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井岡ドーピング騒動でガバナンス委設置へ、JBC内部からの情報漏えい考慮

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長は6日、世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)のドーピング騒動に関し、JBC内部からの情報漏えいの可能性を考慮し、来月以降にガバナンス委員会を設置する意向を示した。

今回のドーピング騒動を最初に報じた一部週刊誌の報道を受け、永田理事長は「週刊誌にJBC幹部の話として書かれているものがある。JBCの信用にかかわることなので」と指摘。現在、調査と審議に入っている外部の有識者中心で構成される現在の倫理委員会の結論が出た後、JBC理事会でガバナンス委員会を設置する方針だという。

また今回の倫理委員会は外部の有識者らが入っており、永田理事長も同委員会メンバーから外れていることも明かしていた。

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井岡一翔のドーピング騒動は5月中に結論、JBC理事長が言及

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長が6日、世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)のドーピング騒動について、5月中に倫理委員会で結論を出す方針を示した。

先月下旬からJBCが依頼し、調査と審議に入っている外部の有識者中心で構成される現在の倫理委員会の審議状況について、永田理事長が言及。「コロナ禍で聴取にも影響が出ていると聞いているが、今月中に結論が出ると思う。絶対に解決したい」と説明した。

永田理事長はリングサイドで初視察した世界戦が昨年大みそかの井岡-元世界3階級制覇王者田中恒成(25=畑中)だったことを明かし、「非常に良い試合だった。井上(尚弥)選手の試合を抑えて年間最高試合になった。井岡選手は世界4階級制覇王者でもあるし、(週刊誌などで書かれている)敵対意識はありません。井岡選手は日本の宝です」とも強調した。

また、田中が所属する畑中ジムから4月30日付の内容証明で送付された質問状について、同理事長は回答書が完成し、7日に送付することも明かしていた。

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京口紘人がソト-高山勝成戦を予想 王者ソト有利とズバリ

京口紘人(2021年1月21日)

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が、8日(日本時間9日)に米アーリントンで開催される同階級のWBO王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)-同級11位の元世界ミニマム級4団体王者高山勝成(37=寝屋川石田)戦を予想した。日本のトップアスリートの言葉を届ける音声コンテンツの定額制配信サービス「Now Voice」内で同カードの試合について語った。

両者のタイプについて「ソトは若くて勢いあり、メキシカンで攻撃的。フックが得意で勢いあるファイター。高山選手は機動力があってスピードの出入り、手数あってスタミナがある」と分析。3度目防衛戦となるソトは京口と同じ英プロモート大手マッチルーム社と契約して初戦を迎える。今年3月、米国で同社と契約後初試合に臨んでいた京口は「アピールしたいと思うので、良い仕上がりだと思う。良い状態で仕上げてくると思う。ソト選手が優勢だと思う」と王者の防衛成功を予想した。

一方、挑戦者高山のソト挑戦が試合まで残り1カ月を切った段階で決まったことを受け、京口は「対策はできないし、底上げしかできない。対策の準備は難しくて体に染み込ませるのは短期間では難しい。世界でのタイトル経験は豊富ですし、敵地とか海外とかの影響はないが、準備期間が少ないのは影響が大きいと思う」と口にした。

東京オリンピック(五輪)出場を掲げ、アマチュアに転向した高山が昨年12月、4年4カ月ぶりにプロ復帰戦を飾ったばかりと持久力が不安視されるものの、京口は「悪い影響はないと思う。アマの3回よりも12回の長丁場の方が高山選手は有効に戦える。プロ向きのボクシングスタイルだと思う」と問題ないとの見方を示した。この勝者との2団体統一戦実現の期待も大きい京口は「今後、統一戦として戦う可能性もあるので。みなさんも楽しみにしてもらえたら」と締めくくっていた。

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高山勝成-ソトの世界戦前日計量も有観客開催 米専門サイト報じる

高山勝成(2020年9月9日撮影)

8日(日本時間9日)に米テキサス州アーリントンで開催されるボクシング元世界ミニマム級4団体王者でWBO世界ライトフライ級11位高山勝成(37=寝屋川石田)-WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)戦の前日計量が有観客で開催されると5日(日本時間6日)、米専門サイトのボクシング・シーンが報じた。

報道によると、試合会場のAT&Tスタジアム内にあるAT&Tプラザで約5000人のファンを集め、午後2時(現地時間)から開かれるという。試合も8万人収容のスタジアムに約5万人の観客を入れて開催する見通し。同興行のメインイベントでは「カネロ」の愛称を持つ人気スター選手のWBAスーパー、WBA世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が、30戦無敗のWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦に臨むことで注目されている。

東京オリンピック(五輪)出場を掲げ、アマチュア活動していた高山は昨年12月に4年4カ月ぶりにプロ復帰戦に臨み、世界ランカーの小西伶弥に勝利。3度目の防衛戦となるソトに挑戦することが決まっていた。

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中谷正義が元3団体統一王者ロマチェンコと対戦決定 6月米ラスベガスで

中谷正義(2018年7月29日撮影)

ボクシング元東洋太平洋ライト級王者でWBO世界同級5位の中谷正義(32=帝拳)が6月26日(日本時間27日)、米ネバダ州ラスベガスで、人気スター選手の元3団体統一同級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)との同級12回戦に臨むと5日(同6日)、米プロモート大手トップランク社が正式発表した。試合会場はヴァージン・ホテルズ・ラスベガスとなる。

中谷は昨年12月、米ラスベガスのMGMグランドで世界ランカーのフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に2度ダウンを許しながらも、逆転で9回に2度ダウンを奪い返してTKO勝ち。ライト級世界トップ戦線に名乗りをあげた。19年7月にロペスに敗れたのが唯一の黒星となる。

ロマチェンコは昨年10月、テオフィモ・ロペス(米国)との統一戦に敗れて王座陥落。右肩の手術を受け、中谷戦が再起戦となる。米老舗専門誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した強さ)ランキングで1位に君臨したロマチェンコは「ハイテク」と呼ばれ、世界最速で3階級制覇を成し遂げている。

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サンダース「電話ボックスだろ」3団体統一戦リングの大きさに不満

30戦全勝無敗のボクシングWBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)が週末に控えるWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との3団体統一戦を前にリングサイズに大きな不満を公言している。

8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンで「カネロ」の愛称を持つ人気スター、アルバレス戦を前に、サンダースが試合リングのサイズを「まるで電話ボックスだろ」と激怒発言したと4日(日本時間5日)、英紙ザ・サンが報じた。サウスポーのサンダースが足を使ったボクシングを得意としており、リングサイズの小型化はファイタータイプのアルバレスに優位とされている。

報道によると、サンダースは会場となるAT&Tスタジアムで設置予定の試合リングが想定していた24×24フィート(約7メートル31センチ)ではなく、18×18フィート(約5メートル18センチ)になっていると主張し「ボクシングのリングが電話ボックスのサイズで私の動きを止めようとしている。18フィートのリングなんて受け入れられない」と怒りの姿勢だという。自らの陣営に主催者とアルバレス陣営との交渉を任せているとしつつ「我々のチームが解決すると確信している。さもなければ試合はない」と試合拒否の意思さえも示していると伝えている。一方、アルバレス陣営は「負けた時の言い訳ではないか」と冷ややかな反応をしている。

なお日本ボクシングコミッションのルールで、リングは原則として正方形の18フィート以上、24フィート以内と設定している。

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王者アルバレス3団体統一戦へ「ジャッジ必要としない試合を」KO決着意識

「カネロ」の愛称を持つボクシングの人気スター選手のWBAスーパー、WBA世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンでWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦を控え、4日(同5日)に試合会場のAT&Tスタジアムで取材に応じた。

30戦無敗の2階級制覇王者との対戦を前にアルバレスは「5~6年前の自分とは違う。経験がある。より成熟したファイターだ。土曜日の夜は彼とは次元の違う戦いをする。ジャッジが必要としない試合を期待する」とKO決着への意識を高めた。

「168ポンド(スーパーミドル級のリミット)の部門を統一したい。サンダースに勝利した場合、(IBF同級王者)ケイレブ・プラントが標的になる」と4団体統一の野望を掲げているアルバレスはNHLダラス・カウボーイズの本拠地となる8万人収容の試合会場を視察。スタジアム正面前でファイティングポーズの写真撮影も応じ「自分をイライラさせるものは何もない。土曜日に勝つことに集中している」とリラックスした表情を浮かべた。エディ・レイノソ・トレーナーも「(アルバレスは)サウスポー、右利き、現役王者、元王者とすべてのタイプと対戦した。サンダース戦も新しいことは何もない」と余裕のコメントだった。 メキシコ人の伝統と尊厳の祝典として知られている「シンコデマヨ」の週末、アルバレスは「ただリングにいき、自分がしなければならない仕事をするつもり」と自然体そのもの。母国メキシコに勝利をささげる意気込みを示した。

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MIO「攻撃的なスタイルを目標」K1女子の武尊を目指す

23日のK-1大田区大会で菅原美優との女子アトム級注目対決に臨むMIO(C)K-1

K-1女子の武尊を目指す-。元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者でK-1女子アトム級のMIO(26)が同門のエース、スーパーフェザー級王者武尊(29=ともにK-1ジムSAGAMI-ONO KREST)さながらの攻撃的ファイトを誓った。23日のK-1大田区大会(東京・大田区総合体育館・日刊スポーツ新聞社後援)で菅原美優(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)との同級3分3回の注目対決を控える。

MIOは「女子同士が倒しちゃうという、ギャップのある試合がしたい。(所属の)KRESTらしさを女子の試合で体現していけたらと思います。やっぱりパンチが好きなので、フィニッシュはパンチでいきたいですし、武尊選手のように攻撃的なスタイルを目標としています」と注目女子対決のテーマを掲げた。同門のエースの名前を挙げながら「女子の武尊」を目指す。

今年3月のケイズフェスタ4大会Day2からの連続参戦ながらも「前回の試合が終わって、そのまま追い込みに入ったので、ずっと追い込めていて体調はいいです。すごく充実した毎日を送っています」と充実した表情。同大会メインで武尊がKrushスーパーフェザー級王者レオナ・ペタスを激しい打ち合いの末、2回KO撃破した試合を挙げ「やっぱり試合は気持ち、魂の戦いだなと思いました。今回の菅原戦は、対戦相手のタイプとしても武尊選手の戦い方がマッチするものだったので、マネできるところはマネしたいなと思います」と刺激も受けている。

現Krush女子アトム級王者でもある菅原との対戦発表の反響も大きいという。MIOは「菅原選手は華があって、今かなり波に乗ってる子だし、このまま私がやられちゃうと、そのままいい波に乗ってガーンと行っちゃうと思うので、意地でも止めたいと思います」と対抗心むき出し。シュートボクシング女子軽量級のエースとして活躍後、19年8月からK-1参戦。20年9月の高梨“Knuckle”美穂とのK-1初戦こそ判定負けを喫したものの、3月には元ボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者山田真子からパンチで2度のダウンを奪って勝利した。MIOは「次もしっかり自分の動きを出して勝てたら『K-1の戦い方に慣れた』と言えると思います」と気持ちを高揚させていた。

所属ジムの渡辺雅和代表(左)のミットを狙い撃ちするMIO(C)K-1
真剣な表情で所属ジムの渡辺雅和代表(左)が持つミットを打ち抜いたMIO(C)K-1

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王者井岡一翔、SNSに英文で意味深投稿「結局、誰が何と言おうと…」

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)が3日、自らのSNSで意味深投稿を更新した。

ドーピング騒動が起こって以降、初めてインスタグラムを英文で投稿。「At the end of the day, no matter what anyone says,I look at my family and I feel thankful and proud of ths」(結局、誰が何と言おうと、自分の家族をみて感謝と誇りを感じる)とつづった。

井岡のマネジメント事務所は先月27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を全面否定するコメントを発表。日本ボクシングコミッション(JBC)が倫理委員会での聴取でも潔白を主張していく方針を示している。一方、同日にJBCも「当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます。尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」などとコメント発表している。

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37歳高山勝成2階級制覇へ向け渡米「思い切り暴れてタイトル奪取します」

2階級制覇へ米国へ出国した高山(高山陣営提供)

37歳のアメリカンドリームはかなうか。ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向したWBO世界ライトフライ級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)が3日、5月8日(日本時間同9日)の2階級制覇挑戦に向けて出国した。米国テキサス州で同級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に挑む。

高山は関係者を通じ「短い準備期間でしたが、今できるベストは尽くしてアメリカに向かいます。リングの上で思い切り暴れてタイトルを奪取します」とコメント。指導する中出博啓トレーナーは「たった3週間の準備期間ですがやれることはやり、勝負できる体勢はできました。春はWBCやIBFの世界タイトルを獲得した私たちにとって縁起のいい時期です。試合までの間、新型コロナウイルスの感染予防を徹底してリングに上がりWBOの世界タイトルを持って日本に帰ってきます」と宣言した。

高山の世界戦は16年8月20日のWBO世界ミニマム級王座決定戦で判定勝利して以来、約4年9カ月ぶり。「2階級制覇」を公言してプロボクシングに復帰し、昨年末の復帰戦に勝利して世界ランク入りを果たしていた。37歳、しかも敵地・米国で王座奪取となればまさに快挙となる。

王者ソトは高山よりひとまわり以上若い24歳で、18勝(12KO)1敗の戦績を誇る右ボクサーファイター。王者の破壊力に対し、高山はテクニックと経験値で挑む。【実藤健一】

2階級制覇へ米国へ出国した高山(左)と中出トレーナー(高山陣営提供)

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ヘビー級前統一王者ルイスが再起戦勝利、12キロ減量でポッチャリから変身

<ボクシング:ヘビー級12回戦>◇1日◇米カリフォルニア州カーソン

前ヘビー級3冠統一王者アンディ・ルイス(31=米国)が、1年4カ月ぶりの再起戦に勝利した。3度世界挑戦しているWBA同級8位クリス・アレオーラ(40=米国)と対戦。2回にダウンを喫したものの、その後は試合をコントロールし、3-0の判定勝ちを収めた。採点は118-109が2人、117-110が1人と大差がついた。

冷や汗の再起となった。2回にコーナーへ詰めるも右フックを浴びてひざをついた。3回にも攻め込むとパンチを返された。4回からは距離をとりながらコントロールし、逆にアレオーレがペースダウン。さらに肩も痛めたか手数が減り、中盤以降は終始攻勢。終盤に追い込むも倒しきれなかった。

ルイスは「アレオーラはベテランでパンチも強かった。右はきいた」と認めたが諦めなかった。「さびも感じたが動き続けた。やるべきことをやって、勝利することができた。また階段を上っていく」と控えめに話した。

ルイスは19年6月に代役挑戦者として、WBAスーパー、IBF、WBO世界同級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)を7回TKOで王座を獲得した。ダウン挽回の大番狂わせでメキシコ系初の同級王者に。12月に直接再戦は0-3の判定負けし、王座陥落して以来の試合だった。

この試合から世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)と組むエディ・レイノソ・トレーナーについた。前回から約12キロの減量にも成功。ポッチャリ王者からの変身を図ってきた。動きにスピードは戻ってきていたが、ダウンを喫してKOはできず。完全復活とは言えなかったが、奪回へは1歩を踏み出した。

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井岡一翔ドーピング問題でJBCに質問状「大変な疑念持っている」畑中会長

20年12月31日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中恒成(手前)をTKOで破り喜ぶ井岡一翔

4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関し、畑中ジムは1日、日本ボクシングコミッション(JBC)の長岡勤コミッショナー宛てに、4月30日付で質問状を内容証明で送付したことを明らかにした。

同ジムの世界3階級制覇王者田中恒成(25)は昨年末、井岡に敗れている。その試合前のドーピング検査で井岡は、禁止薬物に陽性反応を示した。元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長は「井岡選手のドーピング問題に関して、JBCに対して大変な疑念を持っています。ゴールデンウイーク明けには返答がくることを信じております」とコメントした。

JBCは先月27日に同騒動について倫理委員会で調査、審議を行っていると発表した。同委員会で処分の有無などを決定する方針も「当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と詳細への言及は避けている。

井岡側は検査で大麻成分が検出され、警察の事情聴取を受けたことは認めているが、薬物の摂取は全面否定。コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルの使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示している。

一方でドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供するなどで、調査に影響が及んだとされるJBCの対応も問題となり、対戦相手である田中陣営が、真実を求めて行動に移した。

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前3冠統一王者アンディ・ルイスが再起戦へ計量パス、前回から12キロ減量

ボクシング前ヘビー級3冠統一王者アンディ・ルイス(31=米国)が、1年4カ月ぶりで再起戦に臨む。4月30日に米カリフォルニア州カーソンで前日計量に臨み、116・1キロだった。

1日に当地で対戦するWBA同級8位クリス・アレオーラ(40=米国)は、103・7キロ。3度の世界挑戦経験を持つ大ベテランだ。

ルイスは19年6月に代役挑戦者として、WBAスーパー、IBF、WBO世界同級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)に挑み、7回TKOで王座を獲得した。ダウンを奪われながら逆転する番狂わせで、メキシコ系初の同級王者となった。12月に直接再戦となったが、いいところなく0-3の判定負けで陥落した。

再戦ではジョシュアが約5キロ体を絞ってきたのに対し、ルイスは約7キロ増の128・6キロだった。トレーナーの言うことを聞かず、試合後の3カ月はパーティーや祝勝会漬け。練習不足も明らかで太りすぎ、簡単に雪辱を許した。

昨年5月にはトレーナーを替えた。世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)のエディ・レイノソ氏。キャンプ前は140キロあったまでと言うが、ハードな練習に臨み、前回よりも約12キロの減量に成功した。アルバレスらの姿を見て、やる気も増したようだ。

当初は昨年11月の予定から、2度の延期を経ての再起戦となる。「新しいアンディを見せる」と変身ぶりをアピールするつもりだ。

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清水聡と森武蔵の王座統一戦が5・13から5・21に変更 緊急宣言受け

清水聡(2020年7月16日撮影)

大橋ボクシングジムは29日、公式サイトで5月13日に開催するフェニックスバトル(日刊スポーツ新聞社後援)を同21日に変更すると発表した。

会場は後楽園ホールで変更なく、開始時間は未定。メインイベントでは東洋太平洋フェザー級王者清水聡(35=大橋)-WBOアジア・パシフィック同級王者森武蔵(21=薬師寺)の王座統一戦が組まれている。

東京都の緊急事態宣言発出を受け、現在、後楽園ホールのイベントは無観客開催などに制限されている。公式サイトでは「昨今の状況での延長を考慮して、日時の変更をすることといたしました」と報告。チケットの一般販売、当日販売はしないという。

3度目の防衛に成功したWBO・アジア・パシフィック・フェザー級王者森武蔵(2020年11月28日撮影)

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37歳高山勝成、5・8世界戦正式決定 米国で2階級制覇へ

世界挑戦が正式に決まった高山(高山陣営提供)

ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向したWBO世界ライトフライ級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)の世界挑戦が29日、正式に決まった。5月8日(日本時間同9日)に米国テキサス州で同級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に挑む。

高山の世界戦は16年8月20日のWBO世界ミニマム級王座決定戦で判定勝利して以来、約4年9カ月ぶり。「2階級制覇」を公言してプロボクシングに復帰し、昨年末の復帰戦に勝利して世界ランク入りを果たしていた。37歳、しかも敵地・米国で王座奪取となればまさに快挙となる。

高山は「タイトルの奪取、2階級制覇のためにベストを尽くして戦います。この世界戦に勝利してライトフライ級戦線に乗り込む決意です。現在の仕上がりに関しては極端に短期間なので何とも言えませんが、今できる準備を行っています。今回のオファーは急でした。いろいろな選手に声をかけていたようですが、打診されて『やる』と答えたまでです。6万人の大観衆の前で戦うことを楽しみにしています」とコメント。

指導する中出トレーナーは「突然の決定でしたが、今までの海外での世界戦の経験、キャリアでの技術、コンディショニングの知識、勝てるサポート体制のスタッフのすべてのリソースを駆使してタイトルを奪いにいきます」。5月3日に出国の予定。悲願の2階級制覇へ、米国に飛ぶ。【実藤健一】

世界挑戦が正式に決まった高山(高山陣営提供)

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【識者に聞く】CBDとは? 精神作用なく濫用されない てんかんに効果的

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBOスーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)に浮上した大麻疑惑報道で、井岡は大麻の摂取は否定する一方で、「CBDオイル」の使用を明らかにした。ネット通販サイトでも販売されているCBDオイルとは、どのようなものなのか。その成分について、専門家に聞いた。

  ◇   ◇   ◇

国立精神・神経医療センター依存性薬物研究室の舩田正彦室長 大麻には多くの成分が含まれているが、代表的なものが2つある。1つはデルタ9テトラヒドロカンナビノール(THC)で幻覚や多幸感という精神作用があり、乱用の原因成分と考えられている。もう1つがカンナビジオール(CBD)という成分で精神作用がなく乱用されないと考えられている。

CBDは、難治性てんかんに対する医薬品として米国などで使用されている。難治性小児てんかんに効果的な医薬品は少ないため、脚光を浴びている成分である。

ただ、国外から日本に輸入されて流通しているCBDオイルなどの商品には、日本の国の審査を受けていないものがある。内容物にCBDがどれだけ入っているか、THCが入っているか、あるいは有害な重金属などの混入がないかも不明なため、慎重な対応が必要である。

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井岡一翔が使用した「CBDオイル」とは? 販売サイトでは「合法」表記

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBOスーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)に浮上した大麻疑惑報道で、井岡は「CBDオイル」の使用を明らかにした。CBDオイルとは、どのようなものなのか。

CBDオイルはインターネット通販大手のサイトでも多種多様な商品が出品されている。CBDはカンナビジオールの略で販売サイトなどによると大麻草の日本では規制されていない成分を使っており「合法」だとしている。使用方法はオイルを舌の裏に数滴垂らし、毛細血管から吸収させたり、電子たばこのように吸引するタイプ、カプセルタイプなど複数紹介されている。超高濃度という商品は30ミリリットルで約2万5000円だった。

CBD関連商品のオイルやグミ、肌に塗るバームなどは最近、複数の格闘家が使用している。激しい練習やスパーリングなどで疲弊した筋肉や体の痛み、けがを緩和したり、精神的にリラックスしたりする目的で使っていることが多いとされる。米国の総合格闘技選手でCBD利用者が増えており、日本でも自身のSNSなどで練習後や睡眠前などのCBD摂取を記述している格闘家も目立つ。格闘家のスポンサーをしている日本のCBD販売代理店もある。

一方、CBDオイルをめぐっては、昨年7月に厚労省が、埼玉県内の専門商社が販売するCBDオイルから、テトラヒドロカンナビノール(THC)を検出したと発表。大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがある製品として所持者に提出を求めた。関東信越厚生局麻薬取締部は、輸入された個別の商品からTHCが検出された場合、「『大麻に該当する』ものを輸入したものとして大麻取締法に基づき処罰を受ける可能性があります」と注意喚起している。

都の福祉保健局健康安全部の薬務課では、CBD関連商品を購入し、違法成分が含まれていないか調べるなどとしている。【沢田直人】

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井岡一翔事務所が大麻陽性報道を全面否定「摂取したことは一切ない」

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

   ◇   ◇   ◇

井岡のマネジメント事務所、トラロックエンターテインメントは27日午後、文書を発表し、薬物の摂取を全面否定した。「井岡は、大麻等の不正薬物、違法薬物を摂取したことは一切ありません」と強調。前日26日に日刊スポーツの取材に対し、弁護士を通じて示した文書での回答と同様、コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルを使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示した。

警察の事情聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていたことも公表した。JBCから倫理委員会を開催する連絡を受けている状況も明かし「井岡の潔白は、倫理委員会で主張していくことになります」との方針を示した。最後に「報道によってお騒がせしておりますが、井岡は次戦に向けてトレーニングを続けていきます」と結んでいる。

一方、JBCは同日、永田有平理事長名による文書を発表した。「倫理委員会で調査、審議を行っております。当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と現状報告。JBCがドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供していたこともあり、調査に遅れが生じているとみられる。JBCは「尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」としたが、ゴールデンウイーク直前かつ、倫理委員会メンバーには外部識者も含まれるため、結論は5月に持ち越される見通しだ。

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井岡一翔の薬物疑惑は2種類 大麻以外に禁止薬物も検出か

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

   ◇   ◇   ◇

井岡のドーピング検査で検出されたと報じられている薬物は複数あり、2つの疑惑が浮上している。まず大麻成分が検出されたという点。井岡のマネジメント事務所は警察の聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていると発表。そして大麻に合わせ、世界反ドーピング機関(WADA)がスポーツ競技会で禁止している何らかの薬物も検出されたという疑惑も報じられている。

ドーピング検査は選手から採取した検体をAとBに分け、A検体で陽性となった場合はB検体を分析する流れ。JBC関係者によれば、A検体での検査を行ったものの、B検体は警察の捜査に協力するために提供しているという。もし井岡陣営が身の潔白を証明するために再検査を要求した場合、対応が難しいとみられている。

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井岡一翔事務所、大麻成分CBDオイルからと見解 コンディション維持効能

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

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井岡のマネジメント事務所、トラロックエンターテインメントは27日午後、文書を発表し、薬物の摂取を全面否定した。「井岡は、大麻等の不正薬物、違法薬物を摂取したことは一切ありません」と強調。前日26日に日刊スポーツの取材に対し、弁護士を通じて示した文書での回答と同様、コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルを使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示した。

警察の事情聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていたことも公表した。JBCから倫理委員会を開催する連絡を受けている状況も明かし「井岡の潔白は、倫理委員会で主張していくことになります」との方針を示した。最後に「報道によってお騒がせしておりますが、井岡は次戦に向けてトレーニングを続けていきます」と結んでいる。

一方、JBCは同日、永田有平理事長名による文書を発表した。「倫理委員会で調査、審議を行っております。当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と現状報告。JBCがドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供していたこともあり、調査に遅れが生じているとみられる。JBCは「尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」としたが、ゴールデンウイーク直前かつ、倫理委員会メンバーには外部識者も含まれるため、結論は5月に持ち越される見通しだ。

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