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阿武咲が合同稽古皆勤「現状維持はない」角度にこだわりさらなる向上模索

夏場所に向けた合同稽古で関取衆との申し合いに参加した阿武咲(右)(代表撮影)

大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)に向けた合同稽古の最終日が両国国技館内の相撲教習所で行われ、平幕の阿武咲(24=阿武松)が計4日間を皆勤した。

最終日は小結御嶽海や平幕の若隆景らと計14番相撲を取って9勝5敗だった。合同稽古の“常連”となっている阿武咲は「先場所大負けしたので今場所に懸ける思いもありますし、そこは(いい稽古が)できたと思う」と振り返った。

西前頭筆頭に就き18年初場所以来3年ぶりの返り三役を目指した先場所は、4勝11敗と苦しんだ。現在の修正点は、相手に当たる「角度」という。「どこで爆発させるか、圧力を。タイミングだったり距離だったり、そういうところを(今回の合同稽古で)つかめたので良かった」。仕切り線の立ち位置なども常に模索している。「引退するまで常に上を目指してやっていかないと先はないと思っているので、現状維持はないという感じです」と話した。

夏場所に向けた合同稽古で関取衆との申し合いに参加した阿武咲(右)(代表撮影)
夏場所に向けた合同稽古で関取衆との申し合いに参加した阿武咲(右)(代表撮影)

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八角理事長が大関経験者の照ノ富士、高安の好調分析

阿武咲(手前)を激しく攻める高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

8日目に1敗同士で対戦し熱戦を繰り広げた大関経験者2人が、この日はそろって勝った。協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は、好調な要因を分析した。

先に登場した小結高安(30=田子ノ浦)は、勢いのある押し相撲の阿武咲(24=阿武松)に、突き押し相撲の真っ向勝負で臨み、はたきこみで勝ち越し決定の8勝目。幕内第1号の給金直しで単独トップの座を守った。勝因を同理事長は「立ち合いが厳しかった」とドッシリした踏み込みからの出足を第一に挙げ「右のおっつけが素晴らしかった」と阿武咲を浮き上がらせるような右おっつけを称賛。相手を押し込んでから、流れの中ではたいて勝負を決めた高安を「おっつけで(体が)伸びるから、押し相撲(の力士)は押せない」と、相手の長所を消し、かつ馬力も生かした高安の相撲を評価した。今場所好調の要因についても「一生懸命に同じように稽古してても(少し前は)軽かった。稽古を積み重ねて重さが戻ってきた」と分析した。

一方、関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)も、もろ差しの体勢になった妙義龍の両腕を、持ち上げるようにきめて反撃の糸口も与えず前に出て寄り切った。「相手の動きを止めようと半分(きめるのは)狙ってたんじゃないかな。差されたら、すぐにきめてやろうと。上手を取りに行って深く差されるより、初めから深く差されないように(きめて出た)」と考えた取り口を評価。精神面の充実ぶりも「よし、今日はこうすると、やることを決めているんじゃないか。(妙義龍戦でいえば)相手を動かせないようにという」と察していた。

阿武咲(左)を攻める高安(撮影・河田真司)

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高安が優勝争いの単独トップ守る「ホッとしている」

阿武咲(左)をはたき込みで破る高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇9日日◇22日◇東京・両国国技館

小結高安(31=田子ノ浦)が、優勝争いの単独トップを守った。西前頭筆頭の阿武咲(24=阿武松)をはたき込み、1敗を守って勝ち越しを決めた。8連勝は2018年春場所以来3年ぶり。「今日勝ってホッとしている気持ちと、前に出て決められなかったんで、また明日、切り替えていきたいと思います」と、手放しでは喜ばなかった。

今場所は7つの決まり手で8勝するなど、あらゆる展開で白星につなげている。「毎日、全力で相撲を取っていますんで。結果を出すことができてうれしく思っています」と表情を変えずに振り返った。

阿武咲(手前)をはたき込みで破る高安。後方左は照ノ富士(撮影・野上伸悟)

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辛勝の朝乃山に「将来伸びない」八角理事長ハッパ

阿武咲(下)を逆転の突き落としで破る朝乃山(撮影・中島郁夫)

<大相撲春場所>◇4日目◇17日◇東京・両国国技館

大関朝乃山(27=高砂)が、この日も押し込まれながら何とか逆転で勝って3勝目。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、期待すればこその苦言を呈した。

押し相撲の阿武咲(24=阿武松)に、立ち合いから一気に押し込まれ、両足が俵にかかるピンチ。上体をのけ反らせながら、あてがっていた阿武咲の左腕を突いて、最後は左足一本で体を回転させながら逆転の突き落とし、薄氷を踏む思いで何とか3勝目を挙げた。

今場所は相手に押し込まれる場面が多い朝乃山。八角理事長は「立ち合いの失敗。相手の出足を止めないといけない」と指摘。押し相撲の相手を「左から引っ張り込んで安易に止めようとしている。もっと苦労して、苦労して相撲を取らないと将来、伸びない。楽な勝ち方をしていると(成長が)止まってしまう」と続けた。引っ張り込む癖も「逆に、おっつけるような攻めの立ち合いがほしい」。今場所も5場所連続で横綱が不在。出場する力士の中で番付最上位の“大関トリオ”の一人に、期待すればこその言葉を投げかけていた。

阿武咲(左)を突き落としで破る朝乃山(撮影・鈴木みどり)

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行司間一髪!式守鬼一郎ひらり飛んだ/初日写真特集

<大相撲春場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

昨年7月場所以来の出場となる白鵬(36=宮城野)は、先場所優勝の小結大栄翔(27=追手風)と、かど番の大関貴景勝(24=常盤山)は、西前頭筆頭の阿武咲(24=阿武松)と対戦する。横綱鶴竜(35=陸奥)は5場所連続の休場。

春場所は本来、大阪で行われるが、新型コロナウイルス感染予防のため力士らは東京にとどまり、両国国技館で開催となった。

初日の取組を写真で振り返ります。

協会あいさつに臨む八角理事長(中央)。前列左から正代、白鵬、貴景勝、朝乃山、後列左から高安、照ノ富士、隆の勝、御嶽海、大栄翔(撮影・小沢裕)

十両

宇良はたきこみ千代鳳

千代鳳(左)をはたき込みで破る宇良(撮影・河田真司)

千代鳳(右)をはたき込みで破る宇良(撮影・鈴木正人)


炎鵬あしとり 千代ノ皇

千代ノ皇(左)の足を掴む炎鵬(撮影・河田真司)

炎鵬(手前)に足を取られる千代ノ皇を避ける行司の式守鬼一郎(撮影・河田真司)

千代ノ皇(左)を足とりで破る炎鵬(撮影・鈴木正人)

炎鵬(左)は足取りで千代ノ皇を破る(撮影・小沢裕)

幕内

徳勝龍押し出し大奄美

☆大奄美 久々の幕内で緊張したかも。今場所はとにかく勝ち越したい。8番勝って9番、10番と考えたい。


魁聖上手投げ英乃海

☆英乃海 がっぷり四つにならないようにだけ気をつけた。押し込まれたけどよかったと思います。(翔猿と兄弟幕内)別に目標にしていたわけじゃない。うれしいけど、特別な感情はないです。

★魁聖 (初場所前に同じ友綱部屋から新型コロナ感染者が出た影響で2場所ぶりの出場)久しぶりの本土俵ですから、変な感じがした。無事に終わって良かった。(場所前は)久しぶりにがっちり稽古して、あちこち痛い。けがしないように、できれば勝ち越したいです。


豊山寄り倒し剣翔

豊山(左)は寄り倒しで剣翔を破る(撮影・小沢裕)

☆豊山 (3場所連続の白星発進)勝てたのが一番良かった。場所前も大関と毎日稽古させてもらった。勝つための努力はしてきた。また明日から頑張れたらいい。けがせずに15日間乗り切れればいい。去年の3月から勝ち越してないので、とりあえず勝ち越しを目標に頑張ります。


琴恵光押し倒し千代翔馬

照強小手投げ碧山

照強(右)を小手投げで破った碧山(撮影・鈴木正人)

☆碧山 少し高かった。相手が中に入って、少し危なかった。大きい相手ならダメだったね。


明瀬山突き落とし琴勝峰

明瀬山(左)の攻めに耐える琴勝峰(撮影・河田真司)

☆明瀬山 (初顔から2連敗中の琴勝峰に勝利)三度目の正直と思って…違うか。(過去)2番とも一気に持って行かれているので、立ち合い負けをしないようにした。(埼玉栄高の後輩だが)いやいや年が離れすぎているので、そこは意識してなかった。(幕内で初めて勝ち越した先場所後の反響)いっぱい新聞にも載せていただいて、来ない人からも連絡がきたりした。


千代大龍肩透かし竜電

翠富士引き落とし豊昇龍

☆翠富士 (立ち合い変化)腰が痛いのもあった。腰は痛いけど、やっているときはテンション上がっているのであまり気にしないようにしている。場所前は全く稽古できなかったけど、自分でも怖いので1週間前くらいから無理やりやった。(白鵬の横綱土俵入りでは初めて太刀持ちを務める)緊張感があるからか(腰の)痛みは感じず、緊張の方が勝った。横綱が目の前で神聖なものを感じた。


千代の国押し出し翔猿

千代の国(左)は翔猿を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

☆千代の国 (翔猿を一方的に押し出し)落ち着いて相撲を取れた。(初場所は、場所前に同じ九重部屋から新型コロナウイルスの感染者が出た影響で休場したが)家から出られなかったので、家でやれることをやっていた。(休場による)マイナスとかはない。プラスにしたい。

★翔猿 見すぎて相手のペースにのまれた。自分から攻められていないんで、どんどん攻めていきます。(兄の英乃海との兄弟幕内は)特に意識してないです。


琴ノ若突き出し

☆輝 自分のとりたい相撲がしっかりとれた。肩の力を抜いて、相手を起こして止まらない。目標は全勝を目指します。


栃ノ心上手投げ逸ノ城

栃ノ心(手前)を上手投げで破った逸ノ城(撮影・鈴木正人)


玉鷲勇み足隠岐の海

物言いがついた一番は玉鷲(中央)の勇み足で隠岐の海が初日を飾る(撮影・小沢裕)


遠藤押し出し妙義龍

遠藤(右)を押し出しで破る妙義龍(撮影・河田真司)

☆妙義龍 稽古で体が落ちないようにやってきた。(兵庫・高砂市出身)大阪に行きたかったけど、東京でやれている。一生懸命やるだけです。


霧馬山押し出し志摩ノ海

霧馬山(後方)を押し出しで破る志摩ノ海(撮影・鈴木正人)

☆志摩ノ海 (自己最高位で)師匠(木瀬親方)の言うことが「下がり方が甘い」とか、シビアになってきている。


高安掛け投げ明生

高安(右)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

高安(手前)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

高安(手前)を掛け投げで破る明生(撮影・鈴木正人)

☆明生 組んだのはまずかったかなと。一か八かです。勝てたからよかったです。


若隆景押し出し隆の勝

隆の勝(左)と若隆景の一番は同体で取り直しとなる(撮影・小沢裕)

☆隆の勝 押し込まれて危ない部分もあったが、押し返せたのでよかったと思う。(立ち合いは)変化もあるかなと思って突っ込めず、自分の立ち合いではなかった。


照ノ富士下手投げ北勝富士

北勝富士(右)を下手投げで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

☆照ノ富士 落ち着いて取れて良かったと思う。上位に弱い人はいない。毎日、力を精いっぱい出そうとしている。まずは9番勝ってからという感じで、1日一番力を出し切りたい。

★北勝富士 立ち合いはよくて自分のペースでいけたが、右を差されてまわしをとられたのが反省点ですね。もう少し丁寧にいけばよかった。


貴景勝押し出し阿武咲

立ち会いから阿武咲(右)を突き押しで攻める貴景勝(撮影・小沢裕)

貴景勝は阿武咲(手前)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

★阿武咲 向こう(大関貴景勝)の方が終始よかった。先手をとられてしまった。


宝富士突き落とし朝乃山

宝富士(左)を突き落としで破る朝乃山(撮影・小沢裕)

☆朝乃山 白星発進できたのはよかったが、相撲内容は反省しないといけない。当たって上体が起きてしまった。反応よく突き落とせたが、まだ初日なんでいい方向に持って行きたい。


正代寄り倒し御嶽海

正代(左)を寄り倒しで破る御嶽海(撮影・河田真司)

☆御嶽海 (大関正代から白星に)踏み込みも反応もよかった。先手先手で前に出ていこうと思った。


白鵬寄り倒し大栄翔

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(手前)を寄り倒しで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

大栄翔(右)を寄り倒しで破った白鵬(撮影・鈴木正人)

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる白鵬(撮影・鈴木正人)

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感染禍の相撲協会 春場所休場の協会員を発表/一覧

両国国技館の外観(2020年5月4日撮影)

日本相撲協会は13日、春場所(14日初日、東京・両国国技館)を休場する協会員を発表した。

15日間を全休する協会員は以下の通り。

山響部屋:力士全員(13人)、山響親方(元前頭巌雄)、小野川親方(元前頭北太樹)、床朝(床山)、大将(呼び出し)

尾上部屋:力士全員(15人)、尾上親方(元小結浜ノ嶋)、佐ノ山親方(元前頭里山)、音羽山親方(元前頭天鎧鵬)、床浜(床山)

富士ケ根親方(元小結大善)、武隈親方(元大関豪栄道)

11日に新型コロナウイルス感染が判明した山響部屋付きの小野川親方、尾上部屋付きの音羽山親方に加えて、濃厚接触の可能性があるそれぞれの部屋の協会員が15日間を休場することになった。山響部屋、尾上部屋の協会員の他には、協会の公式ユーチューブチャンネルで小野川親方や音羽山親方と共演した富士ケ根親方、武隈親方も濃厚接触の可能性があるとして休場することが決まった。

また、小野川親方と音羽山親方と同じく協会の社会貢献部に所属する以下の親方衆は、経過観察期間として4日目まで休場する。

竹縄親方(元関脇栃乃洋)、高崎親方(元前頭金開山)、三保ケ関親方(元前頭栃栄)、岩友親方(元前頭木村山)、不知火親方(元小結若荒雄)、阿武松親方(元前頭大道)、熊ケ谷親方(元前頭玉飛鳥)、押尾川親方(元関脇豪風)、秀ノ山親方(元大関琴奨菊)、楯山親方(元前頭誉富士)、荒汐親方(元前頭蒼国来)、清見潟親方(元関脇栃煌山)、春日山親方(元前頭武州山)、北陣親方(元前頭翔天狼)、井筒親方(元関脇豊ノ島)

報道陣の電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、濃厚接触の可能性がある上記の親方衆は13日にPCR検査を受け、全員が陰性だった。

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先場所V大栄翔がかど番貴景勝と対戦 2日目取組

貴景勝(2021年1月12日撮影)

日本相撲協会は13日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を発表した。

新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の結果、山響部屋付きの小野川親方(元前頭北太樹)と、尾上部屋付きの音羽山親方(元前頭天鎧鵬)の2人に、新型コロナ陽性を確認。力士に濃厚接触の可能性もあるため、その結果を待っていたが、両親方以外に陽性は確認させず、前日12日に審判部が開いた取組編成会議で決めた取組をこの日、発表した。

初場所では新型コロナウイルスの影響で、幕内7人、十両9人の休場者を出したが、今場所の関取衆の休場は、左足負傷の横綱鶴竜(35=陸奥)ただ1人となった。

初日に続き2日目も好カードが組まれた。かど番で臨む大関貴景勝(24=常盤山)が、先場所優勝で埼玉栄高の先輩にあたる小結大栄翔(27=追手風)と当たる。過去の対戦成績は貴景勝の7勝5敗(不戦除く)。この1年は2勝2敗の五分で、激しい突き押しの攻防は見応えがありそうだ。

そのほかの上位陣は、横綱白鵬(36=宮城野)が宝富士(34=伊勢ケ浜)、残る大関の正代(29=時津風)が阿武咲(24=阿武松)、朝乃山(27=高砂)は小結高安(30=田子ノ浦)と対戦する。大関復帰をかける関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は、小兵の若隆景(26=荒汐)との一番に臨む。

2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

天空海 -魁  聖

英乃海 -大奄美 

豊  山-琴恵光 

千代翔馬-剣  翔

照  強-明瀬山 

琴勝峰 -碧  山

千代大龍-翠富士 

豊昇龍 -竜  電

千代の国-琴ノ若 

輝   -翔  猿

栃ノ心 -玉  鷲

隠岐の海-逸ノ城 

遠  藤-霧馬山 

志摩ノ海-妙義龍 

御嶽海 -明  生

若隆景 -照ノ富士

隆の勝 -北勝富士

阿武咲 -正  代

大栄翔 -貴景勝 

朝乃山 -高  安

宝富士 -白  鵬

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白鵬-大栄翔、かど番貴景勝は阿武咲と 初日取組

合同稽古に参加した白鵬

日本相撲協会は13日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の初日と2日目の取組を発表した。

新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の結果、山響部屋付きの小野川親方(元前頭北太樹)と、尾上部屋付きの音羽山親方(元前頭天鎧鵬)の2人に、新型コロナ陽性を確認。力士に濃厚接触の可能性もあるため、その結果を待っていたが、両親方以外に陽性は確認させず、12日に審判部が開いた取組編成会議で決めた取組をこの日、発表した。

初場所では新型コロナウイルスの影響で、幕内7人、十両9人の休場者を出したが、今場所の関取衆の休場は、左足負傷の横綱鶴竜(35=陸奥)ただ1人。4場所連続休場(全休は3場所連続)中だった横綱白鵬(36=宮城野)は、昨年7月場所12日目以来の土俵復帰で、いきなり先場所優勝の小結大栄翔(27=追手風)の挑戦を受ける。過去の対戦成績は白鵬の6勝2敗だが、最後の対戦となった昨年7月場所11日目は押し出しで敗れ、初日からの連勝を10で止められた相手だ。

大関陣は、かど番で臨む貴景勝(24=常盤山)が、西前頭筆頭で同じ押し相撲の阿武咲(24=阿武松)と対戦。正代(29=時津風)は小結御嶽海(28=出羽海)と、朝乃山(27=高砂)は東前頭筆頭の宝富士(34=伊勢ケ浜)との一番でスタートを切る。また、大関復帰をかける場所となる関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は北勝富士(28=八角)戦と、初日から好カードが組まれた。

初日の幕内取組は以下の通り(左が東)。

徳勝龍 -大奄美 

魁  聖-英乃海 

豊  山-剣  翔

琴恵光 -千代翔馬

照  強-碧  山

明瀬山 -琴勝峰 

千代大龍-竜  電

翠富士 -豊昇龍 

千代の国-翔  猿

琴ノ若 -輝   

栃ノ心 -逸ノ城 

玉  鷲-隠岐の海

遠  藤-妙義龍 

霧馬山 -志摩ノ海

高  安-明  生

若隆景 -隆の勝 

照ノ富士-北勝富士

貴景勝 -阿武咲 

宝富士 -朝乃山 

正  代-御嶽海 

白  鵬-大栄翔 

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阿武咲「楽しかった」白鵬と三番稽古10勝20敗

合同稽古で白鵬の指名を受けて三番稽古を行う阿武咲(左)(代表撮影)

大相撲春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)に向けた合同稽古が25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、平幕の阿武咲(24=阿武松)が横綱白鵬の指名を受けた三番稽古で計30番相撲を取り、10勝20敗だった。

鋭い出足を生かして、何度も横綱を引かせた。白鵬もあえて相手を呼び込む場面もあったものの、持ち味を存分に発揮。白鵬と稽古するのは昨年12月の前回の合同稽古以来で「しっかり当たることだけを意識して、いい稽古をしていただきました。楽しかったです! ありがたい気持ちと楽しい気持ちと。プラスな感情しかなかったです」と笑顔を見せた。

西前頭3枚目だった初場所では大関貴景勝、照ノ富士、隆の勝の両関脇を破るなど存在感を示し、9勝6敗の好成績を収めた。白鵬、鶴竜の両横綱が出場を目指す春場所では、上位総当たりが予想されるだけに「上位が久しぶりなのでワクワクしていますし、焦らずに地に足をつけて稽古をやっていければいい」と意気込んだ。

合同稽古で阿武咲と三番稽古を行う白鵬(右)(代表撮影)

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首位並ばれた大栄翔に「逆に強くなった」八角理事長

立ち合いで阿武咲(左)と激しく衝突する大栄翔(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館

1敗で優勝争いのトップを走っていた平幕の大栄翔(27=追手風)から、十中八九、手中に収めていた白星がすり抜けた。平幕の阿武咲(24=阿武松)を押し込み俵に詰めながら、距離が空いたのが災いしたのか、体を開かれ目標を失ってしまった。勢いそのままに突き落とされ土俵下まで駆け降りてしまった。

痛恨の2敗目。結びの一番で取り直しの末、命拾いした大関正代(29=時津風)に並ばれてしまった。ただ、この一番にも協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)の評価は「逆に(大栄翔は)強くなったな、という印象」だった。「大栄翔の立ち合いは良かった。突き放して予想以上に阿武咲が土俵際まで行ってしまった」と、迷いなく踏み込んだ大栄翔のここまでを評価。ただ「慌てて上から、手から行って(押して詰めが)おろそかになった。足からでなく手で行ってしまった」と最後の詰めを欠いた場面を分析した。

その上で「悪い相撲じゃない。逆に強くなったな、という印象」と初めて経験する終盤での優勝争いでも、自分の立ち合いと攻めを貫いた姿勢を評価。「勝負どころで押し相撲は、こんなことはある」とし、「(敗戦のショックを)引きずる必要はない。大関や横綱なら違うけど、開き直って優勝うんぬんにとらわれず、自分の相撲を取りきるんだ、というぐらいの気持ちで」と残り4日も大栄翔らしい相撲を押し通すことに期待した。

阿武咲(右)に突き落とされる大栄翔(撮影・河野匠)

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貴景勝不覚5敗…八角理事長が精神面のもろさ指摘

貴景勝は阿武咲に押し出しで敗れる(撮影・柴田隆二)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

前日、初日からの連敗を4で止め巻き返しが期待されていた大関貴景勝(24=常盤山)が、平幕の阿武咲(24=阿武松)に不覚を取って5敗目。電話取材に応じた八角理事長(元横綱北勝海)は、精神面のもろさを指摘した。

押し切れず、引いて相手を呼び込んで墓穴を掘った先場所の覇者を「精神的に粘り強く行かないと。楽に勝とうと思うと、ダメだダメだと(体が)反応して(引いて)しまう。気持ちが切れかかって取っている今場所はきついだろう」と迷いを察した。

さらに「目標が定まらず集中力というか、今場所は長く感じているだろう。いい時は誰でも力を出せる。こうゆう(悪い)時に、いかに力を出せるか。体を動かすのは精神力、気持ちの強さが必要だ」と、出場している約600人の力士の中で、番付最上位の貴景勝に奮起を求めた。

貴景勝(左)を押し出しで破る阿武咲(撮影・野上伸悟)

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八角理事長が貴景勝の敗因指摘、白星2大関は期待

貴景勝(右)の腕をとる宝富士(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇4日目◇13日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=常盤山)がトンネルから脱出できず、よもやの4連敗。綱とり絶望どころか、今場所の勝ち越しさえ危ぶまれる状況に陥った。

この日も宝富士(33=伊勢ケ浜)を迷いからか押し切れず、伸ばした右腕を手繰られ体を入れ替えられた。同時に左上手を取られ、そのまま上手投げで土俵をはわされた。押し切れなかった場面を八角理事長は「どうしても勝ちたい(という気持ちが強い)から土俵際で(宝富士を)見てしまった。思い切りがない」と分析。「土俵際で見てしまったから回り込まれた」と、投げで敗れる前に攻めきれなかった場面に敗因があったことを指摘した。現状の打開には「気持ちしかない」と期待した。

前日の3日目は大関総崩れ。「3大関には元気を出してほしい」と話していたが、残る2大関は白星。3連勝と好調の阿武咲(24=阿武松)の挑戦を退けた朝乃山(26=高砂)の相撲には「朝乃山が、うまく下から攻めた。正面から真っすぐ行って右を差しに行った。元気のいい力士(阿武咲)に勝ったから気持ちが違うだろう」と2勝2敗と五分に戻したかど番大関の今後に期待。同じくかど番の正代(29=時津風)も、琴勝峰(21=佐渡ケ嶽)に格の違いを見せつけて押し出しで快勝。「右が入ったから相手の動きについていった。かち上げながら右を差すという自分の形で出ればいいんじゃないか」と本来の相撲が戻ったことを指摘していた。

阿武咲(左)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・河田真司)
琴勝峰(右)を押し出しで破る正代(撮影・河田真司)

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八角理事長、3連勝大栄翔&阿武咲の対戦見てみたい

立ち会い後に強烈な突き押しで正代(右)を攻める大栄翔(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇3日目◇12日◇東京・両国国技館

3大関総崩れの一方で、きっぷのいい押し相撲の大栄翔(27=追手風)と阿武咲(24=阿武松)が、ともに3連勝。早くも役力士の全勝が消えた今場所の、台風の目になりそうな平幕コンビに、協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は「乗っている時の2人の対戦が見たいね。立ち合いで、どんな当たりをするのか見てみたい」と興味津々の様子で期待した。

大栄翔は3大関撃破、阿武咲も2関脇と1小結と役力士に全勝。阿武咲については「この3日間、初日から最高の相撲を取っている。去年の相撲教習所での(合同)稽古も全部行った。その意気込みがうれしい。やる気が結果に出ている。立ち合いで迷わず持って行けるという自信がついている」と褒めた。一方の大栄翔についても「調子がいいから(正代より)先に動いている。ここまでは負けて元々と思い切って行けた。三役との対戦があるが(今後も)気持ち的に受け身にならないように」と期待。「2人とも立ち合いの思い切りがいい。変にまとまっていない」と期待を寄せた。

◆平幕力士の3日連続大関撃破 昭和以降では大栄翔が18人目。初日から3日連続撃破は、08年九州場所の西前頭2枚目若の里(初日から琴欧洲、琴光喜、魁皇)、19年初場所の西前頭2枚目北勝富士(同栃ノ心、豪栄道、高安)に続いて3人目。平幕の4日連続撃破は、10年夏場所の西前頭2枚目栃ノ心(2日目から日馬富士、琴欧洲、琴光喜、魁皇)のみ。

阿武咲(左)は隆の勝を引き落としで破り、初日から3連勝を飾る(撮影・小沢裕)

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阿武咲「関取衆との感覚」求めて合同稽古“皆勤”

阿武咲(2020年11月15日撮影)

来年の大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)で、三役復帰を目指す平幕の阿武咲(24=阿武松)が22日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われている合同稽古に、ここまで“皆勤”の5日連続で参加した。

両横綱や2大関、2小結も参加し活況を呈していた合同稽古も、この日の関取衆の参加は、いずれも平幕の霧馬山、北勝富士と阿武咲を合わせた3人だけ。10時前には終了した。

そんな中、阿武咲は3人の中では番付下位ながら、申し合い稽古で7勝7敗。必然的に連続して取るか、1番空けて取るかという“過密稽古”になったが「きついのはきついけど、逆に言えば間(インターバル)なく相撲を取れるので、感覚を忘れずにすむ」と、プラス思考にとらえた。

立ち合いも、さまざまな形を試すなど「関取衆と取ることに意味がある。合同稽古に求めているのは、関取衆との感覚という部分。いろいろな体勢からでも、しっかりその感覚を体に覚えさせる」の言葉通り、目的意識も明確に臨んだ。

5日間を振り返り「場所の感覚には、しっかり近づいている。あとは場所の緊張感だったり、集中力で自分の相撲が完成する。しっかり毎日、やるべきことをやるだけ」と約3週間後の本場所を、早くも見据えているようだ。苦しんだ今年1年は、精神面で波ができてしまったと分析。「しっかり覚悟を決めて、今のうちから(気持ちを)作って行ければ」と話した。

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合同稽古“皆勤”の阿武咲「来年こそは返り三役を」

阿武咲(2020年11月15日撮影)

来年の大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)で、三役復帰を目指す平幕の阿武咲(24=阿武松)が21日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われている合同稽古に、ここまで“皆勤”の4日連続で参加した。

この日も番付上位の関取衆との申し合いで精力的に17番を取り6勝11敗。そんな数字以上に「感覚自体は、そんなに悪くないので、関取衆と(稽古を)出来ているだけでいいと思います」と手応えを口にした。

今年は西前頭7枚目からスタート。2場所連続9勝で番付を上げたが、2勝13敗と大負けし幕内下位へ。再び10番勝って上位へ戻した。そんな1年を「いろいろ苦しい年だったので来年はいい年にしたい。来年こそは返り三役を目指して頑張りたい」と約3年ぶりの三役復帰を待望した。

初場所は前頭3枚目前後が予想され、三役復帰には勝ち越しから、さらに星の上積みがほしいところ。「何も考えずにやることをやっていれば、結果はちゃんと、ついてくると思うので、自分を信じてやるだけ」と引き締めた。今の課題も「しっかり前に出る、しっかり押し切る。自分と相手の距離を詰めすぎない、離れすぎない。自分の距離で取ることをしている」と自覚している。残り2日の合同稽古も参加予定だという。

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朝乃山は照ノ富士 正代は霧馬山と 2日目取組

朝乃山

日本相撲協会審判部は6日、東京・両国国技館内で、新型コロナウイルス感染防止のため会場を通常の福岡から東京に変更して開催する大相撲11月場所(8日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。東西の両横綱、白鵬(35=宮城野)と鶴竜(35=陸奥)は2場所連続で初日からの休場が決まった。

2日目の取組で、新大関の正代(29=時津風)は新三役を目指す東前頭筆頭の霧馬山(24=陸奥)と対戦する。大関3場所目の朝乃山(26=高砂)は結びの一番で、小結照ノ富士(28=伊勢ケ浜)との好一番に臨む。出場する力士の中で序列最高位となる東大関の貴景勝(24=千賀ノ浦)は、番付を7枚上げた西前頭筆頭の若隆景(25=荒汐)の挑戦を受ける。新三役の関脇隆の勝(25=千賀ノ浦)は、東前頭2枚目の阿武咲(24=阿武松)と対戦する。

十両以上の休場者は両横綱の他に、幕内では琴勇輝(29=佐渡ケ嶽)、十両は出場停止中の阿炎(26=錣山)の4人。2日目の幕内取組は以下の通り(左が西)。

明瀬山 -千代翔馬

志摩ノ海-千代大龍

天空海 -千代の国

逸ノ城 -琴ノ若 

豊昇龍 -豊  山

炎  鵬-魁  聖

佐田の海-竜  電

琴恵光 -明  生

徳勝龍 -碧  山

遠  藤-照  強

栃ノ心 -宝富士 

琴勝峰 -玉  鷲

翔  猿-北勝富士

隠岐の海-妙義龍 

高  安-輝   

大栄翔 -御嶽海 

隆の勝 -阿武咲 

若隆景 -貴景勝 

霧馬山 -正  代

朝乃山 -照ノ富士

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初V正代が殊勲&敢闘W受賞、11勝翔猿も敢闘賞

八角理事長(右)から内閣総理大臣杯を受け取る正代(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇27日◇東京・両国国技館

日本相撲協会は両国国技館内で、大相撲秋場所の三賞選考委員会を開き、受賞力士を決めた。

殊勲賞は初優勝を遂げた関脇正代(28=時津風)が初受賞した。また正代は、6回目の敢闘賞も獲得しダブル受賞となった。

最後まで優勝争いに加わった新入幕で東前頭14枚目の翔猿(28=追手風)は、11勝4敗で敢闘賞を受賞。千秋楽の本割で正代に勝っていれば、その後の優勝決定戦の結果に関係なく技能賞の受賞もあったが、敗れたためダブル受賞はならなかった。

選考委員会では、敢闘賞で若隆景(25=荒汐)と阿武咲(24=阿武松)が、技能賞で隆の勝(25=千賀ノ浦)が候補に上がったが、多数決の結果、過半数に達しなかったため受賞はならなかった。

優勝賜杯を手にする正代(撮影・鈴木正人)

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阿武咲13連敗先場所から“倍返し”も…Vは届かず

隆の勝(左)にはたき込みで敗れた阿武咲(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇14日目◇26日◇東京・両国国技館

阿武咲(24=阿武松)は先場所の“倍返し”級の勢いで白星を積み重ねていたが、隆の勝に敗れて優勝の可能性が消滅した。

来場所の新三役を確実にしている相手に右のど輪、左おっつけで出足を止めた。土俵際まで追い込んだが、足がついていかなかった。惜敗に「足があと1歩出なかった」。先場所の13連敗から一転、今場所は2桁白星と大健闘。優勝を逃したが「意識はない。最後集中する」と、千秋楽に向けて気を引き締めた。

隆の勝(左)を攻める阿武咲(撮影・河田真司)

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貴ノ岩のおい北天海が三段目全勝V「意識していた」

三段目優勝を決めた北天海(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇13日日◇25日◇東京・両国国技館

三段目は東20枚目の北天海(21=尾上)が埼玉栄高の1年後輩、二本柳(阿武松)を引き落とし、7戦全勝で優勝した。

立ち合いから頭をつけての主導権争い。「絶対に引かないと思ってやりました」。最後は引き技も、圧力をかけ続けて勝利をものにした。「(優勝は)意識していた。緊張したけど勝ってよかった」とホッとした表情を見せた。

モンゴル出身で元幕内貴ノ岩のおい。おじさんからは今年1月、初場所で勝ち越した後に激励の電話をもらったという。

来場所は幕下昇進が確実。「体を増やして稽古して力をつけないと。簡単には勝てない。立ち合いが遅くて軽いんで強くしたい」と明確に課題と目標を口にした。

北天海は二本柳(手前)を突き落としで破り三段目優勝を決める(撮影・小沢裕)
北天海は二本柳(手前)を突き落としで破り三段目優勝を決める(撮影・小沢裕)

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久之虎「負けたらどうしようと…」序ノ口7戦全勝V

全勝で序ノ口優勝を決めた久之虎(撮影・河田真司)     

<大相撲秋場所>◇13日目◇25日◇東京・両国国技館

西序ノ口5枚目久之虎(31=出羽海)が、7戦全勝で3度目の序ノ口優勝を果たした。

7番相撲は西序ノ口28枚目秋良(19=阿武松)をはたき込みで下した。もろ手突きでのけ反らせると、左に開いて相手をはわせた。

最高位は東幕下16枚目だが、左目の網膜剥離で3場所連続の休場を強いられた。幕下経験者の重圧もあり「負けたらどうしようと思ってやった」と苦笑い。相撲を取る稽古はまだ再開できず、四股やすり足などの基礎運動を積み重ねて今場所に備えてきた。序二段で迎える11月場所に向けて、再び稽古に励む。

秋良(左)を攻める久之虎(撮影・河田真司)     
久之虎(左)ははたき込みで秋良を破り序ノ口優勝を決める(撮影・小沢裕)

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