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ボクシングニュース

ララが2階級制覇 初回ワンパンチTKOでWBAミドル級王者

<ボクシング:WBA世界ミドル級王座決定戦>◇1日◇米カリフォルニア州カーソン

WBA世界スーパーウエルター級王者エリスランディ・ララ(38=米国)が、初回ワンパンチTKOで2階級制覇に成功した。

WBA世界ミドル級8位トーマス・ラマンナ(29=米国)との王座決定戦で、開始から左ストレートでリード。左のオーバーハンドを右側頭部に決めると、相手は失神状態でしばらく立てず。1回1分20秒TKO勝ちした。

WBA同級は村田諒太(35=帝拳)がスーパー王者についている。また、WBA同級暫定王者クリス・ユーバンクJr.(31=英国)がこの日、ロンドンで3-0の判定勝ちを収めている。この両者はいずれもIBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との対戦を熱望している。

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井岡一翔ドーピング問題でJBCに質問状「大変な疑念持っている」畑中会長

20年12月31日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中恒成(手前)をTKOで破り喜ぶ井岡一翔

4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関し、畑中ジムは1日、日本ボクシングコミッション(JBC)の長岡勤コミッショナー宛てに、4月30日付で質問状を内容証明で送付したことを明らかにした。

同ジムの世界3階級制覇王者田中恒成(25)は昨年末、井岡に敗れている。その試合前のドーピング検査で井岡は、禁止薬物に陽性反応を示した。元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長は「井岡選手のドーピング問題に関して、JBCに対して大変な疑念を持っています。ゴールデンウイーク明けには返答がくることを信じております」とコメントした。

JBCは先月27日に同騒動について倫理委員会で調査、審議を行っていると発表した。同委員会で処分の有無などを決定する方針も「当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と詳細への言及は避けている。

井岡側は検査で大麻成分が検出され、警察の事情聴取を受けたことは認めているが、薬物の摂取は全面否定。コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルの使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示している。

一方でドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供するなどで、調査に影響が及んだとされるJBCの対応も問題となり、対戦相手である田中陣営が、真実を求めて行動に移した。

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前3冠統一王者アンディ・ルイスが再起戦へ計量パス、前回から12キロ減量

ボクシング前ヘビー級3冠統一王者アンディ・ルイス(31=米国)が、1年4カ月ぶりで再起戦に臨む。4月30日に米カリフォルニア州カーソンで前日計量に臨み、116・1キロだった。

1日に当地で対戦するWBA同級8位クリス・アレオーラ(40=米国)は、103・7キロ。3度の世界挑戦経験を持つ大ベテランだ。

ルイスは19年6月に代役挑戦者として、WBAスーパー、IBF、WBO世界同級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)に挑み、7回TKOで王座を獲得した。ダウンを奪われながら逆転する番狂わせで、メキシコ系初の同級王者となった。12月に直接再戦となったが、いいところなく0-3の判定負けで陥落した。

再戦ではジョシュアが約5キロ体を絞ってきたのに対し、ルイスは約7キロ増の128・6キロだった。トレーナーの言うことを聞かず、試合後の3カ月はパーティーや祝勝会漬け。練習不足も明らかで太りすぎ、簡単に雪辱を許した。

昨年5月にはトレーナーを替えた。世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)のエディ・レイノソ氏。キャンプ前は140キロあったまでと言うが、ハードな練習に臨み、前回よりも約12キロの減量に成功した。アルバレスらの姿を見て、やる気も増したようだ。

当初は昨年11月の予定から、2度の延期を経ての再起戦となる。「新しいアンディを見せる」と変身ぶりをアピールするつもりだ。

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「日本人キラー」IBF王者ムザラネ王座陥落、13歳年下挑戦者に判定負け

挑戦者エドワーズ(右)と対戦する王者ムザラネ(ロイター)

<ボクシング:IBF世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇4月30日(日本時間5月1日)◇英ロンドン・ベスナルグリーン

「日本人キラー」のIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(38=南アフリカ)が王座から陥落した。

挑戦者のIBF世界スーパーフライ級6位サニー・エドワーズ(25=英国)の挑戦を受け、0-3(111-118、108-120、113-115)の判定負けを喫した。

高いガードでエドワーズの距離を詰めようとしたものの、軽快なフットワークで中間距離を保たれ、強烈なフックやボディーブローを何度も被弾。7、8回にはロープ際に追い込み、ボディーを打ち込む見せ場もあったが、終盤にはカウンターパンチを浴びて動きを止められ、13歳年下の挑戦者に完敗した。

00年12月にプロデビューしたムザラネは09年11月にIBF世界フライ級王座決定戦を制してベルトを獲得。以後、4度防衛に成功。14年1月に同級王座を返上したものの、18年7月、IBF世界フライ級王座決定戦で勝利し、同王座に返り咲いた。18年12月に坂本真宏(六島)、19年5月に黒田雅之(川崎新田)、19年12月には八重樫東(大橋)を下し、3度の防衛に成功していた。

王者ムザラネに判定勝ちした挑戦者エドワーズ(ロイター)
王者ムザラネに判定勝ちした挑戦者エドワーズ(ロイター)

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帝拳ジムの村田昴、藤田健児、中野幹士が米進出か プロモート契約と報道

帝拳村田昴

ボクシングの18年全日本選手権バンタム級覇者で昨年6月にプロ転向した村田昴(23)をはじめ、アマ10冠の藤田健児(27)、アマ7冠の中野幹士(25)の帝拳ジム所属3選手が米プロモートのオールスターボクシング社と複数試合契約を結んだと29日(日本時間30日)に米ボクシングサイト「ファイトニュース」が報じた。

マイアミを拠点とする同社のフェリックス“ツト”ザバラ代表(64)は「我々は帝拳ジムの新世代ボクサーを歓迎している。彼らを国際的なスターにしたい」と発表したという。5月7日に米キシミーで試合に臨む予定で、対戦相手などは発表されていない。

正式に試合決定となれば、米国でプロデビュー戦を迎えることになる村田昴は「帝拳ジムでプロのキャリアを続けられることが本当に光栄。国際レベルで自身のスキルを示すことができる。米国で試合することが待ち切れない」と同サイトでコメントしている。

今年3月にプロデビューしたアマ10冠の藤田は試合決定となればプロ2戦目が米国での試合となる。「米国で試合とトレーニングができることに興奮している。自分のプロキャリアにとって大きな経験になる」とコメント。

昨年12月以来となるプロ6戦目のリングが米国になる見通しの中野は「米国進出し、日本のボクシングスターになる準備はできている。世界に私のアイアンフィスト(鉄の拳)を見せられれば」と意気込みをコメントしていた。

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清水聡と森武蔵の王座統一戦が5・13から5・21に変更 緊急宣言受け

清水聡(2020年7月16日撮影)

大橋ボクシングジムは29日、公式サイトで5月13日に開催するフェニックスバトル(日刊スポーツ新聞社後援)を同21日に変更すると発表した。

会場は後楽園ホールで変更なく、開始時間は未定。メインイベントでは東洋太平洋フェザー級王者清水聡(35=大橋)-WBOアジア・パシフィック同級王者森武蔵(21=薬師寺)の王座統一戦が組まれている。

東京都の緊急事態宣言発出を受け、現在、後楽園ホールのイベントは無観客開催などに制限されている。公式サイトでは「昨今の状況での延長を考慮して、日時の変更をすることといたしました」と報告。チケットの一般販売、当日販売はしないという。

3度目の防衛に成功したWBO・アジア・パシフィック・フェザー級王者森武蔵(2020年11月28日撮影)

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37歳高山勝成、5・8世界戦正式決定 米国で2階級制覇へ

世界挑戦が正式に決まった高山(高山陣営提供)

ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向したWBO世界ライトフライ級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)の世界挑戦が29日、正式に決まった。5月8日(日本時間同9日)に米国テキサス州で同級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に挑む。

高山の世界戦は16年8月20日のWBO世界ミニマム級王座決定戦で判定勝利して以来、約4年9カ月ぶり。「2階級制覇」を公言してプロボクシングに復帰し、昨年末の復帰戦に勝利して世界ランク入りを果たしていた。37歳、しかも敵地・米国で王座奪取となればまさに快挙となる。

高山は「タイトルの奪取、2階級制覇のためにベストを尽くして戦います。この世界戦に勝利してライトフライ級戦線に乗り込む決意です。現在の仕上がりに関しては極端に短期間なので何とも言えませんが、今できる準備を行っています。今回のオファーは急でした。いろいろな選手に声をかけていたようですが、打診されて『やる』と答えたまでです。6万人の大観衆の前で戦うことを楽しみにしています」とコメント。

指導する中出トレーナーは「突然の決定でしたが、今までの海外での世界戦の経験、キャリアでの技術、コンディショニングの知識、勝てるサポート体制のスタッフのすべてのリソースを駆使してタイトルを奪いにいきます」。5月3日に出国の予定。悲願の2階級制覇へ、米国に飛ぶ。【実藤健一】

世界挑戦が正式に決まった高山(高山陣営提供)

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タイソンが元王者ルイスと対戦意向「9月だ」19年ぶりリベンジなるか

マイク・タイソン

ボクシングの元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン(54=米国)が今年9月、元3団体統一ヘビー級王者レノックス・ルイス(55=英国)とのエキシビション戦に臨む意向を示した。

28日、米ロサンゼルスでTMZスポーツの取材を受け「オレはレノックス・ルイスと戦うつもり。『9月だ』」とキッパリ。ルイス陣営と交渉している事実を口にした。

両者は現役時代も02年6月に対戦済みで、タイソンは8回KO負けを喫している。エキシビション戦とはいえ、正式に決まれば19年ぶりのリベンジマッチとなる。昨年11月、元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.(52)とのエキシビション戦で約15年ぶりのリングに立って以来の実戦となる。

一方、ルイスは04年に世界王者のまま現役を引退している。しかし今年初めのTMZスポーツの取材に対し、昨年11月のタイソン復帰に触発され、「大衆がそれを期待するならば交渉するだろう」とタイソンとの再戦を基本線にリング復帰に前向きな姿勢を示していた。

レノックス・ルイス

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寺地拳四朗が具志堅用高氏V13超えに意欲「防衛回数を重ねられたら」

京都・久御山町役場を訪問し、信貴町長(右)から花束を受ける寺地(撮影・実藤健一)

WBC世界ライトフライ級王座の8度目の防衛に成功した寺地拳四朗(29=BMB)が28日、京都の城陽市、宇治市、久御山町を訪問し、勝利を報告した。

最後の久御山町役場で会見した寺地は今後について「試合ができれば何でも。防衛回数を重ねられたら何でもいいです」とあらためて元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の連続防衛13回の日本記録更新に意欲を見せた。

新型コロナウイルスの影響もあり、今後の見込みはたたないのが実情。父の寺地永会長(57)は「海外の選手を呼ぶのは難しいのが現状。向こうに行くのか、日本選手との対戦なのか」と話す。

同級2位の矢吹正道(緑)陣営からは、これまでに対戦オファーがあったことを明かす。さらにWBA同級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)との統一戦にも「可能性としてはある」と言及。寺地も「もちろん。いずれはやるんじゃないかな」と条件さえ整えば、ビッグマッチを歓迎する口ぶりだった。

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メイウェザー、人気ユーチューバーと6月6日に対戦、那須川戦以来のEX戦

ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(44)が6月6日、米フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムで人気ユーチューバー、ローガン・ポール(26)と対戦すると27日(日本時間28日)、発表した。自身のインスタグラムで報告したもので、ショータイムがPPVで中継する。ボクシングルールの対戦とみられる。18年大みそかの那須川天心戦以来のリングで、同じくエキシビション戦になるという。

当初は2月20日に対戦すると発表されていた異色の注目カードだったが、日付以外は会場、ルール、アンダーカード(前座)は主催者によって明らかにされないまま延期が発表されていた。約4カ月遅れで、実現した形となった。

米メディアによると、メイウェザーはポールよりも約30ポンド(約13・6キロ)体重が軽いとされる。対照的にプロ50戦全勝のメイウェザーに対し、ポールのプロ戦績は1戦1敗。体重差とスキル、経験差などを考慮に入れ、メイウェザーは160ポンド(約72・5キロ)以下、ポールも190ポンド(約86・1キロ)というウエート設定にある見通しだ。

昨年11月、メイウェザーはオンライン会見で2月28日、東京ドームで開催される格闘技イベント「MAGA2021」に参戦することを表明。しかし、日本での2度目の緊急事態宣言の発出で来日が困難になったことで大会延期が発表されていた。また昨年12月には21年の国際ボクシング殿堂入りも果たしている。

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【識者に聞く】CBDとは? 精神作用なく濫用されない てんかんに効果的

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBOスーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)に浮上した大麻疑惑報道で、井岡は大麻の摂取は否定する一方で、「CBDオイル」の使用を明らかにした。ネット通販サイトでも販売されているCBDオイルとは、どのようなものなのか。その成分について、専門家に聞いた。

  ◇   ◇   ◇

国立精神・神経医療センター依存性薬物研究室の舩田正彦室長 大麻には多くの成分が含まれているが、代表的なものが2つある。1つはデルタ9テトラヒドロカンナビノール(THC)で幻覚や多幸感という精神作用があり、乱用の原因成分と考えられている。もう1つがカンナビジオール(CBD)という成分で精神作用がなく乱用されないと考えられている。

CBDは、難治性てんかんに対する医薬品として米国などで使用されている。難治性小児てんかんに効果的な医薬品は少ないため、脚光を浴びている成分である。

ただ、国外から日本に輸入されて流通しているCBDオイルなどの商品には、日本の国の審査を受けていないものがある。内容物にCBDがどれだけ入っているか、THCが入っているか、あるいは有害な重金属などの混入がないかも不明なため、慎重な対応が必要である。

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井岡一翔が使用した「CBDオイル」とは? 販売サイトでは「合法」表記

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBOスーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)に浮上した大麻疑惑報道で、井岡は「CBDオイル」の使用を明らかにした。CBDオイルとは、どのようなものなのか。

CBDオイルはインターネット通販大手のサイトでも多種多様な商品が出品されている。CBDはカンナビジオールの略で販売サイトなどによると大麻草の日本では規制されていない成分を使っており「合法」だとしている。使用方法はオイルを舌の裏に数滴垂らし、毛細血管から吸収させたり、電子たばこのように吸引するタイプ、カプセルタイプなど複数紹介されている。超高濃度という商品は30ミリリットルで約2万5000円だった。

CBD関連商品のオイルやグミ、肌に塗るバームなどは最近、複数の格闘家が使用している。激しい練習やスパーリングなどで疲弊した筋肉や体の痛み、けがを緩和したり、精神的にリラックスしたりする目的で使っていることが多いとされる。米国の総合格闘技選手でCBD利用者が増えており、日本でも自身のSNSなどで練習後や睡眠前などのCBD摂取を記述している格闘家も目立つ。格闘家のスポンサーをしている日本のCBD販売代理店もある。

一方、CBDオイルをめぐっては、昨年7月に厚労省が、埼玉県内の専門商社が販売するCBDオイルから、テトラヒドロカンナビノール(THC)を検出したと発表。大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがある製品として所持者に提出を求めた。関東信越厚生局麻薬取締部は、輸入された個別の商品からTHCが検出された場合、「『大麻に該当する』ものを輸入したものとして大麻取締法に基づき処罰を受ける可能性があります」と注意喚起している。

都の福祉保健局健康安全部の薬務課では、CBD関連商品を購入し、違法成分が含まれていないか調べるなどとしている。【沢田直人】

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井岡一翔事務所が大麻陽性報道を全面否定「摂取したことは一切ない」

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

   ◇   ◇   ◇

井岡のマネジメント事務所、トラロックエンターテインメントは27日午後、文書を発表し、薬物の摂取を全面否定した。「井岡は、大麻等の不正薬物、違法薬物を摂取したことは一切ありません」と強調。前日26日に日刊スポーツの取材に対し、弁護士を通じて示した文書での回答と同様、コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルを使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示した。

警察の事情聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていたことも公表した。JBCから倫理委員会を開催する連絡を受けている状況も明かし「井岡の潔白は、倫理委員会で主張していくことになります」との方針を示した。最後に「報道によってお騒がせしておりますが、井岡は次戦に向けてトレーニングを続けていきます」と結んでいる。

一方、JBCは同日、永田有平理事長名による文書を発表した。「倫理委員会で調査、審議を行っております。当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と現状報告。JBCがドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供していたこともあり、調査に遅れが生じているとみられる。JBCは「尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」としたが、ゴールデンウイーク直前かつ、倫理委員会メンバーには外部識者も含まれるため、結論は5月に持ち越される見通しだ。

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井岡一翔の薬物疑惑は2種類 大麻以外に禁止薬物も検出か

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

   ◇   ◇   ◇

井岡のドーピング検査で検出されたと報じられている薬物は複数あり、2つの疑惑が浮上している。まず大麻成分が検出されたという点。井岡のマネジメント事務所は警察の聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていると発表。そして大麻に合わせ、世界反ドーピング機関(WADA)がスポーツ競技会で禁止している何らかの薬物も検出されたという疑惑も報じられている。

ドーピング検査は選手から採取した検体をAとBに分け、A検体で陽性となった場合はB検体を分析する流れ。JBC関係者によれば、A検体での検査を行ったものの、B検体は警察の捜査に協力するために提供しているという。もし井岡陣営が身の潔白を証明するために再検査を要求した場合、対応が難しいとみられている。

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井岡一翔事務所、大麻成分CBDオイルからと見解 コンディション維持効能

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

   ◇   ◇   ◇

井岡のマネジメント事務所、トラロックエンターテインメントは27日午後、文書を発表し、薬物の摂取を全面否定した。「井岡は、大麻等の不正薬物、違法薬物を摂取したことは一切ありません」と強調。前日26日に日刊スポーツの取材に対し、弁護士を通じて示した文書での回答と同様、コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルを使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示した。

警察の事情聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていたことも公表した。JBCから倫理委員会を開催する連絡を受けている状況も明かし「井岡の潔白は、倫理委員会で主張していくことになります」との方針を示した。最後に「報道によってお騒がせしておりますが、井岡は次戦に向けてトレーニングを続けていきます」と結んでいる。

一方、JBCは同日、永田有平理事長名による文書を発表した。「倫理委員会で調査、審議を行っております。当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と現状報告。JBCがドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供していたこともあり、調査に遅れが生じているとみられる。JBCは「尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」としたが、ゴールデンウイーク直前かつ、倫理委員会メンバーには外部識者も含まれるため、結論は5月に持ち越される見通しだ。

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井岡一翔の大麻疑惑報道巡りJBC「現時点でこれ以上発表ない」

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)がドーピング検査で大麻成分が検出されたとの報道に対し、日本ボクシングコミッション(JBC)は27日、報道陣にプレスリリースを出した。JBC永田有平理事長名で「井岡一翔(Ambitionジム)選手に関して報道がなされておりますが、現在、倫理委員会にて調査、審議を行っております」と現状を報告するにとどめた。

調査、審議中であることで「JBCといたしましては、当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と強調。「尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」とした。

井岡は27日の週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」などが26日に報じたドーピング検査で大麻成分が検出されたとの報道に対し、使用を否定した。またフラッシュ(光文社)5月11日・18日号の報道では井岡の薬物問題とともに、JBCのドーピング検査に用いる検体の扱いや疑惑への対応に問題があるとも報じられていた。

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井岡一翔「身に覚えない」大麻疑惑報道否定 警視庁からの聞き取りは認める

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)が、ドーピング検査で大麻成分が検出されたとの報道に対し、使用を否定した。昨年12月に都内で2度目の防衛に成功した際、大麻など禁止薬物が検出されていたと、週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」などが26日に報じた。井岡サイドは警視庁から大麻検出への聞き取りがあったことは認めたが、捜査は終了したと伝えられたとし、禁止薬物の摂取を否定した。

井岡は日刊スポーツの取材に対し、弁護士を通じて文書で回答した。ドーピング検査結果については「警察から大麻成分が検出されたことは聞いた」という。警視庁による聞き取りがあったことも認めたが「大麻を摂取したことはない」と述べたとしている。

「心当たりがあるものとして、CBDオイルを使用していたという事実を伝えた。数日後に、警察から捜査は終了したと伝えられた」とも回答した。一部で塗ったり摂取したりすることで、コンディション維持につながるという見方もあるCBDオイルとは、大麻草に含まれる天然に存在する成分のうちのカンナビジオール(CBD)を抽出したもの。他にも禁止薬物の成分が検出されたと報じられているが「検出された事実の確認はしていない。もちろん、身に覚えのない事実」。いずれも意図的摂取は否定している。

試合を管理して検査を実施した日本ボクシングコミッション(JBC)からは、検査結果の開示は受けていないという。「これまで10年間、何度もドーピング検査を受け、これまでと同様に今回も臨み、なぜ、今回に限り、不正薬物が検出されたのか、疑念しかない」とも回答した。

これに対してJBC執行理事の浦谷信彰倫理委員会委員長は「回答することはない。記者会見の予定はない」と取材に応じなかった。その後、職員を通じて「明日(27日)か明後日(28日)プレスリリースを出す」とコメントするにとどめた。井岡サイドは「一連のJBCの動きは、適正手続きを大きく逸脱したもの」と主張している。

試合は日本人選手による初の複数階級制覇王者同士の対決だった。初の4階級制覇王者の井岡が、元3階級制覇王者田中恒成(畑中)を8回TKO。完勝でV2と格の違いを見せつけ、年間表彰で技能賞と年最高試合賞を受賞している。

▼フラッシュ(光文社)5月11日・18日号の報道 「日本ボクシングコミッション(JBC)の闇 井岡一翔の疑惑の尿が消えた!」との記事で、井岡の尿から「大麻」や「覚醒剤または合成麻薬の摂取が疑われる物質が検出されたと聞きました」との関係者のコメントを伝えている。また、JBCのドーピング検査に用いる検体の扱いや、疑惑への対応に問題があるとも報じている。

◆井岡一翔(いおか・かずと)1989年(平元)3月24日、大阪生まれ。11年に当時日本最速7戦目でWBC世界ミニマム級王座、12年にWBAライトフライ級、15年にWBAフライ級王座を獲得し3階級制覇。17年に1度引退したが、18年に復帰。19年にWBOスーパーフライ級王座を獲得し、日本初の4階級制覇達成。164センチの右ボクサーファイター。

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中(手前)をTKOで破り喜ぶ井岡

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亀田興毅会長「苦渋の決断」ボクシング、緊急事態宣言期間内の興行を延期

亀田和毅(右)と亀田興毅会長

日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局は26日、新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言を受け、期間内の興行の延期を発表した。

その中に元世界3階級制覇王者、亀田興毅会長(34)の3150ファイトクラブによる初興行も含まれる。真正ジムとの共同で5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で予定していたが、宣言発令を受けて延期を余儀なくされた。

メインとして元2階級世界王者、亀田和毅(29)の約1年9カ月ぶりの試合が予定されていた。今後に向けては模索している。

プロモーターとして、初陣を迎えるはずだった興毅会長は「苦渋の決断です。緊急事態宣言が発出された中で、政府とJBC(日本ボクシングコミッション)の判断に従います。いきなりの試練を迎えましたが、まだまだこれからです。いろいろ(興行の)新しいやり方を考えているので、楽しみにしていてください」とコメントした。

29日に予定していた千里馬神戸の興行は5月30日、会場は変わらず神戸芸術センターに延期される。

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比嘉から金星の西田凌佑「記録は狙いたい」日本選手最速世界奪取へ色気

元世界王者比嘉から金星の報奨金で100万円を手にした西田(右)と武市トレーナー

プロ4戦目でWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を奪取した西田凌佑(24=六島)が26日、大阪市内のジムでオンラインでの凱旋(がいせん)会見を行った。24日に沖縄コンベンションセンターで行われた試合で、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(25=Ambition)を判定で下した。

西田は「うれしい気持ちでいっぱいです。比嘉選手は元世界王者でしんどい試合でした。実感はまだありません」。指導する武市トレーナーは圧倒的不利の戦前予想に対し、「みなさんが思っている以上にあっと言わせる」と話していたが、「想定した中で12ラウンドを終えられた」と宣言通りの番狂わせを誇った。

この勝利で世界ランク入りも確実にした。陣営は「チャンスがあればいつでも、どこでもやります」とし、世界ランクに入った段階で各団体の王者に対戦オファーを出す意向。次の5戦目で世界王座奪取となれば、3階級を制した田中恒成(畑中)に並ぶ日本選手最速となる。近大時代の恩師、名城信男監督は8戦目での世界奪取。西田は「記録は狙いたいです」と色気を見せた。

西田と武市トレーナーにそれぞれ、ジムから100万円の報奨金が贈られた。それだけの価値がある金星。西田は「(世界王者は)最終的な目標だが、決まった試合を1つずつクリアしていきたい」と謙虚に話した。新型コロナウイルスの影響もあり、今後の予定は未定となっている。

◆西田凌佑(にしだ・りょうすけ)1996年(平8)8月7日、奈良県香芝市出身。香芝中では陸上部、王寺工からボクシングを始める。同校3年時、国体フライ級少年の部で優勝。近大をへて19年10月にプロデビュー。戦績は4勝(1KO)無敗。身長170センチの左ボクサー。

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ボクシング緊急事態宣言下の4都府県での興行は無観客開催または延期

後楽園ホールで無観客で行われた試合の様子(2020年7月16日・代表撮影)

日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会は26日、新型コロナウイルス小委員会を開いた。

緊急事態宣言下の4都府県での興行については、無観客開催または延期を決めた。

宣言期間中には6大会が予定されていたが、いずれもすでに延期となった。都内で予定していた5月6日のプロテストも20日に延期された。ジムの営業に関しては、各ジムで適切に判断し、感染防止に努めるよう要請するにとどまった。

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