」

大奄美(左)をかいなひねりで破る翠富士(撮影・野上伸悟)


魁聖引き落とし

輝(右)を引き落としで破る魁聖(撮影・野上伸悟)


栃ノ心寄り切り竜電

栃ノ心(右)を寄り切りで破る竜電(撮影・野上伸悟)


豊昇龍下手投げ逸ノ城

☆豊昇龍「差されないようにと思って、動いていこうかなという感じで取った。動きもいいし、調子も悪くない。最後まで頑張ろうと思っている」

逸ノ城(下)を下手投げで破った豊昇龍(撮影・野上伸悟)


玉鷲引き落とし千代の国

☆千代の国「ほんと咄嗟で。(前日黒星からの切り替えは)変わらずですけど。そうですね、ハイ。(優勝争いは)いやいや全くです。(先場所休場中の稽古は)家が狭いんで寝室で。一応ノルマにいれてます。相撲をとれることはうれしいことですね。(三役復帰は)それは日々の積み重ねと思っているんで」

玉鷲(手前)を引き落としで破る千代の国(撮影・鈴木正人)

玉鷲を引き落としで破った千代の国は、土俵上を回る新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける懸賞旗スタイルの告知旗を見つめるながら土俵下で待機する(撮影・河田真司)


翔猿引き落とし隠岐の海

☆翔猿「自分から攻めることができてよかった。楽に勝とうとせず、自分から攻めているのがいい」

隠岐の海(右)を引き落としで破る翔猿(撮影・野上伸悟)


遠藤寄り切り琴ノ若

琴ノ若(右)を攻める遠藤(撮影・鈴木正人)


明生突き出し若隆景

☆若隆景「向こうも動きがいいんで、動き負けしないようにいった。内容はいいと思います」

明生(左)を攻める若隆景(撮影・鈴木正人)


宝富士送り出し北勝富士

宝富士(右)を送り出しで破る北勝富士(撮影・河田真司)


高安はたき込み阿武咲

☆高安「やはり上を目指して取り組んできましたので、結果を出したい一心ですね。集中して、自分のいい相撲を取りたいです」

★阿武咲「しっかり圧力を伝えられず、手が伸びなかった。自分の力がなかっただけです。切り替えて明日また頑張ります」

阿武咲(左)を攻める高安(撮影・河田真司)

阿武咲(左)をはたき込みで破る高安(撮影・鈴木正人)

阿武咲(手前)をはたき込みで破る高安。後方左は照ノ富士(撮影・野上伸悟)


霧馬山押し出し隆の勝

☆3敗で踏みとどまった関脇隆の勝「前に攻められたのでよかったと思う。これをきっかけに白星を重ねていければと思う」

霧馬山(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木正人)


照ノ富士きめ出し妙義龍

妙義龍(右)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

懸賞金の束を受け取る照ノ富士(撮影・鈴木正人)


志摩ノ海寄り切り朝乃山

☆朝乃山「右を差して自分の形になって前に出た。自分の相撲だと思います。残りも今日みたいに前に出る相撲をとっていきたい」

志摩ノ海(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・鈴木正人)


正代押し出し大栄翔

☆大関連破で3連勝の大栄翔「相撲はよくなってきたと思う。(連敗中は)どこか悪い部分もあったかもしれないが、自分の実力の問題。この調子で最後までいきたい」

★正代「立ち合いで相手に勢いに乗せないように組み止めたかったんですけどね…。自分の方が下がってしまった。全体的に今日は相手の相撲でした」

正代(左)を勢いよく攻める大栄翔(撮影・河田真司)

正代(右)を押し出しで破った大栄翔(撮影・野上伸悟)


貴景勝押し出し御嶽海

☆貴景勝「(取組は)覚えてないですけど、一生懸命やるしかないんで。1日1日、一生懸命やる。準備からやりきるだけ。明日も集中してやります」

御嶽海(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・野上伸悟)

御嶽海(右)を押し出しで破った貴景勝(撮影・野上伸悟)

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朝乃山、激しいのど輪に天見上げ…/8日目写真特集

<大相撲春場所>◇8日目◇21日◇東京・両国国技館

小結高安が関脇照ノ富士と大関経験者同士の1敗対決を制し、単独トップに立った。

立ち合い、右からおっつけながら左を差し込んだ高安が右もねじ入れてもろ差し。右からの下手投げで崩し、そのまま体を寄せて寄り切った。過去11勝7敗と合口は悪くなかった相手に完勝。大混戦の場所で最初の大一番を乗り越えた。

大関朝乃山は大栄翔に敗れ、連敗で3敗に後退。2敗勢もこの日に敗れた照ノ富士、千代の国の2人だけと混迷を深めてきた。

十両の宇良と炎鵬の注目の業師対決は、宇良が物言いがつく際どい相撲を押し倒しで制した。

8日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

大栄翔(3勝5敗)押し倒し朝乃山(5勝3敗)

☆大栄翔「しっかり当たれて自分の力を伝えられた。その後の攻めが良かった。いい相撲が一番出ると気持ち的に優位になる。そういう面では自信にもなる。しっかりここから乗っていけるように、1日1日集中していけたらいい」

朝乃山を押し出しで破る大栄翔(撮影・野上伸悟)

土俵際で朝乃山(左)をのど輪で追い込む大栄翔(撮影・河田真司)

大栄翔に押し倒しで敗れ、土俵下の立川親方(左)にぶつかる朝乃山(撮影・河田真司)

大栄翔(手前)に押し倒しで敗れた朝乃山(撮影・鈴木正人)


貴景勝(5勝3敗)押し出し妙義龍(5勝3敗)

☆貴景勝「今日は今日、また一生懸命やるだけ。また明日も集中してやれればと思っている。(引かない意識があったかという問いに)感覚に任せてやっている。そういう気持ちが出ていたかも分からない。(後半戦に向けて)まだ残り半分あるので、ここまでの成績は関係ない。また明日から集中してやっていきたい」

貴景勝(右)に押し出しで敗れる妙義龍(撮影・河田真司)


正代(4勝4敗)寄り切り霧馬山(3勝5敗)

☆正代「左が入って組み止めたので、何とか攻められた。まだまだバタバタしているので、落ち着いて取れるようにしたい。(3大関安泰がないが)後半の疲れもたまってくると思うので、まずはけががないように相撲を取れたらと思う」

霧馬山(右)の突っ張りを耐える正代(撮影・野上伸悟)

霧馬山(手前左)を寄り切りで破る正代(撮影・鈴木正人)


明生(5勝3敗)押し出し隆の勝(5勝3敗)

隆の勝(手前)のど輪をこらえる明生(撮影・野上伸悟)


照ノ富士(6勝2敗)寄り切り高安(7勝1敗)

☆高安「しっかり当たって前に出ようと思っていた。立ち合いもよかったし右も深く入った。後はじっくり相撲が取れました。(単独首位に立ち)また明日の相撲に集中して、気は抜かないでやりたい。明日もいい内容で取っていきたい」

照ノ富士(左)を押し出しで破った高安(撮影・野上伸悟)


宝富士(1勝7敗)押し出し御嶽海(4勝4敗)

若隆景(4勝4敗)押し出し阿武咲(2勝6敗)

☆若隆景「先に攻められたので良かった。勝っているときはいい相撲を取れていると思う」

阿武咲(左)を押し出しで破る若隆景(撮影・河田真司)


北勝富士(5勝3敗)勇み足志摩ノ海(2勝6敗)

☆志摩ノ海(物言いがつき北勝富士の勇み足で白星を挙げ)「負けたなと思って、また明日から頑張ろうと思ったていたら物言いがついた。あれ? と。全然何が起こったか分からなかった」

★北勝富士(勇み足で3敗目)「詰めが甘かった。俵で滑ってしまった。最後きっちり土俵際を決めるのを見直して頑張ります」

北勝富士(右)の勇み足で志摩ノ海の白星(撮影・鈴木正人)


琴ノ若(3勝5敗)肩透かし隠岐の海(2勝6敗)

隠岐の海(右)を肩すかしで破る琴ノ若(撮影・鈴木正人)


遠藤(4勝4敗)押し出し輝(3勝5敗)

千代の国(6勝2敗)小手投げ逸ノ城(5勝3敗)

★千代の国「ダメですね。突き放していきたかった。(星の意識は)それは特にないです。(後半戦へ)変わらず1日一番なので、集中して頑張る」


玉鷲(5勝3敗)突き出し豊昇龍(4勝4敗)

豊昇龍(右)を攻める玉鷲(撮影・鈴木正人)


栃ノ心(3勝5敗)引き落とし翠富士(3勝5敗)

照強(5勝3敗)押し出し翔猿(5勝3敗)

★翔猿「ちょっと見ていってしまった。(最後は)予想外でした。引き続き集中して頑張るだけです」

翔猿(右)を攻める照強(撮影・鈴木正人)


英乃海(4勝4敗)寄り切り竜電(3勝5敗)

★英乃海「差し負けた。左をしつこく差された。前みつを取られるが嫌すぎて、腰が引けてしまった」


千代大龍(4勝4敗)叩き込み琴恵光(5勝3敗)

琴恵光(左)をはたき込みで破る千代大龍(撮影・河田真司)


剣翔(3勝5敗)突き落とし碧山(4勝4敗)

明瀬山(4勝4敗)寄り切り大奄美(4勝4敗)

☆大奄美「左上手がとれてよかったです。まだ自分の相撲がとれていない。自分の相撲がとれるよう頑張りたい」

★明瀬山(相手の大奄美は)「もともと苦手の力士。(前半戦を終えて)後半しっかり相撲を取れるように準備していく」


豊山(3勝5敗)押し倒し千代翔馬(5勝3敗)

☆豊山(千代翔馬が)「何をしてくるか分からない相手なので、前に圧力をかけうようと思った。(後半戦へ)前半の分も挽回できるように集中して頑張りたい」

千代翔馬(右)を押し倒しで破った豊山(撮影・鈴木正人)


魁聖(4勝4敗)上手投げ千代ノ皇(5勝3敗)

魁聖(左)を上手投げで破る千代ノ皇(撮影・河田真司)

十両

炎鵬(6勝2敗)押し倒し宇良(6勝2敗)

土俵際で炎鵬(左)を攻める宇良(撮影・河田真司)

土俵際で炎鵬(左)を攻める宇良(撮影・河田真司)

炎鵬(左)を押し倒しで破る宇良(撮影・河田真司)

炎鵬(左)を押し倒しで破る宇良(撮影・河田真司)

炎鵬(左)を押し倒しで破る宇良(撮影・河田真司)

炎鵬(奥)を押し倒し、白房下の竹縄親方に飛び込む宇良(撮影・河田真司)

炎鵬(奥)を押し倒し、白房下の竹縄親方に飛び込む宇良(撮影・河田真司)

炎鵬(右)を押し倒しで破る宇良。審判は竹縄親方(撮影・鈴木正人)

炎鵬(右)を押し倒しで破る宇良。審判は竹縄親方(撮影・鈴木正人)

炎鵬との取組で物言いが付き協議する審判団を見つめる宇良(左)(撮影・鈴木正人)

宇良に押し倒され、険しい表情を浮かべる炎鵬(撮影・河田真司)

序二段

松木(0勝4敗)上手投げ華吹(1勝3敗)

松木(下)を上手投げで破る華吹(撮影・河田真司)

松木を上手投げで破り、勝ち名乗りを受ける華吹(撮影・河田真司)

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玉鷲行司も押し出した 炎鵬天仰ぐ/7日目写真特集

<大相撲春場所>◇7日目◇20日◇東京・両国国技館

関脇照ノ富士が力強い相撲で1敗を守り、大関復帰の目安となる勝ち星へあと3勝とした。幕内優勝2回の実力者、小結・御嶽海を寄せ付けなかった。

小結高安は宝富士との長い相撲を制し、2日目から6連勝で1敗を守った。悲願の初優勝へ前進した。休場明けの千代の国も明瀬山を小手投げで破り、1敗を守った。

大関朝乃山が過去3勝0敗だった霧馬山に敗れる波乱で2敗に後退。前日まで1敗だった関脇隆の勝、妙義龍にも土がつき、1敗勢は3人となった。

7日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕下

阿炎すくい投げ篠原

四股を踏む阿炎(撮影・柴田隆二)

阿炎(右)はすくい投げで篠原を破る(撮影・小沢裕)

十両

宇良寄り倒し矢後

矢後(右)を攻める宇良(撮影・鈴木正人)

矢後(後方)を寄り倒しで破る宇良(撮影・鈴木正人)

矢後(後方)を寄り倒しで破る宇良(撮影・鈴木正人)

宇良は寄り倒しで矢後(左)を破る(撮影・小沢裕)

矢後(右)を寄り倒しで破った宇良(撮影・鈴木正人)


炎鵬上手出し投げ東龍

東龍(右)に上手出し投げで敗れる炎鵬(撮影・鈴木正人)

東龍(右)に上手出し投げで敗れた炎鵬(撮影・鈴木正人)

幕内

天空海押し倒し大奄美

大奄美(上)は天空海を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)


豊山下手投げ魁聖

魁聖(下)を下手投げで破る豊山(撮影・鈴木正人)

☆豊山 (連敗を5でストップも)落ちるところまで落ちていた。見ている人がいやな気分になっていたと思う。応援してくれる人の期待に応えたい。勝つのが何よりの薬。いい白星になったと思う。

照強下手投げ英乃海

照強(右)は英乃海を下手投げで破る(撮影・小沢裕)

★英乃海 抱え込んだんで、勝負だと思って出た。振る力が強くて、振られてしまいました。

千代大龍はたき込み剣翔

剣翔(右)をはたき込みで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)

☆千代大龍 (剣翔は)昔からかわいがってきたというか、目をかけてきた。正直やりづらいはあった。勝ったことはよかった。白星先行できるように気を引き締め直していきたい。

琴恵光極め出し竜電

☆琴恵光 最後まであきらめないがつながったと思う。自分は中に入って相撲とりたかったが、体が反応してくれてよかった。


翠富士巻き落とし千代翔馬

千代翔馬(左)は巻き落としで翠富士を破る(撮影・小沢裕)

千代翔馬と翠富士の一番で物言いがつき協議する審判団(撮影・小沢裕)

☆千代翔馬 (物言いがつき)負けたかなと思いました。昨日、今日と内容は悪かったけど、勝てて良かった。

碧山寄り切り豊昇龍

☆豊昇龍 はたきに気を付けて、前、前、前と思って、集中して相撲が取れてよかったです。

千代の国小手投げ明瀬山

取り組み前に、気合を入れる千代の国(撮影・柴田隆二)

明瀬山(下)を小手投げで破った千代の国(撮影・鈴木正人)

☆千代の国 (1敗キープも)ちょっと攻め込まれたんで、ほめられる内容ではない。

★明瀬山 (得意の右を差して)勝ったーと思いましたけどね。毎回毎回、小手投げとかで負けているので、今度は止まることを覚えたら違ったかもしれないですね。

翔猿押し出し逸ノ城

☆翔猿 (5勝2敗の好成績に)攻められているんで。守りの相撲じゃないからいいと思う。ここから集中していきたい。

玉鷲押し出し琴ノ若

琴ノ若(右)を押し出しで破る玉鷲。行司は木村寿之介(撮影・鈴木正人)

琴ノ若(右)を押し出しで破る玉鷲。行司は木村寿之介(撮影・鈴木正人)

玉鷲(右)は琴ノ若を押し出しで破る。行司の木村寿之介も押し出される(撮影・柴田隆二)

☆玉鷲 (立ち合い)すぐ差されたッスね。脇が甘い。自分の相撲で最初から一気は難しい。

寄り切り隠岐の海

遠藤下手出し投げ栃ノ心

栃ノ心(手前)を下手出し投げで破る遠藤(撮影・鈴木正人)


妙義龍とったり若隆景

若隆景(右)はとったりで妙義龍を破る(撮影・小沢裕)

若隆景(左)にとったりで敗れた妙義龍(撮影・鈴木正人)


北勝富士押し出し阿武咲

阿武咲(左)を攻める北勝富士(撮影・鈴木正人)

☆北勝富士 我慢して我慢して引かずに攻められたのが良かった。(4連勝は)素直にうれしいけど、まだまだ、取組はあるから引き締めていきたい。場所前の稽古からトレーニングからケアまで、しっかりと調整できたのが良かった。

★阿武咲 押し返そうと思ったんですが、あそこまで下に入られると厳しいですね。力入ってないことないんで、ちょっと連勝すればすぐ取り返せる。

高安上手出し投げ宝富士

大栄翔押し出し隆の勝

照ノ富士寄り切り御嶽海

御嶽海(手前)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

懸賞金の束を受け取る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

☆照ノ富士 まわしが取れたのでよかった。ずっとそれ(まわしを取ること)を磨いてきた。取れなくても全力を出し切って相撲が取れればいい。(選抜高校野球で母校の鳥取城北が勝利し)残りも頑張って下さいと伝えたい。ちょっとでも自分の勝ちが、みんなにいい意味でプレッシャーになればと思う。

貴景勝押し出し明生

貴景勝(左)は明生に押し出しで敗れる。右は朝乃山(撮影・小沢裕)

貴景勝は明生に押し出しで敗れ土俵下まで行く(撮影・柴田隆二)

☆明生 思った通りの攻めができました。(貴景勝は)いっぱい稽古をつけてもらっていたんで、追い抜けるようにしっかり頑張っていきたいと思います。

★貴景勝 (3敗目を喫し)また明日に向かって切り替えるしかない。明日の相撲があるので、それに向かってやるしかない。

霧馬山送り出し朝乃山

朝乃山(右)は霧馬山に送り出しで敗れる(撮影・柴田隆二)


正代上手投げ志摩ノ海

志摩ノ海(下)を上手投げで破る正代(撮影・鈴木正人)

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御嶽海は敗れ土俵下まで転がる/6日目写真特集

<大相撲春場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館

唯一、全勝だった平幕の妙義龍に土が付いた。

大関復帰を狙う関脇照ノ富士は、連敗は許さずに5勝目。大関昇進の目安「三役で3場所33勝」まで、残り4勝と迫った。

大関貴景勝は、前日の負けを引きずらず4勝目。かど番脱出まで、残り4勝と迫った。

大関正代は、明生に敗れて4敗目を喫した。

6日目の取組模様を写真で振り返ります。


豊山送り倒し英乃海

☆英乃海「今場所の豊山関の相撲を何番か見ていて、いなしを食ってたんでやってみようかなと。崩せるかなと思ってやりました。」

英乃海(上)は豊山を送り倒しで破る(撮影・柴田隆二)


照強寄り切り剣翔

☆剣翔「負けがこんでいたんで流れを変えようと変化したら足が滑ってびっくりしました。(取り直しは)最初の変化があるんで、相手は思いきり当たってこないだろうと。勝手に思ったけど作戦通りでしたね。」

剣翔(左)と照強の一番は剣翔に軍配が上がるも物言いがつく(撮影・小沢裕)

剣翔と照強の取り組みを協議する審判団(撮影・柴田隆二)


明瀬山送り出し魁聖

明瀬山(右)は魁聖を送り出しで破る(撮影・柴田隆二)


千代大龍押し出し豊昇龍

☆千代翔馬「内容悪いですね、今日。勝ってよかった。(ここまでの相撲)半々ですね。いい相撲、悪い相撲。」

☆豊昇龍「(千代大龍に)前回やったときはたかれたんで、詰めて前に出ようと。思った通りの相撲がとれた。今日、自分の相撲がよくとれた。次につなげていきたい。」

豊昇龍(右)は千代大龍を押し出しで破る(撮影・小沢裕)


琴ノ若押し倒し翠富士

☆琴ノ若「しっかり対応できたと思います。そこ(翠富士の肩すかし)ばかり意識しても攻められるので、先に攻めるつもりでいきました。」

琴ノ若は翠富士(右)を押し倒しで破る。左は行司の式守勘太夫(撮影・小沢裕)


栃ノ心送り出し翔猿

☆翔猿「どんどん攻めていったんでよかったと思う。(前日まで2日連続1分超の相撲)疲れたけど勝ったんで。負けていたらやばかったッス。」

翔猿(右)は栃ノ心を送り出しで破る(撮影・柴田隆二)


遠藤寄り切り隠岐の海

隠岐の海(上)は遠藤を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)


北勝富士押し出し妙義龍

☆北勝富士「辛抱強くできて良かった。相手(妙義龍)が全勝とかは意識しなかった。」

★妙義龍「勝負決めきれんかっただけですね。攻めきれんかった。また明日から、ハイ。」

北勝富士(右)は押し出しで妙義龍を破る(撮影・小沢裕)

妙義龍は北勝富士に押し出しで敗れる(撮影・柴田隆二)


高安上手出し投げ御嶽海

☆高安「いい位置でまわし取れました。引かないこと、それだけ考えて我慢しようと思った。(優勝への意識は)とりあえず勝ち越してから、一番一番重ねていきます。」

★御嶽海「(高安に)ここ最近勝ってなかったんで立ち合いも工夫していったけど、腰が高かったのがダメでしたね。膝を曲げて余裕持ってとりたかった。」

高安(左)は上手出し投げで御嶽海を破る(撮影・小沢裕)

高安に敗れた御嶽海は土俵下まで転がった(撮影・柴田隆二)


宝富士押し倒し大栄翔

☆宝富士「(土俵際は)あまり見えていなかったが、相手の体の方が下になっていたので、物言いがつくと思ったけど、大丈夫かな、自分が勝ったんじゃないかと思った。」

宝富士(左)は大栄翔を押し倒しで破る(撮影・柴田隆二)


照ノ富士吊り出し霧馬山

照ノ富士(上)は霧馬山を吊り出しで破る(撮影・柴田隆二)


阿武咲寄り切り隆の勝

☆隆の勝「(阿武咲は)立ち合い速いんで、立ち合い負けしないように。先場所も押し込まれて負けたんで。(1敗を守り)思い切っていこうと思ってやっている。先場所よりは落ち着いてとれている。」

隆の勝(左)は阿武咲を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


若隆景寄り切り朝乃山

☆朝乃山「しっかり当たって前に出られたと思う。(初日から)3日間はふがいない相撲。切り替えて自分の相撲をとれるようになった。」

朝乃山(左)は若隆景を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)


正代寄り切り明生

★正代「ちょっと土俵際良くない。そこ(巻き替えられた場面)もあるけど、その前に土俵際まで攻めたところ。体を入れ替えられた。ちょっと納得いく立ち合いができていない。土俵際の詰めですかね、力強く寄り切れるようにしたい。」

☆明生「我慢して頭をつけられたんで。無意識に巻きかえたり、動けたのでよかった。」

正代(上)は明生に寄り切りで敗れる(撮影・柴田隆二)

4敗目を喫しがっくりする正代(撮影・小沢裕)


貴景勝押し出し志摩ノ海

☆貴景勝「今日は今日で集中した。1日1日の結果なので、また明日頑張ります。明日の相撲に集中することが後日につながる。オンとオフをしっかりしてやりたい。」

貴景勝(右)は志摩ノ海を押し出しで破る(撮影・柴田隆二)

志摩ノ海(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・小沢裕)

正代(上)は明生に寄り切りで敗れる(撮影・柴田隆二)

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妙義龍が唯一全勝、照ノ富士に土/5日目写真特集

<大相撲春場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館

大関復帰に挑戦する関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)に土がついた。平幕の阿武咲にもろ差しを許し、抱え込む体勢から立て直すことができず、最後は押し出された。

平幕で唯一勝ちっ放しだった妙義龍は、逸ノ城を寄り切って単独トップに立った。

5日目の取組模様を写真で振り返ります。

十両

徳勝龍突き落とし炎鵬

徳勝龍(右)を突き落としで破る炎鵬(撮影・鈴木みどり)

幕内

魁聖寄り倒し大奄美

☆魁聖(黒星発進から4連勝)「久しぶりの印象だからうれしい。自分の相撲だったけど、重い相手と稽古していないから、なかなか寄り切れなかった。ちゃんとまわしを取れたらもっと楽に寄り切れた」

大奄美(左)を寄り倒しで破る魁聖(撮影・河田真司)


千代丸突き出し剣翔

剣翔(左)を突き出しで破る千代丸(撮影・鈴木みどり)


琴恵光上手投げ英乃海

☆英乃海「よく粘れたかなと思います。まだ序盤だけど、体は動いているかな。(幕内で)勝ち越したことないんで、勝ち越しを目指していい相撲をとりたいと思います」

琴恵光(左)を上手投げで破る英乃海(撮影・鈴木みどり)


照強寄り切り豊山

★豊山「逆にくるんじゃないかと思ったが、言い訳にはならない。反応できなかった自分が悪い」

豊山(左)を寄り切りで破る照強(撮影・中島郁夫)


明瀬山上手出し投げ千代翔馬

☆千代翔馬(明瀬山とは)「十両で何度も対戦した。前みつを取らせないように張りながら前に出た」

★明瀬山(序盤5日間を終えて)「ちょっと疲れている。あと10日頑張りたい。(自身のしこ名が入ったタオルを掲げるファンが増えており)うれしいです、自分のタオルを見つけたら。でも遠くまでは見えない。(取組中は)メガネを外しているので」

明瀬山(下)を上手出し投げで破る千代翔馬(撮影・河田真司)

取組後のリモート取材に応じた去り際、入れ替わりで取材対応に入った明瀬山の背後に立ち続ける千代大龍


千代大龍押し出し碧山

☆碧山(千代大龍とは)「何回もやったことある相手。自分のペースになるよう、立ち合いだけは負けないよう意識した」

★千代大龍「ぶざまな相撲ですみません。(序盤5日間を終えて自身の状態で気になるところは)全くない。元気いっぱいです」

千代大龍(左)を押し出しで破る碧山(撮影・中島郁夫)


千代の国突き倒し竜電

竜電(下)を突き倒しで破る千代の国(撮影・中島郁夫)


翠富士寄り切り翔猿

☆翔猿「我慢勝ちできてよかったです。(本来)速い相撲なんですけど、2日連続長いんで。でも勝ったんで元気です」

翠富士(左)を寄り切りで破る翔猿(撮影・鈴木みどり)

翔猿に寄り切りで敗れ、険しい表情を浮かべる翠富士(撮影・河田真司)


琴ノ若突き落とし豊昇龍

☆豊昇龍「集中していった。勝ってよかった。次の相撲も集中していきたい」

琴ノ若(下)を突き落としで破る豊昇龍(撮影・中島郁夫)


玉鷲押し倒し

☆玉鷲「結構危なかった。若手に負けないようにもっと力をつけなきゃ。最初に押し込まれたときに本当は危なかった」

輝(下)を押し倒しで破る玉鷲(撮影・中島郁夫)


栃ノ心寄り切り隠岐の海

隠岐の海(右)を持ち上げる栃ノ心(撮影・河田真司)


逸ノ城寄り切り妙義龍

☆妙義龍(5連勝に)「まあまあ気分よくやれてます。相撲に自分の流れがある感じで、いいんじゃないですか」

逸ノ城(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・河田真司)

逸ノ城(右)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・河田真司)

逸ノ城を寄り切りで破り、勝ち名乗りを受ける妙義龍(撮影・河田真司)


遠藤寄り切り志摩ノ海

★志摩ノ海「立ち合いが悪かったのと頭がすぐに上がってしまった。体は悪くないんで、ちゃんと修正していければと思う」

志摩ノ海(右)を寄り切りで破る遠藤(撮影・中島郁夫)


高安突き出し霧馬山

☆高安「前に出て勝負を決められたのが良かった。組み止めてと思ったけど、流れで前に出られた。千秋楽まで優勝争いに加われるように頑張りたい」

霧馬山(左)を突き出しで破る高安(撮影・鈴木みどり)


大栄翔押し出し御嶽海

☆大栄翔「まだまだホッとしたらいけないけど、とりあえず初日が出たので、ここから乗っていきたい。最後まで自分の相撲が取れるようにしたい」

御嶽海(右)を押し出しで破る大栄翔(撮影・中島郁夫)

御嶽海を押し出しで破り、懸賞金の束を手に土俵から引き揚げる大栄翔(撮影・河田真司)


宝富士押し出し隆の勝

☆隆の勝「自分から攻められたのがよかったと思う。この調子で前に出る、自分らしい相撲をとっていきたい」

宝富士(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木みどり)


照ノ富士押し出し阿武咲

☆阿武咲(全勝だった照ノ富士に快勝)「思い切りいこうと思っただけなんで、勝ててよかった。小手投げを警戒して、自然と体が動いてくれた。休んだらダメ。そういう相撲がしっかりとれてよかった」

照ノ富士(上)を押し出しで破る阿武咲(撮影・鈴木みどり)

阿武咲に押し出しで敗れた照ノ富士(撮影・河田真司)


正代寄り切り若隆景

☆若隆景(2大関撃破に)「下から攻めていこうと思ってたんで、我慢していけたのがよかった。(6日目は大関朝乃山)思い切って自分の相撲をとるだけです」

★正代「立ち合いで立ち遅れたかもしれない。立ち合いが遅れて圧力をかけられていない。そこは調整しないといけない。ケガも足首も問題はない。どこかで盛り返したい」

正代(左)を寄り切りで破る若隆景(撮影・中島郁夫)


貴景勝押し倒し北勝富士

☆北勝富士「一気に持っていかれないよう、辛抱して下からいった。立ち合い、しっかり当たれているのが結果につながっている」

貴景勝(左)を攻める北勝富士(撮影・鈴木みどり)

貴景勝(右)を押し倒しで破る北勝富士(撮影・中島郁夫)

貴景勝(右)を押し倒しで破る北勝富士(撮影・中島郁夫)


明生寄り切り朝乃山

☆朝乃山「やっと前に出る自分らしい相撲がとれた。これをきっかけに前に出る相撲をとりたい」

危なげない相撲で明生(手前)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・中島郁夫)

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栃ノ心と北勝富士出血 妙義龍4勝/4日目写真特集

<大相撲春場所>◇4日目◇17日◇東京・両国国技館

大関復帰を狙う関脇照ノ富士が、平幕の明生を下して4連勝した。

西前頭4枚目妙義龍も、平幕の玉鷲を下して4連勝とした。3日目に黒星を喫した大関貴景勝は、平幕の宝富士を下して連敗は許さなかった。

4日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

豊山突き落とし大翔丸

★豊山(3連敗を喫し)「本当なら「今日は飲みに行こうか」といきたいけどコロナですからね。ちゃんと食べて、ちゃんと寝るのがいい験直しになると思う」

豊山(左奥)を突き落としで破る大翔丸(撮影・鈴木みどり)


琴恵光寄り切り大奄美

☆琴恵光(大奄美の)「中に入って相撲を取ろうと思った。相手に圧力をかけて相撲が取れたので悪くないなと。攻める気持ちを忘れずに毎日土俵に上がりたい」

大奄美(奥)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・鈴木みどり)


英乃海寄り切り剣翔

英乃海(右)を寄り切りで破る剣翔(撮影・鈴木みどり)


魁聖寄り切り千代翔馬

千代翔馬(奥)を寄り切りで破る魁聖(撮影・鈴木みどり)


千代大龍押し出し照強

☆照強「足はしっかり出ているんで。向こう(千代大龍)は、はたいてくる力士。はたきさえついていけば勝てると思っていきました」

豪快に塩をまく照強(撮影・小沢裕)

千代大龍(左)を押し出しで破る照強(撮影・中島郁夫)


翠富士はたき込み碧山

☆碧山(翠富士には先場所、肩すかしで敗れ)やりづらい相手。落ち着いて、相手を前に置いてとろうと思った。1日1日、自分の相撲をとるだけです」

★翠富士(碧山相手に立ち合い2度つっかけてしまい)「立ち合いから肩すかしを狙って失敗した。やっぱり狙いにいくものじゃないなと。何も考えずにいけれたらいい」

翠富士(左)をはたき込みで破る碧山(撮影・鈴木みどり)


明瀬山寄り切り竜電

☆明瀬山「昨日、木瀬親方(元前頭肥後ノ海)に「右を取りに行け」と言われたので取りに行った。(竜電は)まわしを引かれたら投げが強い。身長も高いので、下からいかないとダメなので下からいきました」

竜電(左)を寄り切りで破る明瀬山(撮影・鈴木みどり)


千代の国送り倒し豊昇龍

豊昇龍(奥)送り倒しで破る千代の国(撮影・鈴木みどり)

豊昇龍(左)を送り倒しで破る千代の国(撮影・中島郁夫)


琴ノ若下手投げ翔猿

☆翔猿「中に入っていこうと思いました。あきらめないで、どんどん前に攻めていこうと。(1分超の相撲を制し)うれしいです」

琴ノ若(右)を下手投げで破る翔猿(撮影・鈴木みどり)

琴ノ若(左)を下手投げで破る翔猿(撮影・中島郁夫)


栃ノ心すくい投げ

輝(右)をすくい投げで破る栃ノ心(撮影・鈴木みどり)

輝(左)をすくい投げで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)

流血しながら土俵を下りる栃ノ心(撮影・小沢裕)


遠藤寄り切り逸ノ城

逸ノ城(右)を寄り切りで破る遠藤(撮影・鈴木みどり)


霧馬山小手投げ隠岐の海

隠岐の海(右)を小手投げで破る霧馬山(撮影・中島郁夫)

隠岐の海(左)を小手投げで破る霧馬山(撮影・鈴木みどり)

隠岐の海(左)を小手投げで破る霧馬山(撮影・鈴木みどり)


玉鷲引き落とし妙義龍

☆妙義龍「(平幕でただ1人4連勝で好調の要因を聞かれ)分からない。分かっていたら苦労しない。何も変わらないですよ」

玉鷲(左)を引き落としで破る妙義龍(撮影・中島郁夫)


若隆景寄り切り御嶽海

☆御嶽海「よかったと思います。(東洋大の)後輩なんで負けられない気持ちでいった。意識しました」

★若隆景(東洋大の2学年先輩、御嶽海に完敗)「当たって前みつ取ろうと思ったけど、当たってからの動きが遅かった」

若隆景(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木みどり)


高安突き落とし大栄翔

☆高安「引かなかったのが良かった。内容も悪くないと思う。(相手の大栄翔は)攻めが強い力士。攻め負けないように取りました。千秋楽まで優勝争い絡んでいけるように、内容のいい相撲を取っていきたい」

大栄翔(手前)の攻めを耐える高安(撮影・鈴木みどり)

高安は大栄翔(手前)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)

大栄翔(左)を突き落としで破る高安(撮影・中島郁夫)


照ノ富士小手投げ明生

☆照ノ富士「落ち着いてまわしを取ろうと思った。立ち合いがあまり良くなかった。できればああいう体勢になりたくない。明日から気持ちを切り替えて頑張りたい」

照ノ富士は明生(左)を小手投げで破る(撮影・小沢裕)


志摩ノ海押し出し隆の勝

☆隆の勝思い切りいって起こそうと思ったが、起きなかったんで押される場面もあったが落ち着いていけた。最後、右が入って攻め返せたんでよかったと思う」

志摩ノ海(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木みどり)


貴景勝押し出し宝富士

☆貴景勝「集中して明日もやっていきたいと思っている。(初黒星を喫した3日目からの修正点は)一番一番相手違うので、今日は今日で考えてやった」

宝富士(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)


阿武咲突き落とし朝乃山

☆朝乃山「相手(阿武咲)は押し相撲なんで張って止めようと思ったが、その分出足がなかった。相撲はよくないんで反省ですね」

阿武咲(左)を突き落としで破る朝乃山(撮影・鈴木みどり)


正代押し出し北勝富士

☆北勝富士「(左目上付近から流血も)大丈夫です。大関は差すと強いんで、がむしゃらに当たって我慢していきました」

★正代「踏み込まれて、ちょっと焦って出て、止められたところを狙われたという感じ。もう少し圧力をかけられたら良かった。(序盤で2敗)流れ的には良くない。どこかで変えられたらいい」

正代(左)を押し出しで破る北勝富士(撮影・中島郁夫)

正代を押し出しで破った北勝富士は流血しながら引き揚げる(撮影・鈴木みどり)

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宇良が1回転、カド番貴景勝に土/3日目写真特集

<大相撲春場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館

2連勝の横綱白鵬(36=宮城野)が休場した。

かど番の大関貴景勝は平幕の若隆景に敗れ、今場所初黒星を喫した。

勝ちっ放しは照ノ富士、平幕の妙義龍、逸ノ城の3人となった。

3日目の取組模様を写真で振り返ります。

十両

若元春はたき込み宇良

若元春(左)にはたき込みで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

若元春(左)にはたき込みで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

若元春(左)にはたき込みで敗れる宇良(撮影・鈴木正人)

幕内

石浦上手ひねり英乃海

★英乃海「中に入られないようにと思ったが、腰が引けていた分、上手ひねりですか、食っちゃいましたね。体は動いている。前に攻める気持ちが今日は少なかったかな」

英乃海(右)を上手ひねりで破る石浦(撮影・鈴木みどり)

英乃海(右)を上手ひねりで破る石浦(撮影・鈴木みどり)

石浦(右)は上手ひねりで英乃海を破る(撮影・小沢裕)

英乃海(下)を上手ひねりで破る石浦(撮影・鈴木正人)


豊山突き落とし大奄美

大奄美は豊山(手前)を突き落としで破る(撮影・小沢裕)


魁聖寄り切り剣翔

剣翔(右)を寄り切りで破る魁聖(撮影・鈴木正人)


照強押し出し琴恵光

琴恵光(左)を押し出しで破る照強(撮影・鈴木みどり)


千代翔馬すくい投げ碧山

碧山(右)をすくい投げで破る千代翔馬(撮影・鈴木みどり)


千代大龍突き落とし明瀬山

明瀬山(右)を突き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木みどり)

明瀬山(手前)を突き落としで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)


琴勝峰不戦竜電

琴勝峰の休場で竜電の不戦勝(撮影・鈴木正人)


千代の国寄り倒し翠富士

★翠富士「立ち合いから持っていきたかったけどいけず、肩すかしにいったが残られた。うまく対応されても決まる時は決まるんで、自分の実力不足ですね」

翠富士(右)を寄り倒しで破る千代の国(撮影・鈴木みどり)

翠富士(下)を寄り倒しで破る千代の国(撮影・鈴木正人)


豊昇龍突き出し翔猿

☆翔猿「どんどん攻めていこうと思った。(今場所初日に)調子は悪くないんでここから頑張ります」

豊昇龍(奥)を突き出しで破る翔猿(撮影・鈴木みどり)


栃ノ心押し出し琴ノ若

★琴ノ若「形もしっかり入ったが、対応が遅れてしまった。落ち込んでも仕方ないんで、しっかり対応できるよう切り替えていきます」

琴ノ若(左)を押し出しで破る栃ノ心(撮影・鈴木正人)


すくい投げ逸ノ城

☆逸ノ城「体が動いたと思います。自分の相撲とりたいですね、明日から。もっとがっちり捕まえて、力強い相撲をとりたい」

輝(下)をすくい投げで破る逸ノ城(撮影・鈴木みどり)


遠藤突き出し玉鷲

遠藤(左)を突き出しで破る玉鷲(撮影・鈴木みどり)


隠岐の海寄り切り妙義龍

☆妙義龍「相手の左がささって不利だったが、うまく巻きかえた。そこが勝因じゃないですか。(3連勝に)いいと思います」

妙義龍(右)は隠岐の海を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)


明生寄り倒し霧馬山

霧馬山(左)を寄り倒しで破る明生(撮影・鈴木みどり)


高安押し出し志摩ノ海

★志摩ノ海「立ち合い、当たった後に押された。自分がそういう相撲をとらないといけないんで、普通に馬力負けだと思います」

志摩ノ海(左)を押し出しで破る高安(撮影・鈴木みどり)


御嶽海押し出し隆の勝

★御嶽海「(初黒星を喫する)立ち合いから起こされてしまった。一方的な相撲になってしまった。(場所は)始まったばかりだけど、もっと前に出ることを意識していきたい」

☆隆の勝「はたきに落ちることなく残せて、膝を曲げて攻められたんでよかった。(相手の)上体を起こさないと辛いんで、上体を起こしにいく相撲をとりました」

御嶽海(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木みどり)


照ノ富士寄り倒し大栄翔

☆照ノ富士「前に出ようと思ったので良かった。(大関とりへの意識は)9番勝ってそこからなので、その話ができるのは。1日一番集中するだけ」

大栄翔(左)を寄り倒しで破る照ノ富士(撮影・鈴木みどり)


北勝富士押し倒し朝乃山

☆朝乃山「(まわしを取れず)相撲はダメだったが、勝ちは勝ちなんで。こういう勝ちも拾っていきたい」

北勝富士(右)を押し倒しで破る朝乃山(撮影・鈴木みどり)


正代寄り切り宝富士

☆正代「2日間後ろに下がっていたので、前に出る相撲が出て良かった。ケンカ四つなので差し負けないようにした。(2横綱休場で出場最高位になったが)その日の相撲を取りきることだけに集中できたらと思っている。他のことは考えないようにしたい」

★宝富士「当たってから(上体が)起きたから持っていかれた。差せなくても前に出て圧力負けしないようにいったが、思うようにいかなかった」

宝富士(右)を寄り切りで破る正代(撮影・鈴木みどり)


貴景勝寄り切り若隆景

★貴景勝「(初黒星)修正していかないといけない。また明日に切り替えて、明日は明日の一番なので、それに向かっていきたい。(2横綱休場で出場最高位になったが)しっかり自分は自分の相撲に集中してやるしかない」

☆若隆景「(大関戦初勝利に)下から攻められたのがよかったと思う。(先場所は新型コロナウイルスの影響で部屋全体が休場)相撲勘とかはあまり考えていない。相撲がとれない歯がゆさはあったが、今は土俵に上がれるありがたみを感じている」

貴景勝(左)は若隆景に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)

貴景勝(左)は若隆景に寄り切りで敗れる(撮影・小沢裕)


白鵬不戦阿武咲

白鵬休場により阿武咲の不戦勝を告げる幕が掲げられる(撮影・小沢裕)

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悔しい黒星…土俵下で拳つく朝乃山/2日目写真特集

<大相撲春場所>◇2日目◇15日◇東京・両国国技館

4場所連続休場明けの横綱白鵬が、平幕の宝富士を小手投げで下して初日から2連勝とした。

立ち合いで、左手を相手の顔の前に出してけん制。互いに右を差す形になると、土俵中央で静止した。一呼吸置き、宝富士が前に出てきた瞬間に、タイミングよく体を開いて小手投げで転がした。

昨年11月場所後に横綱審議委員会(横審)から「注意」の決議を下されたが、新型コロナウイルスに感染して1月の初場所を休場。厳しい状況に立たされながらも、史上最多44度の優勝を誇る第一人者が奮闘している。昨年春場所以来となる45度目の優勝に向けて、残り13日間土俵に上がる。

大関復帰に挑む関脇照ノ富士は、若隆景を押し出しで下して2連勝した。立ち合いは、左で張って捕まえた。まわしが取れず、若隆景に右差しを許したが慌てなかった。差された右腕を抱えると、力強く振って若隆景の体勢を崩して押し出した。大関昇進の目安となる「三役で3場所33勝」まで残り7勝とした。

かど番の大関貴景勝は、先場所優勝の小結大栄翔を突き落としで下して2連勝した。立ち合いからしつこく何度も、下から低くぶつかりながら腕を伸ばして攻めた。大栄翔に突き押しで対抗されたが力勝ちし、体勢を崩した相手を左の突き落としで土俵にはわせた。

初日黒星を喫した大関正代は、阿武咲を下して初日を出した。立ち合いこそ阿武咲の突き押しに押されて後退したが、土俵際で我慢。阿武咲の引きに反応して、きっちりと足を運んだ。

大関朝乃山は、小結高安に寄り倒しで敗れて1勝1敗とした。立ち合いから後手に回り、まわしが取れず。先に高安に左上手を取られると防戦一方となった。何とか右でまわしを取ろうとするも、取らせてもらえず。じりじりと土俵際に寄られて寄り倒された。

2日目の取組模様を写真で振り返ります。

幕内

白鵬(2勝0敗)小手投げ宝富士(0勝2敗)

宝富士(右)を小手投げで下す白鵬(撮影・河田真司)

宝富士を小手投げで下し、勝ち名乗りを受ける白鵬(撮影・河田真司)


高安(1勝1敗)寄り倒し朝乃山(1勝1敗)

朝乃山(下)を寄り倒しで破る高安(撮影・河田真司)

高安に寄り倒しで敗れ、土俵下に拳をつく朝乃山(撮影・河田真司)


貴景勝(2勝0敗)突き落とし大栄翔(0勝2敗)

☆貴景勝(相手が先場所優勝の大栄翔)「実力があるので、自分も向かっていく気持ちでやった。(3日目以降に向けて)毎日初日だと思って明日から頑張っていく。(場所前は部屋の引っ越しもあり)新しい環境で、いい環境でできているので、感謝しながら明日からもやっていきたい」

★大栄翔「自分から先に攻めたかったが、大関の相撲をとられてしまった。立ち合いもよくないんで、しっかり切り替えてやっていかないといけない」

大栄翔(右)の攻めに耐える貴景勝(撮影・河田真司)

大栄翔に勝利した貴景勝に声援を送る子どもたち(撮影・鈴木みどり)


正代(1勝1敗)押し出し阿武咲(0勝2敗)

☆正代「とりあえず今日は初日が出て、連敗しないのが良かった。このまま落ち込んだままいくよりは、早い段階で初日を迎えて、そこから星をつなげられたらなと思っていた。まだ硬さは抜けていないけど、土俵際までしっかり寄れたんじゃないかと思う」

★阿武咲「最後まで小さくなりきれず、伸びてしまった。(調子は)悪くないと思う。意識することは、相手に集中するだけです」

阿武咲(右)の攻めに耐える正代(撮影・河田真司)

阿武咲(右)を押し出しで破る正代(撮影・鈴木みどり)


北勝富士(1勝1敗)はたき込み隆の勝(1勝1敗)

☆北勝富士「土俵際を気をつけた。(最後の場面は)相手が足そろっているのが見えた。先手先手でいって、相手が引いてきてくれた。冷静に取れた」

隆の勝(右)をはたき込みで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)


照ノ富士(2勝0敗)押し出し若隆景(0勝2敗)

☆照ノ富士(若隆景は)「小さい相手。動きがいいから、右手をつかまえる、取りたいと思っていた。(大関とりの重圧)プレッシャーとか感じていない。1日一番思い切ってやるだけと思っている」

若隆景(左)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)


明生(1勝1敗)押し出し御嶽海(2勝0敗)

☆御嶽海「前に出れば負けないと思ってやっている。(圧力が)相手にしっかり伝わっているんで、よかったと思う」

明生(手前)を攻める御嶽海(撮影・鈴木正人)


妙義龍(2勝0敗)寄り切り志摩ノ海(1勝1敗)

☆妙義龍(昨年秋場所以来の連勝発進)「いつも通りまた明日、集中して頑張ります。(目標は)15日間、けがなく乗り切ること」

★志摩ノ海「頭が浮いたんで。頭が浮くとダメなんで。頭を上げないで、自分の相撲をとりきりたい」

志摩ノ海(左)を攻める破る妙義龍(撮影・鈴木みどり)


霧馬山(1勝1敗)すくい投げ遠藤(0勝2敗)

霧馬山(右)の攻めに耐える遠藤(撮影・河田真司)


逸ノ城(2勝0敗)極め出し隠岐の海(1勝1敗)

隠岐の海(左)を極め出しで破る逸ノ城(撮影・鈴木みどり)


玉鷲(1勝1敗)叩き込み栃ノ心(0勝2敗)

玉鷲(左)の攻めに耐える栃ノ心(撮影・河田真司)

栃ノ心(奥)をはたき込みで破る玉鷲(撮影・河田真司)


翔猿(0勝2敗)送り倒し輝(2勝0敗)

☆輝「しっかり中に入れないよう、落ち着いて対処できたと思う」

翔猿(左)を送り倒しで破る輝(撮影・河田真司)


琴ノ若(1勝1敗)叩き込み千代の国(1勝1敗)

千代の国(左)を叩き込みで破る琴ノ若(撮影・鈴木みどり)


竜電(0勝2敗)浴びせ倒し豊昇龍(1勝1敗)

☆豊昇龍「自分の思った相撲はとれなかったが、今場所初の白星なんで緊張した。(相撲の)いい悪いとか考えてなかったんでよかったです」

竜電(後方)を浴びせ倒しで破る豊昇龍(撮影・鈴木正人)


翠富士(2勝0敗)押し出し千代大龍(1勝1敗)

千代大龍(右)を押し出しで破る翠富士(撮影・河田真司)

千代大龍と翠富士の一番で物言いがつき協議する審判団(撮影・鈴木みどり)


碧山(2勝0敗)突き出し琴勝峰(0勝2敗)

☆碧山「当たって前に出る相撲を目指している。(初日から2連勝は)久しぶりなのでいい感じです。(締め込みの色を青色から緑色に変更したことについて)もともと古くなっていた。今まで作ってくださった方に色を自分で決めてと言われて、私の字(しこ名)は「あお」とも読めるし、「みどり」とも読めるので妻と考えて決めた」

琴勝峰(左)を突き出しで破る碧山(撮影・鈴木みどり)


明瀬山(2勝0敗)送り出し照強(0勝2敗)

照強(左)を送り出しで破る明瀬山(撮影・鈴木正人)


剣翔(0勝2敗)寄り切り千代翔馬(1勝1敗)

剣翔(左)を寄り切りで破る千代翔馬(撮影・鈴木みどり)


琴恵光(2勝0敗)突き落とし豊山(1勝1敗)

☆琴恵光「中に入って攻めることだけを意識しました。先手を取ろうということで、自分の流れで相撲が取れている」

★豊山「立ち合いがすべてだった。動き自体は悪くないんで、大事なところをしっかりやりたい。とにかく勝ち越さないといけない。期待してくれている人たちを裏切り続けているんで、ピリッとした相撲をとらないといけない」

豊山(下)を突き落としで破る琴恵光(撮影・鈴木みどり)


大奄美(1勝1敗)寄り切り英乃海(2勝0敗)

☆英乃海「がっぷり組まずにとろうと思っていた。その通りにいけてよかった。(2連勝は)もちろん気分いいです。この調子で考えた相撲をとっていければ」

大奄美(右)を寄り切りで破る英乃海(撮影・河田真司)


魁聖(1勝1敗)送り出し天空海(1勝1敗)

天空海(左)を送り出しで破る魁聖(撮影・河田真司)

幕内土俵入り

幕内土俵入りする、左から照ノ富士、貴景勝、正代(撮影・河田真司)

十両

千代丸(1勝1敗)引き落とし炎鵬(2勝0敗)

千代丸(左)を攻める炎鵬(撮影・鈴木正人)

千代丸(手前)を引き落としで破った炎鵬(撮影・鈴木正人)

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行司間一髪!式守鬼一郎ひらり飛んだ/初日写真特集

<大相撲春場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

昨年7月場所以来の出場となる白鵬(36=宮城野)は、先場所優勝の小結大栄翔(27=追手風)と、かど番の大関貴景勝(24=常盤山)は、西前頭筆頭の阿武咲(24=阿武松)と対戦する。横綱鶴竜(35=陸奥)は5場所連続の休場。

春場所は本来、大阪で行われるが、新型コロナウイルス感染予防のため力士らは東京にとどまり、両国国技館で開催となった。

初日の取組を写真で振り返ります。

協会あいさつに臨む八角理事長(中央)。前列左から正代、白鵬、貴景勝、朝乃山、後列左から高安、照ノ富士、隆の勝、御嶽海、大栄翔(撮影・小沢裕)

十両

宇良はたきこみ千代鳳

千代鳳(左)をはたき込みで破る宇良(撮影・河田真司)

千代鳳(右)をはたき込みで破る宇良(撮影・鈴木正人)


炎鵬あしとり 千代ノ皇

千代ノ皇(左)の足を掴む炎鵬(撮影・河田真司)

炎鵬(手前)に足を取られる千代ノ皇を避ける行司の式守鬼一郎(撮影・河田真司)

千代ノ皇(左)を足とりで破る炎鵬(撮影・鈴木正人)

炎鵬(左)は足取りで千代ノ皇を破る(撮影・小沢裕)

幕内

徳勝龍押し出し大奄美

☆大奄美 久々の幕内で緊張したかも。今場所はとにかく勝ち越したい。8番勝って9番、10番と考えたい。


魁聖上手投げ英乃海

☆英乃海 がっぷり四つにならないようにだけ気をつけた。押し込まれたけどよかったと思います。(翔猿と兄弟幕内)別に目標にしていたわけじゃない。うれしいけど、特別な感情はないです。

★魁聖 (初場所前に同じ友綱部屋から新型コロナ感染者が出た影響で2場所ぶりの出場)久しぶりの本土俵ですから、変な感じがした。無事に終わって良かった。(場所前は)久しぶりにがっちり稽古して、あちこち痛い。けがしないように、できれば勝ち越したいです。


豊山寄り倒し剣翔

豊山(左)は寄り倒しで剣翔を破る(撮影・小沢裕)

☆豊山 (3場所連続の白星発進)勝てたのが一番良かった。場所前も大関と毎日稽古させてもらった。勝つための努力はしてきた。また明日から頑張れたらいい。けがせずに15日間乗り切れればいい。去年の3月から勝ち越してないので、とりあえず勝ち越しを目標に頑張ります。


琴恵光押し倒し千代翔馬

照強小手投げ碧山

照強(右)を小手投げで破った碧山(撮影・鈴木正人)

☆碧山 少し高かった。相手が中に入って、少し危なかった。大きい相手ならダメだったね。


明瀬山突き落とし琴勝峰

明瀬山(左)の攻めに耐える琴勝峰(撮影・河田真司)

☆明瀬山 (初顔から2連敗中の琴勝峰に勝利)三度目の正直と思って…違うか。(過去)2番とも一気に持って行かれているので、立ち合い負けをしないようにした。(埼玉栄高の後輩だが)いやいや年が離れすぎているので、そこは意識してなかった。(幕内で初めて勝ち越した先場所後の反響)いっぱい新聞にも載せていただいて、来ない人からも連絡がきたりした。


千代大龍肩透かし竜電

翠富士引き落とし豊昇龍

☆翠富士 (立ち合い変化)腰が痛いのもあった。腰は痛いけど、やっているときはテンション上がっているのであまり気にしないようにしている。場所前は全く稽古できなかったけど、自分でも怖いので1週間前くらいから無理やりやった。(白鵬の横綱土俵入りでは初めて太刀持ちを務める)緊張感があるからか(腰の)痛みは感じず、緊張の方が勝った。横綱が目の前で神聖なものを感じた。


千代の国押し出し翔猿

千代の国(左)は翔猿を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

☆千代の国 (翔猿を一方的に押し出し)落ち着いて相撲を取れた。(初場所は、場所前に同じ九重部屋から新型コロナウイルスの感染者が出た影響で休場したが)家から出られなかったので、家でやれることをやっていた。(休場による)マイナスとかはない。プラスにしたい。

★翔猿 見すぎて相手のペースにのまれた。自分から攻められていないんで、どんどん攻めていきます。(兄の英乃海との兄弟幕内は)特に意識してないです。


琴ノ若突き出し

☆輝 自分のとりたい相撲がしっかりとれた。肩の力を抜いて、相手を起こして止まらない。目標は全勝を目指します。


栃ノ心上手投げ逸ノ城

栃ノ心(手前)を上手投げで破った逸ノ城(撮影・鈴木正人)


玉鷲勇み足隠岐の海

物言いがついた一番は玉鷲(中央)の勇み足で隠岐の海が初日を飾る(撮影・小沢裕)


遠藤押し出し妙義龍

遠藤(右)を押し出しで破る妙義龍(撮影・河田真司)

☆妙義龍 稽古で体が落ちないようにやってきた。(兵庫・高砂市出身)大阪に行きたかったけど、東京でやれている。一生懸命やるだけです。


霧馬山押し出し志摩ノ海

霧馬山(後方)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)

☆志摩ノ海 (自己最高位で)師匠(木瀬親方)の言うことが「下がり方が甘い」とか、シビアになってきている。


高安掛け投げ明生

高安(右)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

高安(手前)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

高安(手前)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

☆明生 組んだのはまずかったかなと。一か八かです。勝てたからよかったです。


若隆景押し出し隆の勝

隆の勝(左)と若隆景の一番は同体で取り直しとなる(撮影・小沢裕)

☆隆の勝 押し込まれて危ない部分もあったが、押し返せたのでよかったと思う。(立ち合いは)変化もあるかなと思って突っ込めず、自分の立ち合いではなかった。


照ノ富士下手投げ北勝富士

北勝富士(右)を下手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

☆照ノ富士 落ち着いて取れて良かったと思う。上位に弱い人はいない。毎日、力を精いっぱい出そうとしている。まずは9番勝ってからという感じで、1日一番力を出し切りたい。

★北勝富士 立ち合いはよくて自分のペースでいけたが、右を差されてまわしをとられたのが反省点ですね。もう少し丁寧にいけばよかった。


貴景勝押し出し阿武咲

立ち会いから阿武咲(右)を突き押しで攻める貴景勝(撮影・小沢裕)

貴景勝は阿武咲(手前)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

★阿武咲 向こう(大関貴景勝)の方が終始よかった。先手をとられてしまった。


宝富士突き落とし朝乃山

宝富士(左)を突き落としで破る朝乃山(撮影・小沢裕)

☆朝乃山 白星発進できたのはよかったが、相撲内容は反省しないといけない。当たって上体が起きてしまった。反応よく突き落とせたが、まだ初日なんでいい方向に持って行きたい。


正代寄り倒し御嶽海

正代(左)を寄り倒しで破る御嶽海(撮影・河田真司)

☆御嶽海 (大関正代から白星に)踏み込みも反応もよかった。先手先手で前に出ていこうと思った。


白鵬寄り倒し大栄翔

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(右)を寄り倒しで破った白鵬(撮影・鈴木正人)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる白鵬(撮影・鈴木正人)

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北勝富士、歴代10位タイの金星記録なるか/新番付

北勝富士(2020年9月20日撮影)

日本相撲協会は1日、大相撲春場所(14日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。現役力士の今場所達成可能な歴代10傑入りなどの記録は以下の通り(在位したことで達成済みも含む)。

【通算勝利数】

既に横綱白鵬(35=宮城野)が1170勝で歴代トップに君臨。昨年7月場所10日目以来の白星を、どこまで伸ばせるか注目だ。現役2位は横綱鶴竜(35=陸奥)の785勝。こちらも最後の白星は、昨年春場所14日目で1年ぶりの白星で、あと75勝の歴代10位・寺尾(元関脇=現錣山親方)に迫りたいところだ。

【幕内在位場所数】

今場所で白鵬が、旭天鵬(元関脇=現友綱親方)を抜き歴代単独2位の100場所。ちなみに歴代1位は元大関魁皇(現浅香山親方)の107場所。新入幕からの幕内連続在位100場所は、史上初の快挙となった。

【幕内出場回数】

白鵬が歴代8位の1265回。今場所、皆勤し5月の夏場所も出場すれば、3日目に歴代7位の安芸乃島(元関脇=現高田川親方)に並ぶ。現役2位は鶴竜の1027回。なお歴代1位は、元関脇旭天鵬(現友綱親方)の1470回。

【幕内勝利数】

白鵬が1076勝で、2位の魁皇に197勝もの差をつけ歴代トップ。現役2位は鶴竜の645勝で、歴代10位の貴乃花(元横綱)までは残り56勝。

【通算連続出場】

初土俵以来、無休の「鉄人記録」。歴代7位タイに1316回の玉鷲(36=片男波)が入っている。04年春場所の序ノ口デビューから足かけ18年の「皆勤賞」だ。ちなみに1位は元関脇青葉城の1630回。

【金星獲得】

現役力士で歴代10傑入りは不在だが、今場所チャンスがあるとすれば現在7個の北勝富士(28=八角)。横綱2人を倒せば通算9個で三根山、玉乃海、長谷川、富士桜、貴闘力が名を連ねる歴代10位タイに滑り込む。番付も上位総当たりの東前頭2枚目。序盤にチャンスが巡ってくるか…。

なお8個で現役トップの逸ノ城(27=湊)は、ようやく西前頭6枚目まで番付を戻した。序列では横綱戦はないが、中盤まで好成績を残せば当てられる可能性はある。それは7個で追う遠藤(30=追手風)も同じで、初場所は7勝8敗で負け越したが、東前頭5枚目に据え置かれた。こちらも序盤から白星を並べれば、中盤以降に横綱との一番が組まれる可能性がある。

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貴景勝3度目かど番、2年ぶり小結3人以上/新番付

貴景勝(2021年1月18日撮影)

日本相撲協会は1日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、通常の大阪から東京開催に変更した大相撲春場所(14日初日、東京両国国技館)の新番付を発表した。

横綱は7場所連続で東に白鵬(35=宮城野)、西に鶴竜(35=陸奥)が就いた。ともに4場所連続休場(全休は3場所連続)明けで、復調を示す土俵となる。5場所ぶり45回目の優勝を目指す白鵬は、新たな金字塔を打ち立てた。新入幕から幕内連続在位が前人未到の100場所となった(2位は元関脇高見山=先々代東関親方=97場所)。幕内連続在位としても、史上最多の元大関魁皇(現浅香山親方)の106場所に次いで100場所に到達。幕内在位も魁皇の107場所に次いで史上2位の100場所となった。昨年の名古屋場所以来9場所ぶり7回目の優勝を目指す鶴竜は、進退をかける場所になる。

大関は、ともに先場所、かど番を脱出した正代(29=時津風)が東、この日27歳の誕生日を迎えた朝乃山(高砂)が西に。綱とりの先場所、途中休場した貴景勝(24=常盤山)は、東の序列2番目で、昨年7月場所以来、3度目のかど番として迎える。

両関脇は東西変わらず。東は2場所連続の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)で三役は3場所連続。今場所は大関復帰をかける場所となる。西は3場所連続関脇となる隆の勝(26=常盤山)で三役も3場所連続の在位になる。

小結も東西は、東が3場所連続小結の高安(30=田子ノ浦)、西が2場所連続小結(三役は5場所連続)の御嶽海(28=出羽海)で変わらず。新たに先場所、初優勝した大栄翔(27=追手風)が4場所ぶりに西の序列2番目の小結に復帰(三役は3場所ぶり復帰)。なお小結が3人以上、名を連ねるのは19年九州場所(阿炎、遠藤、北勝富士、朝乃山)以来となる。

大相撲春場所は、12日の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。14日の初日を迎える。

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“地味キャラ”大栄翔テッポウで大きな手鍛え初賜杯

優勝インタビューで笑顔を見せる大栄翔(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が初優勝を果たした。勝てば優勝、敗れれば決定戦に持ち込まれる可能性もあった大一番で、隠岐の海を突き出して13勝目。埼玉県出身では初、追手風部屋としても初めての優勝となった。3度目の殊勲賞、初の技能賞も獲得。“地味キャラ”とも呼ばれた実力者が、両横綱不在、綱とりに挑んだ大関貴景勝が不振となった場所で主役を張った。初場所は6年連続で初優勝力士誕生となった。

   ◇   ◇   ◇

歓喜の瞬間を迎えても、険しい表情はあえて崩さなかった。大栄翔の顔は、自身の赤い締め込みのように紅潮したまま。勝ち名乗りを受けて花道に引き揚げると、師匠の追手風親方(元前頭大翔山)が待っていた。「うれしさよりも緊張感があった。(師匠に)『おめでとう』と言われてうれしかった」。張り詰めていた感情の糸が、緩んだ瞬間だった。

勝てば優勝が決まる大一番で、会心の相撲を見せた。立ち合いから隠岐の海の差し手をはね上げ、左右ののど輪で一方的に引かせた。「自分の相撲を取りきるしかない。迷いなくいった」。初日から7日連続で役力士を破った突き押しは、千秋楽も健在だった。

脚光を浴び続ける相撲人生ではなかった。むしろ、実績の割には地味な印象が先行していたかもしれない。同部屋には幕内屈指の人気を誇る遠藤がいて、仲のいい貴景勝や、同学年の朝乃山は看板力士に成長。身近な存在が先を行くことが多かった。新十両会見では師匠の追手風親方に「声をもっと張れよ」と怒られるなどシャイな一面もあるが、地道に稽古を重ねる我慢強さはあった。

高校相撲の名門、埼玉栄高でレギュラーをつかんだのは3年で、2年までは補欠でちゃんこ番。同校相撲部の山田道紀監督は「文句を言わず黙々と稽古していた。芯が強い。控えの後輩の教材になっていた」と振り返る。「うちは弱い子にはテッポウをさせる。大栄翔もずっとテッポウをやっていた」と同監督。地道にテッポウ柱を打ち続けた手のひらは分厚い。もともと手は大きく、中2でサイズの合う手袋がなくなった。母恵美子さんによると、古い友人に「キャッチボールの時はグローブがいらないね」とからかわれたことも。突き押しの威力は大きな手を介して確実に伝えた。

自身を含めて関取6人を誇る部屋では、稽古相手に不足はなかった。感染対策で出稽古が禁止され、調整の難しさを漏らす関取もいる一方で「恵まれていると思う。(突っ張りの)回転の良さは申し合いで積み重ねることが大事なので」。コロナ禍だからこその“アドバンテージ”が生きた。

昨年は全5場所で優勝力士が異なり、新年最初の場所も6年連続で初優勝力士が誕生した。“戦国時代”まっただ中の角界で、大関昇進の期待もかかる。「期待に応えられるように頑張りたい」。資質は証明済み。磨いた突き押しの威力を、これからも信じ続ける。【佐藤礼征】

<大栄翔アラカルト>

◆埼玉初 埼玉県出身の力士では初めて。他に優勝がないのは宮城、福井、岐阜、静岡、滋賀、京都、和歌山、島根、徳島、宮崎、沖縄で11府県。

◆平幕優勝 昨年7月場所の照ノ富士以来、平成以降では13例目。

◆アベック優勝 十両で同部屋の剣翔が優勝。幕内、十両のアベックVは05年九州場所の高砂部屋(幕内朝青龍、十両闘牙)以来。1場所15日制が定着した49年夏場所以降では19例目。

◆埼玉栄高 豪栄道、貴景勝に続いて3人目。

◆平成生まれ 照ノ富士、御嶽海、貴景勝、朝乃山、正代に続き6人目。

大栄翔(左)は隠岐の海を突き出しで破り幕内優勝を決める(撮影・小沢裕)
隠岐の海(後方左)を突き出しで破り幕内優勝した大栄翔(撮影・鈴木正人)
隠岐の海(左)を激しく攻める大栄翔(撮影・河田真司)
花道を引き揚げる大栄翔(撮影・鈴木正人)

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追手風部屋に初V力士も「パレードなく実感が」親方

追手風親方(2019年2月25日撮影)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

追手風部屋(埼玉・草加市)にとって初めての優勝力士が誕生した。

師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は「(コロナ禍で)準備やパレードがないので実感が湧きませんね」と話す。98年秋場所後に日大の後輩でもある2人の弟子を連れて、友綱部屋から独立。99年初場所で部屋最初の関取となった元関脇の追風海らが届かなかった賜杯に、小結経験者の遠藤らよりも早く、大栄翔がたどり着いた。

埼玉県にある部屋(追手風、湊=川口市、入間川=さいたま市、二子山=所沢市)からも初の優勝力士輩出。「埼玉から最初に優勝力士を出したい」と意欲を示す親方もいた。19年には映画「翔んで埼玉」がブームを起こしたが、角界でも埼玉の存在感が高まりつつある。

大栄翔(左)は隠岐の海を突き出しで破り幕内優勝を決める(撮影・小沢裕)

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隠岐の海(左)を突き出しで破り、幕内優勝を決める大栄翔(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館

西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が、悲願の初優勝を果たした。2敗の単独トップで迎えた千秋楽、勝てば優勝の隠岐の海戦を制し、13勝目を挙げると歓喜の瞬間が訪れた。埼玉県勢では初、追手風部屋勢でも初めての優勝を果たした。

両横綱が初日から不在、綱とりが懸かっていた大関貴景勝が不振となった場所で、主役を張った。初日から7日間連続で役力士を破り、三役以上を総ナメ。平幕力士が初日から7日連続で役力士を破るのは、1場所15日制が定着した1949年(昭24)夏場所以降では初の快進撃だった。

9日目に初黒星を喫し、持ち前の突き押しが影を潜める場面もあったが、終盤戦で立て直した。先頭を走る重圧の中でも「いい感じの緊張感でやれている。その中で取るのは大変なことだけど、頑張っていきたい」と前を向いていた。

昨年秋場所には新関脇に昇進するなど、次期大関候補としても期待が高い27歳が大願を果たした。母子家庭で育ち、家族への恩返しの思いから埼玉栄高を卒業後にプロの世界へ進んだ。

同部屋の遠藤は角界屈指の人気を誇り、仲のいい貴景勝や同学年の朝乃山は大関に昇進して看板力士に。身近な存在の陰に隠れがちだったが、コツコツと自慢の突き押しを磨き、一気に花を咲かせた。

隠岐の海(左)を激しく攻める大栄翔(撮影・河田真司)
隠岐の海(後方左)を突き出しで破り幕内優勝した大栄翔(撮影・鈴木正人)
隠岐の海を突き出しで破り、勝ち名乗りを受ける大栄翔(撮影・河田真司)
花道を引き揚げる大栄翔(撮影・鈴木正人)

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