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金髪矢野通の暴走はさみ攻撃にオーエンズ降伏「頭おかしいのか」 新日本

オーエンズ(左)にはさみを突きつける矢野(撮影・小沢裕)

<新日本:メットライフドーム大会>◇4日◇メットライフドーム

KOPW2021争奪戦は挑戦者の矢野通(43)がチェーズ・オーエンズに勝利し、今年7月以来の保持者となった。

マイクを使用して相手に「I Quit(ギブアップ)」と言わせた場合のみ決着が付くルール。大会前のファン投票で、矢野の案が採用されていた。反則裁定なしのため、スチールのごみ箱、ラダー、テーブル、テキサスストラップ、手錠などさまざまな“凶器”が飛び出した。

ヒールユニット「G.B.H」時代のように髪を金色に染め、気合を入れて臨んだ矢野は終盤、場外の鉄柵に手錠でつながれたが、テーピングの下にカギを仕込んでおり、脱出に成功。その後、逆にオーエンズに手錠をかけると、最後は、はさみを持ち出し、突きつけて降伏させた。矢野は「それくらいの肝っ玉で、俺にけんか売ろうなんて、100万年、いや100億年早いんだよバカヤロー」と笑顔。オーエンズは「頭おかしいのか、目玉を取られる所だった」とうなだれた。

このタイトルとトロフィーへの思いは強い。昨年KOPW2020保持者として終え、21年1月の大会でも21選手による時間差バトルロイヤルを制し、初代保持者となった。その後は登場のたびにトロフィーを壊され号泣する場面もあったほど。4月の「暗闇創造黒頭巾マッチ」では勝利したものの、前哨戦では毎回暗転後に襲われ、夜も眠れないほど苦しんだ。7月の時間差バトルロイヤルではラストに登場するも、失格になったはずの高橋裕二郎に攻撃され、オーエンズに優勝をさわられていただけに、喜びは格別だった。

反則技を使いながら、使われながら…。ヒール時代に戻ったように暴れ回った矢野は、大好きなトロフィーを手に悠々と花道を後にした。【松熊洋介】

オーエンズ(右)にゴムチューブをたたきつける矢野(撮影・小沢裕)
場外乱闘でオーエンズ(右)にドラム缶を投げ付ける矢野(撮影・小沢裕)
矢野をコーナーに縛り付け、竹刀攻撃を浴びせるオーエンズ(撮影・小沢裕)

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新日矢野通オーエンズとの前哨戦勝利9・4「KOPW2021」争奪に弾み

新日本プロレス後楽園大会 チェーズ・オーエンズにマイクを突きつけ「I Quit」と言わせようと試みる矢野通(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇17日◇後楽園ホール◇観衆428人

矢野通(43)がチェーズ・オーエンズとの前哨戦に勝利し、9月4日大会での「KOPW2021」争奪戦に向け、弾みを付けた。

同争奪戦では、両者の提案したルールのうち、どちらを採用するかを現在SNSで投票中だ。矢野が提案したのは「反則なしで、相手にマイクでギブアップと言わせる」というもの。この試合で試そうと、開始早々マイクを突きつけ、ギブアップを迫ったが、邪道に妨害された。その後は一方的に攻撃されたが、パートナーの真壁に助けられ、最後に邪道を丸め込んで制した。

昨夏から「KOPW2020」を守り抜き、今年も「KOPW2021」を保持していたが、7月の東京ドーム大会で奪われた。前哨戦ではいつも以上に大きな声を上げ、自らを鼓舞するなど闘争心をあらわにしている。「あまり俺を怒らせるなよ」とイライラを募らせている。

一方「KOPW2021」保持者のオーエンズは「両選手の手首をテキサス・ストラップでつなぎ、4つのコーナーパッドを連続してタッチした方が勝者」というルールを提案した。今年2月27日大阪城大会で矢野と対戦した際に苦しめた経験があり、再びの申し入れ。今シリーズの前哨戦でも毎試合後に矢野を襲撃し、テストしている。この日も敗れはしたが、試合後に矢野をテキサスストラップでメッタ打ちにした。「仮にお前のルールが選ばれても、ストラップは禁止されていない。お前の両親に代わってお仕置きしてやる」と勝利を確信する。

投票締め切りは18日の昼12時。果たしてどちらのルールが採用されるのか。決まった後の24日からの前哨戦も激しい戦いとなる。【松熊洋介】

新日本プロレス後楽園大会 試合後チェーズ・オーエンズ(左)は、テキサスストラップで矢野通を襲撃する(新日本プロレス提供)

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白鵬が一夜明け会見で重圧明かす「『引退』という2文字が隣に来てました」

45度目の優勝を果たした名古屋場所千秋楽から一夜明けてリモートでの会見に出席し、会見を終えて報道陣に手を振る白鵬

大相撲名古屋場所で史上最多を更新する45回目の優勝を全勝で飾った横綱白鵬(36=宮城野)が、千秋楽から一夜明けた19日、オンラインで会見に臨んだ。以下一問一答。

◇ ◇ ◇

-今の心境は

白鵬 厳しい激しさを乗り越えて、素晴らしい日だね、今日は。最高です。

-充実感か

白鵬 そうだと思います。

-名古屋場所は

白鵬 本当に自分の相撲人生というか、今ままでのこともあったし、44回の優勝と比べても思い出になるというか、上位になる。

-理由は

白鵬 相撲人生を懸けた。

-結果は

白鵬 信じられないですね。(変化は)ありましたね。肉体的にも精神的にも大きくなった。

-序盤は厳しかった

白鵬 取りこぼさなかったのが大きかった。(初日に)よし、いけるという表情ですよね。

-手応えは

白鵬 初日じゃないですか。例えばね、分かりやすく説明すれば野球選手なら左打者が右打者になる。その立ち合いで勝ったというのが大きかった。軸の足が右なんで。左から踏み込むのは違和感あった。それがピタッと合ったのが3日目だった。調整が三段目だからね(場所前)。右打者が左で打つということだから。シーズン中だよ。

-気迫を全面に

白鵬 追い込まれました、随分。横綱昇進してから大鵬さんからアドバイスしてもらいましたが、横綱というのは常に(引退を)考えないといけない。あの大鵬さんが言った言葉ですから。綱の重みはずっと感じてきた。それをこの場所で「引退」という2文字近づいて、本当にとなりに来てました。自分を奮い立たさせていきました。

-「進退」が消えたのは

白鵬 やっぱり勝ち越しですかね。横綱になっても勝ち越しは1つクリアというか。自分の中でも横綱の勝ち越しは10勝、ノルマは12勝。12番なった時に「優勝目指そう」気持ちになった。

-今、進退は

白鵬 それは僕が考えることじゃないんで。横綱は体だけ整えればやれるというものでもない。

-右膝は

白鵬 いい方ですよ。多少、水たまってますね。今日、朝起きたらそう感じた。

-照ノ富士の存在

白鵬 (取組)後の方がプレッシャーありますからね。本当に安定感ある相撲だったね。緻密な動きしていた。

-照ノ富士の連勝は重圧

白鵬 今思えばそうだよね。(千秋楽は)まず思い切っていこうと。相撲というのは2本の足、2本の手、すべて使うもの。足の部分でどうだったのかなとは思う。それが36歳になっても健在だったということ。

-2横綱になる

白鵬 千秋楽に感じたことは正直、横綱としてやってくれる。

-今後の目標

白鵬 朝起きた時に今日、何もないんだよなという気持ちよさを久しぶりに味わったよね。稽古行かなくていい、体動かさなくていい。次となったら勘弁してもらいたい。責任が1人から2人になりますから。ちょっと楽になるかな。重ね重ね、いろんなものがあったからね。進退、おやじとの約束もあった。ナーダムも中止になった。(モンゴル)国民の8割が相撲見てたんですよね。昨日、電話すごかったですよ。記念すべき45回目の優勝を成し遂げた。自分で言うのも何ですが自分をほめたいです。

-東京五輪への思い

白鵬 (父の五輪銀メダル)10日目過ぎてから気持ちを高めたいと思って。千秋楽の土俵入り前にメダルが届いた。私も楽しみにしている。本来なら行って応援したいけど。勇気も与えたんじゃないかと思う。

-14日目、正代戦は

白鵬 膝がよくないからね。どうしても踏み込み負けしたくなかった。朝起きてあの仕切り。あそこまで下がるとは思ってなかったけど。

-横綱900勝への思い

白鵬 東京五輪2020への思いに対して「言葉」の大事さ。3月に手術してから「900」という目標。数字というものは自分を奮い立たせる。今場所は6場所休んでから。よくない記録かもしれないが、そこはしっかりしていきたい。

-家族とは

白鵬 おやじの銀メダルずっとつけていた。子どもたちもずっと触って。パパを誇りに思ったんじゃないかと思う。自慢のパパでしょ。

-右膝の状態は

白鵬 おかげさまで15日間ずーっと同じ。悪くもなければよくもならない。自分の感覚では水はたまっているが、これから休めるんで水も抜けると思う。

-千秋楽の感情は

白鵬 進退、引退というのが自分に迫ったのは初めて。12勝した時点でクリアしたとは思ったが、もうひとつのクリアが優勝。それを成し遂げた。国民の7割が照ノ富士が勝つと予想していたとして、自分もどうなのかなと。炎鵬が付け人してくれて支えてくれた。「やったよ」という思いが出たんだと思う。

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新日本 矢野通「祭りだ!ロイヤルランブルだ」4度目トロフィー争奪戦示唆

新日本プロレス後楽園大会 外道(中央)にコーナーパッドを渡し、攻撃を仕掛ける矢野通(左)(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇22日◇後楽園ホール◇観衆328人

KOPW2021保持者の矢野通(43)が、7月25日東京ドーム大会での争奪戦開催を示唆した。

「俺が東京ドームに出るために、これをかけて戦ってやる」と宣言。今年1月の東京ドーム大会から守り続けているトロフィーをかけ、4度目の戦いに挑む意志を示した。

これまでもさまざまなルールを提示し、乗り越えてきた。1月は2日間、21選手によるバトルロイヤル。2月にはストラップでつながれた状態で4つのコーナーパッドを外していくテキサスストラップマッチでオーエンズを破った。前回4月はEVILと対戦。両者の案にファンがSNSで投票し、矢野の暗闇創造黒頭巾マッチに決定。それまでトラウマとなっていた暗闇を見事克服し、トロフィーを守った。

今回のルールは決まっていないが「誰でも、何人でもいい。各選手に応援しているファンがいるだろ。全員を幸せにするには…分かるだろ! 祭りだ! ロイヤルランブルだ」と提言した。昨年8月に保持者となったKOPW2020から今年の2021と約10カ月トロフィーを守り続けている。試合のたびにリングに持って行くが、暴れ出した相手に壊されることもしばしば。涙を流しながらそのたびに自ら修理して、またリングに持ち込むなど、思い入れは強い。

この日の試合では、オカダ、IWGPジュニアタッグ王者のSHO、YOHと組んで8人タッグに出場。相手の背中ひっかき対策としてTシャツをパンツにしっかり入れて戦うも途中で脱がされて失敗。それでもいつもの矢野らしく、仲間の助けをうまく利用しながら勝利した。得意のコーナーパッド外しはわずか数秒で行うという神業も持つ矢野。今回の争奪戦はどのような秘策、ルールを考えてくるのか。今後の発言に注目が集まる。【松熊洋介】

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「ハイスペックな勝利の女神」K1ガールズ新メンバー最後の6人目小島みゆ

2021年「K-1 GIRLS」のキャプテンを務める小島みゆ(C)K-1

K-1実行委員会では、このほど「K-1 WORLD GP」に華を添える「K-1 GIRLS」の新メンバー6人を決定。公式サイト(https://www.k-1.co.jp/)で12日から6日間連続で1人ずつ発表している。

17日発表の最終6人目は小島みゆ。2016~2019年度の「Krush GIRLS」を務め、キャプテンとしても活躍した。また、昨年は「K-1 GIRLS」となり、「K-1 AWARDS 2020」のベストガールズ賞にも選出された。今年は2年連続での「K-1 GIRLS」となり、キャプテンを務める。プロフィルは以下の通り。

◆氏名 小島みゆ Kojia Miyu こじま・みゆ

◆キャッチコピー ハイスペックな勝利の女神

◆身長 161cm

◆生年月日 1993年5月12日

◆スリーサイズ B85 W56 H85

◆出身地 静岡県

◆Twitter https://twitter.com/pina_8_

◆Instagram https://instagram.com/_8_miyu

◆動画メッセージ https://youtu.be/MmKXaKDukWA

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菅原美優が判定勝ちも反省「暴れられなかった」

1R、NOZOMI(左)にハイキックを決める菅原(撮影・菅敏)

<K-1:ケイズフェスタ4Day1> ◇21日◇東京ガーデンシアター

女子アトム級(45キロ)スーパーファイトは、Krush同級王者の菅原美優(21)がNOZOMI(16)に3-0で判定勝ちした。ともにK-1デビュー戦だったが、菅原が得意の前蹴りでNOZOMIの動きを封じ、ダウンも奪って初黒星をつけた。フェザー級注目の1戦は、軍司泰斗(22)が森坂陸(22)に3-0で判定勝ちした。

  ◇   ◇   ◇

菅原が王者の貫禄を見せた。2回には左前蹴りで相手を押さえつけるような形から、右ストレートでダウンも奪った。NOZOMIに左右のフックなどで反撃されたが、最後まで距離を取って、パンチをもらわなかった。

菅原は「ダウン後、すごく冷静になってしまって、暴れられなかった」と反省した。それでも、NOZOMIのパンチと踏み込みの良さに警戒し、最後まで落ちついて戦い抜いた。相手のバックステップのうまさから当初は前蹴りを多用しない作戦だったが、「思ったより入ったので、変更した」。ダウンも奪っての完勝につながった。

危なげない勝利に見えたが、「試合前はデビュー戦並みに緊張して、昨日は吐いたりした。情緒不安定だった」という。それでも、昨年の第3代Krush同級王座決定トーナメントを制し、ベルトを巻いた責任感が菅原に前へ出る力を与えた。「チャンピオンとして、もっと頑張る」。K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」新人賞に輝き、この日の勝利で1段ステップアップした菅原は、さらなる成長を誓った。

2回、NOZOMI(左)にハイキックを決める菅原(撮影・菅敏)
3回、NOZOMI(右)にハイキックを決める菅原(撮影・菅敏)

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菅原美優が無敗女子高生を撃破「昨日は吐いた」

3R、NOZOMI(右)にハイキックを決める菅原(撮影・菅敏)

<K-1:ケイズフェスタ4Day1>◇21日◇東京ガーデンシアター

女子アトム級(45キロ)スーパーファイトは、Krush同級王者の菅原美優(21)がNOZOMI(16)に3-0で判定勝ちした。ともにK-1デビュー戦だったが、菅原が得意の前蹴りでNOZOMIの動きを封じ、初黒星をつけた。

菅原が王者の貫禄を見せた。2回には左前蹴りで相手を押さえつけるような形から、右ストレートでダウンも奪った。NOZOMIは左右のフックを放って反撃を試みるが、最後まで菅原に距離を取られて、パンチを当てることができなかった。

菅原は「ダウン後、すごく冷静になってしまって、暴れられなかった」と反省した。それでも、NOZOMIのパンチと踏み込みの良さを警戒し、最後まで落ちついて戦い抜いた。相手のバックステップのうまさから当初は前蹴りを多用しない作戦だったが、「思ったより入ったので、変更した」。結果はダウンも奪っての完勝につながった。

危なげない勝利に見えたが、「試合前はデビュー戦並みに緊張して、昨日は吐いたりした。情緒不安定だった」という。それでも、昨年の第3代Krush同級王座決定トーナメントを制し、ベルトを巻いた責任感が菅原に前へ出る力を与えた。「チャンピオンとして、もっと頑張る」。K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」新人賞に輝き、この日の勝利で1段ステップアップした菅原は、さらなる成長を誓った。

2R、NOZOMI(左)にハイキックを決める菅原(撮影・菅敏)
1R、NOZOMI(左)にハイキックを決める菅原(撮影・菅敏)

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21歳菅原美優「自分は若くない」16歳と対戦へ

対戦が決まった21歳の菅原美優(左)と16歳のNOZOMI(撮影・吉池彰)

美人ファイター菅原美優(21)が、NOZOMI(16)と対戦する。21日に有明・東京ガーデンシアターで開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day1で、女子アトム級スーパーファイトを行う。主催のK-1実行委員会が1日、都内で発表した。

昨夏の第3代Krush同級王座決定トーナメントを制し、念願のベルトを巻いた菅原。K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」新人賞にも輝き、今回、K-1デビュー戦となる。これまでは蹴り主体だったが、「前回からパンチも意識して取り組んでいる」。今回、16歳を相手に迎え、「自分は若いと思っていたが、若くない。しっかり成長したところを見せる」と王者としての自覚をのぞかせた。

こちらもK-1デビュー戦となるNOZOMIは関西出身の現役高校生。小学4年生からキックボクシングを始め、この若さでアマチュア70戦以上、プロ3戦3勝無敗の成績を誇る。ステップとパンチには定評があり「今までの選手は勝ってあたりまえ。ここで勝たないと意味がない。16歳のうちにベルトを巻きます」と下克上を誓った。

K-1 AWARDS 2020で新人賞に輝いた菅原美優(撮影・吉池彰)

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那須川天心デビュー44連勝「キック無敗でいたい」

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)がデビューから44連勝を飾った。

昨年のRISE DEAD OR ALIVE2020 55キロ以下~那須川天心挑戦者決定トーナメントを制した志朗(27)とのバンタム級(55キロ級)3分3回に臨んだ。19年9月のRISEワールドシリーズ58キロ級トーナメント決勝以来、約1年半ぶりの再戦でも、3-0(30-28×3)の判定勝利。21年初戦を制した那須川は「久々にかけ引きで試合して勝てたのがうれしい。成長させてくれた志朗君、ありがとうございました」と感謝した。

キックボクシングからの卒業間近であることを明かしている那須川は「これからいろいろな試合があると言われているんですけど、キックでいる時間は少ないんですよね。しっかり最後までRISEに恩返ししてキックボクシングを去るまで無敗でいたい」と力強く宣言した。

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)との頂上対決実現に大きな注目が集まっている。昨年大みそかのRIZIN26大会で臨んだムエタイの強豪クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)戦には、会場のさいたまスーパーアリーナに武尊が姿を見せて試合視察。武尊も3月28日のケイズフェスタ4大会Day2(東京・日本武道館)でレオナ・ペタスとの防衛戦を控えており、これをクリアすることで、両者のスーパーファイトが実現に向けて進むのではないかとされている。

志朗(手前)の肘が右目付近に当たる那須川(撮影•滝沢徹郎)

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原口健飛が判定で白鳥大珠に完勝「やっと終わった」

白鳥(右)に飛び膝蹴りを見舞う原口(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

DEAD OR ALIVE 2020トーナメント覇者の原口健飛(22=FASCINATE FIGHT TEAM)が、同19年覇者の白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)に3-0で判定勝ちを収めた。19年から続いたライバル2人のストーリーに終止符が打たれ「やっと終わった。でもちょっと寂しい」と胸の内を吐露した。さらに「ここまで強くしてもらってありがとう。ごはん食べに行きたいんで、よろしくお願いします」とリングを去る白鳥に語りかけた。

ミスした方が負けというハイレベルな戦いの中、王者のディフェンスが光った。白鳥のスピードある攻撃をことごとく退け、ヒットさせなかった。攻撃では2Rに2回のダウンを奪い、その後も優位に試合を進めた。

2週間前の公開練習では「40%くらい」だった仕上がりを当日100%にしっかり持ってきた。20戦の経験から疲労を抜くことの大事さを覚えた。体重を毎日チェックし「何日で疲労が抜けるとか、減量してからの動きや息が上がる状況を自分で把握している」と自分の体と向き合い、トレーニングを続けてきた。

昨年10月の「DEAD-」では決勝で当たるかと思われたが、白鳥が準決勝で敗退。今大会は当初、それぞれ外国人選手との対戦が決まっていたが、緊急事態宣言延長による入国困難で、カード変更。思わぬ形での新旧王者対決に戸惑いもあった。「早すぎる。実績作ってから挑戦してこい」と思ったこともあった。それでもRISE伊藤代表から直々に変更を告げられ「今活躍できているのは伊藤代表のおかげ。こんな(緊急事態の)時に応えないチャンピオンはいない」と承諾。白鳥に対しても「正直国内で1番強い。立場は上でもずっと追い掛けていた人」と正直な気持ちを明かした。

普段から自信の発言が見られるが、実は少し怖がりな部分も持つ。「これまでで1番のプレッシャー。恐怖や不安もあったし、1人で泣いた日もあった」と明かした。12日の公開練習では「めちゃくちゃびびっている」と話し、前日計量でも「過去一びびっている」と不安を吐露。19年3月のマルティネス戦で、外国人に恐怖を感じ、フィジカルを徹底的に鍛え始めた。下半身を強化し、蹴る瞬間のトップスピードがアップ。「フィジカルで勝っていれば、相手もびびると思って」。さらに「(白鳥は)男前で、顔も身長も負けている。男として完璧。唯一勝っているのがフィジカル」と鋼の肉体で白鳥を圧倒した。

「運命だと感じる。20年で王者となって第1章が終わった。21年は追い掛けていた白鳥を倒して第2章を始めたい」。因縁の対決を制し、王者の意地を見せた原口が、21年好スタートを切った。【松熊洋介】

攻め合う白鳥(左)と原口(撮影•滝沢徹郎)

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寺山が田渕に判定勝利、高橋洋子のエヴァ生歌で入場

高橋洋子(左)の生歌で入場する寺山(撮影・滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

QUEEN of QUEENS 2020優勝の寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)が、RISE2戦目となる空手家の田渕涼香(20=拳聖塾)に3-0判定で勝利した。昨年12月デビュー戦で、QUEENフライ級暫定王者の小林愛三に判定勝利し、勢いに乗る田渕を沈めた。

「右ストレートを警戒していた。怖かった」と2Rまでは慎重に行きすぎ、手数も少なかった。3Rでは前に出て、しっかりとヒットさせ、ポイントを重ねた。「まだまだ伸びしろがあると思うので、もっと練習して世界で戦える選手になっていきたい」と笑顔を見せた。

登場から大きな後押しを受けた。「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」と、映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」の主題歌「魂のルフラン」の入場曲を、歌手・高橋洋子が生歌を披露し、送り出された。今大会のために寺山がオファーして実現。「すごく元気をもらいました。ありがとうございました」とリング上で感謝した。

寺山は当初、タイの選手と対戦予定だったが、外国人選手の入国が困難なため、対戦相手が変更。昨年12月のデビュー戦を観戦しており「(田渕と)いつか対戦してみたい」と言っていたことが早くも実現。「キックの試合では4戦と少ないが、空手は小さいころからやっているだろうし、経験値はあるので、リスクを冒していかないと」。153センチ田渕の細かい左右の動きにも惑わされず、警戒されていた前蹴りも「自分の武器なので」と積極的に出した。思い通りの戦いとはならなかったが、格闘技の先輩として、落ち着いた戦いを見せて勝利した。

高橋洋子の生歌で入場する寺山
田渕(左)に蹴りを見舞う寺山(撮影・滝沢徹郎)

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K1武尊3・28勝利し那須川戦の実現希望、婚活も

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(撮影・浅見桂子)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)が10日、キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)との将来的なファイトを実現するため、次期防衛戦に集中する覚悟を示した。同日に20年の年間表彰式「K-1 AWARD 2020」に参加し、ベストKO賞に輝いた武尊は、3月28日のケイズフェスタ4大会(日刊スポーツ新聞社後援)でKrush同級王者レオナ・ペタス(28)との防衛戦を控える。

昨年大みそかのRIZIN26大会で那須川の試合を観戦し、再び両者の対決に向けた機運が高まっている。武尊は「目の前の3月28日のタイトルマッチに勝たないと次はないと思っている。その試合が終わって、またいろんなことが決まったらみなさまに伝えようと思う」と強調。さらに那須川戦が本当に実現した時を想像し「この試合で格闘技界がもっともっと大きくなる試合になると思うし、過去のK-1や格闘技を超えるような大きなものにしたいなと思っている。その時になったら取り上げてほしい」と胸の内を明かした。

既に那須川も2月28日のRISE横浜アリーナ大会で志朗との対戦が決定済み。武尊は「お互いに目の前の試合があるので、そこに全集中しないと、みんなが見たいと思っている試合は実現できない」とペタス戦だけを見据えている。21年のテーマには「今年1年、完全燃焼して、来年さらに燃焼したい。あとは結婚したい。今年30歳なので良い相手を探したい。相手がいないので、それも1つの『戦い』。婚活を頑張ります」と笑顔。ペタス戦、那須川戦の実現、婚活という3つのファイトに向けて意気込んでいた。

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はトロフィーを手にポーズ。左はプレゼンターの久松郁実(撮影・浅見桂子)

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王者木村”フィリップ”ミノルが年間最優秀選手賞

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)

今回で4回目となる「K-1 AWARDS 2020」が10日、都内のホテルで開かれ、スーパー・ウエルター級現王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が年間最優秀選手賞を初受賞した。

木村は一昨年3月10日の「ケイズフェスタ2」の68キロ契約戦で和島大海(25)にKO勝ちすると、昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。とくに昨年は、3月22日の「ケイズフェスタ3」(さいたまスーパーアリーナ)で、同級王座決定トーナメントを制し、悲願のK-1ベルトを巻いた。しかも、1日3試合でいずれも1回KO勝ち。圧倒的な力を見せつけた。

来月28日には、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、長身184センチのムエタイ系ファイター、MIKE・JOE(33=フィリピン)と対戦する。狙いは、もちろん11連続KO勝ち。MVPに気を良くした木村は「この競技を追求して、格闘技のおもしろさを広めていきたい」と舌も滑らかだった。

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)。左はプレゼンターの魔裟斗(撮影・浅見桂子)
K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗から笑顔でトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

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武尊ベストKO賞 左右のフックのペッダム戦が評価

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(撮影・浅見桂子)

K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」が都内で行われ、スーパー・フェザー級王者の武尊(29)がベストKO賞を獲得した。

3月22日にさいたまスーパーアリーナで、ペッダム・ペットギャットペット(25=タイ)を2回49秒、左右のフックでマットに沈めた試合が評価された。

武尊は受賞を喜びながらも「ケガもあって1試合しかできず、満足できない1年だった」と振り返った。そして「今年はMVPを取れるように突っ走っていく。最高の試合を見せたい」と気合を入れた。

来月28日には、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、同級タイトルマッチを行い、Krush同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受ける。武尊は「これからの格闘技人生がそんなに長くない中で、満足のいく試合をしたい。1つ1つ階段を上って行くが、まずは3月28日に最高のKO勝ちを見せる」と誓っていた。

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はプレゼンターの久松郁実からトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

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MVPは木村ミノル/K-1 AWARDS各賞一覧

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)

K-1実行委員会は10日、都内で年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」を行い、最優秀選手賞の木村“フィリップ”ミノル(27)など全15部門を発表した。

木村は一昨年3月から昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。昨年は、3月22日の「ケイズフェスタ3」(さいたまスーパーアリーナ)での第3代スーパー・ウエルター級王座決定トーナメントの1日3試合で、いずれも1回KO勝ちしてベルトを獲得した。

年間最高試合賞は安保瑠輝也(25)-山崎秀晃(34)戦(9月22日、エディオンアリーナ大阪=スーパー・ライト級タイトル戦で山崎がKO勝ち)、新人賞は菅原美優(22)に決まった。

武尊(29)はベストKO賞を獲得した。3月22日にさいたまスーパーアリーナで、ペッダム・ペットギャットペット(25=タイ)を2回49秒、左右のフックでマットに沈めた試合が評価された。

その他各賞は次の通り。

◆殊勲賞 椿原龍矢、寿美

◆敢闘賞 K-Jee

◆技能賞 ゴンナパー・ウィラサクレック

◆功労賞 水町浩

◆アマチュア最優秀選手賞 黒川瑛斗、長崎紗依茄

◆ベストGYM賞(プロ部門) 月心会チーム侍

◆ベストGYM賞(アマチュア部門) K-1ジム大宮

◆ベストトレーナー賞 矢口哲雄

◆ベストスマイル賞(ファンが選ぶ賞) 朝久泰央

◆ベストガールズ賞 小島みゆ

◆AbemaTV賞 芦沢竜誠

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はプレゼンターの久松郁実からトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

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RISE追加カード、空手家田淵涼香VS寺山日葵

RISE ELDORADO2021で対戦する田淵涼香(右)と寺山日葵(撮影・松熊洋介)

今月28日に行われる立技格闘技「RISE ELDORADO2021」の追加カード発表会見が4日、都内で行われ、空手家の田淵涼香(20=拳聖塾)がGIRLS POWER QUEEN of QUEENS2020王者の寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)に挑戦することが決まった。

昨年12月の発表では、寺山はアイーダ・ルークサイコンディンと対戦予定だったが、緊急事態宣言延長により、入国が困難になり、カード変更となった。寺山からの“逆指名”を受けた田淵は空手の練習着で登場し「格上の選手なので胸を借りるつもりでやりたい」と力強く語った。

昨年12月にRISE初参戦し、QUEENフライ級暫定王者の小林愛三にダウンを奪うなどして判定勝利。空手では顔面への打撃がないことが不利とされていたが、逆境を跳ね返した。「たまたま当たっただけ」と謙遜したが、会場で見ていた寺山は「顔面パンチは慣れていないと思っていたけどすごかった」と認めるほどだった。

小林に勝利したことで「すごく反響があった」と一気に注目度がアップした。この時も対戦予定だった選手のケガによる代役出場だった。2戦連続で巡ってきた王者との対戦に「チャンピオンに挑戦できることなどなかなかないこと。寺山選手、ありがとうございます」と感謝した。

3歳のころから兄2人と空手を始めた。「よくケンカをして負けていた」。弱かったメンタルを強化するため毎日練習に打ち込んだ。全日本極真連合会などジュニア大会で優勝を重ね、18年からキックボクシングと両立。4戦4勝3KO。これまで「負けたらどうしよう」と弱気だった挑戦が、小林を破ったことで自信がついた。田淵を指導する徳広隆最高師範も「有名になっててんぐになっていなかった。道場の道は道徳の道。あいさつや目配り、気配りがしっかりできている」と太鼓判を押す。RISE伊藤隆代表も「台風の目になる」と期待を寄せる田淵がRISEに再び旋風を巻き起こす。

発表されたその他のカードは以下の通り。

原口健飛(22=FASCINATEF FIGHT TEAM)-白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)

梅野源治(32=PHONENIX)-ノラシン・スペチアーレジム(33=タイ)

平塚大土(27=チームドラゴン)-YA-MAN(24=TARGET SHIBUYA)

力哉(24=BK GYM)-大森隆之介(21=EX ARES)

岡部晃志(25=NEXT STEP GYM)-星憂雅(19=IDEAL GYM)

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朱里2度目防衛「借りを返したい」次戦にAZM指名

防衛に成功したSWA王者の朱里(撮影・鈴木みどり)

<スターダム:日本武道館大前夜祭>◇30日◇東京・ベルサール高田馬場

SWA選手権試合は、朱里(31)が、渡辺桃(20)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

終盤、新技で渡辺を沈めた。ランニング・ニーで優位に立つと、これまで出したことのなかった玄武で3カウント。意識を失いかけ、レフェリーから「試合は続いているぞ、分かるか」と声を掛けられるほどの壮絶な戦いを制した。「桃~。やっぱり強いな」と認めた上で「でもまだ負けるわけにはいかない」と語った。

昨年1月から参戦し、2月にはアーティスト・オブ・スターダムを戴冠。同11月に正式入団し、すぐにSWAのベルトを巻いた。20年プロレス大賞に輝いたジュリアとともにユニット、ドンナ・デル・モンドを引っ張る。「価値を上げるためには負けられない」。コロナが収まれば世界の強い選手と戦う意思を示し「それまではベルトを持ち続けたい」と誓った。さらに「赤いベルトも狙っていくつもり」と、林下詩美の持つワールド・オブ・スターダムへの挑戦も視野に入れる。

最強王者になるため、苦手な敵はつぶしておく。次戦の相手には昨年5★STAR GP2020で敗れたAZMを指名。「スピードがあるし、すぐに丸め込まれるやっかいな相手。しっかり研究して借りを返したい」と意気込んだ。対戦日は未定だが「ジュリアの防衛戦と同じ日にやりたい」と明かした。「SWAのベルトが隠れているのが悔しい」。あえて同じ日にやることで、ベルトの価値を上げるつもりだ。「どんどん上がって行くためにきっちりと勝ち続けていたい」。正式入団からわずか2カ月だが、スターダムの頂点に立つため、貪欲に勝利を求めていく。【松熊洋介】

渡辺に新技「流炎」を決める朱里(右)(撮影・鈴木みどり)
渡辺(下)に技をかける朱里(撮影・鈴木みどり)

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矢野通「またしても私」KOPW2021決定戦制す

4WAYマッチに勝利し、ガッツポーズで引き揚げる矢野(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

KOPW(キング・オブ・プロレスリング)2021決定戦4WAYマッチは、矢野通(38)が制した。

4日の「KOPW2021」進出権争奪ニュージャパンランボーで勝ち残ったBUSHI(37)、バッドラック・ファレ(38)、チェーズ・オーエンズ(30)と対戦。最後に入場し、なかなか上がらなかったリングに立てば、すぐにコーナマット外しとマイペースでファイト。ヒールユニット「バレットクラブ」のファレ、オーエンズに攻めこまれて苦戦する場面もあった。

しかしBUSHIを大の字にさせたファレ、オーエンズが仲間割れを起こし、レフェリーの制止を受けていると、矢野は背後から634で急所攻撃し排除。そのまま7分43秒、BUSHIからフォールを奪って勝利した。4日の同進出権争奪ニュージャパンランボーでは21人目で入場。その時点でリング上には3人となっており、戦わずして勝ち抜けを決めていた。

矢野は「はい、2021年1月5日、勝ったのはまたしてもこの私、矢野通!」と大喜び。昨年手にしたKOPW2020のトロフィーとともに、KOPW20201のトロフィーも手にし「昨日ほどの激闘ではなかったかもしれませんが、親と子の縁は、簡単には消えませーん。さようなら」と絶叫していた。

4WAYマッチでオーエンズ(左)にコーナーパットで殴られる矢野(撮影・菅敏)

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高橋ヒロムが王者石森に挑戦「キレイさっぱり発散」

トップロープからエル・ファンタズモ(下)を攻める高橋ヒロム(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

昨年12月の日本武道館大会でベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)を制した高橋ヒロム(31)が、スーパー・J・カップ(SJC)2020覇者のエル・ファンタズモ(34)に勝利し、5日のIWGPジュニアヘビー級選手権試合で王者石森太二(37)への挑戦が決まった。

特別プロモーターで今大会のテーマソングを歌う、タレント木梨憲武が音頭を取り、長州力の開会宣言で始まった。

一発逆転のウラカン・ラナの切り返しでファンタズモを沈めた。終始劣勢の中での戦いに納得いかず、帰り道では「つまんねぇ試合してしまった」と嘆きながら引き揚げた。バックステージでは「全くフェアじゃなかった」。苦しい発言がストレスのたまる試合であったことを物語っていた。

「新の覇者を決める戦い」と意気込んで挑んだが、開始早々、ファンタズモが高橋の持ってきたトロフィーを投げ捨てるなど、場外戦からスタート。序盤に執拗(しつよう)に痛めつけられた右手首のダメージが大きく、強烈な張り手は見せなかった。両足、股間までも踏み付けられ、得意のTIME BOMB2も決まらない。自身の技も披露されるなど、やりたい放題の相手に、持ち前のフットワークでかわすのがやっと。「分からないが、あいつは何か反則をしている。調べてくれ」と語った。

BOSJでは10人での約1カ月に及ぶ戦いを制し、東京ドームに乗り込んだ。「長かったし、痛くてつらくて何度もくじけそうになったけど、何よりもプロレスが楽しかった」と正直な気持ちを吐露した。リーグ戦では9試合中6試合でメインを張った。ベルトを持っていない中で批判もあったが、持ち前の明るさでかわした。試合前には相手攻略本を持って毎回登場。12月23日の会見でも、お面をかぶりファンタズモに扮(ふん)するなど、会場を笑いの渦に包んだ。

ファンを大事にし、新日本ジュニア界を背負っていく。「今のこの状況の中で多くの人が会場に来てくれる。来られない人も見てくれていると思うと力がみなぎってくる。思いっ切りプロレスをして元気を与え、みんなからの拍手で、元気をもらう。そういうつながりが新日本プロレスでやってきたこと」と明かす。

5日、いよいよジュニアヘビー級のベルトをかけ、石森に挑戦する。試合後バックステージで遭遇し「ギリギリで勝ったな。まあ、俺がトドメを刺す」と挑発されたが「俺とバチバチの試合をやりたかったんでしょ? どちらが強いかハッキリさせましょう」と切り返した。8月29日の神宮大会で敗れ、持っていたベルトを奪われたが、BOSJ開幕戦となった11月の対戦でリベンジ。「見てるお客さんもストレスがたまったと思うのでキレイさっぱり発散する」。5日、納得の勝利で真の王者となる。

◆高橋ヒロム(たかはし・ひろむ)1989年(平元)12月4日、東京都生まれ。10年8月にプロレスデビュー。13年6月から英国に武者修行、14年1月からはメキシコCMLLにマスクマンのカマイタチとして参戦。17年、18年にIWGPジュニアヘビー級王者となる。得意技はTIME BOMBなど。所属ユニットはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。171センチ、88キロ。

トップロープから場外のエル・ファンタズモ(下)に襲い掛かる高橋ヒロム(撮影・菅敏)

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WWE紫雷イオ「光栄です」年間MVP2冠に歓喜

20年のNXT年間最優秀選手、NXT年間最優秀女子選手に選ばれ、笑顔をみせる紫雷イオ(C)2021WWE,Inc.AllRightsReserved.

WWEのNXTの年間表彰となる「NXTイヤーエンド・アワード2020」で、年間最優秀選手、年間最優秀女子選手を受賞した紫雷イオ(30)が2冠達成を喜んだ。

NXT女子王者紫雷は授賞を受けて「この女子部門は本当にタレントぞろいの中、ベスト・オブ・ザ・ベストとして投票してくれてありがとう」と英語でファンに感謝。年間最優秀選手との2冠について「とても光栄です。ありがとう」と笑顔をみせた。

さらにツイッター上でファンに投票を呼びかけていた盟友カイリ・セインに「おかげさまで勝者となることができました! カイリはじめ、みなさまの投票やサポート、本当にありがとうございました」とコメント。

NXTを統括するトリプルHは「紫雷イオは王者、そしてNXT年間最優秀女子選手として非常に才能ぞろいのこの部門で頂点に立っている」と最大の評価を自らのツイッターに投稿した。

なお各部門受賞は次の通り。

★年間最優秀選手::紫雷イオ

★年間最優秀男子選手:アダム・コール

★年間最優秀女子選手:紫雷イオ

★年間最優秀タッグチーム:アンディスピューテッド・エラ

★年間最優秀マッチ:フィン・ベイラー対カイル・オライリー(NXTテイクオーバー31大会)

★年間最優秀大会:NXTテイクオーバー:ウォーゲームズ

★最優秀ライバリー:アダム・コール対パット・マカフィー

★ブレークアウト・スター:ショッツィ・ブラックハート

★フューチャー・スター:オースティン・セオリー

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