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中学生プロレスラーの吏南が大きな1勝 シンデレラトーナメント2回戦進出

スターダム後楽園大会 シンデレラトーナメント1回戦に勝利した吏南(撮影・松熊洋介)

<スターダム:後楽園大会>◇10日◇後楽園ホール

中学生プロレスラーが大きな1勝を手にした。

20選手による「シンデレラトーナメント」が開幕。1回戦10試合が行われ、吏南(14)がAZM(18)に勝利し、2回戦進出を果たした。

巡ってきたチャンスをものにした。AZMをオーバー・ザ・トップロープで場外に落とし、勝利を決めると、跳び上がって両手で何度もガッツポーズを見せ、喜びを爆発させた。同ユニット・大江戸隊の鹿島の欠場により、急きょ出場が決定。「実力差もまだあったけど、出るからには夢に近づけるように頑張ろうと思った」と笑顔を見せた。

先に入場した吏南は相手の花道に向かって一直線。「対戦が決まってから、ずっと考えていた」と、リングに上がる前のAZMを襲撃し、場外戦を仕掛けた。試合は終始AZMペース。何度もフォールで3カウントを奪われそうになったが、何とか回避。大江戸隊のナツコ、小波らの“アシスト”もあり、エプロンで粘るAZMを強烈なドロップキックで場外に蹴り落とした。

現在14歳の中学3年生。格闘技をやっていた父に連れられ、スターダムの試合を見て興味を持った。対戦したAZMは、17年に中3でアーティスト・オブ・スターダムを巻いており、目標にしている。「自分がこれまで続けてこられたのもAZMさんがいたから。とても感謝している。自分も中学生のうちにベルトを巻きたい」。少しずつ周囲に知られてきて、今では学校の友だちも応援に来てくれることもあるという。「14歳のシンデレラになりたい」。最年少女王を目指す14歳は、力強く優勝宣言した。

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中野たむ組3度目の防衛 2冠王者でなつぽい戦へ

スターダム後楽園大会 アーティスト・オブ・スターダム選手権で3度目の防衛に成功した、左からウナギ・サヤカ、中野たむ、白川未奈(撮影・松熊洋介)

<スターダム後楽園大会>◇26日◇後楽園ホール

アーティスト・オブ・スターダム選手権は王者・中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカ組が、上谷、渡辺、AZM組を破り、3度目の防衛に成功した。

中野は自分が立ち上げたユニット「COSMIC ANGELS」のリーダーとして、2人の前で3カウントを奪われるわけにはいかなかった。終盤、若い相手の速い連係技に苦しみ、集中攻撃を浴びた。それでも苦労してやっとつかんだ3人のベルトを簡単に渡すわけにはいかなかった。相手の攻撃をかわし、タイガー・スープレックス・ホールドを2度目で成功させ、渡辺をリングに沈めた。中野は「ギリギリのところで防衛できた」と胸をなで下ろした。

4月4日の横浜武道館大会では、なつぽいとワンダー・オブ・スターダム(WOS)の初防衛戦を行う。試合後、リング上に呼び出し「死に物狂いで地獄の底を、はいつくばってやっとやっとつかんだベルト。まだ渡すわけにはいかない」とにらみ付けた。以前は仲の良かった2人。24日の調印式では、なつぽい自ら2人の笑顔の写真を持ち込み、ビリビリに破くなど一触即発。さらに「いつも自己中心的で欲しいものを無理やり手に入れてきた」と挑発された。中野も、かわいさで売っている、なつぽいの振る舞いがずっと気にくわなかった。「いつもいい子ぶっている。どろどろに汚い精神を隠してる」と応戦。対戦が決まってから、両者の激しい口論が続いてきたが、あとはリングの上でぶつかり合い、決着をつけるだけだ。

昨年ユニットを結成し、同12月に岩谷らのSTARSから独立。今年3月3日の日本武道館大会では、メインでジュリアと髪切りマッチに挑み、WOSのベルトを獲得した。ウナギは22選手によるオールスターランブルを制し、白川も同試合で最後まで優勝争いに絡むなど、2人の活躍も目立った。

次の対戦について聞かれた中野は「全ユニットから防衛してみんなが欲しくなるベルトにしたい」と防衛回数を増やし、価値を上げていくつもりだ。昨年12月の初戴冠から白川、ウナギも発言が力強くなってきた。3人だけではあるが、強い絆で結ばれた「COSMIC ANGELS」が、勝利を重ね、最強ユニットを完成させる。

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髪守った中野たむベルトも守った、絶好調3人で連係

アーティスト・オブ・スターダムの初防衛に成功した、左から白川未奈、中野たむ、ウナギ・サヤカ(撮影・松熊洋介)

<スターダム:後楽園大会>◇7日◇東京・後楽園ホール

ワンダー・オブ・スターダム王者の中野たむが、所持していたもう1つのベルト、アーティスト・オブ・スターダムの初防衛に成功した。自身が立ち上げたユニット、COSMIC ANGELSの白川、ウナギと組み、岩谷、キッド、飯田組の挑戦を退けた。

3月3日の日本武道館大会では、中野がジュリアと髪切りマッチに挑み、初戴冠。さらにここ1カ月、7番勝負で力を付けたウナギが、22人で争ったオールスターランブルで優勝。同試合でケガから復帰した白川も、ウナギと一緒に最後まで残るなど、絶好調の3人が、しっかりとベルトを守った。中野は「これからどんどん防衛していく」と力強く宣言した。

王者の強さが試合にも出た。2本のベルトを引っ提げ、いつも以上に落ち着いた振る舞いで入場。相手のリーダー岩谷と1対1での撃ち合いを演じ、20回以上の強烈なエルボーを受けても倒れず、劣勢を跳ね返した。3人の連係技も決まり、最後はキッドに鮮やかなタイガー・スープレックス・ホールドで3カウントを奪った。

次期挑戦者は、この日行われた試合で勝利した上谷、渡辺、AZM組。「強敵だけど力を合わせて防衛したい」と語った。さらに白川、ウナギがゴッテス・オブ・スターダムのベルトに挑戦することも表明。頼もしい後輩たちに「2人が取れば、全員が2つずつベルトを持つことになるので頑張って欲しい」とエールを送った。「COSMIC ANGELS旋風を巻き起こす」。たくましくなったアイドルレスラーは、力強い言葉を残して、悠々と会場を去った。【松熊洋介】

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奇跡訪れた!なつぽいが涙の初戴冠「リングで夢を」

新王者になったなつぽい(撮影・滝沢徹郎)

<スターダム:日本武道館大会>◇3日◇東京・日本武道館

10周年記念のオープニングマッチとなったハイスピード選手権試合は挑戦者なつぽい(25)が、AZM(18)を破って、悲願の初タイトルを手にした。

エンドレスワルツも、ジャーマンスープレックスも返されたが諦めなかった。クロスアーム式スープレックスホールドで3カウントが決まった瞬間、右手を高々と上げ、涙を見せた。その後コーナーに上り、ベルトを掲げた。初めての日本武道館で初めての景色に「奇跡は、信じて続けるヤツだけに訪れる」と叫んだ。「このリングで夢を見させてあげる。もっともっと上に駆け上がってやる」。

昨年からスターダムに参戦。アイドルとの両立から、今年はプロレス中心に活動していくことを決め、1月17日に正式に入団した。「ベルトを取るのが目標」と意気込んで21年のスタートを切ったが、同30日の大会で、ひめかとゴッデス・オブ・スターダムに挑戦して敗戦。パートナーを解消される屈辱を味わった。「夢を見るのはもうおしまい」と罵倒されたこともあったが、150センチ、47キロの小さなファイターがついに大きな夢を手にした。「このリングで夢を見させてあげる。もっともっと上に駆け上がってやる」。初めてのベルトを手にしたなつぽいはすでに初の防衛戦を見据えていた。

AZM(左)をジャーマンスープレックスで投げつけるなつぽい(撮影・滝沢徹郎)
AZM(下)を攻めるなつぽい(撮影・滝沢徹郎)

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ウナギ・サヤカ撃沈!岩谷蹴りで顔面アザも再起の涙

岩谷麻優対ウナギ・サヤカ 岩谷麻優(奥)を攻めるウナギ・サヤカ(撮影・丹羽敏通)

<スターダム後楽園大会>◇14日◇後楽園ホール

ウナギ・サヤカがスターダムのアイコンこと岩谷麻優の洗礼を浴びた。

自身のキャリアを積む「ウナギ・カブキ7番勝負」の第3戦で対戦。13分の戦いのうち、攻撃時間はわずかで「全く歯が立たなかった」と完敗だった。顔面を踏まれ、絞め技でフラフラになり、最後はドラゴン・スープレックス・ホールドで3カウント。持ち味を出せずに沈んだ。

余裕の勝利となった岩谷からは「ペースを持っていかれることもなかった。これから頑張って成長してほしい」と励まされた。6日ジュリア、7日AZM戦に続いて3連敗。「越えたい壁はとてつもなく高い。でも高い方が楽しいので、いつか絶対に超えたい」と号泣しながらも前を向いた。

アイドル活動をやめ、2年前にデビューし、昨年11月にスターダムに移籍。同12月にはアーティスト・オブ・スターダム王者に輝いた。成長してきた中での7番勝負でここまで実力を出すことが出来ていない。「ボロボロにやられて、プロレスってすごいなあと改めて感じる。すべて受け止めて吸収したい」。

研究には労力を惜しまない。現在アクション女優として活躍する小玉百夏ら3人でルームシェア。コロナ禍で寂しくなって始めたといい「応援にもよく来てくれる。本当に楽しい」と話す。小玉からはトレーニングや体の動きについてのアドバイスを受けることもあり、プロレスにも取り入れている。「受け身の取り方など勉強になる」と映像もしっかりチェックする。

今年に入ってからシングルマッチが組まれるようになり、林下、飯田らチャンピオンとも対戦したがいずれも敗れ、力の差を見せつけられた。“特別授業”は残り4戦。対戦相手は直前まで知らされない。「私しかできないプロレスを残りの試合で見つけたい」。強烈な蹴りで顔に受けた大きなアザを押さえながら、次戦に向けてトレーニングに励む。【松熊洋介】

岩谷麻優対ウナギ・サヤカ 岩谷麻優(左)にレッグドロップを決めるウナギ・サヤカ(撮影・丹羽敏通)
岩谷麻優対ウナギ・サヤカ 岩谷麻優(左)を攻めるウナギ・サヤカ(撮影・丹羽敏通)
岩谷麻優対ウナギ・サヤカ 岩谷麻優(左)にレッグドロップを決めるウナギ・サヤカ(撮影・丹羽敏通)
岩谷麻優対ウナギ・サヤカ 岩谷麻優を攻めるウナギ・サヤカ(撮影・丹羽敏通)

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朱里2度目防衛「借りを返したい」次戦にAZM指名

防衛に成功したSWA王者の朱里(撮影・鈴木みどり)

<スターダム:日本武道館大前夜祭>◇30日◇東京・ベルサール高田馬場

SWA選手権試合は、朱里(31)が、渡辺桃(20)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

終盤、新技で渡辺を沈めた。ランニング・ニーで優位に立つと、これまで出したことのなかった玄武で3カウント。意識を失いかけ、レフェリーから「試合は続いているぞ、分かるか」と声を掛けられるほどの壮絶な戦いを制した。「桃~。やっぱり強いな」と認めた上で「でもまだ負けるわけにはいかない」と語った。

昨年1月から参戦し、2月にはアーティスト・オブ・スターダムを戴冠。同11月に正式入団し、すぐにSWAのベルトを巻いた。20年プロレス大賞に輝いたジュリアとともにユニット、ドンナ・デル・モンドを引っ張る。「価値を上げるためには負けられない」。コロナが収まれば世界の強い選手と戦う意思を示し「それまではベルトを持ち続けたい」と誓った。さらに「赤いベルトも狙っていくつもり」と、林下詩美の持つワールド・オブ・スターダムへの挑戦も視野に入れる。

最強王者になるため、苦手な敵はつぶしておく。次戦の相手には昨年5★STAR GP2020で敗れたAZMを指名。「スピードがあるし、すぐに丸め込まれるやっかいな相手。しっかり研究して借りを返したい」と意気込んだ。対戦日は未定だが「ジュリアの防衛戦と同じ日にやりたい」と明かした。「SWAのベルトが隠れているのが悔しい」。あえて同じ日にやることで、ベルトの価値を上げるつもりだ。「どんどん上がって行くためにきっちりと勝ち続けていたい」。正式入団からわずか2カ月だが、スターダムの頂点に立つため、貪欲に勝利を求めていく。【松熊洋介】

渡辺に新技「流炎」を決める朱里(右)(撮影・鈴木みどり)
渡辺(下)に技をかける朱里(撮影・鈴木みどり)

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タレントから正式入団 なつぽいが小波に反則勝ち

リングインし華麗な動きを見せるなつぽい(撮影・滝沢徹郎)

<スターダム:10周年記念日大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

試合前に正式にスターダム入団が発表されたなつぽい(25)が、小波に反則勝ちで勝利した。

終始攻め続けられた中で、小波がレフェリーを押しのけ、パイプ椅子を持ち出して試合終了。勝利したなつぽいはそのままリングに倒れ込み、仲間に抱えながらの退場となった。「こんな勝ち方、納得がいかない」と悔しさをにじませた。ゴッデス・オブ・スターダムのベルトを持つ相手。「(同ユニットの)ひめかと2人でかっさらってやりたい」と闘志を燃やした。

昨年まではタレント活動と両立していたが、今年からプロレスに重点を置くことを決断。17日付でスターダム正式入団となった。「頂点を取るためにここに来た。このリングで命をかけて全力でプロレスに打ち込む」と意気込んだ。

5日には新日本東京ドーム大会のオープニングマッチにも出場。プロレスを始めて6年目で目指していた舞台にたどりつくなど、スターダムでの活躍に手応えを感じている。

「スーパースターの夢をかなえられるのはここしかない」

試合後はハイスピード選手権のベルトを防衛したAZMに挑戦を表明した。1度は「帰れ」と言われたが、引き下がらず「3月3日、日本武道館でそのベルトに挑戦するのにふさわしいのは私しかいないでしょ」とファンを味方に付け、再度対戦を要求した。

「小さくてもヘビー級のような試合をしていきたい」

150センチ、47キロのなつぽいが、大きな夢に向かって進み始めた。

スターダムに正式に所属したなつぽいはポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

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王者AZM、米山香織とハイスピード選手権防衛戦へ

試合後、AZM(左)はゴキゲンです☆流の握手で対戦を誓う(撮影・滝沢徹郎)

<スターダム:新木場大会>◇3日◇新木場1stRING

「クイーンズ・クエスト」のAZM(あずみ、18)が、林下詩美、上谷沙弥とのタッグで「STARS」の岩谷麻優、スターライト・キッド、ゴキゲンです☆組に勝利した。

中盤には岩谷に連続で蹴りを入れ、集中的にダメージを与えるなど、3人の息のあったパフォーマンスが光った。最後は上谷がゴキゲンです☆をスタークラッシャーで頭からリングに突き刺し、片エビ固めで3カウントを奪った。

試合後マイクを取ったAZMはゴキゲンです☆に向かって「負けたからゴキゲンじゃないのかしら?」と挑発。さらに自身が王者であるハイスピード選手権の防衛戦に「素顔のゴキゲンさんと対戦したい」とノーメークでの対戦を熱望した。これにはゴキゲンです☆も戸惑いを隠せなかったが、横にいた岩谷が「見たいです」と叫んだため「麻優さんがそう言うなら…」と承諾した。

ゴキゲンです☆は米山香織の化身と言われており、米山はハイスピード選手権の第2、6代目王者でもある。AZMは「タイミングはここしかない。米山香織さんと試合をしたい。歴史のあるこのベルトに関わっている人なので絶対に倒したい」と対戦を心待ちにした。

試合後、ゴキゲンです☆に対戦を迫るAZM(撮影・滝沢徹郎)
試合後、ゴキゲンです☆(右)に対戦を迫るAZM(左)(撮影・滝沢徹郎)
ゴキゲンです☆(手前)を攻める、左奥からAZM、上谷沙弥、林下詩美(撮影・滝沢徹郎)

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新日ドーム大会に岩谷ら出場「温かく迎えてくれた」

今年最後の大会を終え、ファンにあいさつをする岩谷麻優(中央)(撮影:松熊洋介)

来年1月5日に行われる新日本プロレス東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM」のダークマッチで行われる、女子プロレス団体スターダムの対戦カードが決まった。

同団体の出場は、今年の1月4日に続き、2年連続で、今年は2試合が行われる。カードは以下の通り。

▽第0-1試合 AZM、上谷沙弥、林下詩美組-なつぽい、ひめか、舞華組

▽第0-2試合 中野たむ、岩谷麻優組-朱里、ジュリア組

2年連続の出場となる岩谷は「男子の団体のファンだから、アウェーだと思っていたけど、温かく迎えてくれた。今年は10人も出るので、みんなに知ってもらえるようなプロレスを見せたい」と話した。また、初出場となる林下は「もともと好きで東京ドームに見に行っていた。その会場でベルトを持って戦えるのがうれしい」と喜んだ。

今年最後の大会を終え、ファンにあいさつをするスターダムの選手たち。中央は岩谷麻優(撮影:松熊洋介)

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ビッグダディ三女の詩美がタッグ戦で2度目防衛成功

ゴッデス・オブ・スターダム選手権で2度目の防衛に成功し、インタビューに応じる林下詩美(右)と上谷沙弥(撮影:松熊洋介)

<スターダム後楽園大会>◇14日◇東京・後楽園ホール

ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合は、ビッグダディこと林下清志氏の三女・詩美(22)が上谷沙弥(23)とのタッグで、ANM(18)、渡辺桃(20)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

20分を過ぎ、林下とAZMの一騎打ちの戦いが続いていた。林下は何度もAZMに苦しめられ、窮地に追い込まれたが、跳ね返し続け、流れを引き寄せて逆転。最後はリング中央で両手を挙げ、観客の手拍子に後押しを受けたあと、豪快にジャーマン・スープレックス・ホールドを決めた。「今年のタッグリーグ優勝チームなので、簡単にはいかなかったけど、最後は自分たちのタッグ力が勝った。チャンピオンとして結果を残せて安心した」とホッとした表情を見せた。

デビューから3年目。「体も大きくなったし、技も増えてパワーもついてきた」。タイトルも取れるようになり、引っ張る自覚も出てきた。明日15日には2冠をかけ、ワールド王者の岩谷麻優(27)に挑戦する。「簡単に倒せる相手ではない。何をされても最後まで立っている選手。今は世界の岩谷麻優だと思う」と敬意を払うほどの絶対的存在に立ち向かう。「誰がベルトを奪うのかと考えたら、自分が行くしかない。今年に入ってずっと成長しているので、1000%の私で挑める」と普段はあまり感情を表に出さない林下が熱く語った。

力強い“応援団”が勝利を後押しする。父・清志氏からは「ベルト取っても取れなくても全力で挑め」と激励を受けた。15日の岩谷との大一番には仙台まで駆けつけるという。約1年ぶりの応援に「自分から言うくらいなので、期待してくれているんだと思う。久しぶりなので、お父さんの前でいいところを見せられたら」と声を弾ませた。

家族のグループラインは10人以上。多くの励ましに加え、前夜には試合連絡を、当日には結果を“誰か”が教えてくれる。「家族大好きっ子なのですごく力になる。うちは他の人の何倍もいるので」と笑顔を見せた。誰よりも大きな力をもらい、2冠王者に輝いて、スターダムの新しい時代を築く。【松熊洋介】

ゴッデス・オブ・スターダム選手権で2度目の防衛に成功した林下詩美(右)と上谷沙弥(撮影:松熊洋介)

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スターダム岩谷麻優「STARSは正統派」を宣言

スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まったSTARS。前列中央がリーダーの岩谷麻優(撮影・桝田朗)

<スターダム:新木場大会>◇14日◇新木場1st RING

スターダムの2019ドラフト会議が行われ、今年の各ユニットの陣容が決定した。

メインで行われたドラフト会議5WAYバトルで、STARSの岩谷麻優、クイーンズクエスト(QQ)の渡辺桃、JANのジャングル叫女、大江戸隊の花月、多国籍軍(仮名)の木村花の各リーダーによる指名順を決める戦いが行われた。

今回は、この試合で最後に負けたリーダーのユニットは自動的に解散という厳しいルールも設けられた。試合は、花月を場外に落とし最初に勝利した岩谷が指名順1位を獲得。2位渡辺、3位が花月と決まっていき、最後は木村と叫女が軍団の存続を掛けて戦い、木村が勝利。叫女が昨年立ち上げたJANは解散となってしまった。

続けて1位から順に指名するドラフト会議が始まった。各ユニットの指名選手は次の通り。

☆STARS <1>スターライト・キッド<2>星輝ありさ<3>中野たむ<4>鹿島沙希<5>羽南<6>ザイヤ・ブルックサイド<7>飯田沙耶

☆QQ <1>AZM<2>林下詩美<3>ビー・プレストリー<4>バイパー<5>シャーダネー<6>小野崎玲皇<7>妃南

☆大江戸隊 <1>葉月<2>アンドラス宮城<3>刀羅ナツコ<4>ジェイミー・ヘイター<5>“セッション・モス”マルティナ<6>夏すみれ

☆多国籍軍(仮名) <1>ジャングル叫女<2>小波<3>マリー・アパッチェ<4>ナツミ<5>レベル・ケル<6>ボビー・タイラー<7>ルアカ<8>吏南<9>米山香織

陣営が確定しSTARSの岩谷は「これからこのメンバーでSTARSは正統派をやっていく」と宣言。QQの渡辺は「このメンバーでベルト総取りをねらっていく」。大江戸隊の花月は「これまでのメンバーにナツコさんが加わった。ナツコさんが大江戸隊で変わることを期待してください」と新メンバーに期待を寄せた。多国籍軍の木村は「スターダム所属の選手はスターダムの飼い犬。その中で野良犬の素質をもっている人を選んだ。(ユニットの名前は)ベルトを取ったら決めようと思っている。革命を起こしてみせます」と宣言した。

スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まったクイーンズクエスト。前列中央がリーダーの渡辺桃(撮影・桝田朗)
スターダムドラフト会議2019で新メンバーが決まった大江戸隊。前列右がリーダーの花月(撮影・桝田朗)
スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まった多国籍軍。前列中央がリーダーの木村花(撮影・桝田朗)

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渡辺桃、紫雷に蹴り10連発フォール寸前追い詰めた

18日後楽園大会でのワンダ・オブ・スターダム選手権前哨戦に敗れ、挑戦者の渡辺(右)に語りかける王者紫雷イオ

<スターダム:新木場大会>◇10日◇新木場1st Ring

 女子プロレスのスターダムの新木場大会が10日、新木場1st Ringで行われ、18日の後楽園大会で行われるワンダ・オブ・スターダム選手権の前哨戦は、挑戦者の渡辺桃(17)組が王者紫雷イオ(27)組に勝利した。

 渡辺は、HZKと組んで紫雷、AZM組と対戦。序盤から紫雷にキック10連発を見舞うなど、フォール寸前まで追い詰めた。最後は、AZMをダイビング蒼魔刀で沈めた。渡辺は「高校生のうちにベルトを取って、スターダムの頂点に輝きたい」と紫雷を挑発。紫雷も「後楽園では容赦なくお前のことをたたきつぶす」と応じた。

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渡辺桃組が前哨戦勝利「高校生のうちにベルト取る」

18日後楽園大会でのワンダ・オブ・スターダム選手権前哨戦に敗れ、挑戦者の渡辺に語りかける王者紫雷イオ(撮影・桝田朗)

<スターダム:新木場大会>◇10日◇新木場1st Ring

 18日の後楽園大会で行われるワンダ・オブ・スターダム選手権の前哨戦は、挑戦者の渡辺桃(17)組が王者紫雷イオ(27)組に勝利した。

 渡辺は、HZKと組んで紫雷、AZM組と対戦。序盤から紫雷にキック10連発を見舞うなど、フォール寸前まで追い詰めた。2人の連携は抜群で、序盤から紫雷を捕まえ、AZMへのタッチを許さなかった。最後は、AZMをダイビング蒼魔刀で沈めた。

 渡辺は「高校生のうちに後楽園ホールでメインに立てるなんて思っていなかった。高校生のうちにベルトを取って、スターダムの頂点に輝きたい」と話した。一方、紫雷も「後楽園ではベルトだけじゃない、責任感もかかっているんだ。私は、容赦なくお前のことをたたきつぶす。それがクイーンズ・クエストであり、スターダムの未来。それが現実です」と応じた。

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