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加藤ケンジがレフェリーストップで勝利 パウンドで圧倒、相手流血止まらず

第2試合 加藤ケンジ対藤原克也 1回、藤原(下)にパンチを浴びせる加藤(撮影・上山淳一)

<RIZIN TRIGGER 1st>◇28日◇兵庫・神戸ワールド記念ホール

加藤ケンジ(31=K.O.SHOOTO GYM/3POUND)が、メインイベンター、萩原京平と同ジムの藤原克也(29=SMOKER GYM)を圧倒した。

山本アーセンにKO勝ちを収めた22大会以来1年3カ月ぶりのRIZIN出場となったが、序盤から全開だった。1回、ゴングと同時に左ストレートでテイクダウンを奪うと、パウンドで圧倒。2回、相手の鼻からの流血が止まらず、レフェリーストップで勝利となった。

第2試合 加藤ケンジ対藤原克也 1回、藤原(右)にパンチを浴びせる加藤(撮影・上山淳一)
第2試合 加藤ケンジ対藤原克也 1回、藤原(下)にパンチを浴びせる加藤(撮影・上山淳一)
第2試合 加藤ケンジ対藤原克也 試合に勝利しトロフィーを受け取る加藤(撮影・上山淳一)

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タイチ&ザック・セイバーJr.首位陥落 必殺技応酬、一進一退攻防も

ヘナーレとにらみ合うタイチ(右)(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ワールドタッグリーグ>◇23日◇神奈川・カルッツかわさき

IWGPタッグ王者のタイチ(41)、ザック・セイバーJr.(34)のデンジャラス・テッカーズが、ヘナーレ、O・カーン組に敗れ、首位の座から陥落した。

試合を通して、どちらに転ぶか予想のできない一進一退の攻防だった。技の読みあい、連係攻撃、必殺技の応酬など、高レベルで試合は展開した。だが、19分5秒、タイチの渾身(こんしん)のハイキックは及ばず、O・カーンに王統流正拳突きからIMPERIAL DROPを受け、3カウントを奪われた。

第87代、89代、91代のタッグ王者だが、前身大会のスーパーグレードタッグリーグ、G1タッグリーグを含め、30年の歴史を持つタッグリーグの優勝とは無縁。ここまでのリーグ戦線でも、ケガから復帰した内藤、SANADAの前タッグ王者組に注目を奪われており「ふざけんな。チャンピオンは誰だと思ってんだ」と、フラストレーションをためてきた。

ここまで開幕3連勝と波に乗っていただけに、痛い敗戦。単独首位の座も内藤、SANADA組に明け渡した。だが、こんなところで足踏みしてはいられない。「俺たちに足りないのはトロフィーだけ」。リング上で、四股踏みや上手投げといったパフォーマンスを見せるなど、大の相撲ファンとしても知られるタイチ。12月15日の優勝決定戦、両国の“土俵”は譲るつもりはない。

ヘナーレに攻撃するセイバーJr(撮影・勝部晃多)

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ハウスオブトーチャー無法連発初勝利 テンコジ相手に反則技オンパレード

試合開始前に相談する裕二郎とEVIL(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ワールドタッグリーグ>◇23日◇神奈川・カルッツかわさき

NEVER無差別級6人タッグ王者の高橋裕二郎(40)、EVIL(34)のハウスオブトーチャーコンビが、開幕4戦目にして初勝利を挙げ、勝ち点2を“横取り”した。

同リーグ2度の優勝経験を誇る天山、小島組との対戦。テンコジ警察相手にも、お構いなしに無法攻撃を連発した。Tシャツでの首絞め、鉄柵攻撃、セコンドのディック東郷との3人がかりのコブラツイスト、かみ付きなど、反則技のオンパレード。極め付きは、関節技をかけられた高橋がタップしたにもかかわらず、EVILが審判の注意をそらし、なかったことに。最後は高橋がケイン攻撃から、天山にBig Juiceをさく裂し、3カウントを強奪した。

6日の大阪大会でSHOとともに、史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指した石井、後藤、YOSHI-HASHI組を退け、ベルトを奪取したが、今リーグでは奮わず。同時開催中のベスト・オブ・スーパージュニアで同王者SHOが4連勝で単独首位をひた走る中、棚橋、矢野組、O・カーン、ヘナーレ組、ファレ、オーエンズ組に開幕3連敗。お決まりの非道攻撃も返り討ちにされ、同門のオーエンズには「ズルはなしのはずだろ?」とたしなめられる始末だった。

ここまでノーコメントを貫いていてきた2人だったが、この日は「見たか。ここから全勝優勝だ!」としたり顔。悪の限りを尽くした男たちが、WTLにさらなる波乱を巻き起こす。【勝部晃多】

棚橋弘至が矢野通とタッグ結成 新日本「ワールドタッグリーグ」14日開幕

棚橋弘至(2021年9月24日撮影)

新日本プロレスは9日、公式サイトで「ワールドタッグリーグ」(14日、後楽園ホールにて開幕)の参戦チームと試合概要を発表した。1リーグ制で全12チームが30分1本勝負の総当たり戦を行う。

チームは以下の通り。

◆棚橋弘至&矢野通

◆真壁刀義&本間朋晃(15年、16年優勝)

◆天山広吉&小島聡

◆永田裕志&タイガーマスク

◆後藤洋央紀&YOSHI-HASHI

◆内藤哲也&SANADA

◆タイチ&ザック・セイバーJr(現IWGPタッグ王者組)

◆鈴木みのる&TAKAみちのく

◆グレート・O・カーン&アーロン・ヘナーレ

◆タマ・トンガ&タンガ・ロア(20年優勝)

◆EVIL&高橋裕二郎

◆バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ

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井上尚弥、12・14両国ディパエン戦を発表 2年1カ月ぶり国内防衛戦

井上尚弥(19年11月撮影)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が12月14日、東京・両国国技館でIBF世界同級6位アラン・ディパエン(30=タイ)との防衛戦(WBA6度目、IBF4度目)に臨むと29日、所属ジムから正式発表された。今年6月、当時のIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦以来、約6カ月ぶりのリング。19年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦以来、約2年1カ月ぶりの国内世界戦となる。またセミではWBO世界ミニマム級1位谷口将隆(27=ワタナベ)が同級王者ウィルフレッド・メンデス(24=プエルトリコ)に挑戦する。

井上は21勝(18KO)無敗で、ディバエンは12勝(11KO)2敗の通算戦績。KO率が85・7%の井上に対し、ディバエンも78・5%と両者ともに8割前後を誇るだけに、危険な打ち合いになりそうだ。スパーリングを始めた10月上旬、井上は2年1カ月ぶりとなる国内世界戦に向け「僕の試合を見てください。見てくれれば満足させる自信はあるので。試合を楽しみにしてくれ、ということです」と自信を示していた。

6月の防衛成功後、7月中旬から本格的にジムワークを再開した井上は年末の世界戦を想定し、9月下旬にフィジカルメニューを中心とした集中的なトレーニングにも取り組んだ。10月に入ってからはディバエンと同じ右構えの練習パートナーとのスパーリングを開始し、順調な調整を続けている。

井上にとって両国国技館での試合は13年12月、へルソン・マンシオ(フィリピン)との東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦以来8年ぶりで、世界戦は初めて。東京オリンピック(五輪)ボクシング競技が開催された会場で、井上が2年1カ月ぶりに日本で世界戦を迎える。

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グレート・O・カーン前哨戦連勝 矢野通のアマレスルール提案も笑い飛ばす

新日本プロレス後楽園大会 矢野通(左)に靴をなめさせようとするグレート・O・カーン(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇25日◇東京・後楽園ホール

グレート・O・カーンが、11月6日の大阪大会で行われるKOPW2021争奪戦の前哨戦で矢野通(43)に連勝した。

24日と同じように、ゴング前に襲撃。矢野の1分近くに及ぶコールをさせなかった。試合でも圧倒。大きな雄たけびを上げ、モンゴリアンチョップをさく裂させた。その後は場外で痛めつけ、ほとんど何もさせなかった。最後はパートナーのヘナーレが真壁を捕らえ、3カウント。消化不良だったO・カーンは試合後も矢野を踏みつけ「KOPW献上しろ」と叫んだ。

24日の試合後、お互いにタイトルマッチでのルールを提案。26日正午から開始される公式ツイッターの投票で決定することになった。矢野はアマチュアレスリングルールを主張。一方のO・カーンは通常のプロレスルールで行った後、敗者が勝者の靴をなめるというルールを提案した。毎回想定外の攻撃や小技を仕掛けてくる矢野と真っ向勝負で対峙(たいじ)し、屈辱を味わわせるつもりだ。

実は両者のバックボーンはともにレスリング。O・カーンは全日本選手権で優勝経験があり、矢野も00年全日本学生選手権でフリースタイル、グレコローマンの両部門を制覇するなど、お互いにレスリングで名をはせてきた。

五輪強化指定選手にも選ばれたこともあるO・カーンは、矢野の提案に「アマチュアレスリングマッチ?。フハハハハ。記憶はないが感覚はある。本当にそのルールで勝てるのか?」と笑い飛ばした。その上で「まだ通常のプロレスで、いつもみたいにゴキブリみたいにはいずり回っていた方が勝機はあるんじゃねえか?」とまで口にした。どんなルールが採用されようとも、負ける気はない。【松熊洋介】

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“天才ムエタイ少年”吉成名高4戦全勝KO飾る「圧倒的な試合で勝ちたい」

<RIZIN31>◇24日◇ぴあアリーナMM

ムエタイのラジャダムナン&ルンピニー認定ミニフライ級統一王者の吉成名高(20=エイワスポーツジム)が、圧倒的な強さでRIZIN参戦4戦全勝4KOを飾った。

53・5キロ契約の肘ありキックボクシングルール3分3回戦制で、ジャパンキックボクシングフライ級王者の石川直樹(35=team LIT)と対戦。ミニフライ級から階級を上げた吉成は、過去最高ウエートでの試合となったが、開始50秒で左ひじ打ちを石川の顔面に決めて最初のダウンを奪うと、1分40秒すぎにも左ひじ打ちで2度目のダウンを追加。その後はローキックで石川をロープに追い詰めると、最後は左ボディーストレートからの右フックで3度目のダウンを奪い、初回レフェリーストップ勝ちした。

17歳でムエタイのタイトルを獲得した“天才ムエタイ少年”は、試合後リング上で「年末もRIZINを盛り上げたいと思っているので、この階級の強い人たちにも圧倒的な試合で勝ちたい」と、さらなるビッグマッチを希望した。

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新日本11月の大阪大会全カード発表 3つのタイトルマッチなど9試合

鷹木信悟(2021年5月24日撮影)

新日本プロレスは23日、大阪大会(11月6日、エディオンアリーナ大阪)の全カードを発表した。3つのタイトルマッチと2つの権利証争奪戦を含む、全9試合が行われる。

メインイベントは、IWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟が、挑戦者ザック・セイバーJrを迎え、3度目の防衛戦に挑む。セイバーJrは、今秋のG1公式戦で鷹木から勝利を挙げており「ベルトの挑戦は保証されてるってことだ!」とコメントを残していた。IWGPタッグ王座との2冠達成となるか注目される。

セミファイナルは、G1王者オカダ・カズチカが、タマ・トンガを相手に、来年1月に東京ドームで行われるIWGP世界ヘビー級選手権の挑戦権をかけ、対決する。オカダは唯一、G1公式戦で黒星を喫した相手にリベンジを果たせるか。

その他の主な試合は以下の通り。

◆第4試合・60分一本勝負「NEVER無差別級6人タッグ選手権試合」(王者組:YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀 挑戦者組:SHO、高橋裕二郎、EVIL)

◆第5試合・時間無制限一本勝負「『KOPW 2021』争奪戦」(保持者:矢野通 挑戦者:グレート・O・カーン)

◆第6試合・60分一本勝負「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」(王者:ロビー・イーグルス 挑戦者:エル・デスペラード)

◆第7試合・60分一本勝負「IWGP USヘビー級選手権試合」(王者:棚橋弘至 挑戦者:KENTA)

オカダ・カズチカ(21年10月)

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IWGP世界王者鷹木「好き放題…」自称王者オスプレイとSNSバトル

鷹木信悟(2021年9月5日撮影)

新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟(38)が、自称IWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイ(28)とSNSバトルを繰り広げている。

5月に首負傷により保持していた同王座を返上し、英国に帰国していたオスプレイが8月の新日本の米ロサンゼルス大会に登場し復帰を表明。王座返上を不服とし、IWGP世界ベルトを持参して自称王者を名乗って米マットで活動している。その自分勝手な言動に、現王者の怒りは頂点に達しつつある。

新日本米国大会でのオスプレイの記事を引用しながら、鷹木は自らの公式ツイッターで「自称の割には毎回記事にしてるよな。こいつは5・4福岡以来、突然姿を消しといて好き放題やってんのか…本当に良い身分だよ」とあきれた気持ちを吐露。オスプレイが所属するユニット「ユナイテッド・エンパイア」のメンバーがG1クライマックスで奮闘していることを挙げ「ジェフ(・コブ)や(グレート)O・カーンが必死こいてG1で試合しているのに」とバッサリ。最後は「そろそろ新日本から得意の厳重注意でもしたらどうなんだ?(笑)」と皮肉交じりにつづった。

一方、鷹木の投稿を引用しながらオスプレイは「私はやりたいことが何でもできる」と反撃。今年5月に鷹木との初防衛戦(福岡)で勝利している経緯もあり「その偽物ベルトを米国に持ってこい。福岡の時のように恥ずかしい思いをするんだ。筋肉は大きなドラゴンだが、お前は小さいドラゴンボールだよ」とこき下ろしていた。

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初優勝狙ったジェフ・コブ、因縁オカダ・カズチカのレインメーカーに屈す

オカダ・カズチカ対ジェフ・コブ オカダ(左)にツアー・オブ・ジ・アイランドを見舞うジェフ・コブ(撮影・垰建太)

<新日本プロレス:G1クライマックス31>◇20日◇東京・日本武道館◇Bブロック最終戦◇観衆2088人

オカダ・カズチカ(33)が14年大会以来7年ぶり3度目のG1制覇に王手をかけた。

Bブロック最終戦で、首位争いを繰り広げてきた宿敵ジェフ・コブとの直接対決を得意技のレインメーカーで仕留めた。21日の優勝決定戦(東京・日本武道館)では、18日、一足先にAブロック1位を決めた飯伏幸太と対戦する。

  ◇  ◇  ◇

初優勝を狙ったジェフ・コブは、引き分け以上で突破が決まる有利な条件だったが、最後にレインメーカーに屈した。

オカダを軽々と持ち上げ、リング上を走り回り、投げ飛ばした。今大会を象徴する戦いを貫いたが、勢いを止められなかった。9月4日メットライフドーム大会で勝利した際に「雨は止んだ」と豪語していたが、因縁の相手に終止符は打てず、またカネの雨を降らせてしまった。

4勝5敗と負け越した昨年の大会後にO・カーンらのUNITED EMPIREに加入。環境が変わり「去年のコブとは全く違う。恐ろしいモンスターだ」と迫力とパワーに磨きをかけ、頭角を現した。04年アテネ五輪レスリング代表のパワーと技術で圧倒。当時から30キロ以上増えた119キロながら、寝技では素早く相手の背後に回り込み、その場飛びのムーンサルトを決めるなど、軽やかな動きも披露。Bブロックのトップを走り続けたが、初の頂点には届かなかった。

◆G1クライマックス 91年から始まった、ヘビー級選手によるシングルのリーグ戦。これまでは夏に行われていたが、コロナ禍により、昨年、今年と秋開催となった。20選手がA、Bの2ブロックに分かれ、総当たり戦(勝ち=2、引き分け=1、負け=0)を行い、1位同士が21日(日本武道館)に優勝決定戦を戦う。優勝すれば、鷹木の持つIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する流れとなっている。最多優勝は蝶野正洋の5回。

オカダ・カズチカ対ジェフ・コブ コーナーから高い打点のドロップキックを見舞うオカダ(上)(撮影・垰建太)
オカダ・カズチカ対ジェフ・コブ リングから場外のジェフ・コブ(右)に飛び込むオカダ(撮影・垰建太)

セイバーJr.最後に力尽きた タンガ・ロアに敗れ優勝決定戦逃す

ザック・セイバーJr.対タンガ・ロア 場外でザック・セイバーJr.(上)をたたき落とすタンガ・ロア(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

勝ち点12でトップに並んでいたザック・セイバーJr.(34)がタンガ・ロア(38)に敗れ、21日の優勝決定戦進出を逃した。

ゴング早々に仕掛けていったが、場外戦で流れをつかまれ、その後もロアのパワーに圧倒された。得意の絞め技もうまくかわされ、防戦一方。最後は攻撃をかわされ、逆転の3カウントを奪われた。敗戦後はぼう然とした表情を見せ、その後に両手で顔を覆い、悔しがった。

内藤、鷹木、飯伏、O・カーンと開幕から得意の関節技で次々とギブアップを奪い、一時はトップを走るなど快進撃を続けたが、最後に力尽きた。現在、タイチとIWGPタッグのベルトを持つが「シングルでも強いことを証明する」と毎回違うテクニックを使い、勝利を重ねた。それでも5戦目に石井、7戦目にKENTAに敗れて失速。5年連続5度目の出場だったが、初優勝にはあと1歩届かなかった。

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亀田興毅会長「夢を実現させたい」日本人初の世界ヘビー級王者育成に意欲

12月16日に大阪で開催する興行の発表会見に臨んだ3150ファイトクラブの亀田会長(中央)と参戦するヘビー級の但馬(左端)と元WBA世界ミニマム級王者宮崎

ボクシング元世界3階級制覇王者の315Oファイトクラブ亀田興毅会長(34)が日本人初の世界ヘビー級王者育成に強い意欲を示した。

16日、都内で会見を開き、12月16日にメルパルクホール大阪で3150ファイトVOL・1大会を開催すると発表。緑ジムから移籍してきたアマ5冠の日本ヘビー級ホープ但馬(たじま)ミツロ(26)が同興行でプロデビューを果たすことが決まった。対戦相手は現在調整中だ。

亀田会長は「(但馬は)身体が大きいし非常に身体能力が高い。まずは『但馬改造計画』を進め、少し身体を絞っていきたい。日本人の世界ヘビー級王者という長年の日本ボクシング界の夢を実現させたい」と大きな期待を寄せた。

ヘビー級のマーケットは金銭的なことも含めて世界に広がっている。同会長は「海外でのマーケットは広いので、活躍していけば商品価値はどんどん上がっていくと思います」と強調。WBC世界同級王者タイソン・フューリー(英国)が前王者の同級1位デオンテイ・ワイルダー(米国)との3度目対決で数百万ドルを稼いでいる例を挙げながら「(但馬は)活躍できると思っています。この選手が100億稼ぐぐらいになったら、自分は『かばん持ち』したいと思います」と育成に力を入れる考えだ。

そんな亀田会長の大きな期待を受け、但馬は「これまでの重量級が見せられなかったことをみせようと思います」と気合を入れ直していた。

12月16日に大阪で開催される3150ファイトVOL1大会の会見に臨んだ亀田興毅会長(中央)と参戦するヘビー級の但馬(左)。右は元世界王者の宮崎

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亀田興毅氏「大成功収めたい」3150ファイトクラブが12・16大阪興行

12・16大阪で開催される3150ファイトVOL.1大会の会見に臨んだ亀田興毅会長(中央)と参戦するヘビー級の但馬(左端)、元世界王者宮崎

ボクシング元世界3階級制覇王者亀田興毅氏(34)が会長を務める315Oファイトクラブは16日、12月16日にメルパルクホール大阪で「3150ファイトVOL・1」大会を開催すると発表した。元WBA世界ミニマム級王者宮崎亮(33)が所属選手として現役復帰戦を予定。今年6月に腰痛でプロデビューが中止となっていたアマ5冠の日本ヘビー級ホープの但馬(たじま)ミツロ(26)が緑ジムから移籍。同興行でプロデビューを予定している。 亀田会長は「まず1回目、大成功を収めたい。見ている人にボクシングが面白いと思ってもらえるように。ボクシング界に自分なりの恩返ししたい」と口にした。5年ぶりの現役復帰戦となる宮崎は「興毅社長に感謝して、しっかり仕上げて試合に立とうと思います」と意気込み十分。但馬は「これまでの重量級が見せられなかったことをみせようと思います」と意気込んだ。

また3150ファイトクラブ所属の船橋真道(25)、佐々木る玖(19)のプロ2戦目、福重浩輝(28)、北田章大(24)、檜皮田知也(26)の3人がそれぞれ4回戦デビューする予定だ。対戦相手は今後発表される。なお興行はABEMAで生中継される。

9月25日、大阪・豊中市で自主興行を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて断念。今回が仕切り直しの興行となる。

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鷹木信悟、痛めた脇腹に集中攻撃受けるもトップ並ぶ6勝 史上3人目快挙へ

新日本プロレスG1クライマックス グレート・O・カーンに勝利し、ファンの拍手に応える鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本G1クライマックス31>13日◇ゼビオアリーナ仙台◇観衆1303人◇Aブロック8戦目

IWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)が、グレート・O・カーンに勝利し、勝ち点12でトップに並んだ。

相手から痛めている脇腹を集中的に攻められ、中盤以降は苦しんだ。「満身創痍(そうい)。でもこれがG1。これがプロレス」と1歩も引かずに受けて立った。20分を過ぎて立ち上がると「もっと遊ぼうぜ」とエルボー合戦。脇腹のテーピングを取り、気合を入れると最後はパンピングボンバーでO・カーンを1回転させ、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めた。

負ければ優勝の可能性がなくなる一戦で勝ち切った。「プロレスラーは生き様を見せてナンボだ。これで6勝2敗。やっとトップに並んだ」。18日の最終戦は高橋裕二郎と対戦。優勝決定戦に進出するには勝った上で、他選手の結果次第となるが「他力本願なのは悔しいが、可能性がゼロじゃない限り諦めない。最後まで何が起こるか分からない」と語った。「できるのは俺しかいない」という史上3人目となる王者でのG1制覇へ最後まで戦い抜く。

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飯伏幸太6勝目でG1・3連覇へ前進 “久々再会”O・カーンを下す

グレート-O-カーンに勝利し、マイクパフォーマンスをする飯伏幸太(撮影・上山淳一)

<新日本:G1クライマックス31・大阪大会>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

史上初の3連覇を狙う飯伏(いぶし)幸太(39)が、O・カーンを下し、6勝目で大目標に前進した。20分22秒、カミゴェからの片エビ固めで勝利した。

激闘に次ぐ激闘だった。飯伏はボクシングスタイルでパンチからの後ろ蹴りを見舞う。しかし、O・カーンもひるまず、主導権を奪いにきた。

試合後はロープにもたれ、しばらく動けないほどのダメージを示した。コメントスペースでも座り込み、「ああやばい、やばい。久しぶりにプロレスを堪能しました。いやあ、久々に体重差っていうのがありましたね、はい。競技としてのプロレスができたというか」と充実感を口にした。

コロナ禍も含め、苦難の1年を締めくくるべく歩みを進めた。今年7月に誤嚥(ごえん)性肺炎を発症。見せ場となる試合で欠場を余儀なくされたが、V3がかかる今大会できっちり復帰を果たしてきた。だれも成し遂げていない偉業へ、その歩みを止めない。【実藤健一】

第6試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 飯伏幸太対グレート-O-カーン(撮影・上山淳一)
グレート-O-カーンにハイキックを浴びせる飯伏幸太(撮影・上山淳一)
グレート-O-カーンにカミゴェを繰り出す飯伏幸太(撮影・上山淳一)
グレート-O-カーンに勝利した飯伏幸太(撮影・上山淳一)
入場し、リングインするグレート-O-カーン(撮影・上山淳一)

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石井智宏「リングで生き様見せてみろ」O・カーンと初対決で激闘勝利

新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第6試合 Aブロック公式戦 石井智宏対グレート・O・カーン 勝った石井智宏(左)(撮影・加藤孝規)

<新日本プロレス:G1クライマックス31 広島大会>◇7日◇広島サンプラザホール

メインはNEVER6人タッグ王者の石井智宏とグレート・O・カーンがシングル(30分一本勝負)で初対戦した。

O・カーンが主導権を握るが、石井が垂直落下式ブレーンバスターをさく裂させ、最後は片エビ固め。26分26秒で激闘を制した。

石井は試合後、「O・カーン、こういう試合だったら何度だってやってやる。結局リング外で何をやってもリング上がすべてなんだよ。リングで生き様見せてみろ。それからの話だ。今日で勝ち越し4-3(4勝3敗)か。いや違うな。俺の中ではイーブンだ。大阪で公式戦じゃねえけど、勝って勝ち越してやるよ」。

激闘の興奮も冷めないままにまくしたてた。

かなりのダメージを負いながら、つかんだのは大きな勝利。石井が今後の戦いに向けて、前進するきっかけをつかんだ。【実藤健一】

新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第6試合 Aブロック公式戦 石井智宏対グレート・O・カーン(左)(撮影・加藤孝規)
新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第6試合 Aブロック公式戦 石井智宏対グレート・O・カーン(上)(撮影・加藤孝規)
新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第6試合 Aブロック公式戦 石井智宏対グレート・O・カーン(右)(撮影・加藤孝規)

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石井智宏、垂直落下式ブレーンバスターで全勝セイバーJr.に初黒星付けた

ザック・セイバーJr.に垂直落下式ブレーンバスターを決める石井智宏(撮影・白石智彦)

<新日本:G1クライマックス31>◇3日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

気迫で勝利を呼び込んだ。リーグ戦Aブロック5戦目が行われ、石井智宏(45)が全勝のザック・セイバーJr.(34)に、初の黒星を付けた。これでリーグ成績は不戦勝を含めた3勝3敗の勝ち点6となり、優勝争いへ望みをつないだ。

序盤は、乗りに乗っている強敵にリードを許す展開。執拗(しつよう)に攻められ続けた右腕がけいれんを起こすなど、体力の限界のように思われた。それでも、そこからはい上がり、サポーターを脱ぎ捨てると、右腕をコナーに何度も打ち付けて気合を入れ直す。最後は渾身(こんしん)のラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターをさく裂させ、試合を決めた。

NEVER無差別級6人タッグ王者も、G1はKENTAや飯伏らの前に3連敗を喫する苦しい立ち上がり。同じベルトを持つBブロック0勝の後藤や1勝のYOSHI-HASHIとともに苦杯をなめてきた。だが、マイペースを貫き、9月30日のロア戦に続く価値ある1勝をつかんだ。

次戦は7日、広島でグレート・O・カーンと対決する。勝負はこれから。不屈の男は最後に、右腕を高々と突き上げ「俺はそう簡単には壊せねえんだ!」と叫んだ。

ザック・セイバーJr.に片エビ固めを決める石井智宏(撮影・白石智彦)
ロープを使い石井智宏を攻めるザック・セイバーJr.(撮影・白石智彦)
ザック・セイバーJr.(右)と額を合わせる石井智宏(撮影・白石智彦)

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勝てば官軍!KENTA手段選ばぬ“奇策”でO・カーンから3カウント強奪

グレート-O-カーン(左)を挑発するKENTA(撮影・白石智彦)

<新日本:G1クライマックス31>◇3日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

「勝てば官軍」を地でいった。リーグ戦Aブロック5戦目が行われ、KENTA(40)がグレート・O・カーンに手段を選ばない「奇策」で勝利を挙げた。

レフェリーの目を盗んで金属バットを取り出すと、それを受け止めたO・カーンが逆に反則を疑われる展開を演出。隙ができた相手の背後から、すかさずローブローを決め、3カウントを強奪した。

勝利後、KENTAは試合前の約束通り「やれ!やれ!やれ~!グレオカ!」と力強い口調で土下座を要求。だが、O・カーンに反撃のエリミネーターを受け、リングから逃げられた。その後フラフラと立ち上がったKENTAは、イラ立ちを見せながら花道を後にした。

この日の勝利でリーグ成績を4勝2敗(勝ち点8)としたKENTAは、飯伏やザック・セイバーJr.ら4人と並んでトップに躍り出た。次戦は7日(広島)、高橋ヒロムと対戦する。「まあ、楽しみにしといて」と不敵な笑みを見せた。

KENTA(中央)を攻めるグレート-O-カーン(撮影・白石智彦)

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「俺は無敵だ」“技のデパート”ザック・セイバー無敗対決制し4連勝

グレート・O・カーン(左)にキックを決めるザック・セイバーJr.(撮影・鈴木正人)

<新日本G1クライマックス31>9月30日◇後楽園ホール◇観衆689人

Aブロックの全勝対決は、ザック・セイバーJr.(34)が、グレート・O・カーンを破り、無傷の4連勝で勝ち点8とした。ザックの領域である関節技対決に挑んできたO・カーンを寄せ付けず、最後は空中三角絞めでギブアップを奪った。

ロープを使った技は1度もない“レスリング対決”を制した。「あいつのレスリングの力はすごいよ。でも最後にギブアップを奪ったのはこの俺だ」と堂々と言い放った。得意の関節技で、内藤、鷹木、飯伏に続いて4試合連続でギブアップ勝利。しかもすべて異なる技でのKOに「みんな1個のテクニックに頼りすぎ。他のやつに効果的でも、世界最高のテクニカルレスラーには通じないんだよ」と豪語した。

寝技対決には絶対の自信がある。技をかけられてもうまくすり抜け、いつの間にか自分の体勢に持ち込む。相手に飛びかり頭を捉えると、さらに足や腕を同時に絞め上げるなど、臨機応変に対応することができる。「その時々で違うテクニックを使っている。相手が何を繰り出してこようと、俺は無敵だ」。いつ、どんな状況でも、勝利に導く切り札を持つ“技のデパート”で、これからもレスラーたちを苦しめる。【松熊洋介】

グレート・O・カーン(左)に腕ひしぎ逆十字を決めるザック・セイバーJr.(撮影・鈴木正人)
グレート・O・カーン(左)を破り雄たけびを上げるザック・セイバーJr.(撮影・鈴木正人)
グレート・O・カーン(手前)を攻めるザック・セイバーJr.(撮影・鈴木正人)

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「余の試合は全部見返せ」単独首位グレート・O・カーン 勢い加速の3連勝

新日本プロレスG1クライマックス 高橋裕二郎に大空スバル式羊殺しを決めるグレート・O・カーン(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>26日◇兵庫・神戸ワールド記念ホール

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、初出場のグレート・O・カーンが3連勝を飾り、欠場した内藤の不戦勝を含め、勝ち点8で単独首位を守った。

高橋裕二郎(40)にエリミネーターをさく裂させ、3カウントを奪った。

序盤から右肩に狙いを定めて攻撃してくる高橋に、得意のモンゴリアンチョップで流れをつかむと、大空スバル式羊殺しで終盤一気にたたみかけた。「全勝だ。単独首位だ」と高らかに叫び、さっそうと花道を引き揚げた。

昨年のG1途中に乱入し、新日本に参戦。現在はユニット「UNITED EMPIRE」を引っ張り、1年間“帝国”を支配してきた。アンチなファンも多いが「名前でプロレスしてねぇんだよ。体と魂でプロレスしてんだよ」と豪語した。次戦は30日、同じ無敗のセイバーJr.と対戦する。「G1覇者になる男の生きざまを見ねぇなんてプロレスファン失格だ。余の試合は全部見返せ」とファンに向けてほえた。勢いを加速したドミネーターが、16年のケニー・オメガ以来となる初出場での優勝を狙う。

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