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ホワイトが7カ月ぶり王座奪回 連打で4回TKO

ボクシング前WBC世界ヘビー級暫定王者の同級6位ディリアン・ホワイト(32=英国)が、雪辱での王座奪回に成功した。

27日に英国領ジブラルタルで、同級王者アレクサンデル・ポベトキン(41=ロシア)と昨年8月以来の直接再戦。右からの連打でダウンを奪って4回2分39秒TKO勝ち。7カ月ぶりで王座に返り咲いた。

前回は2度ダウンを奪いながら、5回に左アッパー一発で王座を失った。雪辱を期した今回は体を5・8 キロ も絞ってきた。初回から積極的に攻めて、右のクリーンヒットでロープを背負わせて優位に立った。ポペドキンが詰めてくると足も使ってかわし、左リードからの右を打ち込んだ。

4回にワンツーでロープまで吹っ飛ばす。さらにワンツーでよろめかせ、最後は左フックを浴びせてダウンを奪った。ポペドキンは立ち上がったもののレフェリーが試合を止め、同時にコーナーからもタオルが投げ込まれた。

「相手はメダリスト(アテネ五輪金)でタフ。打ち合いは危なかったので避けた」。前回の反省から慎重な試合運びだった。次戦は夏に米国を希望した。

WBC正規王者タイソン・フューリー(32=英国)は、WBAスーパー、IBF、WBOの3冠王者アンソニー・ジョシュア(31=同)と統一戦が発表目前と言われる。マッチルームのエディ・ハーン・プロモーターは、ホワイトを前WBC王者ディオンテイ・ワイルダー(35=米国)と対戦させたい意向を示した。

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ポベトキンvsホワイト8月以来の再戦 暫定王座戦

ボクシングWBC世界ヘビー級暫定王座戦の前日計量が26日、英国領ジブラルタルで行われた。

王者アレクサンデル・ポベトキン(41=ロシア)は103・5 キロ 、前王者で同級6位ディリアン・ホワイト(32=英国)は112・5 キロ だった。この試合は昨年8月から直接再戦となる。前回はホワイトが2度ダウンを奪ったが、ポベトキンが5回に左アッパー一発で逆転勝ち。WBA陥落以来7年ぶりの王座返り咲きだった。ポベトキンが新型コロナウイルスに感染し、昨年11月から延期となっていた。

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スピンクスさん死去 アリに勝利、猪木と対戦も

アントニオ猪木と対戦するレオン・スピンクスさん レフェリーはガッツ石松さん(1986年10月9日撮影)

ボクシングの元WBA・WBC世界ヘビー級王者レオン・スピンクスさんが5日に死去したと6日(日本時間7日)、米ESPNなど複数の米メディアが報じた。67歳だった。14年には体調を崩し、手術を受けて入院。最近5年間は前立腺がんで闘病生活を送っていたという。

米ミズーリ州セントルイス出身のスピンクスさんはアマチュア時代の1976年モントリオール・オリンピック(五輪)でライトヘビー級で金メダルを獲得後、77年にプロ転向。78年には、プロ8戦目で同級王者ムハマド・アリに挑戦し、判定勝利を収めて世界王座を奪取した。86年にはアントニオ猪木との東京・両国国技館で異種格闘技戦に臨み、フォール負け。95年には現役を引退し、97年には米ネバダ州のボクシング殿堂入りを果たしていた。

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ポベトキン、ベルチェルトも 欧米でも世界王者感染

ミゲル・ベルチェルト(17年7月撮影)

欧米でもボクシング世界王者の新型コロナウイルス感染が相次いだ。WBC世界ヘビー級暫定王者アレクサンデル・ポベトキン(41=ロシア)に、WBC世界スーパーフェザー級王者ミゲル・ベルチェルト(28=メキシコ)が感染し、試合を中止または延期する。3日に米メディアが報じた。

ポベトキンは発熱して検査で陽性が判明し、モスクワ市内の病院に入院しているという。21日にロンドンで予定していた同級5位ディリアン・ホワイト(32=英国)との直接再戦は中止となった。

2人は8月に対戦し、ポベトキンが4回に2度ダウンを喫するも左アッパー1発で5回TKO勝ち。13年のWBA世界同級王座陥落以来、7年ぶりの王座に返り咲いていた。

エディ・ハーン・プロモーターは「まずは早い回復を祈る。来年1月の戦いを楽しみにしたい」と、来年1月30日に再設定での開催を示唆した。一方でホワイトが、12月5日に次戦を予定するWBC世界同級王者タイソン・フューリー(32=英国)の相手となる可能性も報じられた。

ベルチェルトは陽性反応が確認され、現在は医療機関の監視下にあるという。12月12日に米ラスベガスで、同級1位の元WBO世界フェザー級王者オスカル・バルデス(29=メキシコ)と指名防衛戦の予定だったが延期された。11日に英国で予定されていた欧州バンタム級王座戦も選手の陽性判明で延期となっている。

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東京Dより広い英国庭園でボクシング興行プラン浮上

英国で庭園でのボクシング興行プランが浮上した。マッチルーム社のエディ・ハーン・プロモーターが15日に英メディアに明かしている。

ロンドン近郊ブレントウッドにある本社敷地内の庭園でファイト・キャンプと題し、7月中旬から4週連続で開催するという。

この敷地はハーン氏の生家で、15エーカー(約6万平方メートル)と東京ドームよりも広い。その屋敷の庭園にテントを張ったリング、控室、スタジオを設置するという。観客は入れない。

8月にはWBC世界ヘビー級暫定王者ディリアン・ホワイト(英国)に、元WBA世界同級王者アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)が挑むタイトル戦が計画されている。

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WWE王者がヘビー級王者フューリー戦を希望 英紙

WWEヘビー級王座を防衛に成功し、挑戦者のロリンズ(右)に握手を求める王者マッキンタイア(C)2020WWE,Inc.AllRightsReserved.

<WWE:PPVマネー・イン・ザ・バンク大会>◇10日(日本時間11日)◇米フロリダ州WWEパフォーマンスセンター&WWE本社

WWEヘビー級王者ドリュー・マッキンタイア(34)が、ボクシングWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(31)との英国人王者対決を希望したと10日、英紙サンが報じた。

4月のレッスルマニア36大会でブロック・レスナーを下して同王座を初戴冠し、この日は挑戦者セス・ロリンズとの防衛戦に臨んだ。白熱したシーソー戦を制し、最後は必殺のクレイモアを挑戦者に蹴り込み、防衛に成功した。マッキンタイアは「バトル・オブ・ブリテン」スタジアムと名付けた英国人王者対決を提案し、フューリーに向け「明らかに将来のプロジェクトになる。英国がフューリーとの試合が組まれる場所になる」と対戦を呼び掛けた。プロレスルールでの試合になる見通しだ。

今年2月、デオンテイ・ワイルダー(米国)を下してWBC世界ヘビー級王座を獲得したフューリーは既に昨年10月、プロレスデビューしている。WWEサウジアラビア大会に参戦し、現WWEユニバーサル王者ブラウン・ストローマンと対戦し、右拳を打ち込んでリングアウト勝ちを収めている。新型コロナウイルスの影響で、ボクシング興行はストップしているものの、WWEはフロリダ州のパフォーマンスセンターで無観客による興行を継続している。

マッキンタイアは「フューリーは賢い人間。WWEの世界的規模を知っている。彼はエンターテイナーであり、フューリーVSマッキンタイアがビッグマッチであることを理解している」と強調。英国人王者対決を通じ「重要なのはファン層を増やすこと。WWEの選手の対戦では見られないような試合で世間の目をひきつけたい」と意欲を示していた。

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フューリーが王座返り咲き、ワイルダーを7回TKO

ワイルダーに7回TKO勝ちし王座に返り咲いたフューリー(AP)

<プロボクシング:WBC世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇22日◇米ラスベガス

元3団体統一王者タイソン・フューリー(31=英国)が、7回TKOで再戦決着をつけて王座に返り咲いた。

WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)と昨年12月に引き分け以来の再戦。3回に右ストレート、5回も左ボディーでダウンを奪う。相手陣営のタオル投入で7回1分39秒TKO勝ち。15年のWBAスーパー&IBF&WBO王座以来、5年ぶりの王座奪回となった。ワイルダーは44戦目の初黒星で、11度目の防衛に失敗した。

フューリーはストレート並の強い左リードを突き、前に圧力をかけてワイルダーを下がらせた。3回にワンツーで右ストレートを左耳に打ち込み、横倒しにダウンで出血させた。この回はしのぐもワイルダーの足元はおぼつかない。5回にはボディーで2度目のダウン。フューリーは減点されたが6回もロープを背負わせ、7回にコーナーで右を2発見舞うとストップ勝ちとなった。

前回はフューリーが試合をコントロールも、2度ダウンを喫して三者三様の引き分けだった。今回はKOを狙って7・6キロ増の123・8キロで、キャリア2番目の重量だった。持ち味の動きとスタミナが心配されたが、ボディーワークよく動き、左リードで試合を支配した。

5年ぶりにベルトを手にしたフューリー。「神に感謝したい。栄光をつかむことができた。ワイルダーも正々堂々戦い、強い戦士だった」と、普段の挑発ぶりと裏腹に相手もたたえた。「ボクは音楽が好きだ」とインタービュアーからマイクを奪い、あとはリングで熱唱して、観客と最後まで歌いきった。

ワイルダーは完敗だった。必殺の右の一撃を狙うも空を切った。「強い男が勝った。万全の準備をしたつもりだったが、言い訳はしない。セコンドに続けさせてもらえなかったが、言う通りにする。ベストの対決で盛り上がっただろ。もっと強くなって帰ってくる」と復活を期した。

チケットは早々に完売済みで、英国からフューリーを応援にきたファンも多く、会場のMGMグランド・ガーデン・アリーナには1万7000人が詰めかけた。試合前にはレノックス・ルイス、イベンダー・ホリーフィールド、マイク・タイソンの元世界王者3氏がリングに上がった。

フューリーは王冠をかぶった赤いマント姿で、黄金のイスに座ったみこしで入場した。ワイルダーは黒を基調にきらめく仮面とよろい姿で、目の周りを電飾で赤く光らせ、ともにド派手な入場だった。会場はホワイトホープのフューリーに大声援も、ワイルダーにはブーイングが多かった。

主催するトップランク社のボブ・アラム氏は、興行収益が2億ドルに達する見込み、ラスベガスのヘビー級戦で最大になると言われている。米メディアによると、ファイトマネーは両者500万ドルに加え、PPV収益が上乗せされて2800万ドル以上が保証されているという。

今後は3度目の決戦の可能性もありそう。WBAスーパー&IBF&WBOと3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(30=英国)が、勝者と対戦を希望している。

ワイルダー(右)からダウンを奪うフューリー(AP)
ワイルダーとの再戦を制し、王座に返り咲いたフューリー(AP)

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村田諒太「予想裏切られた」新王者フューリーに感動

村田諒太(2020年2月7日撮影)

<プロボクシング:WBC世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇22日◇米ラスベガス

WBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が、元3団体統一ヘビー級王者タイソン・フューリー(31=英国)の王座奪取に感動した。

WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)との再戦で、WOWOW生中継にゲスト出演。「期待や予想を裏切られると感動する。そういう試合だった。手に汗握った」と感激しきりだった。試合の内容には「ワイルダーのパンチをどう封じるかだった。それにはパンチをもらわないか、プレッシャーをかけるか。フューリーは相手を下がらせ、見事にパンチを封じ込んだ」と分析した。新王者フューリーに対して「体重を上げてこの結果。インテリジェンスが高い。ボクシングの奥深さを見せてくれた」と感心しっぱなしだった。

ワイルダー(右)からダウンを奪うフューリー(AP)
フューリーは王様の衣装で入場。派手な演出で会場を盛り上げた(AP)

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フューリーvsワイルダー計量器はさみののしり合い

WBCヘビー級タイトルマッチの計量でにらみあうワイルダー(左)とフューリー(AP)

ボクシングWBC世界ヘビー級タイトルマッチの前日計量が、21日に米ラスベガス市内で行われた。同級王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)は104・7キロ、元3団体統一王者タイソン・フューリー(31=英国)は123・8キロだった。18年に引き分けとなってからの再戦となる。

11度目の防衛戦となるワイルダーは最重量、フューリーも2番目の重量をマークした。19日の会見では乱闘寸前になったことから、フェースオフは禁止となった。それでも計量器をはさんで、両者はののしり合っていた。

前回はワイルダーが2度のダウンを奪うも引き分けた。11月に7回KOで42勝目を挙げて無敗記録を伸ばしている。「前回は物議を醸したが、決着をつける」と意気込む。

フューリーは9月に2カ所に傷を負いながらも判定勝ち。前回はダウン以外は試合をコントロールして優位とする声が多く「これはやり残した仕事」と今度こそを期す。勝者には3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(30=英国)が対戦を希望している。

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ワイルダーとフューリーが再戦、2・22ラスベガス

ボクシングWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)と、元3団体統一王者タイソン・フューリー(31=英国)の再戦が、27日に発表された。来年2月22日に米ラスベガスで、昨年12月に引き分けた決着戦となる。

ワイルダーは11月に7回KOで42勝目を挙げて無敗記録を伸ばし、V10を果たしている。前回は2度ダウンを奪うも、三者三様の引き分けだった。「もう1度おれの力を証明する準備はできている。前回は物議を醸したが、決着をつけてやる」と意気込んだ。

フューリーは9月に、2カ所に傷を負いながらも判定勝ちした。前回はダウン以外は試合をコントロールして、優位だったとする声が多かった。「これはやり残した仕事だ。待ち切れない」とコメントした。

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村田諒太「尚弥の試合も」今年の注目マッチ振り返り

WOWOWのエキサイトマッチ総集編の収録に臨んだWBA世界ミドル級王者村田諒太(中央)

23日に初防衛に成功したボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が27日、都内のWOWOWでエキサイトマッチ総集編(30日午後9時、WOWOWライブ)の収録に参加した。

WOWOWで今年放送された試合の中から視聴者投票、有識者の意見をまとめてベストマッチが決まった。世界戦を中心にビッグネームの試合がめじろ押しで、ゲスト出演した村田は「今年は面白い試合が多かったので(WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・)ワイルダーが入ってくるだろうし、(2団体統一バンタム級王者井上)尚弥の試合も。どれが入ってもおかしくない」と数多くの注目マッチをチェックして満足そうな表情を浮かべた。

特に米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」も年間最高試合に選出した11月7日、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズのバンタム級決勝となる井上-ノニト・ドネア(フィリピン)戦については「緊張感のある試合だった。ボクシングの面白さが凝縮された、両者の駆け引きがちりばめられている」と感想を口にしていた。

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井上尚弥「ありがとう」ドネア戦が年間最高試合選出

ドネアに勝利しアリ・トロフィーを掲げる井上尚弥(2019年11月7日撮影)

ボクシングの聖書と呼ばれる米老舗専門誌「ザ・リング」は23日(日本時間24日)、1928年から継続する年間表彰を発表。

年間最高試合として11月7日、さいたまスーパーアリーナで開催されたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ決勝となる井上尚弥(大橋)-ノニト・ドネア(フィリピン)戦を選出した。12回判定勝ちし、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王座を統一した井上は自身のツイッターで「皆さん本当にありがとうございました!」とつづった。

年間最優秀選手は同誌がパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強王者)1位にも推す4階級制覇王者で、ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級の3階級同時で世界王座を保持するサウル・アルバレス(メキシコ)が選ばれた。なお年間KO賞には11月24日、WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)が右ストレー1発でルイス・オルティス(キューバ)を7回KOした試合が選出された。

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ワイルダーV10「フューリーとリマッチやりたい」

10度目の防衛に成功したワイルダー(AP)

<プロボクシング:WBC世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇23日(日本時間24日)◇米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナ

王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)が「因縁マッチ」を制し、10度目の防衛に成功した。同級3位ルイス・オルティス(40=キューバ)と昨年3月に続く再戦に臨み、7回2回51秒、KO勝ちを収めた。

序盤から慎重な動きだった王者は挑戦者の左ストレート、カウンターパンチを受けるシーンが目立った。徐々に自らの距離感覚をつかんだワイルダーは7回、相手ガードの間を真正面から右ストレート一撃を浴びせ、ダウンを奪取。KO勝利を飾った。区切りのV10防衛となったワイルダーは42勝(41KO)1分け、負けたオルティスは31勝(26KO)2敗2無効試合となった。

ワイルダーは「勝つことで栄光を手に入れられた。オルティスに感謝したい」と口にした。昨年3月、オルティスを迎えた7度目の防衛戦は苦しんだ。先に5回でダウンを奪ったものの、7回に猛反撃を受けて試合を止められそうな展開になった。何とか10回に2度のダウンを奪ってTKO勝ちに持ち込んでいた。前回と同じように強烈な右拳でトドメを刺し「彼は他のヘビー級とは違う。戦略性もあるし、先を読まなくてはならない。左を何とか使い、良い距離が取れたので1発を出した」と満足顔でKO勝利を振り返った。

18年12月に引き分けた同級2位タイソン・フューリー(英国)との再戦にも前向きだ。「次? フューリーとのリマッチはやりたい。日程は分からないけど、2月かな」と来年2月の対戦を示唆。フューリーとの決着戦後には「統一戦をやる。ワイルダーが統一王者になる。王者は1人でいい。オレですよ」と豪語していた。なお米メディアによるとワイルダーには2000万ドル(約22億円)が報酬が保証されているという

7R、オルティスをKOしたワイルダー(AP)
オルティス(右)と健闘をたたえ合うワイルダー(AP)

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ワイルダー「容赦しない」3度目オルティス戦へ闘志

計量パスとなり、ほえるWBC世界ヘビー級王者ワイルダー(AP)

ボクシングWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)が「完全決着マッチ」に臨む。

23日(日本時間24日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで同級3位ルイス・オルティス(40=キューバ)との10度目の防衛戦を控える。22日(同23日)には同地で前日計量に臨み、ワイルダーは219・5ポンド(約99・56キロ)、オルティスは236・5ポンド(約107・27キロ)でクリアした。

昨年3月、ワイルダーはオルティスを迎えた7度目の防衛戦で苦しんだ。先に5回でダウンを奪ったものの、7回に猛反撃を受けて試合を止められそうな展開になった。何とか10回に2度のダウンを奪ってTKO勝ちに持ち込んだ。この1年でオルティスは3連勝し、ワイルダーは1勝1分けの戦績だった。

ワイルダーは「今回はどうなるかが分かっている。相手は最初に何が起こったかを知っているし、2度目に何が起こるかも分かっている。体もできていたね。王者として相手の筋肉、体形も確認したよ。自分の準備さえできていれば、彼に容赦しない」と強気の姿勢を貫いた。また米メディアによると、ワイルダーは報酬2000万ドル(約22億円)が保証されているという

一方のオルティスは前回のワイルダー戦よりも5ポンド(約2・26キロ)ほど少ない体重で計量をパス。動きを重視したことがうかがえるが「これ以上、話すことはない。明日は私たちの夜。準備はできている」と静かに燃えていた。

ともに計量をパスした、WBC世界ヘビー級王者のワイルダー(左)とオルティス(AP)

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王者ワイルダー9度目防衛 20度目の初回KO勝ち

9度目の防衛に成功したワイルダー(AP)

<プロボクシング:WBCヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇19日◇ニューヨーク

ボクシングWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(33=米国)が初回KOで9度目の防衛に成功した。

18日にニューヨーク市で同級4位ブレアジールと対戦。さぐり合いから右ストレートをさく裂させ、相手が立ち上がる途中でカウントアウトで1回2分6秒KO勝ち。昨年12月の前戦で元3団体同級統一王者フューリー(英国)と唯一引き分けたが、今回で20度目の初回KO勝ちとなった。

9度目の防衛に成功したワイルダー(AP)

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WBC王者ワイルダー5キロ増で9度目防衛戦に

ボクシングWBC世界ヘビー級タイトルマッチの前日計量が、17日に米ニューヨーク市内で行われた。

同級王者デオンテイ・ワイルダー(33=米国)は101・2キロ、同級4位ドミニク・ブレアジール(33=同)は115・7キロだった。ワイルダーは昨年12月の前戦より5キロ増も14・5キロ差ある。

前戦は元3団体同級統一王者タイソン・フューリー(30=英国)と1-1の引き分け防衛だった。賭け率は8-1で圧倒し、9度目の防衛戦で豪快KOを狙う。ロンドン五輪代表だったブラジールは2度目の世界挑戦となる。

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ヘビー級世界戦ワイルダーvsフューリーに再戦指令

世界ボクシング評議会(WBC)は7日(日本時間8日)、1日のWBC世界ヘビー級タイトルマッチで引き分けた王者デオンテイ・ワイルダー(米国)-元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)の即再戦の指令を出した。

無敗対決となった同王座戦はワイルダーが9回と最終12回に2度ダウンを奪ったものの、パンチをかわされて攻め込まれたシーンもあって三者三様の判定で引き分け。両者とも「勝ったのは俺。再戦で勝ってみせる」と主張していた。ドローながらも8度目の防衛に成功したワイルダーは次戦で3団体王者アンソニー・ジョシュア(英国)との統一戦が見込まれていたが、完全決着戦を優先することになる。

WBCマウリシオ・スレイマン会長は「ワイルダーとフューリーが素晴らしい戦いをしたこと、試合後の模範的なスポーツマンシップをもう1度、祝福したい。WBCはダイレクトリマッチが認められたことを喜んでいる」とコメントした。

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WBC王者ワイルダー、ドローV8も再戦可能性浮上

<プロボクシング:WBCヘビー級タイトルマッチ12回戦>◇1日◇ロサンゼルス

ボクシングWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(33=米国)が引き分けで8度目の防衛となった。

1日に米ロサンゼルスで、元3団体統一王者フューリー(英国)と無敗対決。9回と最終12回に2度ダウンを奪ったが、判定は三者三様の引き分けとなった。両者とも「勝ったのは俺。再戦で勝ってみせる」と主張。ワイルダーは次戦で3団体王者ジョシュア(英国)との統一戦が見込まれていた。ダウン以外はパンチをかわされてペースを握られ、再戦の可能性が浮上した。

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ワイルダーV8へ計量パス、体重20キロ差無敗対決

ボクシングWBC世界ヘビー級タイトルマッチの計量が、11月30日に米ロサンゼルスで行われた。1日に8度目の防衛戦を迎える王者デオンテイ・ワイルダー(33=米国)は96・3キロ、元3団体統一王者タイソン・フューリー(30=英国)は116・3キロだった。両者の体重差は約20キロある無敗対決となった。

計量後にフューリーはわめき散らしたが、ワイルダーは仮面をつけたまま無言だった。テレビのインタビューに「ノックアウトで勝ち、階段を一つ上がるだけだ」と答え、次戦を見据えているようだ。来年4月に英国で、WBAスーパー、IBF、WBOの3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(29=英国)との4団体統一戦が見込まれている。

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井上尚弥「階級の壁感じない」ロマチェンコ戦へ意欲

12月の2大世界戦について語ったWBA世界バンタム級王者井上尚弥

ボクシング3階級制覇王者で現WBA世界バンタム級王者の井上尚弥(25=大橋)が、12月8日(日本時間9日)にWBA・WBO世界ライト級団体王座統一戦に臨むWBA王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との将来的な対戦に意欲的な姿勢をみせた。

8日に米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるWBO同級王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)とのビッグマッチを控える、ウクライナが誇る3階級制覇王者について、12月1日午後6時30分からWOWOWプライムで無料放送される特番「最強ボクサー激突! 12月2週連続ビッグマッチ完全ガイド」でのインタビューで言及した。

現在は4階級も上ながらロマチェンコとの対戦を問われた井上は声を弾ませた。ウエートなど条件が整えば「もちろん戦ってみたいですね。ロマチェンコのスタイルはだいたい分かっているので、それをイメージしてリングに入って、あとはその場の感覚で戦ってどこまで対応できるかということになると思います」と目を輝かせた。

さらに井上は「パワーで勝ちあがってきた選手は(階級アップで)体重の壁に当たるけれど、ロマチェンコは技術で上がってきているので階級の壁を感じないのだと思います」と、まるで自身に重ね合わせるようにキッパリと口にした。身長170センチ、リーチ166センチとライト級でも小柄な体格のロマチェンコに対し、井上も身長165センチ、リーチ171センチ。体格のみを比較すれば、井上が階級を上げていった場合、将来的に対戦しそうな夢が広がる。

さてロマチェンコの初防衛戦でもあるペドラサとの2団体王座統一戦。左右に構えをスイッチするペドラサのスタイルを踏まえ「読めないところはあるので、やりにくいのは事実。半面、慣れてくると崩されやすいというマイナス面もある。結局、パターンは同じなので、ロマチェンコはすぐに読んでしまうと。ペドラサも戦っていて嫌になってしまうのではないですか」と、もちろんロマチェンコの勝利を予想した。

また12月1日(同2日)にはWBC世界ヘビー級タイトルマッチとなる王者デオンテイ・ワイルダー(米国)-元3団体統一ヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)戦が米カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズセンターで開催される。普段はヘビー級までチェックしていないという井上だが、ワイルダーは別格で「とにかくパンチを当てて倒してしまう印象です。攻撃はシンプル。特に右ストレートが強そう」と最重量級スターの魅力を口にした。勝者もワイルダーと予想し「迫力、パワー、KO…、2メートルを超えるような大きな男たちが戦うわけで、軽量級にはない倒し方などが見られる。例えばロープにもたれこむようなクリンチであったとしても迫力がある」と笑顔。ボクシングファンの目線で熱く語っていた。

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