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SASUKEこと佐須啓祐まさかの初戦敗退 中国のイー・ジャーに無念のタップアウト

前日計量に臨むSASUKEこと佐須啓祐(C)Zuffa LLC/UFC

<米総合格闘技:ROAD TO UFC 1回戦>◇9日◇シンガポール・インドアスタジアム

現修斗世界フェザー級王者、SASUKEこと佐須啓祐(27=MASTER JAPAN)は、まさかの初戦敗退となった。中国のイー・ジャーを相手に自身のファイトを見せられず、一本負けを喫した。

足を刈られてテークダウンを奪われると、マットに手をついた際に右腕を負傷。そのまま、まったく抵抗できず、裸締めで絞め上げられ、無念のタップアウトとなった。1回2分13秒の決着だった。

「どの試合もここで負けたら終わりかなくらいの気持ちで戦っています」と気合は十分だっただけに、悔しい敗戦となった。

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【UFC】アメリカンドリーム実現渇望SASUKEこと佐須啓祐「やっと一歩手前まで」契約挑戦

「ROAD TO UFC」に参戦する佐須啓祐(右)は自身のツイッターでシンガポール入りを報告(ツイッターより)

世界最高峰の総合格闘技団体UFC(米国)は、今月9日、10日にシンガポール・インドアスタジアムにて有望株の発掘イベント「ROAD TO UFC」の1回戦を開催する。

世界進出を目指すアジア人ファイターをターゲットに、フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級でトーナメントを実施。勝ち上がった1人のファイターが、UFCとの契約を手に入れる。

日本からは7人の選手が参戦。現修斗世界フェザー級王者、SASUKEこと佐須啓祐(27=MASTER JAPAN)も、アメリカンドリームの実現を渇望する1人だ。

16年3月に修斗でデビュー。20年9月に修斗環太平洋フェザー級王座、昨年7月に修斗世界フェザー級王座に輝いたが、常に頭にあったのはUFCへの思いだったという。

格闘技を始めた時から思い焦がれた夢舞台。「やっと一歩手前まで来られた」と、かみしめる。始まりは師匠の弘中邦佳さん(45)。「師匠が挑戦して戦っていた舞台で、僕が格闘技を始めた時から『やっぱりUFCが本物だ』とずっと教えられてきました。緊張はないわけではないけど、すごくワクワクしている部分が大きいですね」。UFCからDREAMや修斗に参戦し、“逆輸入メジャーリーガー”と呼ばれた男の背中を追いかける。

今年は2カ月間、米国武者修行を敢行。ラスベガスではRIZINファイターの朝倉海とも練習をともにした。米国では「実戦を意識した練習をいかにしているかというところが違いだな」と、練習の質の差を痛感したという。「試合は自分の想定通りに進まない。パンチを効かされたり、いつもイレギュラーなことが起こる。いかに自分が不利になるようなシチュエーションを切り抜けるかが大切だと教えられました」。ふらふらになった時のリカバリー方法、回復までの時間のつぶし方。細かいシチュエーションまで想定した指導を受け、海外で通用する技と精神力を身に着けた。「新しい技術をうまく落とし込めた」と、自信を深めた。

9日には、中国のイー・ジャーと対戦。勝ちあがれば、9月の準決勝、年末の決勝と、夢への旅路は続いていく。一方で、1度負ければ契約は遠のく、熾烈(しれつ)なトーナメントでもある。それでも「気持ちは変わらない」と自然体を強調。「プロのキャリアの序盤で、大けが(上腕尺骨の骨折)をして2~3年くらい休んでいた期間がありました。なので、どの試合もここで負けたら終わりかなくらいの気持ちで戦っています」と、1戦への集中力は人一倍高い。

今大会はABEMAで完全無料生中継が実施され、注目度も高い。「正直自分がやりたくてやっていることなので、そんなに気にしていなかった」としながらも「日本代表という立場で試合をさせてもらえるのですごく光栄なこと。思いとか生き様とかを日本の格闘技ファンや見ている人に伝えられればと思っています」。初めての渡航も、既に大好きになったというシンガポールの地から、佐須がアクセルを踏みこむ。【勝部晃多】

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中村倫也らUFC有望株発掘トーナメントのカード発表 ボクシング高校6冠も

中村倫也(2022年3月3日撮影)

米総合格闘技UFCは6月9、10日にシンガポール・インドアスタジアムで開催する有望株発掘イベント「ROAD TO UFC」1回戦出場する日本人7選手の対戦カードを発表した。

第1日となる6月9日にはバンタム級で、パンクラス、DEEPに参戦する風間敏臣(24)がケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)、フェザー級で、ONEチャンピオンシップにも参戦した松島こよみ(29)がホン・ジュニョン(韓国)、修斗世界王座を獲得したSASUKE(佐須啓祐=27)がイー・ジャー(中国)と対戦することが決定した。

第2日となる同10日にはフライ級で、米団体LFAに参戦している堀内佑馬(24)がトップノイ・キウラム(タイ)、バンタム級でLDHの仕掛けた4月の格闘技イベント「POUNDSTORM」にも参戦した元レスリング戦士の中村倫也(27)がググン・グスマン(インドネシア)、21年に修斗でプロデビューしている野瀬翔平(24)がウリジ・ブレン(中国)と対戦。ライト級でボクシングで高校6冠、18年世界ユース銅メダルの実績を誇る宇佐美正パトリック(22)が、アンシュル・ジュブリ(インド)と激突する。また今回のトーナメント戦には入らなかったものの、修斗で活動する内田タケル(19)がショーン・エチェル(オーストラリア)とフライ級で対戦することも発表された。

同イベントはアジア全域から集まった総合格闘家がUFCとの契約を懸けて勝ち上がっていくトーナメント形式で行われる。フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級に、それぞれ8選手がエントリーしている。

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UFC有望株発掘イベントに中村倫也、SASUKE、宇佐美正パトリックら日本人7選手出場

中村倫也(2022年3月3日撮影)

米総合格闘技UFCは6月9、10日にシンガポール・インドアスタジアムで開催する有望株発掘イベント「ROAD TO UFC」1回戦に日本人7選手が参戦すると13日、発表した。

アジア全域から集まった総合格闘家がUFCとの契約を懸けて勝ち上がっていくトーナメント形式で行われる。フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級に、それぞれ8選手がエントリーした。

日本勢では、フライ級に米団体LFAに参戦している堀内佑馬(24)、バンタム級にはパンクラス、DEEPに参戦する風間敏臣(24)、LDHの仕掛けた4月の格闘技イベント「POUNDSTORM」にも参戦した元レスリング戦士の中村倫也(27)、21年に修斗でプロデビューしている野瀬翔平(24)の3人が出場することになった。

またフェザー級には21年に修斗世界王座を獲得したSASUKE(佐須啓祐=27)、ONEチャンピオンシップにも参戦した松島こよみ(29)が出場。そしてライト級にはボクシングで高校6冠、18年世界ユース銅メダルの実績を誇る宇佐美正パトリック(22)がエントリーしたことが発表された。

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66歳藤波辰爾、引退ライガーは「まだまだ戦える」

タイガーマスク(右下)とザ・グレート・サスケ(左下)に担がれファンの声援に手を振り応える獣神サンダー・ライガー。左端は藤波辰爾(撮影・中島郁夫)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

第1試合で、引退する獣神サンダー・ライガーと8人タッグでパートナーを務めたのは、今年でデビュー49年目を迎える藤波辰爾(66)やザ・グレート・サスケ(50)タイガーマスクだった。

ライガーが敗れたが、試合後の会見で藤波は「僕が現役続行しているので複雑。まだまだ戦えると思う。1・4、もう1回、立たせてくれて本当にありがとう」と、かわいがってきた後輩と握手をかわした。

タイガーマスクは「僕を新日本に誘っていただき(結婚式で)仲人までしていただいた。この魂を引き継いで、新日本を守っていきます」。サスケはライガーと自身の半分づつのオーバーマスクをつけて入場した。「スーパーJカップの第1回大会で大きなチャンスをいただき26年。TTK(ただ・ただ・感謝)です」と惜別のメッセージを送った。

タイガーマスク、ザ・グレート・サスケ、藤波、獣神サンダー・ライガー、withエル・サムライ組み対田口、高岩、大谷、佐野、with小林組み 大谷(右)に顔面を蹴られる獣神サンダー・ライガー(撮影・滝沢徹郎)

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引退ライガー「バチバチで」怒りの炎燃やし尽くす

石森太二に敗れた獣神サンダー・ライガーは引き揚げる直前、客席に一礼する(2019年3月6日撮影)

<夢のドーム2連戦>

新日本プロレス恒例の東京ドーム大会が来年は史上初めて1月4、5日の2日連続で開催される。日刊スポーツでは「夢のドーム2連戦」と題し、大会の見どころを連載する。

第1回は今大会で引退するレジェンド獣神サンダー・ライガー。引退への思いや両日の試合に込められたストーリーなどを語った。【取材・構成=高場泉穂】

世界の獣神が31年のプロレス人生を終える。引退を決めたのは3月のIWGPジュニアヘビー級タイトル戦のまさに最中だった。王者石森に敗れ「試合の中でもう…。おれは手持ちの駒だけを並べ替えて勝負している感じ。だけど、石森くんはまだまだ駒を集められる。やっぱ強い」。

激闘を繰り広げたが、20年ぶりの返り咲きに失敗した。常にトップを目指すという美学をこれ以上貫けないと判断し、翌日引退会見を行った。「会社の人もびっくりしてたし(相談役の)坂口征二さんも『おれに相談なしに決めやがって』と」。そして、デビューした東京ドームを引退の舞台に決めた。

ドーム最後の2戦にはライガーの歴史とプロレスへの思いが詰まっている。4日の8人タッグマッチでは新日ジュニア戦線を彩ってきた歴代の選手が集結する。組むのは藤波辰爾(66)、ザ・グレート・サスケ、4代目タイガーマスク。プロレスラーになるきっかけは藤波だった。小学校の時、書店で藤波がベルトを持つ表紙のプロレス雑誌を見かけて、「うわー、かっこいい。こういう風になりたい」と一目ぼれ。それがすべての始まりだった。

みちのくプロレス創設者のサスケは、ライガーが94年に起案したジュニアの大会「スーパーJカップ」に賛同し、協力してくれた恩人。「彼の助けがなかったら成功できなかった」。選手としても認めるライバルだった。「いまは気功をとばすからよくわかんないけど(笑い)。ひと昔前は飛んでよし、ああ見えてグラウンドもうまいし、本当に万能選手でした」。

4代目虎は仲人も務めた、かわいい後輩。「虎ちゃんの子どもに『福岡のじいじ』って言われてるぐらい公私にわたる付き合い。彼は佐山さんの愛弟子。だから、新日本気質が根底に流れている。真面目で、よく練習する。ちょっと強情すぎない? って思うぐらい。まだまだ老け込む年じゃないので、がんばってほしい」、最後に新日ジュニア最年長のバトンを渡す。

対するのは佐野直喜(54)大谷晋二郎(47)高岩竜一(47)田口隆祐(40)。佐野がいたからこそ今のライガーがある。ライガー誕生直後、頭にちらついていたのは初代タイガーマスク佐山聡の姿。「あんな超人的な動きはできない。どうすればいいか」と悩んだ。試行錯誤する中で、ヒントをくれたのが同期の佐野だった。「自分をぶつけるしかないやん。難しく考える必要ない、と。それを言葉じゃなく、試合を通して教えてくれた」。

現在ゼロワンに所属する大谷、高岩は90年代に新日ジュニア戦線をともに盛り上げたライバル。「金本(浩二)、(ケンドー)カシン、(エル)サムライとか、みんなそう。一癖も二癖もある人間がぶつかりあってるんだからね。毎日発見があったし、毎日とんがってたし、充実してた。ほんとにガチガチ。当時、あいつらも若いからがんがんくんのさ。あいつらはあの時も、今でもずっとトンがってる」。田口は天才と認める後輩。常におどけた動きでリングを盛り上げるが「(ベルトへの)貪欲も見せてほしい。できるんだから」と最後の試合で叱咤(しった)激励するつもりだ。

ラストマッチでは佐野と組み、メキシコのリュウ・リー、高橋ヒロム(30)のジュニアトップ2人と戦う。12月に首のけがから1年5カ月ぶりに復帰した高橋は4日にIGWPジュニアヘビー級王者オスプレイに挑戦。王者として5日のリングにあがる可能性がある。「引退する選手が王者とするってないよ? だから本当にうれしい。逆にぼくが彼らにプレッシャーをかけている。俺が勝ったらお前らどうすんの? 引退撤回するよ? と(笑い)。それぐらいの覚悟で来い。バチバチだよ」。平成元年に生まれたライガーが令和最初のドームで、炎を燃やし尽くす。

◆獣神サンダー・ライガー 1989年(平元)4月24日、漫画家の永井豪宅で誕生。同日、東京ドームでの小林邦昭戦で獣神ライガーとしてデビュー。同5月、IWGPジュニアヘビー級初戴冠。以来99年まで11度の戴冠は史上最多。得意技はライガーボム、ロメロ・スペシャル、掌底など。趣味は食虫植物栽培、怪獣フィギュア制作。170センチ、95キロ。血液型はAB。

石森太二(上)に「Yes Lock」を決められ、ギブアップする獣神サンダー・ライガー(2019年3月6日撮影)

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井岡判定負け「SASUKE&ボクシング」6・9%

判定でニエテス(左)に敗れ、悔しそうな表情を見せる井岡(撮影・加藤哉)

WBO世界スーパーフライ級タイトル戦でWBO世界スーパーフライ級3位井岡一翔(29)が、日本ボクシング界初の世界4階級制覇を逃した12月31日放送のTBS系「平成最後の大晦日スペシャル! SASUKE2018& ボクシング井岡一翔世界タイトルマッチ」の平均視聴率が第1部(午後6時)6・5%、第2部(午後7時47分)6・9%、第3部(午後8時52分)4・2%、第4部(午後11時)4・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。関西地区は5・9%。

井岡は元3階級制覇王者の同級1位ドニー・ニエテス(36=フィリピン)に判定で敗れ日本ボクシング界初の4階級制覇を逃した。試合は、前に出た井岡は有効な打撃を欠いて競り負けた。接近して左右のボディーを交えて攻め、ニエテスはフック、アッパーなどカウンターで応戦。だが、ともにガードが堅く、決定打が出ないまま。終盤は井岡の圧力が弱まり、ポイントを奪えなかった。ニエテスは井岡の打ち終わりを的確に捉えた。後半は失速気味も堅守を生かしてペースを保った。

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新崎人生、サスケとは「光と影」/みちプロ25周年

お遍路スタイルで入場する新崎(2018年5月27日撮影)

 東北を拠点に活動している、みちのくプロレス(本社・岩手県滝沢市)が、旗揚げから25周年を迎えた。創設したザ・グレート・サスケ(48)と現社長の新崎人生(51)の二人三脚で、東北を中心に人気を博し続けてきた。“銀婚式”への思いや今後の夢など、2人の本音に迫った。各地で25周年興行を実施するほか、6月24日には「新崎人生25周年記念大会」(仙台市サンプラザホール)も開催される。【取材・構成=鎌田直秀】

 新崎はみちのくプロレスだけでなく、プロレス界全体の発展を常に描いてきた。03年からはサスケから引き継ぎ、社長就任。野球やサッカーなどのプロスポーツと同様に、就職の選択肢として「レスラー」を構築することを発展の1つとした。

 新崎 地方でもプロスポーツとして成立することは示せた。それは自信を持って言える。この先25年、これからすることは、さらに地方でプロレスラーとして生活し続けられるかが大事。若くして入門して、息が長いといえど、引退後もプロレス業界で食べていくのは難しい。親御さんも不安に思っているのは事実。監督やコーチのポジションはないし、いきなりデスクワークも困難。体を勉強してきたことや、相撲と同じで料理ができることを生かす仕事に就く場合が多い。セカンドキャリア構築が大事になってくる。

 26歳と遅くして門をたたいた新崎。入門約1年で米国のWWF(現WWE)に参戦した経験を還元したい意向だ。ビジネスとしてのプロレス。計画なく試合を組むのではなく、スタートとゴールを設定して盛り上げ、注目を集め、集客につなげる。文化構築も次へのステップになる。

 新崎 プロレスの強みは6メートル×6メートルのスペースがあれば、どこでもできること。トラック1つで移動でき、1時間半くらいでリングも組める。それは野球、サッカー、バレー、バスケなどと違うところ。テレビで放送しない代わりに、ライブでお見せする草の根活動ができる利点もある。会社の懇親会や、修学旅行生のためだけにも開催してきました。スター選手が出てくれるまでは地道に。

 表舞台に出るサスケと対照的に、内部構築が新崎の任務でもある。

 新崎 自由な形でやらせてもらって、短期間でキャリアを積ませてくれたサスケに感謝です。これからも光と影、太陽と月のような関係で歩んでいきたいですね。

 ◆みちのくプロレスの歩み 地方密着型プロレスの先駆けとして、盛岡市出身のザ・グレート・サスケが92年10月1日に設立し、93年3月16日に旗揚げ。通常の興行だけでなく、学園祭、結婚式、プロ野球楽天との共同開催、幼稚園での普及活動、山形・フラワー長井線車内で行う「ローカル線プロレス」など前代未聞のアイデアも豊富。97年には映画「傷だらけの天使」にレスラーらが大挙出演し、菅原文太らと共演も。仙台女子プロレスも業務提携している。

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サスケ、地域密着で「夢」提供/みちプロ25周年

気を相手に浴びせるザ・グレート・サスケ(2018年5月27日撮影)

 東北を拠点に活動している、みちのくプロレス(本社・岩手県滝沢市)が、旗揚げから25周年を迎えた。創設したザ・グレート・サスケ(48)と現社長の新崎人生(51)の二人三脚で、東北を中心に人気を博し続けてきた。“銀婚式”への思いや今後の夢など、2人の本音に迫った。各地で25周年興行を実施するほか、6月24日には「新崎人生25周年記念大会」(仙台市サンプラザホール)も開催される。【取材・構成=鎌田直秀】

 創始者のサスケは、みちのくプロレスの歩みに満足していた。93年3月16日に岩手・矢巾町民体育館で旗揚げから25年。小規模運営でも成り立つプロスポーツ形態の、パイオニアになったことも自負する。

 サスケ 今は日本全国のほぼ全都道府県にプロレス団体が存在する。我々をまねしてくれたと思っている。プロレスは上がり下がりがあるとか、今は新日本の独り勝ちと言われるが、成熟期を迎えている。東京中心の団体とローカルの共有体制がすばらしい。やっぱり日本人は相撲とプロレスが好きなDNAなんだなと最近感じる。大人の男性向けから老若男女に。メキシコや米国の先進国に追いついているとも思っている。

 理想を追い求めてきた。92年のメキシコ留学が衝撃的だった。国技として、どこの小さな町を訪れてもリングが常設され、満員開催。帰国後、当時の所属団体ユニバーサル・プロレスリングが経営難に陥り、決断した。「東京にいかなきゃ夢がかなわないとか、その考えが格好悪いと思った。メキシコの光景を再現したかった」。夢への扉を自ら開き、踏み出した。

 体育館やホールだけでなく、多種多様なイベント会場やローカル電車内など、屋内外で開催してきた。03年には岩手県議会議員に出馬し、当選。地域密着で、いかに東北に根付くかを分析、実行の継続。今後も相撲に並ぶ「国技」となるべく、全身全霊で挑み続ける覚悟だ。

 サスケ 我々は夢を提供する側だと肝に銘じている。夢のすばらしさ、かなえるすばらしさをボディーランゲージで伝えていきたい。東北らしく『真冬のスキー場プロレス』『真夏の海辺砂浜プロレス』とか四季や醍醐味(だいごみ)を感じられる開催も良い。何年かかるか分からないけれど、相撲巡業で土俵とリングが並ぶことも、頭の中で映像化してきた。年々思うことは、お客様に支えられていること。支えてくれる方への感謝の念も大きくなっていますね。

 48歳。プロレス生活28年。体はボロボロだ。右膝は靱帯(じんたい)完全断裂。両手首も不能状態。左肩甲骨は真っ二つに割れたまま。頸椎(けいつい)から胸椎にかけても圧迫損傷し、手の神経がまひ。ワイシャツのボタンも普通には締めることができない。

 サスケ 個人の夢としては50歳まで乗り切ったら、手術して全部を完璧に治したい。レスラーサスケとして、50代からいよいよ全盛期だとなりたい。2度タッグを組んだこともある神様のようなミル・マスカラスさんを超える80歳まで、リングに上がりたいですね。

 創設直後に転籍し、ともに歩んできた新崎人生にも感謝する。所属選手の大量離脱などトラブルがあっても一緒に乗り越えてきた。

 サスケ 宇宙人のような存在ですね。米国のWWF(現WWE)に行っても、ブーメランのように、ここに帰ってきてくれたことも感謝、感謝ですよ。もう夫婦のよう。生涯のパートナー。若い選手の成長を2人で目を細めながら見守りたいですね。

 「金婚式」まで。プロレスを国技に認めてもらうまで。サスケは戦い続ける。

 ◆みちのくプロレスの歩み 地方密着型プロレスの先駆けとして、盛岡市出身のザ・グレート・サスケが92年10月1日に設立し、93年3月16日に旗揚げ。通常の興行だけでなく、学園祭、結婚式、プロ野球楽天との共同開催、幼稚園での普及活動、山形・フラワー長井線車内で行う「ローカル線プロレス」など前代未聞のアイデアも豊富。97年には映画「傷だらけの天使」にレスラーらが大挙出演し、菅原文太らと共演も。仙台女子プロレスも業務提携している。

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武尊が「SASUKE」式のトレーニング公開

 「K-1 WORLD GP 2015」(7月4日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の、スーパーファイトに出場する55キロ王者・武尊(たける)の公開練習が6日、東京新宿区の「K-1ジム総本部」で行われた。

 武尊が行ったのは人気テレビ番組「SASUKE」式のトレーニング。昨年、今年と同番組出場している武尊はこの日、仮想SASUKEコースを準備した。本番さながらのコースを次々とクリアした武尊は、逆立ちのまま歩き、最後は華麗なバック転で公開練習を終えた。

 「昨年初めてSASUKEに出た時、基礎体力不足を痛感した」という武尊。その後、SASUKE合宿に参加し、「身体のバランスが良くなって、フィジカルの向上を感じている」。攻撃一発一発が重くなる一方、筋量が増えても、代謝が良くなって減量がうまくいくようになったという。

 対戦相手のハメッシュを「KO率が高くて右のパンチで倒すことが多い。ローキックも強いので、自分とスタイルが似ている」と分析する武尊。激しい打ち合いは必至だが「そういう選手の方がかみ合うと思うし、楽しく試合が出来ると思う」と前向きだ。

 「前回のトーナメントが始まる前に『55キロは軽いからKOが少ない』とか、『55キロは面白くない』と言われたのがすごくムカついた」という武尊。前回のファイトで「そうじゃないことを証明できた」とと胸を張る。そして、「次も55キロが一番激しくて面白い階級だということを証明して勝ちたい。大会当日は僕が一番輝いて、カッコいい勝ち方をして、目立ってやるので、それを見に来てほしい」と自信を見せた。

 入場料金など詳細および問い合わせは、K-1=http://www.k-1wg.com/へ。

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サスケ左肩甲骨骨折 シリーズ欠場

 全日本は21日、世界最強タッグ決定リーグ戦に参戦中のザ・グレート・サスケ(43)が、20日の愛知・新居浜大会で左肩甲骨を骨折して、残りのシリーズ全戦を欠場すると発表した。サスケはKENSO(38)と組んで最強タッグにエントリーしていたが、公式戦を戦うことなく、全戦不戦敗となった。

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KENSO激怒!サスケは「最低だ」

ザ・グレート・サスケの“生前葬”を強行することを決定したKENSO

 17日の東京・後楽園大会で開幕する全日本の世界最強タッグ決定リーグ戦に、ザ・グレート・サスケ(43=みちのく)と組んで出場するKENSO(38)が13日、都内で会見した。みちのくの試合を優先してサスケが開幕戦を欠場することを知ったKENSOは「最低だ。開幕戦に来ないなんて、ファンに失礼だ」と激怒。「レジェンドだけど、プライベートを知れば知るほど嫌いになる。あの人は自分のことしか話さない。似た者同士だから、話がかみ合わない」と話した。

 開幕戦の選手入場には、サスケの写真を持って入場することを決定。「今のままでは、いけない。今のサスケさんには消えてもらって、生まれ変わって欲しい」と、開幕戦で10カウントのゴングを鳴らして勝手に“生前葬”をすることを決定。サスケのポートレートを遺影のように持って、写真撮影に応じた。

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サスケがレッスルリユニオンに呼ばれた

 米国のレッスルリユニオンは1日(日本時間2日)、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケ(41)が、28日(同29日)にカリフォルニア州ロサンゼルスで行われる大会で、エル・ジェネリコとタッグを組み、ザ・ヤングバックスと対戦すると発表した。サスケは日本を代表するレジェンドとして招聘(しょうへい)された。(デーブ・レイブル通信員)

サスケが歌で「みちのく魂」

レコーディングに臨むザ・グレート・サスケ(共同)

 プロレスラーで元岩手県議会議員のザ・グレート・サスケ(42)が9日、都内で東日本大震災の復興アルバム「みちのく魂」の公開レコーディングを行った。現在も岩手・盛岡市に住み、3月11日も同市で被災し、6月から温めていた企画。CDは14曲+サスケの語り「復興宣言」から成るミニアルバムで1050円と破格だ。

 サスケは「理想を言えば、東北以外の方が東北へ旅行し、街のCD店でお買い上げしていただきたい」と話した。14組のアーティストがノーギャラで制作に携わった。売り上げの一部はサスケを通じ、岩手県災害義援金募集委員会へ寄付される。

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よみがえれ小鉄さんの魂!教え子集結

左から池田、サスケ、金原、天山、西村(撮影・小谷野俊哉)

 昨年8月に亡くなった新日本の山本小鉄さん(享年68)の魂が、11月16日の金原弘光(40)のデビュー20周年「U-スピリッツ」(東京・後楽園ホール)でよみがえる。88年に開校して、山本さんが校長を務めた新日本プロレス学校の出身者がタッグで戦う。西村修(40)天山広吉(40)組-ザ・グレート・サスケ(42)池田大輔(43)組のカードが28日、東京・野毛の新日本道場で発表された。

 西村、天山は新日本からデビュー。サスケはユニバーサル、池田は藤原組、金原はUインターでデビューしたが、金原は「山本小鉄イズムを体現してくれるはず。僕も、入りたい」。新日本から無我を経て、現在は東京・文京区議を務めながら全日本のリングに上がる西村は「この道場に来るのは5年10カ月ぶり、懐かしい。真剣な試合をしたい」。天山は「トップロープからのバック転ばっかり練習している選手がいましたね」と、サスケを見ながらニヤリ。サスケは「岩手県議選に落選したばかりなので、現職議員の西村さんに鬱憤(うっぷん)をぶつけます」。池田は「僕が最年長ですが一番後輩なので、足を引っ張らないように戦います」と話していた。

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田口3連勝!Vへ「余裕ある」/新日本

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア>◇29日◇東京・後楽園ホール◇1950人

 Bブロック開幕2連勝同士の戦いは、田口隆祐(32)がザ・グレート・サスケ(41)を、15分39秒に片エビ固めで破った。これで田口は開幕3連勝、勝ち点6でBブロック単独首位になった。

 互いに関節の取り合いから始まり、次第にヒートアップ。サスケがコーナーポストからエプロンの田口にセントーンを狙ったが自爆。最後は田口がバックドロップ、ロープ上からのミサイルキックで追い込み、ミラノ作・どどんスズスロウンをさく裂させてピンフォールを奪った。

 3連勝に田口は「あと(予選は)5試合。始まる前はきついかと思ったけど余裕がある。それと(準決勝、決勝の)プラス2試合。決勝トーナメントは行き慣れている。もう準決勝止まりは嫌です」と初優勝を見据えていた。

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“兄弟”対決サスケに軍配/新日本

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア>◇26日◇東京・後楽園ホール◇1750人

 ザ・グレート・サスケ(41=みちのくプロレス)とTAKAみちのく(37=KAIENTAI-DOJO)の“兄弟対決”は、サスケが9分57秒、卍(まんじ)固めで勝利した。ともにみちのくプロレスで戦った弟分からの勝利にサスケは「今日は何としても勝ちたかった。TAKAは新日本のリングで、よそ行きの雰囲気だった。私は気持ちはホームリング。スーパージュニアも行けるかもしれない」と話した。

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サスケ組が初代タイガー組破る/IGF

<IGF:GENOME15>◇28日◇東京ドームシティホール

 ザ・グレート・サスケ、マスクド・ゲノムJr.組が、初代タイガーマスク、ウルティモ・ドラゴン組と対戦。サスケが一瞬のすきをついて、ウルティモ・ドラゴンからエビ固めでフォールを奪った。

 自身も岩手・盛岡で東日本大震災に被災したサスケは「参戦のチャンスをいただいて、ありがたい。復興支援に少しでも役立てれば」と話していた。

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