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スダリオようやく“本物”と対決 柔術家のシビサイ戦/RIZIN見どころ

6月1日のRIZIN28大会カード発表会見に出席したスダリオ剛(右)とシビサイ頌真

格闘技イベントRIZIN28大会が13日、東京ドームで行われる。同会場での総合格闘技の大会は18年ぶり。夢の祭典がいよいよ開幕する。

日刊スポーツでは同大会の見どころを紹介する。第2回はスダリオ剛(24=フリー)-シビサイ頌真(30=パラエストラ東京/巌流島)のヘビー級対決。

   ◇   ◇   ◇

貴ノ富士として角界で将来を嘱望されながら、不祥事により22歳で格闘家に転向したスダリオ。幼いころからサッカー、空手などさまざまなスポーツを経験してきた。特に中学まで行っていたバスケットボールでは、現在米NBAウィザーズの八村塁と対戦経験もあるほどの実力派だった。

角界引退からわずか1年後の昨年9月に格闘家デビューした。これまでの相手はディラン・ジェイムス、ミノワマン、宮本和志。プロレスラー3人を相手に圧倒。いずれも1回TKOという圧勝劇に「ちゃんとしたファイターとやりたいです」とリング上で榊原氏に直訴した。

特に開始8秒で勝利した宮本戦では、レフェリーが試合を止めた後にも攻撃を加え、罰金処分に。「前回、悪い意味で話題を集めたので、ルールをしっかり守って戦う」と気持ち新たに4連勝を狙う。

心と体を鍛えるため、4月に米国に修行に出た。「自分に足りないものを強化した。ヘビー級の大きくてスピードのある選手や、UFCのトップ選手たちとスパーリングをやってきた」とさらに自信をつけた。

4戦目の相手は柔術家のシビサイだ。ようやく実現する“本物”格闘家との対戦に「経験もある選手。ヘビー級の戦いで元気を届けたい」と意気込む。

 ◇   ◇   ◇

シビサイは11年にKrushでキックボクシングデビュー。HEATやGRACHANなど、多くのリングで戦ってきた。その後は巌流島に戦場を移して活躍。18年7月に満を持してRIZINに初参戦した。

初戦こそ大相撲の元横綱朝青龍が推薦するボルドプレフに完敗したが、19年10月に再び参戦。キム・チャンヒに一本勝ちを収めた。

同12月のベラトール・ジャパンでもシベリアのシュメトフから、アキレス腱(けん)固めでタップを奪い2連勝を飾った。「格闘技は10年やっている。セーブしながら力をつけてきた」と経験を生かし、若いファイターの挑戦を受け止める。

スダリオについては「ポテンシャルが高く、一番強い選手」と力を認める。ヘビー級の試合が少ないことを懸念しており「ヘビー級は何が起こるか分からない。大きい男たちが殴り合う、迫力のある戦いを見てほしい。完全決着もあると思う」と魅力を口にした。

勢いが増し続ける伸び盛りのスダリオと、さまざまな戦場で戦ってきた経験豊富なシビサイ。大男たちの激しいぶつかり合いに注目が集まる。(つづく)【松熊洋介】

スダリオ剛は宮本和志が倒れKOした後も攻撃し両軍入り乱れ騒然(2021年3月21日撮影)

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浅倉カンナをヘアケア新商品CMに起用「サラサラ髪は私に力をくれます」

ヘアケアブランド「パンテーン」の新商品テレビCMに起用されたRIZINを主戦場とする浅倉カンナ(提供写真)

RIZINを主戦場とする総合格闘家・浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)がヘアケアブランド、パンテーン(P&Gジャパン)の新商品CMに起用された。

4月25日から全国発売がスタートした「パンテーン PRO-V ミセラシリーズ」のテレビCMに登場し「髪は自分にとって気持ちを上げるものでもあるので、スイッチも入ります」「練習の後さらさらに戻れたらすごくうれしいです。サラサラ髪は私に力をくれます」と語りながら満面の笑みを浮かべている。

CM出演が決まり、浅倉は「シャンプーのCMというと、黒髪ロングヘア、というイメージがあったので、お話をいただいた時は驚きました。今回わたしらしい『金髪ショートヘア』でCMに出られることが本当にうれしいです。ひとりひとり、好きな髪形、なりたい髪形も違うと思うので、ぜひ皆さんそれぞれの『サラサラ髪』を手に入れてもらえば、と思います」とコメントした。

浅倉は3月21日のRIZIN27大会のメインイベントで、RIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加に挑戦し、1-2の僅差判定で敗れ、王座奪取を逃していた。

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過去最多9人在籍、日本選手が求められる背景/WWEの世界(2)

アスカ(右)とWWE女子タッグ王者に君臨していたカイリ・セイン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

4月22日配信のWWE・NXT大会では、Sareeeのリングネームで活躍していたサレイ(25)がWWEデビューを果たした。現在、中邑真輔(41)、アスカ(39)、戸沢陽(35)、カイリ・セイン(32)、紫雷イオ(30)、KUSHIDA(37)、里村明衣子(41=センダイガールズ)、樋口“イケメン”壮士朗(28=黒潮“イケメン”二郎)の日本人9選手がWWEと契約を結び、過去最多所属人数となっている。「WWEの世界」第2回は、WWEの「アンバサダー」を務めるカイリの証言をもとに日本人レスラーが増えつつある背景に迫る。【取材・構成=藤中栄二】

   ◇   ◇   ◇

WWEにはロウ、スマックダウン、NXT、NXT UKと4ブランドがある。ロウにアスカと戸沢、スマックダウンに中邑、NXTには紫雷、KUSHIDA、サレイ、NXT UKに里村が在籍し、各ブランドで活躍中だ。アスカとWWE女子タッグ王座も獲得したカイリは団体内に漂う日本プロレスへの敬意を感じてきたと明かす。

カイリ 日本のプロレスラー、日本のプロレスに対してのリスペクトがありますね。「あの選手が格好良い」とか、日本のプロレスの話をしているようなイメージです。

WWEの選手育成道場となるパフォーマンスセンターでは、日本の試合を見てプロレスの勉強をする選手も多いという。

カイリ 昼休みにはモニターがあるラウンジに選手たちが集まり、ランチを食べながらプロレスの試合を見るのですが、日本の試合もよく選ばれていました。小橋(建太)さんや三沢(光晴)さんの過去の試合をはじめ、もちろん今の試合もありましたね。日本で試合経験している選手はステータスが上がるようで「オレは日本に行ったことある」と自慢するのです。AJスタイルズさん、フィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)さんは他選手から見られる目も違いましたね。

現在、WWEの選手統括トップは全日本プロレスで活躍したジョニー・エースことジョン・ローリナイティス氏(58)、パフォーマンスセンターのコーチは新日本プロレスでファイトしたジャイアント・バーナードことマシュー・ブルーム氏(48)が務めている。日本でキャリアを積んだ元選手が裏方に多い。

カイリ バックステージのプロデューサーもカメラマンも元プロレスラーが多く、日本のプロレスを知っている。欧州、米国とそれぞれプロレスのスタイルはありますが、日本は独特のジャンルに見られています。「なぜ日本人はやられても、やられても立ち上がり続けるのか」と。その侍スピリッツを驚かれます。

WWEと契約した選手はパフォーマンスセンターで一定期間、トレーニングを積むことにある。この場でも日本人レスラーであることが、1つのアドバンテージになるそうだ。

カイリ 真輔さん、アスカさんをはじめ、先輩方のご活躍があり、日本人レスラーは最初から注目されていると思います。その中でうまくステップアップしていくためには試合の技術だけでなく、マイクパフォーマンスやキャラクター、コミュニケーション力など、多くの要素が必要になってきます。

まだデビューしていない樋口“イケメン”もパフォーマンスセンターで切磋琢磨(せっさたくま)し、いずれデビューするだろう。世界のプロレスファンが注目するWWEでも「チーム・ジャパン」が一大勢力になりつつある。

NXT時代に紫雷イオ(左)ともリング上で並び立ったカイリ・セイン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
NXTでWWEデビューを果たしたSareeeことサレイ(上)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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WWE、IGF出身の鈴木秀樹と契約 コーチングスタッフに

WWEパフォーマンスセンターのコーチングスタッフ入りした鈴木秀樹

米プロレスWWEは24日(日本時間25日)、アントニオ猪木が主宰していたIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)出身のプロレスラー鈴木秀樹(41)と契約したと公式サイトで発表した。22日配信のNXT大会でデビューした日本女子レスラーのSareeeことサレイらとともに新加入したメンバーの1人として名を連ねた鈴木はWWEパフォーマンスセンターのコーチングスタッフになったと報告された。

公式サイトでは「レジェンドの(人間風車)ビル・ロビンソンのもとスネーク・ピット・ジャパン(東京・杉並区)でキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの訓練を受けた北海道出身の日本人」などと紹介されている。

08年にIGFでデビューした鈴木は14年からフリーに転向し、ゼロワンや全日本プロレス、大日本プロレス、女子プロレスのアイスリボンなど多くの国内団体に参戦。今年1月に渡米していた。

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MOMOTAROがK1と契約「モチベも上がる」

会見するMOMOTARO(撮影・鈴木みどり)

元ムエタイ日本フェザー級王者のMOMOTARO(30=OGUNI-GYM)が27日、「K-1 JAPAN GROUP」との契約を結んだことを発表した。

10年に20歳でデビューしたMOMOTAROは14年にNJKFフェザー級王者に輝くと、その後ムエタイでさまざまなのタイトルを獲得。19年にはONE Championshipにも参戦した。都内で会見に臨んだMOMOTAROは「コロナの影響で試合をやるのが難しくなってきた。現役もあと数年だと思っている。最後の頑張りを日本のファンや家族に見てもらいたい」と明かした。

K-1を選んだ理由については「60 キロ 前後で強い選手がそろっているのがK-1。その方がモチベーションも上がる」と明かした。幼少期に空手を学び、学生時代は野球や陸上に打ち込んだが、魔裟斗にあこがれ格闘技界の道に進んだ。世界の強豪と拳を交えてきたフェザー級屈指の実力者が、K-1のリングに乗り込んでくる。

K-1に参戦するMOMOTARO(左)は中村プロデューサーとポーズを決める(撮影・鈴木みどり)

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里村NXT UKデビュー戦勝利 王座挑戦へ機運も

NXT UKデビュー戦に臨んだ里村明衣子(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT UK大会>◇11日(日本時間12日)◇英ロンドン

WWEに電撃参戦した里村明衣子(41=センダイガールズ)が白星でNXT UKデビュー戦を飾った実況では「ジャパン・ファイナル・ボス」と紹介され、イスラ・ドーンとシングル戦に臨むと、5分26秒、必殺のスコーピオライジングでフォール勝ちを収めた。 NXT UK女子王者ケリー・レイも見守る中、里村は強烈なローキック連発して先制。執拗(しつよう)な顔面絞めで攻め続けた、かち上げ式エルボー、背中へのキックを浴びるとニールキック、左腕攻撃を仕掛けた。スープレックス、顔面への蹴り、ダブルニーなどを浴びたが、雪崩式ブレーンバスターで反撃。さらにDDTで追い打ちをかけ、最後は必殺技で仕留めた。

試合後、里村が視察していたレイをにらみ「(リングに)来い!」と叫ぶと、王座ベルトを掲げられる挑発も受けた。王座挑戦に向けた機運も高まった。

里村は18年にNXTで開催された女子トーナメント戦、第2回メイヤング・クラシックでWWE初参戦し、準決勝でトニー・ストームに敗れながらも4強に入っていた。

アイラ・ドーン(下)にスコーピオライジングを決める里村明衣子(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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才賀紀左衛門ローブローで「まさかのテニスボール」

卜部(左)の膝蹴りが才賀の下腹部に当たる(2020年12月13日撮影)

格闘家の才賀紀左衛門(31)が、試合でローブローとなる膝蹴りを受けた後の検査結果について報告した。

15日のブログで「検査終わりました 内出血がひどくまさかのテニスボールくらいまではれてしまいとても先生にもビックリされましたがとりあえず大丈夫みたいです ご心配かけました!」と報告。「僕も最初は摘出の話をされるし、こんなにはれたのも初めてで怖かったのですがとりあえずホッとしました」と心境を明かした。

才賀は13日に東京・両国国技館で開催された「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」で卜部弘嵩(31)に反則勝ち。2回に卜部にこの試合2度目のローブローとなる膝蹴りを入れられ、続行不可能となった。

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新王者ゴンナパー亡き父へ悲願のベルト「自分の夢」

判定でゴンナパー(右)に敗れ防衛に失敗した林(左)(撮影・滝沢徹郎)

<格闘技:K-1 WORLD GP 2020 JAPAN>◇13日◇東京・両国国技館◇日刊スポーツ新聞社後援

「ムエタイ大魔神」と呼ばれる最強挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)がK-1ライト級新王者となった。

同級王者林健太(26)に挑戦。体格の大きい林のプレッシャーで何度もロープ際に追い込まれながらもスピード感十分でロー、ミドル、ハイと多彩な左キックで応戦。2-0の判定というギリギリの勝利で悲願のK-1ベルトをつかんだ。

昨年、最愛の父ブンシーさんが61歳で他界し、母国タイに帰国していた。本格的に試合復帰したのは今年1月だった。新型コロナウイルスの影響だけでなく、9月に1度は決まっていた同王座挑戦も林の負傷で延期という憂き目に見舞われていた。その中でも2連勝で挑んだ王座挑戦。ゴンナパーは「タイにK-1ベルトを持って帰る。父の墓前には自分の夢を達成したよ、と伝えたい。多分、天国から見守ってくれていると思う」と満面の笑みを浮かべた。

17年11月の初対戦時に1度はKO勝ちしていた林を返り討ちした。K-1では無冠の帝王とも言われていた日本人キラーは「王者として長く、1番長く王座に就いていたい」と長期政権に意欲を示していた。

新チャンピオンとなりチームメートと記念撮影するゴンナパー(撮影・滝沢徹郎)
新チャンピオンとなったゴンナパーは金色の紙テープで祝福される(撮影・滝沢徹郎)

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木村ミノルが10戦連続KO!ダウン喫すも逆転勝利

1回、アビラル(右)にパンチを放つ木村(撮影・滝沢徹郎)

<K-1 WORLD GP 2020 JAPAN>◇13日◇東京・両国国技館◇日刊スポーツ新聞社後援

K-1スーパーウエルター級王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が、10試合連続KO勝利を達成した。HEAT KICKミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーター(21=ネパール)が木村のパンチで左眉付近をカットして試合続行不能となったため、2回2分50秒、TKO勝ちとなった。K-1ライト級王者の林健太(26)は、挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)に0-2の判定で敗れた。

   ◇   ◇   ◇   ◇

木村は1回に右ストレートでダウンを奪われたが、すぐに左フックでダウンを奪い返した。その強打でアビラルは左眉の上をカットして流血。その後も試合は続行されたが、出血が止まらず、2回終了間際にドクターストップとなった。

昨年3月からの連続KO勝利を10に伸ばしたが「もっと派手にKOで仕留めたかったが、相手がタフでもつれた」と反省した。国籍はブラジル。母が日系ブラジル人で3歳のときに日本に移住。10歳でキックボクシングを始め、この試合がプロ46戦目(36勝=29KO=9敗1分け)。「日本で僕が一番パンチがある」と自慢する。

来年2月28日の「MEGA2021」(東京ドーム)に出場予定の元プロボクシング世界5階級王者フロイド・メイウェザー(43)の対戦相手に名乗りを上げた。「組まれたら見にきてほしい」。K-1関係者には正式に話をしていないが「ファミリーなので応援してくれると思う」と前向きだった。

1回、ダウンを奪ったアビラル(右)は笑みを浮かべ木村を見下ろす(撮影・滝沢徹郎)
試合後、観戦に訪れた新庄剛志氏(右)あいさつするに木村(撮影・滝沢徹郎)
1回、アビラル(左)にパンチを見舞う木村(撮影・滝沢徹郎)
1回、ダウンを奪い返した木村(左)はアビラルを見下ろす(撮影・滝沢徹郎)

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K1林健太が王座陥落 ムエタイ大魔神に判定負け

判定でゴンナパー(右)に敗れ防衛に失敗し悔しげな林(左)(撮影・滝沢徹郎)

<K-1 WORLD GP 2020 JAPAN>◇13日◇東京・両国国技館◇日刊スポーツ新聞社後援

K-1ライト級王者林健太(26)が初防衛に失敗した。

「ムエタイ大魔神」と呼ばれる最強挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)を迎撃したが、左足から繰り出されるロー、ミドル、ハイの多彩なキック、強烈な左ストレートに手を焼いた。自らも前蹴りでけん制しながら左フック、右ストレートをヒットさせる接戦を展開したが、惜しくも0-2の判定負けとなった。

右目などを腫らして会見場に出てきた林は「相手のパンチと蹴りが強かった。途中で目が2重に見えて距離感がつかめなくなった。やってきた半分しか出せず、元王者になってしまった」と王座陥落に表情を曇らせた。

2回、林(手前)に蹴りを見舞うゴンナパー(撮影・滝沢徹郎)
2回、林(左)にパンチを見舞うゴンナパー(撮影・滝沢徹郎)
新チャンピオンとなりラウンドガールと記念撮影するゴンナパー(撮影・滝沢徹郎)
2回、林に蹴りを見舞うゴンナパー(撮影・滝沢徹郎)

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木村ミノルKO勝ち メイウェザー戦をアピール

1回、アビラル(左)にパンチを見舞う木村(撮影・滝沢徹郎)

<K-1 WORLD GP 2020 JAPAN>◇13日◇東京・両国国技館◇日刊スポーツ新聞社後援

K-1スーパー・ウエルター級王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が、同級ノンタイトル戦で10試合連続KO勝ちを果たした。

相手のHEAT KICKミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーター(21=ネパール)が、木村のパンチで左眉付近をカット。試合続行不能となり、2回2分50秒、木村のTKO勝ちとなった。

木村は1回、右ストレートで最初にダウンを奪われた。しかし、すぐに反撃に転じ、カウンターの左フックでダウンを取り返すと、そこでアビラルが左目の上をカットした。その後も出血で試合が止まる場面が続き、最後はドクターストップとなった。

木村はアビラルの健闘をたたえ、相手の手を高く挙げた。そして、「もっと派手にきっちりKOで仕留めたかったが、相手がタフでもつれた」と反省した。それでも試合は「楽しかった」という。さらに、プロボクシング5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーとのマッチメークに言及。「日本で僕が1番パンチがある。組まれたら見にきてほしい」とアピールしていた。

この試合前まで9連続KO勝利中だった9月9日生まれの木村。同じ9月9日生まれで10戦9勝1敗のアビラルを下し、節目の10連続KOを飾った。

1回、木村(左)にパンを見舞うアビラル(撮影・滝沢徹郎)
1回、アビラル・ヒマラヤン・チーター(手前)からダウンを奪う木村“フィリップ”ミノル(撮影・滝沢徹郎)

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才賀が涙の反則勝ち 卜部の膝蹴りで続行不可能

卜部の反則で試合が終わり涙を流す才賀(撮影・滝沢徹郎)

<K-1 WORLD GP 2020 JAPAN>◇13日◇東京・両国国技館◇日刊スポーツ新聞社後援

58・5キロ級契約のスーパー・ファイトは、才賀紀左衛門(31)が卜部弘嵩(31)に反則勝ちした。

2回に卜部にこの試合2度目のローブローとなる膝蹴りを入れられ、続行不可能となった。

卜部は前日の計量で1・9キロオーバー。1回に減点2を科せられた。予想外の展開で開始のゴングとなったが、最後も予想外の結末に終わった。

那須川天心や朝倉海らとの対戦歴があり、総合格闘家として知られる才賀は8月にK-1復帰を発表。「立ち技が楽しい。今はK-1のベルトがいちばんほしい」と話していたが、この日は試合を楽しむことができないまま、涙でリングを降りた。

1回、卜部の下腹部への攻撃に苦痛の表情を浮かべる才賀(撮影・滝沢徹郎)
2回、卜部(左)の膝蹴りが才賀の下腹部に当たる(撮影・滝沢徹郎)

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K1朝久がヒザKO「全部のチャンピオン」打倒宣言

3回、蓮實(右)に跳び膝蹴りを見舞う朝久(撮影・滝沢徹郎)

<K-1 WORLD GP 2020 JAPAN>◇13日◇東京・両国国技館◇日刊スポーツ新聞社後援

ライト級の朝久泰央(22)は蓮実光(34)に3回1分48秒、KO勝ちした。3月のケイズフェスタ3のK-1ライト級ノンタイトル戦で、王者林健太から二段蹴りでダウンを奪って判定勝ちしている朝久が、今回は膝蹴りの連発で蓮実をマットに沈めた。

朝久は右のローキックで相手の出足を抑え、序盤から優位に試合を進めた。そして、得意の跳び膝蹴りで蓮実を大きくぐらつかせ、最後はボディーへの膝蹴りをズシリと決めた。

KO勝ちのリング上でマイクを持った朝久は「今日のメイン(林-ゴンナパーのライト級タイトル戦)で勝った方、俺とやろうぜ。ヘビー級まで全部のチャンピオンを倒そうと思ってます」と舌好調だった。

2回、蓮實(手前)に蹴りを見舞う朝久(撮影・滝沢徹郎)
2回、蓮實(手前)に蹴りを見舞う朝久(撮影・滝沢徹郎)
蓮實をノックアウトで下し笑顔で記念撮影する朝久(右)(撮影・滝沢徹郎)

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K1不可思「火をつけました」ダウンも逆転KO勝ち

2回、鈴木(右)にパンチを決める不可思(撮影・滝沢徹郎)

<K-1 WORLD GP 2020 JAPAN>◇13日◇東京・両国国技館◇日刊スポーツ新聞社後援

スーパー・ライト級の実力者同士の1戦は、不可思(ふかし、29)が鈴木勇人(30)に2回3分9秒KO勝ちし、再起を果たした。3月に安保瑠輝也、9月に平山迅に敗れて2連敗中だったが、この日は持ち味のラッシュで、鮮やかな逆転勝ちを決めた。

不可思は2回序盤、左ストレートで最初にダウンを奪われた。中盤は不可思が右、鈴木が左のパンチでダウンを奪い合う展開となったが、その後は不可思がラッシュ。最後は右ストレートでフィニッシュした。

前日会見で「第1試合に選んでもらえてうれしい。大会に火をつけたい」と話していた不可思。KO勝ちのリング上で「どうっすか? 火をつけました。(来月の)ケイズフェスタ4のオファー待ってます」と舌も滑らかだった。

2回、鈴木(右)にパンチを決める不可思(撮影・滝沢徹郎)

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K1佐々木洵樹、無敗対決制すも「落ち込んでいる」

璃明武(右)に蹴りを見舞う佐々木(撮影・滝沢徹郎)

<K-1 WORLD GP 2020 JAPAN>◇13日◇東京・両国国技館◇日刊スポーツ新聞社後援

スーパー・バンタム級注目の無敗対決は、佐々木洵樹(29)が璃明武(りあむ、20)に、3-0で判定勝ちした。前Krushバンタム級王者の佐々木は5戦全勝、璃明武は6勝1敗となった。

プロボクシング元東洋太平洋フェザー級13位で、Krush3戦目にバンタム級王者となり、その後に返上した佐々木が実績の違いを見せた。佐々木は1回、狙い澄ましたような左フックでダウンを奪った。その後、璃明武の後ろ回し蹴りにヒヤリとする場面もあったが、無難にかわした。

試合後、佐々木は詰め切れなかった戦いぶりに「古川会長からこっぴどく言われて、落ち込んでいる。練習してきたことが出せなかった」と反省した。そして、「(同門の)武居由樹君から、K-1スーパー・バンタム級を盛り上げてと言われているので、考え直していく」と気合を入れ直した。

空手出身でK-1アマチュアAクラス55キロトーナメント優勝の璃明武は、得意の蹴りを生かすことができず、プロ7戦目にして初黒星を喫した。

璃明武に判定勝ちした佐々木(右)は久松郁実と記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)
璃明武(右)判定勝ちした佐々木(撮影・滝沢徹郎)

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王者Sareeeが「尊敬」ジャガー横田と対戦へ

ストロングスタイルプロレスVol.8の会見後、撮影に応じるSareee(撮影:松熊洋介)

初代タイガーマスクの佐山聡(62)が主宰するプロレス団体リアルジャパンは4日、都内で会見を開き、17日に行われるストロングスタイルプロレスVol.8(後楽園ホール)の概要を発表した。11月の神田明神大会で、約1年ぶりに元気な姿を見せていた佐山は、今大会にも参加する予定だという。

米プロレス団体WWEへの挑戦が決まり、11月の同大会で佐山から伝承特別マスクを贈呈されたSareee(24)は「世界に1つしかないマスクをいただいた。今の女子プロレスをしっかり見せたい」と意気込んだ。4試合目となる世志琥(27)とのタッグで、ジャガー横田、山下りな組と対戦。若いころから指導を受け、WWE挑戦の相談もしたというジャガー横田に対しては「10代のころからお世話になった。人としてもレスラーとしても尊敬している」と明かした。

11月27日にシードリングの「ビヨンド・ザ・シータッグ選手権」を制し、王者となった。ベルトを持って挑む戦いに「チャンピオンとなってリングに上がらせてもらえてうれしい」と笑顔を見せた。会見に欠席したジャガー横田は「どこに行っても、誰と戦っても負けない体と精神を持ったレスラー。最高のバトルができると確信している」とコメントを寄せた。

コロナ禍で、渡米時期は来年以降になる。胸を借りるつもりだが、勝利は譲らない。「渡米前に女子プロのトップとして、ジャガーさんに勝利して、リング上で何かを伝えたい」。お世話になった大先輩に成長した姿を認めてもらい、自信を得て、世界に挑戦する。

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メイウェザー再び!2月の東京D新格闘技大会に出場

メイウェザー(19年6月13日)

ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43)が21年2月28日、東京ドームで開催される新格闘技イベント「MEGA2021」に出場すると16日、発表された。

横浜市内のホテルで開かれた大会開催会見にリモートで出席したメイウェザーは「日本、東京のお礼が言いたい。自分のことを覚えてくれて。良くしてくれ、愛を感じています。この先にワクワクしている。また東京にいくことを楽しみにしている」と意気込みを示した。

海外ファンドの協力もあって大会が実現したと説明したMEGA製作委員会の徳弘浩平代表取締役は「世界に勇気と元気を与える大会にしたい」と強調した。

注目の対戦相手は未定ながらも、他対戦カードも含め、さまざまな格闘技団体の王者クラスの選手たちにオファーを出すという。徳弘氏は「日本人選手を考えている。一番盛り上がるカードにしたい」と説明。ルールは対戦相手が決まってから交渉に入ると明かした。

大会コンセプトは日本だけでなく、世界中が盛り上げる最大級のイベントになればとの願いを込めて「MEGA」と名付けられた。メイウェザーは「日本は世界の中でも素晴らしい国と街がある。食べ物もおいしい。礼儀正しく私も楽しくなる。日本の方々にエンターテインメントを楽しんでもらいたい」と笑顔をみせた。

メイウェザーは17年に米国で元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)と対戦した後、引退を表明。18年大みそかのRIZIN14大会では、キックボクシングの「神童」那須川天心とエキシビション(3分3回)で対戦した。「前回のパフォーマンスは練習せずに体もだらしなかった。今回はしっかり練習したい」と意気込んだ。

昨年6月、メイウェザーは自身がマネジメントするTMT(ザ・マネー・チーム)ジャパンを設立。大会開催には、TMTジャパンが昨年、ビジネスパートナーとしてライセンス契約を結んだWEBマーケティング事業、Eコマース事業を手掛けるトラストライン(本社・大阪府)が協力している。

リモートで会見に出席した元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー

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K1林-ウィラサクレック戦など決定 木村も参戦

K-1WORLD GP 2020JAPANライト級タイトルマッチが決定した王者・林健太(左)と挑戦者のゴンナパー・ウィラサクレック

12月13日(日)に両国国技館で開催される「Kー1 WORLD GP 2020 JAPAN」の第1弾決定カードが12日、都内で発表された。

今回発表されたのは、ライト級タイトルマッチを含む合計4戦だ。

タイトル戦は、ライト級王者の林健太(26=FLYSKY GYM)と挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック(27=タイ)。

林は、過去の対戦でゴンナパーにKO負けを喫している。「8月に骨折し9月からはトレーニングは出来ている」とし、今回の試合に向け「ベルトは意地でも守る。今回は絶対に結果を出したい」と意気込んだ。

その他スーパーファイト(ノンタイトル戦)は、スーパー・フェザー級の村越優汰(26=湘南格闘クラブ)対山本直樹(30=優弥道場)、同級の島野浩太朗(28=菅原道場)対芦沢竜誠(25=PURGE TOKYO)、ライト級の朝久泰央(22=朝久道場)対蓮實光(33=パラエストラ栃木)だ。

また、対戦相手は未定だがスーパーウエルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(27=PURGE TOKYO)の出場も決まった。

木村“フィリップ”ミノル(2019年12月27日撮影)

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オカダ5勝目「次の大阪大会はG1覇者として来る」

鷹木にマネークリップを決めるオカダ(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス30>◇10日◇エディオンアリーナ大阪

Aブロック公式戦5試合が行われ、オカダ・カズチカ(32)は、メインで行われた鷹木信悟とのシングル初対決を制し、5勝目(2敗)を挙げた。

豊富な引き出しを持つ鷹木の攻撃に苦しんだが、旋回式ツームストンパイルドライバーなどで反撃。終盤、鷹木は「鷹木式」レインメーカー、MADE IN JAPAN、パンピングボンバーとたたみかけるが、最後は、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを回避したオカダが、マネークリップ(変型コブラクラッチ)で捕らえ、27分45秒、レフェリーストップで勝利した。

リング上でマイクを握ったオカダは「5勝目ー!」と絶叫。「個人的なことだけど、G1クライマックス大阪大会、久しぶりに勝つことができました。大阪で勝ったら、次の大阪大会はG1覇者として来なければだめでしょう。その約束は果たしますんで」と堂々の優勝宣言で会場を盛り上げた。

Aブロックは公式戦残り2試合となり、勝ち点10のオカダ、昨年覇者の飯伏幸太、ウィル・オスプレイ、ジェイ・ホワイトが首位で並ぶ混戦となっている。

オカダは13日の浜松大会で同門の石井智宏、16日の東京・両国大会でオスプレイと対戦する。

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椿原龍矢「再戦を」江川優生試合3週間前に左足骨折

王者江川に勝利し、会見に出席した椿原(撮影・南谷竜則)

22日の「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」のスーパーファイトで椿原龍矢(21)に判定で敗れたフェザー級王者の江川優生(22)が23日、試合の3週間前に左足の人さし指を骨折していたことがわかった。

激戦から一夜明け、大阪市内で会見に出席した中村拓己プロデューサーによれば、走ることもできない状態だったが、3月もケガで欠場していたことから今回は出場を決断したという。「江川選手からはタイトルマッチで再戦したいということを聞いています」と報告。時期は未定だが、万全の状態で実現できるように調整する考えを明かした。

椿原は「タイトルマッチは光栄でうれしい。チャンピオン、早くケガを治して、僕と再戦よろしくお願いします」と語った。

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