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O・カーン「一番楽な相手」勢い乗る内藤、SANADA組に初黒星つける

コーナーで内藤(手前)を痛めつけるO・カーン(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ワールドタッグリーグ>◇30日◇東京・後楽園ホール

グレート・O・カーン(30)アーロン・ヘナーレ(29)のユナイテッド・エンパイア組が、開幕から無傷の5連勝と、勢いに乗る内藤、SANADAのロス・インゴ・ベルナブレス・デ・ハポン組に初黒星をつけた。

相手の素早い攻撃にもひるまず、パワーで対抗。終盤にはバックドロップ&シットダウン式パワーボムの、新たな合体技を披露するなど、タッグの連携も光った。最後は21分28秒、O・カーンは、オコーナーブリッジを狙ったSANADAをアイアンクローで回避すると、エリミネーターを決めて3カウントを奪った。

宣言通りの勝利だった。前戦、28日の千葉大会で矢野、棚橋組に敗北した直後、O・カーンはすぐに気持ちを切り替えた。首位をひた走る前IWGPタッグ王者内藤、SANADA組を「このシリーズで1番楽な相手」と位置付け、「出汁(だし)の出るカモにしてやる」と宣言。この日の試合後は、KO状態のSANADAにIMPERIAL DROPを見舞うなど、一滴残らず搾り取った。

マイクを握っても、ドミネーターは場を支配した。内藤が23日の川崎大会後にノアとの対抗戦の発表がリーグ中にされたことについて、異を唱えたことに対し、反論。「ガキみてえにがたがた言うな。ここはプロレスする場だ。リング上で実力を示し、新日本プロレスを引っ張るって言ってやればいいんだ!」。そう、力いっぱいに叫んだ。

これで、4勝2敗の勝ち点8。勝ち点10で首位に並ぶ内藤、SANADA組とタイチ、セイバーJr組の背中を視界に捉えた。ユナイテッド・エンパイアの快進撃は、ここから始まる。【勝部晃多】

内藤(左)にエルボーを見舞うグレート・O・カーン(撮影・勝部晃多)

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井岡一翔、国内初2階級で2団体王座統一へ 12・31アンカハスと統一戦

WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見を行うWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)が12月31日、東京・大田区総合体育館でIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との2団体王座統一戦に臨むことが25日、発表された。

井岡にとってWBC世界ミニマム級王者だった12年6月、当時のWBA世界同級王者八重樫東と臨んで以来2度目の統一戦。2階級で2団体統一となれば国内初となる。

同日には東京・赤坂で記者会見した井岡は「(2階級で2団体統一のチャンスは)考えれば考えるほどすごいことだなと思います。そういう試合ができるチャンスは数多くない。そういうチャンスを感謝して戦いたいと思います。統一戦はいろんな価値だったり、評価だったりがある。違った景色を見たような感覚がありますね。別格なものがあると思います」と気持ちを引き締めた。

今年9月、指名試合となったフランシスコ・ロドリゲスJr.(メキシコ)を下して以来、約4カ月ぶりの4度目防衛戦となる。「自分がずっと望んでいた統一戦。大みそかに追い求めてきた統一戦ができるのがうれしく思います」と笑顔もみせた井岡は「彼はこの階級で防衛して強さを証明している。その選手とできること、アンカハス選手とできなければ統一戦は無理だと思っていた。実現できたのはびっくりしたし、『来たな』という気持ち」と気合を入れ直した。

井岡との王座統一戦が10度目の防衛戦となるアンカハスは過去には帝里木下、船井龍一と日本ジム所属選手を下してきたV9王者。区切りの10度目の大みそか世界戦に対抗王者を迎える井岡は「めちゃくちゃ強い。いざ決まって映像をみるとこんなに強いんだと。この階級で長年王者だったことが分かる。(ボクシング)人生でもっとも強い相手になる」と警戒した。

現在の世界スーパーフライ級戦線は、ファン・フランシスコ・エストラーダ(31=メキシコ)がWBA、WBC王座を保持。井岡がアンカハスを下し、WBO、IBF王者になれば、2王者が2本ずつのベルトをまとめることになる。井岡は「大みそかに僕が勝ってIBFも取ると2人の選手が2つのベルトを持つことになる。それでエストラーダ選手にオファーしたいと思う。(4団体統一が)ぐっと現実味が増すのではないかと思う」との青写真も描いていた。

◆年内の日本人世界戦 IBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(帝拳)が27日(日本時間28日)、米ニューヨークで臨む王座決定戦を皮切りに、年内は世界戦ラッシュ。12月14日、東京・両国国技館で、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)が防衛戦、セミではWBO世界ミニマム級1位谷口将隆(ワタナベ)が同級王者メンデス(プエルトリコ)に挑戦する。同29日は、さいたまスーパーアリーナでWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)がIBF王者ゴロフキン(カザフスタン)と王座統一戦、セミでWBO世界フライ級王者中谷潤人(M.T)がV2戦に臨む。同31日、井岡が大トリで王座統一戦を迎える。

WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見でアンカハス選手の写真パネルを手にするWBO世界スーパーフライ級王者井岡(撮影・中島郁夫)
WBO・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦の会見でベルトを掲げるWBO世界スーパーフライ級王者井岡(撮影・中島郁夫)

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高橋ヒロムが毒霧攻撃屈せず同門BUSHIに勝利「俺のこと嫌いですか?」

顔を緑に染めながらもBUSHI(左)にこん身の一撃を繰り出す高橋(提供:新日本プロレス)

<新日本プロレス:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28>◇24日◇東京・後楽園ホール

リーグ連覇を目指す高橋ヒロム(31)が、メインイベントでBUSHI(38)とのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同門対決を制し、3勝1敗1分の勝ち点7とした。

予測不能の攻撃にも屈しなかった。終盤まで試合を優位に進めたが、ラリアットを空振りした一瞬の隙をつかれ、BUSHIに毒霧を噴射された。そこから、ラ・マヒストラルで抑え込まれ、コードブレイカーを決められ、何度も3カウントを奪われそうになったが、回避。顔面を緑に染めながらも、意地のTIME BOMB2をさく裂させ、とどめを刺した。

試合後はリング上にぐったり。だが、マイクを手渡されると「BUSHIさん、俺のこと嫌いですか? なんかやりましたっけ? 顔がピリピリするんですけど!」と、おどける余裕も見せた。

さらに、解説席に座っていた同門の内藤哲也にも「お忙しい中、わざわざ解説にきていただきありがとうございます!」とあいさつ。SANADAとともにワールドタッグリーグ単独首位をひた走る男に「俺ももちろん決勝へ行く!」と、高らかに宣言。続けて、WTLとBOSJの優勝決定戦が同時開催される両国大会(12月15日)のメインイベントを「ジュニアが取る!」と約束した。

最後は、「もっと」を12回連呼。「みんなで、楽しもうぜ!」と絶叫し、会場を沸かせた。ヒロムがジュニア戦線をさらに熱く燃やす。

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YOH、ロビー・イーグルス破り待望の初勝利 苦難断ち切り宿敵リベンジへ

イーグルス(左)に攻撃するYOH(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28>◇24日◇東京・後楽園ホール

復活の第1歩を踏み出した。ここまで唯一白星がなかったYOH(33)が、同門でIWGPジュニアタッグ王者のロビー・イーグルス(31)を退け、待望の初勝利を挙げた。

がっちりと握手を交わして始まった一戦。序盤はイーグルスにリズムをつかまれたが、粘り負けしなかった。的確なトラースキックを何度も後頭部に食らわせて相手の余裕を奪うと、最後はイーグルスのロン・ミラー・スペシャルをファイブスタークラッチで切り返し、そのまま3カウントを奪取した。

このまま、終わらせるわけにはいかない。「ロッポンギ3K」として、ともにジュニアタッグ王座を5度戴冠するなど、ヤングライオン時代から苦楽をともにしてきたSHOに、今秋、突如裏切られた。かつての相棒は現在、ヒールユニット、ハウス・オブ・トーチャーの一員として猛威を振い、開幕4連勝で首位をひた走っている。そんな宿敵とは対照的に、自身は4試合で勝ち点0。開幕戦では、高橋ヒロムに4分弱で敗れ、「感覚が一致しない」と悔しさをにじませていた。

この日は、拍手をしながらバックステージに登場すると、「シャー!」と絶叫。苦悩を断ち切るかのように、力を込めた。SHOへのリベンジへ、残りの全試合、落とす気はない。

イーグルス(手前)と健闘をたたえあうYOH(撮影・勝部晃多)

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タイチ&ザック・セイバーJr.首位陥落 必殺技応酬、一進一退攻防も

ヘナーレとにらみ合うタイチ(右)(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ワールドタッグリーグ>◇23日◇神奈川・カルッツかわさき

IWGPタッグ王者のタイチ(41)、ザック・セイバーJr.(34)のデンジャラス・テッカーズが、ヘナーレ、O・カーン組に敗れ、首位の座から陥落した。

試合を通して、どちらに転ぶか予想のできない一進一退の攻防だった。技の読みあい、連係攻撃、必殺技の応酬など、高レベルで試合は展開した。だが、19分5秒、タイチの渾身(こんしん)のハイキックは及ばず、O・カーンに王統流正拳突きからIMPERIAL DROPを受け、3カウントを奪われた。

第87代、89代、91代のタッグ王者だが、前身大会のスーパーグレードタッグリーグ、G1タッグリーグを含め、30年の歴史を持つタッグリーグの優勝とは無縁。ここまでのリーグ戦線でも、ケガから復帰した内藤、SANADAの前タッグ王者組に注目を奪われており「ふざけんな。チャンピオンは誰だと思ってんだ」と、フラストレーションをためてきた。

ここまで開幕3連勝と波に乗っていただけに、痛い敗戦。単独首位の座も内藤、SANADA組に明け渡した。だが、こんなところで足踏みしてはいられない。「俺たちに足りないのはトロフィーだけ」。リング上で、四股踏みや上手投げといったパフォーマンスを見せるなど、大の相撲ファンとしても知られるタイチ。12月15日の優勝決定戦、両国の“土俵”は譲るつもりはない。

ヘナーレに攻撃するセイバーJr(撮影・勝部晃多)

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クロフォード快勝V5「1回から勝てると。強さでは私が上回っていた」

5度目の防衛に成功したクロフォード(AP)

<プロボクシング:WBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇20日(日本時間21日)◇米ネバダ州ラスベガス・マンダレイベイ・リゾート&カジノ

WBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(34=米国)が5度目の防衛に成功した。同級2位の元WBC、元IBF世界同級王者ショーン・ポーター(34=米国)との5度目の防衛戦に臨み、10回1分21秒、TKO勝利を収めた。

同回に2度のダウンを奪って快勝。「1回から勝てると。強さでは私が上回っていたし、自分が角度を変えたらいけた。ダウンを奪った時にも勝てると思った」と納得顔。ポーターを初のKO負けに追い込み、あらためて強さを証明した。

元世界王者でもある挑戦者の積極的な攻勢に対し、クロフォードは冷静に対応した。サウスポースタイルを軸にアグレッシブなポーターを抑えながら、勝機を探った。ついに10回、左カウンターで1度目のダウンを奪取。立ち上がった相手に右フックからの連打でダウンを追加すると、ポーターの父ケニー・トレーナーからの棄権の申し出があり、クロフォードのTKO勝ちとなった。

「アッパーも、フックも入った。彼の父が止めたのは好判断だった。神様に感謝する。ポーターは良いファイター。(アマ時代から交流があり)本当は戦いたくなかった。王者だからやるしかなかった」と振り返ったクロフォードのV5戦にはWBC、IBF世界同級王者エロール・スペンスJr.(31=米国)が視察していた。クロフォードは「スペンスが来ていたのか。彼は僕の試合を見に来たことはなかったと思う」と驚きの態度を示した。

米老舗専門誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級超越の最強ボクサー)ランクで4位の世界3階級制覇王者は過去最強の相手を下し「階級を上げることも選択肢だが、今後次第だ」とキッパリ。スペンスJr.は判定で、クロフォードはKOでポーターから勝利を挙げた。「みんな、それぞれ戦うスタイルが違う。彼も、私もポーターに勝ったんだ」。クロフォードとスペンスJr.の王座統一戦の行方が注目される。

5度目の防衛に成功したクロフォード(AP)

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WWEの解雇止まらず 新たに8選手、11月だけで26人 米メディア報道

WWEが計8選手に解雇を通達したと19日(日本時間20日)までに複数の米メディアが報じた。ジョン・モリソン、ティーガン・ノックスス、ドレイク・マーベリック、ジャクソン・ライカー、シェイン・ソーン、ユニット「ヒット・ロウ」のアイザイア・スコット、アシャンテ・アドニス、トップ・ドラの8選手が解雇対象になったという。

19年にWWEと再契約したモリソンは元WWEヘビー級王者ザ・ミズとコンビを組んでいたが、ミズのリング外活動を契機に出番がなくなっていた。既に妻でプロレスラーのフランキー・モネも解雇されている。17年にWWEと契約したマーベリックは205LiveのGMなどと経て、20年4月に1度解雇となったものの、その後に異例の再契約。最近では24/7(24時間年中無休)王座を狙い、戸沢陽やRトゥルースらと共闘していたが、約1年半後に再び解雇となってしまった。

WWEは今月4日(同5日)、元新日本プロレスのIWGPタッグ王者デイビーボーイ・スミスJr.をはじめ、元ロウ女子王者の「大女」ナイア・ジャックス、エヴァ・マリー、ユニット「ヒットロウ」の女子レスラー、B-ファブ、キース“ベアキャット”リー、ミア・イム、グラン・メタリック、リンセ・ドラド、元NXT女子王者エンバー・ムーン、元NXT王者カリオン・クロス、クロスのパートナーとなるスカーレット、オニー・ローカン、フランキー・モネ、トレイ・バクスター、ザイア・ラミエら18人を解雇。11月だけに26人をカットしたことになる。解雇理由はいずれも予算削減とされている。

これで21年に入り、WWEは80人以上のレスラーとの契約を解除したことになる。

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内藤哲也 復帰戦飾る「大変長らくお待たせしました」声をからし宣言

後藤組に勝利した内藤(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:ワールドタッグリーグ>◇14日◇東京・後楽園ホール◇観衆698人

左足のケガにより2カ月間欠場していた内藤哲也(39)が、自ら3カウントを奪う活躍を見せ、復帰戦となったワールドタッグリーグ開幕戦を勝利で飾った。 メインイベントでSANADAと組み、YOSHI-HASHI、後藤洋央紀のCHAOS組と対戦した。序盤から勢いよく飛び出すと、SANADAとともにサンドイッチ式低空ドロップキックを見舞うなど、足の不安を感じさせない攻撃を披露。相手の関節技に苦しめられる場面もあったが、必死に切り抜けると、最後はYOSHI-HASHIにデスティーノを決め、3カウントを奪った。

試合後、マイクを持った内藤は、拍手の鳴りやまない会場で「後楽園ホール!」と絶叫。「大変長らくお待たせしました。この新日本プロレスのリングに、内藤哲也が帰ってきたぜ」と、声をからしながらも力強く宣言した。

9月18日に行われたG1公式戦初戦のセイバーJr.戦で、左膝内側側副靱帯(じんたい)と半月板を損傷し、その後の全試合を欠場。焦る気持ちを抑え、治療に専念してきた。この日も「焦って復帰を決めたわけではない」と完全復活を強調。最後は「ノスオトロス、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン!」と元気よく締めた。

5年ぶりのエントリーとなったワールドタッグリーグだが、目標は明確だ。「1敗してもいいじゃん、2敗しても優勝決定戦に出ればいいじゃん。そんなつもりで、俺はこのリーグ戦に出ていない」と全勝優勝を宣言。「悔しい結果になった」というG1の無念を晴らすべく、内藤がまい進する。

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高橋ヒロム3分55秒YOH“瞬殺”新技名もなきヒロムロールで3カウント

YOHを下し、喜びを爆発させる高橋ヒロム(提供・新日本プロレス)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28>◇13日◇東京・後楽園ホール

昨年度の覇者が、開幕戦で違いを見せつけた。

高橋ヒロム(31)がYOH(33)を開始3分55秒の「瞬殺」で沈め、史上2人目の大会連覇へ好スタートをきった。

貫禄たっぷりに立ち回った。リングに上がる前に先制打を浴びるなど、意表を突いた攻撃にも落ち着いていた。終盤には、YOHの素早いDIRECT DRIVEを回避。そのまま、とっさに出たという腕を決めながら抑え込む新技、「名もなきヒロムロール」で3カウントを奪取した。試合後は、してやったりといった表情でバックステージに登場。「俺は高橋ヒロムだ。(YOHは)俺に負けたことに誇りを持っていい」と自信満々に話した。

常々、ジュニアへのこだわりを口にしてきた。同階級で人気を誇った初代タイガーマスクや小林邦昭氏を例に挙げ「俺自身も圧倒的スターにならないといけない」と、ヘビー級に人気が集まる現状へ危機感を募らせる。BOSJ28の制覇は「ジュニア復権」の大きな一歩。4代目タイガーマスクに並ぶ史上2人目の大会連覇、金本浩二氏に並ぶ史上2人目の3度目の優勝へ、目標は明確だ。

次戦は15日、今秋にCHAOSからHOUSE OF TORTUREに寝返ったSHOと対戦する。「あいつは金魚のふん」と一蹴し「どんなクソ試合をしてくれるか楽しみ」と不敵に笑った。

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12年覇者の田口隆祐好発進「まだまだやれるじゃない田口」新日本ジュニア

イーグルスを抑え込む田口(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28>◇13日◇東京・後楽園ホール◇観衆696人

16年連続18回目の出場となったベテランが、開幕戦で好スタートを切った。

12年大会覇者の田口隆祐(42)が、IWGPジュニアタッグ王者ロビー・イーグルスを撃破した。

開始早々、相手に「スマイル、スマイル」と笑顔を要求するなど、田口流で挑発。何度も3カウントを奪われそうになりながらも、自らのリズムに持ち込んだ。16分17秒、変形フェイスバスター「どどん」をさく裂させ、逆襲の3カウントを奪ってみせた。

IWGPジュニアヘビー級王座や、ジュニアタッグ王座などさまざまな戴冠経験を持ち、自由なキャラクターでも人気を集める一方、近年はベルトから遠ざかっている。昨年のBOSJでは、連日半ケツ状態にされるなど、優勝争いに絡めなかった。

今年の田口は一味違うことを証明する。この日はコミカルモードを極力封印し、技と技の真剣勝負で戦った。試合後は「まだまだやれるじゃない田口」と自画自賛。「改めて、この場を借りて、(IWGPジュニアタッグ王者)69代目、狙っていきますよ!」と高らかに宣言した。

出場12選手中優勝経験があるのは田口と高橋ヒロムの2人だけ。新日のファンキーウェポンが9年ぶり制覇へ真っ向勝負で突き進む。

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棚橋弘至が矢野通とタッグ結成 新日本「ワールドタッグリーグ」14日開幕

棚橋弘至(2021年9月24日撮影)

新日本プロレスは9日、公式サイトで「ワールドタッグリーグ」(14日、後楽園ホールにて開幕)の参戦チームと試合概要を発表した。1リーグ制で全12チームが30分1本勝負の総当たり戦を行う。

チームは以下の通り。

◆棚橋弘至&矢野通

◆真壁刀義&本間朋晃(15年、16年優勝)

◆天山広吉&小島聡

◆永田裕志&タイガーマスク

◆後藤洋央紀&YOSHI-HASHI

◆内藤哲也&SANADA

◆タイチ&ザック・セイバーJr(現IWGPタッグ王者組)

◆鈴木みのる&TAKAみちのく

◆グレート・O・カーン&アーロン・ヘナーレ

◆タマ・トンガ&タンガ・ロア(20年優勝)

◆EVIL&高橋裕二郎

◆バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ

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新日本1・4メインイベント決定 王者鷹木信悟-挑戦者オカダ・カズチカ

記者会見に臨むIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟(左)と挑戦者のオカダ・カズチカ(新日本プロレス提供)

新日本プロレスは8日、22年1月4日東京ドーム大会のメインイベントで、IWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟-挑戦者オカダ・カズチカの選手権試合を行うことを正式に発表した。

6日に行われた大阪大会で、鷹木はセイバーJrを退け、3度目の防衛に成功。G1覇者オカダはトンガを退け、東京ドーム大会の挑戦権利証を死守していた。

この日、都内の事務所でそろって会見に出席した。鷹木は「キッチリ王座を守って、4代目はIWGP提唱者にお返しする」と、王座挑戦者権利証として4代目IWGPベルトを保持するオカダへの不満をあらわに。「いつも通りの鷹木信悟を貫こうと思ったが、今回ばかりは特別」と力を込めた。

対するオカダは「チャレンジャーですけど、G1クライマックス覇者としての誇りを持ってメインイベントで戦う。チャンピオン対チャンピオン、どちらが強いか決めたい」と目を光らせた。

21年は鷹木の2戦2勝。王者が3連勝を飾り、4度目の防衛に成功するか。それとも、復活のオカダがリベンジを果たすのか注目される。

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WWEロウ軍-スマックダウン軍の男女ブランド対抗戦メンバー発表

21日のPPV大会で組まれたロウ軍ースマックダウン軍の5対5エリミネーション戦に出場する男子メンバー

21日(日本時間22日)に開催されるWWEのPPVサバイバーシリーズ大会(米ニューヨーク・ブルックリン)で恒例のロウ軍-スマックダウン軍によるブランド対抗の5対5エリミネーション戦が開催される。8日までに出場メンバーが発表された。

男子はロウ軍がセス・ロリンズ、フィン・ベイラー、ケビン・オーエンズ、レイ・ミステリオJr.、ドミニク・ミステリオ、一方のスマックダウン軍はドリュー・マッキンタイア、エグゼビア“キング”ウッズ、ジェフ・ハーディ、サミ・ゼイン、ハッピー・コービン(セコンドにマッドキャップ・モス)に決まった。また女子は、ロウ軍がビアンカ・ブレア、リア・リプリー、リブ・モーガン、カーメラ、ゼリーナ“クイーン”ベガ、スマックダウン軍がサーシャ・バンクス、ショッツィ、シェイナ・ベイズラー、ナタリア、アリーヤに決まった。

ロウ、スマックダウン両ブランドの覇権をめぐる戦いで、生き残るのは誰か。

21日のPPV大会で組まれたロウ軍ースマックダウン軍の5対5エリミネーション戦に出場する女子メンバー

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鷹木信悟「竜のごとく駆け上がっていくぞ!」渾身LotDで3度目防衛

セイバーJrにSTFをかける鷹木(新日本プロレス提供)

<新日本:大阪大会>◇6日◇エディオンアリーナ大阪

メインイベントのIWGP世界ヘビー級選手権試合で、王者鷹木信悟(38)がザック・セイバーJr(34)の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した。

9月23日のG1公式戦でギブアップ負けを喫した屈辱を、大舞台で晴らしてみせた。

悪夢が何度も脳裏によみがえった。セイバーJrに腕ひしぎ十字固めをかけられ、何度もタップしそうになった。だが「どんなぶざまな格好でもギブアップしない」と気力で難局を乗り越え、最後は渾身(こんしん)のラスト・オブ・ザ・ドラゴンをさく裂させ、3カウントを奪取。完全な形ではなかったが、王者の意地で上回った。

主役の座は譲らない。内藤、飯伏と同じ「昭和57年会」の面々が負傷欠場する中、孤軍奮闘の活躍で逆境を跳ね返してきた。8月には新型コロナウイルスに感染も、翌月の復帰直後にEVILの襲撃を退け、自身初のメットライフドームで2度目の防衛に成功。10月に閉幕したG1戦線では、わき腹を負傷しながらも、最終日まで飯伏らとともに優勝争いを演じ、「最後まで何があるかわからない」とリングに立ち続けた。

強靱(きょうじん)な体力と負けん気の強さから「元気はつらつおじさん」と称されることも。そのルーツは「弱肉強食というのがぴったりな街」と語る山梨県中巨摩郡(現中央市)で過ごした幼少期にある。けんか好きではなかったが、体の大きさから上級生に目をつけられることもあり、トレーニングに励むようになった。休み時間は腕相撲に明け暮れ、高校時代には、倒せない相手がいないほどに。野球をすれば、同部の主将よりもバッティングで飛距離を出した。

試合では大声を張り上げ、いつでも真正面から立ち向かう。「若手は技やスタミナどうこうよりも明るく陽気にいけ」。高校卒業後に通ったアニマル浜口道場の教えが、今でも胸にあるからだ。常に求めるのは熱い試合。「俺自身が試合に対して完全燃焼したい。相手を熱くしたいし、出し尽くしたいと思っている」と力を込める。「こんなもんじゃない。まだまだ上を目指す。竜のごとく駆け上がっていくぞ!」。この日も熱いマイクで締めくくった。【勝部晃多】

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WWE、デイビーボーイ・スミスJrら選手を大量解雇と米報道

デイビーボーイ・スミスJr.(2018年3月21日撮影)

元新日本プロレスのIWGPタッグ王者デイビーボーイ・スミスJr.(36)がWWEから解雇されたと4日(日本時間5日)、複数の米メディアが報じた。

スミスJr.は06年から5年間、WWEで活動。今年に入って11年8月に解雇されて以来10年ぶり2度目の契約を結び、今年7月に米ヒューストンで開催されたスマックダウン大会のダークマッチに出場した。この試合はNXTに所属するオースティン・セオリーと組み、タッグ戦に出場していたが、この1試合のみで契約解除となった形となった。

スミスJr.の他、WWEは大量に選手を解雇したと米メディアは伝え、元ロウ女子王者の「大女」ナイア・ジャックスをはじめ、エヴァ・マリー、ユニット「ヒットロウ」の女子レスラー、B-ファブ、キース“ベアキャット”リー、ミア・イム、ユニット「ルチャハウス・パーティー」のグラン・メタリック、リンセ・ドラドが解雇とされた。

また、NXTからも元NXT女子王者エンバー・ムーン、元NXT王者カリオン・クロス、クロスのパートナーとなるスカーレット、オニー・ローカン、フランキー・モネ、トレイ・バクスター、ザイア・ラミエらも解雇になったと報じられた。

WWEからの正式発表はないものの、ムーン、メタリック、スカーレット、モネ、バクスターらは自らの公式SNSを通じて解約解除を示唆している。

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尾川堅一「ここまで長かった 良い状態です」11・27、IBF世界戦

11月27日、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨む同級3位尾川(帝拳ジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(33=帝拳)が11月27日、米ニューヨークの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンで同級2位アジンガ・フジレ(25=南アフリカ)との同級王座決定戦に臨むと30日、帝拳ジムから発表された。ジム公式サイトを通じ「ここまで長かったです。でも時期も時期ですし仕方がないことと割り切っています。試合まで1カ月、良い状態です」と静かに意気込みを示した。3団体統一ライト級王者テオフィモ・ロペス(24=米国)-IBF同級1位ジョージ・カンボソスJr.(28=オーストラリア)戦と同日同会場で開催される。

今年2月に同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(27=タジキスタン)との王座決定戦の指令を受けていた尾川は8月20日、UAEで王座決定戦に臨むはずだったが、相手負傷で10月に延期となった。その後、ラヒモフ復帰に時間を要することが考慮され、IBFにより対戦相手がフジレに変更されていた。尾川は「対戦相手が変更されましたが、サウスポーからサウスポーですし、1度は戦う相手としてフジレ選手はまったく知らない選手でもありません。そこの変更は何も問題ありません」と気を引き締めた。

サウスポーとのスパーリングを重ねて実戦トレは順調に消化しており「準備はできていますし、焦って何かをやることはありません。リングの上でしか確かめられないことはありますが、実戦練習の中で確かめることはできています」と手応えをみせていた。なおIBFスーパーフェザー級王座は今年2月、王者だったジョセフ・ディアス(28=米国)が3・6ポンド(約1・6キロ)の体重超過によって王座を剥奪。世界戦は決行されたものの、挑戦者ラヒモフと引き分け、空位となっていた。

11月27日、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨む同級3位尾川堅一(帝拳ジム提供)

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尾川堅一vsアジンガ・フジレ 11月27日NYでIBF王座決定戦

11月27日、米ニューヨークでIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨み尾川(右)。左は相手のフジレ(マッチルーム社公式SNSより)

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(33=帝拳)が11月27日、米ニューヨークの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンで同級2位アジンガ・フジレ(25=南アフリカ)との同級王座決定戦に臨むと29日(日本時間30日)、英プロモート大手マッチルーム社から発表された。3団体統一ライト級王者テオフィモ・ロペス(24=米国)-IBF同級1位ジョージ・カンボソスJr.(28=オーストラリア)戦と同日同会場で開催される。

今年2月に同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(27=タジキスタン)との王座決定戦の指令を受けていた尾川は8月20日、UAEで王座決定戦に臨むはずだったが、相手負傷で10月に延期となった。その後、ラヒモフ復帰に時間を要することが考慮され、IBFにより対戦相手がフジレに変更されていた。

IBFスーパーフェザー級王座は今年2月、王者だったジョセフ・ディアス(28=米国)が3・6ポンド(約1・6キロ)の体重超過によって王座を剥奪。世界戦は決行されたものの、挑戦者ラヒモフと引き分け、空位となっていた。

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矢野安崇デビュー1周年記念日に初勝利 試合後リング上で「うおー!」絶叫

初勝利を挙げ、雄たけびをあげる矢野(c)プロレスリング・ノア/WRESTLE UNIVERS

<プロレスリング・ノア:熊本大会>◇28日◇熊本城ホール

デビュー1周年記念日に初勝利をつかんだ。新人の矢野安崇(21)が8人タッグマッチで、次期GHCジュニアヘビー級選手権挑戦者NOSAWA論外から3カウントを奪う金星を挙げた。

忘れられない熊本の戦いになった。吉岡、小川、HAYATAのスティンガー軍に加わり、鈴木、YO-HEY、Eitaらペロス軍と対峙(たいじ)した。各軍の圧倒的な個性のぶつかり合いに、中盤までは出る幕なし。だが、16分11秒、その瞬間は訪れた。NOSAWA論外がHAYATAのハンドスプリングエルボーでひるんでいる隙を突き、鮮やかに飛びつき前方回転エビ固めを決めてみせた。

「プロレスラーになりたい」と夢見たのは小学生の頃。ゲームや映像を見て興味を持った。高校ではレスリング部に入部し、全国総体出場の実績も残した。卒業前の19年3月、プロテストに見事一発合格。20年10月にデビューした際は「ジュニアの顔になりたい」と力強く話した。あれからちょうど1年。悲願の初勝利が待っていた。

試合後はリング上で「うおー!」と絶叫。GHCジュニアヘビー級王者のHAYATAに腕を掲げられ、満面の笑みを浮かべた。表情に初々しさを残す21歳が、勝利を積み上げる。

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ロリンズがWWEヘビー級王座挑戦権ゲット「俺が次の王者だ!」

WWEヘビー級王者ビッグE(左)とにらみ合う次期挑戦者ロリンズ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇25日(日本時間26日)◇米テキサス州ヒューストン・トヨタ・センター

スマックダウンからロウに移籍したセス・ロリンズが、早くもWWEヘビー級王座次期挑戦権をゲットした。

同じくロウに移籍したレイ・ミステリオJr.、フィン・ベイラー、ケビン・オーエンズとのラダー(はしご)形式4WAY挑戦者決定戦を制した。

リングでWWEヘビー級王者ビッグEから「スマックダウンからやって来たのは誰だ?」と問いかけると最初にロリンズが登場。さらにミステリオJr.、ベイラー、オーエンズが次々と姿をみせて王座挑戦を表明し、そのまま4選手によるラダー形式の挑戦者決定戦が発表された。

メイン戦で組まれた挑戦者決定戦では、ロリンズがオーエンズにDDTを成功させ、ベイラーもラダーにたたきつけた。ベイラーによるスリングブレイドやドロップキックをしのぎ、チャンスを待つと、オーエンズを場外のラダーに投げ飛ばした。ベイラーを捕獲し、カーブ・ストンプで沈めると、ラダー上の王座権利証を奪取し、挑戦者決定戦を制した。試合後、ロリンズは王者ビッグEともにらみ合った。握手を拒否されると「俺が次の王者だ!」と叫び、その場を立ち去っていた。

4WAY戦でベイラー(下)にカーブ・ストンプを決めるロリンズ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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ザック・セイバー「今のうちに楽しんでおけ」王者鷹木信悟との前哨戦に勝利

試合後、鷹木信悟(左)とにらみ合うザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>24日◇後楽園ホール

ザック・セイバーJr.(34)がIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)との前哨戦で存在感を示した。セイバーJr.所属の鈴木軍と、鷹木所属のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの4対4イリミネーションマッチに登場し、最後の1人に勝ち残り、鈴木軍の勝利を引き寄せた。

中盤、場外にいたセイバーJr.は鷹木から「ザック、カモン」と呼びつけられ一騎打ちに。胸を突き合わせ、エルボー合戦。DDTを食らうも、エプロンで絞め上げ、そのまま場外に突き落とした。最後まで生き残り、鷹木のベルトを指さすと「そのベルトは俺のものになるから、今のうちに楽しんでおけよ」と王者に向かって吐き捨てるように言った。

G1クライマックスでは快進撃を見せた。鷹木をはじめ、内藤、飯伏らから次々とギブアップを奪った。最終戦で敗れ、惜しくも優勝決定戦進出を逃したが、11月6日大阪大会での挑戦が決まった。「G1ではギブアップですんだが、今度は病院送りにしてやる」と豪語。現在はタイチとIWGPタッグのベルトも持つ。「世界ヘビー級のベルトも取って世界最高のレスラーとたたえられるのさ」。G1の勢いそのままに、大阪まで突き進む。

鷹木信悟(右)を絞め上げるザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

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