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ウナギ・サヤカ、難敵朱里を破り4強進出「スターダムのてっぺんに」

スターダム後楽園大会 シンデレラトーナメント準々決勝で朱里を破り、バックステージで取材に応じるウナギ・サヤカ(撮影・松熊洋介)

<スターダム後楽園大会>◇14日◇後楽園ホール

20選手による「シンデレラトーナメント」準々決勝で、ウナギ・サヤカが朱里(32)を破り、4強に進出した。

1回戦の刀羅に続き、実力者の朱里をオーバー・ザ・トップロープで場外に落として勝利した。自ら危険な戦いに挑み、試合の半分近くはエプロンでの攻防。DDTを決められ、劣勢の中、朱里の豪快な膝蹴りを間一髪でかわし、そのまま蹴り落とした。勝利後ウナギは「オーバー・ザ・トップロープとはいえ、あの朱里選手に勝ちました~」とリングにうずくまり、感極まった。

2月に行われた自身の7番勝負で最後に当たった相手が朱里だった。逆エビ固めでギブアップし「悔しかったらここまではい上がってこい!」とげきを飛ばされた。「まだ追い付いてはいないけど、勝ててよかった」とホッと胸をなで下ろした。昨年11月からスターダムに参戦しているウナギはこの日、4月1日付での正式入団を発表。「自分がやりたいことをやらせてもらえる団体。いろんな場所で試合ができてうれしいし、みんなを楽しませる試合がしたい」と意気込んだ。

中野、白川とコズミック・エンジェルズを結成。アイドル出身の愛嬌(あいきょう)ある笑顔と、大人の魅力を武器に若い選手たちに真っ向からぶつかる。15日は、飯田の返上により開催が決定したフューチャー・オブ・スターダム1回戦でレディ・Cと対戦。昨年12月に3人で取ったアーティスト・オブ・スターダムのベルトもまだ守り続けており、16日の5度目の防衛戦では「コズエンの名をスターダムの歴史に刻みたい」と新記録を狙う。シンデレラトーナメントの準決勝は舞華と対戦。どのタイトルも強敵ばかりだが、1歩ずつ階段を上り、成長を続けているウナギ。「スターダムのてっぺんに登りつめますよ」。3冠獲得も夢ではない。【松熊洋介】

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里村明衣子「やり過ぎだ、私は許さない」王者へのリベンジ誓う

NXT UK女子王者レイ(左)に敬意を表され、一礼された里村だが…(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT UK大会>◇13日(日本時間14日)◇英ロンドン

NXT UKの「ファイナルボス」里村明衣子(41=センダイガールズ)がNXT UK女子王者ケイ・リー・レイ(28)へのリベンジ魂を燃やした。

急きょサプライズで代役出場した次期挑戦者決定ガントレット戦で勝利した後、リングに上がってきた王者レイとにらみ合った。今年1月からNXT UKとコーチ兼任で契約を結んだ里村は3月にはレイに初挑戦。激闘の末にケイのゴリーボムを浴びて敗退している。

敬意を表され、先に一礼を受けた里村は礼で返した直後だった。顔面に入るスーパーキックを浴びてダウン。「私がここの王者だ。誰も変えることはできない」と悪態をつかれた。もちろん里村も黙っていられない。「ケイはやり過ぎだ。私は許さない。ガントレット戦を制した。ケイ・リー・レイに再挑戦します」とSNSで報告。現在も最長王座保持記録を伸ばし続ける王者レイへのリベンジを誓った。

メインイベントで開催されたガントレット戦は里村の独壇場だった。負傷欠場のザイヤ・ブルックサイド(22)の代理としてサプライズで4番目に登場。エミリア・マッケンジー(20)、ダニ・ルナ(22)に連勝したアイラ・ドーン(27)と対戦し、DDTや側転式ニー・ドロップをたたき込んだ。最後は腕ひしぎ逆十字固めから丸め込んで3カウントを奪った。

最後に登場した5番目のジニーとの最終戦では、介入する敵セコンドのジョセフ・コナーズを蹴散らした上でデスバレーボムで投げてからのスコーピオライジングでジニー頭部にかかとを落とし、フォール勝ち。次期挑戦権を獲得し、絶対王者ケイとの2度目の王座戦を決めていた。

NXT UK女子王者レイ(奥)のスーパーキックを浴びて倒れる里村(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
ジニー(手前に)スコーピオライジングを放った里村(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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石川修司「運命めいたものを感じる」全日本3冠ヘビー級王者の諏訪魔に勝利

石川(上)に試合途中で痛めた首を攻められる諏訪魔(撮影・小沢裕)

<全日本プロレス>◇3日◇無観客試合

チャンピオンカーニバル(CC)最終戦で、石川修司(45)が、3冠ヘビー級王者の諏訪魔(44)に勝利した。

今年1月まで「暴走大巨人」としてコンビを組んでいた元相棒からの勝利に「諏訪魔さんとのシングルマッチは運命めいたものを感じる。今の俺をポンポン投げてくれるのは諏訪魔さんしかいない」と感謝した。

195センチ、130キロの石川と、188センチ、120キロの諏訪魔。“巨人”同士のぶつかり合いは、技の1つ1つに重量感があふれ、リングが揺れた。石川は中盤、場外DDTで首にダメージを与え、優位に試合を進めたが、その後諏訪魔の逆襲に遭い、絞め技で失神寸前に追い込まれた。それでも投げ捨てドラゴンスープレックスで逆転すると、意識もうろうとする諏訪魔に対し、カミゴェ、ランニングニーと畳み掛け、ジャイアントスラムで3カウントを奪った。

「全日本を盛り上げたい」思いが誰よりも強い。3月18日には、葛西とのデスマッチ「GAORA TV チャンピオンシップ」を戦い、勝利した。全日本に乗り込んで、荒らそうとする葛西の陰謀に「全日本はデスマッチ団体ではない」と経験のある石川自ら手を挙げ、葬り去った。同年代の諏訪魔とは「解散してもライバルだと思っている」と言いながらも「敵対するわけじゃなくて、全日本を盛り上げることで勝負したい」と団体の未来を考え、行動する。

CCは5勝4敗で勝ち点10。納得の結果ではなかったが、最後は勝利で締めた。今回参戦した48歳の大谷はケガで残り2戦を欠場。石川自身も若手と回復力の差を感じることもあったという。「(回復力は)ベテランの方が落ちてくる。でも40、50代のおじさんたちのためにも俺は輝いて、輝いて、最終的にはモテたい」。気持ちは若く、これからも全日本を引っ張る。【松熊洋介】

諏訪魔(左)は石川にキックを浴びせられる(撮影・小沢裕)
諏訪魔(左)は石川にジャーマンスープレックスホールドを食らう(撮影・小沢裕)

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丸藤正道、流血“因縁”村上和成をKO「思いの強さ力に」6月の武藤戦へ

プロレスリング・ノア後楽園大会 村上和成(右)に逆水平チョップを浴びせる丸藤正道(撮影・松熊洋介)

<ノア:後楽園大会>◇3日◇後楽園ホール

ノアを運営するサイバーファイト副社長も務める丸藤正道(41)が、2日連続の無観客試合の最後を、自らの勝利で締めた。

「俺たちには画面の前のみんなの声も気持ちもしっかり届いています」とカメラ越しに思いを伝えた。さらに「スタッフ、関係者のみなさん、俺たちにプロレスをさせてくれてありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

望月と組み、杉浦、村上組と対戦した試合では、序盤から劣勢の展開が続いた。コーナーに追い詰められて、2人に踏み付けられ、村上には強烈な頭突きを何度も食らった。村上とは07年6月に流血戦を繰り広げて敗れていたことを覚えていた。「プロレス人生の中で一番の流血をさせられた相手。忘れてはいない。こうやってリングに上がるとあの時のことを思い出す」と振り返った。その後、杉浦との誤爆によって村上が流血。丸藤は、前後の強烈な蹴りで村上をふらつかせ、最後は両耳をつかんでからの新型虎王・零でKOし、リングに沈めた。

4月29日名古屋大会でGHCヘビー級王者の武藤に挑戦表明。6月6日(さいたまスーパーアリーナ)の対戦が決まり「こんなところで負けていてはいけない」と、熱い気持ちをリングで表現した。同じM's allianceの同門対決となるが「俺はこのリングを守り続けてきた。それだけは絶対に負けない」とプライドをのぞかせた。

武藤との大一番はサイバーファイトが運営する、DDT、東京女子、ガンバレ☆プロレスの合同開催というビッグイベントの中で行われている。「思いの強さは絶対力になることを胸にたたき込んで武藤敬司の前に立ちます」と意気込んだ。副社長とプロレスラーの役割をしっかり果たした丸藤。「コロナもどうなるか分からないけど、やることをしっかりやって、ファンにプロレスを伝え続ける。必ず恩返しする。これからもプロレスリング・ノア、前を向いて走り続けます」と力強い言葉で締めた。【松熊洋介】

プロレスリング・ノア後楽園大会 バックステージで取材に応じる丸藤正道(左)、望月成晃組(撮影・松熊洋介)

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WWE里村明衣子かかと落とし一閃!無敗ヴァルキリー撃破し「次は?」

ヴァルキリー(右)とのシングル戦を制し、ガッツポーズで喜ぶ里村(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT UK大会>◇29日(日本時間30日)配信◇英ロンドン

WWEで「女子レジェンド」と呼ばれる里村明衣子(41=センダイガールズ)が、同団体で無敗だったイーファ・ヴァルキリーに初黒星をつけた。「容赦しないわよ」と意気込む里村は、ショルダータックルや腕ひしぎ逆十字固めで攻め込むと、ヴァルキリーも日本式お辞儀で敬意を示した後から延髄切り、ドロップキックで反撃してきた。

関節技やキックの応酬が続くと、ヴァルキリーのオーバーヘッドキック、パワーボム、月面水爆と怒濤(どとう)の攻撃を浴びた。相手優位の時間帯を切り抜けた里村はDDTからスコーピオライジングでヴァルキリーの脳天にかかと落とし一閃(いっせん)。そのまま3カウントを奪った。

試合後、ヴァルキリーと抱擁を交わし、健闘をたたえた里村は自らのツイッターでは「この衝撃はなに? イーファに触発されたが、私はそんなに簡単にはいかないわよ。次は?」と英語で対戦相手の登場を待ち望んでいた。

ヴァルキリー(右)にスコーピオ・ライジイングを仕掛けた里村(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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KENTA「俺の女」“棒ちゃん”の力でYOSHI-HASHIにKO勝ち

新日本プロレス後楽園大会 棒を持ち出し、YOSHI-HASHI(右)に襲いかかるKENTA(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇19日◇後楽園ホール◇観衆306人

KENTA(40)がYOSHI-HASHI(38)をgo 2 Sleepで沈め、20日のNEVER6人タッグ選手権試合に弾みをつけた。

序盤から怒りをあらわにするYOSHI-HASHIとは対称的にKENTAは冷静だった。逃げ回っていら立たせ、場外戦へ持ち込み、DDTを浴びせたあと、何度も鉄柵にぶつけた。中盤はコーナートップからジャンピングフットスタンプを決めるなど、休むことなく攻め続け、張り手とエルボー合戦も制した。

2人の因縁が勃発したのは3月21日。入場時にYOSHI-HASHIが肌身離さず持ち歩いていた約170センチの如意棒をKENTAが奪い取ったことから始まった。KENTAはこれを「棒ちゃん」と名付け、自分のものにした。この日もリング下から持ち出し、レフェリーの目を盗んで殴りつけてKO。試合前のSNSでは「1対1でやるから連れていかない」と宣言していたが、リング下に隠していた“棒ちゃん”に勝負どころで力を借り、粘る相手を沈めた。

試合後は久しぶりのマイクパフォーマンス。会場のファンに向かって棒ちゃんを紹介。「こんな日が来るなんて信じられない。初めまして俺の女の棒ちゃんです」と笑いに包んだ。相手に強烈なダメージを与え、東京タワーに“デート”に行くなど相思相愛となった相棒を簡単に渡すつもりはない。

この日は高橋裕二郎対石井、石森対後藤と20日のタイトルマッチを戦う6人がそれぞれシングルマッチで対戦し、KENTAら挑戦者のバレットクラブが2勝1敗で勝ち越した。普段からバックステージで挑発を受けていたKENTAは「このままぶっつぶして、お前らがおまけでもらっている6人タッグのベルトを取ってやる」と気合十分。愛する“彼女”と抱き合い、熱いキスをしながらリングを後にした。【松熊洋介】

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前WWEヘビー級王者マッキンタイアが5月16日PPV大会で王座再挑戦

5月16日のPPV大会でWWEヘビー級王者ラシュリー(左)に挑戦するマッキンタイア(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇12日(日本時間13日)◇米フロリダ州タンパ・イングリングセンター

前WWEヘビー級王者ドリュー・マッキンタイアが5月16日のPPV大会レッスルマニア・バックラッシュで現王者ボビー・ラシュリーに再挑戦することが決まった。

レッスルマニア37大会第1日にラシュリーに敗れ、王座奪回できなかったマッキンタイアは、王者の仲間MVPとリングで向き合うと「もう1度、王座に挑戦してクレイモア(ランニング式飛び蹴り)でラシュリーを遠くへ蹴り飛ばしてやる。そしてオレが新WWEヘビー級王者だ」と再戦を要求した。

そこに「巨獣」ブラウン・ストローマン、「毒蛇」ランディ・オートンというレッスルマニアに勝利した2人が姿をみせ、次々と王座挑戦を表明してきた。そのまま3WAY形式の王座挑戦者決定戦が決定。マッキンタイアはオートンとともにストローマンによる鉄製ステップ攻撃を受けたものの、隙を突いたオートンのエレベイテッドDDTからのRKOでストローマンを撃退。フォールしようとしたオートンに対し、マッキンタイアがクレイモアで蹴り倒して3カウントを奪ってみせた。

これでレッスルマニアに続き、次回PPV大会での王座挑戦権をつかんだマッキンタイアは試合後、ステージに姿をみせたMVPににじり寄った。だが、背後からTバー、メイスに襲撃され、大きなダメージを与えられていた。

オートン(手前)に強烈なクローズラインを見舞ったマッキンタイア(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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悪霊ワイアットが謎残してオートンに敗北 黒い血でそまったブリスにひるむ

リング付近に設置されたボックスの中から登場し、オートン(右)をにらみつけたワイアット(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第2日>◇11日(日本時間12日)◇米フロリダ州タンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアム

「ザ・フィーンド(悪霊)」ブレイ・ワイアット(33)が、謎を残しながら「毒蛇」ランディ・オートン(41)とのシングル戦に敗れた。

オープニングマッチで因縁のオートン戦が組まれたワイアットは、洗脳している「小悪魔」アレクサ・ブリス(29)によって回されたリングサイドの巨大オルゴールボックスから登場。ボックス頂上からジャンピング式クローズライン(ラリアット)をオートンに見舞うと開始ゴングが鳴った。

オートンの首をねじって雄たけびをあげたワイアットは、場外戦で解説席にたたきつけられるとマンディブルクローで反撃を開始。オートンにエレベイテッドDDT3発からRKOを狙われると再びマンディブルクローで応戦した。必殺のシスター・アビゲイルを仕掛ける態勢に入ると、四方のリングポストから火柱が上がり、黒い血で染まったブリスが巨大オルゴール上に現れると、不覚にもワイアットがひるんでしまった。その隙を突いたオートンにRKOをたたき込まれ、3カウントを許した。

勝利後、逃げるようにリングを立ち去ったオートンをみつめながら、ワイアットはブリスとともに取り残されたものの、そのまま会場は暗転。気がつけば、謎を残したまま姿を消していた。

突然、ボックスから黒い血を流しながら姿をみせた「小悪魔」ブリス(左)を見つめるワイアット(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
リング四方から火柱が立ち上がる中、オートン(左から2番目)にシスター・アビゲイルを仕掛けるワイアット(同3番目)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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王者レインズが計5万人観客の祭典を防衛締め

防衛成功したWWEユニバーサル王座ベルトを掲げるレインズ(右から2番目)。左端はポール・ヘイマン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第2日>◇11日(日本時間12日)◇米フロリダ州タンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアム

第2日も2万5675人のファンが集結した祭典のメインイベントで、最後にリングに立っていたのはWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(35)だった。1月の男子ロイヤルランブル戦を制したエッジ(47)、そして3月のPPV大会で追い詰められたダニエル・ブライアン(39)の挑戦者2人を迎えた3WAY形式での防衛戦はレインズがパイプいす攻撃で決着させた。

王座戦は3選手が入り乱れた攻防を展開。場外でレインズのいとこで王者のセコンドに入ったジェイ・ウーソがスーパーキックでブライアンとエッジに襲い掛かるアシストを受け、レインズは優勢に試合を進めた。ウーソがエッジのDDTを鉄製階段の上で浴びて排除されると、レインズは苦戦を強いられた。ブライアンの顔面ストンピングからイエスロックで絞められ、ギブアップ寸前まで追い詰められた。と同時にエッジのクロスフェイスも受けて大ピンチに陥った。

レインズはエッジのスピアーを食らったものの、ブライアンのレフェリーの足を引っ張る“裏技”で2カウントで難を逃れた。先に顔面へのパイプ椅子攻撃でブライアンを沈めたエッジに対し、レインズがスピアーからの顔面へのパイプいす攻撃でKO。エッジをブライアンに重ね、そのまま2人ともフォールした。

ウーソの絶妙アシスト受けながら挑戦者2人から勝利を挙げたレインズは年間祭典で王座防衛に成功。WWEの「絶対王者」であることを認めさせる勝利となった。

今年のレッスルマニアは2日間合計で5万1350人の観衆が集結。2日連続でチケットも完売と発表された。なお来年のレッスルマニア38大会は22年4月3日、米ダラスのAT&Tスタジアムで開催される。

ブライアン(手前左)、エッジ(手前右)にパイプいす攻撃を加えるWWEユニバーサル王者レインズ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
エッジ(左)にクローズラインを打ち込むWWEユニバーサル王者レインズ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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アスカ、4回目祭典出場「すべてに感謝」王座陥落でベルトを失い「くそー」

挑戦者リプリー(右)のトラースキックを浴びるロウ女子王者アスカ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第2日>◇11日(日本時間12日)◇米フロリダ州タンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアム

ロウ女子王者アスカ(39)が祭典で王座陥落した。

成長著しい挑戦者リア・リプリー(24)を迎え撃ったものの、相手必殺のリップタイド(変形ストレッチボム)を食らってフォール負けを喫した。試合後には自らのSNSを英語で更新。4回目のレッスルマニア出場に「すべてに感謝」とした上で、ベルトを失い「くそー」と投稿した。

序盤から「やってみろ!コラ」と挑発しながらドロップキック2発で攻め込んだアスカは、「チャンピオンだろ!オラ」と挑戦者に馬乗り状態で殴られた。ミサイルキックからスピンキック、ヒップアタックと連続攻撃をヒット。チャンスにコーナートップに向かうとミサイルキックを浴びて場外に吹き飛ばされた。

負けられないアスカはエプロンでリプリーを捕獲し、場外DDTを放って脳天から地面に突き刺した。

ストンプ連打からプリズムトラップを浴びながらもアスカも腕ひしぎ逆十字固めからアスカロックと関節技を続けたが逃げられ、胸板への強烈キックをかわされると、リプリーに担ぎ上げられて最後は相手必殺技に沈んだ。

昨年5月11日から335日間、保持し続けていた同王座から陥落。日本勢がレッスルマニアでWWEシングル王座の防衛戦に臨むのは98年の第14回大会でTAKAみちのくがWWFライトヘビー級王座の防衛に成功して以来23年ぶりだったが、アスカは王座を死守できなかった。

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WWE祭典でアスカ王座陥落、リプリーの必殺技リップタイドに沈む

4回目のレッスルマニア出場となったロウ女子王者アスカ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第2日>◇11日(日本時間12日)◇米フロリダ州タンパ・レイモンド・ジェームス・スタジアム

4回目の祭典出場となったロウ女子王者アスカ(39)が防衛に失敗した。挑戦者リア・リプリー(24)に蹴りを止められた後、腕をクラッチしながら担ぎあげられ、リップタイド(変形ストレッチボム)でマットにたたきつけられ、フォール負け。昨年5月11日から335日間、保持し続けていた同王座から陥落してしまった。

「やってみろや、コリャー」とビンタとエルボー連打で先制したアスカはピンチに陥ると1年1カ月ぶりにWWEの会場に戻ってきた2万人以上のファンから「レッツゴー、アスカ!」の声援を受けた。大観衆からの応援を背に受け、足首固め、投げっぱなしジャーマン、ヒップアタックで応戦した。

ドロップキックでコーナートップから落とされたアスカはエプロンへのフェイスバスターも浴びた。すると同じエプロンから旋回式DDTでリプリーを脳天から場外へとたたき落とした。リングに戻り、再びアンクルホールドで右足を痛めつけたものの、コーナーへ投げ飛ばされ、スワンダイブ式ブレーンバスターで投げられた。腕ひしぎ逆十字固め、アスカロックでリプリーの動きを止めた。ロープの反動を生かし、胸板に強烈なキックを浴びせるとかわされ、そのままリプリーに担ぎ上げられて必殺リップタイドで沈められた。

アスカにとってカイリ・セイン(32)と保持したWWE女子タッグ王座に続く2年連続の防衛戦だったが、いずれも防衛失敗となった。日本勢がレッスルマニアでWWEシングル王座の防衛戦に臨むのは98年のレッスルマニア14大会でTAKAみちのくがWWFライトヘビー級王座の防衛に成功して以来23年ぶりだったが、アスカは王座を死守することができなかった。

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WWE王者ラシュリー防衛成功 1年ぶり有観客で挑戦者を絞め落とす

詰め掛けた2万5000人以上の歓声に包まれ、MVP(右)とともに王座防衛をアピールしたWWEヘビー級王者ラシュリー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第1日>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアム

オールマイティ(全能)と呼ばれるWWEヘビー級王者ボビー・ラシュリーが挑戦者となる前王者ドリュー・マッキンタイアを返り討ちし、王座防衛に成功した。

第1試合で防衛戦が組まれたラシュリーは2万5000人以上が集結したファンの高揚感に包まれながら躍動。約1年1カ月ぶりとなるWWE有観客試合で、必殺のハートロックで絞め、失神によるレフェリーストップ勝利を挙げた。

ラシュリーがショルダー・タックルでマッキンタイアを防護壁にたたきつければ、負けじとマッキンタイアも腕ひしぎ逆十字固めやネックブリーカーで反撃する熱い展開。すぐに王者はスパインバスターから得意のハートロックを狙ったものの、これは回避された。挑戦者のアラバマスラムやフューチャーショックDDT3連打、さらにトペ・コンヒーロまで浴びた王者だが、見た目通り、そのスタミナは無尽蔵だった。

マッキンタイアのキムラロック(腕がらみ)で追い詰められ、トドメのクレイモアを狙われたものの、味方セコンドのMVPの介入にとって回避。その隙に疲労蓄積で動けなくなったマッキンタイアを捕獲した。すぐに得意のハートロックで絞めあげてマッキンタイアを失神に追い込み、レフェリーストップによる勝利を収めた。

新日本プロレス時代、IWGPインターコンチネンタル初代王者だったMVPとともにベルトを掲げたラシュリーは祭典での王座防衛をアピールしていた。

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女子RRを制したビアンカ・ブレア王座初奪取 レッスルマニアメインを飾る

結んだ長い髪を王者サーシャ・バンクス(右端)に引っ張られたビアンカ・ブレア(左端)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:レッスルマニア37大会第1日>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアム

今年1月の女子ロイヤルランブル(RR)戦を制したビアンカ・ブレア(32)が勢いそのままにスマックダウン女子王座の初奪取に成功した。

女子RR戦を制して得た王座挑戦権で自ら指名した同王者サーシャ・バンクス(29)を必殺技キス・オブ・デス(KOD)で撃破。祭典のメインイベントで新王者となった。

バンクスの豪快なトペ・スイシーダに対し、ブレアは細身に似合わない怪力を生かし、そのまま捕獲して放り投げた。さらにランニング・ダブルニーを防護壁に誤爆したバンクスにバーティカル・スープレックスやスタンディング式シューティングスターから450度スプラッシュを放ったが、ヒザの剣山で迎撃されてダメージを負った。

逆に王者のトルネードDDTやフロッグスプラッシュ、得意のバンク・ステートメントで絞められた。何とかロープ回避すると、バンクスの攻撃がターンバックルに誤爆したチャンスを逃さなかった。450度スプラッシュから、引っ張られた自らの髪の毛を逆に生かしてムチ攻撃。最後はバンクスを担ぎあげ、KODを決めてフォール勝ちした。家族も観戦する中、メイン戦で王座初戴冠という偉業を成し遂げた。

試合後、自らのSNSを通じ「やったよ! スマックダウン女子王者だ」と喜びをつづったブレアは16年5月にWWEと契約。同年9月、NXTデビュー。女子トーナメントのメイ・ヤングクラシック2回戦ではカイリ・セイン(宝城カイリ)とも対戦した。今年1月には30人出場時差式バトルロイヤルとなる女子ロイヤルランブル戦で、最後にリア・リプリーを排除して初制覇していた。

王者サーシャ・バンクス(右下)を下し、スマックダウン女子王座を初戴冠したビアンカ・ブレア(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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10カ月ぶりリングYOHが新王者「今日スタート」

IWGPジュニアタッグ新王者に輝いたROPPONGI 3K。SHO(左)とYOH(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス両国大会>◇4日◇両国国技館◇観衆4484人

左膝前十字靱帯(じんたい)断裂のケガから10カ月ぶりにリングに戻ってきたYOH(32)が、復帰戦でIWGPジュニアタッグ選手権に挑み、新王者に輝いた。パートナーのSHO(31)と組み、金丸、デスペラード組に挑戦。左膝を執拗(しつよう)に攻められ、中盤以降は足を引きずりながらの戦いとなった。それでもこの日を待ち望んでいたSHOが、YOHに何とか3カウントを取らせようと、脇役に回り、必死にアシスト。久しぶりに連携技3Kも決まり、最後はYOHが、この日のために考えた新技のDIRECT DRIVE(ひねりを入れたDDT)でデスペラードを沈めた。

試合後ベルトを受け取ると感極まった。「応援してくれるファンがいたから、このリングに帰って来られた。不安だったけど、リングに上がったら関係なくて楽しかった」と笑顔で振り返った。昨年1月、4度目の王者に輝き、2度の防衛を果たしたものの、自身のケガでベルトを返上。責任を感じた。「悩んだし、悔しかったし、迷ったけど、その分たくさん練習したし、たくさん考えた」。人生初の入院、手術を経験。再起をかけ、夢中でリハビリに取り組んだ。SHOもそれに応えて努力を続け、今年2月にはIWGPジュニアヘビー級に初挑戦するなど成長した姿を見せた。

次のターゲットについてYOHは「今日がゴールじゃなくて再スタート。次に狙うのはIWGPシングルのベルト」とジュニア王者のデスペラードを前に堂々と挑戦状をたたきつけた。SHOも「YOHさんにシングルを取ってもらって、タッグチャンピオンベルトを巻いた同士で戦いたい」と野望を明かした。

ともに12年11月にデビューし、米国、メキシコと海外修業も一緒に行った。「心の底からパートナーがSHOで良かったと思った。感謝の気持ちを忘れず、プロレス頑張っていきます」。久しぶりのリングで、さらに深まった絆を感じたYOHは、次なる目標に進み始めた。【松熊洋介】

デスペラード(中央)と金丸(右)にドロップキックを浴びせるYOH(撮影・中島郁夫)
SHO(左)が怪我から復帰したYOHを迎え復活したROPPONGI 3K(撮影・中島郁夫)

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6月サイバーファイトフェス DDTとノアが対抗戦

6月6日のサイバーファイトフェスティバル2021で対抗戦を行う、ノアの稲村愛輝(右)、清宮海斗(同2人目)とDDTの竹下幸之介(同3人目)、上野勇希(撮影・松熊洋介)

プロレスリング・ノアなどの運営会社であるサイバーファイトは24日、6月6日に行われる「サイバーファイトフェスティバル2021」(さいたまスーパーアリーナ)の一部カードを発表した。同大会はサイバーファイトが運営するノア、DDT、東京女子、ガンバレ☆プロレスによる合同興行で、この日はDDTとノアの対抗戦2カードが発表された。

ノアの清宮海斗(24)は稲村愛輝(28)と組み、DDTの竹下幸之介(25)、上野勇希(25)組と対戦する。「しっかりと勝負にこだわって勝つ」と意気込んだ。運営会社が同じでも団体は別。「これをきっかけにファンは交流戦を期待するかもしれないが、自分にとっては通過点。この大会で主役になって自分の居場所を確定させたい」。対抗戦で勝利して、自分たちの地位を確立させるつもりだ。

今月14日の福岡大会でGHCヘビー級王者の武藤に挑戦し、完敗。脳振とうで欠場した21日の後楽園大会では「一からはい上がる」と再起を誓っていた。DDTで実力を付けてきた同年代に勝利し、ノアの強さを見せつける。

DDTの2人も覚悟を持って挑む。ユニバーサル王者の上野は「タイトルマッチもやりたかったが、カードを聞いて、この2人と戦いたいと思った。(DDTは)楽しいだけじゃない。強さもある。それを証明して、舐められないようにする」と闘志を燃やした。竹下も「交流戦ではなく対抗戦。ノアの方が上と思われがちだが、なめんなよ、という気持ち。この試合を見たら分かると思う」。対戦経験もほとんどない4人が、さいたまスーパーアリーナのリングを熱くする。

同大会では、GHCヘビー級選手権(ノア)やKO-D無差別級選手権試合(DDT)、プリンセス・オブ・プリンセス(東京女子)の3大タイトルマッチが行われることが決定している。

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王者バンクスが「大女」制圧!ジャックナイフで撃破

ジャックス(左)にバンク・ステートメントで追い詰めるWWEスマックダウン女子王者バンクス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇19日(日本時間20日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

WWE女子の「ボス」ことスマックダウン女子王者サーシャ・バンクスが防衛成功で21日のPPV大会ファストレーンでのタッグ王座挑戦にはずみをつけた。

WWE女子タッグ王者となる「大女」ナイア・ジャックスの挑戦を受け、ジャックナイフ(ジャックナイフ式エビ固め)で抑え込み、貫禄の勝利をみせつけた。

序盤からいきなりミリオラからの得意のバンク・ステートメントを狙ったバンクスは、味方セコンドにPPV大会でタッグを組むビアンカ・ブレアもついて勢いづいた。DDTから再びバンク・ステートメントでジャックスを絞めて追い打ち。乱入した敵セコンドのシェイナ・ベイスラーの蹴りが、ジャックスに誤爆し、ブレアによってベイズラーも排除された。すかさずバンクスがジャックナイフで3カウントを奪い、王座防衛に成功した。

その後、ブレアもベイズラーと対戦したが、すぐに敵セコンドのジャックスとベイズラーにチーム不和が発生。さらにナタリア、タミーナ組の襲撃もあって試合はノーコンテストとなった。21日のPPV大会でベイズラー、ジャックスの保持するWWE女子タッグ王座に挑むバンクス、ブレアにとっては大きな追い風となる展開となった。

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4強鷹木にEVIL「俺に勝とうなんて顔じゃねえ」

新日本プロレス後楽園大会 KENTA(右)にエルボーを浴びせる鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

13年前の雪辱を果たした。ニュージャパンカップ(NJC)準々決勝で、鷹木信悟(38)がKENTA(40)との初シングルを制し、4強に進出した。

序盤は逃げ回るKENTAにイライラを募らせ、術中にはまった。鉄柵の外でDDTを浴び、腕をロックされ、首を絞め上げられるGAME OVERで追い詰められた。顔面を蹴られ「これで終わりか? (13年前と)何にも変わってねえな」と罵倒されたが、立ち上がり、パンピングボンバーで逆転。意識もうろうのKENTAをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めた。オカダ、後藤に続き、23分に及ぶ激戦。「NJCはどう見てもG1クライマックスより強烈じゃねえか」と感じるほど、厳しい戦いを制した。

2人の前回の対決は過去1度だけ。08年5月のジュニアヘビー級タッグマッチまでさかのぼる。その時は真っ向勝負のKENTAにgo 2 sleepを食らい、脳振とうで病院送りにさせられた。13年たってもその時の屈辱は忘れていなかった。「どれだけ危険な技か分かっている。食らうわけにはいかない」と必死に抵抗して回避し、勝機を呼び寄せた。

試合後には準決勝(20日、仙台)の相手、EVILがリングに登場。「言いたいことがあるなら、今すぐここでやるか?」とにらみ合ったが、背後からディック東郷に襲われ、マジックキラーでKOされた。EVILからは「この俺に勝とうなんて顔じゃねえんだよ、この野郎」と一蹴された。

1月にNEVER無差別級王者のベルトを失ったが、すぐに気持ちを切り替え今シリーズにかけてきた。優勝まであと2勝。願い続けてきた「鷹木待望論」もだんだん大きくなってきた。勝利の余韻に浸ることはできなかったが「アイツにはいろいろと思うところがある。願ったりかなったりだ」。襲撃を受けた借りは、準決勝のリングで必ず返す。【松熊洋介】

新日本プロレス後楽園大会 勝利した鷹木信悟は準決勝の相手、EVILとリング上でにらみ合う(新日本プロレス提供)

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赤井英和の長男がプロ転向 父の夢継ぎ世界王座狙う

帝拳ジムからプロデビューすることになったミドル級の赤井英五郎

「浪速のロッキー」と呼ばれた元プロボクサーの俳優赤井英和(61)の長男英五郎(26)が15日、名門・帝拳ジムからプロデビューすることを表明した。アマチュアで目指した東京オリンピック(五輪)出場の可能性が19年に消滅。父が歩んだ道を追うようにプロ転向を決断した。今年の東日本ミドル級新人王にエントリーし、プロデビューする予定。大けがで引退を余儀なくされた父が届かなかった世界王座獲得を将来的な目標に掲げた。

   ◇   ◇   ◇

父譲りの強打を誇る赤井がプロ転向する。アマで目指していた東京五輪の夢が19年11月の全日本選手権で絶たれると、すぐプロ転向への気持ちがわき上がったという。「ボクシングを続けたい気持ちだった。いずれプロになろうと思っていた」。19年に左足アキレス腱(けん)を断裂し、20年2月には左手首の手術を受けたため、昨年は治療に専念。アマ時代から練習で通っていた名門・帝拳ジムを所属先に選択し、満を持して今年からプロボクサーとしての活動を開始する。

父からボクシングの指導を受けたことはないが、自宅に地下トレーニングルームを設置してくれるなどのサポートを受けている。赤井は「父は子供ではなく一個人として見てくれている。プロ転向の反対もなかった」と振り返る。今年の全日本新人王のミドル級にエントリーし、プロデビューする予定。「相手は誰でもいい。新人王を取りにいきたい」と父も獲得した称号を狙う。

「父は20歳でデビューし25歳でプロを引退、自分はアマですが20歳でデビューし25歳でアマを辞めて、重なる部分がある」。父は2度目の世界挑戦を目指した前哨戦でKO負けし、急性硬膜下血腫で重体となって現役引退を余儀なくされた。なし得なかった夢を継ぐように赤井は「ボクシングを始めるからには『世界』と思っていた。世界王者になりたい。プロの自覚を持って帝拳ジムでやりたい」と決意を示した。

プロで最初の目標は父がマークした12連続KO勝利を設定した。赤井は「KO記録は身近な目標としてわかりやすい。13連続KOができたら新しい目標も出てくる。自分は(中量級の名王者)ハグラーやデュランのようなオールドスタイルが好き。倒せるのが1番。ボディーで倒してみたい」と目を輝かせた。ファイタースタイルの強打に磨きをかけ、プロデビュー戦に備える。【藤中栄二】

○…大阪市出身の父赤井英和は、浪速高でボクシングを始め高校総体優勝。近大に進学したが日本がボイコットした80年モスクワ五輪の最終選考で落選。その後、大阪の三和ツダジム(後のグリーンツダジム)からプロ転向した。好戦的なスタイルと強打を武器にデビュー以来12連続KO勝利の快進撃で、“浪速のロッキー”と呼ばれて絶大な人気を誇った。83年にWBC世界スーパーライト級王者ブルース・カリー(米国)に初挑戦して7回TKO負け。再起したが、85年に世界再挑戦のための前哨戦で大和田正春に7回KO負けを喫し、脳出血を起こして意識不明の重体となった。緊急手術を受けて一命を取り留めたものの、引退を余儀なくされた。その後、俳優としてドラマや映画で活躍している。

○…赤井の前妻の次女赤井沙希(34)は、DDTで人気プロレスラーとして活躍している。174センチのスラリとした長身で、10代で芸能界デビューして、06年には旭化成のキャンペーンモデルに抜てきされるなどモデル、タレントとしても活躍。13年8月のDDT両国大会でプロレスデビューし、14年のプロレス大賞で女子初の新人賞を受賞した。得意技はケツァル・コアトル。

◆赤井英五郎(あかい・えいごろう)1994年(平6)9月22日、東京・世田谷区生まれ。小、中学校とラグビー、米ハワイで過ごした高校時代はアメリカンフットボールを経験。米カリフォルニア州ウィディア大に進学し、20歳の時、ボクシングを開始。16年に大学を一時休学し、日本で本格的に東京五輪を目指す。18年全日本社会人選手権ミドル級優勝。アマ戦績は8勝(4KO)6敗。通常体重は77キロ。身長179センチの右ファイター。

サンドバッグ打ちする赤井英五郎
ミット打ちに取り組むミドル級の赤井英五郎(左)
大和田正春の鋭い左フックを浴びマットに沈む赤井英和(右)。赤井はそのまま脳挫傷で意識不明となり病院に搬送された(1985年2月5日)
ファイティングポーズをみせる赤井英和(1982年2月)
DDTプロレスで世死琥(左)にボディーアタックを見舞う赤井沙希(19年7月15日)

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オートンが小悪魔ブリスの“呪術”介入で黒い吐血

「小悪魔」ブリスの呪術を受け、黒い血を吐くオートン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇8日(日本時間9日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「毒蛇」ランディ・オートンが特級呪術師となった「小悪魔」アレクサ・ブリスの呪術介入で吐血した。

AJスタイルズとのシングル戦で、ブリスの呪術を受けて黒い血を吐き、大ダメージの中、相手必殺のフェノメナル・フォアアームに沈んだ。

バックステージで「アレクサやフィーンド(ブレイ・ワイアット)に呪われてオートンの頭に声が響くだって。くだらない」とオモスとともにばかにしていたAJスタイルズに対し、オートンが姿をみせて舌戦を展開。さらに「ばかにしているんじゃない。お前が弱いだけだ」と言われたオートンは我慢の限界に達した。「リングでどれだけ俺が『弱い』のか。わからしてやる」と対戦を要求した。 メインイベントで組まれたAJスタイルズとのシングル戦。カーフ・クラッシャーで捕まえられながらも、エレベイテッドDDTを成功させてトドメを刺そうとすると、敵セコンドのオモスのサポートでAJスタイルズの一時退散を許した。すると大型ビジョンに不気味な音色のオルゴールを回すブリスが姿をみせてマッチの火を消すと、リングコーナーに火柱がのぼった。突然、オートンは苦しみだし、黒い血を吐いて倒れ込んだ。何とか立ち上がるとAJスタイルズのフェノメナル・フォアアームを浴びて3カウントを許した。特級呪術師の技とも言えるブリスの不気味な呪術介入で、オートンは屈辱の黒星を喫していた。

ビジョンに登場した「小悪魔}ブリスをにらみつけるオートン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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里村、王座奪還ならず!王者レイ「尊敬している」

コーナーに追い詰めたNXT UK女子王者レイ(左)にミドルキックをかわされる里村(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT UK大会>◇4日(日本時間5日)◇英ロンドン

NXT UK女子王者ケイ・リー・レイ(28=英国)が挑戦者里村明衣子(41=センダイガールズ)に敬意を表した。

メインイベントで里村を下し、19年8月からベルトを守り続ける王者レイは「最高のものが欲しかった。強さを証明したかった。ありがとうございました、明衣子。あなたを尊敬していますが、それをしなければならなかった。勝たなければならなかった…NXT UKのためではなく、私のために」と安堵(あんど)の表情。里村に対して感謝しながら激闘の末に成し遂げた王座防衛を振り返った。

王座戦では、エプロンからのデスバレーボムからDDT、ジャーマン・スープレックスと猛攻を仕掛けられたレイがDDTからレッグチョークで絞めた。里村のフロッグスプラッシュをヒザで迎撃し、ダメージを与えた王者は最初のゴリーボムを返されると、里村得意のスコーピオライジングを足をつかんで阻止。2度目のゴリーボムをたたき込み、3カウントを奪った。試合後には自ら里村に握手とお辞儀で敬意を表し、最後は抱き合っていた。

NXT UK女子王者レイ(右)のゴリーボムを浴びた里村明衣子(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
NXT UK女子王者レイ(右)にスコーピオライジングを封じられる里村(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
試合後、NXT UK女子王者レイ(右)と抱き合う里村(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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