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飯伏幸太「まだ終わっていない」完全復活へ3連覇王手 前後カミゴェでKO

KENTA(下)に勝利し優勝決定戦進出を果たした飯伏は天を指さし歓喜(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

史上初の3連覇を狙う飯伏幸太(39)が、Aブロック最終戦でKENTAに勝利し、勝ち点12で並んでいた4人の争いを制し、優勝に王手をかけた。

序盤で2敗の崖っぷちから5連勝で1位通過を決め、21日の優勝決定戦(東京・日本武道館)ではBブロックの1位と対戦する。7月に誤嚥(ごえん)性肺炎で約2カ月間欠場。今年の主役となるはずだった男が、偉業達成でどん底からの復活を成し遂げる。

   ◇   ◇   ◇

飯伏が常々口にする「逃げない、負けない、諦めない」の言葉通り、パイプ椅子で殴られても立ち上がり、花道の奥でボコボコにされてもリングに戻ってきた。最後に後ろから、前からとカミゴェをさく裂させてKO。試合前に引き分け以上での進出が決まっていたが、しっかり勝利で応えると、両手を突き上げた。「優勝するチャンスをつかむことができた」と喜びを爆発させた。

再起をかけた今大会、初戦で伏兵高橋にまさかの敗戦。いきなりつまずき、3戦目でもセイバーJr.の関節技にギブアップさせられ、序盤でまさかの2敗。それでも「楽しんだら、勝ちにつながる」と自らの言葉を信じ、白星を重ねた。

1月にIWGPヘビー級とインターコンチネンタル2冠王者となり、その後に統一された世界ヘビー級の初代王者となった。今年の主役となるべく調子を上げてきた7月、誤嚥(ごえん)性肺炎で離脱。すぐに復帰するはずが、予想以上に長引いた。25日の東京ドーム大会で挑戦予定だった世界ヘビー級王者・鷹木との試合も欠場し、急きょ棚橋に変更。復帰戦となった9月の大会では、その棚橋からUSヘビー級の挑戦者に指名された。わずか17分で敗れたが「リングに戻れたことがうれしくて」とチャンスを与えてもらったエースに感謝し、再起を誓った。

前人未到の3連覇へあと1勝。21日の優勝決定戦はBブロックのオカダとコブの勝者と対戦する。頂点に輝けば、鷹木への再挑戦への道も開ける。「限界突破したと思うけど、まだ終わっていない。3度目の優勝、必ず守るから」とファンに完全復活を誓った。【松熊洋介】

KENTA(右)にカミゴェを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
KENTA(左)に背後からのカミゴェを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
KENTA(下)にムーンサルトプレスを仕掛ける飯伏(撮影・垰建太)
コーナーに座り込んだ飯伏はKENTA(右)のドロップキックを顔面に食らう(撮影・垰建太)
観客に力強く拳を見せながら入場する飯伏(撮影・垰建太)

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セイバーJr.最後に力尽きた タンガ・ロアに敗れ優勝決定戦逃す

ザック・セイバーJr.対タンガ・ロア 場外でザック・セイバーJr.(上)をたたき落とすタンガ・ロア(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

勝ち点12でトップに並んでいたザック・セイバーJr.(34)がタンガ・ロア(38)に敗れ、21日の優勝決定戦進出を逃した。

ゴング早々に仕掛けていったが、場外戦で流れをつかまれ、その後もロアのパワーに圧倒された。得意の絞め技もうまくかわされ、防戦一方。最後は攻撃をかわされ、逆転の3カウントを奪われた。敗戦後はぼう然とした表情を見せ、その後に両手で顔を覆い、悔しがった。

内藤、鷹木、飯伏、O・カーンと開幕から得意の関節技で次々とギブアップを奪い、一時はトップを走るなど快進撃を続けたが、最後に力尽きた。現在、タイチとIWGPタッグのベルトを持つが「シングルでも強いことを証明する」と毎回違うテクニックを使い、勝利を重ねた。それでも5戦目に石井、7戦目にKENTAに敗れて失速。5年連続5度目の出場だったが、初優勝にはあと1歩届かなかった。

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G1・Aブロックは飯伏幸太ら4選手が並ぶ大混戦 優勝決定戦進出条件は?

飯伏幸太(2021年3月30日撮影)

新日本G1クライマックスは18日、Aブロック最終戦が行われる。

勝ち点12で飯伏幸太、鷹木信悟、ザック・セイバーJr.、KENTAの4選手が並ぶ大混戦となった。この日の4選手の試合結果により、1人だけが21日の優勝決定戦へ進出できる。

◎4選手の18日のカード

第3試合 鷹木信悟×高橋裕二郎

第4試合 ザック・セイバーJr.×タンガ・ロア

第5試合 飯伏幸太×KENTA

◎4選手の優勝決定戦(21日)進出条件

☆飯伏幸太の場合

勝ち かつセイバーJr.が△以下。

引き分け かつ鷹木が引き分け以下で、セイバーJr.が負け。

負け 敗退。

☆鷹木信悟の場合 

勝ち かつ飯伏とセイバーJr.が引き分け以下。

引き分け以下 敗退。

☆セイバーJr.の場合

勝ち かつKENTAが引き分け以下。

引き分け以下 敗退。

☆KENTAの場合

勝ち かつ鷹木が引き分け以下。

引き分け かつ鷹木が負け、セイバーJr.が引き分け以下。

負け 敗退。

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KENTA、ザック・セイバーJr.と壮絶打撃戦、掌底7連発から激闘制す

第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)

<新日本プロレス:G1クライマックス31 大阪大会>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

Aブロック公式戦でKENTAがザック・セイバーJr.を22分24秒、go2sleepからの片エビ固めで下し、5勝2敗とした。

開始直後からはお互いにエルボーの応酬。KENTAが場外に逃げると、セイバーJr.が追いかけ、左膝にキックを連発して痛めつける。リングに戻ってもセイバーJr.の攻勢が続くが、KENTAもフライングメイヤーからサッカーボールキックで応戦する。

最後は壮絶な打撃のやり合いで、KENTAが掌底7連発を見舞う。最後はgo2sleepからの片エビ固めで激闘を制した。

第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)

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WWE中邑真輔が「キング」の王冠を返還 インターコンチネンタル王者集中

「キング」の称号となる王冠をWWEオフィシャルのピアース(右)に返還した中邑(中央)。左端は仲間のブーグス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇8日(日本時間9日)◇米カリフォルニア州サンノゼ・SAPセンター

キング・オブ・ザ・リング・トーナメント開幕に伴い、「キング」の称号を返上すると表明したWWEインターコンチネンタル王者中邑真輔(41)が、王冠を返還した。「新しいキング・オブ・ザ・リング(の王冠)が数週間で付与されることになる。俺はこのトーナメントをリスペクトしているから王冠を手放すことにした。俺のことを『キング』と呼ぶことはなくなるが、インターコンチネンタル王者中邑と呼んでくれ」と宣言した中邑は、WWEオフィシャルのアダム・ピアースに脱いだ王冠を返還した。さらに自らの公式ツイッターでは「みんな知ってるように王冠がなくてもオレはキング・オブ・ストロングスタイルだ」とつづった。

なお、この日開幕した同トーナメント1回戦ではサミ・ゼインがレイ・ミステリオJr.を撃破。フィン・ベイラーはクー・デ・グラでセザーロを制し。それぞれ準決勝進出を決めた。さらに初開催となるクイーンズ・クラウン・トーナメント1回戦ではゼリーナ・ベガがトニー・ストームをコードレッドで撃破。カーメラはリブ・モーガンをスーパーキックで撃破し、それぞれ準決勝に進出した。両トーナメント決勝は、いずれも22日のPPV大会クラウン・ジュエル大会(サウジアラビア)で予定されている。

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異色のボクサー皆川直輝6年ぶり復帰「35歳までに世界タイトル挑戦」

試合に向け、練習に励む皆川(本人提供)

異色の新潟県出身ボクサーが沖縄でプロデビューする。北越高OBの皆川直輝(29=平仲)が10日、沖縄・石川多目的ドームでの6回戦(契約体重75キロ)で甲斐斗志広(36=宮崎ワールド)と対戦する。北越、日大で国体優勝とアマのトップで活躍。大卒後に引退し、起業するなどビジネスマンとして活動していたが、6年ぶりにプロに舞台を移し復帰。地方を基盤に世界を目指している。

試合が近づく皆川には手応えがある。対戦相手の甲斐は21戦の戦歴を持つベテランだが「自分が打って、相手には打たせない」。北越高、日大で国体優勝。大学1年から3年連続で全日本選手権準優勝とオリンピック(五輪)を目指せる位置まで上った力がよみがえる感覚がある。

9月中旬から元東洋太平洋ウエルター級王者の長浜陸(30=引退)とスパーリングを重ねた。3月にプロライセンス(B級)を取得後は生命保険販売促進の業務をした後に平仲ジムで練習。大学卒業を区切りに1度、ボクシングを終えている。6年の空白を埋めるように体をいじめ抜いた。

昨年11月に夫人の実家のある沖縄に移住。大学の先輩で元世界ジュニアウエルター級王者の平仲明信会長(57)が主宰する平仲ジムに顔を出すうちに火がついた。「練習生に世界を目指そうという空気が薄かった。ボクシングができる感謝もあまりなかった」。

平仲会長、元世界ジュニアフライ級王者の具志堅用高氏(66)らボクシングの世界王者が英雄視される土地柄。ボクシングが盛り上がれば地域が盛り上がる。競技にとって恵まれた環境、生かさない手はない-と平仲会長に進言した。その時に言われた。「皆川が手本を見せてくれないか」。自分がやることで空気が変わるならと覚悟を決めた。

大学卒業後、生命保険会社に勤務。1年目で400件の契約をまとめるなど同期250人の中でトップの営業成績を残した。その後はスーツブランドの経営に携わるなど実業家として活動。何かをやってみせる実行力には自信がある。6月に29歳になった。いずれは「新潟の役に立ちたい」と言う。「新潟の人は自分たちの良さを宣伝するのが得意ではなさそう。そこを手助けできるようになりたい」。そのために、まず自身のネームバリューを高める。「35歳まではやる。そこまでに世界タイトルに挑戦したい」。地域を変える礎になるための1歩を踏み出す。【斎藤慎一郎】

◆皆川直輝(みながわ・なおき)1992年(平4)6月18日生まれ、新潟市出身。北越高2年からボクシングを始める。3年時の国体ウエルター級で優勝。日大に進み、1年の時に台北市杯国際トーナメント優勝、2年で国体優勝。全日本選手権は大学1年から3年まで準優勝した。アマ戦績は87戦70勝(36RSC)17敗。176センチ。

リモートでインタビューに応じる皆川

石井智宏、垂直落下式ブレーンバスターで全勝セイバーJr.に初黒星付けた

ザック・セイバーJr.に垂直落下式ブレーンバスターを決める石井智宏(撮影・白石智彦)

<新日本:G1クライマックス31>◇3日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

気迫で勝利を呼び込んだ。リーグ戦Aブロック5戦目が行われ、石井智宏(45)が全勝のザック・セイバーJr.(34)に、初の黒星を付けた。これでリーグ成績は不戦勝を含めた3勝3敗の勝ち点6となり、優勝争いへ望みをつないだ。

序盤は、乗りに乗っている強敵にリードを許す展開。執拗(しつよう)に攻められ続けた右腕がけいれんを起こすなど、体力の限界のように思われた。それでも、そこからはい上がり、サポーターを脱ぎ捨てると、右腕をコナーに何度も打ち付けて気合を入れ直す。最後は渾身(こんしん)のラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターをさく裂させ、試合を決めた。

NEVER無差別級6人タッグ王者も、G1はKENTAや飯伏らの前に3連敗を喫する苦しい立ち上がり。同じベルトを持つBブロック0勝の後藤や1勝のYOSHI-HASHIとともに苦杯をなめてきた。だが、マイペースを貫き、9月30日のロア戦に続く価値ある1勝をつかんだ。

次戦は7日、広島でグレート・O・カーンと対決する。勝負はこれから。不屈の男は最後に、右腕を高々と突き上げ「俺はそう簡単には壊せねえんだ!」と叫んだ。

ザック・セイバーJr.に片エビ固めを決める石井智宏(撮影・白石智彦)
ロープを使い石井智宏を攻めるザック・セイバーJr.(撮影・白石智彦)
ザック・セイバーJr.(右)と額を合わせる石井智宏(撮影・白石智彦)

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勝てば官軍!KENTA手段選ばぬ“奇策”でO・カーンから3カウント強奪

グレート-O-カーン(左)を挑発するKENTA(撮影・白石智彦)

<新日本:G1クライマックス31>◇3日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

「勝てば官軍」を地でいった。リーグ戦Aブロック5戦目が行われ、KENTA(40)がグレート・O・カーンに手段を選ばない「奇策」で勝利を挙げた。

レフェリーの目を盗んで金属バットを取り出すと、それを受け止めたO・カーンが逆に反則を疑われる展開を演出。隙ができた相手の背後から、すかさずローブローを決め、3カウントを強奪した。

勝利後、KENTAは試合前の約束通り「やれ!やれ!やれ~!グレオカ!」と力強い口調で土下座を要求。だが、O・カーンに反撃のエリミネーターを受け、リングから逃げられた。その後フラフラと立ち上がったKENTAは、イラ立ちを見せながら花道を後にした。

この日の勝利でリーグ成績を4勝2敗(勝ち点8)としたKENTAは、飯伏やザック・セイバーJr.ら4人と並んでトップに躍り出た。次戦は7日(広島)、高橋ヒロムと対戦する。「まあ、楽しみにしといて」と不敵な笑みを見せた。

KENTA(中央)を攻めるグレート-O-カーン(撮影・白石智彦)

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WWEドラフト開催 フレアーらスマックダウン移籍、中邑ら4日持ち越し

1日スマックダウン、同4日ロウの両大会で開催されるWWEドラフト。左からリンチ、レインズ、ラシュリー、フレアー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇1日(日本時間2日)◇米メリーランド州ボルティモア

WWEの2大ブランドとなるロウ、スマックダウン間で選手たちの入れ替えを敢行する恒例のWWEドラフト第1日が開催され、ロウ女子王者シャーロット・フレアー、元WWEヘビー級王者ドリュー・マッキンタイアらがロウからスマックダウンに移籍することが決まった。WWEオフィシャルのアダム・ピアーズ、ソーニャ・デビルがステージで次々とドラフト選手を読み上げた。

同日の興行に姿を現し、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズと抗争を繰り広げたブロック・レスナーは自らフリーエージェントを宣言した。なお対象となる日本勢のWWEインターコンチネンタル王者中邑真輔、元ロウ女子王者アスカ、元WWEクルーザー級王者戸沢陽らは第1日に指名がなかった。また、4日(日本時間5日)のロウ大会(米ナッシュビル)でドラフト第2日が開かれる。

第1日にドラフト指名された選手は次の通り

★スマックダウン

<1>WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(残留)

<2>ロウ女子王者シャーロット・フレアー(移籍)

<3>ドリュー・マッキンタイア(移籍)

<4>ニュー・デイ=コフィ・キングストン、エグゼビア・ウッズ(移籍)

<5>ハッピー・コービン、マッドキャップ・モス(残留)

<6>ヒット・ロウ=トップ・ドラ、アイザイア・スコット、B-ファブ、アシャンティ“ジー”アドニス(NXTから昇格)

<7>ナオミ(残留)

<8>ジェフ・ハーディ(移籍)

★ロウ

<1>WWEヘビー級王者ビックE(移籍)

<2>ビアンカ・ブレア(移籍)

<3>ロウ・タッグ王者RKブロ=ランディ・オートン、リドル(残留)

<4>エッジ(移籍)

<5>ロウ女子タッグ王者リア・リプリー、ニッキー・A.S.H(残留)

<6>キース“ベアキャット”リー(残留)

<7>レイ・ミステリオJr.、ドミニク・ミステリオ親子(残留)

<8>オースティン・セオリー(NXTから昇格)

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マイク・タイソン、11・20元UFC王者リデルと復帰2戦目へ

マイク・タイソン氏(2005年7月28日撮影)

ボクシング元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン(55)が11月20日、元UFCライトヘビー級王者チャック・リデル(51=ともに米国)と復帰2戦目に臨む見通しとなった。1日(日本時間2日)、米総合格闘技メディアが報じた。

ボクシングルールの8回戦が予定されており、開催地は未定。タイソンが20年11月に臨んだ元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.戦と同じトリラー社がプロモーターになるという。

タイソンはジョーズJr.とのエキシビション戦で15年ぶりにリング復帰。往年のパワーとファイト内容は評価され、復帰2戦目の対戦相手が注目されていた。これまで往年のライバルとなる元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールドとの対戦が浮上していたものの、トリラー社との契約問題などから交渉が頓挫したとされていた。

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中邑真輔が初のロウ移籍の可能性 WWEドラフトが1日と4日に開催

スマックダウン所属の「キング」中邑のロウ移籍はあるのか(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEの2大ブランドとなるロウ、スマックダウン(SD)間で選手たちの入れ替えを敢行する恒例のWWEドラフトは1日(日本時間2日)のSD大会(米ボルティモア)、4日(同5日)のロウ大会(米ナッシュビル)で開催される。

昨年のWWEドラフトではAJスタイルズ、リドル、アレクサ・ブリスらがSD→ロウ、セス・ロリンズ、レイ・ミステリオJr.、ドミニク・ミステリオ親子らがロウ→SD移籍となり、話題となった。さらにロウ・タッグ王者ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス、ケネス・クロフォード組)とSDタッグ王者ニュー・デイ(コフィ・キングストン、エグゼビア・ウッズ組)が移籍し、そのままタッグ王座を交換するサプライズもあった。

今年はSD所属のビッグEが7月のPPVマネー・イン・ザ・バンク大会の男子ラダー戦を制して得た王座挑戦権を行使(キャッシュイン)し、ロウのマットでWWEヘビー級王者ボビー・ラシュリーに勝利。ブランドをまたいで同王座ベルトを獲得済み。そのままSD→ロウへの移籍する流れになりそうで、晴れてニュー・デイが通常の3人ユニットで復活しそうだ。

また、昨年は日本人選手の移籍はなかったが、今年はSD所属で現WWEインターコンチネンタル(IC)王者の「キング」中邑真輔の動向が注目される。ロウ管轄にあるWWE・USヘビー級王座を保持するダミアン・プリーストがSD移籍の覚悟を自らの公式SNSで示しており、代わりに中邑がIC王座を保持したままトレードの形で初めてロウに移籍する可能性も出ている。なお日本勢ではロウ所属のアスカ、「忍者」戸沢陽も対象選手。22年に向けたWWEの流れを見極めるためにも、大事なドラフトになりそうだ。【藤中栄二】

1日スマックダウン、同4日ロウの両大会で開催されるWWEドラフト。左からリンチ、レインズ、ラシュリー、フレアー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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「俺は無敵だ」“技のデパート”ザック・セイバー無敗対決制し4連勝

グレート・O・カーン(左)にキックを決めるザック・セイバーJr.(撮影・鈴木正人)

<新日本G1クライマックス31>9月30日◇後楽園ホール◇観衆689人

Aブロックの全勝対決は、ザック・セイバーJr.(34)が、グレート・O・カーンを破り、無傷の4連勝で勝ち点8とした。ザックの領域である関節技対決に挑んできたO・カーンを寄せ付けず、最後は空中三角絞めでギブアップを奪った。

ロープを使った技は1度もない“レスリング対決”を制した。「あいつのレスリングの力はすごいよ。でも最後にギブアップを奪ったのはこの俺だ」と堂々と言い放った。得意の関節技で、内藤、鷹木、飯伏に続いて4試合連続でギブアップ勝利。しかもすべて異なる技でのKOに「みんな1個のテクニックに頼りすぎ。他のやつに効果的でも、世界最高のテクニカルレスラーには通じないんだよ」と豪語した。

寝技対決には絶対の自信がある。技をかけられてもうまくすり抜け、いつの間にか自分の体勢に持ち込む。相手に飛びかり頭を捉えると、さらに足や腕を同時に絞め上げるなど、臨機応変に対応することができる。「その時々で違うテクニックを使っている。相手が何を繰り出してこようと、俺は無敵だ」。いつ、どんな状況でも、勝利に導く切り札を持つ“技のデパート”で、これからもレスラーたちを苦しめる。【松熊洋介】

グレート・O・カーン(左)に腕ひしぎ逆十字を決めるザック・セイバーJr.(撮影・鈴木正人)
グレート・O・カーン(左)を破り雄たけびを上げるザック・セイバーJr.(撮影・鈴木正人)
グレート・O・カーン(手前)を攻めるザック・セイバーJr.(撮影・鈴木正人)

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元気はつらつ鷹木信悟 痛めた右腕攻められるも3勝目「まだまだ暴れるぞ」

KENTA(右)にMADE IN JAPANを決める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)

<新日本G1クライマックス31>9月30日◇後楽園ホール◇観衆689人

優勝戦線に踏みとどまった。AブロックのIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟(38)がKENTAを破り、3勝目(不戦勝1)を挙げた。

終盤痛めた右腕のサポーターを外して気合を入れると、パンピングボンバーで豪快に振り抜き、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで粘るKENTAから3カウント。「これで3勝1敗。決勝に残るチャンスはまだあるよな。優勝に向かって前進するのみだ」と高らかに叫んだ。

23日セイバーJr.戦でまさかのギブアップ。痛めた右腕のダメージは大きく、KENTAに徹底的に攻められた。レフェリーの見ていない隙にパイプ椅子でたたきつけられるなど、終始腕を押さえながらの戦い。「真っ向勝負かと思ったらスカしたり。読めないからしんどかった」。古傷を攻められるのはプロレスでは当たり前。「激烈なG1、まだまだ暴れるぞ」と元気はつらつおじさんは決して弱音を吐かない。

次戦は3日、飯伏と対戦する。7月25日にタイトルマッチを行う予定だったが、飯伏の誤嚥(ごえん)性肺炎により流れた。同い年のライバルを「いずれタイトルをかけて戦わないといけない相手」と警戒し、今大会に臨んだ。シングル対決は昨年10月のG1で勝利して以来1年ぶり。9月に復帰し、3連覇へ調子を上げてきた飯伏に対し「最近は、どうも物足りないし、魅力がない。俺はリハビリに付き合うつもりはない」。手加減せずに、王者の強さを見せつける。【松熊洋介】

KENTAに勝利しマイクパフォーマンスする鷹木信悟(撮影・鈴木正人)
KENTA(左)に雪崩式ブレーンバスターを決める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)
KENTA(下)を攻める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)

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「余の試合は全部見返せ」単独首位グレート・O・カーン 勢い加速の3連勝

新日本プロレスG1クライマックス 高橋裕二郎に大空スバル式羊殺しを決めるグレート・O・カーン(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>26日◇兵庫・神戸ワールド記念ホール

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、初出場のグレート・O・カーンが3連勝を飾り、欠場した内藤の不戦勝を含め、勝ち点8で単独首位を守った。

高橋裕二郎(40)にエリミネーターをさく裂させ、3カウントを奪った。

序盤から右肩に狙いを定めて攻撃してくる高橋に、得意のモンゴリアンチョップで流れをつかむと、大空スバル式羊殺しで終盤一気にたたみかけた。「全勝だ。単独首位だ」と高らかに叫び、さっそうと花道を引き揚げた。

昨年のG1途中に乱入し、新日本に参戦。現在はユニット「UNITED EMPIRE」を引っ張り、1年間“帝国”を支配してきた。アンチなファンも多いが「名前でプロレスしてねぇんだよ。体と魂でプロレスしてんだよ」と豪語した。次戦は30日、同じ無敗のセイバーJr.と対戦する。「G1覇者になる男の生きざまを見ねぇなんてプロレスファン失格だ。余の試合は全部見返せ」とファンに向けてほえた。勢いを加速したドミネーターが、16年のケニー・オメガ以来となる初出場での優勝を狙う。

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新日本セイバーJr.が飯伏幸太破り3連勝「ベストを尽くしてG1を取る」

新日本プロレスG1クライマックス 飯伏幸太に勝利したザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

<新日本G1クライマックス31>26日◇神戸ワールド記念ホール◇観衆2250人

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、ザック・セイバーJr.(34)が、3連覇を狙う飯伏幸太(39)を破り、3連勝で勝ち点6とした。内藤、鷹木に続き、「昭和57年会」全員から異なる関節技でギブアップを奪うという離れ業で無敗を守った。

足、ヒジ、首と強烈な関節技で飯伏も沈めた。セイバーJr.は、2度のカミゴェの危機も軽快な身のこなしでかわすと、そのまま飛びつき、一気に絞め上げた。最後はクラーキーキャットで捕獲し、飯伏ギブアップに追い込んだ。「3人を片付けた。あと6人待ってろ。ベストを尽くしてG1を取る」とほえた。

現在タイチと所持するIWGPヘビー級タッグのベルトの印象が強く「シングルでも強いことを証明する」と語っていた。その言葉通り、実力者を次々と撃破し、Aブロックのトップをひた走る。次戦は30日、グレート・O・カーンとの無敗対決。内藤を欠場に追い込み、鷹木、飯伏をKOした“凶器”で初優勝に突き進む。

新日本プロレスG1クライマックス 飯伏幸太の腕を絞め上げるザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

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内藤哲也が左膝内側側副靱帯、半月板損傷 残りG1リーグ戦すべて欠場

内藤哲也(2021年9月5日撮影)

新日本プロレスは21日、G1クライマックス出場中の内藤哲也(39)が左膝内側側副靱帯(じんたい)損傷・半月板損傷により、残りのリーグ戦すべてを欠場することを発表した。

内藤は18日大阪大会のG1初戦でザック・セイバーJr.(34)に膝を徹底的に攻められ、最後は強烈な関節技にギブアップしていた。試合後はトレーナーが駆けつけるほどのダメージで、セコンドの肩を借りながら会場を後にした。内藤の欠場により、23日以降のAブロック各大会の一部対戦カード、試合順が変更となる。

内藤哲也の故障個所

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内藤哲也がG1初戦を落とす セイバーJr.の関節技に苦しみタップアウト

新日本プロレスG1クライマックス ザック・セイバーJr.(左)の関節技に苦しむ内藤哲也(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇エディオンアリーナ大阪◇観衆1963人

3度目の優勝を狙う内藤哲也(39)がザック・セイバーJr.(34)に敗れ、初戦を落とした。

膝を徹底的に攻められ、最後は強烈な関節技にまさかのタップアウト。試合後はトレーナーが駆けつけるほどのダメージで、セコンドの肩を借りながら会場を後にした。

序盤はお互いに持ち味のスピードを生かし、攻守がめまぐるしく変わった。中盤には笑顔も見せる余裕もあったが、なかなか主導権を奪えず、セイバーJr.から「内藤さんダイジョウブ?」と挑発される屈辱も。デスティーノもさく裂させたが、3カウントは奪えず、最後まで関節技に苦しめられた。

13年、17年とG1で優勝。4年後となった今年、3度目の制覇をもくろむ。5日のメットライフドーム大会でIWGPヘビー級タッグの3WAYマッチに敗れ、ベルトのないままG1に突入した。「頭を切り替えて集中する」と挑んだ初戦で無念のギブアップ負け。次戦は23日、ロアと対戦。来年1月東京ドーム大会でのメインを見据える「逆転の内藤哲也」が、巻き返しを図る。

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IWGPヘビー級王者史上3人目Vへ鷹木信悟「これがプロレスだ」激闘制す

新日本プロレスG1クライマックス 初戦で石井智宏に勝利した鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇エディオンアリーナ大阪

初優勝を狙うAブロックのIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)は、石井智宏(45)との27分超えの力勝負を制し、勝ち点2を獲得。同学年のライバル飯伏、内藤は敗れ、優位に立った。8月の新型コロナウイルス感染からの完全復帰を誓う男が、史上3人目となるヘビー級王者での制覇に向け、順調なスタートを切った。

台風が去り、気温30度を超えた大阪を鷹木がさらに熱くした。勝利を確信した技を石井に次々と返されたが、諦めない。残り3分を切り、渾身(こんしん)のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで激闘に終止符を打った。試合後は疲れを見せながらも「俺はこんな戦いをしたかった。これがG1だ。待ちに待ってたぞ」と勝利をかみしめた。

「体1つの真っ向勝負。これがプロレスだ」。逃げずにぶつかり合う同じスタイルの石井に負けるわけにはいかなかった。ゴング直後から激しくぶつかり、殴り合った。「180センチ120キロという体格じゃないし、飯伏のように飛び技があるわけでもない。瞬発力やパワーでインパクトを残すしかない」。エルボー、ラリアット、ブレーンバスター、バックドロップ…。やられたら同じ技でやり返し、意地をぶつけ、プライドを守った。

大会前ライバルと語っていた「昭和57年会」の飯伏、内藤が相次いで敗れた。「俺たちの世代が頑張ると言ったが前言撤回だ。俺が引っ張って行く」。狙うは95年武藤、00年佐々木以来となる王者での制覇。「うわさではできないとか言われているが、過去に2人いる。3人目の快挙を成し遂げてやる」とほえた。次戦は23日で、内藤を破って勢いに乗るセイバーJr.と対戦。「よく研究しておくんだな」。王者として堂々と迎え撃つ。

新日本プロレスG1クライマックス 石井智宏(左)と額をぶつけてにらみ合う鷹木信悟(新日本プロレス提供)

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フランシスコ・アキラ帰国前ラストマッチ有終の美「いつかまた戻ってくる」

全日本プロレス横浜大会 イタリア帰国前のラストマッチで勝利したフランシスコ・アキラ(右から2人目)。左は青柳亮生、右はライジングHAYATO(撮影・松熊洋介)

<全日本プロレス横浜大会>◇16日◇保土ケ谷公会堂

イタリア帰国前ラストマッチとなったフランシスコ・アキラ(21)が、有終の美を飾った。

ライジングHAYATO、青柳亮生と組んで6人タッグマッチに出場。相手には全日本に推薦してくれたTAJIRIもいた。序盤はコーナーに押しつけられ、痛めつけられるなど、持ち味のスピードある攻撃が不発だった。その後、仲間のアシストもあって流れをつかむと、最後はブラックめんそーれから3カウントを奪って勝利。「ありがとうございました」と頭を下げ、リングにキスをしたアキラは、温かい拍手で見送られた。

16歳だった15年にイタリアでデビュー。「アキラ」は本名で、日本が好きな母が名付けた。19年に来日し、全日本の大会に参戦。コロナ禍でも帰国することなく、道場で修行を重ね、約2年間、日本のプロレスを全うした。今年6月には、ジュニアバトル・オブ・グローリーで優勝。その後世界ジュニアヘビー級王者の岩本に挑戦し、ベルトを奪取。イタリア人初の王者に輝き「新しい歴史を作った」と涙を見せたこともあった。

再来日は未定だが「いつかまた戻ってくる」と元気よく語った。「全日本プロレスが大好き。本当にありがとう」。覚えた日本語を駆使し、熱い思いを伝えたアキラは、再び全日本のリングに上がることを目標に、イタリアで成長を重ねる。

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「キング」中邑真輔プロレス殿堂MSGで躍動 NBAトレイ・ヤングも参戦

ブーグス(左)のギター演奏で入場するインターコンチネンタル王者の「キング」中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇10日(日本時間11日)◇米ニューヨーク市マディソン・スクエア・ガーデン

WWEの「キング」中邑真輔(41)がプロレスの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンで躍動し、10人タッグ戦に勝利した。リック・ブーグス、ビックE、レイ・ミステリオJr.、ドミニク・ミステリオと組み、ドリフ・ジグラー、ボビー・ルード、サミ・ゼイン、オーティス組と対戦。ビックEがビック・エンディングでゼインを沈めて快勝した。ブーグスが生ギター演奏の中、中邑が入場。するとゼインの紹介でNBAスター、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)が敵のゲストとして呼び込まれた。

試合に先発した中邑はジグラーにかかと落とし、ルードにはスピンキックを放った。入場を妨害してきたゼインにはハイキックをお見舞い。さらにライダーキックでオーティスを吹き飛ばした。混戦の隙にゲストのヤングがミステリオJr.にチープショットを浴びせてレフェリーから退場処分に。両軍入り乱れた攻防から、最後はミステリオ親子のダブル619(変形ブーメランキック)からビックEがビック・エンディングでゼインを沈めた。試合後、リング上で満員となったマディソン・スクエア・ガーデンの声援に応じていた。

満員のマディソン・スクエア・ガーデンのリングで勝利を喜ぶ「キング」中邑(右から2番目)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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