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メイウェザー、人気ユーチューバーと6月6日に対戦、那須川戦以来のEX戦

ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(44)が6月6日、米フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムで人気ユーチューバー、ローガン・ポール(26)と対戦すると27日(日本時間28日)、発表した。自身のインスタグラムで報告したもので、ショータイムがPPVで中継する。ボクシングルールの対戦とみられる。18年大みそかの那須川天心戦以来のリングで、同じくエキシビション戦になるという。

当初は2月20日に対戦すると発表されていた異色の注目カードだったが、日付以外は会場、ルール、アンダーカード(前座)は主催者によって明らかにされないまま延期が発表されていた。約4カ月遅れで、実現した形となった。

米メディアによると、メイウェザーはポールよりも約30ポンド(約13・6キロ)体重が軽いとされる。対照的にプロ50戦全勝のメイウェザーに対し、ポールのプロ戦績は1戦1敗。体重差とスキル、経験差などを考慮に入れ、メイウェザーは160ポンド(約72・5キロ)以下、ポールも190ポンド(約86・1キロ)というウエート設定にある見通しだ。

昨年11月、メイウェザーはオンライン会見で2月28日、東京ドームで開催される格闘技イベント「MAGA2021」に参戦することを表明。しかし、日本での2度目の緊急事態宣言の発出で来日が困難になったことで大会延期が発表されていた。また昨年12月には21年の国際ボクシング殿堂入りも果たしている。

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ボクシング転向の那須川天心 「いつでもやる」武尊との対戦はどうなる

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川天心と武尊>

15年11月、K-1会場で試合後の武尊に那須川が対戦要求。武尊も「いつでもやる」と承諾したが、RISEとK-1で所属が違うことなどで、行われなかった。その後、この話は消えかけたが、昨年大みそかのRIZINで武尊が那須川の試合を、3月28日RISEでは那須川が武尊の試合を観戦に訪れ、実現に向け動きだした。7月に30歳を迎える武尊。実現できなければ引退をほのめかすほどの覚悟を見せており、RISE、K-1、RIZINの3団体が年内開催に向けて話し合いを続けている。

21年3月、タイトル防衛に成功した武尊

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5階級王者メイウェザー&亀田興毅/那須川のボクシングルールでの主な試合

18年12月、エキシビションマッチでメイウェザー(右)のパンチを食らいダウンする那須川天心

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川のボクシングルールでの主な試合>

18年12月のRIZINでボクシング5階級王者・メイウェザーとスペシャルマッチを戦い、初のダウンを奪われるなど、1回2分19秒でTKO負け、非公式ながら初黒星を喫した。19年6月には元世界王者の亀田興毅とスペシャルマッチ。ボディーブローや左ストレートなどをヒットさせ、KOこそ奪えなかったが、元プロボクサーと互角に打ち合った。

フェデリコ・ローマ(左)にローキックを浴びせる那須川天心(19年3月10日撮影)

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那須川天心はスピードがあり、強烈な左カウンターが素晴らしい/大橋秀行

皇治(左)にパンチを浴びせる那須川(2020年9月27日撮影)

私は以前から那須川選手のボクシング技術を評価してきた。3年前には、75年にプロ3戦目で世界王座を獲得したムエタイ出身のサンセク・ムアンスリン(タイ)の記録に並ぶのは、日本人で彼しかいないと感じていた。そして、あれからも順調に成長している。技術的にはスピードがあり、強烈な左カウンターを持っている。この2点が特に素晴らしい。キックボクシングにもボクシングにも通じるパンチ感覚を持っていると言っていい。

22年のうちにプロデビュー戦を計画しているそうだが、村田諒太選手のプロ初戦のように、日本王者と対戦してもいいのではないかというレベルにある。若いし、これから伸びしろも十分。ボクシングの階級で言えばバンタム級、スーパーバンタム級あたりだろう。世界を狙える階級であることも魅力だ。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者、大橋ジム会長)

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那須川の右ジャブ世界ランカークラス 帝拳ジム元トレーナー葛西裕一氏分析

那須川(左)葛西裕一氏(2018年2月17日撮影)

那須川天心にボクシング技術を指導している東京・用賀のジム「グローブス」代表で帝拳ジムの元トレーナー、葛西裕一氏(51)は、既に那須川の右ジャブが世界ランカークラスに到達していると強調した。月2回のペースで那須川にパンチ技術を教えている同氏は「技術は日本王者と普通に戦えるレベル」と前置きした上で「サウスポースタイルから天才的な右ジャブを打っている。あれは世界ランカーレベルのタイミングですよ」と断言。また勝負勘の良さ、天性の勝負運の強さにも舌を巻いている。

97年から20年間、帝拳ジムでトレーナーを務めた葛西氏は、西岡利晃ら計4人の世界王者を育てた。那須川が中学3年時、同ジムに出稽古に訪れ、当時のWBC世界ライトフライ級王者木村悠とスパーリングしていたエピソードも披露。「階級は(那須川の体格が大きく)違うが、当時の世界王者木村と互角にやっていた」とも明かしていた。

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井上尚弥にルイス・ネリら 那須川天心ボクシング転向で挑みそうな階級王者

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

立ち技打撃格闘技RISEの世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年中にボクシングデビューを目指す。

10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演。番組内で来年3月のRISE大会を最後にキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。

◆那須川が挑みそうな階級の世界王者 スーパーバンタム級(55・3キロ以下)ではWBAスーパー・IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が筆頭。今月3日にIBF暫定王者岩佐亮佑(セレス)を統一戦で下した。WBC王者にはバンタム級時代、山中慎介との世界戦で体重超過したルイス・ネリ(メキシコ)がいる。1階級上のフェザー級(57・1キロ以下)は世界4階級制覇王者でWBA世界フェザー級王者のレオ・サンタクルス(メキシコ)が人気選手。バンタム級(53・5キロ以下)にはWBAスーパー・IBF王者井上尚弥(大橋)がいる。

流血しながらノニト・ドネア(右)を攻める井上尚弥(2019年11月7日撮影)
ルイス・ネリ(18年3月撮影)

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那須川天心が来年中にボクシングデビューへ 期待される武尊戦へも意欲

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

弟の龍心とともに、ゲスト出演した那須川は、番組の最後に「やり切った。蹴りを捨てて、拳だけで勝負する」と語った。以前から転向をほのめかしており、今年2月には「キックボクシングをある程度広めることはできた。ボクシングでも貢献したい」と話していた。さらに「次元の違う相手は現代にはいない」。相手ではなく、自分(那須川)を倒すにはどうやって戦うかを考え、試合に臨むようになった。自身のユーチューブでは、人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる必殺技を練習するなど、アニメの世界に敵を求めるほどで、キックボクシングの世界ではもはや敵無しの状態だった。

14年にプロデビューした那須川は15年5月に史上最年少の16歳9カ月でRISEバンタム級王者に輝いた。18年12月のRIZIN14大会のエキシビションマッチでメイウェザーに敗れた以外は、公式戦では44戦無敗(32KO)で、無類の強さは「神童」と呼ばれている。ここ数年は王者として迎え撃つ立場だったが、常に向上心を持ち「ずっと王者だとつまらない。下から挑戦して、強い相手を倒したい」と転向を決意した。

19年には元世界王者の亀田興毅と対戦。経験が少ない中、左ストレートをヒットさせるなど互角に渡り合い、センスの良さを見せた。同8月には井上尚弥とも対面し「刺激的な1日」と明かしていた。今年からはボクシングジムへ通う回数を増やし、パンチの技術などを身に付けているという。

納得の試合ができるようになったことで、転向がはっきりと見えてきた。2月のRISE横浜大会では志朗に3-0判定勝ち。リベンジを狙い、襲いかかってきた相手に心理戦で勝利。那須川自身もそれまでのテレビ出演を断って作戦を練るなど、この試合に集中していた。KOとはならなかったが「(志朗は)成長させてくれる時間をくれた」と達成感を口にした。さらに「他の選手も育って欲しい。形が変わってきて、試合して終わりじゃなくて、自分を売り出すくらいの気持ちがないといけない」と格闘技界の今後についても提言した。

引退までの1年間で、熱望されているK-1王者、武尊との一戦も期待される。昨年大みそかには武尊が、今年3月28日には那須川が、お互いの試合を観戦。所属の問題などもあり、これまで口を閉ざしてきたが、ようやく自分の言葉で話すようになった。武尊からのラブコールも受け「すべてこれから。長い期間だったけど、1歩前進した。やるなら準備期間をもらってしっかり調整したい」と意欲を見せている。K-1中村プロデューサーは「現段階では日程など調整中」としているが、29歳の武尊は「試合で負けたら引退」と公言していることもあり、世紀の一戦の実現に向け、早い決定が望まれる。

RISE伊藤代表は「苦しい思いもプレッシャーもあった中、それを跳ね返して味方にしてくれた。巣立っていくのは寂しいが、気持ち良く送り出してあげたい」とエールを送る。

この日の番組では、時速100キロのボールを左ストレートで正確に捉え、ホームランにするシーンもあった。本番での強さや能力の高さをあらためて示した。残り1年。カウントダウンが始まった。那須川は「正直もう悔いはない。22年3月で卒業するが、必ずボクシング業界でも革命を起こす」と語った。無敗のままキックボクシングを卒業し、新天地で世界を見据え、挑戦者としてスタートを切る。

◆那須川天心(なすかわ・てんしん) 1998年(平10)8月18日、千葉県生まれ。5歳で極真空手を始める。小5でジュニア世界大会優勝。その後キックボクシングに転向し、14年7月、RISEバンタム級7位の有松に1回58秒KOデビュー。15年にバンタム級王座獲得。16年12月にRIZIN初参戦。18年6月には階級を上げ、初代RISE世界フェザー級王者に輝いた。昨年6月から始めたユーチューブの登録者数は65万人。矢沢永吉の大ファンで入場曲は「止まらないHA~HA」。165センチ、56・8キロ。

武尊(左)と話す那須川(2020年12月31日撮影)

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那須川、対戦望まれる武尊選手は「スタイルが真逆」

武尊に紹介された那須川天心(2021年3月28日撮影)

RIZINやRISEで活躍するキックボクシングの「神童」那須川天心(22)が、対戦が期待されるK-1スーパーフェザー級王者武尊(29)とのファイトスタイルを「真逆のタイプ」と表現した。

自らの公式ユーチューブに投稿した「K-1に行ってきた」で、28日に東京・日本武道館で開催されたケイズフェスタ4大会Day2を視察したことを報告した。

武尊(29)がレオナ・ペタスの挑戦を受けた防衛戦を試合会場でチェック。試合後には武尊に呼び掛けられると立ち上がって一礼し、拍手を送るシーンも公開した。会場を離れると「いい試合でしたよ。すごい良かったですね。何年かぶりに(武尊の)試合を見ましたね。打ち勝ったという試合」と分析。その上で「僕とは対応の違うファイトスタイル。打たれ強いので、信じて打っている。被弾はあるけど倒すという。僕は被弾なく、自分だけ当てるというスタイルなので。真逆じゃないですか」と素直な感想を口にした。

不利との予想もあったペタス戦をクリアし、防衛に成功した武尊について、那須川は「なんだかんだで持っている男なんですよ、武尊選手は。その差がでた。どんなにピンチと言われても、乗り越えてきた。お互いこれだけ時間が経過して負けていないというのはお互いに(格闘技界を)盛り上げている」と、ファイターとしてのスター性をあらためて認めた。

注目される両者の対決の時期、会場などについても言及した那須川は「まだ何も決まっていない。お互いに会場に来たりという状況はあるが、条件とか進んでいない。武尊選手が前回来てくれたので、そのお返し。敬意を込めてきました」と説明していた。

那須川天心との対戦を希望した武尊(2021年3月28日撮影)

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K1武尊「やりたい試合がある」那須川戦へ照準

守ったベルトを横に会見する武尊(撮影・吉池彰)

K1スーパー・フェザー級王者・武尊(29)が29日、先日に行われたケイズフェスタ4 Day2(日本武道館)の一夜明け会見に出席し、対戦が待ち望まれる那須川天心との一戦について、胸の内を明かした。

「最高の相手」と語ったレオナ・ペタスとの試合に2回KOで勝利したことで心置きなく大一番に向かえる。「1回負けたら引退すると決めていた。勝たないとやる権利がないと思っていた。負けたら皆さんが期待してくれている試合も実現できなかったのでホッとしている」と語った。2回延期となった試合に加え、那須川との一戦への期待もあり「ずっと感じていた」というプレッシャーからようやく解放された。これまで寝ていても朝まで記憶があるほど張り詰めた状態が続いていたが、前夜は「久しぶりに記憶がないくらい眠れた。目覚ましも聞こえなかった」と笑顔を見せた。

前日の勝利後、観戦に来ていた那須川に向かって「最高の舞台で最高の試合をしたい。よろしくお願いします」とリング上で初めて思いを告げ、那須川も立ち上がって手を挙げ、これに応えた。格闘家として自分より強い選手がいることが悔しかった。「ここ数年、どっちが強いという論争みたいなのがあって。立ち技最強はK-1だと言いたい気持ちがある」。

日時や体重などについてはまだ決まっていないが「これから関係者の方と話し合って決めていく」と明かした。もちろん、最強を決める戦いではあるが、根底には格闘技で日本を元気にしたいという思いがある。「格闘技にパワーをもらって今の自分がある。今度はそれを発信して、他のメジャーなスポーツに負けないくらいの文化にする。そのためにはやりたい試合があるので、それに向けて全力で過ごしていきたい」。言葉を選びながらではあるが、那須川との日本一をかけた戦いに照準を合わせた。【松熊洋介】

ケイズフェスタ4Day2の一夜明け会見に出席した武尊(撮影・松熊洋介)

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武尊「自分が強い時にやりたい」那須川との対戦熱望

スーパーフェザー級のタイトル防衛に成功して、あいさつで那須川天心との対戦を希望した武尊(撮影・丹羽敏通)

<K-1:ケイズフェスタ4Day2>◇28日◇日本武道館

スーパーフェザー級王者・武尊(29)が、1年ぶりの公式戦をKOで飾った。

Krush同級王者・レオナ・ペタス(28)に打ち合いの末、左フックで打ち倒した。2回1分10秒でKO勝ちした。試合後には観戦に訪れた那須川天心(22)にリング上で「最高の舞台で最高の試合をしたい」と対戦を呼びかけた。クルーザー級タイトルマッチは、シナ・カリミアン(33)がK-Jee(30)を破り、新王者に輝いた。

  ◇  ◇  ◇

武尊は勝利後、リング下の那須川に「天心選手、よろしくお願いします」と思いを伝えると、那須川も席を立ち、手を挙げて笑顔で応えた。ファンが待ち望む対戦は、所属の違いなどで実現していない。昨年大みそかには武尊が那須川の試合に訪れ、今回は那須川が観戦した。相思相愛は明らか。武尊は「格闘技界にとってパワーを与えられる試合になる。自分が強い時に早くやりたい」と実現を強く望んだ。

19試合中、12試合がKO決着。武尊もその流れに乗った。1回から殴られてスイッチが入ると、作戦を無視。「思いっ切り殴り合える友だち」と時折笑顔を見せながらも激しく殴り合った。フラつくシーンもあったが、引くことなく真っ向から襲いかかった。序盤のカーフキックも効き、3度のダウンで勝利。自身のケガとコロナで延期となった今試合。「過去最高レベル」という重圧から解放され「世界が明るく見える」と満面の笑みを見せた。

スーパーフェザー級のタイトル防衛に成功して、トロフィーを掲げる武尊(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス 1回、ダウンを奪う武尊(右)(撮影・丹羽敏通)
解説も務めた友人の西川貴教に祝福され、笑顔の武尊(撮影・吉池彰)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス KO防衛してコーナーポストからバック宙して喜ぶ武尊(撮影・丹羽敏通)

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アマ10冠藤田健児TKOデビュー格闘一家の最終兵器

5回、木村(左)にパンチを浴びせる藤田(撮影・野上伸悟)

<プロボクシング:フェザー級6回戦>◇25日◇東京・後楽園ホール

アマ10冠ボクサー藤田健児(27=帝拳)が鮮やかな6回TKOでプロデビューを飾った。

木村元祐(34=JM加古川)とフェザー級6回戦で拳を交え、6回2分38秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。左右にスイッチし、ディフェンシブな木村に対し、サウスポースタイルから的確な左ボディーストレートをヒット。3回には強烈な左ストレートを打ち込むと、相手の左目下は内出血で大きく腫れた。4回には右フックでダウンも奪取。最終6回にコーナーへと追い込み、連打を続けてレフェリーストップ勝ちとなった。

高校総体3連覇、全日本選手権3度Vなどアマ10冠、海外でもアジア選手権銅メダルと実績十分の藤田は19年に東京オリンピック(五輪)出場の目標が断たれ、昨年9月、プロテストに合格した。所属ジムでは高校6冠で元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナー(36)との指導でレベルアップを図ってきた。

格闘一家で育った。ボクシングでアマ5冠の次兄大和は格闘家に転身し、現在は総合格闘技団体DEEPのフライ級暫定王者に就く。RIZINにも参戦し、キックボクシング界の「神童」那須川天心とも対戦している。次姉翔子はDEEPに参戦し、今月初勝利を挙げたばかり。長兄和典氏は元東洋太平洋フェザー級暫定王者で故郷岡山県内でジムを経営し、長姉典子さんは極真空手世界3位の実績を持つスポーツインストラクターだ。その兄姉たちから藤田は「藤田家の最終兵器」と呼ばれている。会場に駆けつけた大和、翔子の目前で白星プロデビューを挙げた。

プロデビュー戦で6回TKO勝ちし、喜ぶ藤田(撮影・野上伸悟
6回、木村(左)にパンチを浴びせる藤田(撮影・野上伸悟)

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アマ10冠の藤田健児「結果出す」25日プロデビュー

世界2階級制覇王者粟生トレーナー(左)とのコンビでプロデビューする藤田健児

格闘技一家の末っ子でアマ10冠ボクサーの藤田健児(27=帝拳)がプロデビューする。

25日に東京・後楽園ホールで木村元祐(34=JM加古川)とのフェザー級6回戦でプロ初戦を迎える。23日も体重調整した藤田は「倒せるボクシングをしたい」と気合を入れた。

ボクシングでアマ5冠の次兄大和は格闘家に転身しした現DEEPフライ級暫定王者。RIZINで那須川天心と対戦している。次姉翔子もDEEPに参戦し、今月初勝利を挙げた。長兄和典氏は元東洋太平洋フェザー級暫定王者、長姉典子さんは極真空手世界3位の実績を持つ。その兄姉たちから藤田は「藤田家の最終兵器」と呼ばれる。

藤田自らも高校総体3連覇、全日本選手権3度V、アジア選手権銅と実績十分だ。19年に東京五輪の夢が断たれ、昨年9月にプロテストに合格。元世界2階級制覇王者粟生トレーナーとのタッグで世界を狙う。「27歳なので遠回りしたくない。1つ1つの試合で結果を出す」と意気込んだ。

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選手の生き様訴えて市場拡大/榊原CEOに聞く1

日刊スポーツの取材に応じた榊原信行CEO(撮影・松熊洋介)

新たなスター誕生へ、第2章が始まる。21日に行われる総合格闘技のRIZIN27大会(愛知・日本ガイシホール)に向け、榊原信行最高経営責任者(CEO、57)が日刊スポーツの取材に応じ、思いを語った。

   ◇   ◇   ◇

今大会は、実力を兼ね備える朝倉兄弟や那須川天心、堀口恭司ら看板選手が出場しない。榊原氏は「あえてそのようなカードを組んだ」と真意を明かした。

榊原氏 昨年の大みそかの大会からすると見劣りするかもしれないが、だからこそ見てもらいたい。彼らが出ると注目を持って行かれてしまう。打倒・朝倉兄弟や天心、堀口に届く注目選手がたくさんいる。これから大化けするかもしれない。

今大会は女子のスーパーアトム級タイトルマッチ(浜崎-浅倉)がメイン。以前から女子の格闘技を強化してきた榊原氏が、熱いメッセージを込めたカードだ。最軽量が52キロという米団体のUFCにはない49キロ級を立ち上げた。「世界一」を名乗り、日本から世界へ向けた選手を作り上げる思いがある。

榊原氏 女子選手が男子をおさえてメインが張れる。2人(浜崎と浅倉)だったら男子選手をしのぐくらい、ドラマチックな試合を見せてくれると思う。この試合を見て女子選手たちにはもっと奮起してもらいたい。

榊原氏は15年のスタートから20年までを「第1章」とし、昨年大みそかの大会を集大成と位置付けた。97年に立ち上げたPRIDEは世界から注目を集めて広まったが、団体も増えてきた中で、業界そのものの選手層も厚くなり、RIZINは「すぐには興味を持たれなかった」という。

海外の団体に声を掛け、世界で通用する規模の舞台にしようと、ヒョードルを好条件で現役復帰させた。それでも反響は得られず、ファンは振り向かなかった。

2度の興行で「費用対効果が全く合わなかった」と痛感。海外の選手はファイトマネーも高く、つり合わないと考えた榊原氏は、日本のファンを獲得することに軌道修正。圧倒的な求心力を手に入れるため、国内のマーケットを大きくしようとかじを切った。

16年に那須川に声を掛け、17年には堀口を海外から呼んだ。選手の生き様やドラマに興味を示す日本特有のファンの心に向けて発信している。

徐々に知名度も上がり、ファンに評価され、人気も出てきた。海外選手も呼べるようになり、YouTubeなどで世界に発信。視野を広げ、米国のマーケットが少しずつ見えてきた。

榊原氏 体が小さくてもスピードはあるし、魅力ある試合ができる。選手の生き様にスポットを当てるPRIDEと同じような形で、ドラマチックな戦いに酔いしれるコンテンツにできてきた。

5年で軌道に乗せ、納得の形で第1章を終えた。「現状どれだけのものが見せられるかが、RIZINの底力。ようやくそういうチャレンジができるところまで来た。ハングリーな選手たちの生き残りをかけた戦いが見せられるので、このラインアップで世間と勝負してみたい」と力を込めた。

新たなスターが生まれることを願い、第2章の挑戦が始まる。(続く)

【松熊洋介】

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那須川天心キック残り1年「悔いない」一夜明け会見

RISE横浜大会の一夜明け会見に臨む那須川天心(撮影・江口和貴)

2月28日に行われたRISE横浜大会で志朗(27=Be WELLキックボクシングジム)に3-0判定勝ちを収めた那須川天心(22=TARGET/Cygames)が1日、都内で一夜明け会見に登場し、今後について語った。

来年のボクシング転向を視野に入れている那須川は、残り1年のキックボクシングについて「正直もう悔いはない。RISE=那須川天心というのができてしまっている。ある程度広めることはできたのかな」と胸中を明かした。今後の試合については「意味のある試合をしていきたい」と話し、那須川の後、RISEを引っ張っていく選手については「1人じゃ無理。55キロ以下はめちゃくちゃ層が厚いし、若い選手が育ってきて欲しいと思う」と話した。

格闘家のあり方についても語った。現在ユーチューブやテレビ出演など、格闘技を広めるための活動も積極的に行っている那須川。「格闘技も形が変わってきた。試合して終わりではない。自分を売り出すために名前をかけるくらいじゃないと、周りはついてこない」と持論を展開した。

来年2~4月に開催予定の「RISE ELDRAD」が那須川の最後の大会となる予定。伊藤代表は「あと1年弱で卒業する。巣立っていくのは寂しいが頑張ってほしいという気持ち。これからがカウントダウン。最後気持ち良く送り出したい」と語った。デビューから無敗の神童には今後の相手を選ぶのに苦労するが「素晴らしいストーリーを考えたい」と、今後1年間で4、5試合程度を予定しているという。

前日の試合では打倒那須川を掲げて挑んできた志朗に心理戦で勝利。那須川自身「自分と戦うならどういうことを警戒するかを考えた」と自分の映像を見返しながら対策を考えたという。「5、6パターンのうちの1つがはまった」と明かした。多くのプレッシャーを跳ね返し、どんな相手でも倒し続け、異次元の領域に達した那須川。このままラスト1年も無敗で終える。【松熊洋介】

RISE横浜大会の一夜明け会見に臨む那須川天心(撮影・江口和貴)
RISE横浜大会の一夜明け会見に臨み写真に納まる那須川天心(右)と寺山日葵(撮影・江口和貴)
RISE横浜大会の一夜明け会見で那須川に質問するベイノア(撮影・江口和貴)
RISE横浜大会の一夜明け会見に臨み写真に納まる那須川天心(撮影・江口和貴)

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那須川やるの?武尊戦 ボクシング転向前ファン期待

志朗(左)に蹴りを見舞う那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

無敗の神童が連勝記録を延ばした。那須川天心(22=TARGET/Cygames)が志朗(27=Be WELLキックボクシングジム)に3-0判定勝ちし、デビュー戦から無傷の44連勝を飾った。

3R終了後左手を大きく突き上げ、勝利を確信した。クリーンヒットこそなかったものの、各ラウンドともに攻撃力で上回り、終始自分のペースで試合を進めた。ボクシングジムに通う回数を増やしたことが奏功し、打撃戦で志朗を圧倒。さらに心理戦でも優位に立ち「かけひきで勝つことができて、改めて自分が強くなったんだなと思う。志朗君ありがとう」とライバルに感謝した。

3年半ぶりとなる適正体重での試合。54・95キロでパスした前日計量では「久々に55キロでやれるので楽しみ」と意気込んで試合に臨んだ。ここ数年55キロ以上での試合が続いたが、そんな中でもパワーアップし続けていた。「どれだけスピードが出るか。自分でも制御できないくらい動くのでは。明日の自分に任せるというか、期待したい」と自分でも理解できないほどのレベルを実感していた。

昨年の挑戦者決定トーナメントで優勝した志朗とは19年9月に対戦し、3R判定勝利。1年半ぶりの対戦に「実力で上がってきた選手。執念を感じるし、認めている部分もある。自分のスピードに対応してくると思う」。警戒はするが、普段から相手の対策をするタイプではない。「前回以上の屈辱を味合わせてやる」と一蹴。さらに「55キロだからといって、スピードだけで戦うつもりはないし、3分3Rしかないので、志朗君に謎を与えようかな」。余裕の言葉通りの試合展開で志朗を寄せ付けなかった。

将来的にボクシング転向も視野に入れる。ファンが期待する武尊との試合も待ち望まれる。「キックをやる時間は少ないと思う。これからもしっかりとRISEに恩返ししていきたい」と語った。

「次元の違う相手は現代にはいない」と話す。自身のユーチューブでは、人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる必殺技を練習するなど、アニメの世界に敵を求めるほどになった。負け知らずの神童は、誰も届かない領域でさらに成長を続ける。【松熊洋介】

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

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那須川天心デビュー44連勝「キック無敗でいたい」

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)がデビューから44連勝を飾った。

昨年のRISE DEAD OR ALIVE2020 55キロ以下~那須川天心挑戦者決定トーナメントを制した志朗(27)とのバンタム級(55キロ級)3分3回に臨んだ。19年9月のRISEワールドシリーズ58キロ級トーナメント決勝以来、約1年半ぶりの再戦でも、3-0(30-28×3)の判定勝利。21年初戦を制した那須川は「久々にかけ引きで試合して勝てたのがうれしい。成長させてくれた志朗君、ありがとうございました」と感謝した。

キックボクシングからの卒業間近であることを明かしている那須川は「これからいろいろな試合があると言われているんですけど、キックでいる時間は少ないんですよね。しっかり最後までRISEに恩返ししてキックボクシングを去るまで無敗でいたい」と力強く宣言した。

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)との頂上対決実現に大きな注目が集まっている。昨年大みそかのRIZIN26大会で臨んだムエタイの強豪クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)戦には、会場のさいたまスーパーアリーナに武尊が姿を見せて試合視察。武尊も3月28日のケイズフェスタ4大会Day2(東京・日本武道館)でレオナ・ペタスとの防衛戦を控えており、これをクリアすることで、両者のスーパーファイトが実現に向けて進むのではないかとされている。

志朗(手前)の肘が右目付近に当たる那須川(撮影•滝沢徹郎)

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江畑塁、拳剛を瞬殺「戦い方改良」拳2発でKO勝ち

拳剛(左)にパンチを見舞う江幡(撮影・滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

江畑塁(30=伊原道場)が、拳剛(26=誠剛館)に1R2分38秒で、KO勝ちを収めた。

「キックボクシングの魅力を知ってもらいたい」との言葉通り、右、左と2度の拳でダウンを奪い、拳剛を瞬殺した。勝利後マイクを取った江畑は「RISEの舞台でしっかり輝けるために調整を続け、戦い方を改良してきた。みなさん、どうでしたか~」と声高らかに叫んだ。

RISE初参戦となった昨年11月の大会では、準決勝で鈴木真彦との壮絶な戦いの末に敗れ、那須川天心への挑戦権を得ることができなかった。「満足していない」と悔しさをバネに今大会で勝利をつかんだ。コロナ禍の中、応援してくれたファンにも感謝。「僕たちはこのリングで熱く生きて、皆さんに力を与えていきます」と語った。

拳剛(左)にノックアウト勝ちした江幡(撮影・滝沢徹郎)

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那須川天心「スピード制御できない」久々適正体重戦

キックボクシング「RISE ELDORADO 2021」前日計量をパスし天を仰ぐように両手を広げる那須川(撮影・小沢裕)

立ち技格闘技のRISE横浜大会(28日、横浜アリーナ)の前日計量が27日都内で行われ、那須川天心(22)が「久々に55キロでやれるので楽しみ」と意気込んだ。3年半ぶりとなる適正体重での試合。計量は54・95キロで1回でパスした。その後、各選手の会見が始まる中、後方の自分の席でずっと1点を見つめ、時折目を閉じて精神を統一させるなど、集中した表情を見せていた。

対戦するのは、昨年の挑戦者決定トーナメントで優勝した志朗(27)。19年9月の対戦では、3R判定で勝利している。1年半ぶりの対戦に「いろんなパターンを考えている」と明かした。さらに「実力で上がってきた選手なので、評価しつつ、前回以上の屈辱を味わわせてやるので、期待しておいてください」と余裕の表情を見せた。

ここ数年55キロ以上での試合が続いた。そんな中でもパワーアップしていることを実感していた那須川。今回の体重について「どれだけスピードが出るか。自分でも制御できないくらい動くのでは。明日の自分に任せるというか、期待したい」と話すほど、さらに高いレベルに到達している可能性もある。17日の公開練習では「キレは増している。体調も良くて楽しみ」と順調な姿を披露した。無敗の神童が異次元の戦いで44連勝を飾る。【松熊洋介】

キックボクシング「RISE ELDORADO 2021」前日計量をパスしファイティングポーズを披露する那須川(左)と志朗(撮影・小沢裕)
キックボクシング「RISE ELDORADO 2021」前日計量を終え会見に臨む那須川(撮影・小沢裕)

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那須川、鬼滅「猗窩座」の必殺技挑戦「使えるかも」

那須川天心(2020年12月25日)

全集中で44連勝!? RISE横浜大会(28日、横浜アリーナ)に出場する那須川天心(22)が、人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる必殺技の実現に意欲を見せた。18日、前日に行われた練習動画を公開。取材に応じた那須川は「使えるかな。やってみたい」とまんざらでもない様子で語った。

想像で話しているわけではなかった。もともとアニメが大好きでよく見るという那須川。これまでも試合でドラゴンボールのかめはめ波ポーズやNARUTOの構えなどを披露してきた。今回やって欲しい技をツイッターで募集したところ2000件以上が集まり、その中で今話題の「鬼滅の刃」を選択。数日前に自身のユーチューブで実際に相手を立たせ、キャラクターである「猗窩座」の技数種類を“実戦”。足で蹴り上げるなど実用性のあるものもあり「使えるかもしれない。スパーリングで試してみようかな」と手応えを感じていた。

デビューから43戦無敗で32KO。昨年から「次元上昇」をテーマに掲げ「比べられないくらい次元の違う戦いをする」と毎試合多彩な技を披露しながら勝利を重ねてきた。次元の違う相手を問われ「現代にはいない。アニメくらい」と語っていたほど。さらに「革命児になりたい。批判も受けるが、やり続ければ納得される」。アニメの技を試合で披露するなど、普通の選手では考え付かない奇想天外な発想だが、そんなビッグマウスも結果が伴っていれば受け入れられる。

公開練習では「キレは増している。体調も良くて楽しみ」と順調。対戦相手となる志朗とは19年9月に対戦し、3R判定で勝利。1年半ぶりの対戦に「僕のスピードに対応してくると思う。ボクシング技術が格段に上がっている」と警戒した。自身の戦い方については「技のキレが増してきた。スピードだけで戦うつもりはない」と含みを持たせた。28日はどんな技で観客を魅了するのか。異次元の領域に達した神童から目が離せない。【松熊洋介】

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キック2冠石月がRISE参戦、日本タイトル目指す

シャドーに取り組む石月

新潟県在住のプロキックボクサーでDBS日本ムエタイスーパーフェザー級、KROSS×OVER同級の2冠王者の石月祐作(30=KAGAYAKI)が「RISE 146」(23日、東京・後楽園ホール)のスーパーフェザー級戦に出場する。RISE参戦は19年11月以来、約1年3カ月ぶりで、同級3位竹内皇貴(26=チームドラゴン)と対戦。RISEのランキングは4位で上位の竹内に勝てば日本タイトル挑戦の可能性が見えてくる。

   ◇   ◇   ◇

感じているのは落ち着きと、いい緊張。「コンディションは今までになくいい」。石月は自信を潜ませる。2つ目のタイトルKROSS×OVERスーパーフェザー級王者に就いた昨年10月以来の試合。「あの後、もっとパンチの切れを出そうと思って練習してきた」。対戦相手の竹内の戦績は18戦10勝8敗で上位ランカーとの戦いも多い。「負けるかもしれない、と思うくらいの相手に勝っていかないと強くなれない」。難敵は望むところだ。

伊達皇輝代表(45)は「倒して勝たなければ。上を狙うための大切な試合」とあえてプレッシャーをかけた。昨年2冠を獲得した勢いがある。フェザー級世界王者の那須川天心(22)を抱えるRISEは人気が高く、ネットの生中継もある。上位の竹内に勝ってアピールできれば現在、チャンヒョン・リー(28=韓国)が持つ日本タイトル挑戦の道が見えてくる。

前回のRISE出場時は野辺広大(25)に判定負け。その後は他団体の試合で3連勝し2つのタイトルを手にした。移動などでマッチメークにハンディがある地方ジムでの複数タイトル獲得は関係者から高く評価されている。「田舎から出て行って都会を荒らす。そういうのもいいでしょう」とにやり。その実力を証明する。【斎藤慎一郎】

◆石月祐作(いしづき・ゆうさく)1990年(平2)10月9日生まれ、三条市出身。三条第一中から加茂農林へ。高校中退後、15年スポーツ道場「KAGAYAKI」に入門。16年アマチュアの全日本トーナメント優勝。17年8月に「RISE」でプロデビューし、18年スーパーフェザー級新人王を獲得。戦績12戦10勝(6KO)2敗。170センチ。血液型B。