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ボクシング村田諒太「慣れたらいけるかな」 ナイキ厚底新シューズに前向き

契約するナイキ社製の新シューズをテストしたWBA世界ミドル級スーパー王者村田

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が14日、東京・新宿区の所属ジムで2度目の防衛戦に向けて新シューズの本格テストに入った。

5月下旬に国内開催でV2戦が計画される村田は、契約先のナイキ社製の新シューズ「ハイパーKO2」を試し、サンドバッグ打ちなどで感触を確認。「(長距離走用の)厚底仕様でかかとが少し上がる感じですね。慣れたらいけるかな。慣らしてみたいと思う」と前向きな姿勢を示した。

19年12月のスティーブン・バトラー戦以来、約1年5カ月ぶりとなる防衛戦計画が着実に進んでいる。プロ転向後最長ブランクとなるものの、ボグシング技術、練習メニュー、道具に至るまで貪欲に追求。先月下旬に千葉・成田市内で臨んだ走り込み合宿での持久走タイムも最速を更新した。村田は「試合が近くなっていると思いながらやっています」と口調を強めた。

スティックミットでディフェンスのトレーニングを積むWBA世界ミドル級スーパー王者村田(右)
ジムワークを消化するWBA世界ミドル級スーパー王者村田

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村田諒太12月に初防衛戦希望、9月中旬から始動へ

ナイキ主催イベントでサイバーボッチャを体験するWBA世界ミドル級王者村田諒太

ボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が12月の初防衛戦開催を希望した。

25日、東京・渋谷区で開かれたナイキのイベントに参加。7月12日にロブ・ブラント(米国)との再戦で2回TKO勝ちし、同王座に返り咲いた村田は「年内に(V1戦を)やりたいです。今は地域貢献活動などもしていますが、そろそろ本職に集中したい」と強調。

9月中旬をメドに「試合まで3カ月と考えてスイッチを入れたい」と明かした。また同イベントではLEDスポーツコートに立ち、サイバーボッチャを体験した。

陸上男子のケンブリッジ飛鳥(右)らとナイキ主催イベントに参加したボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太

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三賞は外国人力士で最スロー記録/初V玉鷲こんな人

遠藤(下)を突き落としで破る玉鷲。中央左は片男波親方(撮影・河田真司)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇27日◇東京・両国国技館

34歳2カ月の関脇玉鷲が前頭9枚目遠藤(28=追手風)を突き落としで下し、13勝2敗でうれしい初優勝を飾った。

以下はアラカルト

◆玉鷲一朗(たまわし・いちろう)

◆生まれ&家族 1984年11月16日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。誕生時は4800グラム。

◆家族 12年に妻エルデネビレグさんと結婚、16年4月に長男テルムン君が誕生。「テルムン」はモンゴル語で「広い、晴れた日、輝く」などの意味という。

◆スポーツ歴 本格的な競技歴はなく、モンゴルではサッカーとバスケットボールに興じた。マイケル・ジョーダンが好きで、関取になってナイキのエアジョーダンを5足購入。

◆角界入りのきっかけ  体の大きさを生かせると思い、相撲に興味を持って来日し、両国へ。自転車に乗った力士を発見し、付いて行くと井筒部屋に着いた。井筒親方(元関脇逆鉾)にもてなしを受け、飲み物(ファンタグレープ)を持って来てくれた当時幕下の鶴竜から旭鷲山を紹介してもらう。旭鷲山の紹介で片男波部屋に入門、04年初場所で初土俵を踏む。

◆遅咲き 新入幕は08年秋場所。5度の再入幕を経て、初土俵から所要66場所の新三役(15年春場所、小結)同77場所の三賞(16年九州場所、技能)は外国人力士で最スロー記録。初金星は15年夏場所9日目に日馬富士から、通算2個。

◆相撲 取り口は強烈なのど輪が武器の突き押し相撲が持ち味。本人いわく「殴られるのが好き。Mみたいだけど。殴られると逆に“来いよ”と思う。だから押し相撲がいい。激しい。“男”を感じる」。

◆華麗なる盗人 勢の立ち合いにひかれて、16年名古屋場所からまねる。その後、妙義龍の低さ、当たる角度も取り入れて、今のスタイルに。

◆女子力 小物作り、菓子作り、手芸が得意。弊紙掲載の絵日記(17年夏)をテーマ「愛」で描く。理由は「人は“愛”で大きくなるから。親の愛情があるから、今がある。仕事も全部、愛。生まれてから死ぬまで、愛情だと。自分を愛してくれるお客さんもいる。1番愛しているのは妻や子ども、お母さん、お父さん、家族です」。

◆サイズ 188センチ、172キロ。

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王者伊藤雅雪、好相性の静岡で肉体強化合宿打ち上げ

下半身強化の静岡合宿を打ち上げた伊藤(中央)。左は吉田トレーナー、右は練習パートナーの久保氏

年末に予定される初防衛戦に備え、ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が15日、静岡・清水区での肉体強化合宿を打ち上げた。

約5年前からフィジカル面の指導を受けている吉田達矢トレーナーのもと、13日から合宿開始。午前中は三保海岸でのロードワークや日本平の坂道を利用したダッシュ系のメニューで下半身を強化。午後には同区にある同トレーナー経営のフィジカルトレーニング施設に移動し、低圧低酸素ルームに入って自転車トレなどに取り組み、高圧高酸素ルームで疲労回復しながら調整してきた。

元プロボクサーで練習パートナーの久保宗義氏らと練習チームを組み、3日間の強化合宿に取り組んできた伊藤は「1人ではなく、チームで動いて楽しみながら練習するのもいいんですよ。今回の合宿は結構、疲れましたが、世界挑戦前もここで練習して結果が良かった。同じ流れでできて良かった」と口にした。

7月は米キシミーで開催された同王座決定戦で世界ベルトを手にしたため、初防衛戦は指名試合になることが既定路線。年末の初防衛戦は国内開催が濃厚となっており「次戦が大事になる。アピールして新年を迎えたいですね」と声を弾ませた。世界王座奪取後、ナイキ社からの物品提供も始まり「うれしいですね」と素直に喜ぶ伊藤は、今月下旬からスパーリングを開始する予定。来月10日には渡米し、約1カ月間のロサンゼルス合宿でスパーリングを本格化させる見通しだ。

低圧低酸素ルームで自転車トレに取り組む伊藤雅雪

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山中慎介「必ず奪い返す」ベルト色“神の左”で決意

「GOD’S LEFT」とプリントされたTシャツ姿で山中慎介(撮影・酒井清司)

 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者山中慎介(35=帝拳)が「チャンピオンカラー」を身にまとった。20日、昨年8月にV13を阻まれた王者ルイス・ネリ(メキシコ)との世界戦(3月1日、両国国技館)へ、都内ジムで練習を公開。「順調。1日1日を本当に大事に過ごしてきた」と神の左と称される力強いパンチを披露した。着ていた特製Tシャツは「GOD’s LEFT」の文字が金、ナイキ社のロゴが緑に染められていた。

 「必ずベルトを奪い返すという意味を込めた」と陣営が明かす。金と緑は5年9カ月保持したWBCのベルトの色。特製Tシャツは長き防衛ロードの途中から毎試合違うカラーが制作されたが、同2色の配色は初となる。お披露目されたTシャツには練習中、みるみる汗がにじみ出た。過酷な減量の最中だが「汗は出ますね」と笑み。座って取材を受けた後には、直径30センチほどの水たまりができていた。

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村田諒太ランニングフォームチェック、経験に

ナイキのイベントに出席した村田

 ボクシングのWBC世界ミドル級6位村田諒太(30=帝拳)が27日、東京・表参道で、契約するナイキがランニング技術向上を目的として新設した専門店のオープニングイベントに出席した。

 フォームのチェックを受けるなど、7月23日に米ラスベガスで予定されているプロ第11戦に向けて良い経験になったようで「走ることは人間の本能的な動き。以前からしっかりやってみようと思っていた。次戦に向けて大きなサポートになった」と話した。

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村田諒太プロ11戦目へ「本能的なところ磨ければ」

ナイキのイベントに出席した村田

 プロボクシングのWBC世界ミドル級6位・村田諒太(30=帝拳)が27日、契約するナイキが28日に東京・表参道にオープンする「NIKE+ RUN CLUB OMOTESANDO」のイベントに出席した。

 ランニング技術向上を目的とした専門店で、フォームのチェックや、走り方に合ったシューズの提案などを受けた。「自分の走っている姿を見ることはなかなかないし、けがの防止や、競技力向上にもつながるので面白い。スタッフの方の知識も豊富だし、ランナーの皆さんにとっても良い場所になるのではないか」と話した。

 7月23日に米ラスベガスでプロ11戦目を行うことが決まっている。「走ることは人間の本能。次戦に向けて、そういう本能的なところを磨ければと思っていた。次の試合に向けても大きなサポートになる」と効果を実感していた。

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パッキャオが差別発言でナイキとの契約失う

 ボクシング世界主要4団体で6階級を制したマニー・パッキャオ(フィリピン)が、米スポーツ用品最大手ナイキとの契約を打ち切られた。英BBC放送などが17日報じた。パッキャオが同性愛を動物以下だとする発言を受け「ナイキはあらゆる差別に強く反対する」と声明を出した。

 パッキャオは先日、母国のテレビ局の取材で同性愛について「動物より悪い」などと述べた。その後は写真共有アプリ「インスタグラム」で同性愛者や性同一性障害の人など性的少数者(LGBT)を非難するつもりはないと謝罪したが、同性婚には反対の姿勢を示した。

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山中慎介「自分もKO」、井上、内山に刺激

ナイキのイベントに参加した山中

 プロボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(33=帝拳)が7日、契約する大手スポーツ用品メーカー、ナイキの都内でのイベントに出席した。

 プロ野球ヤクルトの小川泰弘らとともに、エアロビクスや体幹トレーニングなどで汗を流すと「ボクシングにも取り入れられる新たな発見があった」と満足顔。3月に予定している10度目の防衛戦に向け、今月11日から沖縄での1週間の走り込み合宿に入る。年末に井上や内山が豪快なKO勝利を披露したことに触れると「良い刺激になった。自分も目立ちたいし、次はきっちりKOで勝って存在感を示したい」と話した。

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山中慎介、長友佑都のトレーナーの体幹トレから刺激

イベントで体幹トレーニングをするボクシングの山中

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(32=帝拳)が7日、都内で行われた、契約するナイキのイベントに出席した。

 サッカー日本代表DF長友の専属トレーナーを務める木場克己氏の指導のもと、体幹トレーニングを体験。「瞬発系の動きは難しかったが、続けていけばボクシングにも生きてくると思った」と刺激を受けた様子。V9戦となる次戦は9月の予定で、来週から沖縄で走り込みキャンプを行うという。「今は近い距離でのフックやアッパーを意識して練習している」と話した。

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山中慎介「生きてくる」体幹トレ◎で9度目防衛だ

イベントで体幹トレーニングをするボクシングの山中(撮影・奥山将志)

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介(32=帝拳)が7日、都内で行われた、契約するナイキのイベントに出席した。

 サッカー日本代表DF長友佑都らのトレーナーを務める木場克己氏の指導のもと、Jリーグ浦和のFW李忠成、DF那須大亮、トランポリンの伊藤正樹とともに体幹トレーニングなどを体験。「普段やっていない動きで難しかったが、続けていけばボクシングにも生きてくると思った。違う競技の方と話を出来るのは貴重だし、良い経験になった」と刺激を受けた様子。

 9度目の防衛戦となる次戦は9月の予定だとし「今は近い距離でのフック、アッパー系を意識して練習している」と話した。

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村田5社目スポンサー すき家と契約

 ボクシングのWBC世界ミドル級7位村田諒太(29=帝拳)が、飲食チェーン「すき家」を展開するゼンショーホールディングスとスポンサー契約を結んだことが2日、発表された。

 牛肉と玉ネギを20%増量する新たなキャンペーンに合わせたもの。村田のスポンサーはマイナビ、ナイキ、全日空、TAILOR FIELDSに次いで5社目。同社は「すき家の新たな挑戦と、金メダリストからプロでの世界チャンピオンを目指し挑戦し続ける村田選手のイメージとがマッチングした」と起用理由を説明した。

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村田「勝負年」内山「3戦」山中「KO」

ナイキのイベントに出席した、左から村田、内山、山中

 ボクシングのWBC世界ミドル級9位村田諒太(29)、同世界バンタム級王者山中慎介(32=ともに帝拳)とWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(35=ワタナベ)が26日、都内で行われたスポーツ用品メーカー、ナイキのイベントに出席した。

 次戦を3月か4月に予定する村田は「今年は勝負の年。年末には世界戦にからむような試合ができれば」と決意を語った。昨年12月にV9を果たした内山は「今年は3試合やりたい。統一戦なども視野に入れて」。4月にV8戦を計画する山中は「次の試合をKOで勝つだけ」と話した。

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村田次戦は3月か4月「今年は勝負の年」

ナイキのイベントに出席した左から村田、内山、山中(撮影・奥山将志)

 ボクシングのWBC世界ミドル級9位村田諒太(28)、同世界バンタム級王者山中慎介(32=いずれも帝拳)、WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(35=ワタナベ)が26日、都内で行われたスポーツ用品メーカー、ナイキのイベントに出席した。

 村田はプロ7戦目となる次戦を、3月か4月に予定しているとし、海外で行う可能性も示唆。「世界戦をする、しないは分からないが、今年は勝負の年。そこに照準を合わせて、名前を売っていきたい」と決意を語った。

 昨年12月にV9防衛を果たした内山は、すでに練習を再開しており「1カ月後でも試合が出来る状態」とコンディションの良さを強調。「今年は3試合やりたい。統一戦なども視野に入れてやっていく」とコメントした。

 4月に国内でV8戦を計画する山中は「しっかりと調整して、次の試合をKOで勝つだけ」と話した。

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山中がナイキと契約 22日V7へ調整順調

ナイキが製造したメッセージ入りTシャツを着て笑顔の山中

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(32=帝拳)が14日、22日の同級1位スリヤン・ソールンビサイ(25=タイ)との7度目の防衛戦に向け、都内の所属ジムで練習を公開した。具志堅用高に並ぶ、世界戦6試合連続KOがかかる一戦に向け、順調な仕上がりをアピール。スポーツ用品大手「ナイキジャパン」とアドバイザー契約を結んだことも発表した。

 ナイキ製の赤いTシャツを着て会見に臨んだ山中は誇らしげだった。胸には「GOD’s LEFT KNOWS(神の左はボクシングを知り尽くしている)」と自身の愛称がプリントされていた。元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)らがサポートを受け、日本ではWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志に続くナイキとの契約に「モチベーションも上がるし、うれしい。練習でも格好は大切ですから」と表情を崩した。

 世界戦6連続KOの日本記録がかかる一戦に向け、調整も順調だ。この日はフィリピン人パートナーと3回のスパーリングを実施。得意の左ストレートに加え、右アッパー、フックなど多彩なパンチを打ち込んだ。「1週間に迫って気合も入ってきている。油断ではなく余裕がある。記録は意識していないが、期待に応えられるようにKOを見せたい」と力を込めた。減量も練習後に残り2キロと想定通り。準備を整え、山中が決戦のゴングを待つ。【奥山将志】

 ◆ナイキ 米オレゴン州に本社を置くスポーツ用品企業。社名はギリシャ神話に登場する勝利の女神「ニケ」が由来とされる。有名なロゴマークは「ニケ」の翼がモチーフとされる。

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内山高志が今夜「PFP」証明へ

計量をパスした内山(右)は、金子と引き締まったボディーをアピールする

 WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(34=ワタナベ)が、7つ星を胸に日本人最強を証明する。今日31日、東京・大田区総合体育館で同級4位・金子大樹(25=横浜光)とのV8戦に臨む。30日の計量はリミットより100グラム軽い58・8キロでクリア。入場用ガウンの右胸裏にV7を示す7つ星を入れ、日本の「パウンド・フォー・パウンド」を証明する。

 日本ボクシング界の大トリを務める男が、その自覚を口にした。今日31日の世界戦3試合の中で、内山のV8戦がゴング時間も、テレビ放送も一番遅い。「日本の皆さんが今年最後に見るボクシングになる。良い試合を見せたいと思う。明日はフルパワーで必ず勝ちます」と右拳を握った。計量はリミット58・9キロでパスした挑戦者の金子を横目に、58・8キロでクリア。昼食はパスタと雑炊を口にし、夕飯は恒例のうな重を食べ、減量した肉体を回復させた。

 日本人の現役世界王者で最多となる8度目の防衛戦を迎える。今年5月、スポンサー契約を結んだナイキ社の特製ガウンの右胸裏に、V7王者を意味する7つの星を刻んだ。同社から「内山選手の栄光をたたえたもの」と提案された。ガウンは、29日にジムに到着。今年5月以来、約7カ月ぶりの防衛戦に「やっとまたリングに立てる。試合する姿を見せられますね」と気持ちを高めた。

 大みそかには、日本人のスーパーフェザー級でトップクラスの内山、三浦、金子がリングに立つ。三浦はWBC王者、挑戦者の金子も返上したばかりの日本同級王座を4度防衛し、6連続KO勝利中と勢い十分。この興行が決定して以降、内山は「日本人で最強でありたい」と発言し続けてきた。現在の日本人王者の中では、同階級が最も重い。全階級を通じ、日本で一番強い最強ボクサーを示す「パウンド・フォー・パウンド」を証明するには十分すぎる舞台が整った。

 内山は「他選手は気にならない。自分の実力を見せたい。自分の強さを見せるだけ」と、自らに言い聞かせるように話した。V8防衛を達成し、日本最強をアピールすることだけに集中していた。【藤中栄二】

 ◆パウンド・フォー・パウンド(PFP) 全階級を通じた最強王者を示す称号。ボクシングは17階級あり、世界主要の認定王座も4団体に分かれ、王座そのものが増加しているため、最強ボクサーを示す意味で用いられる。世界ミドル級、世界ウエルター級両王座を獲得したシュガー・レイ・ロビンソンが最初にPFPと呼ばれたとされる。過去にはマイク・タイソン、ロイ・ジョーンズもPFPと呼ばれ、最近ではマニー・パッキャオやフロイド・メイウェザーがPFPとの評価を受ける。またキックボクシングや総合格闘技でも、同じく最強王者の称号として使われている。

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内山高志ナイキ特注シューズでV8戦

新しいシューズでスパーリングを行った内山(撮影・神戸崇利)

 WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(34=ワタナベ)が大手スポーツ用品メーカー、ナイキ社の特注シューズでV8戦のリングに立つ。大みそかに東京・大田区総合体育館で同級4位の金子大樹(25=横浜光)との8度目の防衛戦を控え、24日に練習を公開。日本人ボクサーとしては初めて同社の特注リングシューズを着用することが決まった。

 今年5月のV7戦直前にナイキ社とスポンサー契約を結び、今夏から新シューズをテストしてきた。同じく同社と契約する元6階級制覇王者パッキャオ(フィリピン)の着用モデルをベースに内山の意見も取り入れ、特注品が完成した。メッシュ素材の最軽量シューズで、内山は「履き心地が軽い」と歓迎。ゴム底も深く溝が入り、リングで滑らない仕様で「キュッキュッと止まるので良いです」と強打のベースとなる下半身の安定感を強調した。

 特注シューズのサポートを受けた内山に対し、所属ジムの渡辺均会長は「今年の年間MVPを取らせたい。甘くは考えていないが、今回は連打でKOしてくれるはず」と期待。師匠の指令を真横で耳にした内山は「何か賞をもらえたら。勝つだけです」と静かに燃えていた。【藤中栄二】

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内山高志「やれるところまで現役」

ナイキのイベントに参加した内山(撮影・藤中栄二)

 WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(33=ワタナベ)が9日、東京・御成門の東京タワーで開かれたナイキのイベントに参加した。

 1日のあらゆる動きを測定するリストバンド「NIKE+Fuel Band」の国内発売イベントに登場。ジムワークの1つであるミット打ちを披露し、集まったファンをわかせた。

 10日には34歳の誕生日を迎える内山は「やれるところまで現役を続けるという気持ちは変わらない。体力的にも、まだアップしていますし」と、進化している手応えを口にした。

 大みそかに東京・大田区総合体育館で日本同級王者・金子大樹(25=横浜光)との8度目の防衛戦を控える。金子は米国でトレーニングを積んでいるが「ボクは(ワタナベジムのある)五反田で、いつもと変わらずにやります。相手の気合は伝わってきているので、ボクも練習に熱が入ります」と話していた。

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内山が南こうせつライブにゲスト出演

南こうせつ(右)のライブにゲスト出演しインタビューを受けた内山

 WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(33=ワタナベ)が11日、東京・日比谷野外音楽堂で開催された歌手・南こうせつ主催のライブにゲスト出演した。

 6日の7度目の防衛戦で試合前の君が代独唱を担当してくれた歌手・北野里沙が同ライブに参加したお祝いに駆けつけたもので、壇上で南と並んだ北野に花束を贈呈。北野から「あの試合以来、私は『勝利の女神』と言われています」と感謝されると、照れ笑いを浮かべた。また南からもV7戦で挑戦者ハイデル・パーラ(ベネズエラ)を仕留めたフィニッシュの左ボディーアッパーを絶賛されると「試合をみていただいたのですね。母がこうせつさんのファンなんです」と感激した様子だった。

 ライブ後には、東京・六本木に移動し、6月1日からスポンサー契約を結ぶ大手スポーツメーカー・ナイキ社のイベントにも出演した。内山は「勝たなければこうやってイベントに呼ばれないですから、ありがたいことです。ナイキの名前に恥じないように頑張りたい」と話した。

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内山ナイキ契約 日本人世界王者初

大勢の報道陣の前で公開スパーリングを行う内山(右)(撮影・江口和貴)

 WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(33=ワタナベ)が、大手スポーツ用品メーカーのナイキ社とスポンサー契約を結ぶことが1日、明らかになった。6月1日からの1年契約で、日本人の世界王者が同社と契約するのは初めて。6日に同級10位ハイデル・パーラ(31=ベネズエラ)との7度目の防衛戦を前に、大きな刺激材料となりそうだ。またこの日は、都内のワタナベジムでV7戦に向けて練習を公開した。

 大きなステータスを手にした。内山が6日に控えるパーラとの7度目の防衛戦後、各スポーツ界の人気選手と契約しているナイキ社と1年間のスポンサー契約を結ぶことが決まった。07年9月の東洋太平洋スーパーフェザー級王座獲得以後、同社から物品提供を受けてきたが、ついに日本ボクシング界の「顔」として認められた形だ。

 日本人ボクサーでは、過去に現WBA世界バンタム級王者・亀田興毅もナイキ社と05年から物品提供の契約を結んだが、スポンサー契約となれば、内山が世界王者として初めて。海外でも6階級制覇王者マニー・パッキャオ(34=フィリピン)ら限られたボクサーしかいない。大きな期待を込められての契約。内山は「ナイキは超一流メーカー。だいぶ前から広告などのモデルに起用していただきましたが、契約が決まってうれしい」と胸を躍らせた。

 内山は04年アテネ五輪フライ級金メダルのスター選手で、同級暫定王者ユリオルキス・ガンボア(31=キューバ)との王座統一戦を熱望している。ガンボアは人気選手のため、対戦を実現させるには米進出するしかない。米国に本社を置くナイキ社のバックアップがあれば、その後押しになる。内山は「ナイキのイメージになかなかボクシングはないと思いますが、自分が新しいイメージを広げられたらうれしい」と話した。

 大きな夢をつかむには、まずV7戦をクリアしなければならない。公開練習では2回のスパーリングを披露し「悪いところはなく順調です」。現在、日本所属ジムの世界王者は9人いるが、7度目の防衛に成功すれば現役王者では最多。内山は「自分は発言も地味。でも(拓大の)後輩の(WBC世界フライ級王者)八重樫よりは目立ちたいですね」とジョークで報道陣を笑わせる。その表情は、自信に満ちあふれていた。

 ◆ナイキ社の格闘系アスリートとのスポンサー契約 ボクシング界では世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)や世界2階級制覇王者で現WBO世界ウエルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米国)との契約が有名。総合格闘技界ではUFCの現ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(米国)や現ミドル級王者アンデウソン・シウバ、前ヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントス(ともにブラジル)の3選手。世界王者クラスに厳選して契約を結ぶケースが多い。

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