上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

【ボクシング】元世界王者の岩佐亮佑が韓国で4月試合 井上尚弥のスパー相手務めた有望株と対戦

2022年10月、再起戦を勝利で飾りポーズを決める岩佐亮佑

プロボクシング元IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(33=セレス)が4月15日、韓国・仁川のバラダイスシティで、ジャフェスリー・ラミド(23=米国)とのフェザー級8回戦に臨むと発表された。

同興行は元WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪氏が手がける第2回大会で、同氏の運営するトレジャー・ボクシング・プロモーションの公式SNSで発表された。

対戦相手のラミドは10戦(4KO)無敗で、元3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)や前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)のスパーリング相手を務めた将来性ある有望選手となる。昨年10月、世界王座挑戦経験もあるゼネシス・セルバニア(フィリピン)を4回KO勝ちして以来、約6カ月ぶりのリングとなる。また同興行には、東洋太平洋ミドル級王者竹迫司登(31=ワールドスポーツ)が参戦。WBO世界同級3位メイリン・ヌルスルタン(29=カザフスタン)とのWBOインターナショナル同級タイトル戦(国内未公認)に臨むことも合わせて発表された。

関連するニュースを読む

【ボクシング】ボビー・オロゴンの「刺客」オイコラ東京初進出「最初の3回で仕留める」と自信

3月20日の東京初試合を控え、オンラインで会見したボビー・オロゴンの「刺客」リドワン・オイコラ(右)。左は対戦相手で9勝4KO無敗の李鎮宇

格闘家としても活動したタレントのボビー・オロゴン(49=ナイジェリア)の「刺客」が東京初進出試合に臨む。オロゴン自ら個人マネジャーとなるプロボクシング日本フェザー級4位リドワン・オイコラ(25=平仲/ナイジェリア)が3月20日、東京・後楽園ホールで日本同級19位李鎮宇(26=角海老宝石)と同級8回戦で対戦すると1日、発表された。既に日本で3試合しており、昨年9月には現同級5位渡辺大介(ワタナベ)を下している。1月の最新ランキングで同級4位に入ったばかりだ。

通算戦績は11勝(6KO)1敗1分け。北海道・札幌で1試合、沖縄で2試合を戦い、今回は東京初進出試合となる。同日、都内で開催された興行発表会見にオンラインで登場したオイコラは「東京初試合を楽しみにしている。東京のファンのみんなを楽しくさせたい。エンターテインメントとして見て盛り上げたいと思う。これは1つのステップ。必ずチャンピオンになる」と強い意気込みを示した。

対戦相手の李は21年全日本スーパーフェザー級新人王で9勝(4KO)無敗のホープ。個人マネジャーを務めるオロゴンもオンラインで会見に参加し「日本からタイトルを取り、世界タイトルを取ることが目的。どこまで日本で通用するのか。思い切り勝負させたい」と太鼓判。オイコラに向けて「李選手は良いファイター。今回はすごく良い試合になる思うが、油断してはダメだとアドバイスしたい」と口調を強めた。

オイコラは「(所属ジム)平仲会長は元世界王者でプロモーターとしてもサポートしてくれている。心と体の準備はできている。最初の3回で仕留める。そういう自信がある」と気合十分。一方の李は「最初の3回は気を付けたい。強そうだし、強いと思う。(オイコラが)フェザー級の上位ランカーなので下克上したい」と意欲を示していた。

関連するニュースを読む

メイウェザーが2・25に英国で英格闘家アーロン・チャーマーズと対戦発表「結果は同じ」

フロイド・メイウェザー(2022年9月25日)

プロボクシング元世界5階級制覇王者で50戦無敗のまま現役引退したフロイド・メイウェザー(45=米国)が2月25日、英ロンドンのO2アリーナで総合格闘家アーロン・チャーマーズ(35=英国)とエキシビション戦に臨むと23日(日本時間24日)、自らのSNSなどで発表した。昨年11月、UAEドバイでユーチューバーのデジと対戦して以来のリングとなる。

チャーマーズはリアリティー番組「ジョーディ・ショア」に出演して人気を博しており、18年からは米格闘技団体ベラトールにも参戦。20年2月に現役引退している。試合はボクシングに準じたルールで行われる見通し。メイウェザーはSNSを通じ「顔が違っても、名前が違っても結果は同じ」などと自信のコメントをつづった。

関連するニュースを読む

井上尚弥が2団体統一王者フルトンに挑戦で合意「このスポーツが提供できる最高カード」米報道

井上尚弥(2023年1月13日撮影)

ボクシング前世界4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が今春、日本でWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)に挑戦することで合意に達したと18日(日本時間19日)、米スポーツ局ESPNが報じた。詳細は決まっていないものの、5月を目標に交渉が進められていると伝えている。同級でナンバーワンと言われる無敗王者フルトンへの挑戦が決まれば、いきなり2団体の世界王座を獲得できるビッグチャンスとなる。

    ◇    ◇    ◇

正式決定すれば、世界初となる2階級での4団体統一を狙う井上にとって最高の対戦相手になることは間違いない。井上と無敗の2団体統一王者フルトンとの対戦交渉が合意に達したとESPNが報じた。「フルトンは単にスーパーバンタム級で最高のファイターであるだけでなく、階級に関係なく最高のボクサーの1人。フルトンと井上の戦いは、このスポーツが提供できる最高カードの1つだ」と伝えている。

今月13日、井上が横浜市内のホテルで会見。世界バンタム級のベルトすべてを返上すると表明した直後から、一気にスーパーバンタム級初戦がクローズアップされている。翌14日には地元の神奈川・座間市で行われたイベントで「交渉している対戦相手は自分も耳にしていますが、すごくモチベーションが上がる相手」と意欲を示した上で、23年初戦について「春ごろと聞いている」と現状を明かした。17日(日本時間18日)にはWBO世界スーパーバンタム級1位にランクされ、指名挑戦者と位置づけられたばかりだ。

当初、フルトンはWBC世界フェザー級1位ブランドン・フィゲロア(米国)とのWBC世界同級暫定王座決定戦に向かうとみられていた。両者にとって21年11月以来の再戦で、一部米メディアでは2月25日、米ミネアポリスで開催されると報じられた。しかしESPNはフィゲロアは3月4日に米国で、元WBC世界同級王者で現同級3位のマーク・マグサヨ(27=フィリピン)との同暫定王座決定戦について交渉中であると報道した。この点からも、井上-フルトン戦が実現可能であることを強調している。

所属ジムの大橋会長はこの日、交渉している対戦相手について挙げなかったものの「すべて交渉中です」とだけ述べた。話し合いが進んでいることをうかがわせる口ぶりでもあった。ESPNは「日付は決まっていないが、情報筋によると(フルトン-井上戦は)5月を目標としている」とも伝えた。井上が今春、日本でいきなり2団体王座を獲得する可能性のある、ビッグマッチが浮上した。

〇…2団体統一王者フルトンは井上との対戦に前向きだ。ESPNによると昨年6月、井上がスーパーバンタム級に転向した場合、対戦が現実的になるとし「多くの人が(井上戦を)見たいと思っているし、それについて多くの人が話したいと思うだろう。私が井上のようにもっと知られていたら」と発言。同時期に伝統と権威のある米老舗雑誌、ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級超越した最強ボクサー)ランクで1位に輝いた井上に対し、敬意を表している。

◆フルトンとは アマ戦績75勝15敗で14年10月にプロデビュー。20年までの6年のキャリアで18勝(8KO)無敗、かつ7人の無敗選手を撃破した。現在のKO率は38%と高くないが、ディフェンス力は抜群。両足スタンスを広く保ち、中、長距離から左ジャブを好打しながらリズムに乗る右ボクサーファイター。21年1月、WBO王者アンジェロ・レオ(米国)に判定勝ちし世界王座獲得。同年11月、WBC王者ブランドン・フィゲロア(米国)も撃破し2団体統一王者となった。昨年6月、久保隼、松本亮を倒した元2団体統一王者ダニエル・ローマン(米国)にも判定勝ちし、同級最強を証明している。

◆世界スーパーバンタム級戦線 世界主要4団体王座は2人の王者が分け合う。WBAスーパー、IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、WBC、WBO王者スティーブン・フルトン(米国)が無敗で君臨。実力、実績ともに群を抜く。アフマダリエフは昨年6月、ロニー・リオス(米国)との防衛戦に勝利した際に左拳を骨折。復帰後はIBF同級1位マーロン・タパレス(フィリピン)との指名試合を義務付けられている。タパレスは岩佐亮佑ら日本勢との対戦を経験している。WBC1位は山中慎介と2度戦ったルイス・ネリ(メキシコ)、WBC8位に元WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)もランクされるなど群雄割拠。

【イラスト】井上尚弥のプロ全成績

関連するニュースを読む

井上尚弥のスーパーバンタム初戦、春に日本開催か 2団体王者フルトンと対戦交渉と米ESPN

井上尚弥(2023年1月13日撮影)

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が、WBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と対戦交渉していると18日(日本時間19日)、米ESPNが報じた。春に日本での開催に向けて交渉が行われているという。井上は17日(同18日)にWBO世界スーパーバンタム級1位にランクされたばかりだった。

井上は13日に横浜市内のホテルでバンタム級のベルトをすべて返上すると表明。スーパーバンタム級に転向し、2階級での4団体統一を狙うことを宣言していた。翌14日には、地元の神奈川・座間市で行われたイベントで「(大橋)会長が交渉している対戦相手は自分も耳にしていますが、すごくモチベーションが上がる相手」と意欲を示し、23年初戦について「春ごろと聞いている」と話していた。

21勝(8KO)無敗とスーパーバンタム級でNO・1王者と言われるフルトンは当初、WBC世界フェザー級1位ブランドン・フィゲロア(米国)とのWBC世界同級暫定王座決定戦に臨むとみられていた。一部の米メディアでは2月25日、ミネアポリスで開催されるとも報じられていた。

スティーブン・フルトン(右)(ロイター)

関連するニュースを読む

井上尚弥「思いつくのは4人」Sバンタムでの対戦候補 誰と対戦してもビッグマッチ、因縁マッチ

会見を終えファイティングポーズで写真に納まる井上尚(撮影・垰建太)

ボクシング4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が13日、4団体すべての王座返上とスーパーバンタム級転向を正式表明した。

同日に横浜市内で記者会見に臨み、1階級上で戦いたい相手が4人いると明かした。具体的な選手名こそ挙げなかったものの、同階級で2本の世界ベルトを統一している世界王者2人をはじめ、自身や日本人との因縁がある元世界王者たちとの対戦を希望していることをうかがわせた。

   ◇   ◇   ◇

ベージュのスーツをさわやかに着こなした井上が晴れやかにスーパーバンタム級に挑む気持ちを明かした。4団体の王座ベルトをすべて返上すると表明し「バンタム級でやり残したことはない。戦いたい相手もいないので、スーパーバンタム級の挑戦を決意した。ここから先の挑戦は本当の戦い。非常にわくわくしている」と胸を躍らせた。

1階級上は2団体統一王者が2人、そして複数階級制覇する元世界王者たちが王座を狙っている。井上は「スーパーバンタム級は、かなりタレントがそろっている。(対戦したい相手で)思いつくのは4人いるが、名前を言うのは避けておきたい」と含みを持たせた。所属ジムの大橋秀行会長(57)は「すべて交渉中」と言うにとどめた。

有力な対戦候補4人とは、誰と対戦してもビッグマッチ、因縁マッチになる。日本人2人目の4階級制覇へ、まずは現役王者2人のどちらかが有力視される。WBC、WBO王者スティーブン・フルトン(28=米国)、またはWBAスーパー、IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)に挑戦するのが自然な流れ。

また、同級にはWBC1位、WBO2位、IBF3位のルイス・ネリ(28=メキシコ)がいる。元WBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)と2度対戦した際、薬物違反や体重超過などで物議を醸し、日本人にとって因縁の相手でもある。WBC8位には、元WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)もいる。20年4月、米ラスベガスで3団体王座統一戦が計画されながらコロナ禍で中止に。以後も井上への挑発を続けている。

2月以降、スパーリング相手に米国やメキシコから世界ランカーを呼ぶ計画が立てられている。4人の候補を意識した実戦トレが始まる。井上は「スーパーバンタム級でも4団体統一を目標に。2階級の4団体統一は世界初の偉業になると思うので」と自信の笑み。注目マッチを勝ち続け、1階級上でも最強を証明する覚悟だ。【藤中栄二】

◆井上のスーパーバンタム級の対戦候補4人◆

選手名(年齢=国名)通算戦績 備考

ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)11勝(8KO) WBAスーパー、IBF王者。左拳骨折離脱

スティーブン・フルトン(28=米国)21勝(8KO)WBC、WBO王者。フェザー級転向可能性

ルイス・ネリ(28=メキシコ)33勝(25KO)1敗 WBC1位。元2階級制覇王者。山中と対戦

ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)31勝(21KO)4敗1無効試合WBC8位。元3階級制覇王者。井上と因縁

会見を終え報道陣のリクエストに応え4本のベルトを腕にぶら下げるも重みに耐えきれず苦笑いの井上尚(撮影・垰建太)
会見を終え報道陣のリクエストに応え4本のベルトを腕にぶら下げるも重みに耐えきれず苦笑いの井上尚(撮影・垰建太)
会見でベルトの返上と階級変更を発表し質問に応じる井上尚(撮影・垰建太)

関連するニュースを読む

【新日本】鷹木信悟が意地のKOPW取り IWGP王者オカダ・カズチカから挑戦受諾引き出す

試合後、鷹木(右)から挑戦を受けるオカダ・カズチカ(撮影・狩俣裕三)

<新日本プロレス:大田区大会>◇5日◇東京・大田区総合体育館

「KOPW2022」覇者の鷹木信悟(40)が、「KOPW2023」争奪戦4WAYマッチで勝利し、ベルト保持者になった。メインイベント終了後には、IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(35)に、“再”挑戦表明。昨年1月にオカダに敗れて失った至宝を取り戻す。

鷹木は、4日の東京ドーム大会で行われた19選手による進出決定戦で生き残ったグレート・O・カーン、SHO、矢野通と対戦した。いずれかの1選手が勝利した時点で決着となる一戦は、一瞬の油断も許されない混戦模様。SHOの反則攻撃に苦しみ、Oカーンに握手の裏切りにあった。それでも最後は12分50秒、矢野からラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪った。

ベルトを大事そうに掲げると、拳を突き上げて喜びをあらわにした鷹木。この日のメイン終了後、満を持して、IWGP世界ヘビー級王者オカダに2日連続で挑戦表明した。前日は、タイトルを保持していないことを理由に邪魔者扱いされたが、ベルトを携えた今回は違った。アントニオ猪木さんのTシャツを身にまとって登場すると、「猪木さんはいつ、何時、誰の挑戦でも受けるって。お前に闘魂があるなら受けてみろ!」とたたきつけた。

これにはオカダも「そんなにこのベルトは安くないけど、鷹木信悟という相手には興味がある。かかってこい」と反応。意地のKOPW取りで、受諾を引き出した。鷹木は昨年の東京ドーム大会でオカダに同王座を奪われており、雪辱に燃える。期日は未定ながら、IWGPとKOPWのダブルタイトルマッチ開催が濃厚となった。

KOPWは20年にオカダの提案により創設。試合に出場する選手がルール形式をそれぞれに持ち寄り、ツイッターのファン投票で決定。その年の最後まで保持していた選手が覇者となる。昨年まではトロフィーだったが、破壊行為が繰り返されたことにより、今年からベルト化した。

試合後、鷹木(右)から挑戦を受けるオカダ・カズチカ(撮影・狩俣裕三)
試合後、鷹木(右)からの挑戦を受け入れるオカダ・カズチカ(撮影・狩俣裕三)
KOPW2023決定4WAY戦 SHO(左)に強烈なラリアットを食らわす鷹木信悟(撮影・狩俣裕三)
KOPW2023決定4WAY戦 鷹木(左)をマットに沈める矢野(撮影・狩俣裕三)

関連するニュースを読む

全日本新人王獲得の石井武志「感触あった」最軽量と思えない豪快TKO「絶対に王者に」飛躍誓う

1回、石井(右)は池田にTKO勝ちする(撮影・滝沢徹郎)

ボクシング全日本新人王決勝戦は17日、東京・後楽園ホールで行われ、ミニマム級では東軍代表の元キックボクサー石井武志(23=大橋)が全日本新人王を獲得した。決勝の同級5回戦で西軍代表の池田雅史(29=ハラダ)と拳を交え、右フックなどで計3度のダウンを奪って1回2分59秒、レフェリーストップによるTKO勝利。所属の大橋ジムで4人目となる全日本新人王制覇となった。

     ◇     ◇     ◇

最軽量とは思えない豪快なTKO撃破だった。1回、石井が「感触があった」という右フックで池田のこめかみを打ち抜き、ダウンを奪った。さらに左フックでダウンを追加し、最後も右フックでキャンバスに沈め、レフェリーストップ勝ち。5勝(4KO)無敗で全日本新人王に到達した石井は「集中できて満足しています。ここで勝って初めて1勝だと思っていた」と自ら及第点を出した。

福岡・うきは市出身でキックボクシング時代は大和KICKで第2代52・5キロ級王者に就いた。キックでは自らの適正階級がないため、尊敬する元K-1スーパーバンタム級王者で東洋太平洋同級王者の武居由樹(大橋)の背中を追って昨年からボクシングに転向。武居も応援に駆けつける中で圧勝した石井は「これで日本ランクにも入るので上位の選手を倒し、絶対に王者になりたい」と飛躍を誓っていた。

〇…スーパーフライ級で、西軍代表の佐野が全日本新人王となった。東軍代表の五十嵐と同級5回戦で拳を交え、3-0の判定勝利を収め、西軍代表MVPの底力を示した。幼少時からプロボクサーだった父一雄さんの指導を受け、静岡・飛龍高1年時に全国選抜で3位に。現在はタレント事務所リアム・プロモーションに所属する異色ボクサーは「タレント活動もやりたいですが、まず日本ランキングにも入るし、来年は日本ユースのベルトを狙いたい」と意欲を示した。

1回、石井(左)は池田からダウンを奪う(撮影・滝沢徹郎)
1回、石井(左)は池田にパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)
全日本新人王となり記念撮影する石井(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

キック出身の石井武志、1回TKO勝利で全日本ミニマム級新人王「ここで勝って初めて1勝だと」

全日本新人王となり記念撮影する石井(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:全日本新人王決勝戦>◇17日◇東京・後楽園ホール

東軍代表で元キックボクサーの石井武志(23=大橋)が全日本ミニマム級新人王となった。決勝の同級5回戦で西軍代表の池田雅史(29=ハラダ)と拳を交え、計3度のダウンを奪って1回2分59秒、TKO勝利で全日本の頂点に到達した。右フックでダウンを奪うと、立ち上がったところで左フックでダウンを追加。最後は右フックでレフェリーストップに追い詰めた。

5勝(4KO)無敗で全日本新人王に輝いた石井は「今日ここで勝って初めて1勝だと思って、ここまでやってきました。これで日本ランキングにも入るので上位の選手を倒し、絶対にチャンピオンになりたい」と飛躍を誓った。これで所属の大橋ジム4人目の全日本新人王となった。

福岡・うきは市出身の石井はキックボクシング出身。キックでプロ4戦を経験し、大和KICKで第2代52・5キロ級王者にも就いた。尊敬する元K-1スーパーバンタム級王者で現ボクシング東洋太平洋同級王者の武居由樹(26=大橋)の背中を追うように、昨年からボクシングに転向。同門となった武居とは現在も一緒にトレーニングする間柄。この日の決勝でもリングサイドに応援に駆けつけた武居を横目に「(試合内容が)何点ですか、と聞きたいです。明日、ゆっくり話したいと思います」と満足そうな笑みを浮かべた。

1回、石井(左)は池田にパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)
1回、石井(左)は池田からダウンを奪う(撮影・滝沢徹郎)
1回、石井(右)は池田にTKO勝ちする(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

【プロレス大賞】新日オカダ・カズチカが5度目のMVP アントニオ猪木さんに栄誉賞

アントニオ猪木さん(2020年9月30日撮影)

今年で49回目を迎えた「2022年度プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)の選考会が15日、オンライン形式で行われ、新日本プロレスのオカダ・カズチカ(35)が5度目の最優秀選手賞(MVP)に輝いた。

オカダは、1月の東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠すると、真夏の祭典「G1クライマックス」では史上4人目の連覇を達成し、創設50周年イヤーの団体をけん引。G1優勝決定戦のウィル・オスプレイ戦は、天龍源一郎氏の歴代1位に並ぶ通算9度目の年間最高試合賞(ベストバウト)に選出された。

10月1日に死去したアントニオ猪木さんには、史上初となる「プロレス大賞栄誉賞」が贈られた。選考会には、昨年に続き特別選考委員として小橋建太氏も参加した。

プロレス大賞受賞者は以下の通り。

◆最優秀選手賞(MVP) オカダ・カズチカ(新日本) 3年ぶり5度目

◆年間最高試合賞(ベストバウト) オカダ・カズチカ-ウィル・オスプレイ戦(8月18日 新日本G1クライマックス優勝決定戦 日本武道館) オカダ=2年ぶり9度目 オスプレイ=初受賞

◆最優秀タッグ賞 ジェフ・コブ&グレート・O・カーン(新日本) 初受賞

◆殊勲賞 宮原健斗(全日本) 3年ぶり3度目

◆敢闘賞 グレート・O・カーン(新日本) 初受賞

◆技能賞 エル・リンダマン(GLEAT) 初受賞

◆新人賞 安斉勇馬(全日本)

◆女子プロレス大賞 朱里(スターダム) 初受賞

◆栄誉賞 アントニオ猪木さん

G1を制しコーナートップでトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ(2022年8月18日撮影)
プロレス大賞受賞者

関連するニュースを読む

世界戦19連勝…世界戦17KO…世界戦日本人最短KO…井上尚弥勝利なら記録どうなる?

前日計量を終えフェイスオフを行う井上(左)とバトラー(2022年12月12日)

プロボクシングの世界バンタム級4団体王座統一戦が13日、東京・有明アリーナで行われる。

WBAスーパー、WBC、IBF世界同級王者井上尚弥(29=大橋)が、WBO世界同級王者ポール・バトラー(34=英国)に勝てば、日本人初、史上9人目の4団体統一王者になる。さらに井上自身が打ち立ててきた数々の記録も更新される。井上が勝った場合に、記録はどうなるのか見ていきたい。

◆勝利の場合

★世界戦19連勝=日本歴代1位。

※2位は元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高の14連勝、3位は元WBC世界バンタム級王者の山中慎介の13連勝。

★世界戦19勝=歴代2位。※1位は井岡一翔の20勝。3位は具志堅用高の14勝。

◆KO勝利の場合

★世界戦17KO(19試合)=日本歴代1位。

※2位は10KOでミニマム級~スーパーフライ級まで世界4階級制覇王者の井岡一翔(22試合)と、元WBA世界フーパーフェザー級王者の内山高志(14試合)。4位は9KOで具志堅用高(15試合)と山中慎介(15試合)。

★KO率87・5%(24勝21KO無敗)=歴代日本人世界王者最高。

※2位は元WBAスーパーライト級王者の平仲明信の82%(20勝18KO2敗)。元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史の79%(21勝19KO2敗1無効試合)が続く。

◆1回69秒以内のKO勝利の場合

★世界戦日本人最短KO=18年10月のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)との防衛戦でマークした70秒(1分10秒)の自身の記録を更新。

※2位は平仲明信が92年4月にエドウィン・ロサリオ(プエルトリコ)をKOして王座を奪取した時の92秒(1回1分32秒)。

前日計量を終え拳を合わせる井上(左)とバトラー(撮影・垰建太)
前日計量を終え写真撮影の合間に表情が和らぐ井上(左)。右はポール・バトラー(撮影・垰建太)
前日計量を終え写真に納まる井上(左)とバトラー(撮影・垰建太)
前日計量を終え写真に納まる井上(左)とバトラー(撮影・垰建太)
前日計量で1回目の計量を行う井上(中央)。左は大橋会長(撮影・垰建太)
1回目の計量をオーバーし苦笑いの井上(中央)。左は大橋会長(撮影・垰建太)
1回目の計量をオーバーし苦笑いの井上(右)。左は大橋会長(撮影・垰建太)
前日計量を2回目の計量でパスしポーズを決める井上(撮影・垰建太)
前日計量を2回目の計量でパスしポーズを決める井上(撮影・垰建太)
前日計量を2回目の計量でパスし笑顔を見せる井上(右)と大橋会長(撮影・垰建太)
【イラスト】井上尚弥とバトラー比較表

関連するニュースを読む

【新日本】O・カーンのUEに新たな同盟者「唐ワンくん」改め“帝国の番犬”グレート・K・ワーン

唐津城築城400年記念のイメージキャラクター唐ワンくんを中心にポーズを取るユナイテッド・エンパイア(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:佐賀大会>◇5日◇佐賀・唐津市文化体育館

グレート・O・カーンが支配するユニット「ユナイテッド・エンパイア」(UE)に、新たな同盟者が出現した。

唐津城築城400年記念のイメージキャラクターとして08年に誕生した「唐ワンくん」だ。唐津藩最後の藩主・小笠原長行のかぶとをかぶった犬をモチーフとしたゆるキャラだが、この日はUEのメンバーとともにまさかのリングインを果たした。“帝国の番犬”グレート・K・ワーンとして紹介を受けると、元気いっぱいに自らをアピール。帝国に心酔している様子だった。

新日本は今年、唐津市とコラボ事業を実施。この日は25年ぶり開催の唐津大会となったが、シンボル「唐ワンくん」は、本隊ではなくヒールユニットに加入する形となった。公式動画配信サービス「新日本プロレスワールド」で解説を務めた獣神サンダー・ライガーは、「唐ワン! てめえ裏切ったな」と激怒。リング上からK・ワーンが手を振ると「手を振ってんじゃねえ」と、怒りは収まらなかった。

唐ワンくん改めK・ワーンの“暴挙”は、SNS上でも話題に。「エンパイアはご当地ゆるキャラまで買収するんだ」「いいぞ! 帝国民だ」などと衝撃の声が並んだ。UEは先月5日にもフリーアナウンサーの宮根誠司氏と手を組むなど、帝国拡大を続けている。K・ワーンの加入でメンバーは10人となった。

唐津城築城400年記念のイメージキャラクター唐ワンくんを中心にポーズを取るユナイテッド・エンパイア(提供・新日本プロレス)
O・カーンを見守る唐津城築城400年記念のイメージキャラクター唐ワンくん(提供・新日本プロレス)
唐津城築城400年記念のイメージキャラクター唐ワンくん(唐ワンくん公式ホームページより)

関連するニュースを読む

小林豪己「ミニマム級でももっとおもしろいボクシングを」真正ジムのホープ大差判定で無敗初戴冠

<ボクシング:WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦>◇4日◇エディオンアリーナ大阪

真正ジムのホープ、小林豪己(23)が無敗で戴冠を果たした。同級1位のマルコ・ジョン・リメンツォ(23=フィリピン)と対戦。9回にダウンを奪うなど圧倒した小林が大差判定3-0で勝利した。小林は戦績を5戦5勝(3KO)とした。

激闘を制した小林は「自分的にはもう少しできたと思うが、結果的に勝ててよかった。自分的には20点、もう少し下かな」と辛口。「反省してこれからやっていきたい」と前を向いた。

「ミニマム級でも、もっとおもしろいボクシングをやっていきたい」と意気込みを語った。兵庫・加古川市出身で、神吉中3年から高砂ジムでボクシングを始めた。相生学院高(兵庫)ではインターハイに出場。芦屋大で全日本選手権ライトフライ級8強の実績を積み、プロデビューを果たした。ここまでは順風満帆。5戦目でタイトルを手にし、一気に世界ランク入りが確実となった。

関連するニュースを読む

小林豪己「『ブラボー!』しかない」5戦目で世界ランク入りへ自信 4日WBO地域タイトル戦

WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦に臨む小林(右)とリメンツォ

WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦(4日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が3日、大阪市内の日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局で行われた。

真正ジムのホープ、4戦4勝(3KO)の日本同級4位小林豪己(23)はリミットを100グラム下回る47・5キロ、WBOAP同級1位のマルコ・ジョン・リメンツォ(23=フィリピン)は47・4キロで一発クリアした。

兵庫県加古川市出身の小林は神吉中3年から、高砂ジムでボクシングを始めた。相生学院高ではインターハイに出場。芦屋大で全日本選手権ライトフライ級8強の実績を積み、プロデビューを果たした。ここまでは順風満帆。5戦目で訪れたタイトルマッチで、一気に世界ランク入りを狙う。

「調整は順調でした。(試合展開想定は)最初は様子を見てパンチが当たったら勝ちます。『ブラボー!』しかない。ワクワクしています」。サッカーW杯で快進撃を続ける森保ジャパンの最年長、DF長友の決めセリフをちゃっかり拝借。勝利の際にはリング上で「ブラボー!」を絶叫する。

関連するニュースを読む

元消防士“火消しボクサー”岩崎圭祐3回TKO勝ち「燃えてしまいました」熱々の闘志で相手鎮火

岩崎圭祐対中村祐斗 3回、中村(左)からダウンを奪う岩崎(撮影・前田充)

<ボクシング:スーパーフライ級ノンタイトル8回戦>◇27日◇176BOX

火消しボクサーこと日本スーパーフライ級7位の岩崎圭祐(27=オール)が、鮮やかな3回TKO勝利で“火消し”に成功した。

同級9位中村祐斗(25=市野)と対戦。1回に右フックでダウンを奪い、3回も右ストレートで2度目のダウンを奪う。その後も連打でまとめて、レフェリーストップを招いた。

元消防士の経歴から元世界3階級制覇王者で「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(36)が新たに売り出すべく“火消しボクサー”と命名した。「燃えてるもんは何でも消したる」がコンセプトだが、この日は冷静にジャブを突いていくプランが「向こうのパンチが強くて気迫を感じて燃えてしまいましたね」。自身は熱々に燃えてしまったが、最後は相手の闘志を完全鎮火。戦績はこれで8勝(3KO)2分け3敗とした。

大体大浪商高まで12年間、サッカー少年だった。高校卒業後、公務員になるための専門学校に通いながらオールジムに通った。20歳でプロテストを受験し合格したのも「消防士になるのに有利だと思ったから」。半年間、消防士学校で訓練を積み、消防署に配属されたが、そこではボクサーとしての活動は認められないと通告された。

安定した職と悩んだが、「1度きりの人生。勝負したかった」と消防士の道をあきらめ、ボクサーの道に踏み入れた。ボクシングの技術はまだまだだが、消防士の訓練で腕立て伏せ2時間で鍛えた肉体に秘めたポテンシャルは高い。

プロへの道を決めてから書き始めたノートに「28歳で日本タイトル。30歳までに世界王者になる」と書き記した。来年4月19日に28歳の誕生日を迎える。試合後は興毅氏へ「3150FIGHTの舞台で日本タイトルをやらせてください。よろしくお願いします」と猛アピールした。

岩崎圭祐対中村祐斗 3回、中村(左)からダウンを奪う岩崎(撮影・前田充)
岩崎圭祐対中村祐斗 中村にTKO勝ちし雄たけびを上げる岩崎(撮影・前田充)
ラウンドガールを務める3150ガールズの小森ほたる(撮影・前田充)
ラウンドガールを務める3150ガールズの内田瑞穂(撮影・前田充)

関連するニュースを読む

グレート・ムタが新日本ラストマッチでオカダ・カズチカと共演、握手には応じず天に毒霧噴射

試合後、毒霧を噴き上げるグレート・ムタ。左は矢野、中央はオカダ(撮影・菅敏)

<新日本プロレス 女子プロレススターダム合同興行:有明大会>◇20日◇東京・有明アリーナ

来年2月21日の東京ドーム大会で現役引退する武藤敬司(59)が代理人を務める「魔界の住人」グレート・ムタが、新日本ラストマッチでオカダ・カズチカ(35)と夢の共闘を果たした。

第7試合の6人タッグマッチに登場。オカダ、矢野通と組み、グレート・O・カーン、ジェフ・コブ、アーロン・ヘナーレの「ユナイテッドエンパイア」と対戦した。今年9月に共闘したものの、自ら裏切った事で遺恨が生じたO・カーンと先発で相対。毒霧を読まれ、パイプ椅子や鉄製ステップの持ち込みもレフェリーに阻まれた。

それでも、技で魅了した。ひらひらと舞うポーズを披露すると、ドラゴンスクリュー、シャイニング・ウィザードを惜しみなく連打。ヘナーレにシャイニング・ウィザードを見舞ってオカダをアシストすると、最後は9分48秒、オカダがグロッギー状態のヘナーレにレインメーカー(短距離式ラリアット)を決めて3カウントを奪った。

試合後はO・カーンを挑発してリングに上がらせると、赤い毒霧を顔面に噴射。そして、とどめのシャイニング・ウィザードを打ち込んで、またしてもO・カーンをノックアウトしてみせた。

初共闘を果たしたオカダに握手を求められる場面もあったが、天に向けて毒霧を噴射し、応じず。一人で花道を退き「グッバイ、オカダ。グッバイ、O・カーン。グッバイ、ニュージャパン」と最後の別れを告げた。オカダは「戦ってみたいとも思いましけど、みんなに想像してもらうのもプロレスの楽しみ方。ムタの存在は素晴らしかったです」と、感慨深そうに話していた。

グレート-O-カーン(左)に毒霧を吹き掛けるグレート・ムタ(撮影・菅敏)
グレート-O-カーン(手前)にシャイニング・ウィザードを入れるグレート・ムタ(撮影・菅敏)
試合後、毒霧を噴き上げるグレート・ムタ(撮影・菅敏)

関連するニュースを読む

亀田興毅氏が“但馬ミツロ育成プロジェクト”始動「稼げる舞台を」ヘビー級2選手呼び寄せスパー

亀田興毅ファウンダー(左)と日本ヘビー級王者但馬ミツロが会見した。(撮影・益田一弘)

ボクシング元世界3階級制覇王者で「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(35)が14日「ミツロ育成プロジェクト」をスタートさせた。

日本ヘビー級王者但馬ミツロ(28=KWORLD3)のスパーリングパートナーとして、オーストラリア在住のヘビー級選手2人を呼び寄せた。

17勝(9KO)9敗のルマン・パーセル(27)と3勝(3KO)のジョン・マイラ(32)で、ともにニュージーランド出身の2人は12日に来日。約2週間、日本に滞在して、但馬とスパーリングを重ねていく。

但馬はこの日、大阪市内のジムで、マイラと2回のスパーリングを敢行した。体重100キロを超える2人が接近戦で打ち合った。

日本はヘビー級の選手層が薄く、スパーリングもままならない状態。但馬はキックボクシングなど他競技の選手とスパーリングをしてきたが、同じボクシングのヘビー級選手が相手ならば、全力で臨める。「力いっぱいできる」と喜んだ。

亀田ファウンダーは「思う存分、練習できる環境をつくるだけ。ミツロ(但馬)がヘビー級のパイオニアになる、稼げる舞台をつくる。そのためにまず強くなるのが一番。まだスタートしたばかりだからこれから先を見てほしい」とした。

スパーリング終了後は、オーストラリアのヘビー級事情を知るために、来日した2人を質問攻め。「オーストラリアには59人のヘビー級選手がいるらしい。来年夏にでも、ミツロと行って、練習してくるのもいいかもしれない」と、早くも次のプロジェクトを練っていた。【益田一弘】

亀田興毅ファウンダー(左から2人目)と日本ヘビー級王者但馬ミツロ(同3人目)。左端はスパーリングパートナーのジョン・マイラ、右端は同じく練習相手のルマン・パーセル(撮影・益田一弘)

関連するニュースを読む

新日本プロレスとスターダム合同興行全カードが決定、メインはIWGP女子初代王座決定T決勝戦

新日本プロレスと女子プロレスのスターダムは8日、都内で会見を開き、20日開催の合同興行「Historic X-over(ヒストリック・クロスオーバー)」(東京・有明アリーナ)の全対戦カード11試合(第0試合含む)を発表した。

メインはIWGP女子初代王座決定トーナメント決勝戦の岩谷麻優-KAIRI戦。セミファイナルは、3年間の英国遠征から帰国した海野翔太が、IWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイに挑戦する。来春での現役引退を表明している武藤敬司が代理人を務めるグレート・ムタも参戦。男女混合のミックスドマッチは3試合組まれた。

この日発表された全カードは以下の通り。

◆第0-1試合 オスカー・ロイベ、藤田晃生、大岩陵平、中島佑斗-ケビン・ナイト、ゲイブリエル・キッド、アレックス・コグリン、クラーク・コナーズ

◆第0-2試合 スターダム・ランボー(15選手参戦)

◆第1試合 リオ・ラッシュ、YOH、YOSHI-HASHI、石井智宏-ディック東郷、SHO、高橋裕二郎、EVIL

◆第2試合 レディ・C、AZM、上谷沙弥-テクラ、桜井まい、ひめか

◆第3試合 朱里、トム・ローラー、ジュリア、ザック・セイバーJr

◆第4試合 なつぽい、中野たむ、金丸義信、タイチ-渡辺桃、スターライト・キッド、DOUKI、エル・デスペラード

◆第5試合 林下詩美、棚橋弘至-舞華、後藤洋央紀

◆第6試合 BUSHI、高橋ヒロム、SANADA、鷹木信悟、内藤哲也-ギデオン・グレイ、フランシスコ・アキラ、TJP、カイル・フレッチャー、マーク・デイビス

◆第7試合 グレート・ムタ、矢野通、オカダ・カズチカ-アーロン・ヘナーレ、グレート・O・カーン、ジェフ・コブ

◆第8試合 IWGP・USヘビー級選手権試合 ウィル・オスプレイ(王者)-海野翔太(挑戦者)

◆第9試合 IWGP女子初代王座決定トーナメント決勝戦 岩谷麻優-KAIRI

関連するニュースを読む

【新日本】ワールドタッグリーグ出場チーム発表 現IWGPタッグ王者FTRなど海外の強豪参戦

インゴベルナブレスポーズを披露する内藤哲也(2020年撮影)

新日本プロレスは7日、22日に東京・後楽園ホールで開幕する「ワールドタッグリーグ(WTL)」の出場10チームを発表した。

年末恒例の最強タッグ決定戦。現IWGPタッグ王者FTR(ダックス・ハーウッド、キャッシュ・ウィーラー)を始め、TMDK(マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト)、オージー・オープン(マーク・デイビス、カイル・フレッチャー)など海外の強豪の参戦が決まった。

発表されたチームは以下の通り。

◆アレックス・コグリン、ゲイブリエル・キッド

◆マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト

◆鈴木みのる、ランス・アーチャー

◆バッドラック・ファレ、チェーズ・オーエンズ

◆後藤洋央紀、YOSHI-HASHI

◆EVIL、高橋裕二郎

◆棚橋弘至、矢野通

◆マーク・デイビス、カイル・フレッチャー

◆内藤哲也、SANADA

◆グレート・O・カーン、アーロン・ヘナーレ

同リーグはジュニアの「スーパージュニアタッグリーグ(SJTL)」と同時開催。優勝決定戦は、12月14日の宮城大会(仙台サンプラザホール)で行われる。

タオルを目深にかぶりリングへ向かう鈴木みのる(2021年3月6日撮影)

関連するニュースを読む

大谷新星「悔しさ」残る判定勝ち、全日本でMVP狙う 少年院で辰吉の自伝読み、ボクシング一直線

スーパーフェザー級を判定で制した大谷(撮影・実藤健一)

<ボクシング:新人王西軍代表決定戦>◇6日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

スーパーフェザー級を判定で制した大谷新星(21=真正)は、試合直後から浮かない表情だった。ここまで3戦3勝3KOのパーフェクトレコード。しかし、この日は気持ちが空回った。「MVPを狙いすぎて大振りになった。MVPもKOもできず、一番の悔しさです」と唇をかんだ。

ただしっかり全日本決勝の舞台、後楽園ホールに進んだ。導いてくれたのが元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎だった。この日の出場選手が記したアンケート。大谷はボクシングへの動機の欄に「少年院で呼んだ辰吉丈一郎さんの小説(自伝)を読んでもう1度、ボクシングをして人生を変えようと思った」と書いた。

小学2年から中学卒業まで井岡ジムに通った。「親にいやいや行かされてました。ボクシングが好きではなかった」。中学卒業と同時にジムから足は遠ざかった。工場勤務の仕事も長続きせず、次第に道をそれた。18歳の時、強盗や傷害で少年院へ。その時、母親が差し入れてくれたのが辰吉の本だった。

「少年院に入ってこのままじゃダメだという時期に(本と)出会った。辰吉さんの生き様ですね。50歳を過ぎても現役を公言して頑張っている。かっこいいじゃないですか。普通に勝つんじゃおもしろくない。辰吉さんのように『魅せるボクシング』は学ぶところがたくさんあります」

ボクシングで曲がった道から修正した。真正ジムの門をたたいたのは「自分の名前(新星)も同じですしね」。そして元マル暴の警官だった山下会長の存在。「荒れていた自分の気持ちも分かってくれるし、本当に厳しいですよ。厳しさがないと自分は甘えてしまう」と厳しい環境での再出発を自ら選んだ。

リングシューズには「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」の刺しゅう。「織田信長が特に好きというわけではないけど、武士の生き方はかっこいいんで。リングに上がる時の気持ちです。倒される前に倒してやる」という思いをこめた。

全日本の舞台でやり返す。「大振りではなく、倒すパンチを磨いていきたい。今回はいい経験ができた。荒れていた時期も、それがあっての今。全日本でMVPをとります」。目を輝かせた表情には、荒れていた面影はかけらもなかった。【実藤健一】

スーパーフェザー級を判定で制した大谷(撮影・実藤健一)
スーパーフェザー級を判定で制した大谷(撮影・実藤健一)

関連するニュースを読む