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オスプレイ激闘制し初防衛「鷹木は俺のレベルに達していないから負けた」

新日本プロレス福岡大会 IWGP世界ヘビー級の初防衛に成功し、ベルトを掲げるウィル・オスプレイ(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス福岡大会>◇4日◇福岡国際センター◇観衆2367人

龍魂を打ち砕いた。IWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイ(27)が鷹木信悟(38)を44分53秒の激闘の末に破り、初防衛に成功した。

メイドインジャパン、パンピングボンバー、GTR…。「秘策がある」と言っていた鷹木の上をいき、武器である魂の攻撃をすべてはねのけた。テーブルの上にたたき落とされて腰を痛め、終盤は立つのもやっとの状態だったが、何度もかわされたストームブレイカーをさく裂させ、粘る相手をリングに沈めた。試合後観客が席を立てないほど、のみ込まれていた総力戦を制し「鷹木は俺のレベルに達していないから負けた。俺が勝つことは初めから運命で決まっていた」とほえた。

ベルトへの執念が実った。3月ニュージャパンカップで優勝し、飯伏への挑戦権を獲得した際に、恋人のプレストリーにオスカッターを浴びせて仲間割れ。当時、女子プロレスのスターダムに所属しながら、毎試合セコンドで助けてきたパートナーを「ベルト以外は意味がない」とあっさり切り捨てた。その後4月4日の両国大会で、宣言通り飯伏を破り、頂点に立った。

次戦は29日東京ドームでオカダと対戦する。英国時代に新日本へ導いてくれた兄貴分を昨年10月に裏切り、CHAOSを脱退。今年1月4日東京ドーム大会で対戦するも敗れ、眠れないほど悔しがった。この日の試合ではオカダの得意技のレインメーカーを披露するなど、リベンジの思いをリングでも表現した。

飯伏、鷹木と実力者を退け、勢いが止まらない。O・カーン、コブ、ヘナーレと形成するUNITED EMPIRE(UE)は1月の東京ドーム大会で全敗。そこからはい上がり、今シリーズの前哨戦では、鷹木、内藤らのロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンに圧勝した。「オカダに負けた時はみんながおしまいだと言っていたが、今は俺たちが中心に立っている」と叫んだ。

この日、選手に発熱者が出て、試合数が減った。それでも「俺が立つメインの試合は、チケット料金に値する」とファンに向け堂々と語った。新設されたIWGPのベルトを“世界”に見せつけ「俺はこの団体(新日本)の未来だ。先輩たちからバトンを受け継いだ。期待に応えるのが俺の役目だ。この団体は俺を頼りにしている」と豪語した。英国の工事現場で働いていた時に夢を抱き、バカにされた周囲の人を見返すために努力を重ね、頂点に立ったオスプレイ。29日、オカダに敗れた同じ舞台で雪辱を果たし、誰も届かない領域に君臨する。

新日本プロレス福岡大会 鷹木信悟をロープに乗せ、コーナートップからシューティングスタープレスを決めるウィル・オスプレイ(新日本プロレス提供)
新日本プロレス福岡大会 IWGP世界ヘビー級の初防衛を果たしたウィル・オスプレイ(右から2人目)を祝って乾杯するUNITED EMPIREの選手たち。左からジェフ・コブ、グレート・O・カーン、1人おいてアーロン・ヘナーレ(新日本プロレス提供)

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“元気はつらつおじさん”鷹木信悟、IWGPヘビー挑戦「男になる」

新日本プロレスの元気はつらつおじさんこと鷹木信悟(38)が4日の福岡大会でIWGP世界ヘビー級のベルトをかけて、ウィル・オスプレイ(27)と対戦する。

4月10日から約1カ月に及ぶ17試合の前哨戦を終えた。鷹木所属のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとオスプレイ所属のUNITED EMPIRE(UE)。両軍とも1日も休むことなくリングに立ち続けたが、鷹木が勝利したのは3戦のみ。毎試合後には、UEの雄たけびをリング上で聞く屈辱を味わったが、鷹木の心は全く折れておらず、むしろ「いつになく調子いい」と、朝6時半に起きて散歩するなど、とにかく絶好調だ。

試合を重ねるごとに調子を上げてきた。先月末の鹿児島大会では、試合後に挑発してきたオスプレイに得意技のラスト・オブ・ザ・ドラゴンを見舞った。「疲れてるんじゃねえのか? このベルトは俺がいただく」と王者を見下ろして堂々と宣言。1月30日、NEVER無差別級選手権で35分の激闘の末、棚橋に敗れて以来のシングルの頂点を狙う。多彩な技を繰り出すオスプレイに対し、気持ちでぶつかる鷹木。「秘策がある」と不敵な笑みを浮かべる。前哨戦では試合以外でも互いに罵倒し続けてきたが「負けたら何の言い訳もできない。だから勝つしかない」と決着はリング上で決める。4月26日広島大会でSANADAがヘナーレに、内藤がO・カーンに勝利し、いい形でバトンを受け取った。「男になるしかねぇだろ」。魂のこもった龍魂ラリアットをさく裂させ、「ドラゴン」の名の通り、龍のごとく頂点に駆け上る。

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鷹木信悟「お前のその首と世界ヘビーは俺が頂く」オスプレイとの前哨戦快勝

新日本プロレス後楽園大会 前哨戦に勝利後、ウィル・オスプレイ(手前)を指さす鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇15日◇後楽園ホール◇観衆324人

IWGP世界ヘビー級のベルトに挑戦する鷹木信悟(38)が、王者ウィル・オスプレイ(27)との前哨戦に快勝した。

SANADAと組んで、タッグマッチに出場した鷹木。10歳以上下のオスプレイと、本隊からUNITED EMPIREに移籍し、生まれ変わったヘナーレに真っ向勝負で強さを見せつけた。オスプレイには強烈な龍魂ラリアットをさく裂、ヘナーレにはSANADAと連係して波状攻撃を仕掛け、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで黙らせた。

5月4日(福岡)にベルトをかけて戦うオスプレイのことを「未熟者」と見下す一方で、挑戦者の立場はわきまえている。4度目のシングル対決も直近の3月21日ニュージャパンカップ決勝では敗退。世界ヘビー級への挑戦権を獲得できなかった。今月4日に新王者に輝いたオスプレイの防衛戦の希望はオカダだったが、割って入り、挑戦権を奪い取った。「俺は崖っぷち。背水の陣だ。負けたらもう次はない」。

自分で言い出したからには覚悟を持って挑む。「何が何でも負けるわけにはいかない。お前がどんな手段を使おうともベルトを巻いてみせる」と闘志を燃やした。若さを認めながらも、自分は常に100%でリングに上がる。「ピンチはチャンスだし、チャンスはピンチでもある。お前のその首と世界ヘビーは俺が頂く」。38歳の元気はつらつオジサンは、ファンの前で声高らかにベルト奪取を誓った。

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オスプレイ「まだ完結していない」飯伏破り新王者

IWGP世界ヘビー級に輝いたウィル・オスプレイ(撮影・中島郁夫)

<新日本:両国大会>◇4日◇両国国技館

ウィル・オスプレイ(27)が、IWGP世界ヘビー級初代王者の飯伏幸太(38)を破り、新王者に輝いた。

若さと勢いに実力も伴った。「世界」と名の付いた新ベルトを巻くのにふさわしい激闘を制した。飯伏の2度のカミゴェを食らい、誰もが飯伏の勝利を確信したフォールをカウント2で返した。25分を超え、残っていた体力で王者に何度も蹴りを浴びせ、リングにたたきつけた。最後はこん身のストームブレイカーが決まり、飯伏を沈めた。

思い出の地で悲願の頂点に立った。両国国技館は16年4月、新日本プロレスでのスタートを切った場所。英国での修業時代にオカダに導かれてリングに立ち、飯伏と同じようにジュニアヘビー級を制してヘビー級に転向した。2人を超えたことをリング上で証明するべく、今年3月21日のニュージャパンカップ決勝で鷹木を破り飯伏への挑戦権を獲得した。その後毎試合セコンドに付いてサポートしていた恋人のビー・プレストリーにオスカッターを見舞い、仲間割れ。邪念を除き、この試合に集中した。

勝利後マイクを手に取り「まだ完結していない。リベンジだ」と次期防衛戦の相手にオカダの名前を叫び、リングに呼び出した。今年1月4日東京ドーム大会で敗れた相手にやられたままでは王者として納得できなかった。ところがこれに鷹木が乱入。「東京ドームでのオカダへのリベンジ? そんなものは誰も覚えちゃいねえ。NJC1回戦でオカダは俺に負けた。そんなオカダが挑戦できるなら、NJC準優勝の俺にまず権利があるんじゃねえか」と主張。マイクを向けられたオスプレイは「最初に(鷹木)信悟。次にオカダだ」と受け入れ、ターゲットを変更した。

「防衛戦を通して、世界で俺より強いプロレスラーはいないことを教えてやる」。27歳で頂点に立ったオスプレイは堂々と語った。この日、ユニット「UNITED ENPIRE」(UE)はヘナーレを加え、鷹木らに完勝。1月東京ドーム大会では全敗し、存続も危ぶまれたが、見事に建て直した。オスプレイのセコンドを務めていたコブは、同試合後意識のない飯伏にツアー・オブ・ジ・アイランドを浴びせ「神」を葬り去った。「世界で最も価値あるベルトだと証明していく」。仲間とともに新日本の頂点を勝ち取ったオスプレイは、新たなベルトの歴史をつくり始める。【松熊洋介】

飯伏(左)にジャンピングニーを浴びせるオスプレイ(撮影・中島郁夫)
飯伏(左)にジャンピングニーを浴びせるオスプレイ(撮影・中島郁夫)
IWGP世界ヘビー級に輝いたウィル・オスプレイ(撮影・中島郁夫)

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オスプレイが初優勝、最愛の恋人切り捨て飯伏に挑戦

新日本プロレス宮城大会 ニュージャパンカップで優勝し、トロフィーを掲げるウィル・オスプレイ(新日本プロレス提供)

<新日本:宮城大会>◇21日◇ゼビオアリーナ仙台

30選手によるトーナメント「ニュージャパンカップ」の決勝が行われ、ウィル・オスプレイ(27)が鷹木信悟(38)を破り、初優勝を果たした。

4月4日両国大会で、新設されたIWGP世界ヘビー級のベルトをかけ、飯伏に挑戦する。

終盤、鷹木にパンピングボンバーを浴び、フラフラになりながらも、何とか立ち上がり、必殺技のストームブレイカーをさく裂させ、3カウントを奪った。勝利後は「宣言通りになっただろ」と喜びを爆発。さらにリング上に現れた飯伏に「お前をつぶしてベルトを取る」と言い切った。

オスプレイは、IWGPヘビー級と同インターコンチネタルの2冠統一を実現した飯伏の考えには「周りからは批判の声しかない」と感じながらも、自らは賛成の意志を示した。「IWGP世界ヘビー級のベルトを巻くのは俺の宿命」。ところがその後、飯伏を挑発した恋人のプレストリーにオスカッターを浴びせまさかの仲間割れ。女子プロレス・スターダムで戦いながら、オスプレイの試合にはセコンドとして助けてきた最愛のパートナーをあっさり切り捨てた。「付き合って5年、同棲もしている。でも、もうどうでもいい。ベルト以外は意味がない」と語った。

「俺は世界一愛する人にもあんなこと(オスカッター)ができる。4月4日、運命に導かれ、この俺が世界ヘビー級王座に君臨する」。彼女よりもベルトに価値を見出したオスプレイ。固い決心で戴冠を狙う。

新日本プロレス宮城大会 恋人のビー・プレストリー(右)にオスカッターを浴びせるウィル・オスプレイ。左は飯伏幸太(新日本プロレス提供)

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鷹木信悟が初決勝「目指すだけ」飯伏挑戦権あと1勝

新日本プロレス宮城大会 EVILにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決める鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス宮城大会>◇20日◇ゼビオアリーナ仙台◇観衆1230人

飯伏への挑戦権獲得まであと1勝とした。ニュージャパンカップ準決勝で鷹木信悟(38)が、EVILを破り、初の決勝に進出した。大会中に発生した地震で約30分の中断。応援してくれたファンにマイクを取り「最後まで観戦してくれて感謝している」と気持ちを伝えた。

セコンドのディック東郷の邪魔に苦しんだが、気合とパワーで耐え切った。スポイラーズチョーカーで東郷に首を絞められたが、自力で脱出し、2人まとめて両腕ラリアットをさく裂。最後はパンピングボンバーからのラスト・オブ・ザ・ドラゴンでEVILを沈めた。

1月末にNEVER無差別級のベルトを失い、この大会に照準を合わせてきた。1回戦からオカダ、後藤、KENTA、EVILと実力者との戦いを制した。「肉体的にはしんどいが、精神的にはとんでもなく充実している」。決勝の相手はオスプレイ。鷹木が新日本に来て、シングルで初めて敗れた因縁の相手。試合後にリング上で襲撃されたが、うまくかわし、場外に葬り去った。「空気読めないヤツは俺が成敗してやる。お前が今必要なのは、栄光ではなく、挫折だ」と言い放った。

優勝すれば、世界ヘビー級初代王者・飯伏への挑戦権を手にする。3月4日に飯伏の要求が通り、IWGPヘビー級と同インターコンチネタルの2冠が統一された。「あいつの言っていることは伝わってこない。ベルトは何を持つかじゃなく、誰が持つかで価値は変わる。世界最強最高のIWGPの名がついているなら文句ない。そこを目指すだけだ」。最後も鷹木らしく泥臭く暴れ回って頂点に立ち、飯伏の前にたどり着く。【松熊洋介】

新日本プロレス宮城大会 勝利した鷹木信悟(左)は決勝の相手、ウィル・オスプレイとリング上でにらみ合う(新日本プロレス提供)

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4強鷹木にEVIL「俺に勝とうなんて顔じゃねえ」

新日本プロレス後楽園大会 KENTA(右)にエルボーを浴びせる鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

13年前の雪辱を果たした。ニュージャパンカップ(NJC)準々決勝で、鷹木信悟(38)がKENTA(40)との初シングルを制し、4強に進出した。

序盤は逃げ回るKENTAにイライラを募らせ、術中にはまった。鉄柵の外でDDTを浴び、腕をロックされ、首を絞め上げられるGAME OVERで追い詰められた。顔面を蹴られ「これで終わりか? (13年前と)何にも変わってねえな」と罵倒されたが、立ち上がり、パンピングボンバーで逆転。意識もうろうのKENTAをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めた。オカダ、後藤に続き、23分に及ぶ激戦。「NJCはどう見てもG1クライマックスより強烈じゃねえか」と感じるほど、厳しい戦いを制した。

2人の前回の対決は過去1度だけ。08年5月のジュニアヘビー級タッグマッチまでさかのぼる。その時は真っ向勝負のKENTAにgo 2 sleepを食らい、脳振とうで病院送りにさせられた。13年たってもその時の屈辱は忘れていなかった。「どれだけ危険な技か分かっている。食らうわけにはいかない」と必死に抵抗して回避し、勝機を呼び寄せた。

試合後には準決勝(20日、仙台)の相手、EVILがリングに登場。「言いたいことがあるなら、今すぐここでやるか?」とにらみ合ったが、背後からディック東郷に襲われ、マジックキラーでKOされた。EVILからは「この俺に勝とうなんて顔じゃねえんだよ、この野郎」と一蹴された。

1月にNEVER無差別級王者のベルトを失ったが、すぐに気持ちを切り替え今シリーズにかけてきた。優勝まであと2勝。願い続けてきた「鷹木待望論」もだんだん大きくなってきた。勝利の余韻に浸ることはできなかったが「アイツにはいろいろと思うところがある。願ったりかなったりだ」。襲撃を受けた借りは、準決勝のリングで必ず返す。【松熊洋介】

新日本プロレス後楽園大会 勝利した鷹木信悟は準決勝の相手、EVILとリング上でにらみ合う(新日本プロレス提供)

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鷹木信悟がオカダ破り2回戦進出「俺は戦略家」

オカダ・カズチカ(左)は鷹木の必殺技「ラスト・オブ・ザ・ドラゴン」で仕留められる(撮影・小沢裕)

<新日本:大田区大会>◇6日◇大田区総合体育館

30選手によるトーナメント、ニュージャパンカップ1回戦で、鷹木信悟(38)が、優勝候補筆頭のオカダ・カズチカ(33)を破り、2回戦に進出した。昨秋G1クライマックスで敗れて以来2度目の対戦で、シングルマッチ初勝利となった。

オカダの得意技マネークリップに耐え抜き、レインメーカーを誘ってかわすと、自身のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで仕留めた。「紙一重だったけど、こう見えても俺は戦略家。まんまとひっかかったな」とニヤリ。さらに「優勝候補筆頭に勝った。これがどういう意味かわかるか? 鷹木信悟待望論だ」と叫んだ。

思いを爆発させた。4日にIWGPヘビー級とインターコンチネンタルの2冠を統一し、世界ヘビー級の初代王者となった飯伏に物申した。「ふざけんな。好き勝手しやがって」と怒りをあらわにした。

実はIWGPヘビー級の挑戦をひそかに狙っていた。昨秋のG1クライマックスでは飯伏に勝利しており、対戦要求を待っていた。選ばれたのは同ユニットの内藤やSANADA。いつも隣で前哨戦に出ていた鷹木は「俺がどういう気持ちでいたと思う? こう見えても受け身で口下手のシャイボーイなんだよ。待っていたんだよ」と、胸の内を明かした。

優勝すれば4月4日にベルトへの挑戦権が得られる。「オファーが来ないなら(優勝して)自分から行ってやる」と堂々と宣言した。2回戦は13日、後藤洋央紀と対戦する。「緊急事態宣言延長でGoToトラベルもまだ使えない。後藤のトラベルも使えねえってことだ」。絶口調の鷹木節で締めた。【松熊洋介】

オカダ・カズチカ(左)にラリアットを浴びせる鷹木(撮影・小沢裕)

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鷹木信悟「もっとエネルギッシュに」永田裕志にゲキ

新日本後楽園大会 永田裕志にパンピングボンバーを浴びせる鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

鷹木信悟(38)が52歳永田裕志にげきを飛ばした。内藤と組み、永田、飯伏組とのタッグマッチに2日連続で勝利。

得意のパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを浴びせてリングに沈めた。

2日間とも手応えがなかったのか、バックステージでは、鼻歌を歌いながら「永田さんよ。もっとエネルギッシュに来てくんなきゃ、おもしろくないよ。また当たった時は遊んでくれよな」と語り、意気揚々と控室に消えた。

奮起を促す裏には、今月12日に58歳でノアのGHCヘビー級新王者に輝いた武藤の存在がある。鷹木と同じ山梨県出身で、ともに観光大使を務める大先輩の姿に自身も刺激を受けた。「キャリアも年も20年上だけど、トップのベルトを取った。永田もまだまだ老け込むには早い」と話す。02~03年にかけてヘビー級でV10を達成し「ミスターIWGP」と呼ばれた永田も現在52歳。鷹木はその技とパワーを「もっと体感したい」とハッパを掛ける。

もちろん鷹木自身も新たなタイトル奪取を見据える。1月30日のNEVER無差別級選手権試合で棚橋に敗れ、王者陥落。前シリーズでは出場がなかった。約2週間休養し、元気いっぱいの鷹木。最終戦の大阪大会ではカードが組まれていないが、3月の「NEW JAPAN CUP」に向け「とことん暴れ狂ってやる」と意気込む。今シリーズ残り6戦。メインの舞台に立てなくても、存在感を残し、来月からの戦いにつなげる。【松熊洋介】

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エース復活!棚橋が激闘制し初戴冠「胸張って前に」

NEVER無差別級王者に輝き、ベルトを掲げる棚橋弘至(新日本プロレス提供)

<新日本:愛知大会>◇30日◇愛知県体育館

エースが帰ってきた。

棚橋弘至(44)が、NEVER無差別級王者の鷹木信悟(38)を破り、第32代新王者に輝いた。

あわや3カウントの場面が何度も訪れたが、リングに倒れ込む鷹木に2度のハイフライフローを浴びせ、35分に及ぶ戦いを制した。

お互いに膝を集中的に狙い、終盤は足を引きずりながら、技を出し尽くした。鷹木のパンピングボンバー、棚橋のスリングブレイド。得意技を浴びせても沈めることができない。解説席に座ったIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが2人を「かっこいい」と認めるほどの激闘。両者互角の戦いは、気持ちの部分でわずかに上回った棚橋が初のベルトにたどり着いた。

今月6日に挑戦者に指名されてから、鷹木の技術を認める発言を繰り返し、さらに「愛してます」と告白?するなど、試合外でも素直な気持ちをぶつけてきた。そんなライバルとの激戦に終止符を打ち「弱気になっていた部分もあったが、鷹木に教わった。プロレスラーはいかなる時も胸を張って前に進んでいく」と叫んだ。

その後、初めて手にしたベルトで「名古屋、盛り上がっていこうぜ!」とエアギターを披露し、喜びを体で表現した。

19年1月のIWGPヘビー級以来、約2年ぶりとなるシングルのタイトルを獲得。試合後は、この日天山を破ったO・カーンに襲撃され、挑戦状をたたきつけられた。後味の悪い終わり方となったが、復活した姿だけは、しっかりとファンの心に届けた。

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棚橋の告白に鷹木「久々にされたと思ったら男かよ」

試合後、鷹木(左)を挑発する棚橋(撮影・横山健太)

<新日本:後楽園大会>◇25日◇東京・後楽園ホール

棚橋弘至(44)が、30日愛知大会でNEVER無差別級のベルトをかけて戦う鷹木信悟(38)に、リング上で「愛の告白」をしたが、フラれる結果となった。

6人タッグマッチに出場するも、30分時間切れ引き分け。試合後マイクを取った棚橋は鷹木の目を見つめ「ほれたよ。愛してますだわ、本当に」とほほ笑んだ。気持ちのこもった告白だったが、鷹木からは「残念ながら、お前の告白には応えられねえな」とつれない返答。バックステージでも「久々に告白されたと思ったら男かよ」と受け入れらなかった。

それでもベルトに対する熱い思いは、鷹木の心に届いていた。対戦相手に指名されてから、挑発はまったく響くことなく「お前のことが気にくわない。進退をかけるつもりで来い」と怒りを買うだけだった。棚橋も「いろいろ揺さぶりをかけたけど一切効かない」と話していた。この日は、フラれはしたが「名古屋大会から帰ってきたらチャンピオンベルトは俺のもの」と誓って、試合でも強烈なエルボー合戦を繰り広げた。気持ちをぶつけた。鷹木からは「ここにきて本気になってくれた。うれしいぞ」と初めて認められた。

シングルのベルトは19年に獲得したIWGPヘビー級以来、約2年遠ざかっている。「いろんなタイトルマッチを経験してきたけど、何だろう、この緊張感。それだけ遠のいていたという証拠」と自覚する。「NEVER絶対取ってきます」。鷹木への愛は受け入れられなかったが、ベルトへの愛はリング上でしっかりぶつける。

鷹木(右)にアームロックをかける棚橋(撮影・横山健太)
鷹木(手前)にスリング・ブレイドを決める棚橋(撮影・横山健太)

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棚橋弘至「巡り合え感謝」鷹木信悟への“愛”語る

BUSHI(下)からテキサス式四つ葉固めでギブアップを奪う棚橋(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

棚橋弘至(44)が、ライバル鷹木信悟(38)への“愛”を語った。6人タッグでの試合に勝利後、敗れた鷹木に対し「今この時期、このタイミングで巡り合えたことを感謝します」とコメント。初挑戦となるNEVER無差別級のタイトルマッチ(30日、愛知)まで1週間を切ったが「ここ数年にないくらい充実している。(この期間が)もっと長く続けばいいのに」と心境を明かした。

試合ではにらみ合い、エルボー合戦を繰り広げるなど、常に闘志むき出し。17日の今シリーズ開幕後からお互いに挑発を続けてきたが「俺が引き出されたのかな」と闘志の源はライバルの存在にあると気付いた。さらに「鷹木選手の力量はチャンピオンとしてふさわしい。他団体でもチャンピオンになって、何たるかを知っている」と実力も認める。

試合終了後には、飯伏、ワトと一緒に、涙した18日以来のエアギターを披露。集まった観客への感謝も忘れなかった。「鷹木選手がイメージする以上の棚橋で名古屋に行ってきます。1週間後、チャンピオンになる姿を楽しみにしていてください」。ライバルとファンへの愛を30日、最高のパフォーマンスで表現する。

エアギターを奏でる左から棚橋弘至、マスター・ワト、飯伏幸太(撮影・中島郁夫)

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鷹木信悟が涙の棚橋を一蹴「真心じゃなくて下心だ」

新日本後楽園大会 勝利後、観客に向かって雄たけびを上げる鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール

NEVER無差別級王者の鷹木信悟(38)が、涙ながらに愛を叫んだ棚橋弘至(44)を一蹴した。前日のマイクパフォーマンスを聞いていたという鷹木は、タッグ戦に勝利後、リング下の棚橋に向かって「八方美人は嫌いだ。お前の愛は偽りなんじゃねえか? 真心じゃなくて下心だ」と吐き捨てた。

鷹木は、30日愛知大会での対戦が決まってから、棚橋を挑発し続けてきた。この日も「NEVERや俺に対しての思いが感じられない。2度とタイトルマッチができなくしてやる。進退をかけるつもりで来い」と棚橋に向かって“説教”した。

NEVERのベルトにかける思いは棚橋より強いと自負する。5日の東京ドーム大会では体重差20キロのコブに真っ向勝負を挑み、豪快に投げ飛ばすなどして初防衛に成功した。試合後には立てなくなるほどのダメージを負ったが、6日には元気な姿を見せ、リング上で躍動。常に大きな声で100%を出し切るスタイルの鷹木は、負けて苦笑いを見せる棚橋の姿が「気にくわない」と、どうしても許せなかった。

コロナ禍の中、集まったファンに対しても熱かった。「観客も配信を見てくれる人も、相手もいる。プロレスラーは戦うしかない。30日、とことん暴れ狂ってベルトを守り抜いて見せる」と棚橋以上の大きな声で全国に思いを届けた。

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鷹木信悟、前哨戦で棚橋をKO「追い込んでやる」

ダウンした棚橋を攻める鷹木(撮影・菅敏)

<新日本:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

NEVER無差別級王者の鷹木信悟(38)が、30日の2度目の防衛戦の相手となる棚橋弘至(44)に勝利した。

SANADA、内藤と組んで6人タッグの試合に登場した鷹木は、棚橋を徹底マーク。序盤にマッチアップし、ニードロップからボディスラムと痛めつけた。中盤にはエルボー合戦を繰り広げ、リングサイドでも襲撃を繰り返し、場外に沈めた。内藤が本間へのデスティーノで勝利を収めた後も満足できず、倒れ込む棚橋のもとへ駆けつけ、ベルトを見せつけた。

鷹木は棚橋の「再起をかけて」という言葉に怒りを覚え、試合にぶつけていた。「腹が立っているんだよ。まるで調子がイマイチみたいじゃねぇか。そんなやつが挑戦できるほど甘くねえぞ」。自分のことを「逸材」と話すことにも「偽りだろ」と一蹴。終始怒りは収まらず「名古屋までとことん追い込んでやる」と防衛戦まで痛め続けるつもりだ。

一方で敗れた棚橋は「コロナでいろんなものが止まっている中で成長している選手はたくさんいて…。その中でも筆頭が鷹木選手かな」と余裕な表情を見せた。

序盤は互角の戦いも中盤以降は劣勢の展開も多く、30日まで残り7試合すべてで対戦するため、本番まで不安が残る。

「21年、もう1度トップ戦線に食い込むって決めたから。棚橋が戻ってくるか、浦島太郎か…。よく見ておいてください」

マイペースな発言でかわしたが、初挑戦のベルトに向け、今後の巻き返しが必要となる。

棚橋のドラゴン・スクリューを食らう鷹木(撮影・菅敏)

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鷹木信悟「100年の逸材? ただの偽り」棚橋挑発

鷹木信悟(2021年1月5日撮影)

<新日本:東京ドームシティ大会>◇6日◇東京ドームシティ

1年の始まりとも言える4、5日東京ドーム2日間の戦いを終えたばかりの選手たちだが、この日は6試合で計40人がリングに登場。メインとなった10人タッグマッチを勝利で締めたのは、鷹木信悟、高橋ヒロムらが所属するユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の選手たちだった。

それぞれが21年の新たなターゲットを定め、立ち向かった。5日にNEVER無差別級王座の初防衛に成功した鷹木は、棚橋に襲いかかった。エルボー合戦の後、先にドラゴンスクリューを決められたが、追走式ラリアットでお返し。交代するまでどちらも譲らなかった。鷹木は「100年の逸材? 俺からしたらただの偽りだよ。怖くないならNEVERの激烈な戦いに入って見ろ!」と挑発した。これには棚橋も負けてはいない。「日ごろからNEVERを実行しているのは俺。再起をかけますよ」と応戦した。

IWGPジュニア王者の高橋ヒロムはSHOに狙いを定めた。開始直後から激しい殴り合い。「SHOとの試合がこんなに楽しいなんて思わなかった。リング上でも『ベルトに挑戦させてください』ってはっきり言ったな。そのままでいてくれ」とラブコールを送った。SHOも「小さいころ『IWGPジュニアのチャンピオンになる』と七夕の短冊に書いた。全力で戦っていれば、ベルトの方から近づいてきてくれる。この俺を挑戦させてくれ」と相思相愛だ。

2人の逆指名に触発されたのか、BUSHIもワトとの対戦を要求。「ワト、いや川人。お前と戦ってやるよ。『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』で結果は出てるけどな。予定を空けておいてやるよ」と宣戦布告。ワトも「次はお前から勝ってやる」と応じた。

SANADAは前日の東京ドームですでに飯伏への挑戦を表明し、受け入れられた。4日に飯伏に敗れ、2冠を失った内藤はまさかのノーコメント。残ったロメロに対して特に対抗意識を見せることもなく、1人だけ取り残される形となった。

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コブが鷹木に悔し初黒星 ノーコメントで会場去る

コブ(左)をラスト・オブ・ザ・ドラゴンでマットにたたきつけ、防衛に成功する鷹木(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

NEVER無差別級王者の鷹木信悟(38)がジェフ・コブ(38)の挑戦を退け、初防衛に成功した。体重差20キロの天敵に真っ向勝負を挑み、18年の新日本加入後、初勝利を挙げた。

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鷹木に初黒星を喫したジェフ・コブは、悔しさからか、ノーコメントで会場を去った。ツアー・オブ・ジ・アイランドを決め、勝利が見えたが、直前に狙われた左足の痛みでフォールできず、逆転負け。

昨年12月23日の会見では「死ぬ覚悟ができているのか。すべてが終わる日になる」と挑発していたが、最後は鷹木の右腕に屈した。同月にTHE EMPIREに加入。「生まれ変わった」姿を見せることはできなかった。

コブ(左下)に勝利し、NEVER無差別級王座の防衛に成功した鷹木は、ベルトを手にガッツポーズを見せる(撮影・菅敏)

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鷹木信悟が初防衛「終わりじゃない」天敵コブに雪辱

コブ(左下)に勝利し、NEVER無差別級王座の防衛に成功した鷹木は、ベルトを手にガッツポーズを見せる(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

IWGPジュニアヘビー級選手権試合は、挑戦者の高橋ヒロム(31)が4度目の戴冠を果たした。ライバルの王者石森太二(37)に挑み、25分31秒、TIME BOMB2で沈めた。4日にスーパーJカップ王者エル・ファンタズモ(34)を撃破したばかりの連戦。体力的にも不利な状況ながら、25分超えの激戦を制した。NEVER無差別級選手権試合は王者鷹木信悟(38)が挑戦者ジェフ・コブ(38)を下し、初防衛に成功した。

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NEVER無差別級王者の鷹木がコブの挑戦を退け、初防衛に成功した。体重差20キロの天敵に真っ向勝負を挑み、18年の新日本加入後、初勝利を挙げた。

119キロの巨漢を何度も投げ飛ばし、何度も投げ飛ばされた。力と力のぶつかり合いは20分を超え、最後はパンピングボンバーでコブを1回転させ、よろけるコブにラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めた。バックステージでは立つことができないほど疲労困憊(こんぱい)。「ダメージで気分は最悪だけど、最高のスタート」と振り返った。

コブとは19、20年G1クライマックスのシングルマッチで敗れ、昨年12月のワールドタッグリーグでも勝てなかった。「10対0ぐらいで分が悪い」と言いながらも「正面から受け止める」と挑み、恥をかかされ続けてきた相手にようやくリベンジ。それでも「1つ返したにすぎない。終わりじゃない」とさらなる対戦を示唆した。

18年に14年間所属したドラゴンゲートを去り、新日本に加入した。ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を立ち上げた内藤からの誘いを受けた。「リスクがなければ大きな成功はない。1歩踏み出す勇気をもらった」と35歳で新たな環境に飛び込んだ。昨年2月に初の同タイトルを獲得。8月の神宮大会で鈴木みのるに奪われたが、11月大阪大会で再奪取し、衰えを感じさせない。「アドレナリンも、モチべーションも最高潮だった」。

同世代を意識する。今大会「57年組」の飯伏、内藤にはメインを奪われた。「あのシチュエーション最高じゃねぇか。いい刺激をもらったよ。だから今日は何が何でもやるしかないと」。悔しさを同い年のコブにぶつけ、存在感を見せた。アニマル浜口道場出身。デビュー16年となるが「気合」だけは誰にも負けず、今年もリング上で暴れる。【松熊洋介】

◆鷹木信悟(たかぎ・しんご)1982年(昭57)11月21日、山梨県生まれ。高校卒業後、アニマル浜口道場に通い、21歳で闘龍門(後のドラゴンゲート)に入門。04年10月にプロレスデビュー。06年に単身で米国修業に行き、07年に日本復帰。08年ドリームゲート王座を初戴冠。18年に新日本に移籍。19年1月にIWGPジュニアタッグ王座を奪取。所属ユニットはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。178センチ、100キロ。

コブ(左)をラスト・オブ・ザ・ドラゴンでマットにたたきつけ、防衛に成功する鷹木(撮影・菅敏)

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鷹木信悟「本当に強烈だよ」巨漢コブの必殺技に完敗

新日本後楽園大会 試合に敗れ、悔しい表情を見せる鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇22日◇東京・後楽園ホール

NEVER無差別級王者の鷹木信悟(38)が、来年1月5日の東京ドーム大会で対戦するジェフ・コブ(38)との前哨戦に敗れた。

同じユニットのBUSHIと組んで、コブ、O・カーン組と対戦した鷹木は、ゴング前から至近距離でにらみ付け、挑発。ところが119キロの巨漢のコブを、抱え上げることができず、ラリアットも決まらない。技の切れ味も悪く、最後は鷹木、BUSHI2人連続でツアー・オブ・ジ・アイランドを食らい、投げ飛ばされた。試合後、鷹木は「あいつの必殺技、本当に強烈だよ。体重も20キロくらい違う。パワーも負けてる」と完敗を認めた。

6日のワールドタッグリーグ最終戦で敗れ、優勝決定戦への道を断たれた。その後、11日の武道館大会で鷹木の試合後、リングに現れたコブから「お前のベルトに挑戦表明する」と挑発を受け、対戦が決定。G1クライマックスでも2年連続で敗れており、このまま負け続けるわけにはいかない。「俺には底力がある。1・5東京ドームで見せてやるよ。てめぇを遠くにぶっ飛ばしてやる」と力強く言い切った。11月に再奪取したNEVER無差別級のベルト。簡単には失わない。

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鷹木&SANADA組が単独トップ「優勝します」

新日本ワールドタッグリー福島大会 4勝目を挙げた鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本:ワールド・タッグリーグ福島大会>◇24日◇ビッグパレットふくしま

鷹木信悟(38)、SANADA(32)組がYOSHI-HASHI(38)、後藤洋央紀(41)組を破り、4勝1敗で単独トップとなった。

相手のお株を奪う連携技が光った。YOSHI-HASHIにはSANADAが腕をつかみ、鷹木が叩きつけ、ショルダータックル。後藤には流れるような攻撃を仕掛け、バックドロップやドロップキックを浴びせた。最後はSANADAが、YOSHI-HASHIとの目まぐるしい丸め込み合い合戦を制し、Sukull Endを決め、タップアウト勝ちした。

勝利後、リング上でマイクを取ったのはいつもの鷹木ではなく、SANADAだった。「今年のワールドタッグリーグ、隣のTKG(鷹木)と優勝します」と宣言。さらに「久しぶりにやりますか」と言い、会場の照明を落とし、観客の携帯電話の明かりでイルミネーションを作り出した。

SANADA 新日本今年最後の東北大会。俺からのギフトだよ。

普段は試合後ほとんど語ることのない男が、気分を良くしたのか、キザなせりふでさっそうとリングを後にした。“主役”を奪われた鷹木はバックステージでのみコメント。「SANADA以上に、俺が客にギフトを与えるなら優勝しかないだろ」と鷹木流のトークで締めた。

NEVER無差別級のベルトを持つ鷹木と17、18年と連覇し、3年連続ファイナリストのSANADA。即席コンビながら単独トップに立った2人はこのまま頂点まで突き進む。

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鷹木&SANADA組が王者に土「やるときはやる」

新日本後楽園大会 勝利後、リング上でグータッチをする鷹木信悟(右)とSANADA(新日本プロレス提供)

<新日本ワールドタッグリーグ公式戦後楽園大会>◇19日◇後楽園ホール

NEVER無差別級王者の鷹木信悟(37)がSANADAとのタッグでIWGPタッグ王者のタイチ(40)、ザック・セイバーJr.(33)組に勝利、2勝1敗で勝ち点4とした。

最後にリングに立っていたのは鷹木だった。さまざまな技を駆使し、王者に土を付けた。序盤からSANADAがチョークスリーパーなどで首を痛めつけられ、劣勢が続いた。中盤以降はリング上で4人が入り乱れる展開。15分を超え、精根尽きた4人はリング上で大の字に倒れ、起き上がれないシーンも。最後は鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンでタイチをねじ伏せ、攻守が目まぐるしく変わる激しい戦いに終止符を打った。勝利後「タッグ王者からの直接の勝利だ。俺たちマジで行けるんじゃねえか」と自信をのぞかせた。

SANADAはこれまでEVILとのタッグで17、18年連覇、昨年も決勝進出と3年連続ファイナリストになっていた。鷹木はそんなパートナーに対し「今年残らなかったらすべて俺のせいじゃねえか」と負い目を感じていたが、大きな1勝に「俺はやるときはやる男だよ」と言い放った。

最後はファンの要望に応え、無言で去ろうとするSANADAに「9割はお前の声が聞きてえんだよ」とマイクを渡した。SANADAが発した言葉はなんと「はっきり言って今までのタッグパートナーの中で隣のTKGが一番好きです」とまさかのラブコール。約5分のマイクパフォーマンスを気分良く終えたジャイアン鷹木は、バックステージでも“絶口調”。「鷹木式ノーコメント」と言いながらも「NEVERとIWGPタッグのタイトルマッチを1・4、1・5の東京ドームでやってやるよ」と宣言した。

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