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元アイドルななみにこ「2・5次元女子プロレス」合格 半年後デビューへ

元アイドル・ななみにこ(左)はプロレスのオーディションに合格。右はスペル・デルフィン

人気覆面レスラーのスペル・デルフィン(54)が設立したYouTube専門の女子プロレス団体「2・5次元女子プロレス」(仮称)が26日、大阪市の心斎橋角座で入団オーディションを開き、9人の合格が発表された。

合格者の中には、過去にアイドルグループ「スカイループ」のセンターを務めた、ななみにこ(31)がいた。今夏放送の日本テレビ系ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」に出演。女優、グラビアなどマルチタレントとして活動中だ。

ななみは「ボクシングもやっているので、その経験を生かしたい。体力には自信があります。キューティーハニーのようになりたい」と意気込んだ。かつてプロレスなどに進出した女優インリン・オブ・ジョイトイも目標の1人だ。

その他の合格者には、松竹芸能のお笑いコンビ「ドキドキ☆純情ガールズ」のぽっぽ、高知県在住のバーの店長、元柔道日本一の経験がある総合格闘家、3人の子どもを持つラジオパーソナリティーら個性派がそろった。10月から大阪市内で合同練習を始め、半年後のデビューを目指す。

「2・5次元女子プロレス」は、まだ旗揚げされていないが、松竹芸能所属のお笑いコンビ「シンデレラエキスプレス」渡辺裕薫(53)も参画し、当面はYouTube専門でバーチャルプロレスに特化し、映像に効果音や文字入れをし、演出面で勝負していく。将来的には観客を入れた興行も視野に入れる。

デルフィンは「まずは練習でけがをしない体力づくりが目標。みなさんでプロレスという、1つの作品を手がけていきたい」と満足そうだった。【横田和幸】

2・5次元女子にお笑い芸人ぽっぽ挑戦、コスプレ武器にアイドルレスラーへ

プロレス挑戦を決意した「ドキドキ☆純情ガールズ」ぽっぽ(中央)。左は渡辺裕薫(シンデレラエキスプレス)、右はデルフィン

スペル・デルフィン(53)がプロデュースするYouTube専門の女子プロレス団体「2・5次元女子プロレス」(仮称)に、松竹芸能の女性お笑いコンビ「ドキドキ☆純情ガールズ」のぽっぽ(31)が挑戦を表明した。日刊スポーツのインタビューに応じ、趣味のコスプレを武器に、アイドルレスラーになる目標を掲げた。

  ◇  ◇  ◇

同団体は17日に発足が発表されたばかり。従来のプロレスの要素に、映像に効果音や文字入れをした演出を加えてエンターテインメントを重視する。9月26日には大阪・心斎橋の角座で第1期生の入団オーディションを開催。ぽっぽはトップ合格を目指し、現在は練習に励んでいる。

「春頃かな、YouTube専門のプロレスが始まると聞いて、単純におもしろそうと思ったのが(参加を希望した)きっかけです。できることがいっぱいある方が、自分が(芸人だけでなく)何者か分からなくて面白いじゃないですか」

今までの人生でプロレスとの接点はない。知人に借りた漫画「プロレススーパースター列伝」を読んだり、最近は女子プロレスの映像を見て研究した。

「今の女子レスラーは本当にかわいくて強い。選手のツイッターを見ていると、胸元にもすっごく、引っかき傷がある写真を見ます。痛そうですが、もちろん、私も全部、やるやるという感じです」

最大の武器は趣味でもあるコスプレだ。漫才の舞台には“自称・乃木坂46風”という衣装で上がり、コスプレイベントにも参加している。高校時代に目覚め、好きなアニメのキャラクターにも変身してきた。「涼宮ハルヒの憂鬱」の朝比奈みくる、「魔法少女まどか☆マギカ」のマギカなど、自分で「オタク芸人」と言い切る。

「コスプレは趣味であり、仕事。プロレスにはキューティーハニーみたいに変身して、リングに上がるかもしれません。『(以前に男性ファンから)ぽっぽちゃんは、ヒール役が似合いそう』と言われたことがあるんですが、うーん、なんでもいけますよね。すごく楽しそう」

148センチ、49キロと小柄だ。学生時代は将棋、美術、放送部とすべて文化部に在籍してきたが、体力には自信を持つ。事務所の大先輩で元陸上選手だった森脇健児(54)のマラソンイベントなどに加わり、走ることは得意だ。15キロ程度なら普通に走れる。先日、スクワットに挑戦すると100回×2本を、スムーズにこなせたという。

「プロレスの技は頑張って覚えます。受け身の練習も一生懸命やります。やりたい技は映像とか見てて、これ、かっこいいなと思ったのが、トップロープ最上段から思い切りダイビングするやつ。ダイビングボディープレス? それ、それです!」

ぽっぽの相方のぞみとコンビを組む「ドキドキ☆純情ガールズ」は、2015年10月1日に結成して現在6年目。これまで予選敗退を繰り返すものの「M-1グランプリ」や「女芸人No・1決定戦 THE W」に挑戦しており、今年も参加を予定する。

「1つ1つ、いろんなことをやっていくと、新しい境地が見えてくる。プロレスをやると、自分に悟りが見えてくるはず。松竹芸能に入った時は、M-1で優勝とか、冠番組を持ちたいとか思っていたが、今は1歩1歩やっていくことに、目標は切り替わった。今、自分の目の前にあるハードルを越えていきます。リングではアイドルレスラーを目指し、美意識をもってやっていきたいです!」

◆ぽっぽ 1990年(平2)2月6日、大阪・高槻市生まれ。15年10月に「ドキドキ☆純情ガールズ」を結成。148センチ、49キロ、足のサイズは23センチ。現在は関西で準レギュラー番組2本を持つ。

  ◇  ◇  ◇

○…「2・5次元女子プロレス」をプロデュースするデルフィンも取材に応じ、ぽっぽへ“コスプレ七変化”として毎試合、違ったキャラでの登場に期待した。「彼女は既にキャラが立ってるのが強み。エンターテインメント性を身につけ、美しいレスラーになってほしい。実績あるんやから、2年で何とかしたい」とエール。同じく今回の企画を支援する松竹芸能のお笑いコンビ「シンデレラエキスプレス」の渡辺裕薫は「今回の企画に、真っ先に手を挙げたのが彼女。根性がある」と評価していた。

◆女子プロレス団体「2・5次元女子プロレス」(仮称) デルフィンが発起人となり、YouTube専門で8月17日に発足を正式発表。従来のプロレスに加え、映像に効果音や文字入れをした演出面重視のバーチャルがベースになる。選手第1号兼総監督には関西で活動する花園桃花(21)が就任。来年以降はリアルプロレスを含めた興行になる可能性もある。YouTubeの公式チャンネルでは、毎週金曜日午後8時に番組を配信中。9月26日に行う入団オーディションの詳細は、https://sites.google.com/view/25joshiprowrestling

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スペル・デルフィン「2・5次元女子プロレス」設立 女性芸人らも参戦予定

YouTube専門女子プロレス団体設立を発表した左から、花園桃花、渡辺裕薫(シンデレラエキスプレス)、デルフィン、石井宏之氏(和泉テクノFC)

YouTube専門の女子プロレス団体設立を明言していた人気覆面レスラーのスペル・デルフィン(53)は17日、大阪市内で会見し、団体名を「2・5次元女子プロレス」(仮称)としてスタートさせることを発表した。

松竹芸能とタッグを組み、女性芸人らも参戦する予定。

会見したデルフィンは「小さい子どもでも楽しめるような、夢を持ってもらえるようなプロレスにしたい」と抱負を述べた。

YouTube専門のため、当面はバーチャルプロレスに特化し、映像に効果音や文字入れをし、演出面でも勝負していく。既に選手第1号兼総監督就任が内定しているアイドルレスラーの花園桃花(21)は「夢を与えられる企画で、私もベルト(王座)に初めて挑戦できるように頑張りたい」と語った。

9月26日には大阪・心斎橋の角座で第1期生の入団オーディションを行う。18歳以上の心身とも健康な女性が条件で、面談や体力測定もあるものの、あくまで個性などが重視される。審査員に加わる松竹芸能所属のお笑いコンビ「シンデレラエキスプレス」渡辺裕薫(53)は今後、リングアナウンサーなどでの参戦の可能性がある。

会見に出席した渡辺は「吉本興業も昔、プロレスをやっていた時期もあったが、松竹としては、松竹ロビンスというプロ野球チーム以来のプロスポーツ参入です」とあいさつ。今後は女性芸人も参戦予定で「芸人もプロレスも(観客に)表現することは共通している。客前に出ても恥ずかしくない形にしたい」と気合を入れた。

今回のプロレス企画は、ZOZO創業者・前澤友作氏が公募したふるさと納税の寄付先に、大阪・和泉市議のデルフィンが応募。同市に拠点を置く女子サッカークラブ「和泉テクノFC」(関西女子リーグ1部)による地域振興案などが採用され、実現した。女子サッカー選手の練習風景などもYouTubeに登場予定で、同FCの石井宏之理事長は「和泉市に我々のチームがあることを、もっと知っていただきたい」と相乗効果を願った。

「2・5次元女子プロレス」は今後、YouTubeで週に1度、番組を配信していく。第1回は20日午後8時に、この日の会見の模様を伝える。

なお、入団オーディションの申し込みなど詳細は、

https://sites.google.com/view/25joshiprowrestlingまで。

○…この日の会見を見学していた女子サッカー「和泉テクノFC」の選手、DF三浦ひかる(25)は、YouTube番組に出演することに「私は話が得意ではないので、別の選手が頑張ってくれます」と苦笑い。発足5年目のチームの目標はなでしこリーグ昇格。全員が夕方まで仕事をし、夜に練習を行う。今後は選手もバーチャルプロレスに参戦したり、女性芸人との漫才コンビ結成などの可能性もあり、多くの話題を提供してくれそうだ。

真壁伸也を投げるスペル・デルフィン(00年撮影)

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照ノ富士2・5秒速攻劇!4大関唯一3連勝「体が反応」翔猿を豪快上手投げ

翔猿(左)を攻める照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

大関に返り咲いた照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、4大関で唯一の初日から3連勝とした。

西前頭2枚目翔猿(29=追手風)を問題にしなかった。立ち合いで相手の右をたぐると、すかさず左から豪快な上手投げ。2・5秒の速攻劇だった。「(立ち合いのたぐる動きは)体が反応してくれた。落ち着いて正面に置いて相撲を取れた」と振り返った。

この日まで無観客での開催となったが、4日目からは上限5000人で観客が入る。照ノ富士は「頑張ります。(心境の変化は)ないです」と話した。

翔猿を上手投げで破る照ノ富士(撮影・小沢裕)

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照ノ富士ド派手つり上げ 137キロ霧馬山土俵外へ

照ノ富士(上)は霧馬山をつり出しで破る(撮影・柴田隆二)

<大相撲春場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館

関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が大関復帰へ再加速した。東前頭4枚目霧馬山を豪快につり出して5勝目。大関昇進目安の「三役で3場所33勝」まで残り4勝とした。5日目に初黒星を喫したが、不安を一蹴する内容。唯一勝ちっ放しだった平幕の妙義龍に土。正代が3連敗となり、この日も3大関安泰とはならなかった。

   ◇   ◇   ◇

クレーン車のごとく、相手を宙に浮かせた。霧馬山の得意な左四つに組んだが、左下手、1枚まわしの右上手をがっちり引くと照ノ富士の怪力ぶりが発揮される。関取としては細身とはいえ、137キロある霧馬山を高々とつり上げること約2・5秒。館内がどよめく中、土俵外へ運び出した。観客も喜ぶド派手な一番にも、「できることをやっているだけなので」と冷静に振り返った。

今場所最高の相撲だった。初日から4連勝も強引な投げが目立ち、5日目は阿武咲に会心の相撲を取られて初黒星。まわしを取って前に出た内容に、幕内後半戦の審判長として土俵下から取組を見守った師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)も「(大事なのは)やっぱり前に出ること。今日は落ち着いて取れていた」と評価した。

3場所で計29勝となり、大関復帰の目安まで残り4勝とした。全勝の妙義龍が敗れたため、前半戦ながら1敗で賜杯争いの先頭を並走する。4日目以来2日ぶりにリモート取材に応じ「1日一番なので」。一喜一憂せず、17年秋場所以来の大関返り咲きへ歩みを進める。【佐藤礼征】

霧馬山(左)をつり出しで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

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来年以降も5月場所優勝力士に米大統領杯授与決定

トランプ米大統領(中央)はアメリカ合衆国大統領杯を幕内優勝者の朝乃山(左)に授与する。右は安倍晋三首相(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

26日、トランプ米大統領が表彰式出席のため両国国技館で大相撲夏場所千秋楽を観戦した。初優勝を果たした前頭8枚目の朝乃山(25=高砂)に新設の米国大統領杯を手渡した。

<八角理事長 談話発表>

本日は、トランプ大統領と安倍首相を五月場所千秋楽にお迎えすることができ、誠に、光栄の至りです。

ご観戦いただいたうえ、初めてのアメリカ合衆国大統領杯を授与していただきましたことに、日本相撲協会を代表して深く感謝申し上げます。

大統領杯は、来年以降も五月場所の優勝力士に授与されることになりました。力士一同にとり、大きな励みとなります。

この度の大統領の格別のお取り計らいを糧として、私どもは、日本の伝統文化である大相撲の発展に、一層、努めてまいる所存です。

令和元年五月二十六日 

 公益財団法人日本相撲協会 理事長 八角信芳

トランプ米大統領(右)は西岩親方の力を借りながらうれしそうにアメリカ合衆国大統領杯を手に笑顔を見せる(撮影・小沢裕)

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大関の月給250万円、渡航はファーストクラスOK

大関昇進の伝達式で口上を述べる貴景勝(左)、右は千賀ノ浦親方(撮影・清水貴仁)

大関貴景勝(22=千賀ノ浦)の誕生だ。日本相撲協会は27日、夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、貴景勝の大関昇進を満場一致で承認した。大阪市内のホテルで行われた伝達式で使者2人(出羽ノ海親方、西岩親方)に伝達された。貴景勝は口上で「大関の名に恥じぬよう、武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず相撲道に精進してまいります」と述べ、地位の重みを踏まえて決意を口にした。大関の月給は横綱に次ぐ250万円となっている。以下は大関アラカルト。

▽江戸時代は最高位 1699年(元禄12)5月の京都興行で初めて番付に「大関」の文字が載る。1890年(明23)3月に横綱昇進した第16代西ノ海までは、横綱免許を授与された力士でも番付には「大関」と記載された。

▽安泰 69年名古屋場所からは2場所連続で負け越さない限り陥落せず、関脇に陥落しても翌場所10勝以上で復帰可。

▽月給 横綱の300万円に次ぐ250万円。三役(関脇、小結)より70万円増。

▽待遇 公演など海外渡航はファーストクラス。新幹線はグリーン席。車での場所入りは地下駐車場まで乗り入れ可。化粧まわしも関脇以下では禁じられている紫色が使える。

▽引退後 協会に残るためには年寄名跡が必要だが、元大関は現役のしこ名で3年間、年寄として協会に残ることができ、日本国籍取得者は委員待遇として「年寄」の上位に置かれる。また、横綱と大関には特別功労金が支給される。

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田口良一「近距離で」因縁田中恒成と戦う覚悟できた

オリジナルTシャツを披露する田口(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBO世界フライ級タイトルマッチの予備検診が、13日に両選手の地元の東京と名古屋で行われた。

挑戦者の同級4位の田口良一(32=ワタナベ)が、同級王者田中恒成(23=畑中)に身長で3・8センチ、リーチで9・5センチ上回った。田口は「こんなに差があるとは思わなかったが、この差が出る試合にはならないと思う。近距離での打ち合いが多くなる」と、真っ向打撃戦を挑むつもりだ。

胸囲は前回より3センチ大きい91センチに、階級を上げた効果を強調した。練習で今まで1リットル程度だった水を2・5リットル取れるようになった。「減量が楽なのでこの数値になった。代謝もよくなった。腕回りも大きくなったと言われる。パワーを生かしたい」。睡眠時間も6時間半とれている。前回は試合1週間前から2、3時間しか寝られなかった。精神面でも「落ち着いている」と、昇級は何重もの効果があった。

因縁の相手、王座奪回、2階級制覇がかかる大一番に、今回はオフィシャルグッズを製作し、販売している。田口はそのTシャツを着て検診を受けた。胸には「READINESS」の文字で「戦う覚悟はできている」を意味する。当日もキャップと合わせて販売する。田口は「格好良くて気に入っている。準備はできてる。あとは思い切り爆発させる」と誓った。

王者と別の場所で予備検診を行った田口良一(撮影・中島郁夫)
王者と別の場所で予備検診を行った田口良一(撮影・中島郁夫)

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井上岳志、初の世界挑戦へ「勝色」新調パンツで勝つ

ジム仲間のサプライズ激励を受けて米国へ出発したボクシングWBO世界スーパーウエルター級3位の井上岳志(前列中央)(撮影・高場泉穂)

日本伝統の「勝色」をまとって勝つ。ボクシングWBO世界スーパーウエルター級3位の井上岳志(29=ワールド)が20日、26日に米ヒューストンで行われる同級王者ハイメ・ムンギア(22=メキシコ)との世界戦に向け、成田空港から出発した。

初の世界挑戦に向け新調したパンツに取り入れたのは日本の伝統色「勝色」。かつて武士が好んで使用した深く濃い藍色で、18年サッカーW杯ロシア大会で日本代表ユニホームでも取り入れられた。「もともと紺が好きだし、勝色と言われているので」と井上。白、紺を基調としたパンツとシューズに身を包み、同級日本人38年ぶりのベルトを狙う。

この日はサプライズで訪れたジム仲間6人に激励され、さらに士気も高まった。減量はあと2・5キロと順調で、時差対策も万全。「今までの試合以上に最高のパフォーマンスを作ってきた。(斎田)会長も勝てると言ってくれている。最善を尽くしたい」と自信に満ちた表情で米国へと旅立った。

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拳四朗V5、拓真は判定勝ち、伊藤V1/世界戦詳細

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)は同級7位サウル・フアレス(28=メキシコ)を判定で下し5度目の防衛。

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)の弟でWBC世界バンタム級5位井上拓真(23=大橋)は判定勝ちで亀田3兄弟以来となる国内2例目の兄弟王者となった。

国内で初の世界戦メインを務めるWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)は同級1位エフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)を7回TKOで下し2度目の防衛に成功した。

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦


王者拳四朗(26=BMB)判定(3ー0)サウル・フアレス(28=メキシコ)

終始試合を支配した拳四朗が危なげなく判定勝ちした。序盤から距離を保って闘い、2回にはパンチが顔面を捉える頻度が増えた。中盤からは上下に打ち分けてダメージを与えた。フアレスをコーナーに追い詰める場面もあったが、ダウンを奪うには至らなかった。フアレスは前に出る迫力に乏しく、有効打も少なかった。

「すごくフアレス選手が頭を動かして。相手に合わせすぎたこところあって反省点。素直に喜べないけれど。来年につなげられたらと思います。(この1年で)やっぱ距離的は成長したかなと。また距離が分からなくなって相手に付き合いすぎた。また反省して、強くなるので」

4回、フアレスにパンチを見舞う拳四朗(撮影・たえ見朱実)

8回、サウル・フアレス(左)に右パンチを放つ拳四朗(撮影・小沢裕)

フアレスに判定勝ちしダブルピースする拳四朗(撮影・鈴木みどり)

WBC世界バンタム級暫定王座決定戦12回戦


井上拓真(23=大橋)判定(3ー0)タサーナ・サラパット(25=タイ)

井上拓は賢く闘い、逃げ切った。1、2回は攻勢を仕掛けてポイントを取った。3回からはフットワークを使って後退しながら有効打を稼いだ。タサーナの出はなや打ち終わりに、左フックや右を的確に合わせた。4回には右のカウンターでぐらつかせた。タサーナは前進を繰り返したが、最後まで間合いをつかめず、打撃の威力、的中率とも欠いた。

「最高です。みなさんの声援のおかげで最後まで踏ん張ることができました。1回でインパクトある試合を狙いすぎてズルズルいってしまった。こんな内容じゃナオ(兄尚弥)に並んだとは言えない。これから並べるように精進していきたいです。まだまだ暫定。正規のチャンピオンじゃないので喜んでいられない」

2回、サラパットにパンチを見舞う井上拓(撮影・たえ見朱実)

6回、サラパット(右)に左パンチを放つ井上拓。左はセコンドで見守る兄尚弥(撮影・小沢裕)

サラパットに勝利した井上拓(右)は兄尚弥と記念撮影(撮影・鈴木みどり)

WBO世界スーパーフェザータイトルマッチ12回戦


王者伊藤雅雪(27=伴流)TKOエフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)

伊藤が冷静な試合運びを披露した。立ち上がりは頭を下げて密着する相手にてこずったが、中盤以降は的確なジャブとフットワークを生かしたワンツーから主導権を握る。5回からは出足の鈍った相手をロープ際に追い詰めて有効打を当て、7回の連打で一気に畳み掛けて仕留めた。チュプラコフは粘り強く食い下がったが、手数が少なかった。

「僕には一撃必殺のパンチもないですし、井上尚弥君みたいなスペシャルな選手にもまだまだなれないですけど、ハートがある。そういう気持ちをどんどん見せていって、僕にしかなれないチャンピオンになっていきたい。来年はもっと大きな試合をして、強い相手とどんどん戦っていきたい」

1回、チュプラコフにパンチを見舞う伊藤(撮影・たえ見朱実)

7回、チュプラコフ(右)をコーナーに追い詰めTKO勝ちを収めた伊藤(撮影・小沢裕)

エフゲニー・チュプラコフに勝利し、初防衛を果たした伊藤(撮影・たえ見朱実)

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経験値豊富の村田V2戦へ「パッキング大変」米出発

出発前に落ち着いた表情を見せる村田

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が13日、同級3位ロブ・ブラント(米国)を迎える2度目の防衛戦のため、開催地の米国ラスベガスへ向かう成田空港で取材に応じた。

同地では過去2戦しており、合宿などでも多く訪れる土地。今回は王者という肩書を持って乗り込むが、「パッキングが大変でした。ベルトのスペース作りが」とリラックスした様子で切り出し、「(気持ち的には)そんなに差はないですね」と泰然とした。

現地は勝手知ったる場所で、「(食事も)気にするタイプじゃない。日本食レストランも知っているので。アゼルバイジャンでマトンばかりというのはさすがに、でしたが」とアマチュア歴も含めて、その経験値の多さを物語る。減量も残り2・5キロで、「機内でも水分をしっかり取りたい」と搭乗ゲートに向かった。

空港内を悠然と歩く村田

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京口紘人が転級2階級制覇へ「次勝てば世界戦」会長

IBF世界ミニマム級王座を返上し、ライトフライ級への転級を発表した京口

 ボクシングの前IBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)が所属ジム初の2階級制覇を目指して転級する。

 22日、都内の所属ジムで会見。減量苦を理由に先月で同王座を返上し、ライトフライ級への転級を表明した。9月25日に東京・後楽園ホールで、18勝2分け無敗のチボ・ボナベサ(28=インドネシア)との10回戦に臨む。WBA6位、WBO8位、WBC13位にランクされるボナベサを倒せば、世界ランク上位となる。ジムの先輩王者の内山高志、河野公平、田口良一とは違い、3階級制覇までうかがう京口は「パワーアップしたなと思われるような試合がしたい」と決意も新た。渡辺会長も「次に勝てば世界戦を考えたい」と期待した。

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京口紘人が2階級制覇目指し転級 9・25に前哨戦

IBF世界ミニマム級王座を返上し、ライトフライ級への転級を発表した京口

 ボクシングの前IBF世界ミニマム級王者京口紘人(24=ワタナベ)が所属ジム初の世界2階級制覇を目指して転級する。

 22日に東京・五反田のワタナベジムで会見。7月末に同王座を返上し、9月25日に東京・後楽園ホールで、ライトフライ級にて世界主要3団体でランク入りする20戦無敗のチボ・ボナベサ(28=インドネシア)と世界前哨戦(同級10回戦)に臨むことを発表した。

 「今までは練習のこと以上にウエートのことを気にし過ぎて優先順位が変わっていた」と振り返る京口は「(減量が)きついのは変わりないですが。『パワーアップしたな』『変わったな』とファンに思われるような試合がしたい」と決意を新たにした。2階級制覇を目指す前哨戦となり「目標が世界王者だったのに。2階級制覇になって自分もびっくりしています」と新たなターゲットに向けて胸を躍らせた。

 前哨戦の相手として決まったボナベサ18勝(8KO)2分けと無敗の世界ランカー。ライトフライ級でWBA6位、WBO8位、WBC13位にランクされる。以前、前WBA・IBF同級統一王者の田口良一の挑戦者としても挙がっていた実力者だ。渡辺均会長は「勝てばIBF以外の他団体の世界王座も狙えるような相手とやらせたかった。次に勝てば世界戦を考えたい」と期待を寄せていた。

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井上尚弥ド派手な演出ド派手に勝つ10・7WBSS

WBSSに向け気合の入った表情を見せる井上(撮影・鈴木正人)

 ボクシングWBAバンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が10月7日に横浜アリーナで階級最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦に臨むことが21日、発表された。元WBA世界同級スーパー王者フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)との初防衛戦になる。WBSS本部からサッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)の演出を手がける運営陣が多数来日予定。ド派手なショーで幕を開ける。

 1回戦からビッグな舞台が整った。井上は「WBSS初戦が、日本で、横浜アリーナでできる。思ったような試合と会場でうれしい」と喜んだ。会場だけではない。師匠の大橋秀行会長は「今までの興行とはまったく違う演出、スタイルになる。ファンにインパクトを与えるに違いないと思います」と予告した。

 今月中旬、WBSS本部から6人の関係者が来日し、会場を視察。運営陣の中心はサッカー欧州CLを手がけ、6月のW杯ロシア大会の演出も担当したという。今回も150人もの関係者が来日し、大橋ジムと運営する。演出の都合で座席配置も通常と違い、入場券の販売開始も少しずれこんだ。

 井上自らも7月20日にロシアで開かれたWBSS抽選会翌日、WBSSクルーザー級決勝を視察。「演出がシンプルで格好いい。入場した選手がリングに入る前に(お立ち)台に1分間ほど立ったり。ショーでした。プロである以上、演出も1つの楽しみ」と胸を躍らせた。優勝すれば日本人初の3団体統一王者。同会長から全戦KO指令が出ている。「KOは毎回頭に入れている。簡単な道のりではないですけど必ず優勝したい」。ド派手な演出で、ド派手に勝つ。【藤中栄二】

WBSSの組み合わせ

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井上尚弥10・7パヤノとWBSS1回戦「優勝を」

WBSSに向け気合の入った表情を見せる井上尚弥(撮影・鈴木正人)

 ボクシングの世界3階級制覇王者で、現WBAバンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が10月7日、横浜アリーナで階級最強を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦に臨むことが21日、発表された。

 1回戦の相手は、7月にロシアで開催された組み合わせ抽選会で決まった元WBA世界同級スーパー王者で現同級同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)となる。

 既に相手が決まっていたものの、井上は「この発表から、また気持ちが入るので」と表情を引き締めた。自身初の横浜アリーナでの世界戦。「WBSSの会場のつくりは独特。それを日本でやることができてワクワクできますね」と高揚感も漂わせた。プロボクシングでは事例の少ないトーナメント方式での世界戦。「すぐに相手も決まりますし、実力ある選手ばかり」と声を弾ませた。

 井上を含め、WBC、WBO、IBFという3団体の世界王者が出場する。優勝すれば日本人初の3団体統一王者になる。井上は「注目度も高いですし、日本人初のWBSS出場に誇りを持って出場したい。優勝できるように頑張りたい」と決意も新た。師匠の大橋秀行会長も「国内外にインパクトを与えると思います」と大きな期待を寄せていた。

WBSSに向け気合の入った表情を見せる左から井上真吾トレーナー、井上尚弥、大橋秀行会長(撮影・鈴木正人)

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吉田実代が王座獲得「ほっと」勲章の流血に愛娘泣く

愛娘の実衣菜ちゃんとともにリング上で東洋太平洋王座奪取を喜ぶ吉田実代

<プロボクシング:東洋太平洋女子バンタム級王座決定戦8回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

 「戦うシングルマザー」で知られる同級1位吉田実代(30=EBISU K.s BOX)が王座獲得した。

 同級2位グレテル・デパズ(25=フィリピン)と王座を争い、1回は連打で攻め込まれたものの、2回中盤以降はボディーブローや右ストレートを軸に反撃。3回からは何度もロープ際に追い込み続け、4回終了時の採点でリード。続く5回に偶然のバッティングで前頭部をカットして流血。ドクターストップで、同回1分39秒、負傷判定でベルト奪取に成功した。試合終了後、顔まで血が流れ、驚いて泣いてしまった愛娘の実衣菜ちゃん(3)を抱きかかえ、勝利を喜んだ。

 日本女子同級王座も保持しており、これで2本目のベルト獲得となる。吉田は「ふがいない試合をしてしまった。もっと王者らしい試合ができるように頑張りたい。最低条件の勝つことができてほっとしている」と謙虚に話した。既に9月30日には生まれ故郷の鹿児島県で次戦が決定済み。3度目となる凱旋(がいせん)試合は、日本、東洋太平洋の2本のベルトを持参することになる。前頭部をカットして約1カ月強後の試合となるが、加山利治会長(46)は「大丈夫だと思います」と軽傷を強調。吉田自らも「4回戦の頃は短い期間で試合していたのでやれます。2本のベルトを持っていけてうれしい」と意欲を示した。

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横浜ビール料理人の大竹が王座奪取へひと泡吹かせる

米国に乗り込んで王座奪取を期す大竹秀典

 ボクシングWBO世界スーパーバンタム級6位大竹秀典(37=金子)が19日、日本男子最年長の世界王座奪取へ向けて渡米した。

 25日に米アリゾナ州グランデールで、同級王者アイザック・ドグボエ(23=ガーナ)に挑戦する。14年に英リバプールでWBA同級王座に挑戦で判定負け以来、3年9カ月ぶりの世界挑戦王座奪取となれば、元3階級制覇王者長谷川穂積の35歳9カ月の最年長記録を1歳4カ月更新する。

 ドグボエはガーナ代表として12年ロンドン五輪に出場し、プロでは19勝(13KO)の無敗王者。同級では16日に、IBF王者岩佐(セレス)がドヘニー(アイルランド)に王座を奪われた。次戦でこの2人の王座統一戦のプランが浮上している。大竹は「そうはさせないようにしたい」と、落ち着いた口ぶりながらも闘志をのぞかせた。

 普段は横浜ビールの料理人として仕事している。晴れ舞台に臨むガウン、トランクス、シューズともビールカラーのくすんだゴールドにした。トランクスのベルト部分は白いビールの泡をイメージ。「色合いはうちのビールならヴァイツェンかな。ゴールドと白は黄金比率の7:3にしてもらった」と話す。

 日本食やゲン担ぎなどは持参しなかった。「日本食の料理店はある。和食が食べられればいいので」という。王者は強敵だが、大ベテランがひと泡吹かせるつもりだ。

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阿武咲が地元青森で砂まみれ稽古 観衆大声援に感謝

ぶつかり稽古で阿武咲(下)に胸を出した高安

 大相撲の夏巡業は16日、青森・八戸市で行われ、古くから相撲どころとして知られる、青森県出身力士が会場を盛り上げた。

 同県中泊町出身の前頭阿武咲(22=阿武松)は、朝稽古の最後にぶつかり稽古で大関高安に胸を借りた。約7分間、胸を借りる間に砂まみれになり、観衆から大声援が起きた。「やっている最中は全然聞こえなかった。でも、ありがたいですね」と感謝した。

 高安には、今回の巡業中に三番稽古に何度も指名されており「(1月の初場所で)ケガをしてから全体的に力が落ちている中で、大関のおかげでだいぶ戻ってきた実感がある。ケガをしたら、という恐怖もなくなってきた」と、再び感謝した。また、中退した三本木農高相撲部時代は、この日の会場となった八戸市体育館に隣接する土俵で夏合宿を行っていたことも明かし「懐かしいですね」と、笑顔で話した。

 深浦町出身の十両安美錦(39=伊勢ケ浜)は、家族が見守る前で、同県鰺ケ沢町出身で弟弟子の誉富士にぶつかり稽古で胸を出したり、申し合いで名乗りを上げたりと、精力的に汗を流した。また、片道4時間かけて実家にも寄るなど親孝行もした後の巡業参加となったが「毎年、こうして青森に巡業で来ることができて、大勢の人が集まってくれてありがたいよ」と、集まった約2500人の観衆らに感謝していた。

ぶつかり稽古で汗を流す、ともに青森県出身でご当所の安美錦(手前左)と誉富士(同右)

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名古屋場所Vの御嶽海「ありがたい」高安と三番稽古

三番稽古を行った高安(左)と御嶽海

 7月の名古屋場所で初優勝した、大相撲の関脇御嶽海(25=出羽海)が16日、青森・八戸市で行われた夏巡業で大関高安と三番稽古を行った。

 1勝9敗の計10番に「10番しか取ってないの? もっとやっているかと思った」と、番数以上の充実感と疲労度があることを口にした。左四つに組まれて寄り切られる取り口が多く「重たいし、懐が深かった。(高安には)目をかけてもらっているので、ありがたいですね」と振り返った。

 今回の巡業中にファンの期待も感じているという。「声をかけられることが多くなった。注目されることはうれしいけど、自分のペースを崩さず、やることをやって、体をつくっていきたい」。期待に応えたい思いが強いからこそ、大関とりの秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)を見据えていた。

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大竹秀典25日世界王座挑戦 勝って長期契約だ

練習を公開した大竹(中央)

 WBO世界スーパーバンタム級6位の大竹秀典(37=金子)が世界王座奪取で米プロモート大手とのロング契約をゲットする。

 25日に米グランデールで王者アイザック・ドグボエ(ガーナ)への挑戦を控え、13日に都内の所属ジムで練習を公開。金子健太郎会長によると興行主トップランク社から引き分け以上で3試合延長の追加条項が契約に含まれており、大竹は「勝たないといけない。与えられた試合をしっかりやりたい」と2度目の世界挑戦へ、気合を入れ直した。また勤務先・横浜ビールにちなみ、コスチュームをビール色に近い金色、泡を意識した白色にすることも明かした。

精力的にミット打ちに臨むWBO世界スーパーバンタム級6位大竹秀典

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