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KENTAが7年ぶりノア参戦 22年1月1日の武道館大会

KENTA(2021年1月4日撮影)

プロレスリング・ノアは28日、来年1月1日に行われる武道館大会に、新日本プロレスのIWGP USヘビー級王者、KENTA(40)が、7年ぶりに参戦することを発表した。

KENTAは、デビュー直後の2000年に全日本プロレスからノアに移籍。GHCジュニアヘビー級王者を戴冠するなど活躍したが、14年に退団した。

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KENTA初戴冠「自己暗示」にかけた王者のふるまいが現実に

IWGP USヘビー級王座のベルトを手に、勝ち名乗りを受けるKENTA(新日本プロレス提供)

<新日本:大阪大会>◇6日◇エディオンアリーナ大阪

あざ笑うかのように、勝利をかっさらった。IWGP・USヘビー級選手権試合で、挑戦者のKENTA(40)が2度目の防衛を目指す日本人初の王者棚橋弘至(44)を破り、初戴冠を果たした。

リズムを崩しにかかった。棚橋が観客に拍手を要求すると、違う拍をたたいてすかさず妨害。試合中にもかかわらず本部席においてあったベルトを強奪し、花道を引き揚げるそぶりを見せるなど、終始王者を翻弄(ほんろう)し続けた。

ベルトへの執念でも上回った。試合中盤には、机を下敷きにハイフライフローを真正面から受けた。真っ二つになった机の破片が突き刺さり、背中はばっくりと切れた。だが、ギブアップしなかった。23分44秒、三度目の正直となったgo 2 sleepを決め、3カウントを奪い取った。

リング内だけでなく、SNSでも自らの世界を作り上げてきた。10月30日の岩手大会後に自身のツイッターを更新し、「IWGP USのベルトを盗まれました」と発言。31日の福島大会の敗戦後は「チャンピオンとして本当に悔しいです。正直挑戦者の棚橋選手が盗みまでやってくるとは思ってませんでした」と、タイトルマッチ以前から王者のふるまいを示し続けた。

「自己暗示」で王者のイメージを広げ、ついに合法的にベルトをその腰にまいた。新王者はしたり顔でバックステージに登場すると「初めて新日のリングに立った19年、俺の実力を見せつけるって言っただろ。2年たってようやく有言実行だ!」と英語でコメント。「G1からここまで、楽しかったよ。少なからず俺、盛り上げてきたっていう自負があるから」と力を込めた。アメリカを拠点に活動するKENTAが、USの栄冠を手中に収めた。

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「俺が王者!」挑戦者KENTA、王者棚橋弘至のベルト奪い顔に押しつける

IWGP USヘビー級のベルトを強奪し花道を引き揚げるKENTA(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス埼玉大会>1日◇熊谷市立市民体育館◇観衆604人

6日の大阪大会でIWGP・USヘビー級王座に挑戦するKENTA(40)が、前哨戦の8人タッグマッチで王者棚橋弘至(44)に屈辱を与えた。

邪道、タマ・トンガ、タンガ・ロアと組み、棚橋、オカダ・カズチカ、本間朋晃、マスター・ワト組と対戦。中盤には棚橋との一進一退の一騎打ちを演じたが、勝敗は決せず。最後は、トンガが本間にガンスタンをさく裂させ、3カウントを奪った。

自軍の勝利後、ノンタイトルマッチにもかかわらず、棚橋のベルトを奪い取ったKENTAは「俺が王者!」と絶叫。右肩を負傷して起き上がれない王者の前にしゃがみ込むと、ベルトを顔に押しつけるように見せつけた。

場内でも場外でもやりたい放題だ。10月30日の岩手大会後に自身のツイッターを更新し、「IWGP USのベルトを盗まれました」と発言。31日の福島大会の敗戦後は「IWGP USのベルト姿をお見せ出来ずすいませんでした。チャンピオンとして本当に悔しいです。正直挑戦者の棚橋選手が盗みまでやってくるとは思ってませんでした」と、まるで自身が王者であるかのような発言を繰り返していた。

試合後、ベルトを片手に花道を引き揚げるKENTAは「俺が王者だってちゃんと書いておけよ!」と記者をもどう喝。その傍若無人ぶりは、もはや誰にも止められない。

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米団体ROHが所属選手との再契約せず3カ月活動休止 過去に日本勢も参戦

新日本プロレスとの交流も深い米団体ROH(リング・オブ・オナー)が年内で所属選手との契約を終了し、22年1~3月まで活動休止すると27日(日本時間28日)に発表した。12月11日に米メリーランド州ボルティモアで開催する有観客のPPVファイナルバトル大会を最後に「ROHを内部で再考する」ため、同期間に大会を開催しないという声明を出した。団体が休止状態となるため、所属選手が契約更新されることはないという。

02年にWWE、TNAに続く第3団体として設立されたROHには、日本勢の参戦も多かった。00年代には武藤敬司、小橋建太、獣神サンダー・ライガーをはじめ、ノア勢の丸藤正道、KENTAが参戦。森嶋猛はROHヘビー級王座を獲得した。10年代に入ると新日本との共催で北米ツアーを共催し、19年には米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで新日本との合同興行G1スーパーカードも開催していた。

しかし最近の米マットはケニー・オメガ、クリス・ジェリコ、ジョン・モクスリーらが所属するオール・エリート・レスリング(AEW)が躍進。WWEも第3ブランドのNXTでニュースターの育成を中心に活発化させており、米メディアは「コアなプロレスファンが多いROHの存在意義が問われている」と分析している。WWEで活躍したダニエル・ブライアン、CMパンク、サモア・ジョーらも在籍したROH。今回の声明では22年4月には大会を再開するとし「ファンに焦点を当てた新しいものを提供にプロレスファンにユニークな体験を提供する予定」と説明していた。

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棚橋弘至「絶対に離さないから」KENTAとの一騎打ち制しベルト取り戻す

新日本プロレス後楽園大会 取り戻したIWGP USヘビー級のベルトを手にエアギターを披露する棚橋弘至(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>25日◇後楽園ホール◇観衆290人

IWGP・USヘビー級王者の棚橋弘至(44)が、11月6日の防衛戦の相手、KENTAとの一騎打ちを制した。

21日日本武道館大会で盗まれていたベルトも取り戻した。

10選手によるイリミネーションマッチに出場した棚橋は、KENTAと1対1になったところで、場外に落とされかけた。それでもトップロープをつかんで踏みとどまると、そのまま逆上がりのように体を持ち上げ、KENTAの首を足で挟み、場外へ突き落とした。オーバーザトップロープで勝利をつかみ、4日ぶりに取り戻したベルトを「ちょっと旅立っていたけど、絶対に離さないから。しっかり管理します」と大事そうに抱えた。最後はファンから投げ入れられたエアギターを受け取り、久しぶりの後楽園のメインでテンションが上がったのか、お決まりのパフォーマンスを2度も披露。満面の笑みで「愛してま~す」と叫んだ。

「おばあちゃんが、誰にでも『愛してます』という人だけは信用するなって言ってました」。SNS上で挑発してくるKENTAを全く相手にしなかった。自分のことよりも、11月6日の大阪大会を盛り上げることの方が大事だった。G1クライマックスが終わり、コロナ禍による制限が少しずつ緩和されていく中で、タイトルマッチ6試合を含む9試合が行われる。「熱を生むのは、戦いだけでなく、俺らに注目しろよ、俺らが盛り上げるんだっていう使命感も絶対に必要だと思う」と力を込めた。「みんなで1歩ずつ、少しずつ慌てずに前に進んでいって、一緒に乗り越えていきましょう」。エースがファンとともに11・6大阪まで盛り上げる。【松熊洋介】

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新日本11月の大阪大会全カード発表 3つのタイトルマッチなど9試合

鷹木信悟(2021年5月24日撮影)

新日本プロレスは23日、大阪大会(11月6日、エディオンアリーナ大阪)の全カードを発表した。3つのタイトルマッチと2つの権利証争奪戦を含む、全9試合が行われる。

メインイベントは、IWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟が、挑戦者ザック・セイバーJrを迎え、3度目の防衛戦に挑む。セイバーJrは、今秋のG1公式戦で鷹木から勝利を挙げており「ベルトの挑戦は保証されてるってことだ!」とコメントを残していた。IWGPタッグ王座との2冠達成となるか注目される。

セミファイナルは、G1王者オカダ・カズチカが、タマ・トンガを相手に、来年1月に東京ドームで行われるIWGP世界ヘビー級選手権の挑戦権をかけ、対決する。オカダは唯一、G1公式戦で黒星を喫した相手にリベンジを果たせるか。

その他の主な試合は以下の通り。

◆第4試合・60分一本勝負「NEVER無差別級6人タッグ選手権試合」(王者組:YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀 挑戦者組:SHO、高橋裕二郎、EVIL)

◆第5試合・時間無制限一本勝負「『KOPW 2021』争奪戦」(保持者:矢野通 挑戦者:グレート・O・カーン)

◆第6試合・60分一本勝負「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」(王者:ロビー・イーグルス 挑戦者:エル・デスペラード)

◆第7試合・60分一本勝負「IWGP USヘビー級選手権試合」(王者:棚橋弘至 挑戦者:KENTA)

オカダ・カズチカ(21年10月)

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KENTA、飯伏に敗れ優勝決定戦進出逃す「やっぱ、あいつおかしいよ」

KENTA(右)は飯伏の攻撃を受ける(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

史上初の3連覇を狙う飯伏幸太(39)が、Aブロック最終戦でKENTAに勝利し、勝ち点12で並んでいた4人の争いを制し、優勝に王手をかけた。

KENTAが宿敵飯伏に敗れ、優勝決定戦進出を逃した。鉄柵や椅子を用いる悪賢い試合運びを見せたが、最後にカミゴェを受けて力尽きた。SNSなどリング外でも火花を散らしてきたが「やっぱ、あいつおかしいよ。でも、俺はああいう狂ったイブコーとやりたかった」と満足げ。優勝にはあと1歩届かなかったが「楽しかったよ」と、26分の死闘をすがすがしい表情で振り返った。

飯伏にカミゴェを見舞われるKENTA(右)(撮影・垰建太)

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飯伏幸太「まだ終わっていない」完全復活へ3連覇王手 前後カミゴェでKO

KENTA(下)に勝利し優勝決定戦進出を果たした飯伏は天を指さし歓喜(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

史上初の3連覇を狙う飯伏幸太(39)が、Aブロック最終戦でKENTAに勝利し、勝ち点12で並んでいた4人の争いを制し、優勝に王手をかけた。

序盤で2敗の崖っぷちから5連勝で1位通過を決め、21日の優勝決定戦(東京・日本武道館)ではBブロックの1位と対戦する。7月に誤嚥(ごえん)性肺炎で約2カ月間欠場。今年の主役となるはずだった男が、偉業達成でどん底からの復活を成し遂げる。

   ◇   ◇   ◇

飯伏が常々口にする「逃げない、負けない、諦めない」の言葉通り、パイプ椅子で殴られても立ち上がり、花道の奥でボコボコにされてもリングに戻ってきた。最後に後ろから、前からとカミゴェをさく裂させてKO。試合前に引き分け以上での進出が決まっていたが、しっかり勝利で応えると、両手を突き上げた。「優勝するチャンスをつかむことができた」と喜びを爆発させた。

再起をかけた今大会、初戦で伏兵高橋にまさかの敗戦。いきなりつまずき、3戦目でもセイバーJr.の関節技にギブアップさせられ、序盤でまさかの2敗。それでも「楽しんだら、勝ちにつながる」と自らの言葉を信じ、白星を重ねた。

1月にIWGPヘビー級とインターコンチネンタル2冠王者となり、その後に統一された世界ヘビー級の初代王者となった。今年の主役となるべく調子を上げてきた7月、誤嚥(ごえん)性肺炎で離脱。すぐに復帰するはずが、予想以上に長引いた。25日の東京ドーム大会で挑戦予定だった世界ヘビー級王者・鷹木との試合も欠場し、急きょ棚橋に変更。復帰戦となった9月の大会では、その棚橋からUSヘビー級の挑戦者に指名された。わずか17分で敗れたが「リングに戻れたことがうれしくて」とチャンスを与えてもらったエースに感謝し、再起を誓った。

前人未到の3連覇へあと1勝。21日の優勝決定戦はBブロックのオカダとコブの勝者と対戦する。頂点に輝けば、鷹木への再挑戦への道も開ける。「限界突破したと思うけど、まだ終わっていない。3度目の優勝、必ず守るから」とファンに完全復活を誓った。【松熊洋介】

KENTA(右)にカミゴェを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
KENTA(左)に背後からのカミゴェを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
KENTA(下)にムーンサルトプレスを仕掛ける飯伏(撮影・垰建太)
コーナーに座り込んだ飯伏はKENTA(右)のドロップキックを顔面に食らう(撮影・垰建太)
観客に力強く拳を見せながら入場する飯伏(撮影・垰建太)

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セイバーJr.最後に力尽きた タンガ・ロアに敗れ優勝決定戦逃す

ザック・セイバーJr.対タンガ・ロア 場外でザック・セイバーJr.(上)をたたき落とすタンガ・ロア(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

勝ち点12でトップに並んでいたザック・セイバーJr.(34)がタンガ・ロア(38)に敗れ、21日の優勝決定戦進出を逃した。

ゴング早々に仕掛けていったが、場外戦で流れをつかまれ、その後もロアのパワーに圧倒された。得意の絞め技もうまくかわされ、防戦一方。最後は攻撃をかわされ、逆転の3カウントを奪われた。敗戦後はぼう然とした表情を見せ、その後に両手で顔を覆い、悔しがった。

内藤、鷹木、飯伏、O・カーンと開幕から得意の関節技で次々とギブアップを奪い、一時はトップを走るなど快進撃を続けたが、最後に力尽きた。現在、タイチとIWGPタッグのベルトを持つが「シングルでも強いことを証明する」と毎回違うテクニックを使い、勝利を重ねた。それでも5戦目に石井、7戦目にKENTAに敗れて失速。5年連続5度目の出場だったが、初優勝にはあと1歩届かなかった。

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G1・Aブロックは飯伏幸太ら4選手が並ぶ大混戦 優勝決定戦進出条件は?

飯伏幸太(2021年3月30日撮影)

新日本G1クライマックスは18日、Aブロック最終戦が行われる。

勝ち点12で飯伏幸太、鷹木信悟、ザック・セイバーJr.、KENTAの4選手が並ぶ大混戦となった。この日の4選手の試合結果により、1人だけが21日の優勝決定戦へ進出できる。

◎4選手の18日のカード

第3試合 鷹木信悟×高橋裕二郎

第4試合 ザック・セイバーJr.×タンガ・ロア

第5試合 飯伏幸太×KENTA

◎4選手の優勝決定戦(21日)進出条件

☆飯伏幸太の場合

勝ち かつセイバーJr.が△以下。

引き分け かつ鷹木が引き分け以下で、セイバーJr.が負け。

負け 敗退。

☆鷹木信悟の場合 

勝ち かつ飯伏とセイバーJr.が引き分け以下。

引き分け以下 敗退。

☆セイバーJr.の場合

勝ち かつKENTAが引き分け以下。

引き分け以下 敗退。

☆KENTAの場合

勝ち かつ鷹木が引き分け以下。

引き分け かつ鷹木が負け、セイバーJr.が引き分け以下。

負け 敗退。

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伏兵KENTAしてやったり“反則勝ち” G1初制覇へ大きな1勝

新日本プロレスG1クライマックス タンガ・ロア(左)に蹴りを浴びせるKENTA(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>◇13日◇宮城・ゼビオアリーナ仙台

KENTA(40)が、タンガ・ロアにロープを使って丸め込む“反則勝ち”で、6勝2敗とし、勝ち点12でトップに並んだ。

KENTAは、いつものようにレフェリーの見ていない隙に急所攻撃を浴びせ「ソ~リ~」と手を合わせる余裕を見せた。ところが終盤、相手セコンドの邪道の竹刀を取り上げ、攻撃に転じたところで急所への仕返しを食らった。劣勢から切り抜けると、ロアをコーナーに激突させ、レフェリーが見えないように片エビ固めに持ち込んだ。試合後はしてやったりの表情。「この試合をどう思うか、見ている人が決めればいい。俺は楽しかったよ。まあ、ああするしかないけどね。でも勝てて良かった」と振り返った。

この日リーグ戦のなかった飯伏に並び、18日の最終戦では直接対決となる。優勝を争う鷹木には敗れているため、勝利した上で、鷹木の結果次第となるが、初制覇に向け、伏兵KENTAが大きな1勝を手にした。

タンガ・ロア(奥)に急所攻撃をさく裂させたKENTA(新日本プロレス提供)

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飯伏幸太、小島聡と初シングルマッチ カミゴェからの片エビ固めで勝利

新日本プロレスG1クライマックス 小島聡(左)にカミゴェを決める飯伏幸太(新日本プロレス提供)

<新日本宮城大会>13日◇ゼビオアリーナ仙台◇観衆1303人

飯伏幸太(39)が、小島聡(51)との初のシングルマッチを行い、カミゴェからの片エビ固めで勝利した。今試合はG1クライマックスAブロックで、内藤がケガのため2戦目以降欠場したことでスペシャルマッチが組まれた。

小島の粘りに苦戦した。ラリアットをまともに受け「自分のラリアットとは全然違うなと」。シットダウン式ラストライドでもボマイェでも返されるなど苦しんだが、最後は豪快に右膝を振り抜いた。試合後は小島の手を握りしめ、健闘をたたえた。「全部受け止めたいっていう気持ちだったけど…。キャリアはすごいなと感じた」と強さを認めた。G1では勝ち点12でトップを走る。ベテランからの改心の勝利で、最終戦となる18日のKENTA戦へ、しっかりと弾みを付けた。

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KENTA、ザック・セイバーJr.と壮絶打撃戦、掌底7連発から激闘制す

第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)

<新日本プロレス:G1クライマックス31 大阪大会>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

Aブロック公式戦でKENTAがザック・セイバーJr.を22分24秒、go2sleepからの片エビ固めで下し、5勝2敗とした。

開始直後からはお互いにエルボーの応酬。KENTAが場外に逃げると、セイバーJr.が追いかけ、左膝にキックを連発して痛めつける。リングに戻ってもセイバーJr.の攻勢が続くが、KENTAもフライングメイヤーからサッカーボールキックで応戦する。

最後は壮絶な打撃のやり合いで、KENTAが掌底7連発を見舞う。最後はgo2sleepからの片エビ固めで激闘を制した。

第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)

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高橋ヒロム開始のゴングと同時にドロップキックで攻勢もKENTAに敗戦

新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(左)(撮影・加藤孝規)

<新日本プロレス:G1クライマックス31 広島大会>◇7日◇広島サンプラザホール

スペシャルシングルマッチ(30分一本勝負)でKENTAが、横入り式エビ固めで高橋ヒロムから勝利した。

KENTAは当初、内藤哲也との試合が予定されていたが、内藤の負傷欠場でカード変更となった。

開始のゴングと同時に高橋がショットガンドロップキックからエルボー連打で攻勢に出る。

しかしKENTAはフライングメイヤーから背中にサッカーボールキックを浴びせ、最後は19分01秒でフォールアウトした。

KENTAは試合後、「ちょっと座らせて」と座り込み、「なんか文句ある? だれにも文句言わせねえよ。お前らがどんなに批判しようと、これが俺だよ。これが俺の今」。

高橋は「情けねえ、情けねえよ。これだけ言ってこのざまだ! ただ俺が言ってきたこと、やってきたこと、これだけは否定されたくない」とほえた。

新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(左)(撮影・加藤孝規)
新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(右)(撮影・加藤孝規)
新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(左)(撮影・加藤孝規)
新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(右)(撮影・加藤孝規)

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石井智宏、垂直落下式ブレーンバスターで全勝セイバーJr.に初黒星付けた

ザック・セイバーJr.に垂直落下式ブレーンバスターを決める石井智宏(撮影・白石智彦)

<新日本:G1クライマックス31>◇3日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

気迫で勝利を呼び込んだ。リーグ戦Aブロック5戦目が行われ、石井智宏(45)が全勝のザック・セイバーJr.(34)に、初の黒星を付けた。これでリーグ成績は不戦勝を含めた3勝3敗の勝ち点6となり、優勝争いへ望みをつないだ。

序盤は、乗りに乗っている強敵にリードを許す展開。執拗(しつよう)に攻められ続けた右腕がけいれんを起こすなど、体力の限界のように思われた。それでも、そこからはい上がり、サポーターを脱ぎ捨てると、右腕をコナーに何度も打ち付けて気合を入れ直す。最後は渾身(こんしん)のラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターをさく裂させ、試合を決めた。

NEVER無差別級6人タッグ王者も、G1はKENTAや飯伏らの前に3連敗を喫する苦しい立ち上がり。同じベルトを持つBブロック0勝の後藤や1勝のYOSHI-HASHIとともに苦杯をなめてきた。だが、マイペースを貫き、9月30日のロア戦に続く価値ある1勝をつかんだ。

次戦は7日、広島でグレート・O・カーンと対決する。勝負はこれから。不屈の男は最後に、右腕を高々と突き上げ「俺はそう簡単には壊せねえんだ!」と叫んだ。

ザック・セイバーJr.に片エビ固めを決める石井智宏(撮影・白石智彦)
ロープを使い石井智宏を攻めるザック・セイバーJr.(撮影・白石智彦)
ザック・セイバーJr.(右)と額を合わせる石井智宏(撮影・白石智彦)

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勝てば官軍!KENTA手段選ばぬ“奇策”でO・カーンから3カウント強奪

グレート-O-カーン(左)を挑発するKENTA(撮影・白石智彦)

<新日本:G1クライマックス31>◇3日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

「勝てば官軍」を地でいった。リーグ戦Aブロック5戦目が行われ、KENTA(40)がグレート・O・カーンに手段を選ばない「奇策」で勝利を挙げた。

レフェリーの目を盗んで金属バットを取り出すと、それを受け止めたO・カーンが逆に反則を疑われる展開を演出。隙ができた相手の背後から、すかさずローブローを決め、3カウントを強奪した。

勝利後、KENTAは試合前の約束通り「やれ!やれ!やれ~!グレオカ!」と力強い口調で土下座を要求。だが、O・カーンに反撃のエリミネーターを受け、リングから逃げられた。その後フラフラと立ち上がったKENTAは、イラ立ちを見せながら花道を後にした。

この日の勝利でリーグ成績を4勝2敗(勝ち点8)としたKENTAは、飯伏やザック・セイバーJr.ら4人と並んでトップに躍り出た。次戦は7日(広島)、高橋ヒロムと対戦する。「まあ、楽しみにしといて」と不敵な笑みを見せた。

KENTA(中央)を攻めるグレート-O-カーン(撮影・白石智彦)

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元気はつらつ鷹木信悟 痛めた右腕攻められるも3勝目「まだまだ暴れるぞ」

KENTA(右)にMADE IN JAPANを決める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)

<新日本G1クライマックス31>9月30日◇後楽園ホール◇観衆689人

優勝戦線に踏みとどまった。AブロックのIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟(38)がKENTAを破り、3勝目(不戦勝1)を挙げた。

終盤痛めた右腕のサポーターを外して気合を入れると、パンピングボンバーで豪快に振り抜き、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで粘るKENTAから3カウント。「これで3勝1敗。決勝に残るチャンスはまだあるよな。優勝に向かって前進するのみだ」と高らかに叫んだ。

23日セイバーJr.戦でまさかのギブアップ。痛めた右腕のダメージは大きく、KENTAに徹底的に攻められた。レフェリーの見ていない隙にパイプ椅子でたたきつけられるなど、終始腕を押さえながらの戦い。「真っ向勝負かと思ったらスカしたり。読めないからしんどかった」。古傷を攻められるのはプロレスでは当たり前。「激烈なG1、まだまだ暴れるぞ」と元気はつらつおじさんは決して弱音を吐かない。

次戦は3日、飯伏と対戦する。7月25日にタイトルマッチを行う予定だったが、飯伏の誤嚥(ごえん)性肺炎により流れた。同い年のライバルを「いずれタイトルをかけて戦わないといけない相手」と警戒し、今大会に臨んだ。シングル対決は昨年10月のG1で勝利して以来1年ぶり。9月に復帰し、3連覇へ調子を上げてきた飯伏に対し「最近は、どうも物足りないし、魅力がない。俺はリハビリに付き合うつもりはない」。手加減せずに、王者の強さを見せつける。【松熊洋介】

KENTAに勝利しマイクパフォーマンスする鷹木信悟(撮影・鈴木正人)
KENTA(左)に雪崩式ブレーンバスターを決める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)
KENTA(下)を攻める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)

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KENTAが同門対決制した 高橋裕二郎に大技たたき込み 新日本

高橋(左)にキックを浴びせるKENTA(撮影・阿部泰斉)

<新日本:G1クライマックス31大会>◇23日◇東京・大田区総合体育館◇第3日

新日本プロレスのG1クライマックス第3日は23日、東京・大田区総合体育館で開催され、Aブロック公式戦でKENTA(40)が同門対決を制した。同じユニット「バレットクラブ」の高橋裕二郎(40)と初シングル対決。相手のパワーを大技で封じ、15分48秒、GAME OVERで絞めあげ、今年のG1初白星を挙げた。

ユニットの絆を確認しながら拒否されたKENTAは非情に徹した。背中への強烈なキック、ダイビングラリアット、串刺しドロップキック、コーナートップからのフットスタンプと大技をたたき込んだ。逆転を狙う高橋のローブローの腕を捕獲。そのままGAME OVERに移行して絞め続け、ギブアップを奪った。KENTAは「違うわ、裕二郎は。勝てたのは良かった。今シリーズの裕二郎は楽しみ」と仲間の奮闘をたたえていた。

高橋に勝利し、手を上げるKENTA(撮影・阿部泰斉)
高橋(下)を攻めるKENTA(撮影・阿部泰斉)

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新日本G1クライマックス出場選手発表 優勝決定戦は10・21日本武道館

飯伏幸太(2021年1月17日撮影)

新日本プロレスは4日、今月18日から行われるG1クライマックス31の出場選手を発表した。20選手が2組に分かれ、総当たりのリーグ戦を行う。優勝決定戦は10月21日、日本武道館で行われる。出場選手は以下の通り。

【A組】

飯伏幸太(5年連続7回目、優勝2回)

石井智宏(9年連続9回目)

矢野通(15年連続16回目)

鷹木信悟(3年連続3回目)

内藤哲也(12年連続12回目、優勝2回)

ザック・セイバーJr.(5年連続5回目)

グレート・O・カーン(初出場)

YOSHI-HASHI(2年連続5回目)

KENTA(3年連続3回目)

タンガ・ロア(初出場)

高橋裕二郎(2年連続8回目)。

【B組】

棚橋弘至(20年連続20回目、優勝3回)

オカダ・カズチカ(10年連続10回目、優勝2回)

後藤洋央紀(14年連続14回目、優勝1回)

SANADA(6年連続6回目)

タイチ(3年連続3回目)

ジェフ・コブ(3年連続3回目)

EVIL(6年連続6回目)

タマ・トンガ(3年ぶり4回目)

チェーズ・オーエンズ(初出場)

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元WWEスターCMパンクがAEW加入 7年7カ月ぶりプロレス復帰

AEW参戦が発表された元WWEヘビー級王者CMパンク(AEWの公式SNSより)

<オール・エリート・レスリング(AEW):ランペイジ大会>◇20日(日本時間21日)◇米イリノイ州シカゴ・ユナイテッド・センター

元WWEのスーパースターで総合格闘技UFCにも参戦したCMパンク(42)がAEWに参戦すると発表された。CMパンクは出身地シカゴのAEWランペイジ大会のリングに入り、新加入を表明。「自分自身のためだけでなく、ファンのため、支えてくれる人々のため、若いファイターたちと一緒に働くために戻ってきた」などとリング復帰を宣言した。

WWEでは14年1月のPPV大会ロイヤルランブルへの出場を最後に欠場を続け、健康問題やWWE上層部との対立を理由に自ら意思で同年6月に契約解除。その後16~18年に総合格闘技UFCに参戦し、2試合に臨んで1敗1無効試合の成績を残した。CMパンクがプロレスのリングに戻るのは約7年7カ月ぶりとなった。

WWE時代にはWWEヘビー級王座を434日間(141回防衛)保持。これは02年のWWE設立後、ブロック・レスナーに続き、歴代2位の保持期間となる。得意技はKENTAのGTSや天山広吉のアナコンダバイスなど日本人選手の技を多用することで知られている。AEWではどんなプロレスをみせるのか?

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