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WWE女子王者ASHがフレアーに逆転勝ち ノンタイトル戦敗れたリベンジ

フレアー(右)の首を捕獲し、旋回式首砕きを狙うロウ女子王者ASH(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇2日(日本時間3日)◇米イリノイ州シカゴ・オールステート・アリーナ

「オールモスト・スーパーヒーロー(ASH)」と呼ばれるロウ女子王者ニッキー・ASH(アッシュ)が因縁深まるシャーロット・フレアーに逆転勝ちを飾った。

反則裁定なしのノー・ホールズ・バード形式での王座前哨戦に臨み、旋回式首砕きで沈めた。

先週のノンタイトル戦で敗れた屈辱を晴らすため、ASHは序盤からクロスボディーで攻め込んだが、場外戦では体格で上回るフレアーの防護壁を突き破るスピアーを浴び、大ダメージを負った。さらにパワーボムで解説席にたたきつけられて劣勢ムードが漂った。 しかしフレアーのスピアーを回避し、テーブルに誤爆を誘うと形勢逆転。ASHが旋回式首砕きで沈め、3カウントを奪取した。先週のリベンジを果たすと自ら保持するロウ女子王座ベルトを掲げ、勝利をアピール。21日のPPV大会サマースラムではフレアー、リア・リプリーの挑戦者2人を迎えた3WAY形式の防衛戦が決定済み。この前哨戦でフレアーを痛めつけた王者ASHは精神的優位に立った。

フレアー(右)から逆水平チョップを浴びたロウ女子王者ASH(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
フレアー(左端)に解説席へのパワーボムで倒されたロウ女子王者ASH(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

ローマ五輪銅の田辺清氏「ぜひ金メダルを」メダル確定の田中亮明にエール

60年1月12日、新春スポーツ対談「異才面談」で作家三島由紀夫氏(右)と対談するローマ五輪銅メダルの田辺清さん(当時中大1年)

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇3日◇東京・両国国技館

日本ボクシング初の五輪メダリストで、60年ローマ五輪フライ級銅メダルの田辺清氏(80=日刊スポーツ新聞社OB)が、61年ぶりに同級でメダル獲得を決めた田中亮明(27)に熱いエールを送った。3日に都内の自宅で田中の試合をテレビで応援したという同氏は「前に出ていく姿勢が本当に良かったね。ワクワクさせてもらいました。コロナ禍で外に出ることも少ないので、本当に胸が躍る。より良い色のメダルを目指してほしい」と声をはずませた。

田中の戦う姿を見ながら、半世紀以上前の自らの五輪舞台を重ねていたという。「当時はボディー(ブロー)が重要視されておらず、とにかく右ストレートを相手の顔面にクリーンヒットさせなければならなかった。そのための左ジャブも大事だったね」と振り返る。フライ級で田中が銅メダル以上を確定させたことで「ぜひ金メダルを取ってほしい」とエール。「左ジャブでリズムをつかんで、より丁寧に右ストレートをヒットさせてもらいたいな」と大きな期待を寄せた。

特に田中が前に出ていくファイトスタイルについて「下がらざるを得ない時もあるだろう。でも、その時は下がるのは半歩だけ。1歩以上、下がると攻撃が遅れる。『半歩下がって、前へ前へ』の気持ちで準決勝以降も戦ってほしい。そうすれば必ず金メダルを獲得できると信じている」と強調。先輩メダリストとしてのアドバイスも忘れなかった。【藤中栄二】

ボクシング男子フライ級準々決勝 マルティネスリバスに勝利し準決勝進出を決め、ガッツポーズする田中(撮影・鈴木みどり)
ボクシング男子フライ級準々決勝 マルティネスリバス(右)の顔面に左ストレートを放つ田中(撮影・鈴木みどり)

「ニューヒロイン誕生ですね」ロンドン五輪銅の清水聡、入江聖奈の金を祝福

ボクシング女子フェザー級、金メダルを手に笑顔の入江(撮影・鈴木みどり)

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇3日◇女子フェザー級決勝◇両国国技館

ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(20=日体大)が日本女子初の金メダルを獲得した。決勝で19年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(フィリピン)に5-0で判定勝ちし、日本勢では64年東京の桜井孝雄、12年ロンドンの村田諒太に続く史上3人目の金メダリストになった。12年ロンドン五輪男子バンタム級銅メダリストでプロボクシング東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者清水聡(35=大橋)は「入江選手日本女子ボクシング史上初の金メダル獲得です! ニューヒロイン誕生ですね。最後良く頑張りました! おめでとうございます!」とSNSを通じて祝福。さらに「確か鳥取県で初の金メダル?? 歴史的快挙だね!」と連続でつづっていた。

ロンドン五輪 男子バンタム級で3位の清水聡(2012年8月10日)

金期待のボクシング並木月海「打倒・那須川天心」でサウスポースタイル

並木月海(20年2月撮影)

東京五輪の女子ボクシング・フェザー級で金メダルに輝いた入江聖奈(20)に続き、フライ級の並木月海(22=自衛隊)は4日、準決勝に登場する。すでにメダルは確定しており、目指すはもちろん、表彰台のてっぺんだ。

並木は右手を前に突き出すサウスポースタイルで、相手の動きを封じる右ジャブがストレートのように鋭く重い。このファイティングスタイルは、千葉・旭市のキックボクシングジム「KUNISNIPE旭」(通称・旭ジム)で培った。

キックボクシング界で「神童」と呼ばれる那須川天心(22)とは幼稚園時代から空手ではライバルだった。独特の動きをする那須川に勝利したことがなく「打倒天心」を誓って小学3年でキックボクシングを習うことを決意。住んでいた成田市にはジムがなく、両親が車で1時間の場所にある旭ジムを探してきた。

同ジムの加瀬大策会長(45)は「那須川に勝ちたいという気持ちが強かった。動きが読めない那須川にはキックボクシングが必要だと思ったらしい。とにかく負けず嫌い」と話した。右利きながらサウスポースタイルにしたのも加瀬会長の指導だった。

ところが中学入学と同時に「格闘技をやめたい」と相談されたという。加瀬会長は「月海も女の子。ベンチプレスで軽々と60キロを上げることできたんですが『腕が太くなる』と泣きそうな顔で打ち明けられた。月海にとっては戦うことよりもオシャレの方が大事な時期だったのかも」と振り返り「でもね、1年したら普通の女の子に飽きたみたいで、格闘技の世界に戻ってきましたけど」と笑った。

最後に加瀬会長は「口出しはできないけど」と断った上で「金メダルをとるための戦略もあるかもしれないが、勝てると確信したときに終盤で流すような動きをみせる。全力で相手を倒すという月海らしいファイトをみたいですね」とメッセージを送った。【寺沢卓】

努力と根性やめ金「50年前の教えおかしいと」入江聖奈導いた伊田武志会長

ボクシング女子フェザー級決勝 金メダルを手に笑顔の入江(撮影・鈴木みどり)

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇3日◇女子フェザー級決勝◇両国国技館

入江聖奈(20=日体大)が決勝で19年世界選手権覇者のネストイ・ペテシオ(フィリピン)に5-0で判定勝ちし、日本勢では64年東京の桜井孝雄、12年ロンドンの村田諒太に続く3人目の金メダリストになった。

   ◇   ◇   ◇

入江が初の金メダルをもたらした鳥取県は、ボクシングの土壌が豊かだったわけではない。昨年から日本代表の女子強化委員長を務める伊田武志会長(55)は、入江が小2で入門した時を同じくして、改革計画を実行に移した。「全然ボクシングはダメで、いつもぐちぐち言っているのではなく、私たちの指導方法も変えようと」。人口も選手も少ない中で、指導者仲間と模索した。熱を入れたのがジュニア層の育成だった。

「五輪選手を作る」。夢のまた夢の目標を掲げ、ただ真剣だった。アイデアもあった。それまで教えていたのは、自分のコーチのさらにコーチに教わった練習方法。「50年前の教えですよね。おかしいと」。根性がない、打たれ弱い、筋力が少ないと嘆く周囲に「その代わり、手足が長い、顔が小さい、運動センス、リズムが良い」と説いた。

努力と根性を辞めた。理論的に考えた。例えば首を鍛えること。「鍛えても僕らはダウンしていた。ナンセンス」。外車はバンパーを大きくして衝撃を受け止めるが、中の人間は揺れてけがする。逆にトヨタは周りが壊れる代わりに中の人間は衝撃がない。「力が逃げてダウンしない」。一切首を鍛える練習はやめた。

「○○カエル作戦」などユニークな教えが目を引くが、その裏には長年の独自の計画があった。入江は記者会見で伊田会長について聞かれると、「反抗期もそのままぶつけたり、第2の親みたいで、失礼な態度を取った時もあったけど、最後まで自分のために動いてくれた」と感謝した。【阿部健吾】

ボクシング女子フェザー級決勝 ペテシオに勝利し金メダルを獲得し、跳びはねながらガッツポーズする入江(撮影・鈴木みどり)
ボクシング女子フェザー級決勝 ペテシオ(右)に勝利し金メダルを獲得し、感極まる入江(撮影・鈴木みどり)

ゴールドバーグ「次はお前だ!」真夏の祭典でラシュリーの王座に挑戦

21日のPPV大会サマースラムでWWEヘビー級王者ラシュリー(中央)に挑戦するゴールドバーグ(右端)左端はMVP(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇2日(日本時間3日)◇米イリノイ州シカゴ・オールステート・アリーナ

「超人類」ビル・ゴールドバーグが、21日(日本時間22日)に米ラスベガスで開催されるPPV大会サマースラムでWWEヘビー級王者ボビー・ラシュリーに挑戦することが正式決定した。

先に王者ラシュリーが盟友MVPと一緒に登場。前週のゴールドバーグの挑戦表明について、MVPが「招待もしてないのに現れて王座挑戦を表明してきた。もしこの対戦を受けたら、ゴールドバーグの最後の試合になってしまう」と挑発的な発言を続けていると、ゴールドバーグが姿を現した。

ラシュリーをにらみつけながら「誰かが何かを失うなら、それはお前のWWEヘビー級王座だ。サマースラムでお前は俺のスピアーで沈むことになる。次はお前だ!」と、あらためて王座挑戦を表明した。続いてリングサイドにいたゴールドバーグの息子に対し、ラシュリーとMVPが挑発的な態度を取ると、ゴールドバーグは怒りのままにスピアーでMVPを沈め「息子に手を出したら殺すぞ」とラシュリーをけん制した。

その後、ラシュリーがインタビューで「ゴールドバーグはサマースラムに息子を連れてくるといい。ゴールドバーグが惨敗するのを目撃できるからな」と皮肉交じりに王座挑戦を承諾。これでサマースラムでのラシュリー-ゴールドバーグが正式決定した。

リング上でWWEヘビー級王者ラシュリー(右)と向き合うゴールドバーグ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

木村花さん22歳で急死、インスタで「ごめんね」

23日未明に木村さんがアップしたインスタグラム

女子プロレス団体スターダムは23日、所属選手の木村花さん(22)が23日、死去したと発表した。死因など詳細については明かされていない。

木村さんは16年にデビュー。W-1を経て、19年からスターダムに所属。トップ選手として活躍していた。19年からは人気番組「テラスハウス」にも出演していた。

スターダムは「突然のことでファンの皆様、関係者の皆様には深いご心配と、哀しみとなり、大変申し訳ございません。詳細につきましては、いまだ把握出来ていない部分もあり、引き続き関係者間の調査に協力してまいります。木村花選手のご冥福を深くお祈り申し上げます。今後につきましてはご親族と相談の上、お知らせします。また他の所属選手の心のケアにも努めてまいります」とした。

木村さんは23日未明、インスタグラムで「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね」と猫と一緒に写る写真を投稿していた。

木村花さん

【大橋秀行】入江聖奈の金 プロアマ交流促進が最高の形になりうれしい

ボクシング女子フェザー級決勝 3回、ペテシオ(右)を攻める入江(撮影・鈴木みどり)

<東京オリンピック(五輪):ボクシング>◇3日◇女子フェザー級決勝◇両国国技館

ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(20=日体大)が金字塔を打ち立てた。決勝で19年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(フィリピン)に5-0で判定勝ちし、日本勢では64年東京の桜井孝雄、12年ロンドンの村田諒太に続く3人目の金メダリストに。ロンドンから採用された女子で日本から初出場し、一気に頂点をつかんだ。

   ◇  ◇

左ジャブとカウンターで良い滑り出しをみせたことで、入江の展開になった。2回に逆転されたものの、最終回は我慢し続けて最後に相手をスタミナ切れまで追い込んだ。プロとアマを通じて女子選手の中でも左ジャブ、ワンツーの基本がしっかりしている選手。ベースが徹底されたことで勝ちきれたと思う。

7年前、仕事の関係で鳥取県にいたロサンゼルス、ソウル両五輪代表の黒岩(守)さんらの橋渡しで、入江が大橋ジムに出げいこにきた。スパーリング相手を務めた男子のプロ世界ランカーを圧倒したことを鮮明に覚えている。私が日本プロボクシング協会の会長を務めていた際、プロとアマの交流が促進し、アマ女子がプロの男子と実戦練習できる機会が増えたと思う。その1つ1つの積み重ねが、東京五輪で金メダルという最高の形になり、個人としてもうれしい。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者)

ボクシング女子フェザー級決勝 ペテシオ(右)に勝利し金メダルを獲得し、感極まる入江(撮影・鈴木みどり)

尾川堅一「心身ともに充実している」8・20王座決定戦へ手応え

高い集中力を持続し、鋭い眼光でミット打ちに臨んだIBF世界スーパーフェザー級3位尾川

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(33=帝拳)が3日、世界戦に備えた試合用シューズの実戦練習をスタートさせた。20日、アラブ首長国連邦・ドバイで控える同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(26=タジキスタン)との同級王座決定戦に備え、同日に都内の所属ジムで4回のスパーリングを消化した。同日から世界戦のコスチュームのベースカラーと同じレッドの試合用シューズを履いてジムワーク。踏み込みの感触などをチェックした。

シューズを試合用にしたことで気持ちのスイッチも入れた尾川は「試合までの日にちが短くなるにつれ、テンションも上がってきました。今は心身ともに充実している。生活面が安定することで、ボクシングが良くなっている。感覚的なものだけれど両輪で回っている」と手応えを口にした。

7月31日に調整中最長となる9回のスパーリングを消化しており「ずっと2月からスパーリングはガンガン続けてきたし、あと出発まで10日ぐらいなので4回、6回のスパーリングで十分かなと」と自信に満ちあふれた表情を浮かべた。

KO率75%を誇る無敗の相手ラヒモフ攻略の青写真は頭にある。対策を踏まえた接近戦の強化を続けてきた尾川は「それをすることで今までのスタイルが生きてくると思う。得意の距離での練習もして、キレも確認している。あとは悔いなくやるだけ。早く試合がしたい」と気持ちを高揚させていた。【藤中栄二】

田中トレーナー(右)とのミット打ちを精力的に消化したIBF世界スーパーフェザー級3位尾川
20日の世界戦に備え、4回のスパーリングを消化したIBF世界スーパーフェザー級3位尾川
20日に控える世界戦用シューズを使用し、実戦練習を開始したIBF世界スーパーフェザー級3位尾川

金色ビキニ壇蜜「興奮した」/ボクシング

ラウンド間、リングサイドでポーズをとる壇蜜。右は松本隆博(撮影・江口和貴)

<プロボクシング:WBA世界スーパーフェザー級王座統一戦>◇12月31日◇東京・大田区総合体育館

 タレントの壇蜜が、内山高志-ブライアン・バスケス戦のラウンドガールを務めた。金色ビキニで視線を独り占めし、試合後には「裸の男たちのぶつかり合いで大変興奮しました。ハアハアさせていただきありがとうございました」と感謝したが自己採点は70点。「レフェリーの方がタイプで、チラチラ見てしまいました。失格ですね」とはにかんだ。試合後には内山にタオルを掛けて、汗をぬぐうサービス。王者も「早いラウンドで終わったら男性ファンに申し訳ないと思っていました」とリップサービス。最後は「お年賀」としてリング上から自腹購入のボクサーパンツを観客席に投げ込んだ。