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大関朝乃山ら5人感染の高砂部屋で新たに1人、他部屋で1人感染

朝乃山(2021年5月19日撮影)

日本相撲協会は30日、師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)と大関朝乃山、幕下以下の力士5人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した高砂部屋で、あらたに幕下以下の力士1人が感染したことを発表した。30日の検査で陽性が判明したもの。

また他の部屋でも幕下以下の力士1人の陽性者が出たことも併せて発表した。

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サモア・ジョーがGM補佐から選手復帰 8月王者カリオン・クロスに挑戦

NXTリーガルGM(左)と握手を交わしたサモア・ジョー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇29日配信◇米オーランド

NXTウィリアム・リーガルGMの補佐を務めていたサモア・ジョーが選手復帰することが決まった。

対立するNXT王者カリオン・クロスと8月22日(日本時間23日)のNXTテイクオーバー36大会で挑戦することも電撃的に決定した。

ジョーがリングに登場し、先週大会でクロスに襲撃されたリーガルGMを呼び込んだ。最初に「クロスを解雇しようとしているだろ。だが俺にはもっといい解決策がある」と提案。3枚の書類を取り出した。「これは3ステップだ。まず最初に俺がNXTのマネジメントを辞め、次にGMがこの書類にサインして俺をNXTで選手として復帰させてくれ」と要望。そして最後の1枚の書類について説明し「3枚目の書類はサモア・ジョーとカリオン・クロスのNXT王座戦をNXTテイクオーバー36大会で決定するものだ」と自身の身勝手な要求を提示した。

しかし試合会場に詰め掛けた観客から「イエス」チャントが巻き起こると、リーガルGMも戸惑いながら納得し表情でサイン。これで3枚の書類がすべてそろい、NXT王座戦が決定すると、ジョーは同GMと握手を交わし、不敵な笑みを浮かべていた。

GM補佐から選手への復帰、NXT王座挑戦が電撃的に決まったサモア・ジョー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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タッグ王者紫雷イオとスタークの関係改善?「信用してよ」と懇願に渋々了承

NXT女子タッグ王者のパートナー、スターク(右)から関係改善を懇願された紫雷(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇29日配信◇米オーランド

NXT女子タッグ王者紫雷イオが、ついにパートナーとの関係改善? ベルトを一緒に保持するゾーイ・スタークとぎこちない対話を展開した。紫雷がWWEパフォーマンスセンターで1人練習していると、横にスタークが座った。「私たちはNXT女子タッグ王者だ。一緒に練習して絆や関係性を深めていこうよ」と提案された。

紫雷は「関係性だって? 友達みたいに? ノーサンクス」と不機嫌な表情で断り立ち去ろうとすると、強い口調で「待って!」と要望。さらに「オッケー! なら友達ではなく、パートナーとしてはどうなの?」と食い下がられた。すると紫雷は「ゾーイをリスペクトはしているが、好きではない」と返答した。

なぜか好感触と思われたようで、スタークから「カモーン。私を信用してよ」と懇願されると、最後は紫雷も渋々「わかったよ」と困惑した表情で了承し、その場を後にした。紫雷が襲撃された際、救出してくれた縁で組むことになったスタークとの即席タッグ。王座を獲得後もいまだぎこちない女子タッグ王者2人の関係は改善されるのか。

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女子初メダル入江聖奈「5ミリぐらい扉開いたかな」がんばれ元気が教科書

ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(左)(ロイター)

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇28日◇女子フェザー級(54-57キロ)◇準々決勝◇両国国技館

日本女子初の五輪ボクサー、フェザー級の入江聖奈(21=日体大)が一気にメダルを射止めた。12年ロンドン五輪から採用された女子で、日本で初出場した勢いままに、準々決勝でルーマニア選手を3-2の判定で下した。3位決定戦はないため、初のメダル獲得を決めた。

    ◇    ◇    ◇

両手を合わせて祈った。「ブルー」。採点結果が会場に流れると、入江は重ね合わせていた拳をほどき、高く突き上げた。「逆上がりもできないぐらい運動音痴」が、日本女子初の五輪ボクサーになり、メダリストまでなった。リングから降りると、笑いながら泣いた。

「スポーツは才能だけじゃない。自分でもできると示せたかな」

そう言葉に感情を込めた。得意の左ジャブで突き、「決めパンチ」の右ストレートを打ち続けた。打ち込まれる場面もあったが、耐えきった。

小学校2年、1つの漫画がボクシングを始めるきっかけだった。母マミさんが大ファンだった漫画家の小山ゆう。家にある作品をぱらりとめくった。ボクシングを題材にした「がんばれ元気」だ。

「ただ殴るのではなく、自分自身に向き合い、かつ相手を殴らないといけない。深い」

やりたい-。衝動にかられた。ただ同時に「女子がやるスポーツじゃないよな」とも思った。母に言い出せず1カ月。ひっそり部屋でパンチを繰り返していた。手には新聞紙を丸めて巻いて、それがグローブの代わり。「ワンツー打つ時は左足が前だ」。漫画を教科書にしていた。

意を決して告げた。聞いた母は熱意に折れた。母の知人が偶然、ジム経営者で体験入会。グローブの感触に触れると、一気にのめり込んだ。中学校では鳥取県で女子唯一の選手登録者で、男子と練習しながら、着々と実力を伸ばした。中学では陸上部で全国大会出場もしたスタミナ面も力に、日本のトップに登り詰めていった。20年3月のアジア予選で準優勝し、日本初の五輪ボクサーとなった。

試合後はこう言った。

「5ミリぐらい歴史の扉が開いたかな。やっぱり金メダルを取って全開。まだまだです」

逆上がりさえもできなかった少女が、漫画のようなサクセスストーリーを作った。【上田悠太】

◆入江聖奈(いりえ・せな)2000年(平12)1月9日、鳥取県米子市生まれ。小2から「シュガーナックルボクシングジム」に入門。中学生以下による全日本アンダージュニア大会を第1回(14、15年)から連覇。米子西高からボクシングに専念し、3年時に全日本選手権優勝。日体大では柔道女子の阿部詩と同級生。練習曲に「とっとこハム太郎」のテーマ曲を流すことも。164センチ。

ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(右)(ロイター)
ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(右)(ロイター)

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メダル確定ボクシング入江聖奈燃える!快挙生んだ協会新体制に恩師尽力

ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(左)(ロイター)

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇28日◇女子フェザー級(54-57キロ)◇準々決勝◇両国国技館

日本女子初の五輪ボクサー、フェザー級の入江聖奈(21=日体大)が一気にメダルを射止めた。12年ロンドン五輪から採用された女子で、日本で初出場した勢いままに、準々決勝でルーマニア選手を3-2の判定で下した。3位決定戦はないため、初のメダル獲得を決めた。

    ◇    ◇    ◇

女子初の快挙。それは日本ボクシング協会の新体制の勝利でもあった。山根明会長体制で助成金流用問題、パワハラ問題で揺れたのは18年夏。最終的には反社会的勢力との交友関係の責任を取る形で同8月に会長職を辞任し、9月に新体制が発足した。

内田貞信会長の元でさまざまな改革が行われてきたが、その1つが「男女平等」だった。それまでは男子偏重だった強化費を半分ずつに。強化委員会も男女で分けた。以前は男子の合宿に女子がついて行くのが慣例だった。添え物的な扱いを根本から改めた。

コロナ禍で女子単独で行われた強化合宿は10回以上。入江がボクシングを始めた「シュガーナックル鳥取」の伊田武志会長が20年度から強化委員長になり、愛弟子含めた女子の有望選手たちを鍛え上げた。

この日、その恩師はセコンド資格の問題で会場に入ることはできなかった。悔しがる姿に、入江は燃えていた。【阿部健吾】

ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(右)(ロイター)
ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(右)(ロイター)

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新日本 オカダvsコブ9月メットライフドーム第1日主要カード発表

入場で決めポーズをするオカダ(2021年7月25日撮影)

新日本プロレスは28日、9月4日の埼玉・メットライフドーム大会第1日の主要2カードを発表した。

スペシャルシングルマッチとして、オカダ・カズチカ-ジェフ・コブ戦が決定。7・25東京ドーム大会に続く再戦となり、前回はオカダが勝利を飾っている。KOPW2021保持者チェース・オーエンズが前保持者となる矢野通の挑戦を受けるKOPW2021争奪戦も組まれた。なお他カードは後日発表となる。

既に埼玉・メットライフドーム大会第2日の9月5日にはIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟がEVILとの2度目の防衛戦、IWGPタッグ王者ザック・セイバーJr.、タイチ組が前王者SANADA、内藤哲也組、YOSHI-HASHI、後藤洋央紀組との3WAY形式初防衛戦、IWGPジュニアヘビー級王者ロビー・イーグルスが高橋ヒロムとの初防衛戦に臨むことが発表されている。

コブをリフティングするオカダ(2021年7月25日撮影)

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日本女子初! ボクシング入江聖奈メダル確定「メダル取ってドヤ顔」実現

ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(左)(ロイター)

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇28日◇女子フェザー級(54-57キロ)◇準々決勝◇両国国技館

日本女子初の五輪ボクサー、フェザー級の入江聖奈(21=日体大)が一気にメダルを射止めた。12年ロンドン五輪から採用された女子で、日本で初出場した勢いままに、準々決勝でルーマニア選手を3-2の判定で下した。3位決定戦はないため、初のメダル獲得を決めた。

1回開始から得意の左ジャブで突いた。強打を振ってくる相手をさばきながら、ペースをつくっていく。1分すぎには右ストレートも顔面に打ち込んだ。2回にはワンツーも打ち込んで、目まぐるしい攻防で渡り合う。3回も前進しながら打ち込んで切る圧力に耐えながら、基本に忠実なパンチを打ち続けた。採点発表では祈るしぐさ。「ブルー」と勝ち名乗りを受けると万歳して笑顔をみせた。

「日本は五輪で見ない。なめられているかも。メダルを取ってドヤ顔をしたい」。大会前には意気揚々としていた。女子はフライ級の並木月海と2人出場だが、試合順でメダルを決めるのは先。「女子初というプレッシャーは感じてない。自分が初めて五輪の舞台に上がれる。誰も経験していないこと。めちゃくちゃ楽しんでいきたい」と語っていたとおりに躍動した。

小学校2年、1つの漫画がきっかけだった。母マミさんが大ファンだった小山ゆう。家にある作品をぱらりとめくった。ボクシングを題材にした『がんばれ元気』だった。「ただ殴るのではなく、自分自身に向き合い、かつ相手を殴らないといけない。深い」。子どもながらに引かれた。

1カ月は「女子がやるスポーツじゃないよな」と母にも言い出せずにいたが、欲求は止められなかった。「ボクシングをやりたい」。熱意に折れた母の知人が偶然、ジム経営者で体験入会。グローブの感触に触れると、一気にのめり込んだ。

中学校では鳥取県で女子唯一の選手登録者だった。男子と練習しながら、着々と実力を伸ばした。中学では陸上部で全国大会出場もしたスタミナ面も力に、日本のトップに登り詰めていった。20年3月のアジア予選で準優勝し、日本初の五輪ボクサーとなった。

今大会4試合目となる準決勝は31日。さらなる「ドヤ顔」を披露してみせる。

ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(右)(ロイター)
ボクシング日本女子初のメダル獲得を決めたフェザー級の入江聖奈(右)(ロイター)

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荒磯部屋、5月完成の新部屋は異例の土俵2つ 完成イメージ図を発表

荒磯部屋ホームページに公開された来年5月完成予定の荒磯部屋の完成イメージ図

大相撲の荒磯部屋が28日、部屋の公式ウェブサイトを更新し、来年5月完成予定の部屋完成イメージ図を発表した。通常は部屋に1つの土俵が2つあるものや、現役時代に横綱土俵入りの際に締めていた三つぞろえの化粧まわしが展示されているコーナーなどの完成予定イメージ図を発表。荒磯親方(元横綱稀勢の里)は8月1日付で田子ノ浦部屋から独立し、地元の茨城・牛久市に隣接する阿見町に荒磯部屋を新設する予定となっている。

荒磯親方は3月に卒業した早大大学院スポーツ科学研究科の修士課程1年制で、相撲部屋の在り方などを研究していた。稽古の効率性を考えて土俵を2つ作れないか、部屋内に親方や弟子が話し合えるミーティングルームや観光客用に部屋オリジナルグッズなどを置いたお土産コーナーを設置できないかなど、固定観念に縛られない相撲部屋を研究してきた。まさに、その研究結果を形とした相撲部屋になりそうだ。

荒磯親方は、公式サイトにて「『親方』とは弟子の発掘から育成、床山や行司などの職種のマネジメント、さらにはファン、支援者の獲得等、相撲部屋の経営に関わる全ての責任者です。相撲部屋こそ、他のプロスポーツ同様に経営的観点を持ち、体系立てて行うことが必要だと強く感じています」と独自の親方論についてコメントしている。

荒磯部屋ホームページに公開された来年5月完成予定の荒磯部屋の完成イメージ図
荒磯部屋ホームページに公開された来年5月完成予定の荒磯部屋の完成イメージ図
荒磯部屋ホームページに公開された来年5月完成予定の荒磯部屋の完成イメージ図
荒磯部屋ホームページに公開された来年5月完成予定の荒磯部屋の完成イメージ図

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モロッコの「タイソン」相手選手への耳かみつき行為で五輪失格

モロッコ代表ユーネス・バーラ(左)、ニュージーランド代表デービッド・ニイカ(AP)

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇27日◇男子ヘビー級◇両国国技館

男子ヘビー級で、モロッコ代表のユーネス・バーラ(22=モロッコ)は相手選手の耳かみつき行為があったとして失格処分となった。

米専門サイト「ボクシング・シーン」によると、2回戦でデービッド・ニイカ(25=ニュージーランド)と対戦した際、3回にクリンチで抱きついた瞬間に何度か耳をかむような行為がみられたという。試合はニイカが5-0の判定勝利を収めていた。

プロボクシングでは97年6月、マイク・タイソンがWBA世界ヘビー級タイトルマッチで王者イベンダー・ホリフィールド(ともに米国)に対して右耳をかみちぎり、さらに左耳にもかみついて失格負けを喫している。タイソンばりの耳かみ行為で処分を受けたバーラはモロッコ・カサブランカ出身。15年9月にデビューし、通算戦績8勝(1RSC)15敗。19年世界選手権にも出場していた。

一方、耳をかみつかれたニイカだが「戦いの熱は人々から最高と最悪をもたらすことができる。これはスポーツの一部。相手をリスぺクトしているし、相手が感じていたはずの欲求不満を理解することができます」とバーラの行為を擁護していた。

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高砂親方、大関朝乃山ら高砂部屋の7人がコロナ感染

朝乃山(21年5月撮影)

日本相撲協会は27日、高砂部屋の師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)、大関朝乃山、幕下以下の力士5人が、新型コロナウイルスに感染したことを発表した。協会によると、26日に幕下以下の力士1人が体調不良を訴え、同日にPCR検査を実施したところ陽性が判明。感染症専門家の指導のもと、部屋所属の協会員を対象にPCR検査を実施し、この日に新たに6人の感染が判明したという。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大阪で開催した昨年春場所以降は、本場所は東京・両国国技館で開催してきた。しかし、両国国技館が五輪のボクシング会場になっているため、18日に幕を閉じた7月場所は名古屋で開催。約1年半ぶりの地方場所に向けて、協会員らは6月下旬に都内でワクチンを接種し、名古屋入りして7月場所に臨んでいた。

電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「どこでもらったのか分からない。休みに入って1週間たっている」と感染経路は不明とした。「ワクチンを受けても感染するということ。協会員にも報告と注意喚起は行う予定です」と引き締めた。

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照ノ富士、柔道大野将平V2祝福「昔2人で連覇と横綱になることを話した」

照ノ富士(2021年7月21日撮影)

第73代横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が27日、都内の伊勢ケ浜部屋で、不知火型の土俵入りを稽古した。報道陣の電話取材に応じた照ノ富士は「何キロどうこうではなくて、自覚を持って行動しないといけないという重さがあった。どんな地位なのか、どんな立場なのか、どんな生き方をするかをもう1度考えて、みんなに認められる横綱になりたい」と決意を新たにした。

土俵入りの稽古前には、部屋の力士らによる綱打ちが行われた。その後、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)指導のもと、不知火型の土俵入りの稽古を行ったという。「見るのは簡単に見えるけど、いざやると全く違う」と語った。また、この日は、伊勢ケ浜親方が還暦土俵入りの際に締める赤色の綱の綱打ちも行われた。「こういう機会はなかなかない。本当にうれしいです」と声を弾ませた。

新横綱昇進が決まった21日から、日本中が五輪に沸いている。照ノ富士は、親交が深い柔道の男子73キロ級の大野将平の連覇をテレビで生観戦。「堂々としている姿がチャンピオンらしい。かっこいい姿を国民に見せられたと思う。あらためておめでとうと言いたい」と祝福。また「昔に2人で、連覇することと横綱になることを話して、それを達成することができた。あらためて次の目標に向かって頑張っていきたい」と刺激を受けた。

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ボクシング入江聖奈がメダル王手「ちょっとは人生いい方向に進むのかなあ」

ボクシング東京五輪女子フェザー級代表の入江聖奈

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇26日◇女子フェザー級◇両国国技館

女子フェザー級2回戦で入江聖奈(21=日体大)がフルド・ヒルミエプムーラヒ(チュニジア)に5-0で判定勝ちし、準々決勝に進んだ。3位決定戦がないため、ルーマニア選手との次戦に勝てばメダルが確定する。

どんな時も明るい女子フェザー級の入江が、終了のゴングを聞くとたまらずロープに両手を置いて肩で息をした。タフな相手のパワフルな攻撃に苦戦し「自分のボクシングができなかった。よく勝ったなと思う」と、胸をなで下ろした。

第2シードのヒルミエプムーラヒは密着しても、構わずどんどんパンチを出してくる。入江はバランスを崩さず、実直に左ジャブと右カウンターのきれいなボクシングを意識した。1、2回はジャッジ5人全員の支持を受けた。手数が減った最終3回は相手が優勢だったが逃げ切った。圧力に対抗できたのは、新型コロナウイルス禍の1年に全国レベルの男子高校生を相手にスパーリングを重ねた成果もあったのだろう。

試練を1つ乗り越えた日本女子初の五輪ボクサーは、28日の準々決勝でメダル獲得確定を懸ける。「メダルを取ったら、ちょっとは人生がいい方向に進むのかなあと思うので全力でいきたい」と、屈託のない笑みで意気込んだ。

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新王者誕生またお預け、沢田京介VS定常育郎 2回に偶然のバッティング

負傷引き分けで眉間の傷にタオルを巻いた定常育郎(左)と沢田京介(右)

<ボクシング:日本バンタム級王座決定10回戦>◇26日◇東京・後楽園ホール

新王者誕生は負傷引き分けでまたお預けとなった。

日本バンタム級1位沢田京介(33=JBスポーツ)と同級2位定常育郎(23=T&T)の王座決定戦で、2回早々に偶然のバッティングで両者とも眉間をカット。ドクターチェックで両者ともに試合続行不可能と判断され、2回23秒負傷引き分けで王座は空位のままとなった。

1月に前同級王者鈴木悠介(三迫)が引退し、空位になった王座をかけた一戦だった。当初は5月23日に対戦予定だったが、コロナ禍で延期となっていた。両者ともに初のタイトル挑戦を待たされた上に、まさかの結果になった。

沢田は日大出身でB級デビューも連敗を喫した。その後は1分けをはさんで14連勝中。この間には日大で同級の田村亮一は19年に日本スーパーバンタム級王者になっていた。待望の挑戦で、1回にはきれいな右ストレートを打ち込んでダウンを奪っていた。無念さは募った。

定常は初の10回戦だったが、3階級制覇王者井上尚弥(大橋)のスパーリングパートナーも務めた。力をつけてジムから初の王者がかかった一戦だった。

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並木月海が五輪初陣勝利、那須川天心「勝ってこいよ」ラインに「ハーイ」

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇25日◇女子フライ級◇両国国技館

女子フライ級1回戦では、並木月海(自衛隊)がキャサリン・ナンジリ(ウガンダ)に5-0で判定勝ちし、29日の2回戦に進出した。

並木が五輪初陣を危なげなく飾った。「ずっとこの舞台に憧れていた。でも、今の目標は金メダル」。サウスポースタイルから最大の持ち味のフットワークを駆使し、踏み込んでの連打で有効打を重ねた。幼稚園時代から空手などの格闘技にのめり込んだ。幼なじみでキックボクサーの那須川天心から朝に「勝ってこいよ」のLINE(ライン)が届き「『はーい』といつもの感じで返しておきました」という。18年世界選手権銅メダルの実力者は頂点だけを狙う。

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WWEジェフ・ハーディがコロナ感染 ロウ大会当面欠場

米プロレスWWEに所属するジェフ・ハーディ(43)が新型コロナウイルスに感染したことが25日(日本時間26日)、明らかになった。ハーディが26日(同27日)にミズーリ州カンザスシティーで予定していたイベントの主催者から25日朝、感染確認されたことが開示。イベント自体も延期されることが発表された。チケットは売り切れていたという。

最低でも2週間は自主隔離する必要があるため、主戦場となるWWEロウ大会も当面欠場する。これまでWWEは新型コロナウイルス検査で陽性判定された選手を公表しておらず、今回の公表の流れは異例のケースとなる。

ハーディは現在、AEWに所属している兄マットとのタッグでロウ・タッグ王座、スマックダウン・タッグ王座を獲得。シングルプレーヤーとしてもWWE王座1回、WWE世界ヘビー級王座2回、インターコンチネンタル王座5回、欧州王座1回などを奪取するなど、WWEグランドスラムを達成している。

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ボクシング成松大介が2回戦棄権へ 1回戦で「陥没骨折」

25日、ボクシング男子ライト級1回戦で勝利した成松大介(AP)

ボクシング男子ライト級の成松大介(自衛隊)が31日の2回戦を額の負傷のために棄権すると26日、自身のツイッターで明らかにした。完勝した25日の1回戦で痛めた。

「陥没骨折してしまい、次の試合は棄権せざるを得ない状況になってしまいました。楽しみにしてくれた方々、申し訳ないです」とつづった。(共同)

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イーグルスIWGPJrヘビー新王者 デスペラード絞めギブアップ奪う

デスペラードからベルトを奪い新王者となったイーグルス(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス東京ドーム大会>◇25日◇東京ドーム◇観衆5389人

ロビー・イーグルスが、3度目の防衛を狙ったIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードを破り、新王者となった。ロン・ミラー・スペシャルで強烈に絞め上げ、ギブアップを奪い「最高の気分」と笑顔を見せた。

10日北海道大会後に挑戦表明し、オーストラリアから来日。調整不足が心配されたが、現地の大会に出場するなどトレーニングを重ねてきた。前日24日愛知大会では、デスペラードのロコ・モノをかわし、一瞬のスキを突いて丸め込むなど、好調を維持していた。それでも膝を痛め、勝利後は歩けないほど。中盤以降ほとんど機能しない状態だった中、右足だけで踏ん張り、勝利を手にした。勝利後には仲間であるCHAOSのメンバーが駆けつけた。「オーストラリア風のクレイジーなやり方」と、履いていたシューズに酒を注いで飲み干し、祝杯を挙げた。

「何年間も夢見ていた瞬間が今、現実となった。まだ信じられない」。さまざまな思いがこみ上げる。19年6月、オーストラリアで同王者だったオスプレイに挑戦。実は1週間前に全十字靱帯(じんたい)を損傷していたのを隠し「言い訳はしたくなかった」と、テーピングを巻いて戦ったがベルトには届かなかった。オーストラリアに戻っていた時には、父を亡くした。「デビューからずっと応援してくれていた。今日は俺に力を貸してくれた」と目を細めた。

この日の試合前、ケガのため、同ベルトを返上していた高橋ヒロムがリング上で復帰宣言。この試合の勝者と戦うことを発表。イーグルスは解説席の高橋を見つめ、大きくベルトを見せつけた。「昨年負けているけど、俺はあれから強くなった。自分のすべてをかけて防衛していく」と誓った。ようやくつかんだ悲願のベルト。簡単には手放さない。【松熊洋介】

デスペラード(下)に鉄柱から飛び込みで膝をつぶすイーグルス(撮影・中島郁夫)

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沢田京介、定常育郎ともに計量クリア ボクシング日本バンタム級王座決定戦

ボクシング日本バンタム級王座決定戦の前日計量が25日に都内で行われた。同級1位沢田京介(33=JBスポーツ)、同級2位定常育郎(23=T&T)ともに、リミットの53・5キロでクリアした。

前同級王者鈴木悠介(三迫)が引退で返上して、空位になった王座の決定戦。5月の予定がコロナ禍で延期となったが、両者ともに初のタイトル挑戦となる。

沢田は日大出身のアマ経験者だが、B級デビューも連敗を喫した。その後は1分けをはさんで14連勝し、待望の挑戦となった。

定常は初の10回戦となるが、3階級制覇王者井上尚弥(大橋)のスパーリングパートナーも務めるなど力をつけている。所属ジムから初の王者がかかる。

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出産を経たカナダ人ボクサーの戦いはIOC指針変えるか 声上げて五輪出場

セルビアの選手と打ち合うマンディ・ビジョルド

今後の五輪のジェンダー平等に対し、一石を投じることになるかもしれないボクサーが五輪の戦いを終えた。

25日に初戦を迎えた女子フライ級でリオデジャネイロ五輪5位のマンディ・ブジョルド(34=カナダ)は、セルビア選手に判定で敗れると、1つのことを誇った。「1人の人間にIOC(国際オリンピック委員会)を動かすのは無理だと言われましたが、それは正しくなかったと思います。私はやってのけましたし、これから女性が前に進むのをイージーにできたかなと思います」。五輪開催前、IOCとの「試合」に勝利して、東京行きをつかんでいた。

資格停止中の国際ボクシング協会(AIBA)に変わり、東京大会の予選運営を担ったIOCのボクシングタスクフォース(BTF)は、新型コロナウイルスの影響で当初の予定を大きく変更した。出場予定だった米大陸予選は中止になり、さらに世界最終予選も消滅。苦肉の策で18年から19年の主要国際大会の成績で独自のランキングが製作され、出場枠をあてはめることになった。

結果、ブジョルドは戦わずして道を絶たれた。当該の2年間、妊娠と出産を経験し、競技は休養期間に入っていた。娘を育てながら、大陸予選を目指していた最中、突然望みが無くなった。

ただ、諦めなかった。声を上げた。女性の当たり前の選択が、スポーツの女性進出を妨げて良いのか。SNSで始まった訴えは、競技、国の枠を超えて広がった。男女の機会平等の動きが広がる中で、その動向に注目が集まった。

スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てし、望みを託した。判決が出たのは開幕の2週間前。訴えは認められ、IOCは対応を迫られることになった。

BTFの座長を務めるIOC委員の渡辺守成氏は「CASで認められたわけですので、IOCとしては1枠を認めることになりました」と説明する。すでに出場者は確定していたが、特別に1枠を増やすことで、ブジョルドの日本行きを認めた。「誰かの枠を減らすわけにはいかなかった」。CASの決定が出てから、即時の動きだった。

国際体操連盟(FIG)の会長も務める同氏は、「このケースが、今後の他競技も含めたIOCの指針に関係する可能性はある」と見通す。今回はコロナ禍による中止で起きたケースだが、競技の中には数年間をかけて五輪出場をかけた選考レースを行う場合がある。「それは出産などの女性の選択を妨げていることもあるかもしれない」とする。

ブジョルドは25日の試合後、「競技人生はこれで最後。五輪も2大会出られましたし。これからは娘、家族との時間を大切にします」と区切りを付けた。そして、「このケースが次世代にとって大きな意味のあるものになってほしい」と願った。【阿部健吾】

日本フライ級3位岩田翔吉、9・11初王座挑戦「必ずKOで倒す」

ボクシング日本フライ級3位岩田翔吉(25=帝拳)がプロ7戦目で日本王座に初挑戦する。

9月11日、東京・後楽園ホールで同級1位芝力人(25=真正)と同級王座決定戦に臨むと23日までに所属ジムが発表した。世界挑戦が決まった同級王者矢吹正道(29=緑)による王座返上、さらに同級2位冨田大樹(23=ミツキ)の負傷という状況を受け、岩田が王座挑戦のチャンスを得たという。

所属ジム公式サイトを通じ、岩田は「まずはこのようなチャンスを作っていただいた会長、マネジャーに感謝の気持ちを伝えたいです。自分自身、このようなチャンスは何度も来るものではないと思っていますので、初のタイトルマッチになりますが、しっかりと自分自身が納得できる内容で必ずKOで倒し、プロ7戦目で日本タイトルを奪取します。9月11日に向け、粟生トレーナーと万全な準備をしていきます」とコメントしていた。

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