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YOH、ロビー・イーグルス破り待望の初勝利 苦難断ち切り宿敵リベンジへ

イーグルス(左)に攻撃するYOH(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28>◇24日◇東京・後楽園ホール

復活の第1歩を踏み出した。ここまで唯一白星がなかったYOH(33)が、同門でIWGPジュニアタッグ王者のロビー・イーグルス(31)を退け、待望の初勝利を挙げた。

がっちりと握手を交わして始まった一戦。序盤はイーグルスにリズムをつかまれたが、粘り負けしなかった。的確なトラースキックを何度も後頭部に食らわせて相手の余裕を奪うと、最後はイーグルスのロン・ミラー・スペシャルをファイブスタークラッチで切り返し、そのまま3カウントを奪取した。

このまま、終わらせるわけにはいかない。「ロッポンギ3K」として、ともにジュニアタッグ王座を5度戴冠するなど、ヤングライオン時代から苦楽をともにしてきたSHOに、今秋、突如裏切られた。かつての相棒は現在、ヒールユニット、ハウス・オブ・トーチャーの一員として猛威を振い、開幕4連勝で首位をひた走っている。そんな宿敵とは対照的に、自身は4試合で勝ち点0。開幕戦では、高橋ヒロムに4分弱で敗れ、「感覚が一致しない」と悔しさをにじませていた。

この日は、拍手をしながらバックステージに登場すると、「シャー!」と絶叫。苦悩を断ち切るかのように、力を込めた。SHOへのリベンジへ、残りの全試合、落とす気はない。

イーグルス(手前)と健闘をたたえあうYOH(撮影・勝部晃多)

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ハウスオブトーチャー無法連発初勝利 テンコジ相手に反則技オンパレード

試合開始前に相談する裕二郎とEVIL(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ワールドタッグリーグ>◇23日◇神奈川・カルッツかわさき

NEVER無差別級6人タッグ王者の高橋裕二郎(40)、EVIL(34)のハウスオブトーチャーコンビが、開幕4戦目にして初勝利を挙げ、勝ち点2を“横取り”した。

同リーグ2度の優勝経験を誇る天山、小島組との対戦。テンコジ警察相手にも、お構いなしに無法攻撃を連発した。Tシャツでの首絞め、鉄柵攻撃、セコンドのディック東郷との3人がかりのコブラツイスト、かみ付きなど、反則技のオンパレード。極め付きは、関節技をかけられた高橋がタップしたにもかかわらず、EVILが審判の注意をそらし、なかったことに。最後は高橋がケイン攻撃から、天山にBig Juiceをさく裂し、3カウントを強奪した。

6日の大阪大会でSHOとともに、史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指した石井、後藤、YOSHI-HASHI組を退け、ベルトを奪取したが、今リーグでは奮わず。同時開催中のベスト・オブ・スーパージュニアで同王者SHOが4連勝で単独首位をひた走る中、棚橋、矢野組、O・カーン、ヘナーレ組、ファレ、オーエンズ組に開幕3連敗。お決まりの非道攻撃も返り討ちにされ、同門のオーエンズには「ズルはなしのはずだろ?」とたしなめられる始末だった。

ここまでノーコメントを貫いていてきた2人だったが、この日は「見たか。ここから全勝優勝だ!」としたり顔。悪の限りを尽くした男たちが、WTLにさらなる波乱を巻き起こす。【勝部晃多】

高橋ヒロム3分55秒YOH“瞬殺”新技名もなきヒロムロールで3カウント

YOHを下し、喜びを爆発させる高橋ヒロム(提供・新日本プロレス)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28>◇13日◇東京・後楽園ホール

昨年度の覇者が、開幕戦で違いを見せつけた。

高橋ヒロム(31)がYOH(33)を開始3分55秒の「瞬殺」で沈め、史上2人目の大会連覇へ好スタートをきった。

貫禄たっぷりに立ち回った。リングに上がる前に先制打を浴びるなど、意表を突いた攻撃にも落ち着いていた。終盤には、YOHの素早いDIRECT DRIVEを回避。そのまま、とっさに出たという腕を決めながら抑え込む新技、「名もなきヒロムロール」で3カウントを奪取した。試合後は、してやったりといった表情でバックステージに登場。「俺は高橋ヒロムだ。(YOHは)俺に負けたことに誇りを持っていい」と自信満々に話した。

常々、ジュニアへのこだわりを口にしてきた。同階級で人気を誇った初代タイガーマスクや小林邦昭氏を例に挙げ「俺自身も圧倒的スターにならないといけない」と、ヘビー級に人気が集まる現状へ危機感を募らせる。BOSJ28の制覇は「ジュニア復権」の大きな一歩。4代目タイガーマスクに並ぶ史上2人目の大会連覇、金本浩二氏に並ぶ史上2人目の3度目の優勝へ、目標は明確だ。

次戦は15日、今秋にCHAOSからHOUSE OF TORTUREに寝返ったSHOと対戦する。「あいつは金魚のふん」と一蹴し「どんなクソ試合をしてくれるか楽しみ」と不敵に笑った。

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石井智宏組が6人タッグ王者陥落 EVIL組が無法殺法で強奪、悪夢の再現

HOUSE OF TORTUREに金的を受けるYOSHI-HASHI(左)と後藤(新日本プロレス提供)

<新日本:大阪大会>◇6日◇エディオンアリーナ大阪

NEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、自身の史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指した王者組、石井智宏(45)後藤洋央紀(42)YOSHI-HASHI(39)が、SHO(32)高橋裕二郎(40)EVIL(34)の“HOUSE OF TORTURE”に敗れ、1年3カ月間守ったチャンピオンベルトを失った。

ゴング前の奇襲、かみつき、首絞め、顔面かきむしり…。序盤から次から次へと襲い来る反則攻撃の嵐にもひるまず、何度も阻止して立ち向かった。だが、セコンドのディック東郷の乱入を許すと、YOSHI-HASHIが今秋にCHAOSを裏切ったSHOにスパナで殴打され、最後はEVILに「EVIL」を決められノックダウン。3カウントと王座を、無法殺法で強奪された。

惨敗を喫し、挑戦を受けた10月21日・日本武道館大会の悪夢の再現だった。試合後も“HOUSE OF TORTURE”による拷問は止まらず。CHAOSのタオルを目の前で破られるなど、屈辱にまみれた。だが、SHOの元相棒YOHがリング上へ駆けつけ、エルボーとトラースキックで悪を一蹴。ベルトを担ぎ、引き揚げていく宿敵をにらみつけ「時間、返しに来ました」と復活を宣言した。

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NEVER6人タッグ王者石井智宏「取ってみろ!」挑戦者組に前哨戦で躍動

バレットクラブ組と対峙(たいじ)するNEVER無差別級6人タッグ王者のYOSHI-HASHI(手前)(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス埼玉大会>1日◇熊谷市立市民体育館◇観衆604人

NEVER無差別級6人タッグ王者トリオが前哨戦で躍動した。6日の大阪大会で自身の持つ史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指す石井智宏(45)、後藤洋央紀(42)、YOSHI-HASHI(39)らの王者組が、SHO、高橋裕二郎、EVILらの次期挑戦者組を迎撃した。

ゴング開始前の奇襲や顔面踏みつけ、スポイラーズチョーカーによる首締めなど、序盤から反則攻撃を受け続けたが、ひるまなかった。合体ブレーンバスターや合体牛殺しなど、息ぴったりのコンビ技をさく裂。無法行為集団に、タッグの戦い方を見せつけた。

最後は同組の田口隆祐が3カウントを奪われたが、おかまいなし。試合後も、3人はたまった鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように攻撃を続け、逃げ惑う相手を鉄柵片手に追い回した。チームの大黒柱の石井は「俺らから(ベルトを)取ってみろ! 取ってみろよ!」と力強く叫んだ。

10月に閉幕したG1戦線では3人とも低空飛行。10月21日に久しぶりのタッグを結成した際は、顔を踏み付けられるなど屈辱まみれの完敗を喫し、王座挑戦を受けていた。

YOSHI-HASHIはバックステージで「他にも挑戦したいやつはいる。大阪ですべて終わらせてやる」と宣言。熊谷の地で、熱い思いをぶつけた3人。迷える王者が復活の兆しを示した。

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新日本11月の大阪大会全カード発表 3つのタイトルマッチなど9試合

鷹木信悟(2021年5月24日撮影)

新日本プロレスは23日、大阪大会(11月6日、エディオンアリーナ大阪)の全カードを発表した。3つのタイトルマッチと2つの権利証争奪戦を含む、全9試合が行われる。

メインイベントは、IWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟が、挑戦者ザック・セイバーJrを迎え、3度目の防衛戦に挑む。セイバーJrは、今秋のG1公式戦で鷹木から勝利を挙げており「ベルトの挑戦は保証されてるってことだ!」とコメントを残していた。IWGPタッグ王座との2冠達成となるか注目される。

セミファイナルは、G1王者オカダ・カズチカが、タマ・トンガを相手に、来年1月に東京ドームで行われるIWGP世界ヘビー級選手権の挑戦権をかけ、対決する。オカダは唯一、G1公式戦で黒星を喫した相手にリベンジを果たせるか。

その他の主な試合は以下の通り。

◆第4試合・60分一本勝負「NEVER無差別級6人タッグ選手権試合」(王者組:YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀 挑戦者組:SHO、高橋裕二郎、EVIL)

◆第5試合・時間無制限一本勝負「『KOPW 2021』争奪戦」(保持者:矢野通 挑戦者:グレート・O・カーン)

◆第6試合・60分一本勝負「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」(王者:ロビー・イーグルス 挑戦者:エル・デスペラード)

◆第7試合・60分一本勝負「IWGP USヘビー級選手権試合」(王者:棚橋弘至 挑戦者:KENTA)

オカダ・カズチカ(21年10月)

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NEVER無差別級タッグ王者チーム敗れる EVILらの反則攻撃に屈す

EVIL(撮影・阿部泰斉)

<新日本プロレス:G1クライマックス31>◇21日◇東京・日本武道館◇観衆3861人

NEVER無差別級6人タッグ王者トリオが屈辱の敗北を味わった。

久しぶりのタッグとなった後藤洋央紀(42)YOSHI-HASHI(39)石井智宏(45)が、第2試合でSHO、高橋、EVILのHOUSE OF TORTURE組と対決。中盤は息の合ったプレーで見せ場を作ったが、相手の、レフェリーを巻き込んだラフプレーに加え、イスや杖を使用した非情な攻撃の前に苦戦。最後はYOSHI-HASHIがEVILに、“EVIL”を受け、あえなく3カウントを強奪された。

最多連続防衛記録(9回)を誇る絶対的王者だが、G1戦線では後藤、YOSHI-HASHIが3勝、石井が4勝と低空飛行。タッグで実力を証明したかったが、返り討ちに遭った格好だ。試合後は、ノンタイトル戦にもかかわらず、相手にベルトを奪われ、顔を踏み付けられるなど屈辱にまみれた。

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EVIL「これがバレットクラブだ」仲間も欺く場内暗転ダーティーファイト

EVIL(2021年9月24日撮影)

<新日本:G1クライマックス31>4日◇後楽園ホール

Bブロックリーグ戦が行われ、EVILが“仲間”に対して悪質な攻撃を仕掛け、4勝目(勝ち点8)を手にした。

同ユニット「バレットクラブ」のタマ・トンガと対戦。終盤トンガが勝負を決めに来たところで、まさかの場内暗転。セコンドの東郷がワイヤでトンガを絞め上げ、その隙にEVILが急所攻撃を仕掛け、得意技のEVILを決めた。その後暗転中に襲撃されたレフェリーを連れ戻し、3カウントをコールさせた。EVILは、してやったりの表情で、会場を後にし、トンガは「約束したのに話が違う。明日からもお前を信用していいのか分からない」とぼうぜんとした表情で引き揚げた。

開始前は邪道、東郷のセコンドを含めた4人が、手を合わせるいつものポーズで健闘を誓い合った。それでもEVILは真っ向勝負で向かってくるトンガに、何のためらいもなく、姑息(こそく)な手段を使った。それでも劣勢に立たされ、万事休すかと思われたタイミングで暗転を決行。愛称の「キング・オブ・ダークネス」の通り、ダーティーファイトで勝利を収め「おい、いいかタマ。これがバレットクラブだ。よく覚えとけ」と叫んだ。

9月のメットライフドーム大会でのSHOの加入をきっかっけに、バレットクラブ内で「HOUSE OF TORTURE(拷問の館)」を結成。同ユニットながら、新たなチームで動き始めた。「どんな技を使っても勝てばいい」。仲間をも欺くEVILが、今後もG1戦線をかき乱す。【松熊洋介】

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「大復活だ」逆境はね返し鷹木信悟V2「俺だって冠欲しい」次はG1制覇だ

IWGP世界ヘビー級選手権 防衛した鷹木信悟はガッツポーズする(撮影・柴田隆二)

<新日本:メットライフドーム大会>◇5日◇埼玉・メットライフドーム

ドームの借りをドームで返した。

IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(38)が、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンでEVILに勝利し、2度目の防衛に成功した。7月東京ドーム大会での初防衛後に襲撃され、8月には新型コロナウイルスに感染。「不安もあった」中、逆境をはね返し「ベルトを持ったまま帰ってきたぞ!大復活だ」と叫んだ。

鷹木は序盤からブランクを感じさせない動きでEVILを翻弄(ほんろう)した。セコンドの東郷、高橋裕二郎、SHOに何度も邪魔をされたが、ユニットの仲間である内藤、BUSHI、SANADAが援護。「俺たちの絆の方が本物。あいつらは上っ面の関係。何も変わってねえ」。流れを引き寄せた鷹木は、怒りと悔しさを両腕に込め、エルボー、龍魂ラリアット、パンピングボンバーとたたみかけ、広い会場に大きな音を響かせた。

魂のこもった技が鷹木の持ち味。「飛び技などないので、瞬発力や加速力でインパクトを残す」。海外の格闘映画を見て、合気道を始めた。スティーブン・セガールやジャッキー・チェンの動きにヒントを得て「リズムが好きで、自分のプロレスに近いものがある」と取り入れた。テンポよく技をかけ、映画にある効果音は自分の力で生み出し、観客に伝えているという。

パワーでは負けない。中高では休み時間に腕相撲の勝負を持ちかけ、同級生を次々と倒した。「中学では1人負けたけど、高校では全員に勝った」。バッティングで校舎の屋上まで飛ばし、高校の野球部主将に勝利。「ただ太るだけなのが嫌で、トレーニングはしていた」と幼少期から培った怪力で今も魅了し続ける。

18年に35歳でドラゴンゲートから移籍し、6月に初めて手にしたベルトを死守した。まだまだ戦いたい相手はいる。5月に敗れたオスプレイはそのままベルトを返上。7月に対戦予定だった飯伏は病気で欠場し、変更となった。いずれは新日本に誘ってくれた内藤との対戦にも意欲を見せる。

18日からはG1クライマックスに参戦。飯伏、内藤とも同組になった。「昭和57年生まれの最強を決めよう。俺だってG1覇者の冠が欲しい」と初優勝を狙う。コロナ禍が明けた際には、海外での防衛戦も視野に入れる。復活した元気はつらつおじさんは、すべての目標を達成するまでトップに君臨し、元気を与え続ける。【松熊洋介】

IWGP世界ヘビー級選手権 防衛した鷹木信悟(撮影・柴田隆二)
IWGP世界ヘビー級選手権 鷹木信悟(右)はEVILにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決める(撮影・柴田隆二)
IWGP世界ヘビー級選手権 鷹木信悟(右)はEVILにラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決める(撮影・柴田隆二)
IWGP世界ヘビー級選手権 鷹木信悟(右)はEVILを鉄柵にたたきつける(撮影・柴田隆二)
IWGP世界ヘビー級選手権 鷹木信悟(左)はEVILを鉄柵にたたきつける(撮影・柴田隆二)
IWGP世界ヘビー級選手権 鷹木信悟(左)はEVILにパンピングボンバーを決める(撮影・柴田隆二)
IWGP世界ヘビー級選手権 EVIL(左)は鷹木信悟を鉄柵にたたきつける(撮影・柴田隆二)

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新日本“コンビ解散”SHOはYOHと初激突で非道勝利「一生負け犬」

第2試合、YOH対SHO レフリーストップでYOH(中央)を仕留めるSHO(撮影・小沢裕)

<新日本メットライフドーム大会>◇4日◇メットライフドーム

8月16日の大会で“コンビ解散”となったSHO(32)とYOH(33)がシングルマッチで激突し、SHOがレフェリーストップで勝利した。

解散以来の顔合わせとなった両者。序盤から殴る、蹴るの荒れた展開となった。SHOは激しい形相で、レフェリーを突き飛ばし、持ち出したパイプ椅子でYOHを殴打。さらには急所攻撃など、普段見せることのない卑劣な技を次々と浴びせた。最後は顔面を絞め上げてギブアップを奪うと「引退しろって言ってんだろ」と罵倒。バックステージでも「俺に負けるのが悔しいんだろ。一生負け犬のように悔しがって生きろ」と吐き捨てるように言った。

先月から出場すればフォール負けが続いていたYOHは「何かが違う。湧き上がってくるものがない」と語っていた。8月中旬に2人で話し合ったが、パフォーマンスが変わることはなかった。必死に支えてきたSHOは我慢の限界を超え、16日の大会でついに裏切り。3カウントを奪われ、大の字のYOHに対し、ショックアローを浴びせ、頭を踏みつけた。「お前はもう終わりだ。引退しろや」。12年同期入門、海外遠征でもタッグを組み、IWGPジュニアタッグ王座に5度輝くなど、一緒に戦ってきた相棒に別れを告げた。

試合後にはヒールユニット「バレットクラブ」の選手らが登場。SHOは、手を差し出したEVILと握手をし、渡されたTシャツを着て仲間入りを表明。約9年続いた2人の歴史を完全に終わらせ、悪の道へと進むことを決めた。【松熊洋介】

第2試合、YOH対SHO SHO(右)はYOHにパイプイス攻撃を仕掛けるもかわされる(撮影・小沢裕)
第2試合、YOH対SHO YOH(左)と場外乱闘を繰り広げるSHO(撮影・小沢裕)
第2試合、YOH対SHO SHO(上)にドラゴンスープレックスを浴びせるYOH(撮影・小沢裕)
第2試合、YOH対SHO SHO(中央)はバレットクラブから祝福を受けながら引き揚げる(撮影・小沢裕)

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金丸義信、エル・デスペラード組が初制覇 ジュニアタッグ王座戦に名乗り

新日本プロレス後楽園大会 石森太二に横入り式エビ固めで3カウントを奪った金丸義信(右)(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇17日◇後楽園ホール◇スーパージュニアタッグリーグ2021◇最終日◇観衆428人

金丸義信、エル・デスペラード組が初制覇した。

IWGPジュニアタッグ王者の石森、ファンタズモ組を破り、両組が勝ち点8で並んだが、直接対決の成績で優勝となった。前回(19年)、前々回(18年)はSHO、YOH組の前に準優勝。三度目の正直で、悔しさを晴らし、悲願の優勝を手にした。

終盤まさかの出来事が起こった。ファンタズモが右足で強烈なサドンデス(蹴り)を浴びせてKO。石森が押さえ込み、勝負あったかと思われたが、試合権利があったのは金丸だった。カウントはコールされず、頭を抱える石森を金丸が一気に丸め込み、3カウントを決めた。

その前にデスペラードと同じようにファンタズモの疑惑の右足でKOされていた金丸。「優勝はどうでもいい。お前らが持っている価値の下がったベルト、次は俺たちが挑戦するからな。分かったらさっさと帰れ!」。IWGPジュニアタッグ王座防衛戦の相手に名乗りを上げ、王者に吐き捨てるように言った。

今年3度目の直接対決。過去2回はIWGPジュニアタッグのタイトルマッチだった。1月の大田区大会では、勝利目前で金丸がファンタズモの右足に屈し、タイトルを奪われた。2月後楽園大会で再挑戦したときには足をつかみ、そのまま石森に誤爆させ、勝利をつかみ、ベルト奪取した。「何か入っている」。疑惑は解明されないまま、半年が過ぎ、今回も勝利はしたが、2人とも強烈な一撃を食らっており、納得はしていない。4度目の対決で今度こそ、疑惑を解明し、ベルトを奪って黙らせる。【松熊洋介】

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鷹木信悟、BUSHI17日後楽園大会欠場、一部カード変更 15日に発熱

左から鷹木信悟、BUSHI

新日本プロレスは15日に発熱症状が見られた鷹木信悟(38)とBUSHI(38)が17日の後楽園大会を欠場すると発表した。抗原検査が陰性だった濃厚接触者も「PCR検査の結果が出るまでの措置」として大事をとって欠場し、一部カードが変更となる。

両選手はこの日、内藤、SANADAと8人タッグマッチに出場する予定だった。なお、「スーパージュニアタッグリーグ2021」のSHO、YOH組対外道、ディック東郷組の試合は、SHOとYOHが前日16日に分裂、外道、東郷組が大事をとって欠場となり、試合不成立となる。

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「引退しろや」SHOが裏切りのショックアロー!ROPPONGI3K終焉

新日本プロレス後楽園大会 試合後、パートナーのYOHにショックアローをさく裂させるSHO(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール◇スーパージュニアタッグリーグ2021第4日

SHO(31)がパートナーのYOH(33)を裏切った。

金丸、デスペラード組との試合の終盤、SHOは攻撃を受け続け、苦しむYOHを助けにリングに上がったが、そのまま何もせずにリングを降りた。その後も攻撃を浴びせられるYOHを、時折苦笑いを見せながら、腕を組んで見つめていた。そのままYOHはデスペラードにピンチェ・ロコで3カウント。異様な空気の中、SHOは大の字になったYOHにショックアローを豪快にさく裂させ、仲間割れの意思表示をした。「YOHさん、いや、YOH。お前はもう終わりだ。引退しろや」。倒れ込んだままの相方の頭を踏みつけ、リングを去った。

2人は12年2月の同期入門。16年のメキシコ、米国海外遠征でもタッグを組み、17年の凱旋(がいせん)帰国後は「ROPPONGI 3K」として一緒にリングで戦ってきた。昨年YOHが左膝前十字靱帯(じんたい)断裂のケガで長期離脱。今年4月の復帰戦ではいきなりIWGPジュニアタッグ王者に輝いた。「心の底からパートナーがSHOで良かったと思った」(YOH)、「戻ってきてくれて本当にありがとう」(SHO)と感謝し合うほどだった。

常にお互いを思いやり、リング上でも助け合ってきた2人。歯車が狂い始めたのは今シリーズからだった。YOHが毎試合3カウントを奪われ「何かが違う。何か湧き上がってくるものがない」などと精彩を欠いた。目に覇気がなく、他選手からも指摘されるほど。それでもSHOは「俺たちにできることをやる。諦めないで勝ちを取りにいく」と前を向いた。

14日の長野大会後に腹を割って話し合い、再起をかけたが、この日YOHが11試合連続のフォール負けを喫し、ついにSHOの我慢も限界となった。「お前には利用価値がねえ。用済みだ」。今日17日にもリーグ最終戦が組まれているが、2人でリングに上がる可能性は低い。デビューから支え合ってきた「ROPPONGI 3K」の歴史が突然、終わりを告げた。【松熊洋介】

新日本プロレス後楽園大会 SHO(左)はデスペラードに攻撃を受けるYOHを助けずに見下ろす(新日本プロレス提供)

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3連覇中の新日本SHO、YOH組3連敗で優勝の可能性消える「何か違う」

新日本プロレス後楽園大会 SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021で3連敗を喫し、下を向くSHO(右)とYOH(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇9日◇後楽園ホール◇SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021◇第3日◇観衆435人

3連覇中のSHO(31)、YOH(33)組がワト、田口組に敗れ、3連敗を喫し、早くも優勝の可能性が消えた。

6組による総当たり戦で行われる今大会。初日の7日から3日連続で3カウントを奪われたYOHは「何か違う。分からない」を連呼した。バックステージも3日間とも座り込んで下を向いたまま。リング上でも精彩を欠き、最後まで本来の躍動感は影を潜めた。開始ゴングからうつろな表情。「負けたことよりも、なんか湧き上がってこなくて…」。出て行けば倒され、攻撃も単発に終わり、すぐに返されて劣勢に立たされた。SHOに何度も助けられたが、チャンスをものにできず「ごめん」と謝るだけだった。

パートナーがいないからか、今回出場できずに解説していたDOUKIは、覇気のない戦いを見て「何でこんなやる気のないやつが出ていて、俺が出られないんだよ」と怒りが収まらない。隣にいたタイチも「SHOが頑張ってるのによ、全くダメだな」と吐き捨てるように言った。

3連覇中で優勝候補にも挙げられていたが、4連覇を狙うどころか、2人の息の合ったプロレスが全くできずに3連敗。残り2戦を連勝しても勝ち点6のトップに追い付かず、優勝がなくなった。ぼうぜんとしたままのYOHとは反対にSHOは「まだ公式戦は残っている。俺たちにできることは今をどう生きていくか」と1人前を向く。12年2月に同期入門。17年から「ROPPONGI 3K」としてタッグを組み、IWGPジュニアタッグ王座に5度輝くなど、強い絆で結ばれ、リングで躍動してきた2人。残り2戦で、離れつつある心の距離を縮めていくしかない。【松熊洋介】

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新日本 矢野通「祭りだ!ロイヤルランブルだ」4度目トロフィー争奪戦示唆

新日本プロレス後楽園大会 外道(中央)にコーナーパッドを渡し、攻撃を仕掛ける矢野通(左)(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇22日◇後楽園ホール◇観衆328人

KOPW2021保持者の矢野通(43)が、7月25日東京ドーム大会での争奪戦開催を示唆した。

「俺が東京ドームに出るために、これをかけて戦ってやる」と宣言。今年1月の東京ドーム大会から守り続けているトロフィーをかけ、4度目の戦いに挑む意志を示した。

これまでもさまざまなルールを提示し、乗り越えてきた。1月は2日間、21選手によるバトルロイヤル。2月にはストラップでつながれた状態で4つのコーナーパッドを外していくテキサスストラップマッチでオーエンズを破った。前回4月はEVILと対戦。両者の案にファンがSNSで投票し、矢野の暗闇創造黒頭巾マッチに決定。それまでトラウマとなっていた暗闇を見事克服し、トロフィーを守った。

今回のルールは決まっていないが「誰でも、何人でもいい。各選手に応援しているファンがいるだろ。全員を幸せにするには…分かるだろ! 祭りだ! ロイヤルランブルだ」と提言した。昨年8月に保持者となったKOPW2020から今年の2021と約10カ月トロフィーを守り続けている。試合のたびにリングに持って行くが、暴れ出した相手に壊されることもしばしば。涙を流しながらそのたびに自ら修理して、またリングに持ち込むなど、思い入れは強い。

この日の試合では、オカダ、IWGPジュニアタッグ王者のSHO、YOHと組んで8人タッグに出場。相手の背中ひっかき対策としてTシャツをパンツにしっかり入れて戦うも途中で脱がされて失敗。それでもいつもの矢野らしく、仲間の助けをうまく利用しながら勝利した。得意のコーナーパッド外しはわずか数秒で行うという神業も持つ矢野。今回の争奪戦はどのような秘策、ルールを考えてくるのか。今後の発言に注目が集まる。【松熊洋介】

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新日本プロレス、2選手のコロナ陽性を発表 軽症も治療に専念

新日本プロレスのエンブレム(2018年3月24日撮影)

新日本プロレスは5日、新型コロナウイルスのPCR検査で参戦中の2選手が陽性判定を受けたと発表した。

福岡大会第2日の4日午前、当該選手2人に発熱などがあったことを受け検査し、濃厚接触者も欠場していた。2選手ともに軽症ではあるものの、保健所、医療機関などの指導のもと、治療に専念する方針。

4日の大会前、菅林直樹会長がリングに立ち、セミファイナルのIWGPジュニアヘビー級王座に出場予定だったエル・デスペラードとYOH、タッグマッチに出場予定のオカダ・カズチカ、SHO、鈴木みのる、金丸義信の6選手が欠場すると発表していた。

新日本プロレスは毎日の検温、血中酸素飽和度の把握、定期的検査に取り組み、シリーズ開幕前にも出場選手、スタッフ全員がPCR検査による事前スクリーニングをクリアしているという。

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王者・SHO&YOH組がリマッチ制し初防衛「1つ自分を超えられた」

新日本プロレス鹿児島大会 IWGPジュニアタッグ選手権で初防衛に成功したSHO(右)、YOH組(新日本プロレス提供)

<新日本:鹿児島大会>◇28日◇西原商会アリーナ

IWGPジュニアタッグ選手権は王者SHO(31)YOH(32)組が、前王者の金丸、デスペラード組に勝利し、初防衛に成功した。

YOHが左膝のケガから復帰し、新王者に輝いた4日両国大会の再戦となった今試合。「厳しい戦いだった」と、序盤は金丸にその膝を痛めつけられて苦しんだ。それでも前哨戦から言い続けてきた「敵に勝つにはまず自分に勝たないと」との思いで、復帰後初めて場外に飛ぶ、トペ・コンヒーロを決め、流れをつかんだ。最後は金丸に2人の連携技である「STRONG X」をさく裂させてリングに沈めた。YOHは「苦しかったし、強かったけど、1つ自分を超えられた」と納得の表情を見せた。

自らの発言が引き金となって生まれた防衛戦だった。両国大会での初タイトル奪取後、デスペラードの持つ「ジュニアヘビー級のベルトに挑戦したい」と表明。デスペラードからは「ジュニアタッグの再戦が条件だ」と持ち掛けられ、実現した。その後の前哨戦では1勝10敗。納得のパフォーマンスには程遠く、デスペラードからは「全く響かない」と罵倒されたこともあった。

復帰後すぐにベルトを手に入れ、初の防衛戦も制した。最高の結果を出し、満を持してデスペラードとのシングルマッチに向かう。決戦は5月4日福岡での「レスリングどんたく2021」。YOHは「防衛して終わりじゃない。博多で大きな祭りがある。そこででっかい風を吹かせたい」と前を向いた。「キャリアをかけた大一番になる」。コロナ禍のため、本家の博多どんたくは中止となったが、ジュニア2冠に輝き、新日本のどんたく祭りを盛り上げる。

新日本プロレス鹿児島大会 金丸義信にSTRONG Xを決めるYOH(上)。左はSHO(新日本プロレス提供)

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10カ月ぶりリングYOHが新王者「今日スタート」

IWGPジュニアタッグ新王者に輝いたROPPONGI 3K。SHO(左)とYOH(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス両国大会>◇4日◇両国国技館◇観衆4484人

左膝前十字靱帯(じんたい)断裂のケガから10カ月ぶりにリングに戻ってきたYOH(32)が、復帰戦でIWGPジュニアタッグ選手権に挑み、新王者に輝いた。パートナーのSHO(31)と組み、金丸、デスペラード組に挑戦。左膝を執拗(しつよう)に攻められ、中盤以降は足を引きずりながらの戦いとなった。それでもこの日を待ち望んでいたSHOが、YOHに何とか3カウントを取らせようと、脇役に回り、必死にアシスト。久しぶりに連携技3Kも決まり、最後はYOHが、この日のために考えた新技のDIRECT DRIVE(ひねりを入れたDDT)でデスペラードを沈めた。

試合後ベルトを受け取ると感極まった。「応援してくれるファンがいたから、このリングに帰って来られた。不安だったけど、リングに上がったら関係なくて楽しかった」と笑顔で振り返った。昨年1月、4度目の王者に輝き、2度の防衛を果たしたものの、自身のケガでベルトを返上。責任を感じた。「悩んだし、悔しかったし、迷ったけど、その分たくさん練習したし、たくさん考えた」。人生初の入院、手術を経験。再起をかけ、夢中でリハビリに取り組んだ。SHOもそれに応えて努力を続け、今年2月にはIWGPジュニアヘビー級に初挑戦するなど成長した姿を見せた。

次のターゲットについてYOHは「今日がゴールじゃなくて再スタート。次に狙うのはIWGPシングルのベルト」とジュニア王者のデスペラードを前に堂々と挑戦状をたたきつけた。SHOも「YOHさんにシングルを取ってもらって、タッグチャンピオンベルトを巻いた同士で戦いたい」と野望を明かした。

ともに12年11月にデビューし、米国、メキシコと海外修業も一緒に行った。「心の底からパートナーがSHOで良かったと思った。感謝の気持ちを忘れず、プロレス頑張っていきます」。久しぶりのリングで、さらに深まった絆を感じたYOHは、次なる目標に進み始めた。【松熊洋介】

デスペラード(中央)と金丸(右)にドロップキックを浴びせるYOH(撮影・中島郁夫)
SHO(左)が怪我から復帰したYOHを迎え復活したROPPONGI 3K(撮影・中島郁夫)

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SHO「YOHさんの分まで戦った」前哨戦に勝利

新日本プロレス後楽園大会 エル・デスペラードをコーナーに追い込み、殴りかかるSHO(左)(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇30日◇後楽園ホール◇観衆345人

4日両国大会でIWGPジュニアタッグ王者、金丸、デスペラード組に挑戦するSHO(31)が最後の前哨戦で勝利し、タイトル奪取に弾みを付けた。

「YOHさんの分まで戦った。いつ帰って来てもいいように待っていた。少し前の俺なら心細かったが、今の俺は前とは違う」。帰ってくるパートナーのために、力強いパフォーマンスで締めた。開始ゴングを待たずにデスペラードに襲いかかりエルボーを連発。金丸には低いタックルでダウンを奪った。終盤はワト、田口の助けも借り、DOUKIに対し、ショックアローで3カウント。お決まりの弓を引くポーズを王者に見せつけた。

21日仙台大会で、タッグパートナーのYOHが登場し、9カ月ぶりに復帰することが決まった。ともにメキシコ、米国を渡り歩いて修業を積み、17年の帰国後すぐに同タイトル初戴冠。昨年1月には4度目の王者に輝き、2度の防衛を果たしたが、YOHが膝のケガで長期離脱。ベルト返上を余儀なくされた悔しさを晴らすべく、復帰戦は4日、いきなりのタイトルマッチとなる。SHOは「1番不安で悔しい思いをしているのはYOHさん。だけどここに心強いパートナーがいるぜ」と力強く語った。

パートナーがいない間には、ジュニアヘビー級のベルトに挑戦。高橋ヒロムに敗れはしたが、35分の激闘に「もっと強くなるしかない」と再起を誓った。「2人できっちり取り返そう」ようやく戻ってきた先輩に成長した姿を見せ、失ったベルトを取り戻す。【松熊洋介】

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オカダ完勝も満足せず「必ずボコボコにしてやる」

新日本後楽園大会 EVILに蹴りを見舞うオカダ・カズチカ(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

オカダ・カズチカ(33)が、27日大阪大会で対戦するEVILとの前哨戦で、ようやく納得の勝利をおさめた。自身がEVILを押さえ付けている間に、パートナーのSHOがディック東郷を腕ひしぎ逆十字固めでギブアップさせた。オカダ自身も宣言通りのツームストンパイルドライバーを浴びせるなど完勝に「今まで散々やってくれたね。言ったでしょ、ツームストンでどんどん突き刺すって」とあざ笑った。

前日の試合後「どれだけ乱入してきてもいい」と相手を挑発。ところが、普段ならセコンドで邪魔をする東郷は対戦相手だったため、邪魔者は現れず。いつもより“少ない”相手にしっかり勝利したオカダは「お客さんもずっと我慢してきたと思う。27日オカダ対EVIL見てもらえば、かなりスッキリする」と語った。

1月中旬から約1カ月続いている前哨戦。前シリーズではオカダがシングルマッチを要求するも対戦は実現せず、ストレスがたまるばかりだった。その怒りが11日広島大会で爆発。場外カウントでの失格後、EVILに襲いかかり「かかってこい、この野郎」と珍しく激高し、そのままシングルマッチに突入。東郷の乱入により反則勝ちとなったが、めった打ちにされた。今シリーズでも、ゴング前にどちらかが仕掛け、試合後には乱闘が起こるなど抗争は激化していた。

納得の勝利だが、満足はしていない。「今日勝っただけで『スッキリした』なんて言わない。このまま終わるわけないよね? 必ずボコボコにしてやる」。怒りが収まるまで、EVILを痛めつける。【松熊洋介】

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