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井岡一翔5度目防衛、ニエテスに判定勝ち!日本歴代トップ世界戦20勝、視聴率8・0%

井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)

13日にTBS系で放送されたプロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(33=志成)が、元世界4階級制覇王者の同級1位ドニー・ニエテス(40=フィリピン)と対戦した放送の平均世帯視聴率が8・0%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・4%だった。

試合は、井岡がニエテスに3-0判定勝ち、リベンジ達成で5度目の防衛に成功した。18年大みそかに同級王座決定戦(マカオ)で1-2の僅差判定負けを喫して以来の再戦で雪辱を果たし、日本歴代トップの世界戦通算勝利を区切りの「20」に伸ばした。因縁の相手との決着をつけ、大みそかに他団体王者との統一戦実現へ、大きな弾みをつけた。

9回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
5度目の防衛に成功し、ラウンドガールの左からぽぽちゃん、波田妃奈、倭早希と笑顔を見せる井岡一翔(代表撮影)
最終12回のラウンドガールを務める波田妃奈(左)と倭早希(撮影・足立雅史)

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力士VS芸能人 TBSバラエティー「怪力バトルフィールド」8月7日放送 二所ノ関親方解説

「怪力バトルフィールド」に出演する力士たち。左から王鵬、碧山、佐田の海、逸ノ城、照ノ富士、若隆景、玉鷲、大栄翔、阿炎(C)TBS

TBSは21日、3時間スペシャル番組「現役力士VS肉体派芸能人 怪力バトルフィールド」を8月7日午後6時から放送すると発表した。

この番組は現役力士たちと力自慢の芸能人たちが、怪力バトルを繰り広げるバラエティー番組。屋内4種目、屋外2種目で争う。

力士チームは横綱照ノ富士をリーダーに、若隆景、阿炎、大栄翔、逸ノ城、玉鷲、翔猿、若元春、碧山、妙義龍、佐田の海、王鵬、輝、平戸海が出場。夏場所後の日程を調整して、収録に挑んだ。解説は、二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が務める。関取衆の奮闘に、思わず席を立ってガッツポーズするなど、力が入る場面もあった。

22歳の王鵬は、今回がバラエティー番組初出演。「力比べと聞いたので、自分でいいのかなと思いましたが、呼ばれてうれしかったし、楽しかったです」と初々しく話した。一方、35歳の佐田の海は「こういう機会をもらってありがたい。負けるわけにはいかないですし、緊張しました」と真剣勝負を振り返った。

力士らが怪力芸人を相手に挑んだ競技は以下の6つ。

▽プッシュ・ザ・マウンテン 直径1.5メートルの土俵の中に立つ力士を押し出せれば芸能人の勝利。制限時間20秒耐えれば力士の勝ち。

▽ザ・アタックボム 力士が押し込むアクリル板を移動幅3メートル以内で耐えたら芸能人の勝利。3メートル以上押し込めたら力士の勝利。制限時間は20秒。

▽ザ・ストロングポール 3メートルの棒を両方から握って押し合い、直径6メートルの縁から相手を出すか倒した方が勝利。

▽俵さんが転んだ いわゆる「ダルマさんが転んだ」。重さ30キロの俵を担ぎ、全長50メートルの障害コースで行う。

▽ザ・ヘラクレスラン ダッシュ20メートル、100キロの鉄骨を引っ張りながら10メートル、3トンの車を押しながら40メートル、合計70メートルのタイムを競う。

▽ザ・モンスターオセロ オセロのように白黒に塗られたタイヤ20個を力士チームは白に、芸能人チームは黒にひっくり返し合う。各チーム20秒を3ターンずつ行う。タイヤは300キロと400キロが10個ずつ。

番組のMCは東野幸治、山下美月(乃木坂46)。芸能人チームは青柳塁斗、おたけ(ジャングルポケット)、春日俊彰(オードリー)、小島よしお、桜庭大翔、庄司智春(品川庄司)、しらす(電動スミス)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ノッコン寺田、浜谷健司(ハマカーン)、平子祐希(アルコ&ピース)、魔裟斗、横川尚隆。

「怪力バトルフィールド」に出演する力士たち。左から若元春、平戸海、翔猿、妙義龍、輝(C)TBS
「怪力バトルフィールド」の出演者たち。左から、ジュリア、生目愛瑠、二所ノ関親方、東野幸治、山下美月、池田美優、獣神サンダー・ライガー(C)TBS
プッシュ・ザ・マウンテンに挑む逸ノ城(左)(C)TBS
ザ・アタックボムに挑む玉鷲(左)(C)TBS
ザ・ストロングポールに挑む若隆景(左)(C)TBS
俵さんが転んだに挑む王鵬(左)(C)TBS
ザ・ヘラクレスランに挑む妙義龍(C)TBS
ザ・モンスターオセロに挑むノッコン寺田(左)と野田クリスタル(C)TBS
怪力バトルフィールドに出場した芸能人チーム(C)TBS
怪力バトルフィールドに出場した芸能人。左から桜庭大翔、春日俊彰、野田クリスタル、おたけ、ノッコン寺田(C)TBS

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佐々木主浩氏「一発で決めれる力って、すごい」日本人初の3団体統一の井上尚弥にあっぱれ!

7日、3本のベルトを巻き笑顔でポーズを決める井上尚弥

佐々木主浩氏(54)が12日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番としてゲスト出演。日本人初の3団体統一に成功したWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)についてコメントした。

井上は、7日にWBC世界同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)と3本のベルトを懸けて拳を交え、2回1分24秒、TKO勝ち。19年11月、階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝以来、約2年7カ月ぶりの再戦を制した。

佐々木氏は、あっぱれをあげ「一発で決めれる力って、すごいですよね。当て方もうまいですし。見てて試合早くていいですよね。安心してみていられます」とコメント。関口氏から「だけどテレビは困っちゃうんです。早く終わっちゃうんで」と話すと佐々木氏は笑って応えた。

佐々木主浩氏(2018年3月14日)

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横綱白鵬のドキュメンタリー第11弾が19日放送 名古屋場所途中で引退決意の舞台裏明かされる

2月19日にTBSで元横綱白鵬(現間垣親方)の特番「白鵬ドキュメント『日下開山、最後の十五日』」放送される(写真は宮城野部屋撮影/TBSテレビ提供)

TBSは、横綱白鵬(現間垣親方)を追ってきたドキュメンタリーシリーズの集大成となる第11弾の『白鵬ドキュメント「日下開山、最後の十五日」』を、2月19日午後3時から(~同3時54分=一部地域を除く)放送する。横綱白鵬の最後の場所となり、全勝優勝を遂げた昨年7月の名古屋場所をどう戦い、なぜ場所途中で引退を決意するに至ったのか、その舞台裏に迫るもの。白鵬は同場所の10日目取組後の夜、部屋の関係者全員を集め引退を伝えたが、その様子や14日目の大関正代戦、千秋楽の大関照ノ富士戦の舞台裏で起きた秘話が、関係者の証言などで明かされる。また今回も、間垣親方自身がナレーションを務める。

【間垣親方のコメント】現役最後となった名古屋場所から半年以上が経ちましたが、今でもあの15日間の全ての場面を覚えています。今回初めてお見せする舞台裏の映像で、みなさんも最後の15日を追体験していただけたら幸いです。また、私がまだやせっぽちだった16歳の時に描いた夢の絵や当時の秘蔵映像、そして私を支えてくれた仲間たちとの絆も是非ご覧ください。

なお番組公式サイト(http//www.tbs.co.jp/sports/sumo/)では予告編やスペシャル動画を公開している。

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ストロング小林さん81歳死去、猪木と「昭和の巌流島の決闘」伝説一騎打ち

ベルトを誇らしげに腰に巻くストロング小林(71年12月)

1970~80年代に活躍したプロレスラーのストロング小林さんが先月31日、東京・青梅市内の病院で亡くなった。81歳だった。IWA世界ヘビー級王者として国際プロレスでエースに君臨。74年3月に新日本プロレスのアントニオ猪木とのエース対決に敗れた後は新日本に入団して、坂口征二とのコンビでNWA北米タッグ王座を長期保持した。84年の引退後はストロング金剛の名前でタレントに転身。バラエティー番組で人気を博した。

   ◇   ◇   ◇

ボディービルダーからプロレスラーに転向した小林さんは入門当時「和製ヘラクレス」と呼ばれた。187センチ、125キロの巨体で、胸囲125センチに大腿囲70センチ。肺活量は一般人の2・5倍の8500もあった。66年11月にスカウトされて国際プロレスに入門。格闘技の経験はなかったが、67年7月にデビューすると、外国人にも力負けしない逸材はすぐに頭角を現した。

69年5月、欧州遠征で豊登とのコンビでIWA世界タッグ王座を奪取。同年10月に帰国するとリングネームを本名からストロング小林に改名した。その後、エースとして看板タイトルのIWA世界ヘビー級王座を71~73年まで実に25回防衛。国際はTBSで放送されていたため小林さんは、馬場や猪木に匹敵する人気があった。

74年に“事件”が起きた。国際に辞表を提出した小林さんが、新日本のエースでNWF世界ヘビー級王者のアントニオ猪木への挑戦を表明したのだ。国際側が移籍金を要求するなど大もめした末、同3月19日、東京・蔵前国技館で団体エースの一騎打ちが実現。東京・蔵前国技館は1万4500人の札止めになった。

54年12月に力道山が柔道家の木村政彦を流血KOして以来、日本選手同士の対戦はタブーとされていたため、2人の対決は「昭和の巌流島の決闘」と呼ばれ話題を呼んだ。小林さんは猪木の原爆固めに屈したが、プロレス界に日本人対決という新たな流れをつくった。同12月の再戦でも敗れた小林さんは翌75年に新日本に入団。坂口とのコンビでNWA北米タッグ王座を3年余り保持した。

81年8月、腰椎を痛めて長期欠場したことで転機が訪れた。療養中に出演した映画「伊賀忍法帖」での怪僧“金剛坊”の熱演が話題を呼び、映画やテレビのオファーが次々と舞い込んだ。小林さんはストロング金剛に改名して、84年8月の福生大会で現役を引退。芸能活動に専念した。

小3の学芸会で金太郎の熊を演じた以外、芝居には縁がなかったが、頭をそり上げたギョロ目の大男という希少なキャラクターは重宝され、お笑いからシリアスなドラマまで幅広く活躍した。しかし、バラエティー番組の撮影で古傷の腰痛が悪化。90年代半ばから芸能活動も中断して再び療養に入った。

03年に芸名を本名のストロング小林に戻した。晩年は歩行につえを欠かせなかったが、ときおり講演などをしながら地元の東京都青梅市の自宅で静かに暮らしていた。

◆ストロング小林 本名は小林省三。1940年(昭15)12月25日、東京都青梅市生まれ。67年7月にマスクをかぶり「覆面太郎」でデビュー。翌年、素顔に戻した。71年にIWA世界ヘビー級王座を獲得するなど団体のエースに君臨。75年の新日本入団後は坂口とのタッグでNWA北米タッグ王座を3年以上保持した。82年に映画「伊賀忍法帖」に出演。84年の引退後はストロング金剛の名前でタレントに転身。「風雲!たけし城」などのバラエティー番組で人気を博したが、腰痛などの影響で00年代以降は芸能活動を縮小していた。現役時代は187センチ、125キロ。得意技はカナディアン・バックブリーカー、ベアハッグなど。

ストロング小林(右)に抱えられるアントニオ猪木(74年3月)
ストロング小林(左)と力比べするアントニオ猪木(74年3月)
ストロング小林(右)はかつてのパートナー坂口征二とのタッグで、久しぶりにマットに立つ(92年3月)

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井岡一翔V4「統一戦できるよう」“仮想アンカハス”福永亮次に判定勝ち

福永に判定勝ちし防衛に成功した井岡は、ベルトを掲げ笑顔でガッツポーズ(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇12月31日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)が4度目の防衛に成功した。同級6位福永亮次(35=角海老宝石)に3-0判定勝ち。区切りとなる10度目大みそか決戦を勝利で飾った。

12月3日に中止が発表されたIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との王座統一戦の再セットに向けて、大きく前進した。

井岡はリング上で「今回試合が決まってから、ずっと10度目っていうことを自分も思ってこれまでやっていたんですけど、いざ控室に入ると今回で10回目かといろんな感情がすごく込み上げてきました。今回1度中止になった統一戦がなくなってしまって複雑な心境だったけど、こうして応援していただいてる方たちのために試合をして、こういうときに戦っている姿を見せたいと思って試合に臨んだ。ジム関係者はじめ、スポンサー様、TBS、いろんな形のおかげでこの試合ができているんだなとひしひしと感じながら、10度目のリングに上がらせてもらいました。今回中止になった統一戦は自分の中でずっと望んでいるものなので、今回この試合を無事に勝てたので、アンカハス選手と来年統一戦できるように進めてもらうので、またさらなる目標に向かって頑張るので応援よろしくお願いします」と話した。

政府による「オミクロン株」の水際対策での新規外国人入国の原則禁止を受け、12月3日にアンカハス戦は中止となった。その後、両陣営間で「1戦挟みましょう」と合意。延期の形がとられたことで、井岡も実現可能な防衛戦に意欲を示した。福永とのV4戦は発表が12月16日。中止から一転、急きょ決まったリングだった。それでも王者は冷静に気持ちを切り替えていた。

「1度決まった王座統一戦は流れました。心境としては複雑でしたけれど、ここで立ち止まってはいられない」と口調を強めていた。コロナ禍で試合ができる喜びを感じつつ「試合をしたくてもリングに上がれない状況になった。リングに上がることができるのは、本当にボクサーとして、王者としてもうれしい。初めての状況ですが、ボクにとっての挑戦」と恒例の大みそか舞台に立っていた。

福永戦は「仮想アンカハス」だった。挑戦者がアンカハスと近い身長、同じサウスポーであったことも「試合をやろうという1つのポイントだった。サウスポーの練習してきたので、引き続き、サウスポーと戦うことは自分の中で大きかった」と振り返る。来春以降、アンカハスとの王座統一戦を見すえた戦いと位置づけた。

2020年大みそかの田中恒成(畑中)戦後、タトゥー露出を指摘され、日本ボクシングコミッション(JBC)から厳重注意処分を受けた。さらにJBCの不手際で、結果的に身の潔白は証明されたものの、ドーピング疑惑も浮上した激動の21年だった。「10回目(の大みそか決戦)で今までやってきたことを試合で(見せる)。何か伝わる熱い試合をして、少しでも盛り上げられれば」。日本ボクシング界をけん引する世界王者の1人としての使命も胸に、リングへ。しっかり防衛した井岡は、22年も躍動する。

◆世界スーパーフライ級戦線 WBAスーパー、WBCフランチャイズ王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が中心。21年3月、12年のライトフライ級で対戦したライバル、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と再戦し、僅差判定で勝利。同10月16日に米国でゴンサレスとの3度目対決がセットされたものの、ゴンサレスの新型コロナウイルス感染で延期となっている。

IBF王者アンカハス(フィリピン)は、この大みそかの井岡との王座統一戦が延期となった。21年4月、ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)に判定勝ちし、9度目の防衛に成功しており、22年2月に10度目防衛戦を計画している。

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 10回、井岡が福永(左)に右ボディーを放つ(代表撮影)
6回、福永(右)を攻める井岡(撮影・鈴木みどり)
判定勝利で防衛に成功した井岡は子供を抱き上げ笑顔(代表撮影)
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 7回、井岡(左)が福永に左ジャブを放つ(代表撮影)
4回、福永(右)の顔面にパンチを見舞う井岡(撮影・鈴木みどり)

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井岡一翔「熱い試合を」区切り10度目大みそか決戦へ 過去ドラマ振り返る

井岡一翔(2021年11月25日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)が31日、東京・大田区総合体育館で同級6位福永亮次(35=角海老宝石)との4度目の防衛戦に臨む。今年も日本ボクシング界の大トリを務める井岡にとって10度目となる大みそか決戦だ。新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の影響で、新規外国人の入国が原則禁止となって11月に発表されたIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との統一戦は12月3日に中止となったが、井岡は区切りの大みそかマッチに気持ちを高揚させる。

「自分が大みそかのリングに立ってボクシングというものを盛り上げたい気持ちがある。大みそかに自分が試合するというのが、周囲の1年の締めくくりになっている。みんな大みそかにやれることを喜んでくれている」。福永との4度目防衛戦の決定を素直に歓迎した井岡は、過去に数多くの思い出深いドラマを大みそかに繰り広げてきた。「井岡の大みそか」をトピックで振り返ってみる。

◆秒殺KO WBA世界ミニマム級王者として2度目の防衛戦として11年にヨードグン・トーチャルンチャイ(タイ)と拳を交え、1回1分38秒、TKO勝利。右ボディーでダメージを与え、左フックでとどめを刺した。大みそか第1戦での秒殺KO劇が大きなアピールとなった。

◆世界2階級制覇 12年は前WBA世界ライトフライ級暫定王者ホセ・ロドリゲス(メキシコ)との同級王座決定戦に臨み、6回2分50秒TKO勝ち。1回に右フックでダウンを奪取。6回に右ストレートでダウンを追加し、さらに右ストレートで仕留めた。

◆無敗対決 13年、WBA世界ライトフライ級王者の3度目防衛戦としてフェリックス・アルバラード(ニカラグア)を3-0の判定で撃破。現IBF世界同級王者でもある強敵アルバラードとの打ち合いを制した。

◆返り討ち 15年は、4月に2-0の判定で下した前WBA世界フライ級王者フアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)との再戦。11回1分57秒TKOで、2度目の防衛に成功。史上最速で3階級制覇を成し遂げた前回対決に続き、レベコを返り討ちした。

◆引退会見 17年の大みそかに横浜市内で記者会見し、引退表明。TBS系列で生中継される中で「目標である3階級制覇を成し遂げた。5度目の防衛戦(17年4月)の前に引退を決意した。今日をもって引退します」と話した。

◆大みそか初黒星 18年7月、現役復帰を表明。同年大みそかはマカオで、4階級制覇を懸けてドニー・ニエテス(フィリピン)とWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に挑んだものの、1-2の判定負け。

◆注目の日本人対決 20年には、元世界3階級制覇王者田中恒成(畑中)との日本人対決。2度のダウンを奪い、8回1分35秒TKO勝ちを収めた。年間最優秀試合に選出された勝負となったものの、この試合のドーピング検査で井岡の検体から陽性反応を示して騒動に。その後、日本ボクシングコミッションの不手際で起こった「偽陽性」として潔白が証明された。

01年の「INOKI BOM-BA-YE」「Dynamite」を皮切りに21年連続21回目となるTBSの大みそか恒例の格闘技中継。11年から年末のお茶の間に登場した井岡は、ほぼ半分を占める。「(大みそかに)自分が試合やるというのはうれしかったり、責任感など、いろいろな気持ちを抱えてリングに上がっている」と振り返った井岡は30日の前日計量で、こう言った。

「この10回目で今までやってきたことを試合で(見せる)。良い試合というか、何か伝わる熱い試合をして、少しでも盛り上げられれば」。

10度目となる今年の大みそか決戦のリングに立つ井岡は、福永との日本人対決でどんな勝負を繰り広げるのか。

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世界ランカー平岡アンディ2冠王者 「今度は世界に」関根勤も熱いエール

佐々木に11回TKO勝ちした平岡(中央)(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング・フェニックスバトル81大会:日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定12回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

ボクシングIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディ(25=大橋)が2冠奪取に成功した。

日本ユース同級王者佐々木尽(21=八王子中屋)との日本、WBOアジア・パシフック同級級王座決定戦で拳を交え、11回1分58秒、TKO勝ちで新王者となった。7回に連打からの右フックでダウンを2度奪取。11回にダウンを追加したところで、レフェリーストップ勝ちとなった。

前日計量で佐々木が体重超過で失格。当日計量をクリアして試合成立した1戦だった。平岡は「試合する前からいろいろあり、僕は切り替えて試合に臨むようにした。父(のジャスティス・トレーナー)に40~50%の内容と言われそうなので(内容は)まあまあ。2年ぐらい待った王座をやっと取れた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

平岡は10歳当時、TBS系列で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」に出演したアンディ少年で有名。ボクシングの素質を発揮できず、優しく生真面目な性格から「気弱なボクシング少年」としてお茶の間の人気を集めた。19年5月5日に放送されたTBS特番「明石家さんまの熱中少年グランプリ」では10年ぶりに紹介されて話題になった。

当時の番組に出演していたタレント関根勤が試合生配信されるひかりTV、dTVチャンネルの解説に入った。関根からは「アンディ少年はそこにいない。あの頃は気弱だったけど、立派な王者でした。今日、(明石家)さんまさんにメールします。今度は世界に向けて頑張ってください」と熱いエールを送られた。

約2年前から王座挑戦のチャンスを狙っていたが、強さゆえに対戦相手が決まらずに時間が経過。米プロモート大手トップランク社と契約を結び、世界ランキングにも入るなど実績を残してきたが「ここまで長かった。決まりそうで、決まれなかったから。周りの人も支えてくれたし、好きなスポーツなので」とトレーナーの父らのサポートに感謝。「もうひと踏ん張りして世界を目指したい」と強い決意を口にしていた。

10回、佐々木(左)を攻める平岡(撮影・鈴木みどり)

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平岡アンディ「小さい頃から見ていただいている」旧知の関根勤に2冠みせる

19日の日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦に備え、計量パスしたIBF世界同級6位平岡アンディ(大橋ジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディ(25=大橋)が「親族のおじさん」的なタレント関根勤にささげる2冠奪取を狙う。

19日、東京・後楽園ホールで開かれるフェニックスバトル81大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、日本ユース同級王者佐々木尽(21=八王子中屋)との日本、WBOアジア・パシフック同級級王座決定戦を控える。自らはリミット(63・5キロ)より200グラム少ない63・3キロでパスしたものの、佐々木が1・8キロオーバーの65・3キロで計量ミスした。

試合は開催予定で、同王座決定戦は平岡が勝った場合のみ両王座の新王者となる変則的な形となった。佐々木の計量ミスにも、平岡は「人間は失敗はあるもの。これを機会にないように」とおもんばかった上で「自分はやってきたことを出すだけ。KOは狙っています」と静かに燃えた。

平岡は10歳当時、TBS系列で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」に出演したアンディ少年で有名。ボクシングの素質を発揮できず、優しく生真面目な性格から「気弱なボクシング少年」としてお茶の間の人気を集めた。19年5月5日に放送されたTBS特番「明石家さんまの熱中少年グランプリ」では10年ぶりに紹介されて話題になった。

当時の番組に出演していたタレント関根勤が今回、試合の生配信されるひかりTV、dTVの解説に入る。平岡は「関根さんは自分が子供の事から知っている存在。家族以外で、関根さんはずっと小さい頃から見ていただいている方。今回の僕の試合をみて、どう思ってくれるのかワクワクしています」とキッパリ。幼少時代からの旧知の「おじさん」に、2つのベルトを奪取する姿を見届けてもらうつもりだ。

日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦に備え、計量パスした平岡(中央)。右後方は対戦相手の佐々木(大橋ジム提供)

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井岡一翔9・1V3戦は無観客開催、午後9時からTBS系列で全国生中継

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)の3度目防衛戦は無観客で開催すると19日、所属ジムが発表した。

9月1日に東京・大田区総合体育館で、同級2位フランシスコ・ロドリゲスJr.(28=メキシコ)とのV3戦を控えている。当初は有観客開催としてチケット先行予約を進めていたものの、東京都の緊急事態宣言延長に伴って無観客に変更。チケット販売は中止したという。またテレビ放送が9月1日午後9時よりTBS系列で全国生中継になったことが併せて発表された。

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張本勲氏反省「私は元々ボクシング大好き」TBSがボクシング連盟に謝罪文

張本勲氏(2020年2月20日撮影)

日本ボクシング連盟が8日放送のTBS系「サンデーモーニング」内での野球評論家の張本勲氏の発言について、抗議文を送った問題で、12日にTBSが同連盟宛てに謝罪文を送った。

内容は以下

「張本氏の発言は、オリンピック女子ボクシングフェザー級の入江聖奈選手(日本体育大学)が金メダルを獲得したことについて、日本中が沸き立つ快挙であり、この目覚ましい成果に対し『あっぱれ』との賛辞を贈り、称賛することが本意でした。しかしながら、張本氏の発言の中には、ご指摘のように『女性及びボクシング競技を蔑視した』と受け取られかねない部分があり、これについては本来であれば番組内で対応すべきでした。当番組として、不快に思われたボクシング関係者や視聴者の皆さまに誠に申し訳なく存じます」「私どもとしては、コメンテーターの発言も含め、番組の姿勢が『多様性を否定する』かのように受け止められることのないよう、一層留意しながら番組作りを進めて参ります。『女子競技は男子競技以上に、安全面に配慮されている』との貴連盟のお考えについて理解を深めながら、今後ともボクシング競技をはじめとするスポーツの素晴らしさを伝えて参りたいと存じます。ご理解を賜れば幸いに存じます」。

合わせて張本氏のコメントも記された。

「私は元々ボクシングが大好きで、白井義男さんやファイティング原田さんが世界チャンピオンになった時に、飛び上がって喜びました。今回、入江選手が金メダルを取った時も、飛び上がって喜んでいました。今回の私の発言は言葉が足りませんでした。入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています」

8日の放送では、入江が金メダルを獲得したことに触れ、「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだね。見ててどうするのかな? 嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」とコメントしていた。

日本連盟の内田会長は「ボクシングを愛している方々のために、女性のボクサーのためにも誤解されたくない。抗議文を出させていただきました」と説明。10日に抗議文を発送し、「もう少し理解をもって女性ボクサーを見ていただきたい。入江選手、(女子フライ級銅メダルの)並木選手も礼儀正しく、気配りできる人格を持った選手です。誰に対しても模範となるような女性ですので、ボクシングへの理解していただき、サンデーモーニングさんにはスポーツの楽しさ価値観を伝えてもらえるように要望したい」と述べていた。

ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得し笑顔の入江(2021年8月3日撮影)

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入江聖奈、金メダル獲得後「連絡とってなかった友達からいっぱい連絡来た」

ボクシング女子フェザー級、金メダルを手に笑顔の入江(撮影・鈴木みどり)

東京オリンピックボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(20)が8日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)にゲスト出演した。

金メダル獲得後の反響について、入江は「ツイッターのフォロワー増えてびっくりしてます。連絡とってなかった友達からいっぱい連絡来ました」と笑った。

カエル好きのユニークなキャラクターや明るい性格に注目が集まるが、試合の最中にペコリとおじぎをする姿も話題に。これについては「純粋な気持ちじゃなくて、反則して注意されているので、減点されたくない気持ち。嫌われたくないと」と率直に明かしてスタジオの爆笑をさらった。

大学卒業後は就職する意向で、競技は大学までと決めているという。入江は就職先について「カエル関連かゲーム関連で探しています」といい、「社会人でも続けたら引き際が分からなくなりそう。区切りを付けるために大学でやめようと。(次の)パリ(五輪)で負けちゃったらかっこ悪い」と話した。

オープンなトークでスタジオを盛り上げた入江。みちょぱこと池田美優(22)から「バラエティいけそう」とテレビタレントへの転身を提案されると、「頭の回転が遅いので…ボクシングと就活で頑張ります」。好きな男性のタイプについても明かし「えなりかずきさんとか。優しそうな雰囲気がいいですね」と答えていた。

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入江聖奈サンジャポ出演、金メダルかみつき河村市長の出演なし「よかった」

21年8月3日、ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江

東京オリンピックボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(20)が8日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)にゲスト出演した。

入江は出演者から祝福を受けると「ありがとうございます」と笑顔。首から下げた金メダルについては「ちょっと重たいですね」と話した。

名古屋市の河村たかし市長がソフトボール日本代表後藤希友の金メダルを断りもなくかんだことが猛批判を浴びているが、爆笑問題田中裕二(56)から「今のところ河村市長は来ない予定」とジョークを飛ばされると「よかったです」と苦笑した。

入江の隣に座るフワちゃん(27)は、入江の金メダルに「かみはしないけど、さすがに写メは撮らせてよ」と、持ち込んだケータイでツーショットを撮影。みちょぱこと池田美優(22)は、田中から「みちょぱ持たせてもらう?」とうながされると「それさえも怖いですよ。何かあったら炎上しそうで怖い。この距離で見るだけで十分です」と首を横に振っていた。

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荒磯親方がラジオで軽快トーク 新部屋に土俵2面はJ1鹿島からアイデア

元横綱稀勢の里の荒磯親方(2019年9月29日撮影)

大相撲の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が5日、TBSラジオ「元横綱稀勢の里 荒磯親方のスポーツキュリオシティ!」(午後5時)の初回放送に出演した。昨年春に早大大学院スポーツ科学研究科の修士課程1年制に進学した同級生で、同番組でパートナーを務めるTBS伊藤隆佑アナウンサーと、軽快なトークを披露した。

8月1日付で田子ノ浦部屋から独立して、地元・茨城に荒磯部屋を設立する同親方は、部屋運営のビジョンも語った。来年夏前後の部屋完成までは、同県つくば市の筑波大の中にある施設を使用する予定。相撲部屋は通常1部屋につき土俵は1つだが、荒磯親方は新設する部屋について「2面作りたいと考えている」とプランを練っている。アイデアは同県のJリーグチームから取ったという。「鹿島アントラーズですね、参考にさせてもらって。練習場が4面、5面あると話を聞いて。1面はジュニアの選手が練習して、こっちでトップ選手が練習するという。相撲にも使えるんじゃないかと。時間の効率も非常に良くなる。待ち時間もなくなる」とメリットを強調した。

わんぱく相撲の子どもたちにも、稽古に加わってもらいたいという思いがある。「隣でわんぱく相撲の子たちが稽古して、隣で関取が稽古することで、ああいうふうになりたいとなってくれれば。そういうところで(土俵の数は)1つより2つと考えた」と話した。

自身も小4のときにわんぱく相撲の全国大会に出場し、東京・両国国技館で相撲を取った。「そのときの衝撃、感動が忘れられず、その記憶だけで大相撲の世界に入った。やっぱり地元で相撲をやるところがなくて、一切相撲はやっていなかったけど、その記憶だけで。自分みたいな人もいると思う。体験させる、体感させることが将来の横綱を産めるチャンスかも分からない。そういう普及をすることも僕たちの使命だと思う」と話した。

荒磯親方は19年1月の初場所限りで現役を引退し、部屋付き親方として後進の指導にあたっていた。20年4月には、独立を見据えて早大大学院スポーツ科学研究科に入学。修士課程1年制を修了した今年3月には「新しい相撲部屋経営の在り方」をテーマにした修士論文が最優秀論文として表彰されていた。

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荒磯親方「稽古にIT」など部屋創立の心境、こだわり 5日ラジオで語る

元横綱稀勢の里の荒磯親方(2019年9月29日撮影)

大相撲の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が、TBSラジオ「元横綱稀勢の里 荒磯親方のスポーツキュリオシティ!」(5日午後5時)に出演する。3日、TBSラジオが発表した。

8月1日付で田子ノ浦部屋から独立して、地元・茨城に荒磯部屋を設立する荒磯親方。同番組では「部屋作りの参考にしたJリーグチームの話」や「稽古にITを取り入れたいというビジョン」について言及するなど、部屋創立に向けての心境やこだわりなどを語る。また、他競技にも幅広い知識を持つ同親方は「米大リーグ・大谷翔平のすごさ」、「東京五輪・ゴルフ日本代表公式ユニホーム」についても語る。収録を終えた荒磯親方は「30分では物足りない。あと2時間半はしゃべりたい。今後、大谷翔平選手と対談してみたい」とコメントした。

番組担当の本多良恵氏は「横綱引退後、後進の育成とともに、大学院にて新しい部屋の経営について学ばれたり、相撲以外のスポーツにも博識であること、また相撲協会のYouTubeなどWEB上での発信にも魅力を感じ、TBSラジオにていつか荒磯親方のお話を伺いたいと思っていました。そしてこのたび、大学院を修了し、それを生かした部屋作りを、まさにこれから始めるというタイミングで、今の思いやビジョン、そして親方の素顔を、30分間たっぷり伺うことになりました」と番組作成の経緯を明かした。

同番組でパートナーを務めるTBS伊藤隆佑アナウンサーは、共に昨年春に早大大学院スポーツ科学研究科の修士課程1年制に進学した同級生。荒磯親方と伊藤アナウンサーの同級生コンビによる掛け合いにも注目が集まる。

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武藤敬司「見事にフラれた」共演長瀬智也の勧誘失敗

14日福岡大会でのGHCヘビー級選手権の調印式を行った武藤敬司(左)と挑戦者の清宮海斗(撮影・松熊洋介)

プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者武藤敬司(58)が8日、都内での初防衛戦(14日、福岡国際センター)の調印式に出席した。前日7日横浜武道館大会では、挑戦者の清宮海斗(24)との前哨戦に勝利したが、途中で試したスペースローリングエルボーは不発。「引き出しを開こうと思ったら、さびてて使えなかったので、精神的に落ち込んでいる」と珍しく弱気な一面を見せた。

2月12日の初戴冠後は清宮のことを「安パイ」と呼んでいたが「半年前、1度戦って勝っているが、そんな中で名乗り出てきた。何かプラスアルファがあるから出てきたんだと思う。今の清宮は何でもスポンジのように吸収しているので、ジレンマや怒りを感じている」と警戒した。

数日前には腸炎になり、7日の試合も「本当にしんどかった」と明かしたが「先週で良かった。14日にベストに持っていく」と1週間でしっかり建て直す。

58歳で頂点に立ち、ノアを引っ張る男は、リング外での活動もしっかりこなす。

最近では放送中のTBS系のドラマ「俺の家の話」にも出演。共演したTOKIO長瀬智也の体つきを見て「才能を感じる」と評価し「プロレスやらない?」と誘ったという。

「イベントとかに出てもらおうと思ったけど、見事にフラれた」と残念がったが、行きつけのお店など共通の話題で盛り上がり「楽しい撮影だった」と明かした。

そんな刺激も受けながら、久しぶりの福岡での試合となる。思い出を聞かれた武藤は「天龍さんとIWGP(ヘビー級王座)をかけて戦ったし、猪木さんやホーガンともやって、それなりの作品は残している」と相性のいい地での勝利に意欲をみせた。【松熊洋介】

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張本勲氏 大相撲初場所「やるの?やめた方がいい」

張本勲氏(2020年2月20日撮影)

張本勲氏(80)が10日、今年初めての放送となったTBS系テレビ「サンデーモーニング新春スペシャル」にリモート出演。感染力士多発のコロナ禍の中、今日、初日を迎える大相撲初場所についてコメントした。

「やるの? 本当に? やめた方がいいよ。やる意味がないよね。危ないよ。大相撲じゃなくて小相撲になっちゃうよ。両横綱も欠場してますしね。これからさらに(感染者が)出たらやめるというんなら最初からやめた方がいいよ」と話した。

また新型コロナを理由に引退を表明した序二段の琴貫鐵(22)についてもコメント。

「怖いからね、命に関わるから。自分がかかって自分が亡くなったりひどくなるのは自業自得だから。大事な家族、大事な友人や知人に感染させるから」と理解を示した。さらに「テレビを見ているとちまたに人が出過ぎている。用事があるんだろうけど一人一人が気をつけないと、この国は半分くらいかかっちゃうよ。心配だ」と話していた。

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注目日本人対決PCR検査義務づけ細心の対策で開催

8回、田中(中央)をTKОで破る井岡(撮影・菅敏)

<プロボクシング:WB0世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

新型コロナウイルスが感染拡大する中、注目の日本人対決は徹底した感染対策で実現にこぎつけた。日本ボクシングコミッション(JBC)は、両選手に試合1カ月前、2週間前、2日前と3度のPCR検査を義務づけて、試合2日前からホテルの部屋に隔離。トレーナーら関係者との接触を遮断した。

11月のWBA世界ライトフライ級戦を教訓にした。試合前日に王者の京口紘人(ワタナベ)とトレーナーの感染が判明して中止になった。「あの試合は検査はお願いでしたが、今回は義務づけました。1日前の検査では対応が難しいので、最終検査を試合2日前にしました」とJBCの安河内剛事務局長。選手が濃厚接触者になることにも神経をとがらせ、トレーナーとは別移動にした。

レフェリーは試合前日から隔離。試合を中継するTBSのスタッフもPCR検査を受け、観客は収容人数の半分以下の2057人に制限。「テレビ中継もある注目の日本人対決。絶対に実現させるという覚悟で、両陣営もすべて協力してくれた」と安河内事務局長。コロナ禍の世界戦を関係者一丸となって実現させた。【首藤正徳】

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京口の世界戦中止教訓に対策 注目の日本人対決実現

1回、田中(右)の顔面に左フックをヒットさせる井岡(撮影・菅敏)

<プロボクシング:WB0世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

都内で新型コロナウイルスが感染拡大する中、注目の日本人対決は徹底した感染対策で実現にこぎつけた。日本ボクシングコミッション(JBC)は、両選手とトレーナーに試合1カ月前、2週間前、2日前と3度のPCR検査を義務づけた。試合の2日前からは選手をホテルの部屋に隔離して、チーフセコンドらスタッフとの接触も遮断した。

11月のWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが大きな教訓になった。試合前日にスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)とチーフトレーナーの感染が判明して、試合前日に中止になった。「あの試合では検査はお願いでしたが、今回は3段階で義務づけました。また何か起きたときに1日前の検査では対応が難しいので、最終検査を試合2日前にしました」とJBCの安河内剛事務局長。

選手が濃厚接触者になることにも神経をとがらせた。選手とトレーナーはバラバラで移動するように要請した。ホテルも1人1室。レフェリーは試合前日から隔離。JBC関係者をはじめ試合を中継するTBSのスタッフもPCR検査を受けて、この一戦に備えた。

観客は収容人数の半分以下の2000人に制限した。会場も動線を区切って、至るところに消毒液を設置した。「京口の世界戦中止が大きな教訓になった。今回は特にテレビ中継もある注目の日本人対決。絶対に実現させるんだという覚悟で、両陣営ともJBCのリクエストはすべて実行してくれた」と安河内事務局長。コロナ禍の世界戦を関係者一丸となって実現させた。

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貴景勝「脳を止めて体に任せた」大相撲この1年後編

互いに動きを止め相手の出方をうかがう貴景勝(左)と照ノ富士(2020年11月22日撮影)

2020年が間もなく終わる。コロナ禍にあったこの1年は、相撲界でもさまざまなことが起きた。角界での「印象に残った10の言葉」を、順に紹介する。今回は後編。【取材・構成=佐々木一郎】

(6)「前座に僕の相撲を見て楽しんでもらって、半沢直樹で締めてもらえれば」(翔猿、9月26日)

9月の秋場所は翔猿が優勝争いを盛り上げた。新入幕の東前頭14枚目ながら白星を重ね、14日目は大関貴景勝戦。敗れたものの、千秋楽に優勝の可能性を残した。そんな時、オンライン取材で冒頭のコメントが出た。TBS系の大人気ドラマを引き合いに出すなど、翔猿はサービス精神旺盛で弁が立つ。優勝はならなかったが、この場所で顔と名前が知られるようになった。

(7)「至誠一貫」(正代、9月30日)

秋場所で初優勝した正代が、大関昇進を決めた。昇進伝達式では「至誠一貫(しせいいっかん)の精神で相撲道にまい進してまいります」と口上を述べた。至誠一貫とは「最後まで誠意を貫き通す」などの意味。部屋の後援会「木鶏会」関係者から提案された正代は「調べたらいい意味だったんで、使わせてくださいと言いました」と説明した。実は伝達式当日、他紙にこの四字熟語を使用することを抜かれた。伝達式での口上を事前に探るのは伝統的な取材だが、当事者がネタバレを防ぐためになかなか事前に漏れない。分かったとしても、サプライズを妨げることになり、やや抵抗感も残る。悔しさも少しあったが、当然ながら、昇進を祝う気持ちでいっぱいだ。

(8)「ついに出たというか、何とも言えないですね」(宇良、11月12日)

11月場所5日目、十両の宇良が旭秀鵬に居反りを決めた。印象に残ったのは、コメントというより技かもしれないが…。十両以上では1993年初場所で十両の智ノ花が花ノ国戦で決めて以来、27年ぶりだった。

(9)「何も考えていなかった。脳の指令で体は動く。初めて脳を止めて体に任せた」(貴景勝、11月22日)

11月場所は大関貴景勝が制した。千秋楽の本割で照ノ富士に敗れ、優勝決定戦は勝った。本割は豪快な浴びせ倒しで下敷きになり、決定戦へ向けてどう気持ちを切り替えたのか? この問いに対する答えが、このコメントだ。貴景勝は常に自分と向き合い、考え抜いた末に行動を起こしていることがコメントににじむ。そのため自然と自分の言葉になり、共感できることが多い。

(10)「かなり長かった。やっとかという感じ」(鶴竜、12月10日)

モンゴル出身の鶴竜が、日本国籍を取得し、こう言った。手続きを始めてから約2年半もかかったという。すでに35歳で、3場所連続休場中。日本国籍を取得したことにより、親方として日本相撲協会に残る資格を得た。本人はもちろん、この朗報には相撲ファンの多くが胸をなで下ろした。同時に、日本人でなくては親方になれないというシステムはいかがなものか、という議論も再燃した。(おわり)

大関昇進の伝達を受ける正代(中央)。右は枝川親方(代表撮影)(2020年9月30日撮影)

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