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RIZIN29が6・27に延期 榊原CEO「観客を入れて行いたい」

榊原信行CEO(2021年3月撮影)

格闘技イベントRIZINの榊原信行CEO(57)は12日、オンラインで会見を開き、5月30日のRIZIN29大会(大阪・丸善インテリックアリーナ)を6月27日(同)に延期することを発表した。大阪府の緊急事態宣言が31日まで延長となったことにより、有観客での開催を考え、決断した。榊原氏は「大阪府やいろんな関係者のご尽力によって、6月27日の同じ会場を押さえてもらった。本来であれば、選手は月末に戦う準備をしてきたが、コンディションの管理や、トレーニングの難しさもある中、全選手がスライドすることを快く受け入れてくれた」と明かした。

新型コロナウイルス感染拡大が収まらない中、苦渋の決断となったが「気付けばもう1年こんな状態。ファンと一緒に生き残っていきたいと思っている。非難や批判をするのではなく、この状況の中でどうルールを守って生き続けていくか。厳しい環境の中で未来を築いていけたら」と前を向いた。収容人数は現時点で当初の予定通り5000人とする。「何としても無観客でなくて観客を入れて行いたい」と力強く語った。調整が難しくなる選手たちには「1カ月伸びたことをプラスに替えられるように精進してもらいたい」とエールを送った。

すでに今月23日に開催予定だったRIZIN28大会(東京ドーム)は6月13日に延期が決まっている。また、大阪大会のチケットはそのまま有効で、払い戻しは18~24日に行う。追加カードや、再販売の案内は数日中に発表される予定。

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ペティスが王座奪取、RIZIN王者堀口恭司と統一戦希望「絶好の機会」

<総合格闘技:ベラトール258大会>◇7日(日本時間8日)◇米コネティカット州モヒガン・サン・アリーナ

ベラトール・バンタム級タイトルマッチ5分5回で、挑戦者で同級1位のセルジオ・ペティス(27=米国)が判定の末、王者フアン・アーチュレッタ(33)を撃破し、新王者となった。

初防衛戦だったアーチュレッタに対し、ペティスは1回から前に出て右ストレートを狙って圧力をかけた。2回にはテークダウンを許したものの、常に打撃戦では上回った。最終5回にテークダウンから寝技で攻められたものの、冷静に対処。3-0(50-45、49-46×2)の判定勝利を収めた。元UFCライト級王者の兄アンソニーに向け「兄の前でタイトルを取れるのは素晴らしい気持ち。最終的に自分のベルトを手に入れることができて素晴らしいし、夢がかなった」満足そうな表情を浮かべた。

さらに元2冠(RIZIN、ベラトール)王者で現RIZIN同級王者の堀口恭司に向けて統一戦を呼びかけた。ペティスは「堀口さんに声をかけたい。ベラトール対RIZINを代表してやりたい。2本目のベルトを手に入れる絶好の機会です」と期待を込めて口にしていた。

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朝倉未来「KOしたい」クレベル・コイケと対戦 RIZIN28カード発表

6月13日のRIZIN28大会で対戦する朝倉未来(左)とクレベル・コイケ(撮影・松熊洋介)

格闘技イベントRIZINの榊原信行CEO(57)は4日、都内で会見を開き、6月13日RIZIN28大会(東京ドーム)に朝倉未来(28=トライフォース赤坂)が出場することを発表した。対戦相手はクレベル・コイケ(31=ボンサイ柔術)で、総合格闘技ルール(66キロ、5分×3回、肘あり)で行われる。

スーツにサングラス姿で登壇した朝倉は「1カ月ちょっとあると思う。今までで1番追い込んで、いい試合をしたい」と決意を語った。コイケについては「世界でも戦ってきた選手で、驚異のフィニッシュ率を持っていて危険だなという印象。KOしたい」と明かした。

昨年大みそか以来、半年ぶりの試合となるが「大みそかの時にちょっとスタイルを変えて、自分から攻める展開にしたが、今回は組みでも自分からも攻めるスタイルを取り入れてみたい」と話した。勝てば、現フェザー級王者の斎藤との一戦が現実味を帯びてくる。榊原氏は「この2人の対戦が、斎藤との次期挑戦者決定戦となると思う」と明かした。

また、同大会ではバンタム級トーナメント1回戦4カードも行われ、未来の弟で前バンタム級王者・海の出場も決定している。

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元RIZIN王者プロハースカUFC2連勝、レイエスとのランカー対決制す

レイエスとのライトヘビー級ランカー対決を制した元RIZIN同級王者プロハースカ(UFC公式ツイッターより)

<総合格闘技:UFCファイトナイト・ラスベガス25大会>◇1日(日本時間2日)◇米ネバダ州ラスベガス・UFC APEX

メインイベントのライトヘビー級5分5回で、元RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(28=チェコ)がUFC2連勝を飾った。UFC同級5位のプロハースカは、王座挑戦経験もある同級3位ドミニク・レイエス(31=米国)とランカー対決に臨み、スピニング・バックエルボーをレイエスの顔面に打ち込んで2回4分29秒、KO勝利を収めた。

ムエタイの選手が入場時、頭に装着する戦いのお守りであるヘッドリング「モンコン」風の奇抜な髪形でファイトしたプロハースカは「とてもいい戦いだった。ドミニクのカウンターパンチを浴び、なかなか作戦を考えるタイミングがなかったが、自然とスピニング・バックエルボーを試みていた」と振り返った。さらに「芸術的な試合をみせたいが、時に勝つために非常に早く動く。いくつかのパンチを受けたし、戦い中で自分は学んでいる」と満足そうな表情を浮かべた。

上位ランカー対決を制し、同級王者ヤン・ブラホビッチ(38=ポーランド)への挑戦に大きく前進したことになる。プロハースカは「準備はできている。それをやろう。ブラホビッチが好きだ。ブラホビッチは次にグローバー・テイシェイラ戦? その勝者が自分の次戦の相手になるのか? 了解した。それは自分にとって大きな名誉だ」と名乗りを上げた。2試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、5万ドル(約550万円)のボーナスもゲットした。

プロハースカは20年1月にRIZIN同級王座を返上し、UFCと契約。同年7月、UFC251大会でデビューし、同級7位だったヴォルカン・オーズデミア(31=スイス)を右フックで倒し、2回KO勝ちで白星を挙げてランキング入りを果たしている。

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元RIZIN王者プロハースカが計量パス、レイエスとメイン戦

元RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(28=チェコ)がメインイベントでUFC同級王座挑戦権を懸けたランカー対決に臨む。1日(日本時間2日)のUFCラスベガス25大会で、同級3位ドミニク・レイエス(31=米国)との同級5分5回を控え、4月30日には米ラスベガスで前日計量に臨んだ。

計量では、ムエタイの選手が入場時、頭に装着する戦いのお守りであるヘッドリング「モンコン」風の奇抜な髪形で登場。ウエートも93・21キロでパスしたレイエスに対し、92・53キロでクリアした。同級5位のプロハースカにとって同級王者ヤン・ブラホビッチ(38=ポーランド)への挑戦権を得るための重要なUFC2戦目となるが、計量後のフェースオフでは自然体を貫きながらレイエスとにらみあった。

プロハースカは20年1月にRIZIN同級王座を返上し、UFCと契約。同年7月、UFC251大会でデビューし、同級7位だったヴォルカン・オーズデミア(31=スイス)を右フックで倒し、2回KO勝ちで白星を挙げてランキング入りを果たしている。

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RIZIN、コロナ禍開催に「最大限のチャレンジをする」榊原信行CEO

RIZIN29大会でキックボクシングのワンナイト トーナメントに出場する左から高橋亮、皇治、白鳥大珠、梅野源治。中央は榊原信行CEO(撮影・松熊洋介)

RIZINの榊原信行CEO(57)が、5月30日のRIZIN29大会(大阪・丸善インテックアリーナ)、6月13日のRIZIN28大会(東京ドーム)のコロナ禍での開催について語った。

30日都内で会見を開き「行政、国の決断に従う中で、最大限のチャレンジをする。歩みを止めず、進めていきたい」と話した。特に東京ドーム大会に関しては5月23日の予定を延期しており「これ以上の延期はない。何がなんでもやる。5000人以下でも無観客でもやる」と語気を強めた。

大阪大会はすでにチケットを売り始めており、売れ行きは良好。この日皇治が提案した、4選手によるキックボクシングのワンナイト・トーナメントの開催も発表。「最高のメンバーがそろった」と手応えを感じている。それでも大阪は感染者数が増え続けており、中止の可能性もあるとした上で「感染者数も分母が分からない。現状では判断する時期ではないし(開催されることを)信じて前に進みたい」と語った。

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RIZINカード発表 皇治ら4選手がワンナイト キックトーナメント

RIZIN29大会のキックトーナメント1回戦で対戦する皇治(左)と梅野源治(撮影・松熊洋介)

RIZINの榊原信行CEO(57)は30日、都内で会見を開き、5月30日RIZIN29大会(大阪・丸善インテックアリーナ)で4選手によるキックボクシングの「ワンナイト トーナメント」(61キロ、3分×3回)を開催することを発表した。抽選の結果、対戦カードは皇治(31=TEAM ONE)-梅野源治(32=PHOENIX)、白鳥大珠(25=TEAM TEPPEN)-高橋亮(25=真門ジム)となった。

今回のキックトーナメントは、皇治が榊原CEOに以前から提案していたもので、他の3人はSNS等で参戦表明して選出された。皇治は「ずっと言い続けたトーナメントが、開催されてうれしい。俺が中心で、この人たちは俺の脇役なので、しっかりそれを証明したい」と豪語した。対戦相手の梅野に関しては「昔はすごかったかもしれないが、彼もピークではないと思うし、今はただのひょっとこムエタイ」と話した。また前日のユーチューブで挑発を受けた白鳥については「ぴーちくぱーちく格好悪い。当日は俺が実力で黙らせてやる」と相手にしなかった。

同大会ではMMAルールでのバンタム級トーナメントも行われるが、1日でのキックトーナメント開催について榊原CEOは「総合中心の舞台の中で、キックボクシングがどういう感動を与えられるか。ファンの心をつかむような試合をして、今後の注目度を高めていける機会になれば」と4選手に期待を込めた。

また会見ではキックボクシングルールで行われるその他の追加カードも発表された。追加カードは以下の通り。

植山征紀(25=龍生塾ファントム道場)-泉丈成(24=誠至会)、山畑雄摩(26=NJKF将塾)-高橋聖人(23=真門ジム)

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浅倉カンナをヘアケア新商品CMに起用「サラサラ髪は私に力をくれます」

ヘアケアブランド「パンテーン」の新商品テレビCMに起用されたRIZINを主戦場とする浅倉カンナ(提供写真)

RIZINを主戦場とする総合格闘家・浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)がヘアケアブランド、パンテーン(P&Gジャパン)の新商品CMに起用された。

4月25日から全国発売がスタートした「パンテーン PRO-V ミセラシリーズ」のテレビCMに登場し「髪は自分にとって気持ちを上げるものでもあるので、スイッチも入ります」「練習の後さらさらに戻れたらすごくうれしいです。サラサラ髪は私に力をくれます」と語りながら満面の笑みを浮かべている。

CM出演が決まり、浅倉は「シャンプーのCMというと、黒髪ロングヘア、というイメージがあったので、お話をいただいた時は驚きました。今回わたしらしい『金髪ショートヘア』でCMに出られることが本当にうれしいです。ひとりひとり、好きな髪形、なりたい髪形も違うと思うので、ぜひ皆さんそれぞれの『サラサラ髪』を手に入れてもらえば、と思います」とコメントした。

浅倉は3月21日のRIZIN27大会のメインイベントで、RIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加に挑戦し、1-2の僅差判定で敗れ、王座奪取を逃していた。

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皇治がワンデートーナメント開催要求「勝ち上がった選手がメインで」

5月30日のRIZIN29大会に向け、記者会見を行った皇治(C)RIZIN FF

5月30日に行われるRIZIN29大会(丸善インテリックアリーナ大阪)に出場する皇治(31=TEAM ONE)が23日、オンラインで会見を開き、キックルールでの4選手によるワンデートーナメント開催を改めて要求した。

地元・大阪での開催で榊原信行CEO(57)からメインでの戦いを示唆されていた皇治は「素晴らしい舞台で光栄なこと」と感謝した上で、「俺も格闘家の端くれなんで、そんな同情はいらない。4人で戦って勝ち上がった選手がメインでやる。それだったら問題ない」と提案。昨年9月にRIZINに転向後、那須川、五味と連敗。負けたままでメインを戦うのはプライドが許さない。「RIZINファンにもいいところを見せられていないでの、マジで気合入っている。悔しい思いをしまくっている」と胸の内を明かした。

相手に関しては「実力がどうこうとかピーピー言っているやつがいるじゃないですか。実力が本物なら注目度も人気もすべて俺を超えていると思う。実力で俺が証明する」と、どんな相手でも受け入れるつもりだ。会見に同席した広報の笹原氏は「手を挙げてくれる人がいれば前向きに検討する」と語った。

地方から出てきて地位を確立した皇治。「大阪や地方のやつにもチャンスを与えてやりたいし、格闘技を盛り上げたい」と今回の提案に至った。今月11日には「格闘家は稼げるんだぞと。みんなに夢を見せたい」と都内に自身専用のジムをオープン。地元大阪に戻る選択肢もあったが「5年ほど前に東京に出てきて、逃げたといわれるのが嫌だった。ここからもう1回はい上がるという意味でもこっちに拠点を置きたかった」と原点回帰で再起を誓う。

「体1個しかないけど俺が全員相手してやる」。相変わらずの強気な発言にアンチがいるのも理解した上で全く気にしない。「知名度もなく、ちょっと強いくらいで、いきがっているやつがたくさんいる。有名になってから文句言ってこいと。口だけだと思っているバカ野郎どもをみんなつぶしてやろうと」と話しており、リング上で最強を証明する。

もちろん、連敗中である自分の立場はわきまえており、自信の中にも謙虚な姿勢を見せる。「結果がすべて。先輩(五味)にも後輩(那須川)にも教えられてしまった。すんなりメインで戦うような、そんな格好悪いことしない」。

大阪は新型コロナウイルスの感染者が増え、暗いニュースが続く。「大阪を盛り上げないと。めちゃくちゃ燃えている。楽しみにしておいてくれ」。地元凱旋(がいせん)でメインのリングに立ち、大阪を元気づける。【松熊洋介】

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東京ドームのRIZIN28大会 5月23日から6月13日に日程変更

総合格闘技RIZINの榊原信行CEO(57)は23日、オンラインで会見を開き、5月23日に東京ドームで行われる予定だったRIZIN28大会を6月13日に延期することを発表した。

25日から4都府県に発令される緊急事態宣言を受けての対応で「スポーツイベントは5月11日までは無観客。その後解放されても上限5000人。1万人いけるかどうか。6月になれば、観客も増やせていけるだろう」と語った。

東京ドームでの総合格闘技は18年ぶり。「少しでも快方に向かうことに期待して、収容人数の50%(2万5000人)を目標に前に進みたい。暗いニュースが多い中、演出も含めて驚くような大会にしたい」と前を向いた。

また、先日組み合わせが決まっていたバンタム級トーナメント1回戦の振り分けが決まった。

5月30日(大阪) 金太郎-伊藤空也、大塚隆史-獅庵、滝沢謙太-今成正和、倉本一真-アラン“ヒロ“ヤマニハ

6月13日(東京ドーム) 朝倉海-渡部修斗、石渡伸太郎-井上直樹、元谷夕貴-岡田遼、扇久保博正-春日井“寒天"たけし

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RIZIN、5・23東京ドーム大会のチケット発売延期、再調整を発表

RIZINは5月23日に東京ドームで開催すると発表していたRIZIN28大会のチケット販売スケジュールを再調整すると20日、発表した。

当初はオフィシャルサイト先着先行は21日正午~午後6時、一般発売日は29日午前10時と発表していたが「決定次第ご案内させていただきます」と告知した。新型コロナウイルス感染拡大で再び東京都にも緊急事態宣言が発出される可能性があるための措置とみられる。この東京ドーム大会では朝倉海らが出場するバンタム級GPトーナメント1回戦などが組まれていた。

なお5月30日に丸善インテックアリーナ大阪で開催するRIZIN29大会のチケット発売は予定通りに実施。21日正午からオフィシャルサイト先着先行が始まる。

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元年俸120円Jリーガー安彦考真が格闘家デビュー戦でKO勝ち

「EXECUTIVE FIGHT 武士道」格闘家デビュー戦を白星で飾りポーズを決める安彦考真(撮影・小沢裕)

<EXECUTIVE FIGHT~武士道~>◇16日◇東京・八芳園

夢のRIZIN出場へ好スタートを切った。元年俸120円Jリーガーで、昨年から格闘家に転向した安彦考真(43)が、デビュー戦(2分×2回)で勝利を飾った。

安彦はサンボマスターの曲に乗って勢いよくリングに上がった。リングアナに名前を呼ばれると大きく右手を挙げた。相手はタイガーマスク姿で登場した会社役員の佐々木司(38)。1回から「練習してきた」という左の前蹴りを多用し、相手のボディにダメージを与え続け、ダウンを奪った。2回もコーナーに追い込み右、左と強烈なパンチを浴びせ続け、2度のダウンを奪い、KO勝ち。自信のあるスタミナで圧倒した。

勝利後、佐々木と笑顔で握手をした安彦は「タイガーマスク、むちゃくちゃ強かった。40歳で全部捨てて、Jリーガーを目指した。点は取れなかったけど、3年間やり遂げた。格闘技ではみんなウエルカムで受け入れてくれた」と力強く語った。

40歳でJリーグに、43歳で格闘技に挑戦した。自分だけでなく見ている人たちにメッセージを届けたい。「人生をかけて戦うことで40歳になってもまだやれるんだ、ということを思ってくれたら」と覚悟を持って挑んだ。J3水戸では年俸0円で契約。「ほとんど収入はなかった」。1カ月2万円の寮で生活し、昼食は寮の白飯を容器に入れて練習場に持って行くなどして、毎日を過ごした。スポンサーを自分で探し、1年後にようやくまとめて払うことができた。現在も自分で“営業”し、支えてくれる人たちとの付き合いを大事にする。「格闘技はサッカーと違って、ファンに対する向き合い方が違うと思う。品評会みたいなもので、お客さんがいて成り立つし、自分のパフォーマンスを評価してくださいという感じで評価を委ねる。ファイトマネーはいらないと思っている」。先月には若手アーティストの展覧会に行き、メッセージ性の強い作品を目の当たりにして、自分の生き様と重ね合わせた。

目標とする大みそかのRIZIN出場の可能性が見えてきた。試合を観戦した広報の笹原氏からは「いつかリングに上がることを期待している」とエールをもらった。安彦は「このままRIZINに向かいたいと思います。お願いしても出られる大会ではないので、僕にお願いしてください」と笹原氏に頭を下げた。「格闘技は本当に楽しい」。さらなる成長を重ね、大みそかのリングまで突き進む。【松熊洋介】

◆安彦考真(あびこ・たかまさ)1978年(昭53)2月1日、神奈川県生まれ。高校3年時に単身ブラジルへ渡り、19歳で地元クラブとプロ契約を結ぶも開幕直前のけがもあり、帰国。03年に引退するも17年夏に39歳で再びプロ入りを志し、18年3月に練習生を経てJ2水戸と40歳でプロ契約。19年にJ3YS横浜に移籍。同年開幕戦の鳥取戦に41歳1カ月9日で途中出場し、ジーコの持つJリーグ最年長初出場記録(40歳2カ月13日)を更新。20年限りで現役を引退した。

「EXECUTIVE FIGHT 武士道」2R、格闘家デビューした安彦考真(左)は佐々木司にKO勝ちを収める(撮影・小沢裕)
「EXECUTIVE FIGHT 武士道」で格闘家デビューした安彦考真(左)は佐々木司にキックを放つ(撮影・小沢裕)

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元年俸120円Jリーガー安彦考真16日格闘家デビューへ「バチバチに」

16日に行われるEXECTIVE FIGHT~武士道~の前日計量を行った安彦考真(右)と対戦相手の佐々木司(撮影・松熊洋介)

第2のアスリート人生をスタートさせる。「年俸120円Jリーガー」としてJ3YSCC横浜などでプレーし、昨季限りで現役引退して格闘家へ転向した安彦考真(43)が、16日の格闘技イベント「EXECUTIVE FIGHT 武士道」で格闘家デビューする。15日、前日計量を行い、1発でパスした後に会見を行った安彦は「思いっ切りバチバチにぶつかり合いたい」と決意を語った。

昨年12月の転向宣言後、ジムや自宅でのトレーニングを重ね、今大会のプロデューサーでもある元K-1王者の小比類巻貴之氏(43)のもとでパンチやキック、膝蹴りなどの指導を受けてきた。指導した小比類巻氏も「センスがある。キックはもちろんだが、石の拳みたいなパンチを持っている」と破壊力のある攻撃に太鼓判を押す。練習では前蹴りを強化した。「外からの蹴りは相手も対策をしてくる。(前蹴りは)自然と出る感じで、パンチを警戒している状態では相手にも見えにくいと思う」と明かす。

同大会は、公式大会出場経験がほとんどない、格闘技好きな選手による戦いで、ほとんどが会社経営者。小比類巻氏は「自分で道を切り開いてきた社長さんが仕事以外の部分で必死に戦う姿を見せたい」と話す。敵同士別のグループに分け、別々に合宿を行い、顔合わせはこの日が初めて。「試合まで仲良くしない方が絶対におもしろい」と、素人同士のがむしゃらなぶつかり合いが魅力だという。

安彦の相手は、会社役員でこちらもデビュー戦となる佐々木司(38)。この日の前日会見ではあこがれのタイガーマスクの姿で登場。控えめながら「アピールポイントはスピードとテクニック。弱っちい僕でもしっかり練習すればできるところを見せたい」と闘志を見せた。安彦と対戦希望の選手が多い中、佐々木を相手に決めた小比類巻氏は「強い相手を用意した。どちらが勝つか分からない」と好勝負を期待した。安彦はマスク姿の相手をにらみ付け「まだ顔も見ていない。試合でもヘッドギアで顔が見られない。倒してリング上でマスク剥がしてやろうかと」とあおった。

高3で単身ブラジルに渡るなど、思い立ったらすぐに行動に移すタイプ。「10回の素振りより、1回のバッターボックス」の精神で突き進んできた。03年に一度引退し、コーチや通訳、サッカースクールの運営に携わるなど、多方面で活動。17年に39歳で復帰し、40歳でJ2水戸と年俸0円でのプロ契約を結んだ。その後のYSCC横浜では年俸120円。現在も自らが広告塔となり、個人でスポンサーを獲得して生計を立てている。「自分たちは表現者。お願いしても出られる場所じゃない。お客さんに理解してもらわなければ価値は生まれない」。3月に若手アーティストの展示会に訪れた際に、メッセージ性の強い作品を目の当たりにし、自分の生きざまと重ね合わせたという。

格闘技の魅力を「リミットを外すことができて、納得するまで魂をぶつけられる。サッカーと違って本能のままにぶつかっていける」と話す。いずれはRIZIN出場を夢見る43歳。これまでも他のスポーツ界からの参戦を受け入れてきた榊原CEOも「キックはすごいだろう。強みを生かして第2のチャレンジになれば、ドラマはあるし、多くの共感を得ることができる」と語っており、大みそかのリングに上がる可能性もゼロではない。「人生をかけて戦う。知らない人にも見てもらって、まだ自分にもできることがあるじゃないか、と思ってくれたら」。厳しい練習を重ね、打ち合いへの恐怖感も消えた。さまざまな世界を渡り歩いてきた安彦に怖いものはない。【松熊洋介】

◆安彦考真(あびこ・たかまさ)1978年(昭53)2月1日、神奈川県生まれ。高校3年時に単身ブラジルへ渡り、19歳で地元クラブとプロ契約を結ぶも開幕直前のけがもあり、帰国。03年に引退するも17年夏に39歳で再びプロ入りを志し、18年3月に練習生を経てJ2水戸と40歳でプロ契約。19年にJ3YS横浜に移籍。同年開幕戦の鳥取戦に41歳1カ月9日で途中出場し、ジーコの持つJリーグ最年長初出場記録(40歳2カ月13日)を更新。20年限りで現役を引退した。

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皇治が自分専用のジムオープン 昨年敗れた天心へ「仕返ししてやりたい」

TEAM ONEジムのお披露目会を行った皇治(撮影・松熊洋介)

RIZINファイターの皇治(31=TEAM ONE)が11日、都内に自身専用のジムをオープンし、マスコミに向けたお披露目会を行った。

世田谷区の同施設は約70平米の3階建てで、1階がジム、2階が筋トレルーム、3階が事務所となっており「これまで慢心的な練習しかできていなかった。マジで気合入ってます」と意欲を見せた。

昨年12月に五味隆典に敗れ「ちょっとてんぐになっていた」と改心。特に五味戦後には「一時代を築いた人なのに本当に勝ちに徹するハングリーな男だった。その気持ちを忘れていた」。引退も考えていたが「男なのでこのままでは終われない」と再スタートを誓った。拠点を関西に移すことも考えたが「東京から逃げたといわれるのが嫌で、ここからもう1回はい上がる」と関東を選択。思い立ったらすぐに行動に移すタイプの皇治は、2月から動き始め、わずか2カ月で練習に集中できる新たな環境を整えた。

格闘家が個人のジムを開くのは異例で「たぶん格闘家で初じゃないですか? ここから一花咲かせたら伝説になる。世の中のほざいているやつらを全員倒してやろうと」と意気込む。現在は朝から晩まで練習漬けの毎日。「今は一切女の子と遊んでいないので、めちゃめちゃ強いですよ」とジョーク交じりに語った。

前日には同じキックボクシングの那須川が来年3月でのボクシング転向を表明。自身も昨年9月に対戦して敗れており「若いのにいろんなことに挑戦して立派」とたたえた上で「相当殴られたから、どこかで仕返ししてやりたいと思っている」と不敵な笑みを見せた。ファンが期待する武尊との一戦にも言及。「みんなが夢見てるカードを実現してくれたらうれしいなと。そこに向けて頑張って欲しい」とエールを送った。

若い頃から「お金を稼ぎたい」一心で格闘技を続けてきた。ジム開設も「格闘家はみんな貧乏で夢を見せたいというのがあった。1人のジムを作れるようになって稼げるんだぞと」と地方で頑張る若い選手たちに向けたメッセージでもある。ビジネスにも興味を持っている皇治。「知名度を上げてナンボ」とビッグマウスで人気を集めた。スーパーや新聞配達で働いた経験もあり、今では1回の興行でチケットを3000枚売るなど“営業”にも力を入れる。現在ジムは一般客の受け入れを行っていないが、将来的に大きく展開することも視野に入れる。「大きな大会を目指して頑張る若い選手たちを推薦できるようになれば」と野望を明かした。

再起をかける次戦は5月30日、地元大阪での大会が有力。榊原CEOには「自分に文句のあるやつはたくさんいるから、みんな集めてトーナメントをやりたい」と提案したこともあるという。「誰でもかかってこい」と強気な姿勢を見せる皇治。口だけではないことをリング上で示す。【松熊洋介】

TEAM ONEジムのお披露目会を行った皇治(撮影・松熊洋介)

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ボクシング転向の那須川天心 「いつでもやる」武尊との対戦はどうなる

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川天心と武尊>

15年11月、K-1会場で試合後の武尊に那須川が対戦要求。武尊も「いつでもやる」と承諾したが、RISEとK-1で所属が違うことなどで、行われなかった。その後、この話は消えかけたが、昨年大みそかのRIZINで武尊が那須川の試合を、3月28日RISEでは那須川が武尊の試合を観戦に訪れ、実現に向け動きだした。7月に30歳を迎える武尊。実現できなければ引退をほのめかすほどの覚悟を見せており、RISE、K-1、RIZINの3団体が年内開催に向けて話し合いを続けている。

21年3月、タイトル防衛に成功した武尊

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5階級王者メイウェザー&亀田興毅/那須川のボクシングルールでの主な試合

18年12月、エキシビションマッチでメイウェザー(右)のパンチを食らいダウンする那須川天心

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

<那須川のボクシングルールでの主な試合>

18年12月のRIZINでボクシング5階級王者・メイウェザーとスペシャルマッチを戦い、初のダウンを奪われるなど、1回2分19秒でTKO負け、非公式ながら初黒星を喫した。19年6月には元世界王者の亀田興毅とスペシャルマッチ。ボディーブローや左ストレートなどをヒットさせ、KOこそ奪えなかったが、元プロボクサーと互角に打ち合った。

フェデリコ・ローマ(左)にローキックを浴びせる那須川天心(19年3月10日撮影)

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那須川天心が来年中にボクシングデビューへ 期待される武尊戦へも意欲

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

RISE世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演し、番組内で22年中のデビューを目指すことを明かした。引退まで最大で4試合を予定しており、来年3月のRISE大会が最後となる。

弟の龍心とともに、ゲスト出演した那須川は、番組の最後に「やり切った。蹴りを捨てて、拳だけで勝負する」と語った。以前から転向をほのめかしており、今年2月には「キックボクシングをある程度広めることはできた。ボクシングでも貢献したい」と話していた。さらに「次元の違う相手は現代にはいない」。相手ではなく、自分(那須川)を倒すにはどうやって戦うかを考え、試合に臨むようになった。自身のユーチューブでは、人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる必殺技を練習するなど、アニメの世界に敵を求めるほどで、キックボクシングの世界ではもはや敵無しの状態だった。

14年にプロデビューした那須川は15年5月に史上最年少の16歳9カ月でRISEバンタム級王者に輝いた。18年12月のRIZIN14大会のエキシビションマッチでメイウェザーに敗れた以外は、公式戦では44戦無敗(32KO)で、無類の強さは「神童」と呼ばれている。ここ数年は王者として迎え撃つ立場だったが、常に向上心を持ち「ずっと王者だとつまらない。下から挑戦して、強い相手を倒したい」と転向を決意した。

19年には元世界王者の亀田興毅と対戦。経験が少ない中、左ストレートをヒットさせるなど互角に渡り合い、センスの良さを見せた。同8月には井上尚弥とも対面し「刺激的な1日」と明かしていた。今年からはボクシングジムへ通う回数を増やし、パンチの技術などを身に付けているという。

納得の試合ができるようになったことで、転向がはっきりと見えてきた。2月のRISE横浜大会では志朗に3-0判定勝ち。リベンジを狙い、襲いかかってきた相手に心理戦で勝利。那須川自身もそれまでのテレビ出演を断って作戦を練るなど、この試合に集中していた。KOとはならなかったが「(志朗は)成長させてくれる時間をくれた」と達成感を口にした。さらに「他の選手も育って欲しい。形が変わってきて、試合して終わりじゃなくて、自分を売り出すくらいの気持ちがないといけない」と格闘技界の今後についても提言した。

引退までの1年間で、熱望されているK-1王者、武尊との一戦も期待される。昨年大みそかには武尊が、今年3月28日には那須川が、お互いの試合を観戦。所属の問題などもあり、これまで口を閉ざしてきたが、ようやく自分の言葉で話すようになった。武尊からのラブコールも受け「すべてこれから。長い期間だったけど、1歩前進した。やるなら準備期間をもらってしっかり調整したい」と意欲を見せている。K-1中村プロデューサーは「現段階では日程など調整中」としているが、29歳の武尊は「試合で負けたら引退」と公言していることもあり、世紀の一戦の実現に向け、早い決定が望まれる。

RISE伊藤代表は「苦しい思いもプレッシャーもあった中、それを跳ね返して味方にしてくれた。巣立っていくのは寂しいが、気持ち良く送り出してあげたい」とエールを送る。

この日の番組では、時速100キロのボールを左ストレートで正確に捉え、ホームランにするシーンもあった。本番での強さや能力の高さをあらためて示した。残り1年。カウントダウンが始まった。那須川は「正直もう悔いはない。22年3月で卒業するが、必ずボクシング業界でも革命を起こす」と語った。無敗のままキックボクシングを卒業し、新天地で世界を見据え、挑戦者としてスタートを切る。

◆那須川天心(なすかわ・てんしん) 1998年(平10)8月18日、千葉県生まれ。5歳で極真空手を始める。小5でジュニア世界大会優勝。その後キックボクシングに転向し、14年7月、RISEバンタム級7位の有松に1回58秒KOデビュー。15年にバンタム級王座獲得。16年12月にRIZIN初参戦。18年6月には階級を上げ、初代RISE世界フェザー級王者に輝いた。昨年6月から始めたユーチューブの登録者数は65万人。矢沢永吉の大ファンで入場曲は「止まらないHA~HA」。165センチ、56・8キロ。

武尊(左)と話す那須川(2020年12月31日撮影)

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WWEにユーチューバー旋風 ローガン・ポール登場

WWEマットに登場した人気ユーチューバーのローガン・ポール(左端)中央はゼイン、右端はオーエンズ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇2日(日本時間3日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

WWEにもユーチューバー旋風!? 約2300万人のチャンネル登録者を誇る米国の人気ユーチューバーでプロボクサーのローガン・ポール(25)が特別ゲストとして登場した。

「レッドカーペット・プレミア」と題したサミ・ゼインの企画にゲストとして招待された。ポールは今年2月にボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー戦が組まれていたものの、試合延期が発表されていた。

MCとなるゼインに「ついに陰謀渦巻く俺のドキュメンタリーの予告編を公開する。そして特別ゲストとしてインフルエンサーで約2300万人のユーチューブ登録者を持つローガン・ポールが参加だ」に呼び込まれてリングに姿をみせた。レッスルマニア37大会(10、11日・米タンパ)にゲスト参加することになったポールは公開された予告編の感想を問われ「緊迫感があったけど、さっき会った(ケビン・)オーエンズがゼインには妄想癖があると言っていた」と疑いの目を向けた。

「オーエンズではなく、ポール自らの感想を聞きたいんだ」と質問しているゼインの背後からオーエンズの襲撃があり、ポールは苦笑いしながらリング上で見つめていた。ゼイン-オーエンズ戦はレッスルマニア37大会ナイト2となる11日に組まれている。昨年大みそかのRIZIN26大会では、日本の人気ユーチューバーで格闘家のシバター(35)が「魔裟斗2世」HIROYAとミックスルール(キック+総合)で対戦。大きな注目となったが、WWEの年間最大の祭典でも人気ユーチューバーの活躍が見られるかもしれない。

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渡辺華奈、米デビュー判定白星も「課題しかない」

計量前に素手でのフライパン曲げを披露する渡辺華奈(2019年4月20日撮影)

<総合格闘技:ベラトール255大会>◇2日(日本時間3日)◇米コネティカット州アンカスビル

RIZINで活躍していた女子ファイター渡辺華奈(32)が米デビュー戦で白星を挙げた。

先月から選定されたベラトールの女子フライ級ランキングで5位の渡辺は4位のアレハンドラ・ララ(コロンビア)と女子同級5分3回で対戦。米デビュー戦がメインカードの1つに抜てきされたランカー対決は、2-1(29-28X2、28-29)の判定勝ちとなった。

柔道をバックボーンとする渡辺は1回、足をかけて倒したものの、すぐに上に乗られた。打撃戦に転じると被弾も多かったが、2回にはテークダウンにも成功。得意の寝技で攻めた。背中から馬乗りになり、パウンド連打。最終3回にも足技で倒して寝技の攻防で競り合って判定勝利をもぎ取った。

通算戦績10勝1分け無敗となった渡辺は試合後、自らのSNSを更新。「課題しかない、、、」と投稿した後には「Bellator2戦目なんとか勝つことができました!課題ばかりで試合中自分に引きました。もっとがんばります!!沢山の応援や支援ありがとうございました。スーパー力になりました!!」などと勝利を報告した。

昨年12月、ベラトールと契約を結んだ渡辺は19年12月のベラトール日本大会でもジョアニ戦で3回TKO勝ちしており、これでベラトール2連勝となった。

イララ・ジョアニ(手前)とパンチを交錯させる渡辺華奈(2019年12月29日撮影)

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渡辺華奈米デビュー戦白星 RIZIN女子躍進続く

渡辺華奈(19年4月撮影)

<総合格闘技:ベラトール255大会>◇2日(日本時間3日)◇米コネティカット州アンカスビル

RIZINで活躍していた女子格闘家・渡辺華奈(32)が米デビュー戦を白星で飾った。

アレハンドラ・ララ(コロンビア)と女子フライ級5分3回で対戦し、2-1(29-28X2、28-29)の判定勝ちを収めた。1回に足をかけて倒したが、上に乗られた。打撃戦では被弾も多かったが、2回にはテークダウンに成功。得意の寝技で攻め込んだ。背中に入って馬乗りになるとパウンド連打で攻め込んだ。最終3回にも足技で倒して寝技を仕掛け、主導権を握った。

通算戦績10勝1分け無敗となった渡辺は昨年12月、ベラトールと契約を結んだ。先月から選定されたベラトールのランキングでララは4位、渡辺は5位に。ランカー対決となったことで、米デビュー戦がメインカードの1つに抜てきされた。渡辺は19年末のベラトール日本大会でもジョアニ戦で3回TKO勝ちしており、ベラトールでは2連勝となった。

RIZINでは、20年7月にUFCに参戦した村田夏南子(27)が同年11月のマルコスとのUFCデビュー戦で判定勝ちを収めた。RIZIN女子格闘技の世界での躍進が続いている。

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