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大相撲ニュース

元小結千代大龍、引退から2カ月で六本木に焼き肉店オープン 力士の独立支援、事業拡大に意欲も

東京・六本木にオープンさせた焼き肉店「みいとらんど」の看板を指さし、笑顔を見せる元小結千代大龍の明月院秀政さん

大相撲の元小結千代大龍で、昨年11月の九州場所中に引退した明月院秀政さん(34)が、力士のセカンドキャリア支援に新風を吹き込む。

引退から2カ月という驚異的な早さで、東京・六本木の一等地に、焼き肉店「みいとらんど」を1月16日にオープン。7日は報道陣を招いて試食会を行った。その中で「引退した力士がうちの店で働いてノウハウを学び、故郷に持ち帰ってチェーン展開すれば、その力士にとっても、うちにとってもいい」と、独立支援の考えを明かした。

明月院さんは、日体大から九重部屋に入門前から、力士の引退後の生活の不安定さを懸念し「教員免許も取っていた」という。親方として日本相撲協会に残るのは一握り。引退前から好物でもある焼き肉店経営を視野に入れている中、引退直後に「いい物件を見つけたので」と、前身も焼き肉店だった場所で、改装も最小限で済んだとあって、順調に開店にたどり着いた。

パリで12年間修業した人気フランス料理人の中村聡司さん(35)を招き「フレンチ焼き肉」という新境地に挑戦中だ。紹介&予約制で1万5000円のコースのみだが「一流シェフが定期的にメニューを変える。フレンチの後に焼き肉を楽しむスタイル」と予約は殺到。味は力士仲間も太鼓判で、引退力士の支援を含めて「やりがいがある」と笑顔で話した。

連日、千葉県にほど近い都内の下町の自宅から、往復ともに電車を利用しているという。この日は、仕事着としているシャツやジャケットなどが入ったカバンを、電車の網棚に置き忘れたため、イレギュラーなジャージー姿での取材対応となり「すみません」と、現役時代と変わらない愛嬌(あいきょう)のある笑顔を見せつつ、頭をかいた。

予約&紹介制とあって電話番号は非公表となっている。だが「ありがたいことに、ファンの方で『どうやったらお店に行けますか』という問い合わせをいただいているので」と、2、3月は自身のインスタグラムのフォロワー限定で、紹介がなくても予約して入店できる方向で調整中。「自分のキャラ的にも『大衆店』もやりたい。2000~3000円で、焼き肉をおなかいっぱい食べられるような。学生が多い八王子とかがいいですね」。引退した力士の受け皿を広げる意味でも、事業拡大に意欲をのぞかせていた。【高田文太】

「みいとらんど」のコース料理の一部。フランス料理との融合がコンセプトで、トーストやクレープ生地などを使い、72時間煮込んだスープもある

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九重、二子山、大島の相撲部屋3部屋が葛飾区と連携・協力協定 地元に「一生懸命恩返し」

協定の締結式に出席した左から大島親方、九重親方、青木区長、二子山親方(撮影・平山連)

大相撲の九重部屋、二子山部屋、大島部屋の3部屋が7日、東京・葛飾区と連携・協力協定を締結した。

同区の公共用地を活用し相撲部屋を運営していることを受け、今後さらに区の観光、文化、スポーツ、教育振興など幅広い分野で協力し、地域活性化に向けて緊密に連携することを確認した。

九重部屋は20年6月に奥戸に開設し、二子山部屋は21年5月に柴又に設けた。この日は同区内の男女平等推進センター多目的ホールで締結式があり、九重親方(元大関千代大海)、二子山親方(元大関雅山)、大島親方(元関脇旭天鵬)が出席。3人それぞれが思いの丈を述べた。

九重親方は「部屋の周りに何でもあり、(近所の)どこに行っても『いらっしゃい』と言っていただける」と歓迎ぶりを紹介。続けて「地元の祭りに参加して力士がちゃんこを振る舞ったり、相撲の普及を兼ねてアマチュアの大会を開いたり。相撲のことならお任せください。力士たちと一生懸命恩返しができるようにしたい」と呼びかけた。

二子山親方は「(葛飾には)70歳を過ぎてもお店をしている人がすごく多くて、活力をもらっています。母親のように力士や私の体調を心配してくれる方が多くて、情が深い。コロナの影響で何もできていませんが、(今後は)近所の方にもっと部屋を見てもらいたい」と訴えた。

大島部屋は今年10月に墨田区から葛飾区青戸に移転する。師匠の大島親方は「相撲部屋というのは入りづらいというイメージがあるみたいですけど、それをなくしていきたいと思っています。見たいという人にはルールを守ってもらって、見てもらいたい」と普及に力を入れる考えを示した。【平山連】

協定の締結式に出席した大島親方(左)と青木区長(撮影・平山連)
協定の締結式に出席した二子山親方(左)と青木区長(撮影・平山連)
協定の締結式に出席した九重親方(左)と青木区長(撮影・平山連)

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朝乃山、出稽古に来た十両欧勝馬らと申し合い「関取と幕下とでは力が違う」計23番充実稽古

胸を出す朝乃山(撮影・平山連)

1月の大相撲初場所で十両優勝した大関経験者の朝乃山(28=高砂)が7日、都内の部屋で、出稽古に来た鳴戸部屋の十両欧勝馬や部屋の幕下力士3人と申し合いを行った。

計23番で、途中9連勝するなど18勝5敗。欧勝馬とは9番取って7勝2敗だった。「やっぱり関取と幕下とでは力が違う。欧勝馬関は体が大きいのに、小さい相撲もできるので、いい稽古になった」と、充実感に満ちた表情で話した。

4日から相撲を取る稽古を再開したといい、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて、徐々に仕上げていく計画だ。

朝乃山(2023年1月22日撮影)
申し合い稽古を行う朝乃山(撮影・平山連)
若い衆の稽古を見つめる朝乃山(右)と出稽古に来た欧勝馬(撮影・平山連)

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兄弟三役・若元春&若隆景がチェコ大使館を初訪問 友好杯授与50周年イベント招かれ

チェコ共和国大使館で写真を撮る左から若元春、若隆景、マルチン・トムチョ大使、荒汐親方(撮影・平山連)

初の大使館訪問に、兄弟三役も興味津々だった。

大相撲の関脇若隆景(28)と小結若元春(29=ともに荒汐)が6日、東京・チェコ共和国大使館を訪れた。同大使館は諸外国に先んじて1970年から優勝力士への友好杯の授与を始めている。今回は新型コロナウイルスの影響で延期となっていた友好杯授与から50周年記念イベントの一環で行われた。

この日はマルチン・トムチョ大使の招きを受け、師匠の荒汐親方(元前頭蒼国来)とともに3人で来訪した。チェコ特産のクリスタルガラスでできている友好杯を目の前にして、若隆景は昨年春場所を制した時に受け取った記憶を思い返しながら「こんなにしっかり見たのは初めて。また優勝していただけるように頑張ります」と誓った。

会見後には一流シェフによる絶品チェコ料理も振る舞われた。同国の料理の特徴についてトムチョ大使から「基本的に肉料理が多い。世界的にも有名なホテルで調理経験のあるチェコ人シェフが作る料理を食べて、活力をつけてもらいたい」と紹介。若隆景は「チェコ料理は今まで食べたことがないので楽しみ」と話し、若元春は「(首都の)プラハはきれいな街ですし、いつか僕もチェコに行ってみたいです」と興味津々だった。【平山連】

チェコ共和国大使館へ訪れた若隆景(左)と若元春(撮影・平山連)
大相撲の幕内優勝力士に贈られるチェコ共和国友好杯(撮影・平山連)

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大栄翔、初場所Vの貴景勝を3回戦でくだし初優勝/大相撲T

優勝した大栄翔(左)と敢闘賞の豊昇龍は笑顔を見せる(代表撮影)

大相撲トーナメントが5日、東京・両国国技館で行われ、1月の初場所で3度目の優勝を果たした大関貴景勝(26=常盤山)は、8強入りをかけた3回戦で敗れた。

2場所連続優勝と場所後の横綱昇進を目指す春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)はご当所で、場所前から祝勝会などの開催も予想される。それでも大阪入りの時期は「体の調子次第」と未定で調整を優先する考え。稽古は再開したが相撲は取っておらず「しっかりとやっていきたい」と、表情を引き締めた。トーナメントは貴景勝を破った前頭大栄翔が初優勝した。

3回戦で大栄翔(右)は寄り切りで貴景勝に勝利(代表撮影)

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初場所出場停止の逸ノ城2回戦敗退 湊親方との関係悪化うかがわせず「話しています」/大相撲T

逸ノ城(2023年2月4日撮影)

<大相撲:大相撲トーナメント>◇5日◇東京・両国国技館

新型コロナウイルス対応ガイドラインに違反したとして、1月の初場所を出場停止となった前頭逸ノ城(29=湊)は、初戦の2回戦で琴ノ若に敗れた。もろ差しを許して寄り切られた。取組後は、随所で「親方とは話しています」や「親方に相談して決めます」などと話し、一時は関係が悪化したとされた、師匠の湊親方(元前頭湊富士)とのコミュニケーションを、継続して取っていることを強調した。

逸ノ城を巡っては、週刊誌などで湊親方夫人への暴力、アルコール依存症などが報じられていた。ただ、いずれも5年以上前の出来事として、20年11月、21年8月に無断で2度、外出したことに対する1場所、初場所のみの出場停止処分となっていた。その初場所中も「稽古はやっていました」という。ただ「ヘルニアみたいな感じ」という腰痛などがあり、この日の取組後も腰の状態は「良くない」と話した。師匠とは関係悪化も報じられたが、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けた大阪入りの時期や今後の調整について「親方に相談して決めます」と繰り返すなど、関係が悪化していることはうかがわせなかった。春場所は十両陥落を想定している様子で「1場所で(幕内に)戻りたい」と、目に力を込めて話した。

稽古場で師匠の湊親方(右)と話し込む逸ノ城(2022年12月撮影)

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正代「休場も考えた」右足親指負傷告白 大関返り咲き逃した初場所は3種類の痛み止め服用し出場

大相撲初場所14日目 若隆景に押し倒しで破れる正代(右)(2023年1月21日撮影)

<大相撲:大相撲トーナメント>◇5日◇東京・両国国技館

10勝以上で大関返り咲きだった1月の初場所で、6勝9敗に終わった関脇正代(31=時津風)が、休場も考えるほどの負傷をしていたことを明かした。初戦の2回戦で遠藤に敗れた後、昨年12月下旬の稽古中に右足親指を負傷していたと告白した。「蹴り足の親指なので、ずっと立ち合いに違和感があった。痛みが強かったのもあって、ケガしてからは相撲を取る稽古ができなかった。休場も考えたけど、出続けることに意味があると思った」と、痛みに耐え、歯を食いしばって出場していた内幕を吐露した。

初場所は8日目にして6敗目を喫し、早々に大関復帰の可能性が消滅した。初日前日だった1月7日に病院で痛み止めの注射を打ち、場所中は連日、3種類の痛み止め薬を服用していた。テーピングは右足の親指と人さし指の2本、中指、薬指、小指の3本をグルグルに巻き、足首もガッチリと固めて極力、踏み込む際の力が分散されないように努めた。それでも「うまく踏み込めなかった」という。ただ、大関復帰の可能性が消えた8日目にようやく「感触があった」と、好転できると確信。事実、そこから4連勝で、6勝6敗と星を五分に戻したが「終盤にもう1度痛めてしまった」という不運で、最後は3連敗を喫した。

ケガしたことについて、当初はこの日も口をにごしていたが、報道陣の追及に覚悟したように口を割っていた。ただ「もう大丈夫です」と、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)は万全を強調。「次は平幕に落ちると思うけど、頑張って、欲を言えば2ケタ勝ちたい」。少し笑顔を見せながら、復活を誓っていた。

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朝乃山、十両トーナメント2回戦で北の若に敗れる「来年は幕内のトーナメントで優勝を狙いたい」

取り組みを前に気合を入れる朝乃山(2023年1月22日撮影)

<大相撲:大相撲トーナメント>◇5日◇東京・両国国技館

大関経験者の朝乃山(28=高砂)は、十両トーナメント2回戦で優勝した北の若に敗れた。1回戦は武将山を寄り切って順当に勝ち上がったが、北の若には出し投げで体勢を崩されて敗れ、1月の初場所に続いて十両の頂点に立つことはできなかった。それでも「結果は残念。来年は幕内のトーナメントに出たいし、そこで優勝を狙いたい」と、前向きに話した。

春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けた稽古は「まだペースは上げていない。明日(6日)から、部屋の力士と相撲を取って、ペースを上げていきたい」と、計画を明かした。出稽古についても「他の部屋の関取衆と肌を合わせるのは大事。機会があれば行きたい」と、積極的に行いたい考えだ。

今月中には出身の富山県に帰省し、後援会の会員など富山県民との交流を予定している。初場所中も、地元では熱心な応援が続いており「横断幕やのぼりが出ているのを見て、非常にうれしかったです。富山の応援は1番力になる。(富山に)まだ帰りたくない気持ちはあるけど、後援会の方々から『帰ってこい』と言っていただいたので、しっかりとあいさつして、感謝の気持ちを伝えたいです。また3月場所も自分の相撲を取って、お客さんに喜んでもらえたら」と、表情を引き締めて話していた。

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貴景勝、福祉大相撲トークショー ご当地春場所の楽しみは「大阪の焼き肉うまいっす」

NHK福祉大相撲でトークコーナーに登場し、優勝した初場所を笑顔で振り返った貴景勝(代表撮影)

大相撲春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱とりがかかる大関貴景勝(26=常盤山)が4日、東京・両国国技館で行われたNHK福祉大相撲のトークショーに登場した。

ご当地で迎える来場所での楽しみについて「地元の焼き肉です。大阪の焼き肉うまいっす!」と声を弾ませた。好物は体作りにも欠かせないと言い、慣れ親しんだ味を食すのを待ち切れない様子だった。「15日間、最高の相撲を取って、やりきったという気持ちになれれば」と話していた。

貴景勝はNHK福祉大相撲でトークコーナーに登場し、優勝した初場所を笑顔で振り返る(代表撮影)

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3年ぶりに福祉大相撲 相撲甚句に初っ切り、歌にトークに取組と余すことなくファンに魅力届けた

NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」コーナーで、STU48のメンバーと一緒に軽快なダンスを披露した翔猿(左)(代表撮影)

<大相撲:NHK福祉大相相撲>◇4日◇東京・両国国技館

3年ぶりにNHK福祉大相撲が開かれた。三部構成で行われ、相撲の魅力を余すことなく伝える内容となった。

第一部では呼び出しによる太鼓の打ち分けを皮切りに、相撲甚句、8人による幕下優秀力士トーナメントが実施され、トーナメントを勝ち上がり琴砲(ことおおづつ、25=佐渡ケ嶽)が優勝した。琴砲は「なかなか本場所で出ないような良い相撲が取れました」と笑いを交えつつ、「(来場所に向けて)幕下上位に戻れるように一番、一番。(今年は)しっかり幕内に昇進できるように頑張りたい」と誓った。

続く第二部では呼び出しによるふれ太鼓、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する初っ切り、大関貴景勝をゲストにしたトークコーナー「あの人にききたい!」、人気力士らとゲスト歌手が美声を奏でる「お楽しみ歌くらべ」、横綱照ノ富士による綱締め実演が行われた。最後の第三部で幕内と横綱土俵入り、幕内力士たちの取組が行われた。

今回で55回を数えるイベント。3年ぶりの開催となったが、盛りだくさんの内容で会場に集まった相撲ファンたちを喜ばせた。

NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」コーナーで、STU48のメンバーと一緒に軽快なダンスを披露した翔猿(左)(代表撮影)
NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」コーナーで、アクリル板越しにデュエットを披露した、元旭日松の桐山親方(左)と歌手の市川由紀乃(代表撮影)
NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」のコーナーで、デュエットを披露した高安(左)と島津亜矢(代表撮影)
NHK福祉大相撲で高安(左)は来場している妻の歌手・杜このみさん(モニター右)と母ビビリタさん(モニター左)に向けて笑顔で声をかける。右端は島津亜矢(代表撮影)
NHK福祉大相撲でトークコーナーに登場し、優勝した初場所を笑顔で振り返った貴景勝(代表撮影)

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恒例歌くらべで高安、翔猿ら美声 ゲスト歌手とデュエットや十八番熱唱 3年ぶり福祉大相撲

NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」コーナーで熱唱する高安。後方は歌手の島津亜矢(代表撮影)

<大相撲:NHK福祉大相撲>◇4日◇東京・両国国技館

3年ぶりに開催されたNHK福祉大相撲で、恒例のお楽しみ歌くらべが行われた。関脇高安(32=田子ノ浦)らが美声で、会場を盛り上げた。

角界からは桐山親方(元前頭旭日松)、高安、翔猿、阿武咲、平戸海。一方でゲスト歌手として島津亜矢、市川由紀乃、アイドルグループのSTU48、関取花、朝倉さやが登場した。

桐山親方と力士たちはゲスト歌手とそれぞれデュエットをしたり、十八番の曲をソロで熱唱したりした。

NHK福祉大相撲で高安(左)は来場している妻の歌手・杜このみさん(モニター右)と母ビビリタさん(モニター左)に向けて笑顔で声をかける。右端は島津亜矢(代表撮影)
NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」のコーナーで、デュエットを披露した高安(左)と島津亜矢(代表撮影)
NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」コーナーで、STU48のメンバーと一緒に軽快なダンスを披露した翔猿(左)(代表撮影)
NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」コーナーで、STU48のメンバーと一緒に軽快なダンスを披露した翔猿(左)(代表撮影)
NHK福祉大相撲の「お楽しみ歌くらべ」コーナーで、アクリル板越しにデュエットを披露した、元旭日松の桐山親方(左)と歌手の市川由紀乃(代表撮影)

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貴景勝が豆まき参加、綱とりかかる春場所へ「15日間の結果を見てもらって、精いっぱい相撲を取る」

豆まきに参加した大関貴景勝(撮影・平山連)

大相撲の初場所を制した大関貴景勝(26=常盤山)が、綱とりがかかる春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)への思いを口にした。3日、東京・霊友会釈迦殿で行われた豆まきに参加。来場所への意気込みを問われ「自分が判断するわけではないので、15日間の結果を見てもらって。自分は精いっぱい相撲を取るだけです」と誓った。

節分の日の恒例行事に参加するのは3年ぶり。自民党の丸川珠代参院議員、ギニア出身のタレント、オスマン・サンコンらと並ぶ中、最も大きな声援を浴びていた。集まった観客から「優勝おめでとう!」という歓声や大きな拍手をもらいながら登場。期待に応えるかのように左手で力いっぱい豆をまいた。豆まきが終わっても最後の1人まで握手を交わすなど、ファンサービスにもきっちり対応。「応援してもらっている分、自分は結果で恩返しをしたい」と話した。

125年ぶりの1横綱1大関だった初場所。横綱照ノ富士が休場する中でただ1人の大関として臨み、番付最上位としての責任を果たした。11日目から連敗して3敗目を喫したことで、初場所での綱とりは消えたが、13日目以降は再び白星を積み上げ、千秋楽で琴勝峰との相星決戦を制した。それでも、3度目の賜杯を抱いたことはもう過去のこと。「喜んだのは優勝した日ぐらい。次の日からは次の場所が始まる」と気持ちを切り替えた。

先月31日から稽古も再開。今は基礎運動を中心に行い、場所に近づくにつれて徐々に体を仕上げていく。来場所に向けて「集中して一生懸命に取り組む。(大事なのは)気持ちと気合。それだけです」と意気込んだ。【平山連】

豆まきに参加した隆の勝(左)と師匠の常盤山親方(撮影・平山連)
豆まきに参加した大関貴景勝(撮影・平山連)
大関貴景勝らと豆まきに参加したギニア出身のタレント、オスマン・サンコン(撮影・平山連)
豆まきに参加した隆の勝(撮影・平山連)
豆まきに参加した常盤山親方(撮影・平山連)
豆まきに参加した自民党の丸川珠代参院議員(撮影・平山連)

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隆の勝が豆まきに参加して英気養う 春場所へ「また頑張らないと」と巻き返し誓う

豆まきに参加した隆の勝(撮影・平山連)

大相撲の平幕、隆の勝(28=常盤山)が節分の日の3日、東京・霊友会釈迦殿で行われた豆まきに参加した。

同部屋の大関貴景勝や貴健斗、師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)らと参加し、愛嬌(あいきょう)のある笑顔で集まったファンに豆を投げ入れた。「元気な顔を見れた」とうれしそうに話し、英気を養った様子だった。

直近2場所で負け越しているだけに、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)で巻き返したいところ。「また頑張らないといけない」と気を引き締めた。

豆まきに参加した隆の勝(左)と師匠の常盤山親方(撮影・平山連)

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元横綱稀勢の里の二所ノ関親方「甘えん坊かも」「すごいびびり」初の生バラエティー番組で

元横綱稀勢の里の二所ノ関親方(2019年9月29日撮影)

大相撲の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が3日、フジテレビ系の昼のバラエティー番組「ぽかぽか」(月~金午前11時45分)に出演した。初めて生放送のバラエティー番組に出演したといい、MCのハライチの岩井勇気と澤部佑、アナウンサーの神田愛花と軽妙なやりとりを繰り広げた。

「ぽいぽいトーク」のコーナーでは、22年に6歳下の夫人と結婚したと公表したことについて「新婚イエーイ!っぽい」と聞かれて、勢いよく「○」と回答。「ようやく(結婚)できたな、イエーイみたいな感じですね」とおどけた表情でガッツポーズまで繰り出した。

「願望はずっと?」と聞かれると「いや、そんなことなくて。現役は相撲一本というか、相撲だけを考えたんですね。それ(結婚)は二の次、引退してからという感じでしたね。帰ってきて人が居るって安心しますね」とクールに答えたものの、岩井に「結構甘えん坊なんですかね」と振られると「かもしれないですね」といたずらっぽい笑み。

岩井が「わたしは甘えん坊イエーイですから」と言い、澤部から「親方は?」と畳み掛けられると「僕は人前ではしっかりしてますよ。人前ではしっかりしていますよ」と強調するかのように繰り返し、澤部に「2人っきりのときは?」と再び突っ込まれると「イエーイって感じですね」と、ノリノリで拳を握るなどサービス精神を発揮していた。

「ぽいぽいトーク」では二所ノ関親方の意外な? 素顔が垣間見えた。

質問 「打ち上げでは率先してカラオケを歌うっぽい」

答え 「×」

親方 「歌ヘタなんですよ。よく打ち上げの時はですね、大関の高安がうちの部屋にいたんで、彼が歌がうまいんで全部押しつけて。ですから僕は全然歌わなかったですね。今も歌ってないですね。うまい人が前に出るからうまいと見えるんですよね。結構ヘタなお相撲さん多いですよ。(どうしてもという時は?)沖縄系が簡単なんで。おどっちゃったりしてごまかせるんで」。

質問 「肩をもんでもらう程度では何も感じないっぽい」

答え 「△」

親方 「一応効いています。効いてますし。でも人よりはちょっと強くやってもらわないとダメかな」

質問 「嫌なことがあっても寝たら忘れてるっぽい」

答え 「×」

親方 「こんな大きい体してるんですけどものすごいびびりで。気が弱いんですよ。うわーとか、寝て起きても昨日の記憶がよみがえったりとか。そんなことだらけで」「お化けがめっちゃきらいで。心霊のテレビ見るとトイレ行けなくなりますね。見ちゃうんですよ。おもしろいから」

質問 「今でも時々氷入りの木風呂に入っているっぽい」

答え 「△」

親方 「氷じゃなくてサウナ行くと水風呂に25分ぐらい入りますね。体の熱がすごすぎて全然抜けなくて。独占してるんで嫌な顔されていると思います」

質問 「親方になられて相撲がもっと好きになったっぽい」

答え 「○」

親方 「人の相撲ってすごく、難しいんです。教えるのもものすごく難しいんですよ。でも、自分の弟子とかになると一喜一憂してしまうというか。喜びも倍増というか。自分の現役の時より勝つとうれしいですし、怒りも、イラッとくるのも自分以上にきますよね。期待しているし。弟子たちと関わってから、すごい相撲が好きになりましたね」

質問 「ひげそり負けしてるっぽい」

答え 「○」

親方 「肌がめちゃめちゃ弱くてすぐひげそりまけもしますし。最近こうガッチリいろいろ塗らないとダメですね」

元横綱稀勢の里の二所ノ関親方(2019年5月撮影)

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高安が節分会に参加 春場所は平幕からのスタートに「しっかり成績を残せるよう体をつくりたい」

成田山の節分会で豆まきをする遠藤(左)と高安(撮影・菅敏)

1月の大相撲初場所を途中休場した大関経験者の高安(32=田子ノ浦)が3日、千葉・成田山新勝寺で行われた節分会に参加した。

俳優や女優、前頭の御嶽海、遠藤らとともに豆をまくなど、元気な姿を見せた。初場所は、琴ノ若に敗れた5日目に右膝下を痛め、6日目から休場。この日、東京・府中市に移動して豆まきを行う前に取材に応じ「(負傷箇所は)治りました。相撲も取っています」と、1月30日から稽古を再開したことを明かした。

1年半ぶりに関脇に番付を戻して臨んだ初場所は、1勝5敗9休に終わった。春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)は、平幕に番付を落とすことが確実だが「また下からやり直し。しっかり成績を残せるように、体をつくりたい。結果を出して、ファンの人に恩返しできるように頑張りたい」と、再起を誓った。

その春場所に向けては、出稽古などを交えて仕上げていきたい意向。今月28日には33歳の誕生日を迎えるだけに「相撲人生も長くないと思う。ベストを尽くしたい。優勝争いをして、また大関を目指して頑張りたい」と、力強く話した。

成田山の節分会で記念写真に納まる、後列左から御嶽海、高安、遠藤(撮影・菅敏)
成田山の節分会で豆まきをする御嶽海(撮影・菅敏)
成田山新勝寺で行われた節分会(撮影・菅敏)
成田山の節分会を終え、記念写真に納まる白河れい(撮影・菅敏)
成田山の節分会で豆まきをする白河れい(中央)(撮影・菅敏)
成田山の節分会で豆まきをする白河れい(撮影・菅敏)
成田山の節分会に参加し、手を振る白河れい(撮影・菅敏)
成田山の節分会で豆まきをする、左から大森南朋、音尾琢真、小手伸也、波岡一喜(撮影・菅敏)
成田山の節分会で豆まきをする松本まりか。左は波岡一喜、右は市川團十郎(撮影・菅敏)
成田山の節分会で豆まきをする市川團十郎(撮影・菅敏)
成田山の節分会で豆まきをする市川團十郎(撮影・菅敏)
成田山の節分会で豆まきを終え、笑顔を見せる市川團十郎と木村清社長(撮影・菅敏)

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隆の勝が豆まきに参加して英気養う 春場所へ「また頑張らないといけない」と誓い

豆まきに参加した隆の勝(撮影・平山連)

大相撲の前頭、隆の勝(28=常盤山)が節分の日の3日、都内で行われた豆まきに参加した。

同部屋の大関貴景勝や貴健斗、師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)らと参加し、愛嬌(あいきょう)のある笑顔で集まったファンに豆をまいた。「元気な顔を見られた」とうれしそうに話し、英気を養った様子だった。

直近2場所で負け越しているだけに、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)で巻き返したいところ。「また頑張らないといけない」と気を引き締めた。

豆まきに参加した隆の勝(左)と師匠の常盤山親方(撮影・平山連)

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綱とり大関の推し飯は…フジテレビ「ぽかぽか」出演の貴景勝 軍配はかけそばに!

23年1月22日 琴勝峰(右)をすくい投げで破り、優勝を決める貴景勝

綱とり大関の推し飯は…。大相撲春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)で綱とりを目指す大関貴景勝(26=常盤山)が、フジテレビ系バラエティー番組「ぽかぽか」(月~金曜午前11時45分)にゲスト出演した。

芸能人が下積み時代、生活も“かつかつ”の中、救われた激安、激ウマのグルメを紹介するコーナー「カツカツ飯」に、この日は、お笑いコンビ「なすなかにし」の那須晃行(42)中西茂樹(45)が出演。この日も朝稽古で汗を流した貴景勝は、2人が推す激安グルメのスペシャル審査員として出演した。

審査の対象になったのが、那須が推すボートレース戸田のフードコート内で名物の、7時間煮込んだ串モツ(200円)と、中西が推す東京・町屋にある立ち食いそばで美味と好評の「八起そば」のかけそば(340円)。いざ実食となり、串モツを口に入れた貴景勝は「思っていたより、めっちゃフワフワしてモツっぽくないですね」。次に、かけそばを実食。関西と関東では、だしに違いがあるが、そばを口にした貴景勝は「う~ん、うまい」と第一声。「関西人なんで関東のそばとかうどんとか、あんまり好きじゃないんですけど、これはめっちゃ、うまいです。感動しました」と絶賛した。また、角界入りする前の思い出として「お金がなかったので、よく(立ち食いそば店には)行きました。2杯で、トッピングは全部いっちゃいますね」と話し、スタジオ内の笑いを誘った。

審査対象ではなかったが、2人が推す今川焼きと、いなり寿司も食べ「あんこも好きなので(この今川焼きは)いっぱい入っているのはうれしい」と話し、優勝した初場所の緊張から解放されたような笑みを見せていた。

番組MCのハライチ澤部佑(36)岩井勇気(36)らとも軽妙なトークを展開。審査の結果は、貴景勝が推した、かけそばは2対3で串モツに敗れ“黒星”がついたが、横綱昇進を目指す春場所に向けて、英気を養ったようだ。

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62年ぶりに雷部屋が復活 入間川部屋を継承した元小結垣添の雷親方が力士7人で新生活スタート

この日届いたばかりの「雷部屋」の看板の前で記念撮影に納まる左から雷親方、栄美夫人と力士ら部屋関係者

大相撲の雷(いかずち)親方(44=元小結垣添)が1日、入間川部屋を継承し、部屋の名称を「雷部屋」に変更して、師匠としての新生活をスタートさせた。この日朝、さいたま市の部屋に届いたばかりの看板の前で、力士や世話人、行司、床山らと記念撮影し、報道陣の取材に対応。「もう1回、初心に戻って、いい部屋にしていきたい。(師匠が)自分に替わってから、ダメになったと言われないようにしたい」と、引き締まった表情で話した。1961年(昭36)7月場所以来、62年ぶりに復活した雷部屋で、現在は全員幕下以下の7人の力士を指導していく。

1月末まで師匠を務めていた入間川親方(元関脇栃司)が、4月に65歳の定年を迎えるため、部屋付きだった雷親方が、入間川部屋の部屋も、そのまま引き継いだ。部屋の看板は行司の木村庄太郎の文字で、新生雷部屋の初稽古は「ちょっと時間は遅いですけど、看板を付けてからと思って」と、報道陣の取材に対応した後、この日午前10時30分過ぎから始まった。

雷親方は現役時代、日体大から武蔵川部屋に進んだ。兄弟子に横綱武蔵丸、いずれも大関の武双山、雅山、出島らがいた。部屋持ち親方になる兄弟子も多く、師匠になることは「あこがれ、夢だった」という。ただ「(正式に継承する1日に)日付が変わったら、急に不安になってきた」とも漏らした。それでも「一生懸命突き進んでいくしかない」と、自分に言い聞かせた。

そんな新米師匠に、早くも力強い援軍が現れた。日体大で同期、同じ武蔵川部屋に進んだ元前頭剣武で、現在は埼玉県の秩父地方を中心に、複数の旅館を営む宮本荘グループ社長の宮本一輝さんが、部屋関係者以外では唯一、門出の日に立ち会った。差し入れの肉20キロ持参で、約1時間半かけて車で駆けつけた宮本さんは「800坪の敷地を使って、合宿できる施設を建設中です。屋内に土俵や観覧席、屋外には駐車場もつくります」と、秩父地方の町おこしを兼ねて、来年から毎年、雷部屋を合宿に誘致する計画だという。

部屋持ち親方になるに際して、雷親方が現役時代の師匠だった、先代武蔵川親方で元横綱三重ノ海の石山五郎さんからは「スカウトもあるし、弟子も育てないといけないけど、自分で決めたからには頑張れ」と、激励されたという。この日の記念撮影には体調不良で1人が参加できなかったが、力士7人、世話人、行司、床山、部屋付きとなった入間川親方と自身という総勢12人の雷部屋。女子相撲で世界選手権にも出場した、雷親方の栄美夫人との長男玄空くんは、中学3年で178センチ、75キロで、高校から相撲を始めると決意したという。「力士たちを今まで以上の番付に上げて、立派な社会人として通用するように育てていきたい」。取材開始間もなくは口にしていた不安も消えたように、雷親方は晴れやかな表情で話していた。

この日届いたばかりの「雷部屋」の看板の前で記念撮影に納まる雷親方(左)と栄美夫人
この日届いたばかりの「雷部屋」の看板。字は木村庄太郞

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3年ぶり開催日本大相撲トーナメント 元横綱白鵬の宮城野親方が徹底解説 2月5日フジ生放送

宮城野親方(23年1月28日、代表撮影)

フジテレビでは、3年ぶりの開催となる「ジャパネット杯 日本大相撲トーナメント 第47回大会」を2月5日午後4時5分から生中継で放送する。

昨年、一昨年とコロナで中止となっていた。過去、千代の富士、貴乃花、白鵬といった大横綱が圧倒的な強さを見せつけることもあれば、あっと驚く伏兵が最大級の番狂わせを起こすことも。何が起こっても不思議ではない一戦必勝の過酷な舞台。その歴史に新たに名を刻むのは誰か。目の離せない取組に注目だ。

1月28日に断髪式を終えたばかりの第69代横綱白鵬の宮城野親方とハライチ(岩井勇気・澤部佑)がやってくる。ハライチの2人は大相撲を間近で見るのは初めて。関取たちの迫力ある取組にどんなコメントが飛び出すのか。ハライチならではの言葉で大相撲の醍醐味(だいごみ)をつづっていく。そんなハライチに相撲の魅力を存分に伝える宮城野親方。言わずと知れた歴史に名を残す元横綱白鵬の解説は、相撲の奥深さに切り込むに違いない。3人は国技館でどんな化学反応を見せてくれるのか。

大相撲は今、群雄割拠の戦国時代。綱取りを目指し1月の初場所、流血取組で気迫を見せた貴景勝。おっつけ、下から攻めを貫く若隆景。その兄でめきめきと頭角を現す若元春。朝青龍を叔父に持ち、その壁を越えようとしている豊昇龍。恵まれた体格に頭脳が加わり勢いに乗る阿炎。他にも昨年優勝した逸ノ城に鉄人・玉鷲。その英雄たちが一堂に会し、1日で優勝者を決める。同部屋対決、下克上、一発勝負のトーナメント戦は手に汗握る取組がめじろ押しだ。1日で複数回取組があり、本場所とは違った戦い方をしなくてはならない。優勝まで多くて6回の取組は、知恵と体力と技と、まさに「心技体」のどれ一つ欠けても勝ち抜けない過酷な戦いだ。ほんのわずかな気の緩みが負けにつながり、時には本場所以上の波乱が巻き起こる。

貴景勝は初場所で優勝はしたが12勝3敗で惜しくも綱取りを逃した。だが、その進化が止まらない。これまで突き押し相撲を得意としてきた貴景勝だが、昨年から四つに組み、相手を翻弄(ほんろう)する技を磨いてきた。初場所ではすくい投げなど多彩な技を見せている。その著しい進化に宮城野親方は「心技体、そろっている」と太鼓判を押す。初場所の勢いで日本大相撲トーナメント初優勝を狙い、綱取りへ弾みをつける。

今、一番注目の関取と言ってもいい、若隆景と若元春の2人。弟の関脇若隆景と兄の小結若元春は、空前の相撲ブームを巻き起こした若花田と貴花田(昇進当時のしこ名)以来31年ぶり史上3組目となる兄弟同時三役となった。本場所では決して見ることができない2人の取組。しかし日本大相撲トーナメントではその夢の取組が行われる可能性がある。下からの攻めを貫く若隆景か、左四つを得意にする若元春か。稽古で手の内を知り尽くした2人は、いったいどのような戦いを見せてくれるのか。国技館がより一層沸き上がるのは必至だ。

▽大会概要

【幕内トーナメント戦 出場力士】(1月31日時点)

幕内力士39人

十両力士26人

【賞金】

総額1132万円

【対戦方法】

★幕内トーナメント戦

初場所の番付による幕内力士が1回戦から決勝までを対戦。優勝の栄誉をつかむには何度も土俵に上がらなければならない、負けの許されぬ一戦必勝のトーナメント戦。

★十両トーナメント戦

3ブロックからそれぞれ勝ち上がった力士による三つどもえ戦で優勝力士を決める。他の2力士に連勝しなければならない過酷な優勝ともえ戦。

整髪を終えスーツに着替えた宮城野親方(元横綱・白鵬)は紗代子夫人にネクタイを締めてもらう(23年1月28日、代表撮影)
整髪を終えスーツに着替えた宮城野親方は紗代子夫人にネクタイを締めてもらう(23年1月28日、代表撮影)

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鶴竜親方の引退相撲チケット1日午前10時から販売開始 平成時代の誕生横綱で最後の引退相撲 

鶴竜親方

大相撲の鶴竜親方(元横綱鶴竜)の引退相撲(6月3日、東京・両国国技館)チケットの一般販売が、2月1日午前10時からチケットぴあで始まる。平成時代(1989年~2019年)に誕生した横綱の引退相撲の最後を飾る。電話取材に応じた同親方は「平成という一つの時代が終わる感じがして、感慨深いです」としみじみと言った。

平成に誕生した横綱は旭富士(現・伊勢ケ浜親方)から稀勢の里(現・二所ノ関親方)まで10人にのぼり、いずれも現役を引退している。1月28日には歴代最多45回の優勝を誇る宮城野親方(元横綱白鵬)が引退相撲を終え、鶴竜親方より一足早くまげ姿に別れを告げた。大横綱の節目に接し、鶴竜親方は「自分の引退相撲もあっという間に来るんだろうな」とより一層実感したという。

4カ月後の節目に向け、体も徐々に仕上げていく。陸奥部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たる中で、年末ごろから稽古場でまわしを締めて四股踏みを再開。「上半身は盛り上がっているけど、引退してから足の筋肉が落ちた。四股踏みで体の張りを戻せたら」と話した。【平山連】

鶴竜親方との主な一問一答

-平成に誕生した横綱で引退相撲の最後を飾る

鶴竜親方 平成で最後かぁ。それは全然気づいてなかったです。本当に一つの時代の終わりになるなと思いますね。感慨深いですね。

-引退相撲の発表からここまで、どんな準備をされてきたか

鶴竜親方 引退相撲は一大イベント。自分で全部用意して、決めて、いろんな人の協力があって進んでいます。社会人として、いろんなこと勉強しながらやっています。

-引退相撲で構想していることは

鶴竜親方 例えばグッズにしても、おみやげにしても、どういうものにすれば喜んでもらえるか。ファンの人たちがどういうものを望んでいるか。来ていただいた方に最大限喜んでもらえることを考えていきたいです。

-宮城野親方の引退相撲では、報道陣の前で花束を渡された

鶴竜親方 (引退相撲に立ち会って)改めてお疲れさまでしたと思いました。自分の引退相撲がどんどん近づいてきたとも感じます。あと4カ月。あっという間に来ちゃう。たくさんの皆さんに来てもらえたら、本当に一番良いですね。やっぱりそれが花道というものだと思います。どれだけ多くの皆さんが現役時代に応援してくれたのかを、当日感じたいです。

-コンディションは

鶴竜親方 体の張りを作っていかないといけない。もう時間がないので、年末頃からは毎日まわしを着けるようにして運動しています。まずは久しぶりなので、四股踏んだりしています。体が少しずつ戻ってくれば胸を出したりしたいです。

-四股踏みは欠かせない

鶴竜親方 上半身はちょっとやればすぐに盛り上がってくるし、筋肉が残っていると思う。足の筋肉は落ちてきているけど、四股を踏めば戻ってくるんじゃないかな。ジムとかで鍛えたみたいにパンプアップするくらい、張りを出したいですね。

-体重は現役と比べてどうか

鶴竜親方 11、12キロくらい落ちましたね。最後の土俵入りの時に体がグラついたら恥ずかしいから、しっかり四股を踏んでいきたい。

-2月1日の一般チケット販売に向けてファンの方に一言

鶴竜親方 自分の最後のちょんまげ、最後の土俵入り、最後の相撲を取るという1日イベント。感謝の気持ちを込めて準備しています。

◆鶴竜力三郎(かくりゅう・りきさぶろう)本名・マンガラジャラブ・アナンダ。1985(昭60)年8月10日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。01年9月に来日し同年九州場所で初土俵。06年九州場所で新入幕、12年春場所後に大関、14年春場所後に横綱昇進。幕内優勝6回。三賞は技能賞7個、殊勲賞2個。21年3月に引退し、陸奥部屋付きの親方として後進の指導に当たっている。

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