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【新日本vsノア】デスペラードが王者の貫禄 NOSAWA組撃破

NOSAWA論外(左)に「ピンチェ・ロコ」を決めるエル・デスペラード(撮影・垰建太)

<新日本プロレス・プロレスリング・ノア対抗戦>◇8日◇横浜アリーナ

IWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードがタッグ戦で貫禄の勝利を見せつけた。

同じ鈴木軍のDOUKI(30)と組み、ノアのジュニアヘビー級ユニット「ペロス・デル・マール・デ・ハポン」のNOSAWA論外(45)、YO-HEY(33)組と激突。デスペラードが9分9秒、ピンチェ・ロコ(ダブルアーム式変形フェースバスター)で論外からフォールを奪った。

論外からの挑発でデスペラードのスイッチが入った。「こんなものか。新日本!」と吐き捨てられ、さらにマスクはぎで精神的にも追い詰めてきた。首固め、ナックルパートを受けたものの、論外との技の読み合い、丸め込みの攻防から捕獲に成功。ピンチェロコで論外をマットにたたきつけ、3カウントを奪取した。

「なんだ、あのペロス? 野良犬じゃあないか。お前、この野郎、しつけはどうなってんだ」と怒りつつも、メキシコでも活躍してきた論外に対し「やっぱあの人に関しては俺たちはある種、特殊な感情を抱いております。別に対抗戦だからって、正直、ここは新日本にまったく関係ない試合だった。俺の中でな…、ってベルトを持っている人が言っちゃダメか? すいません」と振り返った。

高い打点のドロップキックをみせたYO-HEYに対して王者として興味を持ったようで「おもしれえじゃん、YO-HEY。もっとやりてえな。この1回だけじゃあもったいねえよ」と口にしていた。

DOUKI、エル・デスペラード組対NOSAWA論外、YO-HEY組 勝ち名乗りを受けるDOUKI(右)、エル・デスペラード組(撮影・垰建太)
DOUKI、エル・デスペラード組対NOSAWA論外、YO-HEY組 エル・デスペラード(下)を痛めつけるNOSAWA論外(右)とYO-HEY(撮影・垰建太)

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【新日本】鷹木信悟が再スタート タイチ組に勝利で「ここからはい上がる」

雄たけびを上げる鷹木(撮影・横山健太)

<新日本プロレス:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム◇第2日

4日にIWGP世界ヘビー級王座をオカダ・カズチカ(34)に奪われた鷹木信悟が、新たなスタートを切った。

高橋ヒロム、BUSHIと組んで対タイチ、ザック・セイバーJr.、DOUKI組と6人タッグマッチで対戦。目まぐるしい乱戦になったが、BUSHIが場外のタイチにトペスイシーダを浴びせ、リング上で孤立したDOUKIを鷹木と高橋が2人で集中攻撃。最後は10分28秒、鷹木がDOUKIをラリアット、さらにラスト・オブ・ドラゴンからの片エビ固めでフォールした。

王座陥落のショックから一夜明けの試合になったが、「昨日の敗戦ですぐ立ち直れっていうのは無理があるけど、下ばかり見ててもしょうがないからね。オレはいつも通りどんな試合だろうが元気はつらつ。ここからはい上がるだけ。それでこそ鷹木信悟の真骨頂だと思うから」と、自分で自分を奮い立たせているようだった。

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高橋ヒロム、王者デスペラードまた勝負つかず 決着は1・4東京ドームへ

BOSJの優勝トロフィーを見せつける高橋(右)とIWGPジュニアヘビー級王座のベルトを見せつけるデスペラード(撮影・勝部晃多)

<新日:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール◇観衆563人

また、勝負がつかなかった。IWGPジュニアヘビー級王座次期挑戦者の高橋ヒロム(32)が、来年1月4日に行われる選手権試合の前哨戦で、現王者エル・デスペラードと引き分けた。

メインイベントのタッグマッチでBUSHIと組み、DOUKI、デスペラード組と対戦。お互いに先発でぶつかり合い、パートナーのアシストで、最終盤も1対1の決戦となった。シットダウン式パワーボムを決めれば、ロコ・モノを決められるなど、大技の応酬で1歩も譲らず。最後は首固めで丸め込んで決着を狙ったが、1カウントを取ったところで30分試合終了のゴング。痛み分けに終わった。

先月21日に行われたベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)公式戦のシングルマッチでも、互いに必殺技を決めきれず、30分時間切れ引きわけ。同様の展開に、「4日に勝つのは俺だ!」と唇をかんだ。

15日に閉幕したBOSJでは、史上2人目の連覇、3人目の3度目の優勝を達成した。それでも、足りないものがある。2月に左大胸筋完全断裂の大ケガにより返上したジュニアのベルトは、デスペラード、イーグルス、デスペラードとめぐり、今だライバルの手中だ。「デスペラードとIWGPジュニアヘビー級王座、それしか見えていない」。栄冠を手にしても、ジュニアの中心への返り咲きへ、少しも手を緩めない。

24日も6人タッグマッチで顔を合わせる。東京ドームのタイトルマッチに向けて最後の前哨戦。「最高の敵はやっぱりお前だ。明日も楽しみだな」と、不敵な笑みを浮かべた。

デスペラードと対戦し舌を出す高橋ヒロム(撮影・勝部晃多)

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新日本 1・8ノアとの対抗戦カード発表 オカダと棚橋が武藤、清宮と激突

オカダ・カズチカ(左)と棚橋弘至(2018年5月3日撮影)

新日本プロレスとプロレスリング・ノアは17日、オンライン会見を開き、22年1月8日に神奈川・横浜アリーナで行われる対抗戦「WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ」の全対戦カードを発表した。

オカダ&棚橋-武藤&清宮、鷹木らロス・インゴ・ベルナブレス・デ・ハポン勢-中嶋ら金剛勢など、ドリームマッチが9試合決定。新日本のIWGP USヘビー級王者のKENTAはノア勢として参戦する。また、2試合の第0試合も決まった。

ノアが新体制に移行した16年11月以降は交流がなく、両団体が戦うのは約5年ぶり。ABEMAのPPV(ペイ・パー・ビュー)で生配信される。

この日発表されたカードは以下の通り

◆第0-1試合 藤田晃生-矢野安崇

◆第0-2試合 天山&小島&永田-タニー&ヨネ&斎藤

◆SHO-小峠篤司

◆石森&外道-HAYATA&吉岡

◆デスペラード&DOUKI-YO-HEY&NOSAWA論外

◆石井&後藤&YOSHI-HASHI&田口&ワト-原田&大原&稲葉&稲村&岡田

◆セイバーJr&金丸-丸藤&小川

◆タイチ&鈴木&TAKA-杉浦&桜庭&KENTA

◆EVIL&東郷-潮崎&北宮

◆オカダ&棚橋-武藤&清宮

◆鷹木&内藤&SANADA&ヒロム&BUSHI-中嶋&拳王&征矢&タダスケ&亜烈破

(試合順は未定)

ノア清宮海斗(2021年2月24日撮影)
09年1月、エプロンに立つ棚橋弘至(上)へドラゴンスクリューを見舞う武藤敬司

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高橋ヒロム復帰戦は残り17秒で勝利「必ず夢を叶える」ドームでベルト誓う

新日本プロレス後楽園大会 復帰戦でDOUKIに勝利した高橋ヒロム(中央)(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇27日◇後楽園ホール◇観衆580人

左大胸筋断裂で2月から欠場していた高橋ヒロム(31)が、復帰戦で勝利した。

DOUKIとのシングルマッチに出場し、制限時間(30分)残り17秒で、得意技のTIME BOMB2で3カウントを奪った。「久しぶりだな。半年も試合しないと、この快感忘れちゃうんだな」と勝利をかみしめた。

ファンからの応援メッセージが書かれた横断幕を背に、悠々とリングに上がった。引き締まった肉体を見せた瞬間に、奇襲攻撃を仕掛けられたが、冷静に対応。エプロンからのミサイルキック、コーナーからのカサドーラボムなど、危険な技に次々と挑み、ブランクを感じさせない軽快な動きを見せた。

「ここに来る前は『復帰戦嫌だな』と思っていたけど、プロレスの後ってこんなに気持ちいいんだと感じた」

心地いい体の疲れと余韻に浸りながらゆっくりとファンに向けて語った。

今後はケガで返上していたIWGPジュニアヘビー級のベルト奪取へ、9月5日埼玉大会(メットライフドーム)で王者ロビー・イーグルスに挑戦する。18年7月の首のケガに続いて2度も返上したベルトだけに思いは強い。

「クビも覚悟したけど『ケガしたくらいでメソメソしているレスラーなんて面白くない』と自分に言い聞かせている」とスーパーポジティブな高橋らしく、前説や解説などに積極的に登場し、明るく振る舞い続けた。

「俺は諦めない。ファンのみんな、めちゃくちゃ心配かけるけど、必ず夢を叶える男だ」

高橋はメットライフドームでの有言実行を誓い、手拍子に包まれながら会場を後にした。

新日本プロレス後楽園大会 復帰戦でDOUKI(手前)に勝利した高橋ヒロム(新日本プロレス提供))

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DOUKI「なめんじゃねぇぞ」 高橋ヒロム復帰戦で王座挑戦権譲渡を要求

DOUKI(2021年5月24日撮影)

<新日本プロレス後楽園大会>◇24日◇後楽園ホール◇観衆291人

王座挑戦に待ったをかける。27日(後楽園)に高橋ヒロムから復帰戦の相手に指名されたDOUKIが、力強いパフォーマンスを見せた。

6人タッグに出場し、敗れはしたものの、YOSHI-HASHI、後藤、イーグルス組をあと1歩のところまで追い詰めた。

普段は脇役に回ることが多いDOUKIが、この日は違った。「今までに見たことないくらい燃えていた」というイーグルスを強烈なラリアットで吹っ飛ばした。終盤には後藤をイタリアンストレッチNo.32で絞め上げ、その後も次々と得意技を浴びせた。渾身(こんしん)のスープレックス・デ・ラ・ルナが返され、逆転負けとなったが、27日の高橋との対決に向け、さらに闘志に火が付いた。「今日の試合も大事だ。ヒロム、お前が休んでいる間に俺はこうやって命を削っているんだ」と吐き捨てるように言った。

今月行われたジュニアタッグリーグでは、パートナーがいないからか、出場できなかった。同ユニット鈴木軍のメンバーがベルト争いをする中、自分だけが絡めず、悔しい日々が続いた。そんな思いを知ったのか、22日に高橋が「そういう感情を抱えてる人間こそ、俺の相手にふさわしい」と復帰戦の相手に指名。9月5日にIWGPジュニアタッグ王者のイーグルスに挑戦する高橋にとって、自身の調整のために選んだように思える発言にDOUKIは憤りをあらわにした。「指名してくれたのはうれしい。ただお前にとって俺はただのリハビリ相手か? なめんじゃねぇぞ、この野郎」。ただ、これをチャンスと捉え「もし俺が勝ったら、ロビー(イーグルス)に挑戦していいんだよな?」と挑戦権の譲渡を要求した。

「ヒロム、今回は特に負けられない。俺とお前の数カ月、どっちが重いと思う?」。答えは27日に証明してみせる。【松熊洋介】

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3連覇中の新日本SHO、YOH組3連敗で優勝の可能性消える「何か違う」

新日本プロレス後楽園大会 SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021で3連敗を喫し、下を向くSHO(右)とYOH(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇9日◇後楽園ホール◇SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021◇第3日◇観衆435人

3連覇中のSHO(31)、YOH(33)組がワト、田口組に敗れ、3連敗を喫し、早くも優勝の可能性が消えた。

6組による総当たり戦で行われる今大会。初日の7日から3日連続で3カウントを奪われたYOHは「何か違う。分からない」を連呼した。バックステージも3日間とも座り込んで下を向いたまま。リング上でも精彩を欠き、最後まで本来の躍動感は影を潜めた。開始ゴングからうつろな表情。「負けたことよりも、なんか湧き上がってこなくて…」。出て行けば倒され、攻撃も単発に終わり、すぐに返されて劣勢に立たされた。SHOに何度も助けられたが、チャンスをものにできず「ごめん」と謝るだけだった。

パートナーがいないからか、今回出場できずに解説していたDOUKIは、覇気のない戦いを見て「何でこんなやる気のないやつが出ていて、俺が出られないんだよ」と怒りが収まらない。隣にいたタイチも「SHOが頑張ってるのによ、全くダメだな」と吐き捨てるように言った。

3連覇中で優勝候補にも挙げられていたが、4連覇を狙うどころか、2人の息の合ったプロレスが全くできずに3連敗。残り2戦を連勝しても勝ち点6のトップに追い付かず、優勝がなくなった。ぼうぜんとしたままのYOHとは反対にSHOは「まだ公式戦は残っている。俺たちにできることは今をどう生きていくか」と1人前を向く。12年2月に同期入門。17年から「ROPPONGI 3K」としてタッグを組み、IWGPジュニアタッグ王座に5度輝くなど、強い絆で結ばれ、リングで躍動してきた2人。残り2戦で、離れつつある心の距離を縮めていくしかない。【松熊洋介】

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SHO「YOHさんの分まで戦った」前哨戦に勝利

新日本プロレス後楽園大会 エル・デスペラードをコーナーに追い込み、殴りかかるSHO(左)(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇30日◇後楽園ホール◇観衆345人

4日両国大会でIWGPジュニアタッグ王者、金丸、デスペラード組に挑戦するSHO(31)が最後の前哨戦で勝利し、タイトル奪取に弾みを付けた。

「YOHさんの分まで戦った。いつ帰って来てもいいように待っていた。少し前の俺なら心細かったが、今の俺は前とは違う」。帰ってくるパートナーのために、力強いパフォーマンスで締めた。開始ゴングを待たずにデスペラードに襲いかかりエルボーを連発。金丸には低いタックルでダウンを奪った。終盤はワト、田口の助けも借り、DOUKIに対し、ショックアローで3カウント。お決まりの弓を引くポーズを王者に見せつけた。

21日仙台大会で、タッグパートナーのYOHが登場し、9カ月ぶりに復帰することが決まった。ともにメキシコ、米国を渡り歩いて修業を積み、17年の帰国後すぐに同タイトル初戴冠。昨年1月には4度目の王者に輝き、2度の防衛を果たしたが、YOHが膝のケガで長期離脱。ベルト返上を余儀なくされた悔しさを晴らすべく、復帰戦は4日、いきなりのタイトルマッチとなる。SHOは「1番不安で悔しい思いをしているのはYOHさん。だけどここに心強いパートナーがいるぜ」と力強く語った。

パートナーがいない間には、ジュニアヘビー級のベルトに挑戦。高橋ヒロムに敗れはしたが、35分の激闘に「もっと強くなるしかない」と再起を誓った。「2人できっちり取り返そう」ようやく戻ってきた先輩に成長した姿を見せ、失ったベルトを取り戻す。【松熊洋介】

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ファンタズモ、石森組が“疑惑の靴”で仕留め新王者

タイトル奪取に成功しベルトを手にポーズを決める石森太二(左)とエル・ファンタズモ(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:大田区大会>◇23日◇東京・大田区総合体育館

IWGPジュニアタッグ選手権試合は挑戦者のエル・ファンタズモ、石森太二組が、金丸義信、エル・デスペラード組に勝利し、新王者に輝いた。角瓶やベルトで殴り合い、レフェリー2人が負傷退場するなど、大荒れの試合となったが、ファンタズモが“疑惑の靴”で金丸を仕留め、3カウントを奪った。

6日の試合で強烈なスーパーキックを見舞い、金丸を沈めた際に「靴の中に何か入っているだろ」と忠告を受けていた。それでも構わずにデスペラード、DOUKIらに次々とキックを浴びせ続け、納得のいかない金丸らの怒りを買っていた。

ファンタズモは、闘志むき出しで向かってくる2人に対し、爪を立て、背中を引っかき、急所攻撃など反則技を仕掛けながらかわしていった。黄金の右足を出すも、対策を練ってきた相手にうまくかわされ、まさかの海野レフェリーにさく裂。その後、変わって出てきた浅見レフェリーの顔面にもヒットし、2人のレフェリーが犠牲となる異例の展開となった。終盤金丸に押さえ込まれ、靴ひもを解かれかけたが「狙ってくると見越して、いつもよりしっかり結んでいた」と危機を回避した。今度はスーパーキックを顔面にヒット。3度目の正直でようやく3カウントを奪った。

試合後、バックステージで靴を脱ぎ「中にあるのは赤い靴下だけだ」と潔白を主張。石森も「何もなかっただろ。これが結果だ」と念を押した。それでも靴の中は見せておらず、すべての謎は解明されないままだ。レフェリー2人を退場させたファンタズモの右足は、今後もレスラーたちを苦しめ続ける。

タッグマッチで金丸義信(左)を攻める石森太二(撮影・滝沢徹郎)

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BUSHI「参加しないこと」時間差バトルロイヤル

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

シングルマッチからスタートし、21選手が1分ごとに登場していく、時間差バトルロイヤルは最後にオーエンズ、ファレ、BUSHI、矢野の4選手が残り、5日の「KOPW 2021決定戦 4WAYマッチ進出権」を獲得した。

場外に落ちても負けとなるこの試合。同ユニットで手を組む選手もいれば、なりふり構わず襲いかかる選手もいた。他選手がかけた技のあとにフォールする本間や、いつものように鉄パイプを持ち、1分たたずに反則負けになるDOUKIなど、普段は見られない光景が次々と起こった。一時は10人近い選手がリング上で入り乱れ、目まぐるしく展開が変わった。

最初に登場した石井とオーエンズが30分過ぎまで残る大健闘を見せ、後半には昨年12月に病から復帰した4代目タイガーマスクも登場。いきなりトップロープからボディアタックを見せるなど、元気な姿を見せた。156キロのファレは次々と選手を抱え、場外に投げ飛ばした。

最後はKOPWのタイトルを持つ矢野が登場したが、なんとその前にリング上は、オーエンズ、ファレ、BUSHIの3人になっており、その前に試合終了。「怖い怖い」と言いながらゆっくりと近づいてきた矢野は、リングに上がることなく勝ち残り。「私はこの激闘を勝ち抜き、明日はさらなる激闘を勝ち抜くであろう」とコメント。その態度にファレは「ろくにリングに上がらず、ずる賢いことしやがって」と怒りが収まらなかった。

一方、リングサイドで身を隠し? ながら勝ち残ったBUSHIは「俺はリングサイドにいただけ。必勝法を思い付いたよ。それは参加しないことだ」と話した。

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高橋ヒロム「感謝」パートナーBUSHI破り2勝目

新日本後楽園大会 勝利後、次戦の相手であるDOUKIの攻略本を見せながらインタビューに応じる高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

<新日本ベスト・オブ・ザ・スーパジュニア公式戦後楽園大会>◇20日◇後楽園ホール

2年ぶりのスーパージュニア参戦となった18年の王者、高橋ヒロム(30)が、BUSHI(37)を破り2勝目を挙げた。

普段からタッグ戦ではパートナーを組んでいる2人。勝利後、疲れ果てた高橋はリング上で倒れ込むBUSHIに「あなたがパートナーで本当に良かったです。感謝します。前から言おうと思っていたことが、今日言えて良かった」と言葉をかけた。

その後動けないBUSHIとエアー・グータッチでほほ笑んだ。そして「優勝するのはこの俺だ。あなた(たち)がこの予言の目撃者だ。残りの(優勝決定戦含む)7試合、もっともっとみんなで楽しもうぜ!」とファンの前で2年ぶりの奪還を誓った。

試合中何度も声を張り上げ、自分を鼓舞した。そして「BUSHI、オラ~」と普段は叫ぶことのない名前を連呼しながら突進した。

終盤、BHSHIのバッククラッカー、コードブレイカーに加え、3度目のトライとなったMXをまともに受けたが、わずかに残った体力で返した。最後はデスパレーからのTIME・BOMの一撃で3カウントを奪った。バックステージでは「ダメージが残っている。効いた~」と横になりながらインタビューに答えるほど疲労困憊(こんぱい)だった。

「改めてやっぱりあの人がパートナーで良かったなって思った。心からの言葉だよ」。次戦は23日、DOUKIとの一戦。大好きな“仲間”から価値ある1勝を得た高橋は、優勝に向かって大きな1歩を踏み出した。【松熊洋介】

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オカダ対EVILなど大阪城ホール大会カード発表

オカダ・カズチカ(2019年11月29日撮影)

新日本プロレスは4日、11、12日の大阪城ホール大会主要カードを発表した。

11日のメインはニュージャパン杯の決勝で前年覇者のオカダ・カズチカとEVILが対戦。第3試合では3日大会でメキシコから凱旋(がいせん)し、サプライズ登場したマスター・ワトが、同日襲撃されたDOUKIと戦う。

12日はIWGPヘビー級、同インターコンチネンタルのダブルタイトル戦が行われ、前日のニュージャパン杯覇者と現2冠王者の内藤哲也が対戦。また、IWGPタッグ選手権で王者棚橋弘至、飯伏幸太組にタイチ、ザックセイバー・Jr.組が挑戦。NEVER無差別級選手権では、王者鷹木信悟にSHOが挑み、初のシングルタイトル奪取を狙う。

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川人拓来あらためマスター・ワト登場「頂点獲る」

<新日本プロレス:「NEW JAPAN CUP 2020」準決勝2試合>◇3日◇会場非公開

川人拓来あらため、マスター・ワトが第2試合終了後にサプライズ登場した。メキシコでの武者修行から約2年半ぶりの凱旋(がいせん)。青い髪に、青の中国風のコスチューム。軽やかな身のこなしでリングにあがった。

「プロレス界のグランドマスター、新日本プロレスの頂点を獲りにいきます」とあいさつし、ポーズを決めたが、背後からDOUKIに鉄パイプで襲撃され、散々の再出発となった。

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タイチが棚橋弘至を破る「こんなもん」飯伏もKO

棚橋弘至対タイチ 棚橋弘至と飯伏幸太(下)を踏みつけるタイチ(撮影・鈴木正人)

<新日本プロレス:「NEW JAPAN CUP 2020」1回戦4試合>◇22日◇会場非公開

32人が出場するシングルトーナメント「ニュージャパン杯」の1回戦4試合が行われ、メインイベントに登場したIWGPタッグ王者・棚橋弘至が、タイチに21分51秒、ブラックメフィストからの片エビ固めで敗れた。

試合開始直後からタイチと同じ「鈴木軍」のDOUKIの度重なる介入に苦しみ、大きなダメージを受けた。終盤に、得意のハイフライフローを決め、逆転の好機をつくったが、ここで再びDOUKIが介入。息を吹き返したタイチに強烈なバックドロップを決められると、天翔十字鳳、ブラックメフィストを連発され、3カウントを奪われた。

タイチは、試合後も大暴れ。棚橋とともにIWGPタッグ王座を保持する飯伏もベルトで殴打してKOすると「なにが棚橋だ、飯伏だ。やる前から終わってるじゃないかよ。俺の前では、こんなもんだ。タッグタイトルは当たり前。このトーナメントを俺が奪って、(IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル王者の)内藤待ってろよ。この俺が、新日本プロレスのすべてをうばってやる」と豪語した。

1回戦の残り3試合は、飯伏、SHO、SANADAが勝利し、2回戦に進出した。トーナメントの優勝者は、7月12日大阪城ホール大会でIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル2冠王者内藤哲也(37)に挑戦する。

棚橋弘至対タイチ 棚橋弘至(左)を攻めるタイチ(撮影・鈴木正人)
棚橋弘至対タイチ 棚橋弘至(左)を攻めるタイチ(撮影・鈴木正人)
棚橋弘至対タイチ 棚橋弘至(左)にエルボを決めるタイチ(撮影・鈴木正人)
棚橋弘至対タイチ 棚橋弘至(左)にエルボを決めるタイチ(撮影・鈴木正人)
棚橋弘至対タイチ 棚橋弘至(右)にハイキックするタイチ(撮影・鈴木正人)

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内藤哲也「踏み台にしてやるよ」タイチと対戦宣言

内藤哲也の襲撃をうけたタイチ(撮影・高場泉穂)

<新日本:後楽園大会>◇27日◇東京・後楽園ホール

内藤哲也(37)が、やっと口を開いた。

8人タッグマッチで、BUSHI、鷹木信悟、SANADAと組み、タイチ、DOUKI、ザック・セイバーJr.、鈴木みのる組と対戦。10月16日から始まったこのシリーズ中は、11月3日大阪大会のシングルマッチで対戦するタイチと前哨戦が組まれ、毎度挑発を受けてきたが、無言を貫いてきた。

しかし、この日は動いた。タイチのアイテム、マイクスタンドを持ってリングに上がり、制止するレフェリーを攻撃。さらにタイチにも襲いかかり、判定負けとなった。

もう制御不能だ。そのままタイチにディスティーノをさく裂。マイクを求め、「おい、タイチ。シングルマッチ?やるに決まってんだろ。お望み通り、逆転の内藤哲也、そして史上初の偉業への踏み台にしてやるよ」と宣言。大歓声を浴びながら、タイチの顔を踏み、つばを吐きかけた。

タイチはやられながらも、「俺を殺すような目が戻ってきたな。そうでなくちゃいけねえ」と本気を見せた内藤を歓迎。「その本気になった内藤に勝ってこそ、俺の次が見えるんだ」と喜んだ。

タイチは11・3のシングルマッチを、IWGPインターコンチネンタル王座挑戦権をかけた一戦にしたいと提案してきたが、内藤が応じたことでその可能性が高まった。

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内藤哲也、試合後襲撃受けるも「オレは諦めない」

内藤哲也(19年8月撮影)

<新日本プロレス:両国大会>◇14日◇東京・両国国技館

前IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(37)が襲撃された後、超プラス思考のひらめきを口にした。

第3試合では鷹木信悟と組み、DOUKI、タイチ組とのタッグ戦に臨んだが、タイチによる鷹木へのマイク殴打で反則裁定。反則負けとなったタイチからデンジャラスバックドロップを受けると、マイク攻撃、強烈なタイチ式ラストライドでたたきつけられた。さらにDOUKIのレフェリー役でタイチに3カウントを奪われるマネまでされる屈辱を受けた。

フラフラになりながらバックステージに戻ってきた内藤は「試合後に襲われて言えるようなことじゃないかもしれないけれど、はっきりと見えてこなかった史上初の偉業への道、うっすらとみえてきたかな。時間がないのは分かってるよ。でも、オレは諦めない」と前向きだった。

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棚橋弘至「引き出し全部開ける」早くも挑戦者刺激

先月31日に英ロンドンで奪取したRPW英国ヘビー級ベルトを手にセイバーJr.戦に向けて意気込む棚橋

<新日本:後楽園大会>◇4日◇東京・後楽園ホール大会

8月31日、英ロンドンでRPW英国ヘビー級王座を獲得した王者棚橋弘至が早くも挑戦者を刺激しまくった。15日の大分大会(別府ビーコンプラザ)で前王者ザック・セイバーJr.との初防衛戦が決定。SHO、YOH、田口隆祐と組み、DOUKI、金丸義信、鈴木みのる、セイバーJr.組と8人タッグで対戦した。

セイバーJr.との直接対決のシーンは少なかったものの、ドラゴンスクリューやツイスト・アンド・シャウトで刺激し、コブラツイストなど相手得意の関節技を受けて出方をうかがった。試合は田口が10分48秒、変形横入り式エビ固めでDOUKIからフォールを奪取。

試合後には場外にいるセイバーJr.にベルトを誇示して挑発した棚橋は「前哨戦が今シリーズにたっぷりある。引き出しが多いザックだけど、前哨戦で引き出しを全部開けてやるよ。そしてオレの引き出しは開けない」と余裕の笑みを浮かべていた。

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